JPH07173067A - パップ剤 - Google Patents

パップ剤

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JPH07173067A
JPH07173067A JP5345232A JP34523293A JPH07173067A JP H07173067 A JPH07173067 A JP H07173067A JP 5345232 A JP5345232 A JP 5345232A JP 34523293 A JP34523293 A JP 34523293A JP H07173067 A JPH07173067 A JP H07173067A
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poultice
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Masataka Sato
政孝 佐藤
Norio Iida
教雄 飯田
Norio Yanagibashi
憲夫 柳橋
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ポリアクリル酸、ポリアクリル酸ナトリウ
ム、セルロース誘導体から選ばれる水溶性高分子を含有
する含水系パップ剤において、セイヨウトチノキ種子エ
キスを0.20〜3.50重量%、エチレンジアミン四
酢酸及び/又はその塩を0.01〜1.2重量%配合し
たパップ剤。 【効果】 粘着力が高く、長期保存に於いても裏滲みが
無い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セイヨウトチノキ種子
エキスを配合したパップ剤に関し、粘着力が高く、且つ
長期間保存しても物性面で安定なパップ剤を供給するこ
とができる。
【0002】
【従来の技術】セイヨウトチノキ(Aesculus
hippocastanum L.)の種子は、古来ド
イツで民間薬として痔疾、子宮出血等に用いられてき
た。有効成分は、トリテルペン系サポニンのaesci
n,kryptoaescin、各種フラボン類、クマ
リン類等が知られており現在、静脈瘤、痔疾、外傷時の
腫脹、疼痛の緩和の治療、内服薬、注射剤、軟膏等、多
くの剤型で使用されている。この様な状況の中で、最近
セイヨウトチノキ種子エキスをパップ剤に配合し、その
効果を期待する製品が導入されてきた。しかしながら、
これらのパップ剤は粘着性が低いため使用中に剥れ落ち
たり、めくれたりしてセイヨウトチノキ種子エキスの効
果を充分に発揮できないのが現状であった。また、セイ
ヨウトチノキ種子エキスを含有するパップ剤の粘着力を
向上させるための製剤設計を行うことは、セイヨウトチ
ノキ種子エキス中の各種有効成分の影響で無理であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、パップ剤基
剤中にセイヨウトチノキ種子エキスを配合した場合でも
粘着力が高く、且つ、長期間にわたり保存した場合で
も、裏滲みの無いパップ剤を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ポリアク
リル酸ナトリウム、ポリアクリル酸、セルロース誘導体
を含むパップ剤基剤中へセイヨウトチノキ種子エキスを
配合した際の粘着力低下防止と、長期保存による裏滲み
防止について、鋭意探求した結果、エチレンジアミン四
酢酸またはその塩を配合することにより、上記目的が達
成し得ることを見いだし本発明を完成するに至った。す
なわち、本発明のパップ剤は、ポリアクリル酸、ポリア
クリル酸ナトリウム、セルロース誘導体から選ばれる水
溶性高分子の1種または2種以上を含有する含水系パッ
プ剤において、セイヨウトチノキ種子エキスを0.20
〜3.50重量%、エチレンジアミン四酢酸及び/又は
その塩を0.01〜1.2重量%配合することを特徴と
する。
【0005】
【発明の実施態様】本発明のセイヨウトチノキ種子エキ
ス配合含水系パップ剤では、エチレンジアミン四酢酸ま
たはその塩が使用され、塩としては、2〜4Na塩、2
〜3K塩等を用い、パップ剤基剤中に0.01〜1.2
重量%配合することで、充分に粘着力低下防止、裏滲み
防止効果が期待できる。好適には、0.02〜0.7重
量%配合することが望ましい。配合量が0.01%未満
であると十分な粘着力を得られず、又、配合量が1.5
%を越えると長期保存に於いて裏滲みを生じる。
【0006】本発明で用いられるセイヨウトチノキ種子
エキスは、セイヨウトチノキの種子を含水エタノール、
もしくはエタノールで抽出後、減圧濃縮した軟エキス、
あるいは粉末エキスを用いることができる。また、セイ
ヨウトチノキ種子エキスの配合量は、0.20〜3.5
重量%とすることで十分な効果が発揮できる。0.20
重量%未満では十分な効果が得られず、又、3.5重量
%を超えると基剤への着色が顕著になり、美観、衣服へ
の付着等で不都合が生じる。
【0007】本発明で用いられるポリアクリル酸ナトリ
ウムとしては、具体的にはアロンビスM、SS(日本純
薬製)、ビスコメートP−460、P−480(昭和電
工製)などが、ポリアクリル酸としては、具体的にはジ
ュリマーAC10H、AC10SH(日本純薬製)など
を用いることができる。また、セルロース誘導体として
は、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、
ヒドロキシプロピルセルロース等が用いられ、具体的に
はCMC1250、CMC1100(ダイセル化学
製)、メトローズ60SH、90SH(信越化学製)等
を用いることができる。
【0008】これ以外の成分としては、従来から使用さ
れている成分、例えば、鉱物性粉末、上記以外の水溶性
高分子、保湿剤、多価金属塩等を適宜用いることができ
る。鉱物性粉末として、カオリン、タルク、酸化チタ
ン、酸化亜鉛、無水ケイ酸、ベントナイト、モンモリロ
ナイト等が挙げられる。
【0009】上記以外の水溶性高分子として、ポリビニ
ルアルコール、ポリビニルピロリドン、ペクチン、アル
ギン酸ナトリウム、キサンタンガム等が挙げられる。保
湿剤としては、グリセリン、ソルビトール、プロピレン
グリコール、マルチトール、エチレングリコール等が挙
げられる。多価金属化合物としては、水酸化アルミニウ
ム、硫酸アルミニウムカリウム、塩化アルミニウム、合
成ヒドロタルサイト、ジヒドロキシアルミニウムアミノ
アセテート、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム等が挙
げられる。
【0010】膏体の含水率は、30〜60%とすること
が望ましく、必要に応じて、サリチル酸グリコール、サ
リチル酸メチル、インドメタシン、ケトプロフェン、フ
ルルビプロフェン等の抗炎症剤や、メントール、カンフ
ル、チモール、ユーカリ等の清涼化剤、ビタミンE、ビ
タミンE誘導体、カプサイシン、ノニル酸ワニリルアミ
ド、ケイヒ油等を血流促進剤として配合することができ
る。本発明のパップ剤は、支持体に公知の方法により膏
体を塗工することにより製造することができる。
【0011】
【本発明の効果】本発明に従うと、粘着力が高く、且つ
長期保存に於いても裏滲みの無いセイヨウトチノキ種子
エキス配合パップ剤を得ることができる。
【0012】
【実施例】
実施例1 エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム0.02重量部を
精製水に加温溶解した溶液と、セイヨウトチノキ種子エ
キス0.25重量部を、常法に従いヘンシェルミキサー
を用いて各種基剤・有効成分等と練合する。製造後、直
ちに1枚(140×100mm)当り14gとなるよう
にポリエステル繊維100%より成る伸縮性不織布に塗
工裁断し、表1に示した組成より成る実施例1のパップ
剤を得た。得られたパップ剤を40℃の恒温室で保存
し、6ヶ月後までの粘着力評価(JIS Z0237
ボールタック値測定)、裏滲み評価(官能による4段階
評価)、実使用評価(パップ剤を健常男子15名の肘に
貼付し6時間後のはがれ、めくれを観察)を実施した。
粘着力評価結果(表3)、裏滲み評価結果(表5)、実
使用評価結果(表7)から、本発明品は40℃、6ヶ月
経過したものでも初期と同等の高い粘着力と裏滲み抑制
を維持し、且つ、全てのパネラーから実使用における、
はがれ、めくれの少ない優れた評価結果を得た。又、粘
着力が強く皮膚への追随性も良いことから、薬剤面が患
部から剥れ落ちないので、表17に示すラットカラゲニ
ン足浮腫試験に於いて、優れた抗炎症作用があることも
確認された。
【0013】実施例2 エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム0.35重量部を
精製水に加温溶解した溶液と、セイヨウトチノキ種子エ
キス0.5重量部を、常法に従いヘンシェルミキサーを
用いて各種基剤・有効成分等と練合する。製造後、直ち
に1枚(140×100mm)当り14gとなるように
ポリエステル繊維100%より成る伸縮性不織布に塗工
裁断し、表1に示した組成より成る実施例2のパップ剤
を得た。得られたパップ剤を40℃の恒温室で保存し、
6ヶ月後までの粘着力評価(JIS Z0237 ボー
ルタック値測定)、裏滲み評価(官能による4段階評
価)、実使用評価(パップ剤を健常男子15名の肘に貼
付し6時間後のはがれ、めくれを観察)を実施した。粘
着力評価結果(表3)、裏滲み評価結果(表5)、実使
用評価結果(表7)から、本発明品は40℃、6ヶ月経
過したものでも初期と同等の高い粘着力と裏滲み抑制を
維持し、且つ、全てのパネラーから実使用における、は
がれ、めくれの少ない優れた評価結果を得た。又、粘着
力が強く皮膚への追随性も良いことから、薬剤面が患部
から剥れ落ちないので、表17に示すラットカラゲニン
足浮腫試験に於いて、優れた抗炎症作用があることも確
認された。
【0014】実施例3 エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム1.00重量部を
精製水に加温溶解した溶液と、セイヨウトチノキ種子エ
キス1.5重量部を、常法に従いヘンシェルミキサーを
用いて各種基剤・有効成分等と練合する。製造後、直ち
に1枚(140×100mm)当り14gとなるように
ポリエステル繊維100%より成る伸縮性不織布に塗工
裁断し、表1に示した組成より成る実施例3のパップ剤
を得た。得られたパップ剤を40℃の恒温室で保存し、
6ヶ月後までの粘着力評価(JIS Z0237 ボー
ルタック値測定)、裏滲み評価(官能による4段階評
価)、実使用評価(パップ剤を健常男子15名の肘に貼
付し6時間後のはがれ、めくれを観察)を実施した。粘
着力評価結果(表3)、裏滲み評価結果(表5)、実使
用評価結果(表7)から、本発明品は40℃、6ヶ月経
過したものでも初期と同等の高い粘着力と裏滲み抑制を
維持し、且つ、全てのパネラーから実使用における、は
がれ、めくれの少ない優れた評価結果を得た。又、粘着
力が強く皮膚への追随性も良いことから、薬剤面が患部
から剥れ落ちないので、表17に示すラットカラゲニン
足浮腫試験に於いて、優れた抗炎症作用があることも確
認された。
【0015】実施例4 エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム0.20重量部を
精製水に加温溶解した溶液と、セイヨウトチノキ種子エ
キス2.5重量部を、常法に従いヘンシェルミキサーを
用いて各種基剤・有効成分等と練合する。製造後、直ち
に1枚(140×100mm)当り14gとなるように
ポリエステル繊維100%より成る伸縮性不織布に塗工
裁断し、表2に示した組成より成る実施例4のパップ剤
を得た。得られたパップ剤を40℃の恒温室で保存し、
6ヶ月後までの粘着力評価(JIS Z0237 ボー
ルタック値測定)、裏滲み評価(官能による4段階評
価)、実使用評価(パップ剤を健常男子15名の肘に貼
付し6時間後のはがれ、めくれを観察)を実施した。粘
着力評価結果(表4)、裏滲み評価結果(表6)、実使
用評価結果(表8)から、本発明品は40℃、6ヶ月経
過したものでも初期と同等の高い粘着力と裏滲み抑制を
維持し、且つ、全てのパネラーから実使用における、は
がれ、めくれの少ない優れた評価結果を得た。又、粘着
力が強く皮膚への追随性も良いことから、薬剤面が患部
から剥れ落ちないので、表17に示すラットカラゲニン
足浮腫試験に於いて、優れた抗炎症作用があることも確
認された。
【0016】実施例5 エチレンジアミン四酢酸0.50重量部を精製水に加温
溶解した溶液と、セイヨウトチノキ種子エキス2.0重
量部を、常法に従いヘンシェルミキサーを用いて各種基
剤・有効成分等と練合する。製造後、直ちに1枚(14
0×100mm)当り14gとなるようにポリエステル
繊維100%より成る伸縮性不織布に塗工裁断し、表2
に示した組成より成る実施例5のパップ剤を得た。得ら
れたパップ剤を40℃の恒温室で保存し、6ヶ月後まで
の粘着力評価(JIS Z0237 ボールタック値測
定)、裏滲み評価(官能による4段階評価)、実使用評
価(パップ剤を健常男子15名の肘に貼付し6時間後の
はがれ、めくれを観察)を実施した。粘着力評価結果
(表4)、裏滲み評価結果(表6)、実使用評価結果
(表8)から、本発明品は40℃、6ヶ月経過したもの
でも初期と同等の高い粘着力と裏滲み抑制を維持し、且
つ、全てのパネラーから実使用における、はがれ、めく
れの少ない優れた評価結果を得た。又、粘着力が強く皮
膚への追随性も良いことから、薬剤面が患部から剥れ落
ちないので、表17に示すラットカラゲニン足浮腫試験
に於いて、優れた抗炎症作用があることも確認された。
【0017】実施例6 エチレンジアミン四酢酸二カリウム0.20重量部を精
製水に加温溶解した溶液と、セイヨウトチノキ種子エキ
ス3.0重量部を、常法に従いヘンシェルミキサーを用
いて各種基剤・有効成分等と練合する。製造後、直ちに
1枚(140×100mm)当り14gとなるようにポ
リエステル繊維100%より成る伸縮性不織布に塗工裁
断し、表2に示した組成より成る実施例6のパップ剤を
得た。得られたパップ剤を40℃の恒温室で保存し、6
ヶ月後までの粘着力評価(JIS Z0237 ボール
タック値測定)、裏滲み評価(官能による4段階評
価)、実使用評価(パップ剤を健常男子15名の肘に貼
付し6時間後のはがれ、めくれを観察)を実施した。粘
着力評価結果(表4)、裏滲み評価結果(表6)、実使
用評価結果(表8)から、本発明品は40℃、6ヶ月経
過したものでも初期と同等の高い粘着力と裏滲み抑制を
維持し、且つ、全てのパネラーから実使用における、は
がれ、めくれの少ない優れた評価結果を得た。又、粘着
力が強く皮膚への追随性も良いことから、薬剤面が患部
から剥れ落ちないので、表17に示すラットカラゲニン
足浮腫試験に於いて、優れた抗炎症作用があることも確
認された。
【0018】
【表1】 表1:パップ剤組成表 成 分 実施例1 実施例2 実施例3 ポリアクリル酸ナトリウム(アロンビスS) 3.0 1.5 2.0 ポリアクリル酸(ジュリマー AC-10H)* 18.0 14.5 12.0 ポリビニルアルコール(ゴーセノール NH-26) 2.5 3.0 1.8 カルボキシメチルセルロースナトリウム 3.0 4.2 3.3 (ダイセル CMC−1250) セイヨウトチノキ種子エキス 0.25 0.5 1.5 エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム 0.02 0.35 1.0 カオリン 3.0 4.2 5.5 酸化チタン 1.5 0.5 0.5 グリセリン 18.0 22.0 15.7 70%ソルビトール液 11.0 11.0 10.0 合成ヒドロタルサイト 0.11 0.11 0.12 塩化アルミニウム 0.08 0.12 0.2 サリチル酸グリコール 1.50 0.50 2.00 酢酸トコフェロール 0.30 1.00 0.50 インドメタシン 0.50 − − l−メントール 1.2 1.5 1.2 ヒマシ油 1.0 1.0 1.0 ポリソルベート80(ニッコール TO-10M ) 1.5 1.0 1.8 精製水 バランス 合 計 (%) 100.00 100.00 100.00 *)固形分として4%
【0019】
【表2】 表2:パップ剤組成表 成 分 実施例4 実施例5 実施例6 ポリアクリル酸ナトリウム(アロンビスS) 3.0 1.5 2.0 ポリアクリル酸(ジュリマー AC-10H) * 18.0 14.5 12.0 ポリビニルアルコール(ゴーセノール NH-26) 2.5 3.0 1.8 カルボキシメチルセルロースナトリウム 3.0 4.2 3.3 (ダイセル CMC−1250) セイヨウトチノキ種子エキス 2.5 2.0 3.0 エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム 0.2 − − エチレンジアミン四酢酸二カリウム − − 0.2 エチレンジアミン四酢酸 − 0.5 − カオリン 3.0 4.2 5.5 グリセリン 18.0 22.0 15.7 70%ソルビトール液 11.0 11.0 10.0 アルミニウムグリシネート 0.11 0.11 0.12 トウガラシエキス 0.02 − − フルルビプロフェン − 0.5 − サリチル酸グリコール 0.5 1.5 1.0 酢酸トコフェロール 0.5 1.0 0.3 l−メントール 1.2 1.5 1.2 ヒマシ油 1.0 1.0 1.0 ポリソルベート80(ニッコール TO-10M ) 1.5 1.0 1.8 精製水 バランス 合 計 (%) 100.00 100.00 100.00 *)固形分として4%
【0020】
【表3】 表3:粘着力(ボールタック値)測定結果(n=5)*1 繰り返し A B C D E 実施例1 初 期 15 16 15 15 16 1ヶ月後 16 15 14 15 15 3ヶ月後 15 14 15 14 14 6ヶ月後 14 15 15 14 15 実施例2 初 期 16 16 16 16 16 1ヶ月後 16 15 15 16 16 3ヶ月後 16 15 16 15 15 6ヶ月後 14 15 14 14 14 実施例3 初 期 15 15 16 16 15 1ヶ月後 15 16 16 16 15 3ヶ月後 15 15 15 14 15 6ヶ月後 15 14 14 13 13 *1:JIS Z0237 タック(転球法)
【0021】
【表4】 表4:粘着力(ボールタック値)測定結果(n=5)*1 繰り返し A B C D E 実施例4 初 期 16 16 15 15 15 1ヶ月後 15 15 15 15 15 3ヶ月後 14 14 15 15 14 6ヶ月後 15 14 14 14 14 実施例5 初 期 16 16 16 16 16 1ヶ月後 15 15 16 15 16 3ヶ月後 15 14 15 15 15 6ヶ月後 14 15 15 14 14 実施例6 初 期 16 15 15 15 16 1ヶ月後 15 15 15 15 15 3ヶ月後 14 15 15 15 15 6ヶ月後 15 14 14 13 14 *1:JIS Z0237 タック(転球法)
【0022】
【表5】 表5:裏滲み評価結果(n=5) 繰り返し A B C D E 実施例1 初 期 − − − − − 1ヶ月後 − − − − − 3ヶ月後 − − − − − 6ヶ月後 − − − − − 実施例2 初 期 − − − − − 1ヶ月後 − − − − − 3ヶ月後 − − − − − 6ヶ月後 − − − − − 実施例3 初 期 − − − − − 1ヶ月後 − − − − − 3ヶ月後 − − − − − 6ヶ月後 − − − − − 裏滲み評価基準 −: なし ±:僅かにあり +:半分程度あり ++:広範囲あり
【0023】
【表6】 表6:裏滲み評価結果(n=5) 繰り返し A B C D E 実施例4 初 期 − − − − − 1ヶ月後 − − − − − 3ヶ月後 − − − − − 6ヶ月後 − − − − − 実施例5 初 期 − − − − − 1ヶ月後 − − − − − 3ヶ月後 − − − − − 6ヶ月後 − − − − − 実施例6 初 期 − − − − − 1ヶ月後 − − − − − 3ヶ月後 − − − − − 6ヶ月後 − − − − − 裏滲み評価基準 −: なし ±:僅かにあり +:半分程度あり ++:広範囲あり
【0024】
【表7】表7:実使用における剥れ、めくれの評価結果(n=15) 繰り返し A B C D E F G H I J K L M N O 実施例1 初 期 − − − − − − − − ± − − − − − ± 1ヶ月後 − ± − − − − − − − − − ± − − − 3ヶ月後 ± − − − − ± − − − − ± − − − − 6ヶ月後 − − ± − ± − − − − − − ± − − ± 実施例2 初 期 − − − − ± − − − − ± − − − − − 1ヶ月後 − − ± − − − − − ± − − − ± − − 3ヶ月後 − − − − ± − − − − − ± − − − − 6ヶ月後 − − ± − − − − ± − − − − − ± − 実施例3 初 期 − − ± − − − − − ± − − − − − − 1ヶ月後 − ± − − − − − − − − ± − − − − 3ヶ月後 − − − − ± − − − − ± − ± − − − 6ヶ月後 − − − ± − − − ± ± − − − ± − − 評価基準 −: なし ±:僅かにあり +:半分程度あり ++:剥れた
【0025】
【表8】表8:実使用における剥れ、めくれの評価結果(n=15) 繰り返し A B C D E F G H I J K L M N O 実施例4 初 期 − − − − − ± − − ± − − − − − − 1ヶ月後 − ± − − − − ± − − − − − − − − 3ヶ月後 − − − − ± ± − − − − − − ± − − 6ヶ月後 − ± ± − ± − − − − − ± ± − − − 実施例5 初 期 − − ± − − − ± − − − ± − − − − 1ヶ月後 − − ± − − − − − ± − − − ± − − 3ヶ月後 − − − − ± − − − − − ± − − − − 6ヶ月後 − − ± ± − − − ± − − − − − − − 実施例6 初 期 − ± − − − − − − ± − ± − − − − 1ヶ月後 ± − − − − − − ± − − − − − − − 3ヶ月後 − ± − − − − ± − − ± − − − − − 6ヶ月後 ± − − − ± − − ± ± − − ± − ± − 評価基準 −: なし ±:僅かにあり +:半分程度あり ++:剥れた
【0026】比較例1 セイヨウトチノキ種子エキス0.50重量部を、常法に
従いヘンシェルミキサーを用いて各種基剤・有効成分等
と練合する。製造後、直ちに1枚(140×100m
m)当り14gとなるようにポリエステル繊維100%
より成る伸縮性不織布に塗工裁断し、表9に示した組成
より成る比較例1のパップ剤を得た。得られたパップ剤
を40℃の恒温室で保存し、6ヶ月後までの粘着力評価
(JIS Z0237 ボールタック値測定)、裏滲み
評価(官能による4段階評価)、実使用評価(パップ剤
を健常男子15名の肘に貼付し6時間後のはがれ、めく
れを観察)を実施した。粘着力評価結果(表11)、裏
滲み評価結果(表13)、実使用評価結果(表15)か
ら、本発明品は40℃、6ヶ月経過したものは初期と同
等の高い粘着力を維持することは出来ず、且つ、全ての
パネラーから実使用において、はがれ、めくれに対する
優れた結果を得ることは出来なかった。
【0027】比較例2 セイヨウトチノキ種子エキス1.0重量部を、常法に従
いヘンシェルミキサーを用いて各種基剤・有効成分等と
練合する。製造後、直ちに1枚(140×100mm)
当り14gとなるようにポリエステル繊維100%より
成る伸縮性不織布に塗工裁断し、表9に示した組成より
成る比較例2のパップ剤を得た。得られたパップ剤を4
0℃の恒温室で保存し、6ヶ月後までの粘着力評価(J
IS Z0237 ボールタック値測定)、裏滲み評価
(官能による4段階評価)、実使用評価(パップ剤を健
常男子15名の肘に貼付し6時間後のはがれ、めくれを
観察)を実施した。粘着力評価結果(表11)、裏滲み
評価結果(表13)、実使用評価結果(表15)から、
本発明品は40℃、6ヶ月経過したものの粘着力は、初
期と同様に低く、又、全てのパネラーから実使用におい
て、はがれ、めくれに対する優れた結果を得ることは出
来なかった。
【0028】比較例3 エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム1.5重量部を精
製水に加温溶解した溶液と、セイヨウトチノキ種子エキ
ス0.50重量部を、常法に従いヘンシェルミキサーを
用いて各種基剤・有効成分等と練合する。製造後、直ち
に1枚(140×100mm)当り14gとなるように
ポリエステル繊維100%より成る伸縮性不織布に塗工
裁断し、表9に示した組成より成る比較例3のパップ剤
を得た。得られたパップ剤を40℃の恒温室で保存し、
6ヶ月後までの粘着力評価(JIS Z0237 ボー
ルタック値測定)、裏滲み評価(官能による4段階評
価)、実使用評価(パップ剤を健常男子15名の肘に貼
付し6時間後のはがれ、めくれを観察)を実施した。粘
着力評価結果(表11)、裏滲み評価結果(表13)、
実使用評価結果(表15)から、本発明品は40℃、3
ヶ月以上経過したものは、裏滲み抑制をすることは出来
ず、裏滲みが顕著で粘着力評価及び実使用評価を行うこ
とはできなかった。裏滲みの発生により、パップ剤とし
ての商品価値は無くなっている。
【0029】比較例4 エチレンジアミン四酢酸0.005重量部を精製水に加
温溶解した溶液と、セイヨウトチノキ種子エキス0.5
重量部を、常法に従いヘンシェルミキサーを用いて各種
基剤・有効成分等と練合する。製造後、直ちに1枚(1
40×100mm)当り14gとなるようにポリエステ
ル繊維100%より成る伸縮性不織布に塗工裁断し、表
10に示した組成より成る比較例4のパップ剤を得た。
得られたパップ剤を40℃の恒温室で保存し、6ヶ月後
までの粘着力評価(JIS Z0237 ボールタック
値測定)、裏滲み評価(官能による4段階評価)、実使
用評価(パップ剤を健常男子15名の肘に貼付し6時間
後のはがれ、めくれを観察)を実施した。粘着力評価結
果(表12)、裏滲み評価結果(表14)、実使用評価
結果(表16)から、本発明品は40℃、6ヶ月経過し
たものの粘着力は、初期と同様に低く、又、全てのパネ
ラーから実使用において、はがれ、めくれに対する優れ
た結果を得ることは出来なかった。
【0030】比較例5 エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム2.0重量部を精
製水に加温溶解した溶液と、セイヨウトチノキ種子エキ
ス2.5重量部を、常法に従いヘンシェルミキサーを用
いて各種基剤・有効成分等と練合する。製造後、直ちに
1枚(140×100mm)当り14gとなるようにポ
リエステル繊維100%より成る伸縮性不織布に塗工裁
断し、表10に示した組成より成る比較例5のパップ剤
を得た。得られたパップ剤を40℃の恒温室で保存し、
6ヶ月後までの粘着力評価(JIS Z0237 ボー
ルタック値測定)、裏滲み評価(官能による4段階評
価)、実使用評価(パップ剤を健常男子15名の肘に貼
付し6時間後のはがれ、めくれを観察)を実施した。粘
着力評価結果(表12)、裏滲み評価結果(表14)、
実使用評価結果(表16)から、本発明品は40℃、3
ヶ月以上経過したものは、裏滲み抑制をすることは出来
ず、裏滲みが顕著で粘着力評価及び実使用評価を行うこ
とはできなかった。裏滲みの発生により、パップ剤とし
ての商品価値は無くなっている。
【0031】比較例6 エチレンジアミン四酢酸二カリウム2.0重量部を精製
水に加温溶解した溶液と、セイヨウトチノキ種子エキス
0.5重量部を、常法に従いヘンシェルミキサーを用い
て各種基剤・有効成分等と練合する。製造後、直ちに1
枚(140×100mm)当り14gとなるようにポリ
エステル繊維100%より成る伸縮性不織布に塗工裁断
し、表10に示した組成より成る比較例6のパップ剤を
得た。得られたパップ剤を40℃の恒温室で保存し、6
ヶ月後までの粘着力評価(JIS Z0237 ボール
タック値測定)、裏滲み評価(官能による4段階評
価)、実使用評価(パップ剤を健常男子15名の肘に貼
付し6時間後のはがれ、めくれを観察)を実施した。粘
着力評価結果(表12)、裏滲み評価結果(表14)、
実使用評価結果(表16)から、本発明品は40℃、3
ヶ月以上経過したものは、裏滲み抑制をすることは出来
ず、裏滲みが顕著で粘着力評価及び実使用評価を行うこ
とはできなかった。裏滲みの発生により、パップ剤とし
ての商品価値は無くなっている。総括すると、エチレン
ジアミン四酢酸及び、又は、その塩の配合量が、0.0
05%以下の比較例1、比較例2、比較例4は、十分な
粘着力を得ることは出来なかった。又、エチレンジアミ
ン四酢酸及び/又はその塩の配合量が、1.5%以上で
ある比較例3、比較例5、比較例6では、長期保存によ
って裏滲みの発生が顕著であった。裏滲みの発生は、パ
ップ剤の商品価値を無くす事を意味する。
【0032】
【表9】 表9:パップ剤組成表 成 分 比較例1 比較例2 比較例3 ポリアクリル酸ナトリウム(アロンビスS) 3.0 1.5 2.0 ポリアクリル酸(ジュリマー AC-10H) *1 18.0 14.5 12.0 ポリビニルアルコール(ゴーセノール NH-26) 2.5 3.0 1.8 カルボキシメチルセルロースナトリウム 3.0 4.2 3.3 (ダイセル CMC−1250) セイヨウトチノキ種子エキス 0.5 1.0 0.5 エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム − − 1.5 カオリン 3.0 4.2 5.5 酸化チタン 1.5 0.5 0.5 グリセリン 18.0 22.0 15.7 70%ソルビトール液 11.0 11.0 10.0 アルミニウムグリシネート 0.11 0.11 0.12 塩化アルミニウム 0.08 0.12 0.2 ケトプロフェン 0.5 − − サリチル酸グリコール 0.5 1.5 1.0 酢酸トコフェロール 0.3 1.0 0.5 l−メントール 1.2 1.5 1.2 ヒマシ油 1.0 1.0 1.0 ポリソルベート80(ニッコール TO-10M ) 1.5 1.0 1.8 精製水 バ ラ ン ス 合 計 (%) 100.00 100.00 100.00 *)固形分として4%
【0033】
【表10】 表10:パップ剤組成表 成 分 比較例4 比較例5 比較例6 ポリアクリル酸ナトリウム(アロンビスS) 3.0 1.5 2.0 ポリアクリル酸(ジュリマー AC-10H) *1 18.0 14.5 12.0 ポリビニルアルコール(ゴーセノール NH-26) 2.5 3.0 1.8 カルボキシメチルセルロースナトリウム 3.0 4.2 3.3 (ダイセル CMC−1250) セイヨウトチノキ種子エキス 0.5 2.5 0.5 エチレンジアミン四酢酸 0.005 − − エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム − 2.0 − エチレンジアミン四酢酸二カリウム − − 2.0 カオリン 3.0 4.2 5.5 酸化チタン 1.5 0.5 0.5 グリセリン 18.0 22.0 15.7 70%ソルビトール液 11.0 11.0 10.0 合成ヒドロタルサイト 0.11 0.11 0.12 塩化アルミニウム 0.08 0.12 0.2 サリチル酸グリコール 1.76 1.76 1.68 酢酸トコフェロール 0.32 0.315 0.31 l−メントール 1.2 1.5 1.2 ヒマシ油 1.0 1.0 1.0 ポリソルベート80(ニッコール TO-10M ) 1.5 1.0 1.8 精製水 バ ラ ン ス 合 計 (%) 100.00 100.00 100.00 *)固形分として4%
【0034】
【表11】 表11:粘着力(ボールタック値)測定結果(n=5) 繰り返し A B C D E 比較例1 初 期 7 9 7 7 6 1ヶ月後 6 7 8 7 6 3ヶ月後 5 7 6 6 6 6ヶ月後 4 6 5 4 4 比較例2 初 期 8 8 8 7 7 1ヶ月後 7 7 7 7 6 3ヶ月後 7 7 7 6 6 6ヶ月後 4 5 6 6 6 比較例3 初 期 15 15 14 15 14 1ヶ月後 12 13 12 14 13 3ヶ月後 − − − − − 6ヶ月後 − − − − − *比較例3の3ヶ月後、6ヶ月後は裏滲みにより測定不
【0035】
【表12】 表12:粘着力(ボールタック値)測定結果(n=5) 繰り返し A B C D E 比較例4 初 期 9 7 8 7 8 1ヶ月後 7 8 8 7 8 3ヶ月後 7 6 6 7 7 6ヶ月後 6 7 6 6 7 比較例5 初 期 15 15 15 15 15 1ヶ月後 13 13 14 12 12 3ヶ月後 − − − − − 6ヶ月後 − − − − − 比較例6 初 期 15 15 15 15 16 1ヶ月後 14 12 13 13 12 3ヶ月後 − − − − − 6ヶ月後 − − − − − *比較例5、6の3ヶ月後、6ヶ月後は裏滲みにより測
定不可 JIS Z0237 タック(転球法)
【0036】
【表13】 表13:裏滲み評価結果(n=5) 繰り返し A B C D E 比較例1 初 期 − − − − − 1ヶ月後 − − − − − 3ヶ月後 − − − − − 6ヶ月後 − ± − ± − 比較例2 初 期 − − − − − 1ヶ月後 − − − − − 3ヶ月後 − − − − − 6ヶ月後 ± − ± ± − 比較例3 初 期 − − ± ± − 1ヶ月後 ± + ± ± + 3ヶ月後 ++ ++ ++ ++ ++ 6ヶ月後 ++ ++ ++ ++ ++ 裏滲み評価基準 −: なし ±:僅かにあり +:半分程度あり ++:広範囲あり
【0037】
【表14】 表14:裏滲み評価結果(n=5) 繰り返し A B C D E 比較例4 初 期 − − − − − 1ヶ月後 − − − − − 3ヶ月後 − − − − − 6ヶ月後 − − ± − ± 比較例5 初 期 − − ± − ± 1ヶ月後 + + + + ± 3ヶ月後 ++ ++ ++ ++ ++ 6ヶ月後 ++ ++ ++ ++ ++ 比較例6 初 期 − ± ± − ± 1ヶ月後 ± + + + ± 3ヶ月後 ++ ++ ++ ++ ++ 6ヶ月後 ++ ++ ++ ++ ++ 裏滲み評価基準 −: なし ±:僅かにあり +:半分程度あり ++:広範囲あり
【0038】
【表15】表15:実使用における剥れ、めくれの評価結果(n=15) 繰り返し A B C D E F G H I J K L M N O 比較例1 初 期 + + + ± + + + + + + + + ± + + 1ヶ月後 + ++ + ++ ++ + ++ + + ++ + ++ + + ++ 3ヶ月後 + ++ + + + ++ + ++ + + ++ ++ + ++ + 6ヶ月後 ++ ++ + ++ + ++ + + + ++ ++ + + + + 比較例2 初 期 ++ + + + + + + + + + + + + + + 1ヶ月後 ++ + ++ + + + ++ ++ + + + + ++ + + 3ヶ月後 ++ + + + + ++ + ++ + + ++ ++ + ++ + 6ヶ月後 ++ + + ++ ++ ++ + ++ + + ++ ++ + ++ ++ 比較例3 初 期 ± − ± − − − − − − ± − ± − − − 1ヶ月後 ± ± − − ± − ± − ± − − − − − − 3ヶ月後 / / / / / / / / / / / / / / / 6ヶ月後 / / / / / / / / / / / / / / / * 比較例3の3ヶ月後、6ヶ月後は、裏に滲みにより
測定不可 評価基準 −: なし ±:僅かにあり +:半分程度あり ++:剥れた
【0039】表16:実使用における剥れ、めくれの評価結果(n=15) 繰り返し A B C D E F G H I J K L M N O 比較例4 初 期 ++ + + ++ ++ ++ + ++ + + + + + ++ + 1ヶ月後 + + ++ ++ + ++ ++ ++ + ++ + + + + + 3ヶ月後 ++ ++ + ++ ++ ++ ++ ++ + + ++ ++ ++ + + 6ヶ月後 + + + + + ++ ++ ++ ++ + ++ ++ ++ ++ ++ 比較例5 初 期 ± − ± − ± − − − − − − − − ± − 1ヶ月後 − − ± ± − − ± − ± − ± − − − − 3ヶ月後 / / / / / / / / / / / / / / / 6ヶ月後 / / / / / / / / / / / / / / / 比較例6 初 期 ± − − − − − − ± − − − − − ± ± 1ヶ月後 − ± ± − − ± ± ± ± − − ± ± − ± 3ヶ月後 / / / / / / / / / / / / / / / 6ヶ月後 / / / / / / / / / / / / / / / * 比較例4、5の3ヶ月後、6ヶ月後は、裏滲みによ
り測定不可 評価基準 −: なし ±:僅かにあり +:半分程度あり ++:剥れた
【0040】実験方法:セイヨウトチノキ種子エキス配
合パップ剤局所貼付時のカラゲニン足浮腫抑制効果 1群10匹の雄性wistar系ラット5週齢(入荷時
4週齢:日本チャールズリバー)を用い、1%カラゲニ
ン水溶液(1昼夜撹拌。ピクニンA:逗子科学)を足蹠
皮下に0.1ml/W.B.W.投与し、5時間後まで
の1時間毎にvolume differential
meter により足浮腫容積を測定し、薬剤投与前
の値から浮腫抑制率を求めた。実施例1〜6とコントロ
ールのパップ剤(4×5cm・製造直後品)をラット背
部皮膚に貼付した。パップ剤は、起炎2時間前より貼付
を開始し、2時間毎に貼り替え貼付した。 結果 経時浮腫率の結果表17より、本実施例1〜6のパップ
剤は、高い抗炎症作用を持つことが確認された。
【0041】
【表17】 表17:ラットカラゲニン足浮腫率(%) 1時間 2時間 3時間 4時間 5時間 実施例1 18.6 16.5 15.0 15.8 16.4 実施例2 17.4 27.5 25.2 27.1 24.9 実施例3 19.5 20.1 22.6 22.5 26.6 実施例4 20.1 18.3 19.0 20.1 18.4 実施例5 18.5 15.7 16.7 15.2 16.3 実施例6 17.3 18.5 18.3 20.9 18.1 コントール 21.8 48.2 61.6 63.8 62.2
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 47/12 Z

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリアクリル酸、ポリアクリル酸ナトリ
    ウム、セルロース誘導体から選ばれる水溶性高分子の1
    種または2種以上を含有する含水系パップ剤において、
    セイヨウトチノキ種子エキスを0.20〜3.50重量
    %、エチレンジアミン四酢酸及び/又はその塩を0.0
    1〜1.2重量%配合することを特徴とするパップ剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2015042665A (ja) * 2014-10-28 2015-03-05 帝國製薬株式会社 非ステロイド系消炎鎮痛貼付剤
US20160332912A1 (en) * 2014-01-03 2016-11-17 Saint-Gobain Placo Gypsum plaster-based material containing an edta metal complex

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