JPH07172969A - 緩効性肥料用被覆剤、緩効性被覆肥料、及び緩効性被覆肥料の製造方法 - Google Patents

緩効性肥料用被覆剤、緩効性被覆肥料、及び緩効性被覆肥料の製造方法

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JPH07172969A
JPH07172969A JP5324061A JP32406193A JPH07172969A JP H07172969 A JPH07172969 A JP H07172969A JP 5324061 A JP5324061 A JP 5324061A JP 32406193 A JP32406193 A JP 32406193A JP H07172969 A JPH07172969 A JP H07172969A
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slow
coating
fertilizer
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JP5324061A
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Akira Matsuyama
明 松山
Isao Kawai
功 河合
Yoshigo Ninomiya
善吾 二宮
Matsusaburo Morita
松三郎 森田
Yasushi Kawamata
寧 川又
Yasuhiro Yamashita
泰弘 山下
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DIC Corp
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NIPPON GODO HIRYO KK
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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    • C05FERTILISERS; MANUFACTURE THEREOF
    • C05GMIXTURES OF FERTILISERS COVERED INDIVIDUALLY BY DIFFERENT SUBCLASSES OF CLASS C05; MIXTURES OF ONE OR MORE FERTILISERS WITH MATERIALS NOT HAVING A SPECIFIC FERTILISING ACTIVITY, e.g. PESTICIDES, SOIL-CONDITIONERS, WETTING AGENTS; FERTILISERS CHARACTERISED BY THEIR FORM
    • C05G5/00Fertilisers characterised by their form
    • C05G5/30Layered or coated, e.g. dust-preventing coatings
    • C05G5/37Layered or coated, e.g. dust-preventing coatings layered or coated with a polymer

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 (A)重量平均分子量1万以上100万未満
のビニル重合組成物と、(B)重量平均分子量が千以上
10万未満で、ビニル重合組成物(A)と相容する樹脂
組成物とから成る緩効性肥料用被覆剤、被覆剤により被
覆された緩効性肥料、及び圧縮空気並びに被覆剤溶液
を、装置内に内筒を有する流動層装置に供給し、装置内
に仕込んだ直径1〜8mmの肥料粒子を空気流により浮
遊させ、内筒を通して装置内を循環させ、同時にスプレ
ーノズルから噴霧される被覆剤溶液により、肥料粒子を
被覆することを特徴とする緩効性被覆肥料の製造方法。 【効果】 本発明は、肥料粒子への被覆性に優れ、かつ
被覆工程において団粒化を起こさず、生産性に優れた緩
効性肥料用被覆剤、並びに効率よく、均一な被覆膜を有
する緩効性被覆肥料を生産する緩効性被覆肥料の製造方
法、及び優れた緩効性肥料を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は緩効性肥料の製造に使用
される被覆剤および該被覆剤を被覆した緩効性被覆肥料
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、農業分野では、被覆剤で被覆して
いない尿素等の肥料を土壌に蒔くと、直ちに有効成分が
溶出してしまい施肥効果を長期に期待出来ず、作物の成
長に合わせて頻繁に適量の施肥が必要となり、多大な施
肥労力を要する為、施肥効率並びに経済性から好ましく
なかった。
【0003】また多量に溶出した肥料成分は、土壌破
壊、河川富養化及び地下水汚染を引き起こす可能性があ
り、環境面でも好ましくなかった。それ故、既に古くか
ら、肥料有効成分を被覆剤で被覆し、土壌への溶出速度
を制御した緩効性肥料が開発され、使用されている。
【0004】これら緩効性肥料についての従来の技術を
概観してみるならば、粒状肥料の存在下で、ビニル系モ
ノマーを重合させ、化学反応による表面被覆を実施した
例(特開昭48−61258号公報)、フェノール樹
脂、メラミン樹脂等で被覆し肥料成分溶出を調節した例
(特開昭49−18659号公報)、ポリエチレン、ポ
リプロピレン等のポリオレフィン類で被覆し、団粒化を
改善した例(特開昭50ー99858号公報)、
【0005】乾性油変性フタル酸アルキド樹脂を使用
し、製造を容易ならしめた例(特開昭52−14517
6号公報)、肥料を樹脂液で被覆する際に、タルク等を
使用し、コストの低減化を図った例(特開昭53−98
265号公報)、ビニル共重合体を主成分とする被膜で
被覆した例など多数の先行技術が開示されている。
【0006】これら従来の技術開発は、要は被覆肥料の
被膜に微細なピンホールあるいはクラックがあった場合
には、肥料の溶出を制御できなくなる為、被膜を厚くす
る必要があるが、一方、被膜を厚くしようとすると、被
膜形成時に肥料粒子が団粒化してしまうという問題を生
じ、これらの背反する問題を如何に解決するかに集約さ
れる。
【0007】しかし従来の被覆剤は、溶出抑制性能が不
充分のために、多量の被覆剤を使用する必要があり、ま
た多量に被覆剤を被覆させるために、被覆肥料の製造生
産性が極めて悪く、被覆肥料の原料コストを押し上げ、
被覆肥料の汎用化を阻害していた。即ち、従来の技術は
この問題に対し、未だに満足すべき解決方法を提供して
いなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来技術の問題点に鑑み、肥料粒子への被
覆性に優れ、かつ被覆工程において団粒化を起こさず、
生産性に優れた緩効性肥料用被覆剤、並びに効率よく、
均一な被覆膜を有する緩効性被覆肥料を生産する緩効性
被覆肥料の製造方法、及び優れた緩効性肥料を提供する
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】緩効性被覆肥料の最も重
要な機能は、肥料成分が徐々に土壌あるいは水中に溶出
していくように肥料の溶出速度を制御することにある。
これは適当な容器に水と肥料を入れ、随時肥料の溶出量
を測定することにより評価できる。従来から、被覆肥料
からの肥料の溶出は、水が被覆膜を通り、肥料を溶解し
て肥料粒子が膨潤して被覆膜が壊れて起こると考えられ
ている。
【0010】本発明者等は、水の透過をおさえることが
重要と考え、水の透過をおさえる素材を鋭意研究した結
果、従来からのビニル樹脂組成物による被覆剤は、水の
透過を抑制する材料として優れたものであるが、肥料粒
子の膨潤による被覆剤の破壊が速やかに進行し、実用に
は供せない物であった。本発明者らは、このビニル樹脂
組成物の致命的な欠点が、肥料粒子との付着性に劣ると
云うことに起因することを見いだし、これを改善するこ
とによって、本発明に到達した。
【0011】即ち、本発明は、(A)重量平均分子量1
万以上100万未満のビニル重合組成物と、(B)重量
平均分子量が千以上10万未満で、ビニル重合組成物
(A)と相容する樹脂組成物、とからなる緩効性肥料用
被覆剤である。
【0012】詳しくは、緩効性肥料用被覆剤の(A)ビ
ニル重合組成物のTgが、10℃以上100℃未満であ
り、かつ溶解性パラメーターの値が7.0から11.0
であることを特徴とする緩効性肥料用被覆剤である。
【0013】より具体的には、(A)ビニル重合組成物
が、(メタ)アクリル酸エステルを50重量%以上含む
共重合体を主な構成成分とする緩効性肥料用被覆剤であ
る。また(B)樹脂組成物は、Tgが−10℃以上50
℃未満であり、且つ沃素価が5以上である樹脂組成物
(B1)であることを特徴とする緩効性肥料用被覆剤で
ある。
【0014】本発明は、圧縮空気並びに被覆剤溶液を、
装置内に内筒を有する流動層装置に供給し、装置内に仕
込んだ直径1〜8mmの肥料粒子を空気流により浮遊さ
せ、内筒を通して装置内を循環させ、同時にスプレーノ
ズルから噴霧される被覆剤溶液により、肥料粒子を被覆
することを特徴とする緩効性被覆肥料の製造方法であ
る。
【0015】更に本発明は、被覆剤溶液として、上述の
緩効性肥料用被覆剤を、フォードカップ試験法での落下
時間が5〜60秒の範囲内の溶液粘度になるように溶剤
に溶解させた被覆剤溶液を用い、温度30〜70℃の熱
風により被覆することを特徴とする、圧縮空気並びに被
覆剤溶液を、装置内に内筒を有する流動層装置に供給す
る緩効性被覆肥料の製造方法である。更に本発明は、直
径1〜8mmの肥料粒子に、上述の緩効性肥料用被覆剤
を被覆して成る緩効性被覆肥料である。
【0016】また本発明の(A)ビニル重合組成物と
は、(メタ)アクリル酸エステルを50重量%以上含む
モノマーの共重合体である。本発明に使用できる(メ
タ)アクリル酸エステルの種類としては、単官能のもの
から多官能のものまで幅広く用いられ、特に限定すべき
ものではない。
【0017】これらのモノマーを挙げれば、例えば、
(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチ
ル、(メタ)アクリル酸 n−ブチル、(メタ)アクリ
ル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メ
タ)アクリル酸(2−エチル)ヘキシル、2−ヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレート、 2−ヒドロキシプロ
ピル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アク
リレート、
【0018】テトラヒドロフルフィリル(メタ)アクリ
レート、カルビトール(メタ)アクリレート、フェノキ
シエチル(メタ)アクリレート、ジシクロペンタジエン
(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレー
ト、1,3−ブタンジ(メタ)アクリレート、1,6−
ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、ヒドロキシピバ
リン酸エステル、
【0019】ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリ
レート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレ
ート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレー
ト、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレー
ト、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレー
トなどがある。
【0020】また(メタ)アクリル酸エステル以外の化
合物でも、α、β−エチレン性不飽和二重結合を有する
モノマーあるいは化合物ならば、本発明に使用すること
が出来る。(メタ)アクリル酸エステル類以外の、α,
β−エチレン性不飽和二重結合を有する化合物として
は、例えば、エチレン、プロピレン、ブタジエン、イソ
プレン、1,3−ペンタジェン、(メタ)アクリル酸、
スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、無水
マレイン酸、マレイン酸エステル、N−ビニルピロリド
ンまたは1−ビニルイミダゾールなどと共重合したもの
も使用できる。
【0021】(A)ビニル重合組成物の製造は、公知慣
用の方法によって行うことができるが、好ましい該組成
物の重量平均分子量は、1万以上100万未満である。
また、これと併用する(B)組成物の性状にもよるが、
(A)ビニル重合組成物のTgは、10℃以上100℃
未満であり、かつ溶解パラメーターの値が、7.0以
上、11.0未満であることが望ましい。
【0022】(A)ビニル重合組成物の重量平均分子量
が、1万未満の場合には、被覆膜とした際に、水の透過
を抑えることが出来ない。また重量平均分子量が100
万以上になった場合には、被覆剤の塗布の段階で、微粒
化せず粒状肥料への塗装そのものが不可能となる。
【0023】また(A)ビニル重合組成物のTg(ガラ
ス転移温度)が、10℃未満では、被覆剤塗装工程にお
いて団粒化がおこり、生産性が極めて悪くなる。逆に、
Tgが100℃以上の場合には、塗装後時間が経つにつ
れ、被膜にクラック、剥がれが生じてきて被覆剤として
の効力を失う。
【0024】さらに本発明の緩効性肥料用被覆剤の溶解
性パラメーターは、7.0から11.0の範囲にあるの
が好ましい。溶解性パラメーターが、この範囲にある場
合は併用する(B)樹脂組成物との相容性に優れるため
問題がないが、この範囲をはずれると被覆剤の分離、塗
装工程の不具合が生じてくる。
【0025】本発明に用いられる樹脂組成物(B)は、
重量平均分子量が千以上10万未満で、ビニル重合組成
物(A)と相容する樹脂組成物である。樹脂組成物
(B)には、そのTgが−10℃以上で50℃未満であ
り、かつ沃素価が5以上である樹脂組成物(B1)と、
その軟化点が90℃以上で160℃未満である樹脂組成
物(B2)とが含まれる。
【0026】本発明の樹脂組成物(B1)は、塗装被膜
を空気硬化させる効果をも有する。ヨウ素価が4以下で
あると、殆ど空気効果の効果は得られず、本発明の樹脂
組成物(B1)のヨウ素価は5以上であることが必要で
ある。
【0027】樹脂組成物(B1)の種類としては、アル
キド樹脂、ウレタン変性アルキド樹脂、アクリル変性ア
ルキド樹脂、スチレン変性アルキド樹脂、エポキシ変性
アルキド樹脂、ウレタン化油、エポキシ化油、脂肪酸変
性アクリルが挙げられる。当該組成物は、(A)ビニル
重合組成物と相容し、さらにTgが−10℃以上で50
℃未満であることが必要であり、且つ沃素価が5以上の
ものである。
【0028】樹脂組成物(B1)は、(A)ビニル重合
組成物の分子量が高いか、またはTgが高い場合に、特
に優れた性能を発揮しうる。即ち、(A)ビニル重合組
成物の分子量が高いか、またはTgが高い場合には、被
覆剤の粘度が高くなり、塗装工程の作業性が悪くなる
為、その粘度を下げ、塗装作業性を向上させる必要性が
ある。
【0029】樹脂組成物(B2)は、(A)ビニル重合
組成物と相容し、さらに軟化点が90℃以上で160℃
未満であるものである。樹脂組成物(B2)の種類とし
ては、ロジンエステル、ロジンマレイン酸樹脂、ロジン
変性フェノール樹脂、C9系石油樹脂、C5系石油樹
脂、DCPD系石油樹脂が挙げられる。
【0030】樹脂組成物(B2)の軟化点が90℃未満
では、塗装工程における団粒化防止の効果がなく、また
160℃以上では、被覆膜が経時的にクラックまたは剥
がれが生じ易く、好ましくない。
【0031】樹脂組成物(B2)は、(A)ビニル重合
組成物の分子量が低いか、またはTgが低い場合に使用
して、特に優れた性能を発揮しうる。即ち、(A)ビニ
ル重合組成物の分子量が低いか、またはTgが低い場合
には、被覆剤の塗装工程において団粒化がおこるため、
軟化点の高い当該樹脂組成物(B2)により団粒化を防
ぎ、塗装作業性向上を図ることが出来る。
【0032】本発明の緩効性肥料用被覆剤の含まれても
良い他の成分としては、溶剤、ポリマー、重合禁止剤、
酸化防止剤、分散剤、界面活性剤、無機顔料、または有
機顔料などを挙げることができる。
【0033】溶剤としては、トルエンもしくはキシレン
のごとき芳香族炭化水素類;メチルエチルケトン、メチ
ルイソブチルケトンもしくはシクロヘキサノンの如きケ
トン類;酢酸メチル、酢酸エチルもしくは酢酸ブチルの
如きエステル類;またはメタノール、エタノール、プロ
パノールもしくはブタノールの如きアルコール類;
【0034】ヘキサン、ヘプタンの如き脂肪族炭化水素
類をはじめ、セロソルブアセテート、カルビトールアセ
テート、ジメチルホルムアミドまたはテトラヒドロフラ
ンなどがある。用いる溶剤は、被覆剤を溶解、価格が安
いことが好ましいが、更にその沸点にも留意する必要が
ある。
【0035】即ち、高い沸点の溶剤を用いると、粒子の
浮遊中に完全な溶剤除去が行えず、粒子同士が団粒化を
生じる。また、あまり低沸点の溶剤であると、被覆剤の
表面のみに皮張り現象を生じ、かえって内部の溶剤が除
去しにくい。それ故、低沸点溶剤と高沸点溶剤を混合し
て用いることが好ましく、適時に装置の特性に合わせ
て、混合比を変えることにより、最適な溶剤除去を行な
うことができる。例えば、トルエンと沸点150℃の石
油留分との混合溶剤が好ましく用いられる。
【0036】また無機充填剤として代表的なものを挙げ
れば、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、タルク、マイ
カ、クレー、炭酸バリウム、石膏、アルミナ白、シリ
カ、珪酸カルシウム、炭酸マグネシウム、シリカパウダ
ー、コロイダルシリカ、アスベスト粉末、水酸化アルミ
ニウムまたはステアリン酸亜鉛の如き体質顔料;カーボ
ンブラックなどの無機顔料;あるいはアゾ顔料、フタロ
シアニン・ブルー、フタロシアニン・グリーンの如き銅
フタロシアニン系顔料またはキナクリドン系顔料のよう
な有機顔料などがある。
【0037】本発明の緩効性被覆肥料は、肥料粒子に上
述の本発明による緩効性肥料用被覆剤溶液をスプレーす
ると同時に熱風を吹き付けることにより製造できる。本
発明で用いられる肥料粒子は、粒状肥料であり、粒状で
あれば特に制限はないが、直径1〜8mmの粒状もしく
は、粒状に近い形状のものが好ましい。
【0038】用いられる肥料の種類も特に制約はなく、
例えば、塩安、尿素、硫安または塩化カリのごとき単肥
や、塩加燐安、硫加燐安、燐加安またはNK化成のごと
き複合肥料のような、通常の肥料が代表例として挙げら
れる。
【0039】本発明の被覆剤を、トルエン等の芳香族系
炭化水素、ケトン類、エステル類等の通常用いられる樹
脂溶解用の溶剤に、フォードカップ試験法での落下時間
が5〜60秒の範囲内、好ましくは、15〜30秒の範
囲内の溶液粘度になるように被覆剤濃度を調製する。こ
れらの被覆剤溶液の具体的な濃度は、用いる緩効性肥料
用被覆剤により異なるが、通常は10〜70%、多くは
10〜30%の範囲である。
【0040】このようにして調製した被覆剤溶液を、通
常は温度30〜70℃、好ましくは30〜50℃の熱風
とともに肥料粒子にスプレーし、肥料粒子の表面に、2
0〜100μmの塗膜を形成させる。
【0041】本発明の被覆剤を被覆して、有効な連続被
膜を形成する方法には、回転パン式塗装装置や転動式塗
装装置によるものなどがあるが、被覆剤溶液をスプレー
すると同時に熱風を吹き付ける方法が望ましい。これら
の装置としては、流動層式塗装装置が例示でき、特に不
二パウダル株式会社製のニューマルメライザーもしく
は、例えば、図1に示す改良型ニューマルメライザーが
好ましく用いられる。
【0042】図1に改良型ニューマルメライザーの模式
図を示す。図1中、改良型ニューマルメライザーNQG
M−3型は、模式的に示すと、流動層装置の外筒1の中
に内筒2を有する構造を有し、スプレーノズル3は内筒
2の下部に接近して設置される。液槽5からポンプ7を
用いてスプレーノズル3に移送される被覆剤溶液6は、
スプレーノズル3に至るまでのライン中で、ラインヒー
ターまたは熱交換器によって加温されていても良い。
【0043】図1には示していないが、装置上部に設置
したマンホールから、肥料粒子を装置内に仕込み、熱交
換器で加温された温風にのって流動層装置を浮遊する肥
料粒子が、特に内筒内部を上昇する際に、スプレーノズ
ル3から噴霧される被覆剤溶液により被覆される目的
で、スプレーノズル3は、多孔板4に穴を設け、多孔板
4よりも内部に突出し、内筒2の下部に接近して設置さ
れる。また、外筒の外壁は、円筒状でも良いが、やや円
錐形の所謂じょうご状で、下部の径が上部に比して狭く
なった、製造物を取りだし易い構造が好ましい。
【0044】また内筒内に十分な流速を持つ空気を供給
する為に、内筒に面した部分の多孔板4の孔の径は大き
く、内筒に面しない部分の孔径はより小さくする必要が
ある。この為、通常内筒の形、即ち円状に、径の大きな
孔を有する多孔板を用いる。更に、必要な流速を得る為
に、これらの孔径が、仕込む肥料粒子の径よりも大きく
する必要がある場合には、多孔板4の上部に更にステン
レス網を設け、肥料粒子の下部への落下を防ぐこともで
きる。
【0045】熱交換器9を通して供給される温風は、肥
料粒子を浮遊させるに十分な風量を有していることが必
要であるが、供給される空気は必ずしも下部からの送風
によらず、排風機10により系内の空気を排気すること
より、装置内に空気を供給することもできる。また供給
される空気は、粉塵爆発の危険を避ける為、必要量の不
活性ガス、例えば窒素を空気に混合しても良い。
【0046】風量は用いる肥料粒子の重量、希望する被
覆膜厚によって、適時設定する。肥料粒子は内筒内を上
昇するに従い、表面が被覆され、重量が増加しつつ、内
筒を出て、外筒壁に沿って装置内を降下し、再び内筒内
に入って装置内を循環する。
【0047】装置の大型化に伴い、外筒内に設置する内
筒は複数本設置する場合もある。この場合には各内筒毎
にスプレーノズルを配し、各内筒に面する多孔板は同様
に、内筒に面しない部分の孔径よりも大きいものであ
り、装置の大型化に際しても、肥料粒子を浮遊・塗装す
るのに十分な流速を得ることができる。
【0048】この間に気化した被覆剤の溶剤は、装置外
に排出され、凝縮機により連続的に回収され、再利用さ
れる。送風に不活性ガスを用いる場合には、不活性ガス
の系外消失を防ぐとともに、熱効率の点からも、環境的
にも、エアライン上にに脱溶剤装置を設けた、排気ライ
ンを吸気ラインに接続させた空気循環再利用系、クロー
ズドシステムが、最も好ましい。
【0049】装置内を循環する間に、十分に被覆された
肥料粒子は重量が大きくなり、もはや送風により浮遊し
なくなり、次第に多孔板4上部、特に外筒壁側に蓄積さ
れる。 図1には示していないが、多孔板4を下方に開
くことにより、装置下部から装置外に被覆肥料粒子を取
り出す。
【0050】一方、十分に被覆されていない肥料粒子
は、繰り返し内筒内を上昇し、装置内部を循環して被覆
を繰り返すことにより、全体として被覆漏れのない、か
つ過剰被覆のない、均一に被覆された緩効性肥料を効率
良く製造することができる。
【0051】本発明の緩効性肥料被覆剤は、被膜内部へ
の水の透過を抑えるとともに、更に肥料粒子表面への被
膜の付着力が大きく、優れた緩効性肥料の効果が得られ
る。また本発明の緩効性被覆肥料の製造方法を用いるこ
とにより、効率よく、均一な被膜を有する緩効性被覆肥
料を生産することができる。
【0052】
【実施例】次に本発明を実施例、比較例および参考例に
より詳細に説明するが、本発明はもとより、これら実施
例に限定されるものではない。以下において、部および
%は特にことわりのない限りすべて重量基準であるもの
とする。
【0053】(実施例1)(緩効性肥料用被覆剤の製造
例1) 攪拌機、温度計、窒素吹き込み管および冷却管を付した
四ツ口フラスコに、トルエン275gを投入し、窒素を
吹き込みながら100℃に昇温した。次いで、メチルメ
タアクリレート382.5g、ブチルメタアクリレート
67.5g、トルエン275g、パーブチルO(日本油
脂製有機過酸化物)4.5g及びパーブチルD(日本油
脂製有機過酸化物)0.9gを混ぜ、2時間をかけて滴
下した。
【0054】約5時間後に不揮発分46.7%、粘度7
00センチポイズのアクリル樹脂溶液を得た。重量平均
分子量は42,000、Tgは89.2℃、SPは9.
1であった。
【0055】(実施例2)(緩効性被覆肥料の製造例
1) スチレゾール4440(大日本インキ化学製スチレン化
アルキド樹脂)と緩効性肥料用被覆剤の製造例1で得た
アクリル樹脂を、不揮発分がそれぞれ30/70となる
ように混合し、更にトルエンで希釈して、不揮発分25
%の被覆剤を調製した。
【0056】ニューマルメライザーNQGM(不二パウ
ダル製改良型流動層式塗装装置)を使って、5〜10メ
ッシュ篩分の粒状尿素に、上記の被覆剤を被覆し緩効性
肥料を調製した。
【0057】被覆条件は下記の通りである。 粒状尿素量:1000g 被覆剤スプレー圧:2.4 Kg/cm2
【0058】 スプレー液供給速度:27.6 g/min 被覆剤量:3%,4.5%,6% 熱風温度:40℃ 吸気風量:1.8 m3/min
【0059】被覆剤量が粒状尿素100部に対して、そ
れぞれ3部、4.5部及び6部(3%、4.5%、6%
と表示)の3種類の緩効性肥料を得た。
【0060】(比較例1)(緩効性被覆肥料の比較製造
例1) 製造例1で得たアクリル樹脂をトルエンで不揮発分25
%に希釈し、被覆剤とした他は、実施例1と同じ条件で
緩効性肥料を調製した。被覆剤量が2.3%を越えた時
点で団粒化したため、被覆量2.3%の緩効性肥料しか
得られなかった。
【0061】(実施例3)(緩効性肥料用被覆剤の製造
例2) 攪拌機、温度計、窒素吹き込み管および冷却管を付した
四ツ口フラスコにトルエン275gを投入し、窒素を吹
き込みながら100℃に昇温した。ついでメチルメタア
クリレート180g、ブチルメタアクリレート270
g、トルエン275g、パーブチルO(日本油脂製有機
過酸化物)4.5g及びパーブチルD(日本油脂製有機
過酸化物)0.9gを混ぜ、2時間をかけて滴下した。
【0062】約5時間後に不揮発分44.1%、粘度2
00センチポイズのアクリル樹脂溶液を得た。重量平均
分子量は38,000、Tgは60.0℃、SPは8.
77であった。
【0063】(実施例4)(緩効性被覆肥料の製造例
2) ネオポリマー170S(日本石油製C9系石油樹脂)
と、実施例3(緩効性肥料用被覆剤の製造例2)で得た
アクリル樹脂とを、固形分比で30/70になるように
混合し、トルエンで希釈し不揮発分25%の被覆剤を得
た。実施例1と同じ条件で粒状尿素に塗布し被覆量が3
%、4.5%、6%の緩効性肥料を得た。
【0064】(比較例2)(緩効性被覆肥料の比較製造
例2) 緩効性肥料用被覆剤の製造例2で得たアクリル樹脂を使
用し、実施例4と同じ条件で緩効性肥料を調製した。こ
の場合は被覆量が3%を越えた所で団粒化したため被覆
量3%の緩効性肥料しか得られなかった。
【0065】(実施例5)(緩効性被覆肥料の製造例
3) ベッカサイト1110(大日本インキ化学製ロジンマレ
イン酸樹脂)と、緩効性肥料用被覆剤の製造例1で得た
アクリル樹脂とを、固形分比70/30となるように混
合し、更にトルエンで希釈し、不揮発分25%の被覆剤
を得た。この被覆剤を、実施例2と同じ条件で被覆し、
被覆剤量3%、4.5%、6%の緩効性肥料を調製し
た。
【0066】表1に、緩効性被覆肥料の溶出試験結果を
示す。
【0067】
【0068】ここで溶出日数とは、緩効性被覆肥料を水
中に入れ、被覆肥料中の肥料の40%及び80%が溶出
するに要する日数を表わす。
【0069】比較例1および2に見られるように、アク
リル樹脂単独の被覆剤では、塗布作業中に団粒化がおこ
り、塗布量は3%程度までに制限される。従って、溶出
速度が早く、有効な緩効性肥料は製造できなかった。
【0070】これに対して、本発明の実施例では、被覆
量は任意に調製可能であり、これによって溶出速度を制
御することができ、4.5%または6%の被覆量で充分
な緩効性能を有していることが知れる。
【0071】
【発明の効果】本発明は、肥料粒子への被覆性に優れ、
かつ被覆工程において団粒化を起こさず、生産性に優れ
た緩効性肥料用被覆剤、並びに効率よく、均一な被覆膜
を有する緩効性被覆肥料を生産する緩効性被覆肥料の製
造方法、及び優れた緩効性肥料を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】改良型ニューマルメライザーNQGM(不二パ
ウダル製改良型流動層式塗装装置)の模式図を示す。1
は肥料粒子の流動層式塗装装置の外筒、2は内筒、3は
スプレーノズル、4は多孔板、5は被覆剤液槽、6は被
覆剤溶液、7は送液ポンプ、8は空気圧縮機、9は熱交
換器、10は排風機、11は肥料粒子の飛散を防ぐフィ
ルター、12はフィルターに付着する肥料粒子をふるい
落とす為のエアシリンダーを示す。肥料粒子を装置内に
入れ、装置下部から温風並びに被覆剤溶液を供給しなが
ら、肥料粒子を被覆する装置である。液槽5中の被覆剤
溶液6はポンプ7によって、スプレーノズル3に移送さ
れ、空気圧縮機8から供給される空気と混合されて、ス
プレーノズル3から噴霧される。図中の熱交換器9を通
した温風が、多孔板4を通して供給され、装置内の肥料
粒子は装置内を浮遊しつつ、内筒2スプレーノズル3か
ら噴霧される被覆剤により被覆される。
【符号の説明】
1 外筒 2 内筒 3 スプレーノズル 4 多孔板 5 液槽 6 被覆剤溶液 7 ポンプ 8 空気圧縮機 9 熱交換器 10 排風機 11 フィルター 12 エアシリンダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 二宮 善吾 千葉県千葉市稲毛区黒砂台3−9−7 (72)発明者 森田 松三郎 千葉県君津市中野2−23−27 (72)発明者 川又 寧 千葉県習志野市谷津2−20−39谷津グリー ンコープA−310 (72)発明者 山下 泰弘 千葉県市原市白塚559−15

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)重量平均分子量1万以上100万
    未満のビニル重合組成物と、(B)重量平均分子量が千
    以上10万未満で、ビニル重合組成物(A)と相容する
    樹脂組成物とから成る緩効性肥料用被覆剤。
  2. 【請求項2】 (A)ビニル重合組成物のTgが、10
    ℃以上100℃未満であり、かつ溶解性パラメーターの
    値が7.0から11.0であることを特徴とする請求項
    1記載の緩効性肥料用被覆剤。
  3. 【請求項3】 (A)ビニル重合組成物が、(メタ)ア
    クリル酸エステルを50重量%以上含む共重合体を主な
    構成成分とすることを特徴とする請求項1記載の緩効性
    肥料用被覆剤。
  4. 【請求項4】 (B)樹脂組成物が、Tgが−10℃以
    上50℃未満であり、且つ沃素価が5以上である樹脂組
    成物(B1)であることを特徴とする請求項1記載の緩
    効性肥料用被覆剤。
  5. 【請求項5】 (B)樹脂組成物が、軟化点が90℃以
    上160℃未満である樹脂組成物(B2)であることを
    特徴とする請求項1記載の緩効性肥料用被覆剤。
  6. 【請求項6】 圧縮空気並びに被覆剤溶液を、装置内に
    内筒を有する流動層装置に供給し、装置内に仕込んだ直
    径1〜8mmの肥料粒子を空気流により浮遊させ、内筒
    を通して装置内を循環させ、同時にスプレーノズルから
    噴霧される被覆剤溶液により、肥料粒子を被覆すること
    を特徴とする緩効性被覆肥料の製造方法。
  7. 【請求項7】 被覆剤溶液として、請求項1〜5のいず
    れか一つに記載の緩効性肥料用被覆剤を、フォードカッ
    プ試験法での落下時間が5〜60秒の範囲内の溶液粘度
    になるように溶剤に溶解させた被覆剤溶液を用い、温度
    30〜70℃の熱風により被覆することを特徴とする請
    求項6記載の緩効性被覆肥料の製造方法。
JP5324061A 1993-12-22 1993-12-22 緩効性肥料用被覆剤、緩効性被覆肥料、及び緩効性被覆肥料の製造方法 Pending JPH07172969A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10203887A (ja) * 1997-01-16 1998-08-04 Mitsubishi Chem Corp 被覆粒状肥料の製造方法
JP2006213612A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Kao Corp 植物活力剤

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