JP2006213612A - 植物活力剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】植物に対し薬害がなく、効率的に植物体の活力を向上させる植物活力剤を提供する。
【解決手段】水100gに対する溶解度が25℃で0.1mg以下であり、平均粒径が0.1〜300μmの有機化合物(炭素数12〜30の1価アルコールを除く)を植物活力剤に用いる。好ましい有機化合物としては、シリコーンオイルおよびポリアルキル(メタ)アクリレートが挙げられる。
【選択図】なし

Description

本発明は、植物活力剤、植物活力剤組成物、又はそれらを植物の根・茎・葉面若しくは果実に溶液状態若しくは固体状態で葉面散布、土壌灌注等の方法で、施肥して用いる植物活力向上方法に関する。ここで、以下、「植物」は、植物の語自体から認識され得るもの、野菜、果実、果樹、穀物、種子、球根、草花、香草(ハーブ)、分類学上の植物等を表すものとする。
植物が成長するには種々の栄養要素が必要であるが、そのいくつかの要素が不足すると植物の生育に支障を来すことが知られている。例えば、肥料三大要素として窒素は蛋白質の成分元素であり、リンは核酸やリン脂質の構成元素だけでなくエネルギー代謝や物質の合成・分解反応にも重要な役割を果たしていおり、また、カリウムは物質代謝や物質移動の生理作用がある。これら主要成分の不足により全般的に植物の生育は貧弱になる。また、カルシウムは、植物体及び細胞を構成する重要な成分であり、また代謝系のバランスを維持する為にも重要な働きをしており、カルシウムの欠乏症状を呈し生理障害をおこす。その他にもMg、Fe、S、B、Mn、Cu、Zn、Mo、Cl、Si、Na等、植物には種々の栄養素が必要である。
これら窒素、リン、カリウム等の栄養成分は元肥や追肥の形で施肥されたり、液体肥料を希釈して土壌灌注したり葉面散布で与えられたりしている。これらの肥料は、植物の生長に必要な不可欠のものであるが、ある程度の濃度以上に与えても、植物の生長性及び収量の向上にはそれ以上貢献できない。
しかし、農作物の生長を促進し、単位面積当たりの収穫量を増やして増収をはかることは農業生産上重要な課題であり、そのために必要な種々の植物生長調節剤が開発利用されている。ジベレリンやオーキシン等に代表される植物生長調節剤は、発芽、発根、伸長、花成り、着果等生育、形態形成反応の調節のために用いられているが、これらの物質の作用は多面的かつ複雑であり、用途が限定されている。
このような問題を解決するために、オリゴ糖を用いた葉面散布剤(特許文献1)や糖、ミネラル、アミノ酸、海藻抽出物や微生物の発酵エキスを含んだ液状肥料を葉面散布したり、溶液施肥するような技術が知られているが、実用的には効果の点で十分であるとは言えないのが現状である。また、特許文献2〜10に開示されるように、種々の物質を植物に対する活力付与や、農作物に対する増収、品質向上の目的で使用することが提案されている。
特開平9−322647号 特開2000−198703号 特開2001−288010号 特開2001−316204号 特開2001−316205号 特開2001−316208号 特開2001−316207号 特開2002−265305号 特開2002−265306号 特開2003−300801号
作物増収を目的に土壌中に多量の肥料が施肥された結果、土壌中の種々の要素が過剰になり、その吸収のバランスが悪くなったり、植物の生長停滞等が発生し、目的の増収を達成できなかったり糖度(Brix.値)等の品質が上がらない等の問題を生じている。また、根にも養分吸収の限界があるため、必要肥料元素の水溶液又は水性懸濁液を散布して直接葉面や果実から吸収させる試みもあるが、単なる必要元素の水溶液を葉面散布しても吸収効率という面からは問題があり、過剰の肥料成分を散布することが、逆に植物に対しストレスを与え薬害が生ずる結果となる。
このような状況から、植物に対して薬害等をもたらさず、用途の限定がなく優れた植物成長増強効果を示す植物活力剤が望まれている。
本発明は、水100gに対する溶解度が25℃で0.1mg以下であり、平均粒径が0.1〜300μmの有機化合物(炭素数12〜30の1価アルコールを除く)を含有する植物活力剤に関する。
また、本発明は、水100gに対する溶解度が25℃で0.1mg以下であり、平均粒径が0.1〜300μmの有機化合物(炭素数12〜30の1価アルコールを除く)を含有する植物活力剤を、植物に施用する植物の栽培方法に関する。
また、本発明は、(1)シリコーンオイル及び(2)ポリアルキル(メタ)アクリレートから選ばれる一種以上を含有する植物活力剤に関する。
本発明の植物活力剤は、適切な濃度で処理すれば植物に対し薬害がなく、効率的に植物体の活力を向上させる為、各種農作物に使用することが可能である。また、本発明により植物の根の活着の促進、重量増加、SPAD値の増大、葉面積の増大、葉身部アスコルビン酸濃度の増加、葉身部硝酸イオン濃度の減少等の植物成長に対する改善がみられる。
本発明の植物活力剤に用いられる有機化合物は、水100gに対する溶解度が25℃で0.1mg以下、好ましくは0.05mg以下、より好ましくは0.01mg以下であり、吸着表面積を増加させ、吸水ストレスを与えやすくする観点、及び植物に取り込まれ難く、薬害を生じさせない観点から、平均粒径が0.1〜300μm、好ましくは0.1〜100μm、より好ましくは0.1〜50μm、更により好ましくは0.1〜20μmの有機化合物(以下、本発明に係る有機化合物という場合もある)(炭素数12〜30の1価アルコールを除く、以下、これを特記せず)である。このような有機化合物を植物活力剤に用いることで、植物の成長を増強できる。また、SPAD値や葉面積も増大する。従来、植物の生育を増強する物質は植物体内に流入し浸透することが必要であり、そのためには水に対しその物質の溶解度が高いことが必要であることが常識であった。しかし、本発明のように、水100gに対する溶解度が25℃で0.1mg以下の極めて水に不溶解性で、平均粒径が0.1〜300μmの有機化合物が、植物成長増強効果を有することは従来当業界では知られていない。尚、平均粒径は、レーザー回折/散乱式粒度分布測定装置〔例えばLA−700(HORIBA製)〕を用いて測定することができる。
本発明の植物活力剤は、有機化合物の標準根吸着量が0.1〜10mg/g(根生重量)、特に0.1〜5mg/g(根生重量)であることが好ましい。本発明における、有機化合物の植物の根に対する標準根吸着量は、以下の方法により測定されたものである。
<標準根吸着量の測定方法>
標準根吸着量は、下記(I)の標準試験条件にて24時間水耕栽培した植物に対して、下記(II)の測定方法にて測定した根吸着量である。
(I)標準試験条件
植物:トマト
品種:桃太郎
植物ステージ:2〜3葉期
温度:23℃
湿度:50%
照明:7000lux(蛍光灯照明)
明/暗周期:16時間/8時間
栽培方法:水耕栽培
栽培期間:24時間
栽培溶液:水道水、または対象有機化合物(植物活力剤の有効成分となる対象化合物、以下同様)を含む植物活力剤と水道水からなる水分散液250mL
植物活力剤濃度:対象有機化合物濃度として100ppm
(II)標準根吸着量の測定方法
栽培24時間後に植物の根の表面の水分をペーパータオル等で取り除き、根の生重量を測定後、根の表面部分を生重量に対し約5倍量のクロロホルムで洗浄、その洗浄溶媒をNo.2濾紙でろ過しクロロホルムを回収する。本操作を3回繰り返し、根の表面より植物活力剤を抽出しその溶媒を適宜濃縮操作を行い、適した分析法(例えばガスクロマトグラフィー法)で対象有機化合物の吸着量を測定する。その吸着量を、根の生重量あたりの吸着量に換算し、該吸着量を反復5株について算出し、その平均値を標準根吸着量とする。
本発明では、標準根吸着量が0.1〜10mg/g(根生重量)、好ましくは0.1〜8mg/g(根生重量)、より好ましくは0.1〜5mg/g(根生重量)の有機化合物を植物活力剤として用いることで、植物の成長を増強できる。また、SPAD値や葉面積も増大する。このような標準根吸着量と植物成長増強効果の相関は従来当業界では知られていない。このような標準根吸着量は、本発明に係る有機化合物の平均粒径、種類等によって調整できる。
本発明に係る有機化合物は、実際に植物に適用した際の根に対する吸着量(以下、根吸着量という)が、0.001〜100mg/g(根生重量)、更に0.05〜50mg/g(根生重量)、特に0.1〜10mg/g(根生重量)であることが好ましい。この根吸着量は、水耕栽培の場合は上記標準根吸着量の測定における(II)と同様の方法で、また土壌栽培の場合は根の表面の土壌を払い落とした後、上記標準根吸着量の測定における(II)と同様の方法で測定できる。
本発明に係る有機化合物は、該有機化合物を0.01〜5000ppm、更に0.1〜1000ppm、特に1〜500ppm含有する水分散液を適用した際に、上記根吸着量が0.1〜10mg/g(根生重量)となるものが好ましい。また、本発明に係る有機化合物は、粒剤、粉剤等の固形剤として1000m2(10a)あたり、該有機化合物を0.001〜3000kg、更に0.01〜1000kg、特に0.05〜100kgの割合で適用した際に、上記根吸着量が0.1〜10mg/g(根生重量)となるものが好ましい。
本発明の植物活力剤は、更に下記式により算出される標準植物蒸散速度比率が95%以下であることが好ましい。
標準蒸散速度比率(%)=(P1/P0)×100
P0:水道水を用いた場合の1日あたり植物生重量あたりの蒸散量(g/g/day)
P1:水道水と植物活力剤を用いた場合の1日あたり植物生重量あたりの蒸散量(g/g/day)
上記標準植物蒸散速度比率は、以下の測定条件及び測定方法により測定されたP0、P1により算出される。
<標準植物蒸散速度比率のためのP0、P1の測定条件>
標準植物蒸散速度比率のためのP0、P1は、下記(i)の標準試験条件にて2週間水耕栽培した植物に対して、下記(ii)の測定方法にて測定した植物蒸散速度であり、それらから上記標準植物蒸散速度比率を算出する。
(i)標準試験条件
植物:トマト
品種:桃太郎
植物ステージ:2〜3葉期
温度:23℃
湿度:50%
照明:7000lux(蛍光灯照明)
明/暗周期:16時間/8時間
栽培方法:水耕栽培
栽培期間:2週間
栽培溶液:P0は水道水、P1は植物活力剤と水道水からなる水分散液250mL
植物活力剤濃度:対象有機化合物濃度として100ppm
(ii)植物蒸散速度の測定方法
水耕容器(250mlのポリエチレンボトル)に予め生重量を測定した植物を入れ、容器の開口部から水が蒸発しないように、開口部をプラスチックフィルム等で完全に覆う。その後毎日全体重量を測定し、その重量変化から1日あたりの植物からの水の蒸散量を経時的に測定する。経時的に測定した蒸散量を初期(栽培開始時)の植物体生重量で除し、その値の栽培期間の平均値(反復15株の平均値)を植物蒸散速度とする。栽培溶液として水道水を用いた場合の植物蒸散速度がP0、水道水と植物活力剤の水分散液を用いた場合の植物蒸散速度がP1であり、これらから標準植物蒸散速度比率を算出する。
本発明の植物活力剤の標準植物蒸散速度比率は95%以下、更に10〜90%、特に20〜85%が好ましい。
本発明の植物活力剤に用いられる有機化合物は、(1)シリコーンオイル、(2)ポリアルキル(メタ)アクリレート、(3)炭素数12以上、好ましくは炭素数12〜30の脂肪酸、(4)脂質、(5)炭素数16以上、好ましくは炭素数16〜30のアルキル基を有するアルキル(ポリ)グリコシドが挙げられ、(1)及び(2)から選ばれる一種以上が好ましい。これらのうち、(1)、(2)の具体例は下記のものが挙げられる。
(1)シリコーンオイル
シリコーンオイルとしては、ストレートシリコーンオイルと変性シリコーンオイルが挙げられる。ストレートシリコーンオイルとしては、ジメチルシリコーンオイル、環状ジメチルシリコーンオイル、メチルフェニルシリコーンオイル、メチル水素シリコーンオイル等が挙げられる。変性シリコーンオイルとしては、アルキルシリコーンオイル、アルキル/アラルキルシリコーンオイル、アルキル/ポリエーテルシリコーンオイル、ポリエーテルシリコーンオイル、高級脂肪酸エステルシリコーンオイル、フルオロアルキルシリコーンオイル、アミノシリコーンオイル、エポキシシリコーンオイル、カルボキシルシリコーンオイル、アルコールシリコーンオイル等が挙げられる。これらの中でもジメチルシリコーンオイル、環状ジメチルシリコーンオイルが好ましい。
本発明に用いられるシリコーンオイルは、25℃の粘度が1〜10,000,000mPa・s、更に100〜10,000,000mPa・s、特に1000〜10,000,000mPa・sが好ましい。本発明では、このようなシリコーンオイルを、平均粒径0.1〜300μmの粒子として用いるために、シリコーンオイルの水分散液(シリコーンエマルジョン)を用いることが好ましい。
(2)ポリアルキル(メタ)アクリレート
ポリアルキル(メタ)アクリレートは以下の分子式で表現され、Rの炭素数は1〜24、分子量は2万〜150万である。中でもRの炭素数は12から22、分子量は5万〜100万が好ましい。この分子量は、重量平均分子量であり、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)(標準物質:ポリスチレン)により測定されるものである。なお、ポリアルキル(メタ)アクリレートは、ポリアルキルアクリレート及び/又はポリアルキルメタクリレートを意味する。
Figure 2006213612
本発明の植物活力剤は、上記本発明に係る有機化合物の単独からなってもよいし、その他の成分を含有するものであってもよい。その他の成分として、界面活性剤及びキレート剤が挙げられる。界面活性剤及びキレート剤は、前記の溶解度、平均粒径、標準根吸着量を満たすものであってもよい。
界面活性剤は、非イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、両性界面活性剤及び陰イオン界面活性剤から選ばれる一種以上が好ましい。界面活性剤は、本発明に係る有機化合物が、前記平均粒径、更には前記標準根吸着量を満たすような種類、量を選定することが好ましい。
非イオン界面活性剤としては、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレングリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、樹脂酸エステル、ポリオキシアルキレン樹脂酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル、アルキル(ポリ)グリコシド(炭素数16以上のものを除く)、ポリオキシアルキレンアルキル(ポリ)グリコシド等が挙げられる。好ましくは、窒素原子を含まないエーテル基含有非イオン界面活性剤及びエステル基含有非イオン界面活性剤が挙げられる。
陰イオン界面活性剤としては、カルボン酸系、スルホン酸系、硫酸エステル系及びリン酸エステル系界面活性剤が挙げられるが、カルボン酸系及びリン酸エステル系界面活性剤が好ましい。カルボン酸系界面活性剤としては、例えば炭素数6〜30の脂肪酸又はその塩、多価カルボン酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルカルボン酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルアミドエーテルカルボン酸塩、ロジン酸塩、ダイマー酸塩、ポリマー酸塩、トール油脂肪酸塩等が挙げられる。スルホン酸系界面活性剤としては、例えばアルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸塩、ジフェニルエーテルスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸の縮合物塩、ナフタレンスルホン酸の縮合物塩等が挙げられる。硫酸エステル系界面活性剤としては、例えばアルキル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、トリスチレン化フェノール硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンジスチレン化フェノール硫酸エステル塩、アルキルポリグリコシド硫酸塩等が挙げられる。リン酸エステル系界面活性剤として、例えばアルキルリン酸エステル塩、アルキルフェニルリン酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルリン酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルリン酸エステル塩等が挙げられる。塩としては、例えば金属塩(Na、K、Ca、Mg、Zn等)、アンモニウム塩、アルカノールアミン塩、脂肪族アミン塩等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、アミノ酸系、ベタイン系、イミダゾリン系、アミンオキサイド系が挙げられる。アミノ酸系としては、例えばアシルアミノ酸塩、アシルサルコシン酸塩、アシロイルメチルアミノプロピオン酸塩、アルキルアミノプロピオン酸塩、アシルアミドエチルヒドロキシエチルメチルカルボン酸塩等が挙げられる。ベタイン系としては、アルキルジメチルベタイン、アルキルヒドロキシエチルベタイン、アシルアミドプロピルヒドロキシプロピルアンモニアスルホベタイン、アシルアミドプロピルヒドロキシプロピルアンモニアスルホベタイン、リシノレイン酸アミドプロピルジメチルカルボキシメチルアンモニアベタイン等が挙げられる。イミダゾリン系としては、アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、アルキルエトキシカルボキシメチルイミダゾリウムベタイン等が挙げられる。アミンオキサイド系としては、アルキルジメチルアミンオキサイド、アルキルジエタノールアミンオキサイド、アルキルアミドプロピルアミンオキサイド等が挙げられる。
上記界面活性剤は一種でも、二種以上混合して使用しても良い。また、上記界面活性剤は、植物活力剤の有効成分を、均一に可溶化、分散させる意味で、親水性の高い界面活性剤が望ましい。該界面活性剤においては、グリフィンのHLBは10以上、更に12以上が好ましい。また、これらの界面活性剤がポリオキシアルキレン基を含む場合は、好ましくはポリオキシエチレン基を有し、その平均付加モル数が1〜50であることが挙げられる。更に好ましくは平均付加モル数が5〜30、特に好ましくは10〜30である。
界面活性剤としては、エステル基含有非イオン界面活性剤、窒素原子を含まないエーテル基含有非イオン界面活性剤、両性界面活性剤、カルボン酸系陰イオン界面活性剤及びリン酸系陰イオン界面活性剤から選ばれる一種以上が好ましい。特に、エステル基含有非イオン界面活性剤及び窒素原子を含まないエーテル基含有非イオン界面活性剤から選ばれる一種以上が好ましい。窒素原子を含まないエーテル基含有非イオン界面活性剤の中ではポリオキシアルキレンアルキルエーテル、アルキル(ポリ)グリコシド(炭素数16以上のものを除く)、ポリオキシアルキレンアルキル(ポリ)グリコシドがより好ましい。
本発明の植物活力剤は、本発明に係る有機化合物と界面活性剤の重量比率が、界面活性剤/有機化合物=0.01〜100、更に0.05〜50、特に0.1〜30であることが、本発明に係る有機化合物を植物へ効率的に吸着させる点で好ましい。
キレート剤としては、アミノポリカルボン酸系キレート剤、芳香族及び脂肪族カルボン酸系キレート剤、アミノ酸系キレート剤、エーテルポリカルボン酸系キレート剤、ホスホン酸系キレート剤(例えばイミノジメチルホスホン酸(IDP)、アルキルジホスホン酸(ADPA)等である)、又はジメチルグリオキシム(DG)等が挙げられ、これらは酸のまま或いはナトリウム、カリウム、アンモニウム等の塩の形のものであってもよい。
アミノポリカルボン酸系キレート剤としては、
a)RNX2型化合物
b)NX3型化合物
c)R−NX−CH2CH2−NX−R型化合物
d)R−NX−CH2CH2−NX2型化合物及び
e)X2N−R’−NX2型及びこの型の化合物でXを4以上含む化合物
の全てが使用できる。上記式中Xは−CH2COOH又は−CH2CH2COOHを表し、Rは水素原子、アルキル基、水酸基、ヒドロキシアルキル基又はこの種の公知のキレート化合物を表す置換基を表し、R’はアルキレン基、シクロアルキレン基及びこの種の公知のキレート化合物を表す基を表す。これらの代表例としては、エチレンジアミンテトラ酢酸(EDTA)、シクロヘキサンジアミンテトラ酢酸(CDTA)、ニトリロトリ酢酸(NTA)、イミノジ酢酸(IDA)、N−(2−ヒドロキシエチル)イミノジ酢酸(HIMDA)、ジエチレントリアミンペンタ酢酸(DTPA)、N−(2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミン三酢酸(EDTA−OH)及びグリコールエーテルジアミンテトラ酢酸(GEDTA)並びにこれらの塩等が挙げられる。
芳香族及び脂肪族カルボン酸系キレート剤としては、クエン酸、シュウ酸、グリコール酸、ピルビン酸又はアントラニル酸及びこれらの塩等である。
アミノ酸系キレート剤としては、グリシン、セリン、アラニン、リジン、シスチン、システイン、エチオニン、チロシン又はメチオニン及びこれらの塩及び誘導体等である。更に、本発明に使用し得るエーテルポリカルボン酸系キレート剤としては、例えば次式で表される化合物並びにその類似化合物及びその塩(特にNa塩等)が挙げられる。
Figure 2006213612
本発明の植物活力剤の形態は、液体、フロワブル、ペースト、水和剤、粒剤、粉剤、錠剤等いずれでも良く、水に希釈して使用する場合には、通常、植物活力剤中の本発明に係る有機化合物濃度が0.01〜5000ppmの水分散液あるいは乳化液として植物の葉面や根へ散布される。
本発明は、上記本発明の植物活力剤を植物に供給することからなる植物の栽培方法に適用できる。本発明の植物活力剤の植物への栽培方法としては色々な手段を使うことができる。例えば、粉剤や粒剤を直接化成肥料等の固形肥料のように投与したり、希釈された水分散液を葉面、茎、果実等直接植物に散布したり、土壌中に注入する方法や水耕栽培やロックウールのように根に接触している水耕液や供給水に希釈混合して供給する方法が挙げられる。すなわち、土壌栽培の土壌へ灌水する、水耕栽培の水耕液へ添加する、根に直接塗布する、粒剤や粉剤の状態での直接土壌へ混合する等の栽培方法が挙げられる。
本発明は、上記本発明の植物活力剤を植物に供給することからなる植物の活力向上方法に適用できる。本発明の植物活力剤の植物への供給方法としては色々な手段を使うことができる。例えば、粉剤や粒剤を直接化成肥料等の固形肥料のように投与したり、希釈された水分散液を葉面、茎、果実等直接植物に散布したり、土壌中に注入する方法や水耕栽培やロックウールのように根に接触している水耕液や供給水に希釈混合して供給する方法が挙げられる。すなわち、土壌栽培の土壌へ灌水する、水耕栽培の水耕液へ添加する、根に直接塗布する、粒剤や粉剤の状態での直接土壌へ混合する等の方法が挙げられる。
本発明の植物活力剤を植物に供給する際は、本発明に係る有機化合物の濃度が1〜1000ppm、更に5〜750ppm、特に10〜500ppmの水分散液を用いることが好ましい。
本発明は、上記本発明の植物活力剤を植物に吸着することからなる農園芸用植物の製造方法に適用できる。
本発明の植物活力剤を適用できる植物としては、果菜類では、キュウリ、カボチャ、スイカ、メロン、トマト、ナス、ピーマン、イチゴ、オクラ、サヤインゲン、ソラマメ、エンドウ、エダマメ、トウモロコシ等が挙げられる。葉菜類では、ハクサイ、ツケナ類、チンゲンサイ、キャベツ、カリフラワー、ブロッコリー、メキャベツ、タマネギ、ネギ、ニンニク、ラッキョウ、ニラ、アスパラガス、レタス、サラダナ、セルリー、ホウレンソウ、シュンギク、パセリ、ミツバ、セリ、ウド、ミョウガ、フキ、シソ等が挙げられる。根菜類としては、ダイコン、カブ、ゴボウ、ニンジン、ジャガイモ、サトイモ、サツマイモ、ヤマイモ、ショウガ、レンコン等が挙げられる。その他に、稲、麦類、花卉類等にも使用が可能である。本発明の植物活力剤は、植物成長促進剤として好適である。
本発明の植物活力剤により効率的に植物体の活力を向上できる理由は明確ではないが、本発明の植物活力剤が植物、特に根に適用されると、水100gに対する溶解度が25℃で0.1mg以下であり、平均粒径が0.1〜300μmの有機化合物が根に対して吸着するため、これが適度な吸水ストレス(蒸散ストレス)となり植物の活力向上に寄与しているものと推察される。従来植物に対し吸水ストレスを与えることは、植物の発根、根の生長、地上部の生長を阻害し、生育を低下させることが常識であった。これは、吸水ストレスは土壌内の水分量低下、塩濃度の上昇等で吸水ストレスを与えるため、ストレスと同時に溶解性物質の増加(例えば塩濃度の増加)により薬害を生じることが原因と考えられる。しかし本発明では、溶解度の極めて低い有機化合物が根に吸着することで適度な吸水ストレスを生じさせ、且つ該有機化合物は薬害を生じないことで生育低下を防ぐことができる。また根に対する吸着から生じる適度な吸水ストレスにより、植物体内で発根を促進する植物生長ホルモンであるオーキシン等が増大し、その結果発根が促進し、地上部の生育、緑色度(SPAD値)の向上等に寄与すると推察される。
さらに本発明に係る有機化合物は、葉面散布を行っても、葉面への吸着により、気孔等を適度に閉鎖し、適度な吸水ストレスを与えることで、同様な効果を引き出すと推察される。
実施例1(トマトへの土壌灌水処理試験)
トマト品種:桃太郎(タキイ種苗(株))
使用培土:クレハ培土(呉羽化学(株))
栽培ポット:9cmポット
ポットへトマト種を播種し、二葉期に生育したトマト(反復20株)に対し、水道水を加え表1に示す処理濃度に調整した植物活力剤を土壌灌水した。処理量は1ポット当たり約50mlで土壌へ浸透させた。尚、平均粒径の測定には、レーザー回折/散乱式粒度分布測定装置(LA−700;HORIBA製)を用いた。2週間後、地下部と地上部を切断し、地上部は乾燥重量、地下部は水洗浄で土を取り除いた後、乾燥重量を測定した。なお、乾燥重量の測定には、該地上部又は該地下部を70℃で3日間乾燥したものを用いた。地上部重量及び地下部重量は無処理区(水道水)を100%にした場合の比率で表現した。
結果を表1に示す。本発明の植物活力剤を使用した場合は、地上部、地下部とも重量が増加し、生育が促進された。
Figure 2006213612
(注)表1中、溶解度は水100gに対する25℃での溶解度(mg)であり、0.01mg以下は溶質が水に対し不溶で測定限界以下を示す(以下同様)。平均粒径は処理液中の分散粒子の平均粒径であり、「−」は溶解状態であるため測定不能であることを示す(以下同様)。標準根吸着量は、根生重量1g当たりの吸着量(mg)である。また、POEはポリオキシエチレンの略であり( )内の数字は平均付加モル数である(以下同様)。なお、表1中の化合物の一部は以下のものである(以下同様)。
・ポリステアリルメタクリレート:花王(株)製、分子量12万
・高重合メチルポリシロキサン:信越化学(株)製、信越シリコーン X−21−7501G、粘度500万mPa・s(25℃)
・アルキルグルコシド:アルキル基の炭素数18
実施例2(トマト根部への吸着後の土壌試験)
トマト品種:桃太郎(タキイ種苗(株))
使用培土:クレハ培土(呉羽化学(株))
発芽用:50穴セルトレイ
栽培ポット:9cmポット
50穴セルトレイへトマト種を播種し、二葉期に生育したトマト(反復20株)の地下部を水道水で洗浄し、土を落とした後根部に対し、水道水を加えて表2に示す処理濃度に調整した植物活力剤を含む液300mLを1時間浸漬し植物活力剤を根に吸着させた。その後、トマトを9cmポットにクレハ培土を用いて定植し、十分量の水道水を土壌灌水し、2週間栽培した。その間、1日1回の割合で水のみ100mlを与えた。その後、地上部重量及び地下部重量を実施例1と同様に測定した。結果を表2に示す。本発明の植物活力剤を使用した場合は、地上部、地下部とも重量が増加し、生育が促進された。なお、平均粒径の測定は実施例1と同様に行った。
Figure 2006213612
実施例3(トマト水耕栽培の水耕液への処理試験)
トマト品種:桃太郎(タキイ種苗(株))
発芽用:50穴セルトレイ
栽培ポット:250mlポリエチレンボトル
栽培環境条件:照度7000Lux、温度23℃、湿度50%、照明時間24時間
50穴セルトレイへトマト種を播種し、二葉期に生育したトマト(反復20株)の地下部を水道水で洗浄し、土を落とした。それぞれ水道水に植物活力剤を表3の処理濃度に希釈調整した液約250mlをポリエチレンボトルに入れ、さらに根部を洗浄したトマトをそれぞれ移植した。その後ポリエチレンボトルの上部開口全体をプラスチックフィルムで包含し、植物以外からの蒸散を極力抑え、2週間栽培した。その間、栽培液への水の補給は行わなかった。その後、地上部重量及び地下部重量を実施例1と同様に測定した。結果を表3に示す。本発明の植物活力剤を使用した場合は、地上部、地下部とも重量が増加し、生育が促進された。なお、平均粒径の測定は実施例1と同様に行った。
Figure 2006213612

Claims (10)

  1. 水100gに対する溶解度が25℃で0.1mg以下であり、平均粒径が0.1〜300μmの有機化合物(炭素数12〜30の1価アルコールを除く)を含有する植物活力剤。
  2. 前記有機化合物の標準根吸着量が、0.1〜10mg/g(根生重量)である請求項1記載の植物活力剤。
  3. 下記式により算出される標準蒸散速度比率が95%以下である請求項1又は2記載の植物活力剤。
    標準蒸散速度比率(%)=(P1/P0)×100
    P0:水道水を用いた場合の1日あたり植物生重量あたりの蒸散量(g/g/day)
    P1:水道水と植物活力剤を用いた場合の1日あたり植物生重量あたりの蒸散量(g/g/day)
  4. 前記有機化合物が(1)シリコーンオイル及び(2)ポリアルキル(メタ)アクリレートから選ばれる一種以上である請求項1〜3の何れか1項記載の植物活力剤。
  5. 水100gに対する溶解度が25℃で0.1mg以下であり、平均粒径が0.1〜300μmの有機化合物(炭素数12〜30の1価アルコールを除く)を含有する植物活力剤を、植物に施用する植物の栽培方法。
  6. 前記有機化合物の標準根吸着量が、0.1〜10mg/g(根生重量)である請求項5記載の植物の栽培方法。
  7. 前記植物活力剤の下記式により算出される標準蒸散速度比率が95%以下である請求項5又は6記載の植物の栽培方法。
    標準蒸散速度比率(%)=(P1/P0)×100
    P0:水道水を用いた場合の1日あたり植物生重量あたりの蒸散量(g/g/day)
    P1:水道水と植物活力剤を用いた場合の1日あたり植物生重量あたりの蒸散量(g/g/day)
  8. 前記有機化合物を1〜1000ppmの濃度で含有する水分散液を施用する請求項5〜7の何れか1項記載の植物の栽培方法。
  9. 前記有機化合物が(1)シリコーンオイル及び(2)ポリアルキル(メタ)アクリレートから選ばれる一種以上である請求項5〜8の何れか1項記載の植物の栽培方法。
  10. (1)シリコーンオイル及び(2)ポリアルキル(メタ)アクリレートから選ばれる一種以上を含有する植物活力剤。
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