JP2001335735A - 下塗り塗料組成物 - Google Patents

下塗り塗料組成物

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JP2001335735A
JP2001335735A JP2000157596A JP2000157596A JP2001335735A JP 2001335735 A JP2001335735 A JP 2001335735A JP 2000157596 A JP2000157596 A JP 2000157596A JP 2000157596 A JP2000157596 A JP 2000157596A JP 2001335735 A JP2001335735 A JP 2001335735A
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Japan
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undercoat
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emulsion
monomer
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JP2000157596A
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English (en)
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Toyohiro Maeda
豊広 前田
Toru Yagi
徹 八木
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Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】防水性および上塗り塗膜との密着性の両方を向
上させることのできる無機質系窯業建材用の水性下塗り
塗料組成物を提供すること。 【解決手段】反応性乳化剤の存在下、スチレンモノマー
を20〜70重量%、アルコキシシリル基含有ラジカル
重合性モノマーを0.1〜10重量%およびカルボキシ
ル基含有ラジカル重合性モノマーを0.1〜5.0重量
%含むモノマー混合物を乳化重合して得られたエマルシ
ョン樹脂を含有する水性下塗り塗料組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防水性および上塗
り塗膜との密着性の優れた窯業建材用の水性下塗り塗料
組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、珪カル板、パルプセメント板、石
綿スレート板、スラグ石膏板、炭酸マグネシウム板、石
綿パーライト板、木片セメント板、ALC板などの無機
質系窯業建材は、軽さ、断熱性及び遮音性等に優れてい
ることから、建築材料の基材として広く用いられてい
る。このような建築材料は屋外に曝され、水が内部に浸
透することにより、その材料の劣化を招くことになる。
そこで一般的には、その基材表面にシーラー又はプライ
マーと呼ばれる下塗り塗料が塗布されており、特に近
年、環境への配慮から、この下塗り塗料を水性化する傾
向にある。しかしながら、このような水性化により塗膜
の親水性が高まり、その塗膜に水分が付着すると、その
水分が塗膜に浸透し、基材に達してしまい、十分な防水
性を有するものはこれまで得られていない。
【0003】一方、このような無機質系窯業建材の分野
では、上記のように下塗り塗料をその建材表面に塗布し
た後、通常、耐候性や色彩・凹凸等の意匠性を付与する
ため、上塗り塗料を塗布して上塗り塗膜をさらに形成し
ている。しかしながら、昨今の無機質系窯業建材の分野
で主流となりつつある、シリコン変性アクリル上塗り等
の塗膜と、これら下塗り塗膜との間の密着性は十分なも
のではなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、防水
性および上塗り塗膜との密着性の両方を向上させること
のできる無機質系窯業建材用の水性下塗り塗料組成物を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の水性下塗り塗料
組成物は、反応性乳化剤の存在下、スチレンモノマーを
20〜70重量%、アルコキシシリル基含有ラジカル重
合性モノマーを0.1〜10重量%およびカルボキシル
基含有ラジカル重合性モノマーを0.1〜5.0重量%
含むモノマー混合物を乳化重合して得られたエマルショ
ン樹脂を含有するものである。
【0006】そして、上記水性下塗り用塗料組成物は、
更に扁平な形状を有する顔料を、前記下塗り塗料中の全
樹脂固形分100重量部に対し10〜40重量部含有し
ていてもよい。
【0007】また、上記水性下塗り塗料組成物が、更に
硬化剤を含有するものであってもよく、その硬化剤とし
ては、1分子中に2個以上のカルボジイミド基を含有す
るものが好ましい。
【0008】
【発明の実施態様】本発明の水性下塗り塗料組成物は、
反応性乳化剤の存在下で、スチレンモノマー、アルコキ
シシリル基含有ラジカル重合性モノマーおよびカルボキ
シル基含有ラジカル重合性モノマーを特定割合で含有す
るモノマー混合物を乳化重合して得られたエマルション
樹脂を含有するものである。
【0009】ここで、上記反応性乳化剤とは、1分子中
にラジカル重合性不飽和基を有する界面活性剤であれば
特に制限されるものではない。この反応性乳化剤として
は、エレミノールJS−1、エレミノールJS−2(三
洋化成社製)、S−120、S−180A、S−180
(花王社製)、アクアロンHS−10(第一工業製薬社
製)、アデカリアソープSE−10N、アデカリアソー
プSE−20N(旭電化社製)、ANTOX MS−6
0(日本乳化剤社製)などが挙げられるが、中でも乳化
重合において反応性の高いアクアロンHS−10が好ま
しい。
【0010】上記反応性乳化剤の使用量は、上記モノマ
ー混合物100重量部に対して、0.1〜5重量部が好
ましい。0.1未満であると、良好なエマルション重合
安定性を得ることが困難となり、5重量部を超えると、
エマルション粒子表面の親水性が高くなり、防水性が低
下する恐れがある。
【0011】上記モノマー混合物は、スチレンモノマ
ー、アルコキシシリル基含有ラジカル重合性モノマーお
よびカルボキシル基含有ラジカル重合性モノマーを含有
するものである。
【0012】ここで、スチレンモノマーは、上記モノマ
ー混合物中に20〜70重量%、好ましくは30〜50
重量%含まれる。このようにスチレンモノマーを使用す
ることにより、形成された下塗り塗膜のTgを高め、吸
水率を低下させその結果、防水性を高めることとなるか
らである。そして、このスチレンモノマーを用いること
で、水性下塗り塗料であっても下塗り塗膜の表面の溶解
性パラメータ(SP)値が低下して、上塗り塗膜のSP
値と近似することとなり、その結果、上塗り塗膜との密
着性を向上させることができる。
【0013】従って、スチレンモノマーの含有量が、2
0重量%未満であると、上記効果が得られず、70重量
%を超えると、Tgが高くなりすぎて、造膜性が低下し
て塗膜欠陥の発生につながり、その結果、防水性が低下
する恐れがある。
【0014】上記アルコキシシリル基含有ラジカル重合
性モノマーは、上記モノマー混合物中に0.1〜10重
量%、好ましくは0.5〜3.0重量%含まれる。この
モノマーは、1分子中にラジカル重合性基とアルコキシ
シリル基という2つの官能基を有するので、乳化重合し
て得られたエマルション樹脂中で一部内部架橋を形成す
ることができ、そのため形成された塗膜は、吸水率を低
下させることができ、このことにより防水性が向上す
る。
【0015】従って、上記アルコキシシリル基含有ラジ
カル重合性モノマーの含有量が、0.1重量%未満であ
ると、上記内部架橋することができず、そのため塗膜の
防水性を向上させることができなくなる。10重量%を
超えると、上記内部架橋が過剰となり、その結果架橋密
度が高くなりすぎて、造膜性が低下し、このことにより
かえって防水性が低下する恐れがある。
【0016】上記アルコキシシリル基含有ラジカル重合
性モノマーとしては、ビニルトリメトキシシラン、ビニ
ルトリエトキシシラン、ビニルメチルジメトキシシラ
ン、アリルトリメトキシシラン、デセニルトリメトキシ
シラン、4−ビニルフェニルトリメトキシシラン、γ−
アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタク
リロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−アクリロキ
シプロピルトリブトキシシラン、γ−メタクリロキシプ
ロピルメチルジメトキシシランなどが挙げられる。
【0017】カルボキシル基含有ラジカル重合性モノマ
ーは、上記モノマー混合物中に0.1〜5.0重量%、
好ましくは0.1〜3.0重量%含まれている。上記カ
ルボキシル基含有重合性モノマーを、この割合で含有す
ることにより、分散安定性が良好なエマルション樹脂を
得ることができる。従って、0.1重量%未満である
と、分散安定性が低下し、5.0重量%を超えると、か
えって防水性が低下する恐れがある。
【0018】上記カルボキシル基含有重合性モノマーと
しては、(メタ)アクリル酸、マレン酸、無水マレイン
酸、イタコン酸、無水イタコン酸、クロトン酸等が挙げ
られる。
【0019】上記エマルション樹脂は、上記スチレンモ
ノマー、アルコキシシリル基含有ラジカル重合性モノマ
ーおよびカルボキシル基含有重合性モノマーを必須モノ
マーとして用いて得られるものであるが、これら以外に
その他のラジカル重合性モノマーをさらに用いても良
い。その具体例としては、2−ヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリ
レート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、ジメ
チルアミノエチル(メタ)アクリレート、アクリル酸ア
ミド、メタクリル酸アミド、アクリロニトリル、メタク
リロニトリル、メチル(メタ)アクリレート、エチル
(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレー
ト、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、スチレ
ン等が挙げられる。
【0020】上記エマルション樹脂は、通常の乳化重合
により得ることができる。その際使用する反応開始剤と
しては、水溶性開始剤を使用するのが普通である。その
例としては、過酸化水素、過硫酸アンモニウム、過硫酸
カリウムなどの無機過酸化物開始剤、t−ブチルヒドロ
ペルオキシド、t−アミルヒドロペルオキシド、クメン
ヒドロペルオキシド、テトラリンヒドロペルオキシド、
ジイソプロピルヒドロペルオキシドなどの有機過酸化物
開始剤、及び4,4’−アゾビス(4−シアノ吉草酸)
のようなアゾ系開始剤がある。
【0021】上記エマルション樹脂は、カルボキシル基
を含有しているため、中和して水分散化を行うものであ
るが、その中和剤として、揮発性のアミン類が好まし
い。揮発性のアミンは、塗膜が形成されるときには、大
気中に揮散して、塗膜中の残存量を少なくすることがで
きる。このことは、塗膜の親水性を低下させることとな
り、その結果、防水性が向上することができる。
【0022】この揮発性のアミンとしては、アンモニ
ア、モノメチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルア
ミン、モノエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチル
アミン、モノ−n−プロピルアミン、ジメチル−n−プ
ロピルアミン、モノエタノールアミン、ジメタノールア
ミン、トリエタノールアミン、N−メチルエタノールア
ミン、N−メチルジエタノールアミン、ジメチルエタノ
ールアミン、イソプロパノールアミン、ジイソプロパノ
ールアミン等が挙げられる。
【0023】本発明の水性下塗り塗料組成物は、上記エ
マルション樹脂を含有するものであるが、この樹脂以外
に、その樹脂中のカルボキシル基と反応することができ
る架橋剤を更に含有するものであっても良い。このよう
な架橋剤を含有することにより、さらに防水性を向上さ
せることができる。
【0024】その架橋剤としては、上記カルボキシル基
と反応するものであれば、特に限定されないが、カルボ
ジイミド基を1分子中に2個以上有するものが好まし
い。このようなカルボジイミド基を有する架橋剤の場
合、そのカルボジイミド基含有量は、上記エマルション
樹脂固形分中のカルボキシル基当量に対し0.05〜2
当量、好ましくは0.1〜1当量が好適である。0.0
5当量未満であると、架橋剤の添加効果が小さく目的と
する防水性が得られず、2当量を超えると、逆に防水性
が低下する恐れがある。
【0025】その上記のカルボジイミ基を有する架橋剤
の具体例としては、以下に説明する、変性ポリカルボジ
イミド化合物が挙げられる。この化合物は、1分子中に
少なくとも2個のカルボジイミド基を有し、炭素数4以
上のモノアルコキシ基で片側末端を封鎖されたポリアル
キレンオキサイドユニットを有しているものである。
【0026】上記カルボジイミド基は、−N=C=N−
で表される官能基である。上記変性ポリカルボジイミド
化合物1分子中に含まれる上記カルボジイミド基の量
は、少なくとも2個であり、反応効率を考慮すれば、実
質的には20個以下であることが好ましい。
【0027】上記ポリアルキレンオキサイドユニット
は、具体的には、R1−O−(CH2−CHR2−O−)m
−(但し、式中R1は炭素数4〜20のアルキル基、R2
は水素原子又はメチル基であり、mは4〜30の整数で
ある。)で表されるユニットであり、アルコキシ基で末
端封鎖されたポリ(エチレンオキサイド)、またはポリ
(プロピレンオキサイド)、またはそれらの混合物から
なるモノアルコキシポリアルキレングリコールから活性
水素を除いたものである。上記ユニットにおけるR
1は、貯蔵安定性の観点から、炭素数6〜20が好まし
く、8〜12がさらに好ましい。また、上記R2は、水
分散性および水が揮発した後の反応性の観点から、水素
原子であることが好ましい。さらに、上記mは、水分散
性および水が揮発した後の反応性の観点から、4〜20
が好ましく、6〜12がさらに好ましい。上記ユニット
におけるR1の炭素数およびmは、貯蔵安定性、水分散
性および水が揮発した後の反応性を考慮して、それぞれ
上記範囲内において適宜設定される。
【0028】上記ユニットは、上記変性ポリカルボジイ
ミド化合物の分子両末端にウレタン結合によって結合し
ている。上記ウレタン結合とは、−NHCO−で表され
る結合をいう。
【0029】ここで説明した、上記変性ポリカルボジイ
ミド化合物は、両末端にイソシアネート基を有するポリ
カルボジイミド化合物と上記モノアルコキシポリアルキ
レングリコールとを反応させることによって得られるも
のである。
【0030】上記両末端にイソシアネート基を有するポ
リカルボジイミド化合物の製造方法としては、当業者に
よってよく知られており、有機ジイソシアネートの脱二
酸化炭素を伴う縮合反応を利用することができる。
【0031】上記有機ジイソシアネートとしては、具体
的には、芳香族ジイソシアネート、脂肪族ジイソシアネ
ート、脂環族ジイソシアネート、およびこれらの混合物
を用いることができ、具体的には1,5−ナフチレンジ
イソシアネート、4,4−ジフェニルメタンジイソシア
ネート、4,4−ジフェニルジメチルメタンジイソシア
ネート、1,3−フェニレンジイソシアネート、1,4
−フェニレンジイソシアネート、2,4−トリレンジイ
ソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、
2,4−トリレンジイソシアネートと2,6−トリレン
ジイソシアネートとの混合物、ヘキサメチレンジイソシ
アネート、シクロヘキサン−1,4−ジイソシアネー
ト、キシリレンジイソシアネート、イソホロンジイソシ
アネート、ジシクロヘキシルメタン−4,4−ジイソシ
アネート、メチルシクロヘキサンジイソシアネート、テ
トラメチルキシリレンジイソシアネートなどを挙げるこ
とができる。
【0032】上記縮合反応には、通常、カルボジイミド
化触媒が用いられる。上記カルボジイミド化触媒として
は、具体的には、1−フェニル−2−ホスホレン−1−
オキシド、3−メチル−2−ホスホレン−1−オキシ
ド、1−エチル−2−ホスホレン−1−オキシド、3−
メチル−1−フェニル−2−ホスホレン−1−オキシド
や、これらの3−ホスホレン異性体等のホスホレンオキ
シドなどを挙げることができるが、反応性の観点から、
3−メチル−1−フェニル−2−ホスホレン−1−オキ
シドが好ましい。
【0033】このようにして得られた両末端にイソシア
ネート基を有するポリカルボジイミド化合物とモノアル
コキシポリアルキレングリコールとの反応は、モノアル
コキシポリアルキレングリコールの水酸基のモル量がイ
ソシアネート基のモル量以上になるように設定して行う
ことが好ましい。上記モノアルコキシポリアルキレング
リコールは先に述べたものと同じである。反応方法とし
ては、当業者によってよく知られている方法を用いるこ
とができ、具体的には、両者を混合し、例えば60〜1
20℃に加熱して反応させることによって上記変性ポリ
カルボジイミド化合物を得ることができる。
【0034】本発明の水性下塗り塗料組成物は、上記エ
マルション樹脂のほかに、更に扁平な形状を有する顔料
を含有するものであってもよく、その配合量は、上記水
性下塗り塗料組成物中の全樹脂固形分100重量部に対
して、10〜40重量部、好ましくは20〜35重量部
が好適である。10重量部未満であると、防水性が不十
分となる恐れがある。また、40重量部を超えると、増
加した顔料を分散するためにさらに必要とされる顔料分
散剤の量を増加させることになり、結果的にその顔料分
散剤が過剰となり塗膜の吸水率を上げて、防水性を低下
させる恐れがある。
【0035】このように扁平な形状を有する顔料を含有
することにより、防水性をさらに向上することができ
る。その防水性を向上させる機構は明確ではないが、外
部から進入してきた水は、塗膜中に扁平な顔料が基材表
面と平行に位置するため、水分の透過を効果的に阻止す
るものと思われる。
【0036】ここで、扁平とは、別名鱗片状とも表現さ
れ、厚さと平面の最小長さの比(アスペクト比という)
で表すと、その値が2〜100であるものをいう。
【0037】この扁平な顔料としては、例えば、雲母
(マイカ)、クレー、アルミニウム粉末、タルク、ケイ
酸アルミニウム等が挙げられ、これらから選択された1
種又は2種以上の混合系で用いることができる。
【0038】上記の扁平な形状を有する顔料以外に、炭
酸カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウ
ム、硫酸バリウム、炭酸マグネシウム等の体質顔料や、
二酸化チタン、酸化鉄、水酸化鉄、カーボンブラック、
黄鉛等の無機着色顔料や、アゾレーキ系顔料、フタロシ
アニン系顔料、インジコ系顔料、ベリレン系顔料、キノ
フタロン系顔料、ジオキサン系顔料、キナクリドン系顔
料、イソインドリノン系顔料等の各種有機着色顔料を、
上記水性下塗り塗料組成物に含有させて用いることがで
きる。
【0039】本発明の水性下塗り塗料組成物には、上記
以外の成分として、顔料分散剤、消泡剤、湿潤剤が適宜
添加される。上記顔料分散剤としては、例えばSMA1
440H(ARCO Chemical社製)、オロタ
ン731(ローム&ハース社製)、BYK140、BY
K191(BYKジャパン社製)などがある。上記消泡
剤としては、例えばノプコ8034(サンノプコ社
製)、SNデフォーマー154(サンノプコ社製)など
がある。また、上記湿潤剤は、顔料を分散させるために
用いるものであり、例えばヨネリン(米山化学社製)、
ポイズ530(花王社製)、エマルゲン930(花王社
製)などがある。
【0040】本発明の水性下塗り塗料組成物の製造方法
を以下に説明する。まず、反応性乳化剤の存在下で、ス
チレンモノマー、アルコキシシリル基含有重合性モノマ
ーおよびカルボキシル基モノマーを仕込み、常法により
乳化重合を行い、エマルション樹脂を製造する。これと
は別に、顔料、顔料分散剤および必要に応じ湿潤剤、消
泡剤等を仕込み、その混合物をサンドミル等で分散し、
顔料分散ペーストを製造する。次に、上記で製造したエ
マルション樹脂および分散ペーストを混合し、本発明の
水性下塗り塗料組成物を製造する。
【0041】上記のようにして得られた水性下塗り組成
物は、以下のようにして無機質系窯業建材用の下塗り塗
料として用いられる。ここで、この無機質系窯業建材と
しては、珪カル板、パルプセメント板、石綿スレート
板、スラグ石膏板、炭酸マグネシウム板、石綿パーライ
ト板、木片セメント板、ALC板などが挙げられる。
【0042】上記無機質系窯業建材表面に第1回目の下
塗り塗料が塗布され、それを乾燥させた後第2回目の下
塗り塗料が塗布されて、それを乾燥させた後、その上に
上塗り塗料を塗布する。このように下塗り塗装は、通常
2回塗りされるのだが、本発明の水性下塗り塗料組成物
は、1回目もしくは2回目のいずれかそれとも両方の下
塗りで用いることができるが、建材表面との付着性の点
から2回めの下塗りで用いることが好ましい。
【0043】上記水性下塗り塗料の塗布方法は、公知の
塗装機、例えば、エアースプレー、エアレススプレー、
ロールコーター、フローコーターまたはシャワーアンド
エアナイフ等を用いて行われる。その塗布量は10〜5
00g/m2が好ましく、その膜厚は30μm以上が好
ましく、150μmがさらに好ましい。このようにして
塗布した後、80〜150℃の雰囲気下で2〜10分間
か乾燥させる。特に、第2回目の下塗りで用いる場合
は、第1回目の下塗り塗装後の乾燥で、すでに基材温度
が上昇しているので、あらかじめ40〜70℃の基材温
度で塗布することが好ましい。
【0044】上記の下塗り塗装後に、色彩、凹凸または
模様等の意匠性を付与するために上塗り塗料を塗装する
ことができる。この塗料は当業者によく知られたものを
用いることができる。
【0045】
【実施例】以下の実施例により、本発明を更に詳細に説
明するが、本発明はこれらに限定されない。実施例中
「%」及び「部」は特にこだわらない限り、重量基準で
ある。
【0046】製造例1 顔料分散ペーストの調製 SMA1440H(顔料分散剤、ARCOケミカル社
製)4.34g、ヨネリン(湿潤剤、10%水溶液、米
山化学社製)2.17g、B940(消泡剤、旭電化工
業社製)0.48g、タルクPK(タルク、丸尾カルシ
ウム社製)および水道水38.74gを仕込み、ガラス
ビーズGB503(東芝バロティーニ社製)と共に、そ
の混合物をサンドミルで分散し、顔料分散ペースト1を
得た。
【0047】また、タルクPK(タルク、丸尾カルシウ
ム社製)の代わりに表1で示した顔料とその配合量を変
更した以外は、上記と同様の仕込み量で、同様の方法で
顔料分散ペースト2,3を調製した。
【0048】
【表1】
【0049】製造例2 エマルション樹脂1の調製 ビーカーに脱イオン水45gとアクアロンHS−10
(反応性乳化剤、第一工業製薬社製)2g、スチレン3
4g、メチルメタクリレート37g、2−エチルヘキシ
ルアクリレート29g、γ−メタクリロキシプロピルト
リメトキシシラン1gおよびメタクリル酸2gを入れ攪
拌し乳化物を得た。これとは別に、攪拌機、冷却管、滴
下ロート及び温度計を備えた反応容器に、脱イオン水6
0gを仕込み、80℃に昇温後、上記乳化物を5時間か
けて滴下し、これと同時に10%過硫酸アンモニウム水
溶液2gを滴下した。滴下終了後、2時間80℃に保持
した後、室温まで冷却し、その後25%アンモニア水を
添加してpHを8に調整した。次いで100メッシュの
金網で濾過してエマルション樹脂1を調製した。
【0050】製造例3〜11 エマルション樹脂2〜1
0の調製 上記乳化物の各モノマー配合量を表2に示したように変
更した以外は、上記製造例2と同様にしてエマルション
樹脂2〜10を調製した。
【0051】エマルション樹脂11〜14の調製 アクアロンHS−10(反応性乳化剤、第一工業製薬社
製)を、通常の乳化剤であるレベノールWZ(非反応性
乳化剤、花王社製)に変更し、かつ表2に示すモノマー
配合量に変更した以外は、製造例2の調製と同様にして
エマルション樹脂11〜14を調製した。
【0052】
【表2】
【0053】実施例1 製造例1で調製した分散ペースト90部に製造例2で調
製したエマルション樹脂1を100部混合してディスパ
ーにて1000rpmで5分間攪拌した。その後ブチル
セロソルブ10部を攪拌しながら添加し、次いで増粘剤
を加えて粘度がiwataNK‘2カップを使用して2
8±5秒となるように調製して、水性下塗り塗料を得
た。
【0054】上記で得られた水性下塗り塗料について、
密着性、透湿性、吸水性、透水性および凍害性を以下の
要領で評価した。その結果を表3に示す。
【0055】<密着性の評価>上記で得られた塗料をス
レート板にスプレーにて塗布量が100g/m2となる
ように塗装し、100℃5分間乾燥させた。この塗装を
更に2回行い、塗布量が300g/m2で、膜厚が15
0μmとなるように下塗り塗膜を形成した。
【0056】次に、形成された下塗り塗膜上に、シリコ
ンアクリルエマルション樹脂塗料(オーデパワー35
0、日本ペイント社製)をスプレーにて塗布量が100
g/m 2となるように塗装して、100℃で5分間乾燥
させた。次にこのようにして塗装されたスレート板の裏
面側にウレタン塗料にて防水シールを施し、一晩放置
後、40℃の温水に1週間浸漬した。その後、ウエスに
て水分をふき取り、カッターナイフでクロスカットを入
れセロハンテープ(商品名ニチバンTM)を用いて剥離
試験を行い、シリコンアクリルエマルション樹脂塗料を
用いて得られた塗膜と下塗り塗膜間の剥離の有無を見
た。 ○;剥離なし ×;剥離あり
【0057】<透湿性の評価>透湿性の評価は、JIS
−Z−0208に準拠して以下のようにして行った。上
記で得られた塗料を10MILのドクターブレードによ
りポリプロピレン板に塗布し、100℃10分間乾燥さ
せた後放冷して、さらに一晩放置した。ここで得られた
塗膜を、直径70mmの円形のフィルム状に切り出し
た。
【0058】次にJIS−Z−0208に記載されてい
る透湿カップに塩化カルシウム(無水)を12g入れ
て、上記で得られた円形状のフィルムで蓋をした。次に
溶融した融点60℃のパラフィンを、上記透湿カップ周
縁の溝に流し込み、放冷した。これを、温度40±0.
5℃、相対湿度90±2%の恒温恒湿装置中に16時間
以上放置して初期重量を測定した。
【0059】次に、この透湿カップを再び、恒温恒湿装
置に入れ、24時間毎に重量を測定し、その24時間毎
の重量増加量が5%以内で一定になるまで試験を続け、
初期重量に対する最終の重量増加量を求めた。そして、
以下の式を用いて透湿度を算出した。 透湿度(g/m2・24h)= (240×m)/(t
×s) s:透湿面積(cm2) t:試験を行った最後の2つの秤量間隔の時間(h) m:試験を行った最後の2つの秤量間隔の増加重量(m
g) 上記で算出した透湿度を、以下の基準で評価した。 ◎:15g/m2・24h未満 ○:15〜25g/m2・24h ○:25g/m2・24h以上
【0060】<吸水性の評価>上記で得られた塗料を1
0MILのドクターブレードによりポリプロピレン板に
塗布し、100℃10分間乾燥させた後放冷後、一晩放
置した。
【0061】次に、上記で得られた塗膜から、50mm
×60mmの大きさのフリーフィルムを切り出し、初期
のフィルム重量を測定した。これとは別に、予めガラス
瓶に脱イオン水を注いでおき、その中に上記で得られた
フリーフィルムを40℃×72時間浸漬した。浸漬後、
フリーフィルムをガラス瓶から取出し、表面の水分をふ
き取った後に重量を測定した。そして以下の式により吸
水率を算出した。 吸水率(%)=(浸漬後の重量−初期重量)/ 初期重
量 上記で算出した吸水率(%)を、以下の基準で評価し
た。 ◎:5 %未満 ○:5〜10% △:10〜15% ×:15%以上
【0062】<透水性の評価>透水性の評価は、JIS
−A−6910に準拠して、以下のようにして行った。
上記で得られた塗料をスレート板にスプレーにより塗布
量が100g/m2になるように塗装し100℃で5分
間乾燥させた。この塗装を更に2回行い、塗布量が合計
300g/m2で、膜厚が150μmとなるように下塗
り塗膜を形成した。
【0063】次にJIS−A−6910に記載されてい
る方法により透水管を立て、脱イオン水を基材表面から
250mmの高さになるまで入れ、初期透水高さとし
た。その後、24時間経過後、水の高さを測定し、初期
からの減水量を透水量として、以下の基準で評価した。 ◎:0.2ml/24h未満 ○:0.2〜0.5ml/24h △:0.5〜1.0ml/24h ×:1.0ml/24h以上
【0064】<凍害性の評価>凍害性は、ASTM−B
法に準拠して、以下のようにして評価した。上記で得ら
れた塗料をスレート板にスプレーにより塗布量が100
g/m2になるように塗装し100℃で5分間乾燥させ
た。この塗装をさらに2回行い、塗布量が合計300g
/m2で、膜厚が150μmとなるように下塗り塗膜を
形成した。ここで得られた塗装板の裏面および側面をエ
ポキシ樹脂を用いてシールした。その後、ASTM−B
法(気中凍結水中融解)により、下記の基準で目視評価
した。ここで繰り返し数を300サイクルとした。 ○:外観に異常が見られない ×:クラックやフクレ等の外観異常がある 以上の評価結果を表3に示す。
【0065】実施例2〜5 使用したエマルション樹脂を、エマルション樹脂2〜5
にそれぞれ変更した以外は、実施例1と同様にして、水
性下塗り塗料を調製して、評価を行った。その結果を表
3に示す。
【0066】実施例6および7 使用した分散ペーストを、製造例1で得られた分散ペー
スト2、3にそれぞれ変更し、エマルション樹脂1の代
わりに、エマルション樹脂2を用いた以外は、実施例1
と同様にして、水性下塗り塗料を調製して、評価を行っ
た。その結果を表3に示す。
【0067】実施例8 製造例1で調製した分散ペースト1を64部とり、製造
例2で調製したエマルション樹脂2を100部混合して
ディスパーにて1000rpmで5分間攪拌した。その
後ブチルセロソルブ10部を攪拌しながら添加し、次い
で増粘剤を加えて粘度がiwataNK‘2カップを使
用して28±5秒となるように調製して、全樹脂固形分
100容積部に対し顔料成分が20容積部(PVC=2
0%)の水性下塗り塗料を得た。
【0068】上記で得られた水性下塗り塗料について、
実施例1と同様にして評価した。その結果を表3に示
す。
【0069】実施例9 分散ペースト1の使用量を145部に変更した以外は、
実施例8と同様にして、PVC=35%の水性下塗り塗
料を得て、実施例1と同様にして評価した。その結果を
表3に示す。
【0070】実施例10 カルボジライトV−02−L2(カルボジイミド基含有
硬化剤、日清紡社製)をエマルション樹脂100部に対
し2部となるように更に加え、エマルション樹脂1の代
わりに、エマルション樹脂2を用いた以外は、実施例1
と同様にして水性下塗り塗料を調製して、評価を行っ
た。その結果を表3に示す。
【0071】実施例11 カルボジライトV−02−L2(カルボジイミド基含有
硬化剤、日清紡社製)をエマルション樹脂100部に対
し2部となるように更に加えた以外は、実施例1と同様
にして水性下塗り塗料を調製して、評価を行った。その
結果を表3に示す。
【0072】比較例1〜9 表3に示したエマルション樹脂を用いた以外は、実施例
1と同様にして水性下塗り塗料を調製して評価を行っ
た。その結果を表3に示す。
【0073】
【表3】
【0074】実施例の結果から明らかなように、反応性
乳化剤の存在下で得られたエマルション樹脂であって、
スチレンモノマー、アルコキシシシリル基含有ラジカル
重合性モノマーであるγ−メタクリロキシプロピルトリ
メトキシシランおよびカルボキシル基含有重合性モノマ
ーであるメタクリル酸を、所定の範囲内の量で用いて得
られたエマルション樹脂を、水性下塗り塗料組成物に含
有させることにより、密着性と、透湿性、吸水性、透水
性といった防水性とが良好であることが確認された。更
に、硬化剤としてカルボジイミド基を含有するものを加
えると、透水性が向上することが確認された。
【0075】
【発明の効果】水性下塗り塗料組成物として、反応性乳
化剤の存在下、スチレンモノマー、アルコキシシリル基
含有ラジカル重合性モノマーおよびカルボキシル基含有
ラジカル重合性モノマーを特定量配合して得られたエマ
ルション樹脂を含有するものを用いることにより、透湿
性、吸水性、透水性といった防水性および密着性とを向
上させることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J038 CC021 DF042 GA06 GA15 HA066 HA466 HA526 HA536 HA546 JB01 JB09 JB18 KA03 KA08 KA09 KA20 MA08 MA10 NA04 NA12 NA24 PA18 PA19 PB05 PC04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】反応性乳化剤の存在下、スチレンモノマー
    を20〜70重量%、アルコキシシリル基含有ラジカル
    重合性モノマーを0.1〜10重量%およびカルボキシ
    ル基含有ラジカル重合性モノマーを0.1〜5.0重量
    %含むモノマー混合物を乳化重合して得られたエマルシ
    ョン樹脂を含有する水性下塗り塗料組成物。
  2. 【請求項2】更に扁平な形状を有する顔料を、前記下塗
    り塗料中の全樹脂固形分100重量部に対し10〜40
    重量部含有する、請求項1記載の水性下塗り塗料組成
    物。
  3. 【請求項3】更に硬化剤を含有する請求項1または2記
    載の水性下塗り塗料組成物。
  4. 【請求項4】前記硬化剤が、1分子中に2個以上のカル
    ボジイミド基を含有するものである、請求項3記載の水
    性下塗り塗料組成物。
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