JPH0717289A - トルク分配装置を有する車両 - Google Patents

トルク分配装置を有する車両

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JPH0717289A
JPH0717289A JP16795193A JP16795193A JPH0717289A JP H0717289 A JPH0717289 A JP H0717289A JP 16795193 A JP16795193 A JP 16795193A JP 16795193 A JP16795193 A JP 16795193A JP H0717289 A JPH0717289 A JP H0717289A
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torque
vehicle
engine
wheel
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JP16795193A
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Koji Shibahata
康二 芝端
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K1/00Arrangement or mounting of electrical propulsion units
    • B60K1/02Arrangement or mounting of electrical propulsion units comprising more than one electric motor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
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    • B60K23/04Arrangement or mounting of control devices for vehicle transmissions, or parts thereof, not otherwise provided for for differential gearing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K17/00Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
    • B60K17/04Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or kind of gearing
    • B60K17/10Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or kind of gearing of fluid gearing
    • B60K17/105Units comprising at least a part of the gearing and a torque-transmitting axle, e.g. transaxles

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トルク分配装置を有する車両において、駆動
輪の過剰スリップに基づく操舵特性の急変を防止する。 【構成】 エンジンEのトルクを左輪WL 及び右輪WR
に所定の比率で分配すべく、主差動装置Dに付設された
遊星歯車装置Pを駆動する油圧モータ24が油圧ポンプ
20に接続される。油圧モータ24の回転数を電子制御
ユニットUで制御することにより、車両の旋回状態に見
合ったトルクが左輪WL 及び右輪WR に分配される。ト
ルク分配を受けた左輪WL 及び/又は右輪WR に過剰ス
リップが発生すると、電子制御ユニットUからの指令で
トルク低減手段61がエンジンEのトルクを低減し、前
記過剰スリップを抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンのトルクを左
右の駆動輪又は前後の駆動輪に所定の比率で分配制御す
るトルク分配装置を有する車両に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の動力伝達系に設けられる差動装
置は、自動車の旋回時に左右の車輪に生じる回転速度差
を吸収し、エンジンのトルクを左右両輪に適切な比率で
分配するように構成される。しかしながら、一般の差動
装置は左右の車輪に加わる負荷の差により作動するた
め、一方の車輪が摩擦係数が小さい路面に乗り上げて空
転したような場合に、他方の車輪へのトルクの伝達量が
減少したりトルクの伝達が遮断される問題がある。
【0003】かかる不都合を回避するために、操舵角や
車速に基づいて差動装置を積極的に制御し、その時の運
転状態に適したトルクを左右の車輪に分配する車両のト
ルク分配装置が、特開平1−182127号公報、特開
平1−282075号公報等において提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかるトル
ク分配装置を有する車両では、そのトルクが大き過ぎな
い範囲で左右の駆動輪に分配するトルクの比率を制御す
ることにより、操舵特性にオーバーステアの傾向又はア
ンダーステアの傾向を与えることができる。
【0005】しかしながら、運転者がアクセルペダルを
踏み過ぎた場合に、特に路面摩擦係数が小さいときに、
フロントエンジン・フロントドライブ車ではアンダース
テアの傾向が、フロントエンジン・リヤドライブ車やミ
ッドエンジン・リヤドライブ車ではオーバーステアの傾
向が、また4輪駆動車では重量やトルクの前後配分によ
り前記何れかの傾向が急激に増大してしまう。
【0006】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、トルク分配装置を有する車両において、駆動輪の過
剰スリップに基づく操舵特性の急変を防止することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、エンジンのトルクを左右の駆動輪又は前
後の駆動輪に所定の比率で分配制御するトルク分配装置
を有する車両において、前記駆動輪に過剰スリップが発
生したときに前記エンジンのトルクを低減するトラクシ
ョン制御装置を備えたことを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0009】図1は本発明の第1実施例を示すもので、
トルク分配装置をフロントエンジン・フロントドライブ
車に適用したものである。同図に示すように、車体に横
置きに搭載したエンジンEにはミッションMが接続さ
れ、そのミッションMの出力軸である差動装置入力軸1
はプラネタリギヤ式の主差動装置Dに駆動力を伝達する
ための入力ギヤ2を備える。
【0010】主差動装置Dは前記差動装置入力軸1の入
力ギヤ2に噛合する外歯ギヤ3を外周に有するリングギ
ヤ4と、このリングギヤ4の内部に同軸に配設されたサ
ンギヤ5と、前記リングギヤ4に噛合するアウタプラネ
タリギヤ6及び前記サンギヤ5に噛合するインナプラネ
タリギヤ7を、それらが相互に噛合する状態で支持する
プラネタリキャリヤ8とから構成される。前記主差動装
置Dは、そのリングギヤ4が入力要素として機能すると
ともに、一方の出力要素として機能するプラネタリキャ
リヤ8が右シャフト9を介して右輪WR に接続され、他
方の出力要素として機能するサンギヤ5が左シャフト1
0を介して左輪WL に接続される。
【0011】次に、主差動装置Dの入力要素であるリン
グギヤ4から入力されたトルクを2つの出力要素である
プラネタリキャリヤ8とサンギヤ5とに所定の比率で分
配する遊星歯車装置Pの構造を説明する。
【0012】遊星歯車装置Pにおいて、左シャフト10
に結合したプラネタリキャリヤ12に設けられたプラネ
タリギヤ13は、左シャフト10に相対回転自在に支持
したサンギヤ14に噛合するとともにプラネタリキャリ
ヤ12の外周に配設したリングギヤ15に噛合する。主
差動装置Dのプラネタリキャリヤ8と一体に形成した外
歯ギヤ16と遊星歯車装置Pのリングギヤ15に形成し
た外歯ギヤ17とは、一体に形成された一対のピニオン
18,19にそれぞれ噛合する。これにより主差動装置
Dと遊星歯車装置Pが相互に連結される。
【0013】さて、遊星歯車装置Pのプラネタリギヤ1
3、サンギヤ14及びリングギヤ15の歯数をそれぞれ
P ,ZS ,ZR とし、プラネタリキャリヤ12、サン
ギヤ14及びリングギヤ15の回転速度をそれぞれω
C , ωS ,ωR とすると、サンギヤ14を固定した場合
(すなわちωS =0)には、良く知られているように、 ωR =ωC ×(1+ZS /ZR ) ・・・ が成り立つ。
【0014】ここで右輪WR と左輪WL とが同一速度で
回転する場合を考えると、左輪WLと一体に回転する前
記遊星歯車装置Pのプラネタリキャリヤ12の回転速度
は前述のようにωC であり、その左輪WL と同一速度で
ある右輪WR と一体に回転する主差動装置Dのプラネタ
リキャリヤ8の回転速度もωC となる。そして、遊星歯
車装置Pのプラネタリキャリヤ12により駆動されるリ
ングギヤ15の回転速度ωR は前記式によりωC ×
(1+ZS /ZR )で表される。
【0015】すなわち、右輪WR と左輪WL とが同一速
度ωC で回転するためには、主差動装置Dのプラネタリ
キャリヤ8の回転速度がωC となり、遊星歯車装置Pの
リングギヤ15の回転速度がωC ×(1+ZS /ZR
となるように、前記一対のピニオン18,19によりプ
ラネタリキャリヤ8とリングギヤ15とを相互に連動連
結する必要がある。そのためには、リングギヤ15に形
成した外歯ギヤ17の半径r1 とプラネタリキャリヤ8
に形成した外歯ギヤ16の半径r2 とが、 r2 /r1 =1+(ZS /ZR ) ・・・ の関係を満たすように設定すれば良い。
【0016】周知のアキシャルピストン型の可変容量油
圧ポンプ20は、リングギヤ4と一体に形成された外歯
ギヤ3に噛合するピニオン21に接続されて駆動され
る。油圧ポンプ20は油路22,23を介して油圧モー
タ24に接続されており、この油圧モータ24の出力軸
に設けたピニオン25が遊星歯車装置Pのサンギヤ14
と一体に形成された遊星歯車装置入力ギヤ26に噛合す
る。
【0017】ステアリングホイールの操作に連動して車
体左右方向に移動するステアリングギヤ27の両端は、
一対のボーデンワイヤ28,29を介して前記油圧ポン
プ20の斜板を駆動する容量調整レバー30に接続され
る。従って、ステアリングホイールが中立状態にあると
きに油圧ポンプ20の吐出量は0になり、ステアリング
ホイールを一方向に操舵すると、その操舵角及びそのと
きのピニオン21の回転数(すなわち車速)に応じた量
の圧油が油圧ポンプ20から油路22側に吐出され、ス
テアリングホイールを他方向に操舵すると、その操舵角
及びそのときの車速に応じた量の圧油が油圧ポンプ20
から油路23側に吐出される。
【0018】図2から明らかなように、電子制御ユニッ
トUに接続された油圧制御手段34は、油路22の油圧
を一対のチェック弁35,36を介して油路23に逃が
すリリーフ弁37と、油路23の油圧を一対のチェック
弁38,39を介して油路22に逃がすリリーフ弁40
とを備える。一対のリリーフ弁37,40は、電子制御
ユニットUに接続されて制御されるリニアソレノイド4
1,41によってリリーフ圧を調節することができる。
【0019】また、油タンク42と油路22,23との
間にストレーナ43、チャージポンプ44、調圧弁45
及び一対のチェック弁46,47が配設されており、前
記調圧弁45と油路22,23との間には、リリーフ弁
48及び一対のチェック弁49,50が配設される。油
路22,23の一方の油圧がリリーフ弁48のリリーフ
圧を越えると、その油圧はチェック弁46またはチェッ
ク弁47を介して他方の油路22,23に逃がされる。
また、油路22,23から失われた油は、チャージポン
プ44から調圧弁45及びチェック弁46,47を介し
て油路22,23に補給される。
【0020】また、油路22,23には電子制御ユニッ
トUに接続される油圧センサ51,52がそれぞれ設け
られており、この油圧センサ51,52の出力に基づい
てリリーフ弁37,40のリリーフ圧を調整することに
より油路22,23の油圧を制御して油圧モータ24の
回転数を目標値に収束させることができる。
【0021】図1に戻り、電子制御ユニットUにはエン
ジンEの回転数Neを検出するエンジン回転数センサ5
5、エンジンEのトルクTE を検出するエンジントルク
センサ56、操舵角θを検出する操舵角センサ57、車
両の実ヨーレートYawを検出するヨーレートセンサ5
8、駆動輪速度ω1 を検出する駆動輪速度センサ59及
び従動輪速度ω2 を検出する従動輪速度センサ60が接
続される。電子制御ユニットUは各センサからの信号を
所定のプログラムに基づいて演算処理し、前記油圧制御
手段34を制御するとともに、エンジンEの出力トルク
を低減させるトルク低減手段61を制御する。前記トル
ク低減手段61は、例えばスロットル弁制御手段、点火
時期制御手段、フュエルカット制御手段等から構成され
る。
【0022】次に、図3に基づいて電子制御ユニットU
の回路構成を説明する。
【0023】電子制御ユニットUは、油圧制御手段34
を制御して左右輪WL ,WR に所定の比率でトルクを分
配するための手段(M1〜M13)と、左右輪WL ,W
R に過剰スリップが発生したときにエンジンEのトルク
を低減するための手段(M14,M15)とから構成さ
れる。
【0024】電子制御ユニットUのトルク分配手段は、
ドライブシャフトトルクTD (すなわち、右シャフト9
及び左シャフト10に伝達されるトクルの総和)を算出
するためのドライブシャフトトルク算出手段M1を備え
る。ドライブシャフトトルク算出手段M1では、エンジ
ンEのトルクTE に、ギヤレシオ算出手段M2において
エンジン回転数Neと車速V(すなわち、従動輪速度ω
2 )とから求めたギヤレシオNiを乗算することによ
り、ドライブシャフトトルクTD (=TE ×Ni)が求
められる。尚、エンジントルクTE は吸気圧(又はアク
セル開度)とエンジン回転数とから求めることが可能で
あり、ドライブシャフトトルクTD は前述した以外に動
力伝達系に設けたトルクセンサや車両の前後加速度から
求めることができる。また、車速Vは空間フィルターを
用いて光学的に求めても良く、ドップラーレーダーを用
いて求めても良い。
【0025】ドライブシャフトトルクTD が求められる
と、左右分配トルク算出手段M3において、ドライブシ
ャフトトルクTD に定数KW と、左右分配補正係数算出
手段M4で求めた左右分配補正係数KT ,KV と、左右
分配補正係数算出手段M5で求めた左右分配補正係数G
とを乗算することにより、油圧モータ24において発生
すべき左右分配トルクT1 (=TD ×KW ×KV ×KT
×G)が求められる。左右分配トルクT1 は前記ドライ
ブシャフトトルクTD を左右輪WL ,WR に所定の比率
で分配するためのもので、例えば左輪WL にTD /2+
1 のトルクが分配されると、右輪WR にはTD /2−
1 のトルクが分配される。
【0026】前記左右分配トルク算出手段M3において
演算に用いられる左右分配補正係数KT ,KV ,Gは、
以下のようにして求められる。
【0027】先ず、左右分配補正係数算出手段M4で、
図4(A)に示すマップからドライブシャフトトルクT
D に基づいて該ドライブシャフトトルクTD に関する左
右分配補正係数KT を検索するとともに、図4(B)に
示すマップから車速Vに基づいて該車速Vに関する左右
分配補正係数KV を検索する。次に、目標ヨーレート算
出手段M6において、図5(A)のマップから操舵角θ
に基づいて目標ヨーレートYの操舵角成分Y1 を検索す
るとともに、図5(B)のマップから車速Vに基づいて
目標ヨーレートYの車速成分Y2 を検索し、検索した操
舵角成分Y1 及び車速成分Y2 を乗算して目標ヨーレー
トY(=Y1 ×Y2 )を求める。続いて、横加速度算出
手段M7において前記目標ヨーレートYに車速Vを乗算
することにより横加速度YG (=Y×V)を求め、前記
左右分配補正係数算出手段M5で、図6のマップから横
加速度YG に基づいて左右分配補正係数Gを求める。
【0028】而して、前記各手段M1〜M7はフィード
フォワード制御系を構成し、車両の運転状態を表す各パ
ラメータTE ,Ne,V,θに基づいて、運転者の意図
する旋回状態を得るために油圧モータ24が発生すべき
左右分配トルクT1 が推定される。
【0029】電子制御ユニットUのトルク分配制御手段
は前記フィードフォワード制御系に加えて、フィードバ
ック制御系を備える。
【0030】フィードバック制御系の規範ヨーレート算
出手段M8において、目標ヨーレートYをフィルタリン
グ処理することにより規範ヨーレートY0 、すなわち運
転者がステアリングホイールの操作によって得ようとし
ているヨーレートが求められる。規範ヨーレートY
0 は、ヨーレート偏差算出手段M9において実ヨーレー
トYawと比較され、ヨーレート偏差ΔY(=Yaw−
0 )が求められる。実ヨーレートYawは各種のジャ
イロによって求められる他、左右の車輪の速度差を車両
のトレッドで除算することにより求めることができる。
【0031】一方、フィードバック補正係数算出手段M
10において、図7(A)のマップから車速Vに基づい
て該車速Vに関するフィードバック補正係数CV が検索
されるとともに、図7(B)のマップから横加速度YG
に基づいて該横加速度YG に関するフィードバック補正
係数CG が検索される。そして、フィードバックトルク
算出手段M11において、ヨーレート偏差ΔYに定数C
W と、フィードバック補正係数算出手段M10で求めた
フィードバック補正係数CV ,CG とを乗算することに
より、フィードバックトルクTF (=ΔY×CW ×CV
×CG )が求められる。
【0032】次に、フィードバック加算トルク算出手段
M12において、フィードバックトルクTF と左右分配
トルクT1 との間に所定の重み付けをすべく、フィード
バックトルクTF から左右分配トルクT1 のC倍を減算
してフィードバック加算トルクΔTF (=TF −C×T
1 )が求められる。ここでCは所定の重み付け係数(0
≦C≦1)である。続いて、最終分配トルク決定手段M
13において、左右分配トルクT1 とフィードバック加
算トルクΔTF とを加算することにより、油圧モータ2
4が発生すべき最終分配トルクTが求められる。
【0033】この最終分配トルクTはT=TF +(1−
C)T1 であり、重み付け係数C=0の場合はT=TF
+T1 となってフィードバックトルクTF 及び左右分配
トルクT1 の重みが均等になり、またC=1の場合はT
=TF となってフィードバックトルクTF の重みが最大
になる。このように、重み付け係数Cの値を変化させる
ことにより、左右分配トルクT1 によるフィードフォワ
ード制御の比重と、フィードバックトルクTF によるフ
ィードバック制御の比重とを適宜変更することができ
る。
【0034】而して、油圧モータ24が最終分配トルク
決定手段M13で求た最終分配トルクTを出力するよう
に、油圧制御手段34が制御される。
【0035】電子制御ユニットUは、更にスリップ率算
出手段M14及びトルク低減量算出手段M15を備え
る。スリップ率算出手段M14は駆動輪速度ω1 と従動
輪速度ω2 とから駆動輪のスリップ率δ{=(ω1 −ω
2 )/ω1 }を演算する。尚、左右の駆動輪速度ω1
異なる場合にはそれらの大きい方の値が駆動輪速度ω1
として選択され、また左右の従動輪速度ω2 が異なる場
合にはそれらの平均値が従動輪速度ω1 として選択され
る。トルク低減量算出手段M15は、図8のマップから
前記スリップ率δに基づいてエンジンEのトルク低減量
ΔTE を検索する。
【0036】而して、エンジンEに設けられたスロット
ル弁制御手段、点火時期制御手段、フュエルカット制御
手段等からなるトルク低減手段61により、駆動輪の過
剰スリップを所定の値に収束させるべくエンジンEのト
ルクが前記トルク低減量ΔT E だけ低減制御される。ス
リップ率算出手段M14、トルク低減量算出手段M15
及びトルク低減手段61は、本発明のトラクション制御
装置を構成する。
【0037】次に、前述の構成を備えた本発明の第1実
施例の作用について説明する。
【0038】車両の通常走行時にはトルク分配モードが
適用され、電子制御ユニットUの指令によって油圧モー
タ24に前記最終分配トルクTを発生させることによ
り、エンジンEのトルクを所定の比率で左右輪WL ,W
R に分配する。
【0039】例えば、車両の直進走行時には油圧ポンプ
20の吐出油量は0となるため、油圧モータ24は停止
状態に保持され、その油圧モータ24のピニオン25に
遊星歯車装置入力ギヤ26を介して接続された遊星歯車
装置Pのサンギヤ14が固定される。このとき主差動装
置Dのプラネタリキャリヤ8と遊星歯車装置Pのプラネ
タリキャリヤ12とは、前述のようにリングギヤ15、
外歯ギヤ17、ピニオン19、ピニオン18及び外歯ギ
ヤ16を介して所定のギヤ比で連動連結されている。し
たがって、両プラネタリキャリヤ8,12の回転速度、
すなわち主差動装置Dの一対の出力要素であるプラネタ
リキャリヤ8及びサンギヤ5の回転速度は強制的に一致
せしめられ、右輪WR と左輪WL とは同一速度で回転す
る。
【0040】さて、車両を旋回させるべくステアリング
ホイールを操作したとき、油圧ポンプ20が図2に実線
で示す吐出方向であれば、リニアソレノイド41によっ
てリリーフ弁37のリリーフ圧を所定圧に調整するとと
もに、リニアソレノイド41によってリリーフ弁40の
リリーフ圧を減少させて実質的に開弁状態とする。その
結果、油圧ポンプ20の吐出油の一部はチェック弁35
を通って油圧モータ24に供給され、油圧モータ24を
駆動した油はリリーフ弁40及びチェック弁36を通っ
て油圧ポンプ20に還流する。また、油圧ポンプ20の
吐出油の残部はチェック弁35、リリーフ弁37及びチ
ェック弁36を通って油圧ポンプ20に還流する。
【0041】一方、油圧ポンプ20が破線で示す吐出方
向であれば、リニアソレノイド41によってリリーフ弁
40のリリーフ圧を所定値に調整するとともに、リニア
ソレノイド41によってリリーフ弁37のリリーフ圧を
減少させて実質的に開弁状態とする。その結果、油圧ポ
ンプ20の吐出油の一部はチェック弁38を通って油圧
モータ24に供給され、油圧モータ24を駆動した油は
リリーフ弁37及びチェック弁39を通って油圧ポンプ
20に還流する。また、油圧ポンプ20の吐出油の残部
はチェック弁38、リリーフ弁40及びチェック弁39
を通って油圧ポンプ20に還流する。
【0042】上述のようにして油圧モータ24が所定の
回転方向及び回転速度で回転すると、遊星歯車装置Pの
サンギヤ14が回転し、両プラネタリキャリヤ8,12
の回転速度、すなわち主差動装置Dのプラネタリキャリ
ヤ8及びサンギヤ5の回転速度に所定の差が発生する。
而して、ミッションMから主差動装置Dのリングギヤ4
に伝達されたトルクは、油圧モータ24の回転方向及び
回転速度により決定される所定の比率で左右輪WL ,W
R に分配される。
【0043】上述のように、トルク分配モードにおいて
は、油圧モータ24が発生するトクルが、図3の最終分
配トルク決定手段M13で求た最終分配トルクTとなる
ように、前記リリーフ弁37,40のリリーフ圧が電子
制御ユニットUによって制御され、そのときの車両の運
転状態に見合った比率でエンジンEのトルクが左右輪W
L ,WR に分配される。
【0044】また、エンジン回転数センサ55、エンジ
ントルクセンサ56、操舵角センサ57及びヨーレート
センサ58からの信号により、例えば車両が泥濘にはま
って片輪スリップ状態になったと判断された場合、或い
は車両が高速直進走行状態になったと判断された場合、
デフロックモードが適用される。デフロックモードが選
択されたとき、油圧ポンプ20が実線で示す吐出方向で
あれば、リリーフ弁40のリリーフ圧を増加させて実質
的に閉弁状態とし、リリーフ弁37のリリーフ圧を減少
させて実質的に開弁状態とする。その結果、油圧ポンプ
20の吐出油はチェック弁35、リリーフ弁37及びチ
ェック弁36を通って油圧ポンプ20に還流する。この
とき、左右輪WL ,WR の負荷の差によって強制的に回
転せしめられる油圧モータ24は実線で示す吐出方向と
なるが、その吐出油はリリーフ弁40及びチェック弁3
8によって阻止され、油圧モータ24は回転不能にロッ
クされてデフロック状態が実現される。
【0045】一方、油圧ポンプ20が破線で示す吐出方
向であれば、リリーフ弁37のリリーフ圧を増加させて
実質的に閉弁状態とし、リリーフ弁40のリリーフ圧を
減少させて実質的に開弁状態とする。その結果、油圧ポ
ンプ20の吐出油はチェック弁38、リリーフ弁40及
びチェック弁39を通って油圧ポンプ20に還流する。
このとき、左右輪WL ,WR の負荷の差によって強制的
に回転せしめられる油圧モータ24は破線で示す吐出方
向となるが、その吐出油はリリーフ弁37及びチェック
弁35によって阻止され、油圧モータ24は回転不能に
ロックされてデフロック状態が実現される。
【0046】また、ノーマルデフモードが選択されたと
き、両方のリリーフ弁37,40のリリーフ圧を共に減
少させて実質的に開弁状態とする。その結果、油圧ポン
プ20が実線で示す吐出方向であれば、その吐出油はチ
ェック弁35、リリーフ弁37及びチェック弁36を通
って油圧ポンプ20に還流する。このとき、左右輪
L ,WR の負荷の差によって強制的に回転せしめられ
る油圧モータ24から実線方向に吐出された油は、リリ
ーフ弁40、チェック弁39及びチェック弁35を介し
て還流するため、該油圧モータ24は無負荷で自由回転
できる状態になってノーマルデフモードが実現される。
【0047】一方、油圧ポンプ20が破線で示す吐出方
向であれば、その吐出油はチェック弁38、リリーフ弁
40及びチェック弁39を通って油圧ポンプ20に還流
する。このとき、左右輪WL ,WR の負荷の差によって
強制的に回転せしめられる油圧モータ24から破線方向
に吐出された油は、リリーフ弁37、チェック弁36及
びチェック弁38を介して還流するため、該油圧モータ
24は無負荷で自由回転できる状態になってノーマルデ
フモードが実現される。
【0048】さて、前述したトルク分配モードにおいて
左右輪WL ,WR に所定の比率でトルク分配を行う際
に、トルクが増加する側の駆動輪は過剰スリップに陥り
易い状態となる。このようにして駆動輪に過剰スリップ
が発生すると、スリップ率算出手段M14が駆動輪速度
ω1 と従動輪速度ω2 とから駆動輪のスリップ率δを算
出するとともに、このスリップ率δに見合ったトルク低
減量ΔTE をトルク低減量算出手段M15が算出する。
そして、スロットル弁制御手段、点火時期制御手段、フ
ュエルカット制御手段等からなるトルク低減手段61に
よりエンジンEのトルクが前記トルク低減量ΔTE だけ
低減制御され、駆動輪の過剰スリップが抑制される。
【0049】上述のように、トルク分配装置にトラクシ
ョン制御装置を組み合わせたことにより、トルク分配装
置の機能を一層効果的に発揮させ、操舵特性の急変を防
止するとともに、様々な運転状態や路面状態に見合った
適切な操舵性能を得ることが可能となる。
【0050】次に、図9及び図10に基づいて本発明の
第2実施例を説明する。
【0051】第2実施例では、その油圧ポンプ20の斜
板を駆動する容量調整レバー30が電気モータ65に接
続されており、この電気モータ65は電子制御ユニット
Uに接続されて制御される。
【0052】また、油圧ポンプ20の吐出量を電気モー
タ65で制御することにより、油圧制御手段34からは
図2のリリーフ弁37,40及びチェック弁35,3
6,38,39が省略される。尚、図10における符号
66及び符号67は、油圧モータ24から低圧側の油路
22,23に吐出された比較的高温の油を油タンク42
に逃がすためのシャトル弁及びリリーフ弁である。
【0053】而して、この第2実施例では、図3の最終
分配トルク決定手段M13で求めた最終分配トルクTを
油圧モータ24が出力するように、電子制御ユニットU
に接続された電気モータ65によって油圧ポンプ20の
斜板が制御され、これにより左右輪WL ,WR に車両の
運転状態に適応したトルクを分配することができる。ま
た、左右輪WL ,WR の一方又は両方が過剰スリップ状
態に陥れば、第1実施例と同様にトラクション制御手段
によってエンジンEのトルクが低減制御され、過剰スリ
ップを速やかに抑制することができる。
【0054】次に、図11に基づいて本発明の第3実施
例を説明する。
【0055】第3実施例はトルク分配装置をフロントエ
ンジン・リヤドライブ車に適用したものであり、車体に
縦置きに搭載したエンジンEに接続されたミッションM
から車体後方に延びるプロペラシャフト71は、右シャ
フト9及び左シャフト10の対向部に設けたクラッチハ
ウジング72にベベルギヤ73,74を介して接続され
る。クラッチハウジング72の内部に設けられてトルク
を右シャフト9に伝達する右クラッチ75R は、油室7
R に摺動自在に嵌合してクラッチ板77R を押圧可能
なピストン78R を備え、またクラッチハウジング72
の内部に設けられてトルクを左シャフト10に伝達する
左クラッチ75L は、油室76L に摺動自在に嵌合して
クラッチ板77L を押圧可能なピストン78L を備え
る。
【0056】エンジンE又は電気モータによって駆動さ
れる油圧ポンプ20が油タンク42から汲み上げた圧油
は電子制御ユニットUに接続された油圧制御手段34を
介して、右クラッチ75R の油室76R 及び左クラッチ
75L の油室76L にそれぞれ独立に供給される。ま
た、エンジンEにはスロットル弁制御手段、点火時期制
御手段、フュエルカット制御手段等からなるトルク低減
手段61が設けられており、電子制御ユニットUからの
指令に基づいてエンジンEのトルクが低減制御される。
【0057】而して、車両の直進走行時に右クラッチ7
R 及び左クラッチ75L を共に締結することにより、
クラッチハウジング72に伝達されるドライブシャフト
トルクTD が右シャフト9及び左シャフト10に各々T
D /2ずつ分配される。また、車両の旋回時には、電子
制御ユニットUにおいて演算された最終分配トルクTに
基づいて、右シャフト9及び左シャフト10の一方にT
D /2+Tのトルクが、また他方にTD /2−Tのトル
クが分配されるように両クラッチ75R ,75 L の締結
力が調整される。これにより、車両の旋回状態に見合っ
たトルクを左右輪WL ,WR に分配し、適切な操舵性能
を得ることが可能となる。更に、駆動輪に過剰スリップ
が発生した場合には第1、第2実施例と同様に、電子制
御ユニットUからの指令でトルク低減手段61がエンジ
ンEのトルクを低減し、前記過剰スリップを速やかに抑
制する。
【0058】次に、図12に基づいて本発明の第4実施
例を説明する。
【0059】第4実施例はトルク分配装置を前輪駆動の
電動車両に適用したものであり、右輪WR を駆動する走
行用モータ81R と、左輪WL を駆動する走行用モータ
81 L とが、コントローラ82を介して車載バッテリ8
3から給電される。電子制御ユニットUに接続されたコ
ントローラ82は左右の走行用モータ81L ,81R
トルクを増減し、左右輪WL ,WR に所定の比率でトル
クを分配する。第4実施例では、スリップ率算出手段M
14、トルク低減量算出手段M15及びコントローラ8
2が本発明のトラクション制御装置を構成する。
【0060】この第4実施例によっても、電子制御ユニ
ットUにおいて演算された最終分配トルクTに基づい
て、右シャフト9及び左シャフト10の一方にTD /2
+Tのトルクを分配し、また他方にTD /2−Tのトル
クを分配することにより、車両の旋回状態に見合った適
切なトルク分配を実現して適切な操舵性能を得ることが
可能となる。しかも、過剰スリップの発生時には走行用
モータ81L ,81R のトルクを低減制御し、前記過剰
スリップを速やかに抑制することができる。
【0061】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものではなく、種々の設計
変更を行うことができる。
【0062】例えば、トルク分配のための構成は実施例
のものに限定されず、種々の公知のものに置き換えるこ
とができる。また、実施例では左右の駆動輪にトルクを
分配する車両を例示したが、本発明は前後の駆動輪にト
ルクを分配する車両に対しても適用することが可能であ
る。
【0063】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、エンジ
ンのトルクを左右の駆動輪又は前後の駆動輪に所定の比
率で分配制御するトルク分配装置を有する車両に、駆動
輪のスリップ状態を検出してエンジンのトルクを低減す
るトラクション制御装置を付加したことにより、トルク
分配装置によって大きなトルク分配を受けた駆動輪が過
剰スリップしても、その過剰スリップをトラクション制
御装置で抑えることができる。このように、トルク分配
装置とトラクション制御装置との相乗効果により、操舵
特性の急変を防止するとともに、様々な運転状態におい
て常に適切な操舵特性を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例によるトルク分配装置を示す図
【図2】第1実施例の油圧回路を示す図
【図3】電子制御ユニットの回路構成を示すブロック図
【図4】左右分配補正係数KT ,KV を求めるマップを
示す図
【図5】目標ヨーレートYを求めるマップを示す図
【図6】左右分配補正係数Gを求めるマップを示す図
【図7】フィードバック補正係数CV ,CG を求めるマ
ップを示す図
【図8】トルク低減量ΔTE を求めるマップを示す図
【図9】第2実施例によるトルク分配装置を示す図
【図10】第2実施例の油圧回路を示す図
【図11】第3実施例によるトルク分配装置を備えた車
両を示す図
【図12】第4実施例によるトルク分配装置を備えた車
両を示す図
【符号の説明】
E エンジン WL 左輪(駆動輪) WR 右輪(駆動輪) M14 スリップ率算出手段(トラクション制御装
置) M15 トルク低減量算出手段(トラクション制御
装置) 61 トルク低減手段(トラクション制御装置) 82 コントローラ(トラクション制御装置)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン(E)のトルクを左右の駆動輪
    (WL ,WR )又は前後の駆動輪に所定の比率で分配制
    御するトルク分配装置を有する車両において、 前記駆動輪(WL ,WR )に過剰スリップが発生したと
    きに前記エンジン(E)のトルクを低減するトラクショ
    ン制御装置(M14,M15,61,82)を備えたこ
    とを特徴とする、トルク分配装置を有する車両。
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