JPH0717281U - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH0717281U
JPH0717281U JP5197793U JP5197793U JPH0717281U JP H0717281 U JPH0717281 U JP H0717281U JP 5197793 U JP5197793 U JP 5197793U JP 5197793 U JP5197793 U JP 5197793U JP H0717281 U JPH0717281 U JP H0717281U
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道子 松元
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株式会社藤商事
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像表示装置39を遊技盤から分離して、画像
表示装置に関係なく遊技盤を着脱できると共に、画像表
示装置の取り付けが容易で、しかも取り扱い性、経済性
に優れた弾球遊技機を提供する。 【構成】 機枠に開閉自在に枢着された前面枠1 に遊技
盤4 を着脱自在に備え、この遊技盤4 に、ゲーム情報を
表示する画像表示装置39を配置した弾球遊技機におい
て、遊技盤4 に表示窓6 を形成し、機枠2 に、前面枠1
を閉じた時に、表示窓6 に対応するように画像表示装置
39を設けたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ゲーム情報を表示する画像表示装置を機枠側に設けた雀球遊技機等 の弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
発射装置により遊技球を遊技盤の上部に発射してゲームを行う弾球遊技機には 、雀球遊技機、パチンコ機、アレンジボール機等がある。 この種の弾球遊技機において、例えば特公平4−42029号公報に記載され るように、遊技盤の中央部にブラウン管等の画像表示装置を取り付け、この画像 表示装置の画面に必要なゲーム情報を表示するようにしたものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の弾球遊技機は、画像表示装置を遊技盤に裏側から取り付けているため、 次のような問題がある。 即ち、従来は遊技盤に画像表示装置を取り付けているため、遊技盤を交換して ゲーム内容を変更する場合には、画像表示装置も遊技盤と一体に交換する必要が あり、特に画像表示装置は遊技盤に比べて非常に高価であるため、非常なコスト アップを招き、経済性に欠ける点で問題がある。
【0004】 また遊技盤を交換する際に、画像表示装置を取り外して再度使用することも考 えられるが、その場合には古い遊技盤から画像表示装置を取り外した後、新しい 遊技盤に取り付ける必要があるため、画像表示装置の着脱に非常な手間を要する という煩わしさがある。 従って、画像表示装置を遊技盤に取り付けた従来の弾球遊技機では、経済性、 その他の点から、遊技盤を交換してゲーム内容を変更することは、事実上、極め て困難であった。
【0005】 また画像表示装置が液晶型の場合には遊技盤に取り付けることも比較的容易で あるが、ブラウン管を使用する場合には、後方への張り出し量も大になり、その 取り付けが困難であると共に、取り扱いにも注意を要する等の問題があって、画 面の大型化を図ることは困難であった。
【0006】 本考案は、かかる従来の課題に鑑み、画像表示装置39を遊技盤から分離して、 画像表示装置に関係なく遊技盤を着脱できると共に、画像表示装置の取り付けが 容易で、しかも取り扱い性、経済性に優れた弾球遊技機を提供することを目的と する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本考案は、機枠2 に開閉自在に枢着された前面枠1 に遊技盤 4 を着脱自在に備え、この遊技盤4 に、ゲーム情報を表示する画像表示装置39を 配置した弾球遊技機において、遊技盤4 に表示窓6 を形成し、機枠2 に、前面枠 1 を閉じた時に、表示窓6 に対応するように画像表示装置39を設けたものである 。
【0008】 また請求項2に記載の本考案は、請求項1に記載の考案において、機枠2 を矩 形枠状に構成し、この機枠2 の左右の縦枠部材34,35 間を連結する連結部材36を 上下方向の中途部に設け、この連結部材36に画像表示装置39を取り付けたもので ある。
【0009】 更に請求項3に記載の本考案は、請求項1又は2に記載の考案において、表示 窓6 に窓枠10を嵌着し、この窓枠10の後端部に、画像表示装置39の画面40に近接 して透視板13を設けたものである。
【0010】 請求項4に記載の本考案は、請求項1、2又は3に記載の考案において、画像 表示装置39の画面40を上側が後方となるように上向きに傾斜させたものである。
【0011】
【作用】
請求項1に記載の本考案では、遊技盤4 に表示窓6 を形成し、機枠2 に、前面 枠1 を閉じた時に、表示窓6 に対応するように画像表示装置39を設けているので 、遊技盤4 を画像表示装置39に関係なく前面枠1 に対して着脱可能である。 従って、遊技盤4 を交換してゲーム内容を容易に変えることができ、その場合 にも画像表示装置39が無駄になることはない。しかも、画像表示装置39が機枠2 に付いているため、画像表示装置39の取り付けに無理がなく、安定した取り付け が可能である。
【0012】 また請求項2に記載の本考案では、矩形枠状に構成された機枠2 の左右の縦枠 部材34,35 間を連結する連結部材36を上下方向の中途部に設け、この連結部材36 に画像表示装置39を取り付けているため、連結部材36で機枠2 を補強できると同 時に、その連結部材36を画像表示装置39の取り付け用に兼用できる。
【0013】 更に請求項3に記載の本考案では、表示窓6 に嵌着した窓枠10の後端部に、画 像表示装置39の画面40に近接して透視板13を設けているため、遊技球で画像表示 装置39を損傷することがない。また透視板13は画像表示装置39の画面40に近接し ているので、遊技盤4 の前面から透視板13までの奥行きを大にしても、画像表示 装置39が大きく後方に離れることがない。
【0014】 請求項4に記載の本考案では、画像表示装置39の画面40を上側が後方となるよ うに上向きに傾斜させているため、遊技盤4 の前方側から画像表示装置39の画面 40を見る場合に非常に見やすくなる。
【0015】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。 図1乃至図4は、本考案を採用した雀球遊技機を例示する。図1は雀球遊技機 の全体の側面図、図2は前面枠1 の正面図、図3はその背面図、図4は前面枠1 を開閉自在に支持する機枠2 の正面図である。
【0016】 図1及び図3の前面枠1 において、3 はガラス扉、4 は遊技盤で、これらは前 面枠1 の上部に配置され、また遊技盤4 は、図5に示すように前面枠1 に形成さ れた取り付け孔5 に裏側から着脱自在に装着されている。
【0017】 遊技盤4 には、図6に示すように、中央部に表示窓6 が形成されると共に、ガ イドレール7 、障害釘8 等が設けられている。この遊技盤4 には下部に横一列に 18個、また左右両側の下部に斜め方向に夫々3個、更に上部側の中央及び左右 に各1個づつ合計27個の入球口9 が配置されている。なお、各入球口9 には、 それに対応して27種類の牌の図柄が付されている。
【0018】 表示窓6 は左右方向に長く構成された矩形状であって、この表示窓6 には、図 5に示すように窓枠10が嵌着されている。窓枠10は矩形筒状の胴部11と、この胴 部11の前端に一体に形成された前縁部12とを有し、その前縁部12が表示窓6 の周 縁部で遊技盤4 の前面に装着されている。窓枠10の胴部11は上壁側が後下がり状 に、下壁側が前下がり状に若干傾斜しており、また胴部11の後端は無色または着 色透明性の透視板13により塞がれている。
【0019】 前面枠1 の下部側には平面視半円状の化粧カバー14が前方に張り出すように装 着され、この化粧カバー14の上面にジョイスティックレバー15、スタートスイッ チ16、清算スイッチ17、コイン投入口18等が設けられている。前面枠1 の下部に は、コイン払い出し口20、コイン受け皿21及び発射ハンドル22が設けられている 。
【0020】 図3において、23は集球ケースで、遊技盤4 の各入球口9 に入った遊技球を集 めて下部の待機通路24へと案内するように、遊技盤4 の裏側に装着されている。 集球ケース23には、27個の各入球口9 に入った遊技球を夫々検出するように2 7個の入球スイッチ25が設けられている。
【0021】 26は遊技球を発射する発射装置で、発射ハンドル22を操作した時に、発射モー ター27が作動して、待機通路24から発射部28に供給された1個の遊技球を打撃鎚 29により打撃しガイドレール7 に沿って発射するようになっている。 30はコイン選別機で、コイン投入口18から投入されたコインの正偽を選別する ためのものである。31はスピーカである。
【0022】 図4において、機枠2 は上下一対の横枠部材32,33 と左右一対の縦枠部材34,3 5 とから矩形枠状に構成され、その縦枠部材34,35 の上下方向の中途部間に、左 右一対の縦枠部材34,35 間を連結する連結部材36がさ左右方向水平に設けられて いる。 なお、機枠2 の左右一側には、前面枠1 を開閉自在に枢支するヒンジ37が上下 に設けられている。また機枠2 の後端には裏板38が装着されている。
【0023】 39はゲーム情報を表示する液晶型の画像表示装置で、図1及び図5に示す如く 、前面枠1 を閉じた時に、遊技盤4 の表示窓6 が画面40と対応するように、支持 ケース41を介して機枠2 の連結部材36上に取り付けられている。画像表示装置39 の画面40は、上側が若干後方になるように上向きに傾斜しており、前面枠1 を閉 じた時に、表示窓6 の透視板13と略平行状態で近接するようになっている。 なお、支持ケース41内には光源等が収められている。
【0024】 42は制御基板で、この制御基板42にはCPU等の電子部品がプリント配線され ている。制御基板42は取り付け台43を介して機枠2 の連結部材36に着脱自在に取 り付けられると共に、コネクターを介して遊技盤4 側の電気部品、画像表示装置 39等に電気的に接続されている。
【0025】 44はホッパータンク、45はコイン払い出し装置、46はコインタンクで、これら は機枠2 の下側の横部材33上に設けられている。ホッパータンク44はコイン選別 機30を通過した正コインを受け入れるようになっており、またコイン払い出し装 置45は、ホッパータンク44内のコインをコイン払い出し口20へと払い出すように なっている。コインタンク46はホッパータンク44からオーバーフローしたコイン を受けるためのものである。
【0026】 画像表示装置39の画面40には、図7の(A)に示すように、手牌表示部47、捨 て牌表示部48、ドラ牌表示部49、裏ドラ表示部50、場風表示部51、コイン貯留枚 数表示部52、得点表示部53が設けられ、また中央部の空白部に上がり役、その他 のゲームに必要な各種表示を随時表示するようになっている。
【0027】 図8は制御系を示し、54はゲームの制御動作を司る制御装置(以下,CPUと いう)で、ゲームの進行に伴って手牌、捨て牌、ドラ牌等のゲーム進行表示、及 びゲーム終了時の手牌によっては上がり役、得点等のゲーム終了表示等を画像表 示装置39の画面40上の各表示部47〜53に表示するようにCPU等により構成され ており、制御基板42に組み込まれている。
【0028】 CPU54には、ゲームスタート状態で画像表示装置39の画面40の手牌表示部47 に自動的に配牌する自動配牌手段55が設けられている。そして、この自動配牌手 段55は乱数発生部56、配牌抽出用データ参照部57、配牌データ格納部58等から構 成されている。
【0029】 CPU54には、スタートスイッチ16、清算スイッチ17、入球スイッチ25、コイ ン検出スイッチ59、切牌選択スイッチ60,61 、切牌決定スイッチ62、リーチスイ ッチ63等の入力用スイッチが接続されると共に、発射装置26、スピーカ31、画像 表示装置39、コイン払い出し装置45等が接続されている。
【0030】 スタートスイッチ16はゲームスタート時に操作するもので、このスタートスイ ッチ16を押すと、CPU54の自動配牌手段55が働き、一定時間(1〜3秒程度) 経過後に、画像表示装置39の画面40の手配表示部47に、左から順に一定の時間間 隔(0.3 〜0.5 秒程度)で以って4個、4個、4個、2個づつ順次自動的に配牌 するようになっている。
【0031】 切牌選択スイッチ60,61 はジョイスティックレバー15を左右方向に操作した時 にオンして、画面40の手牌表示部47の各手牌表示位置の下側に表示されたカーソ ルを左右に移動させるようになっている。 切牌決定スイッチ62はジョイスティックレバー15を下方に操作した時にオンし 、カーソルにより指示された手牌表示位置の手牌を切り捨てるようになっている 。 リーチスイッチ63はジョイスティックレバー15を上方に操作した時に、リーチ をかけるようになっている。64は入出力回路である。
【0032】 次に上記構成における動作を、図9のフローチャートを参照しながら説明する 。ゲームスタートに際しては、先ずコイン投入口18にコインを投入する。このコ インはコイン選別機30で正偽を選別され、正コインであればコイン検出スイッチ 59がオンし、CPU54にコイン投入信号を送る。
【0033】 そして、CPU54からの出力によって画像表示装置39のコイン貯留枚数表示部 52に投入コインの貯留枚数が表示される等、ゲーム開始可能な状態になる。なお 、コインは最大50枚まで貯留でき、それ以上投入されたコインは、コイン払い 出し装置45により返却される。
【0034】 そこで、次にスタートスイッチ16を押すと、CPU54にスタート信号が送られ るので、CPU54がゲームスタートを判別し(ステップS1)、コイン貯留枚数 表示部52のコイン数が1減算されると共に、CPU54からの出力により画像表示 装置39の画面40上にゲームスタート状態が表示され(ステップS2)、CPU54 の自動配牌手段55により配牌表示処理がなされる(ステップS3)。
【0035】 画像表示装置39の画面40には、ステップS2で図7の(A)に示すように、場 風表示部51、ドラ牌表示部49等に夫々の表示が現われ、また手牌表示部47には、 14個の牌表示位置に牌が裏返った状態で表示される。そして、この状態から一 定時間経過すると、ステップS3の配牌表示処理によって左から順に自動的に配 牌されて行く。
【0036】 この配牌表示処理がCPU54の自動配牌手段55によってなされると、表示画面 の手牌表示部47の各牌表示位置に裏返った状態で表示されていた各牌が、図7の (B)〜(E)に示すように、左から順に一定時間(0.3 〜0.5 秒程度)の間隔 で4個、4個、4個、2個と表返った状態となり、遊技者に配牌が確認できるよ うになる。
【0037】 そして、最後の2個の牌表示位置の牌が表返った後、一定時間(0.5 秒〜1 秒 程度)経過すると、図7の(F)に示す如く、遊技者が上がり役を作り易いよう に、各牌表示位置の牌を一定の規則性を持たせた順序に並び変える。 なお、各牌表示位置に表示される牌の図柄は、遊技盤4 の各入球口9 に対応し た27種類であって、同図柄は最大4個までとなっている。
【0038】 次にCPU54で不要牌の切り直しが可能か否かを判別し(ステップS4)、切 り直し可能であれば、切り直しするか否かを判定する(ステップS5)。この時 、遊技者がジョイスティックレバー15を左右方向に操作すると、切牌選択スイッ チ60又は61がオンし、手牌表示部47の牌表示位置の下側のカーソルが左右に移動 するので、そのカーソルを不要牌の下側に合わせた後、ジョイスティックレバー 15を下方に操作して切牌決定スイッチ62をオンさせる。するとCPU54に牌決定 信号が入力し、不要牌を切り捨てて切り直し処理に移る。(ステップS6)。
【0039】 切牌決定スイッチ62がオンすると、その途端に発射装置26が作動可能な状態と なり、待機通路24の遊技球の1個が発射装置26に供給され、発射ハンドル22の操 作によって遊技盤4 の盤面上に発射される。 発射された遊技球は、遊技盤4 の盤面上を落下し、27個の入球口9 の何れか に入球し、その入球口9 に該当する図柄が麻雀遊技でいうツモ牌となって、手牌 表示部47のツモ牌表示位置47a に表示される。なお、この切り直しは、1ゲーム につき10回までである。
【0040】 ステップS4で切り直し不能と判断するか、又はステップS5で切り直しなし と判断すれば、上がり判定に移行し(ステップS7)、上がり役の有無を確認す る(ステップS8)。そして、上がり役が形成されていれば、役判定を行い(ス テップS9)、入賞得点を算出すると共に、その得点からコインの払い出し枚数 を求め(ステップS10)、画像表示装置39の画面40の中央部に上がり役を表示す ると共に、得点表示部53に入賞得点を表示する。そして、コイン払い出し処理ま たは貯留枚数への加算処理を行い(ステップS11)、1ゲームが終了する。
【0041】 ゲーム終了後、遊技者がスタートスイッチ16を選択した場合、入賞得点から1 を減算した数がコイン貯留数表示部52の表示に加算され、再度、スタート状態と なる。また清算スイッチ17を選択した場合には、入賞得点とコイン貯留数表示部 52の枚数との加算分のコインがコイン払い出し装置45により払い出される。
【0042】 同じ雀球遊技機においても、遊技盤4 を交換してゲーム内容を変更する場合が ある。この場合には、先ず前面枠1 をヒンジ37廻りに開け、その裏側から取り付 け孔5 に装着した遊技盤4 を取り外すと共に、この遊技盤4 に対応した制御基板 42を取り外す。そして、その後、新しい別の遊技盤4 を前面枠1 に装着し、また 制御基板42を取り付け台43に装着する。
【0043】 このように画像表示装置39を機枠2 側に設けておけば、画像表示装置39に関係 なく遊技盤4 を着脱できるので、遊技盤4 の着脱が簡単になる。また画像表示装 置39は着脱する必要がなく、そのまま使用できるので、非常に経済的であると同 時に、遊技盤4 を着脱する際に、画像表示装置39の取り扱いに特別な任意を払う 必要がなく、作業を容易かつ能率的に行える。
【0044】 しかも、画像表示装置39は機枠2 の左右一対の縦枠部材34,35 間を連結する連 結部材36に画像表示装置39を設けているため、遊技盤4 に画像表示装置39を装着 する場合に比べて、画像表示装置39を取り付けるに際しての制約が少なく、その 取り付けが容易であり、取り付け状態での画像表示装置39の安定性も向上する。
【0045】 また連結部材36は、単なる画像表示装置39の取り付け用のものではなく、矩形 枠状に構成された機枠2 の左右一対の縦枠部材34,35 間を連結しているので、こ の連結部材36により機枠2 自体を補強することができ、機枠2 の剛性を大にでき る。
【0046】 発射装置26により遊技盤4 の盤面上に打ち上げられ遊技球は、遊技盤4 とガラ ス扉3 との間を落下しながら、何れかの入球口9 に入る。この時、落下する遊技 球が障害釘8 等に当たって表示窓6 側に入っても、その表示窓6 に嵌着された窓 枠10の後端に透視板13を設けているので、遊技球によって画像表示装置39を損傷 することがない。
【0047】 また画像表示装置39の画面40は、若干上向きに傾斜しているので、遊技盤4 の 前方側から画像表示装置39の画面40に表示されるゲーム情報を見る場合に非常に 見やすくなる利点がある。
【0048】 なお、画像表示装置39は液晶型の他、ブラウン管等を用いても良い。 また実施例では、雀球遊技機について例示したが、これに限定されるものでは なく、パチンコ機、アレンジボール機等の弾球遊技機においても同様に実施でき る。
【0049】
【考案の効果】
請求項1に記載の本考案によれば、機枠2 に開閉自在に枢着された前面枠1 に 遊技盤4 を着脱自在に備え、この遊技盤4 に、ゲーム情報を表示する画像表示装 置39を配置した弾球遊技機において、遊技盤4 に表示窓6 を形成し、機枠2 に、 前面枠1 を閉じた時に、表示窓6 に対応するように画像表示装置39を設けている ので、遊技盤4 を画像表示装置39に関係なく前面枠1 に対して着脱できる。従っ て、遊技盤4 を交換してゲーム内容を変える場合にも、その変更時の取り扱いが 容易かつ迅速であり、また画像表示装置39を無駄にすることがなく、経済性にす ぐれている。しかも、画像表示装置39を機枠2 に付けているため、画像表示装置 39の取り付ける上で無理がなく、安定した取り付けが可能である。
【0050】 また請求項2に記載の本考案によれば、請求項1に記載の考案において、機枠 2 を矩形枠状に構成し、この機枠2 の左右の縦枠部材34,35 間を連結する連結部 材36を上下方向の中途部に設け、この連結部材36に画像表示装置39を取り付けて いるので、連結部材36で機枠2 を補強できると同時に、その連結部材36を画像表 示装置39の取り付け用に兼用でき、部材の無駄を防止できる。
【0051】 更に請求項3に記載の本考案によれば、請求項1又は2に記載の考案において 、表示窓6 に窓枠10を嵌着し、この窓枠10の後端部に、画像表示装置39の画面40 に近接して透視板13を設けているため、遊技球で画像表示装置39を損傷すること がなく、画像表示装置39の耐久性が向上する。
【0052】 また透視板13は画像表示装置39の画面40に近接しているので、遊技盤4 の前面 から透視板13までの奥行きを大にしても、画像表示装置39が大きく後方に離れる ことがない。このため、窓枠10の奥行きをある程度確保できるので、画像表示装 置39が外部光によって見難くなることもない。
【0053】 しかも請求項4に記載の本考案によれば、請求項1、2又は3に記載の考案に おいて、画像表示装置39の画面40を上側が後方となるように上向きに傾斜させて いるので、遊技盤4 の前方側から画像表示装置39の画面40を見る場合に非常に見 やすくなる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す雀球遊技機の一部切り
欠き側面図である。
【図2】本考案の一実施例を示す前面枠側の正面図であ
る。
【図3】本考案の一実施例を示す前面枠側の背面図であ
る。
【図4】本考案の一実施例を示す機枠側の正面図であ
る。
【図5】本考案の一実施例を示す要部の側面断面図であ
る。
【図6】本考案の一実施例を示す遊技盤の正面図であ
る。
【図7】本考案の一実施例を示す配牌状態の説明図で
る。
【図8】本考案の一実施例を示す制御系のブロック図で
ある。
【図9】本考案の一実施例を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 前面枠 2 機枠 4 遊技盤 6 表示窓 10 窓枠 13 透視板 34,35 縦枠部材 36 連結部材 39 画像表示装置 40 画面

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機枠(2) に開閉自在に枢着された前面枠
    (1) に遊技盤(4) を着脱自在に備え、この遊技盤(4)
    に、ゲーム情報を表示する画像表示装置(39)を配置した
    弾球遊技機において、遊技盤(4) に表示窓(6) を形成
    し、機枠(2) に、前面枠(1) を閉じた時に、表示窓(6)
    に対応するように画像表示装置(39)を設けたことを特徴
    とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 機枠(2) を矩形枠状に構成し、この機枠
    (2) の左右の縦枠部材(34)(35)間を連結する連結部材(3
    6)を上下方向の中途部に設け、この連結部材(36)に画像
    表示装置(39)を取り付けたことを特徴とする請求項1に
    記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 表示窓(6) に窓枠(10)を嵌着し、この窓
    枠(10)の後端部に、画像表示装置(39)の画面(40)に近接
    して透視板(13)を設けたことを特徴とする請求項1又は
    2に記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 画像表示装置(39)の画面(40)を上側が後
    方となるように上向きに傾斜させたことを特徴とする請
    求項1、2又は3に記載の弾球遊技機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5521741U (ja) * 1978-07-31 1980-02-12
JP2009285501A (ja) * 2006-03-09 2009-12-10 Ace Denken Co Ltd 遊技機

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