JPH0717271B2 - 電子部品の搬送装置 - Google Patents

電子部品の搬送装置

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JPH0717271B2
JPH0717271B2 JP62250300A JP25030087A JPH0717271B2 JP H0717271 B2 JPH0717271 B2 JP H0717271B2 JP 62250300 A JP62250300 A JP 62250300A JP 25030087 A JP25030087 A JP 25030087A JP H0717271 B2 JPH0717271 B2 JP H0717271B2
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泰雄 森山
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【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、電子部品の搬送装置に係り、特に連続的に供
給される電子部品をシャッタ装置を特に設けないで1個
ずつ確実に縁切りして一定の間隔を保ちながら振動もな
く静かに安定した状態で搬送できるようにした電子部品
の搬送装置に関する。
従来技術 従来、電解コンデンサ等のリード線付電子部品10(以下
部品と呼ぶ)を搬送するには、第7図及び第8図に示す
ように、水平方向に配置されたストレートフィーダ11に
形成された溝12にリード線10aを挿入して矢印P方向に
部品10を振動させながらシャッタ装置14まで搬送し、矢
印Q及び矢印R方向に水平移動し、かつ矢印U及び矢印
V方向に作動して部品10を把持し、矢印S及び矢印T方
向に作動して部品10を解放するようにした把持装置13に
よって密着状態の部品10の中から1個ずつ取り出して縁
切りし、次工程へ受け渡すようになっていた。
しかしながら、この方法はストレートフィーダ11を作動
させる振動の強弱等の調節の具合によって部品10の搬送
が途中で停滞したり該部品のはね上がりが強過ぎて搬送
できない等の障害を起こし易いので、ストレートフィー
ダ11を調節する専門の作業者を配備する必要があった。
またストレートフィーダ11による部品10の搬送は、振動
源より得た振動エネルギに依存しているので、ストレー
トフィーダ11の搬送性能により搬送できる距離が自ら決
められてしまい、任意の寸法で装置を構成することがで
きないという欠点があった。
目的 本発明は、上記した従来技術の欠点を除くためになされ
たものであって、その目的とするところは、円周上に等
間隔に突起部及び凹陥部が交互に連続して形成された一
対の歯付回転部材を設け、突起部同士及び凹陥部同士を
互いに対向させて一対の軸上に該一対の歯付回転部材を
固定し、更に該軸上に固定された一対の駆動プーリと夫
々の駆動プーリに対応する従動プーリに巻き掛けられた
巻掛伝動部材の弛み側を互いに密着するように配設して
駆動プーリを電動装置により駆動することによって、歯
付回転部材まで密着状態で送り込まれて来た部品の中か
ら1個ずつ歯付回転部材の凹陥部が把持して取り出し、
該部品のリード線を一対の巻掛伝動部材によって挾持し
ながら一定の間隔を保って安定して搬送できるようにす
ることであり、またこれによって装置の操作性を容易に
し稼働率の向上を達成することである。
また他の目的は、部品のリード線を下向きにして巻掛伝
動部材によって挾持して搬送される部品を検出センサで
検出される所定の位置まで搬送して検出センサからの信
号により電動装置を停止させると共に、従動プーリを回
動自在に枢着した軸に固定され該従動プーリと同軸上の
転送プーリと複数個のアイドルプーリに所定の張力で付
勢されて巻き掛けられて連続回転する転送巻掛伝動部材
の巻掛経路をクランプ装置の作動で変えることによっ
て、所定の位置まで搬送されて検出センサで検出された
部品を1個ずつ転送巻掛伝動部材で取り出して搬送方向
と所定角度方向転換した位置にある次行程へ円滑かつ確
実に部品を転送できるようにすることである。
構成 要するに本発明装置(第1発明)は、リード線を下向き
にして水平方向に搬送されるリード線付電子部品を所定
の位置で検出する検出センサと、該検出センサからの信
号に応じて直ちに始動又は停止が可能なように構成され
た電動装置と、円周上に等間隔に突起部及び凹陥部が交
互に連続して形成され前記突起部同士及び前記凹陥部同
士を互いに対向させて前記電動装置により駆動されて回
動するように夫々一対の軸に固定された一対の歯付回転
部材と、前記一対の軸に夫々固定された一対の駆動プー
リ及び該一対の駆動プーリに夫々対応する一対の従動プ
ーリに巻き掛けられ弛み側が互いに密着するように配設
された一対の巻掛伝動部材とを備え、密着状態で搬入さ
れた前記リード線付電子部品を1個ずつ前記一対の歯付
回転部材の凹陥部が把持して縁切りし、前記一対の巻掛
伝動部材の前記弛み側に一定の間隔を保って前記リード
線付電子部品を挾み込んで搬送するようにしたことを特
徴とするものである。
また本発明装置(第2発明)は、リード線を下向きにし
て水平方向に搬送されるリード線付電子部品を所定の位
置で検出する検出センサと、該検出センサからの信号に
応じて直ちに始動又は停止が可能なように構成された電
動装置と、円周上に等間隔に突起部及び凹陥部が交互に
連続して形成され前記突起部同士及び前記凹陥部同士を
互いに対向させて前記電動装置により駆動されて回動す
るように夫々一対の軸に固定された一対の歯付回転部材
と、前記一対の軸に夫々固定された一対の駆動プーリ及
び該一対の駆動プーリに夫々対応する一対の従動プーリ
に巻き掛けられ弛み側が互いに密着するように配設され
た一対の巻掛伝動部材とを備え、かつ前記従動プーリが
回動自在に枢着された出力軸に固定され連続的に回転す
る転送プーリと、該転送プーリ及び複数個のアイドルプ
ーリに対して所定の張力が与えられるように巻き掛けら
れた転送巻掛伝動部材と、前記複数個のアイドルプーリ
のうちの1個が前記検出センサからの前記信号によって
前記転送プーリに押圧されるように構成されたクランプ
装置とを備え、所定の位置まで搬送されて前記検出セン
サで検出された前記リード線付電子部品を1個ずつ前記
転送巻掛伝動部材で取り出して搬送方向が所定角度異な
る次工程へ転送するように構成したことを特徴とするも
のである。
以下本発明(特定発明)を図面に示す実施例に基いて説
明する。本発明に係る電子部品の搬送装置1は、第1図
から第3図に示すように、検出センサ2と、電動装置3
と、歯付回転部材4と、巻掛伝動部材5とを備えてお
り、また第2発明ではこれらの構成に加えて転送プーリ
6と、転送巻掛伝動部材8と、クランプ装置9とを備え
ている。
検出センサ2は、例えば発光素子2aと受光素子2bとが一
対となって構成されており、一対の搬送案内板15の一端
15aにボルト16によって夫々固定された取付板18に互い
に対向して固定されている。搬送案内板15は、ボルト19
によって搬送台20に長手方向を互いに平行に向い合わさ
れて所定の間隔を保持し、溝51が形成されるように固定
されている。
そして発光素子2aより発する光は、搬送案内板15の上端
15bに沿って搬送される部品10の本体10bを照射してこれ
により遮られるようになっている。
電動装置3は、検出センサ2から発した信号により直ち
に停止の可能な例えばステッピングモータ或いはサーボ
モータ等からなっており、ボルト21によって支持部材22
に固定されている。
第3図に示すように、第1スプロケット24は、電動装置
3の回転軸23に嵌挿されており、一端24aを回転軸23に
固定されたリング25に当接させ、他の一端24bにはばね2
6を介して押圧付勢された状態でリング28がピン95によ
って回転軸23に固定されており、所定のトルク以上の回
転力が、第1スプロケット24に作用したときには空転す
るようになっている。
歯付回転部材4は、第1図及び第2図に示すように、一
対の同一形状をしたもので構成されており、円周上に等
間隔に突起部4a及び凹陥部4bが交互に連続して形成され
たものであって、突起部4a同士及び凹陥部4b同士を互い
に対向させてピン93(第3図参照)によって軸29,30に
固定されている。該一対の軸には一対の同歯数の歯車31
が夫々固定され、該歯車は突起部4a同士及び凹陥部4b同
士を互いに対向させた歯付回転部材4の回転位相を変え
ずに軸29,30が互いに逆方向に同速度で回転するように
噛合している。また軸29に固定された第2スプロケット
32は、ベルト33を介して第1スプロケット24に巻き掛け
られている。
巻掛伝動部材5は、第1巻掛伝動部材41と第2巻掛伝動
部材42とで構成されており、第1巻掛伝動部材41の図示
の一端41aは、軸30に固定された駆動プーリ34に巻き掛
けられている。他の図示の一端41bは支軸35に回動自在
に枢着された従動プーリ36に巻き掛けられている。支軸
35はボルト38によって基台39に固定されており、支軸35
の位置を該支軸と軸30の軸間方向に移動させることによ
って、第1巻掛伝動部材41の巻掛張力を調節できるよう
になっている。
第2巻掛伝動部材42の図示の一端42aは軸29に固定され
た駆動プーリ37に巻き掛けられており、他の図示の一端
42bは第4図をも参照して、連結軸57にベアリング90を
介して回動自在に枢着された従動プーリ45に巻き掛けら
れている。連結軸57及び基台39に固定された減速機43の
出力軸44は、夫々転送プーリ6に嵌挿されねじ52によっ
てキー67を介して固定されている。
また第2巻掛伝動部材42の巻掛張力は、第2図及び第3
図に示すように、テンションプーリ46が回動自在に枢着
された取付部材48の取付位置を取付台板49に形成された
長穴49aに沿って移動させ、ナット50を介して固定する
ことによって調節できるようになっている。
電動装置3の作動に伴なって駆動プーリ34が回転したと
きの第1巻掛伝動部材41の弛み側41c及び第2巻掛伝動
部材42の弛み側42cは互いに密着し、一対の搬送案内板1
5によって形成された溝51の略中央に沿って走行するよ
うになっている。
次に、第2発明の構成要素を含めて説明する。
転送プーリ6は、第4図に示すように、減速機43の出力
軸44にねじ52によってキー67を介して固定されており、
転送プーリ6の外径は従動プーリ45に第2巻掛伝動部材
42を巻き掛けた状態における外径寸法と略同一になるよ
うに形成されている。また転送プーリ6は、外径部6aを
摩擦係数の大きい材料で被覆してもよく、一体構造で外
径表面に滑り止め処理を施してもよいがいずれにして
も、摩擦係数を大きくしておくことが望ましい。
第2図に示すように、減速機43はボルト53によって基台
39に固定されており、第3図をも参照して回転軸47に固
定された調車54に巻き掛けられたベルト(図示せず)を
介して電動装置(図示せず)によって駆動されるように
なっている。
転送プーリ6の回転に伴なって回転するプーリは、第1
図及び第2図に示すように、第1アイドルプーリ61、第
2アイドルプーリ62、第3アイドルプーリ63、第4アイ
ドルプーリ64の4個である。
第1アイドルプーリ61は、支軸35に回動自在に枢着され
たクラッチ板55に固着された軸56に回動自在に枢着され
ている。また第1アイドルプーリ61の取付位置は、検出
センサ2の近傍にある。
第2アイドルプーリ62は、第3図に示すように、支持部
材58に固着された軸59に回動自在に枢着されており、支
持部材58は締ねじ(図示せず)によって支軸35に固定さ
れている。
第3アイドルプーリ63は、第2図に示すように、基台39
に固着された軸60に回動自在に枢着された取付板65の一
端65aに固着された軸66に回動自在に枢着されている。
また取付板65は他の一端65bに固着されたピン68と基台3
9に螺着されたねじ69との間に張架された引張ばね80に
よって第2図中時計方向に付勢されている。
第4アイドルプーリ64は、取付台81に固着された軸82に
回動自在に枢着されており、取付台81は、基台39に固定
された取付軸83に対して上下方向及び回転方向に対して
任意の位置に締ねじ84を介して調節可能に固定されてい
る。
転送巻掛伝動部材8は、第2図に示すように、転送プー
リ6の左側の略半円周に巻き掛けてから第1アイドルプ
ーリ61、第2アイドルプーリ62、第3アイドルプーリ6
3、第4アイドルプーリ64の順序で夫々のプーリに巻き
掛けられている。また取付板65の他の一端65bに張架さ
れた引張ばね80によって時計回転方向に付勢された第3
アイドルプーリ63が、転送巻掛伝動部材8の巻掛張力を
保持するようになっている。
クランプ装置9は、例えばエアシリンダによって構成さ
れており、そのピストンロッド85が連結ロッド86を介し
てクラッチ板55にピン88を介して連結されており、クラ
ンプ装置9の基端部9aは段ねじ89によって基台39に回動
自在に枢着されている。
作用 本発明は、上記のように構成されており、以下その作用
について説明する。第2図に示すように、前工程の搬送
装置により矢印A方向に部品10は、リード線10aを下向
きにして水平方向に一対の歯付回転部材4に向けて一列
に密着して搬送される。
電動装置3に装着された第1スプロケット24が、矢印B
方向に回転することに伴なって一対の歯付回転部材4は
夫々矢印C及び矢印D方向に回転し、該歯付回転部材に
形成された凹陥部4bが、待機中の部品10の中から1個ず
つ本体10bを把持して縁切りを行う。この際1個の部品1
0が一対の凹陥部4bに把持されると、後続の一対の突起
部4aが互いに対向して後続の部品10を停止させて、ちょ
うどシャッタ装置の役目を果たす。従って、別途シャッ
タ装置を設ける必要がなくなる。
凹陥部4bによって把持された部品10は第1図及び第3図
を示すように、次いでリード線10aを第1巻掛伝動部材4
1及び第2巻掛伝動部材42によって挾持されて溝51に沿
って歯付回転部材4の凹陥部4bの相互の間隔、即ち円周
ピッチで定まる所定の間隔を保持して矢印E方向に搬送
される。
やがて先頭の部品10が検出センサ2の発光素子2aからの
光を遮断する位置に達すると検出センサ2から信号が発
せられて電動装置3は、直ちに停止する。
次に、第2発明の作用として検出センサ2によって検出
される位置まで搬送された部品10を次工程へ受け渡す場
合について説明すると、例えば第5図に示すように、部
品受渡装置92が矢印F方向に移動して部品10に接近し、
部品10の搬送方向に対して直角方向に相当する矢印G,H
方向に一対のクランプ部材92aを摺動させて部品10を把
持してから矢印I方向に後退し、次工程で矢印J,K方向
にクランプ部材92aを開放して部品10は次工程に受け渡
される。
なお部品受渡装置92が部品10を把持して矢印I方向に後
退を開始すると検出センサ2から信号が発せられ、再び
電動装置3が作動して歯付回転部材4に形成された凹陥
部4bによって待機中の後続の部品10が1個取り出され
る。
そして後続の部品10が検出センサ2によって検出される
まで電動装置3に装着された第1スプロケット24は回転
を継続し、部品10は巻掛伝動部材5によって挾持されて
矢印E方向に搬送される。以後同様の作用が繰り返され
て次工程へ部品10が受け渡される。
次に部品10が搬送される矢印E方向に所定角度(本実施
例では180°)方向転換された位置にある次工程へ部品1
0を転送する電子部品の搬送装置1(第2発明)の作用
について説明する。
第2図及び第6図に示すように、転送プーリ6は電動装
置3の作動中に限り矢印L方向に連続して回転してお
り、転送プーリ6及び第1アイドルプーリ61、第2アイ
ドルプーリ62、第3アイドルプーリ63及び第4アイドル
プーリ64に巻き掛けられた転送巻掛伝動部材8は、矢印
M方向に回転する。検出センサ2が部品10を検出して信
号を発することにより、クランプ装置9を構成するピス
トンロッド85は矢印N方向に引き寄せられる。
この結果、第1アイドルプーリ61が転送プーリ6に押圧
され、第4図に示すように、転送巻掛伝動部材8と転送
プーリ6との間に部品10のリード線10aを挾持して、第
4アイドルプーリ64まで部品10を転送する。
そこでアイドルプーリ64の近傍に配設された部品受渡装
置94が部品10を把持し、電子部品の搬送装置1によって
搬送された矢印E方向と180°方向転換された位置にあ
る次工程に部品10が受け渡される。
なお転送巻掛伝動部材8と転送プーリ6との間に部品10
のリード線10aを挾持して部品10が転送されると、検出
センサ2から信号が発せられ、再び電動装置3が作動し
て歯付回転部材4に形成された凹陥部4bによって待機中
の後続の部品10の中から1個が把持されて縁切りされ、
以後同様の作用が繰り返されて部品10は次工程に受け渡
される。
効果 本発明は、上記のように円周上に等間隔に突起部及び凹
陥部が交互に連続して形成された一対の歯付回転部材を
設け、突起部同士及び凹陥部同士を互いに対向させて一
対の軸上に該一対の歯付回転部材を固定し、更に該軸上
に固定された一対の駆動プーリと夫々の駆動プーリに対
応する従動プーリに巻き掛けられた巻掛伝動部材の弛み
側を互いに密着するように配設して駆動プーリを電動装
置によって駆動するようにしたので、歯付回転部材まで
密着状態で送り込まれて来た部品の中から1個ずつ歯付
回転部材の凹陥部が把持して取り出すことができるた
め、縁切り用のシャッタ装置が不要となるばかりでな
く、該部品のリード線を巻掛伝動部材によって挾持しな
がら一定の間隔を保って安定して搬送することが可能と
なる効果が得られ、この結果、装置の操作性が容易化で
きて稼動率の向上を達成できるという効果がある。また
部品のリード線を下向きにして巻掛伝動部材によって挾
持して搬送される部品を検出センサで検出される所定の
位置まで搬送して検出センサからの信号により電動装置
を停止させると共に、従動プーリを回動自在に枢着した
軸に固定され該従動プーリと同軸上の転送プーリと複数
個のアイドルプーリに所定の張力で付勢されて巻き掛け
られて連続回転する転送巻掛伝動部材の巻掛経路をクラ
ンプ装置の作動によって変えるようにしたので、所定の
位置まで搬送されて検出センサが検出された部品を1個
ずつ転送巻掛伝動部材で取り出して搬送方向と所定角度
方向転換した位置にある次工程へ円滑かつ確実に部品を
転送できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第6図は本発明の実施例に係り、第1図は電
子部品の搬送装置の斜視図、第2図は電子部品の搬送装
置の平面図、第3図は第2図に示すものの正面図、第4
図は第2図のIV-IV矢視要部縦断面図、第5図は電子部
品の搬送装置が部品を把持して搬送し、次工程に部品を
受け渡す状態を示す要部平面図、第6図は電子部品の搬
送装置が部品を把持して搬送し、転送巻掛伝動部材によ
り搬送方向と所定角度方向転換した位置にある次工程に
部品が転送される状態を示す要部平面図、第7図及び第
8図は従来例に係り、第7図はストレートフィーダによ
って部品が搬送される状態を示す概略平面図、第8図は
第7図に示すものの正面図である。 1は電子部品の搬送装置、2は検出センサ、3は電動装
置、4は歯付回転部材、4aは突起部、4bは凹陥部、5は
巻掛伝動部材、6は転送プーリ、8は転送巻掛伝動部
材、9はクランプ装置、29,30は軸、34,37は駆動プー
リ、36,45は従動プーリ、41a,42aは一端、41b,42bは他
の一端、41c,42cは弛み側、44は出力軸、61は第1アイ
ドルプーリ、62は第2アイドルプーリ、63は第3アイド
ルプーリ、64は第4アイドルプーリである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 13/02 F 8509−4E

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リード線を下向きにして水平方向に搬送さ
    れるリード線付電子部品を所定の位置で検出する検出セ
    ンサと、該検出センサからの信号に応じて直ちに始動又
    は停止が可能なように構成された電動装置と、円周上に
    等間隔に突起部及び凹陥部が交互に連続して形成され前
    記突起部同士及び前記凹陥部同士を互いに対向させて前
    記電動装置により駆動されて回動するように夫々一対の
    軸に固定された一対の歯付回転部材と、前記一対の軸に
    夫々固定された一対の駆動プーリ及び該一対の駆動プー
    リに夫々対応する一対の従動プーリに巻き掛けられ弛み
    側が互いに密着するように配設された一対の巻掛伝動部
    材とを備え、密着状態で搬入された前記リード線付電子
    部品を1個ずつ前記一対の歯付回転部材の凹陥部が把持
    して縁切りし、前記一対の巻掛伝動部材の前記弛み側に
    一定の間隔を保って前記リード線付電子部品を挾み込ん
    で搬送するようにしたことを特徴とする電子部品の搬送
    装置。
  2. 【請求項2】リード線を下向きにして水平方向に搬送さ
    れるリード線付電子部品を所定の位置で検出する検出セ
    ンサと、該検出センサからの信号に応じて直ちに始動又
    は停止が可能なように構成された電動装置と、円周上に
    等間隔に突起部及び凹陥部が交互に連続して形成され前
    記突起部同士及び前記凹陥部同士を互いに対向させて前
    記電動装置により駆動されて回動するように夫々一対の
    軸に固定された一対の歯付回転部材と、前記一対の軸に
    夫々固定された一対の駆動プーリ及び該一対の駆動プー
    リに夫々対応する一対の従動プーリに巻き掛けられ弛み
    側が互いに密着するように配設された一対の巻掛伝動部
    材とを備え、かつ前記従動プーリが回動自在に枢着され
    た出力軸に固定され前記電動装置の停止時に回転する転
    送プーリと、該転送プーリ及び複数個のアイドルプーリ
    に対して所定の張力が与えられるように巻き掛けられた
    転送巻掛伝動部材と、前記複数個のアイドルプーリのう
    ちの1個が前記検出センサからの前記信号によって前記
    転送プーリに押圧されるように構成されたクランプ装置
    とを備え、所定の位置まで搬送されて前記検出センサで
    検出された前記リード線付電子部品を1個ずつ前記転送
    巻掛伝動部材で取り出して搬送方向が所定角度異なる次
    工程へ転送するように構成したことを特徴とする電子部
    品の搬送装置。
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