JPH0717217Y2 - ワイヤーハーネス保護用コルゲート管固定具 - Google Patents

ワイヤーハーネス保護用コルゲート管固定具

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JPH0717217Y2
JPH0717217Y2 JP6098489U JP6098489U JPH0717217Y2 JP H0717217 Y2 JPH0717217 Y2 JP H0717217Y2 JP 6098489 U JP6098489 U JP 6098489U JP 6098489 U JP6098489 U JP 6098489U JP H0717217 Y2 JPH0717217 Y2 JP H0717217Y2
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JP
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wire harness
corrugated pipe
slit
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fixture
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太 足立
正明 馬場
福男 松岡
忠昭 川原崎
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Furukawa Electric Co Ltd
Daihatsu Motor Co Ltd
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Furukawa Electric Co Ltd
Daihatsu Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ワイヤーハーネス保護用のコルゲート管を車
体に固定するための固定具の改良に関するものである。
〔従来技術とその課題〕
自動車等の車内配線にはワイヤーハーネスが使用されて
いるが、特にエンジンルームのような使用環境が悪いと
ころでは、ワイヤーハーネスは保護のためプラスチック
製のコルゲート管の中に収納される。ワイヤーハーネス
を収納したコルゲート管を車内配線する場合には、コル
ゲート管を適当な間隔ごとに車体に固定する必要があ
る。
従来、ワイヤーハーネスを収納したコルゲート管を車体
に固定する場合には、コルゲト管にプラスチック製の固
定具を取り付け、その固定具を車体に取り付けるように
している。
従来の固定具は、コルゲート管に添わせる添接部と、車
体への取付け部とを一体に形成したものである。添接部
は細長い板状のもので、コルゲート管に添わせてテープ
巻きを施すことによりコルゲート管に固定するようにな
っている。また取付け部は、車体の一部を把持したり、
車体に形成された孔に挿入したりして車体に固定するも
のである。
ところでコルゲート管はワイヤーハーネスを収納するた
め長手方向に1条のスリットが形成されている。その一
例を図−5に示す。1はコルゲート管、2はスリットで
ある。コルゲート管1にワイヤーハーネスを収納すると
きは、このスリット2を開いて収納作業を行うのであ
る。
従来、ワイヤーハーネスを収納したコルゲート管を車内
配線する場合には、スリットの位置は特に考慮されてい
なかった。このためスリットが上を向いたり、横を向い
たりすることがあり、人目に触れて外観上問題があるだ
けでなく、スリットが上を向いていると、そこから水が
入りやすく、また誤ってスリットから工具などが侵入す
るおそれもあり、ワイヤーハーネスの保護や防水の面か
らも好ましくない。
〔課題の解決手段とその作用〕
以上のような従来技術の問題点に鑑み本考案は、コルゲ
ート管のスリットが外観に出ないように配線できるワイ
ヤーハーネス保護用コルゲート管固定具を提供するもの
である。
本考案によれば、この固定具は、ワイヤーハーネスを収
納したコルゲート管に添わせる添接部と、車体への取付
け部とを一体に形成してなるものにおいて、上記添接部
に、上記コルゲート管のスリットに差し込む突片を形成
したことを特徴とする。
この固定具は、添接部に形成した突片をスリットに差し
込むようにしてコルゲート管に取り付けられる。すると
この固定具を車体に取り付けた場合、コルゲート管のス
リットが車体側に向くようになり、スリットが外観に表
れなくなる。またスリットから水が侵入するおそれもな
くなる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
図−1ないし図−3は本考案の一実施例に係る固定具を
示す。この固定具3は、細長い平板状の添接部4と、そ
の添接部4の中間部に一体に形成されたクランプ型の取
付け部5とを有する点は従来と同様であるが、上記添接
点4の上面に突片6が形成されている点に特徴がある。
この固定具3は次のようにして使用するものである。図
−1および図−2に示すように、まずワイヤーハーネス
7を収納したコルゲート管1のスリット2に突片6を差
し込むようにして添接部4をコルゲート管1に添わせ、
その外周にテープ8を巻き付けて添接部4をコルゲート
管1に固定する。次いで固定具3の取付け部5を車体内
部のボデーフランジ9等に取り付ければ、コルゲート管
1を車体に固定することができる。
上記の取付け部5はそれ自体の弾性によってボデーフラ
ンジ9を把持するものであるが、取付け部はこれに限定
されるものではなく、例えば図−4に示すように車体の
一部に形成した孔に挿入して固定する。いわゆるアンカ
ー型のものであってもよい。なお図−4では、図−1な
いし図−3の各部に対応する部分にはそれと同一符号が
付してあるので、詳細な説明は省略する。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係る固定具は、添接部に形
成した突片をスリットに差し込むようにしてコルゲート
管に取り付けると、この固定具を車体に取り付けた場
合、コルゲート管のスリットが車体側に向くようにな
る。したがって配管された状態ではコルゲート管のスリ
ットが目に触れなくなり、外観が良好になると共に、ス
リットから水が侵入することもなくなり、ワイヤーハー
ネスの保護も確実になる。
【図面の簡単な説明】
図−1は本考案の一実施例に係るワイヤーハーネス保護
用コルゲート管固定具の使用状態を示す一部切開正面
図、図−2は図−1のII−II線断面図、図−3は同固定
具の平面図、図−4は本考案他の実施例に係る固定具の
正面図、図−5はコルゲート管の横断面図である。 1:コルゲート管、2:スリット、3:固定具、4:添接部、5:
取付け部、6:突片、7:ワイヤーハーネス、8:テープ、9:
ボデーフランジ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 馬場 正明 滋賀県犬上郡豊郷町大字高野瀬380 近江 電線株式会社内 (72)考案者 松岡 福男 滋賀県犬上郡豊郷町大字高野瀬380 近江 電線株式会社内 (72)考案者 川原崎 忠昭 滋賀県犬上郡豊郷町大字高野瀬380 近江 電線株式会社内 (56)参考文献 実開 昭64−4979(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワイヤーハーネスを収納したコルゲート管
    に添わせる添接部と、車体への取付け部とを一体に形成
    してなるワイヤーハーネス保護用コルゲート管固定具に
    おいて、上記添接部に、上記コルゲート管のスリットに
    差し込む突片を形成したことを特徴とするワイヤーハー
    ネス保護用コルゲート管固定具。
JP6098489U 1989-05-29 1989-05-29 ワイヤーハーネス保護用コルゲート管固定具 Expired - Fee Related JPH0717217Y2 (ja)

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JPH033121U JPH033121U (ja) 1991-01-14
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