JPH0717204A - ブリーザプラグ - Google Patents

ブリーザプラグ

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JPH0717204A
JPH0717204A JP16768693A JP16768693A JPH0717204A JP H0717204 A JPH0717204 A JP H0717204A JP 16768693 A JP16768693 A JP 16768693A JP 16768693 A JP16768693 A JP 16768693A JP H0717204 A JPH0717204 A JP H0717204A
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JP
Japan
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breather plug
communication
tube
housing
communication hole
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JP16768693A
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English (en)
Inventor
Naomi Fujimoto
直巳 藤本
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 極めて簡単な構造であるにもかかわらず、既
述の如き油漏れを効果的に防止できるようなブリーザプ
ラグを提供する。 【構成】 吸排気をすべき部品のハウジング(例えば、
アクスルハウジング3等)にその内部と外部とを連通す
る連通用チューブ11を貫通配置し、ハウジング3の内
気と外気との圧力差に応じて連通用チューブ11の連通
孔12を弁体13にて開閉するように構成したブリーザ
プラグ6において、連通用チューブ11の連通孔12の
少なくとも一部分に、周囲の筒状面とは異なる異形形状
断面部20を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吸排気をすべき部品の
ハウジングにその内部と外部とを連通する連通用チュー
ブを貫通配置し、前記ハウジングの内気と外気との圧力
差に応じて前記連通用チューブの連通孔を弁体にて開閉
するように構成したブリーザプラグに関し、例えば、自
動車のステアリングギヤボックス(ボール・ナット
式),ディファレンシャルギヤを内臓するアクスルハウ
ジング,トランスミッションケース,トランスファギヤ
ケース等のハウジング類に使用される簡易チェックバル
ブ機能を持つブリーザプラグに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12及び図13はこの種の従来のブリ
ーザプラグ50を示すものであって、このブリーザプラ
グ50は、ステアリングギヤボックスやアクスルハウジ
ング等のハウジング51の吸排気をするために、ハウジ
ング51の適宜箇所に貫通状態で取付けられている。
【0003】ブリーザプラグ50は、図12(a)に示
すように、ハウジング51の適宜箇所に貫通配置されて
溶接結合された円筒状の連通用チューブ52と、ハウジ
ング51の内部aと外部bとを互いに連通するチューブ
52の円筒状の連通孔53(図13参照)を開閉する弁
体54と、チューブ52の外部側端部を覆うキャップ5
5と、このキャップ55と弁体54との間に介在されて
この弁体54を閉弁方向に常時附勢する圧縮ばね56と
から構成されている。
【0004】かくして、自動車の始動後にハウジング5
1の内気温度が上昇して内気圧が上昇すると、ハウジン
グ51の内部aと外部bとの気圧差により弁体54が圧
縮ばね56の附勢力に抗して押し上げられ、弁体54が
チューブ52の端面52aから離間されて開弁状態とな
される。これに伴い、ハウジング51の内気がチューブ
52の連通孔53、弁体54とチューブ52との間の隙
間、チューブ52とキャップ55との間の隙間を順次介
してハウジング51の外部bに排出され、これにより、
ハウジング51の内部aの圧力が常に外部bの圧力(大
気圧)とほぼ同じに設定されるようになっている。
【0005】また、ハウジング51の内気温度が下がっ
て内気圧が外気圧より低くなると、弁体54は吸気力及
び圧縮ばね56の附勢力にて再びチューブ52の端面5
2aに圧着されて閉弁状態となる。しかし、この場合、
弁体54にてチューブ52の連通孔53が完全に密閉さ
れないため、外気がハウジング51の内部aに徐々に吸
い込まれ、これにより、ハウジング51の内部aの圧力
が常に外部bの圧力(大気圧)と同じに設定されるよう
になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如き従来のブリーザプラグ50では、ハウジング51の
傾斜や振動等によりハウジング51内の潤滑油等がチュ
ーブ52の連通孔53に付着すると、この連通孔53は
図13に示すように完全な円筒面であるため図12
(a)に示す如く潤滑油等の油膜60が形成され易い。
そして、図12(a)に示すように連通孔53の内径部
分に油膜60が形成されると、内気圧の上昇に伴い油膜
60が図12(b)に示すように内気圧Pにてチューブ
52の連通孔53の軸線方向に沿って押し上げられ、図
12(c)に示す如く弁体54が開弁状態になるのに伴
ってこの油膜60の油が外部bに漏れ出てしまうおそれ
がある。
【0007】本発明は、このような実状に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、極めて簡単な構造である
にもかかわらず、既述の如き油漏れを効果的に防止でき
るようなブリーザプラグを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明では、吸排気をすべき部品のハウジングに
その内部と外部とを連通する連通用チューブを貫通配置
し、前記ハウジングの内気と外気との圧力差に応じて前
記連通用チューブの連通孔を弁体にて開閉するように構
成したブリーザプラグにおいて、前記連通用チューブの
連通孔の少なくとも一部分に、周囲の筒状面とは異なる
異形形状断面部を設けるようにしている。
【0009】また、本発明では、前記連通用チューブの
連通孔の内周面に凹部又は凸部を形成することにより、
前記異形形状断面部を設けるようにしている。
【0010】また、本発明では、断面C形の本体部を少
なくとも有する嵌着部材を前記連通用チューブの連通孔
の内部に圧入嵌合することにより、前記嵌着部材の周方
向の両端部の端面と前記連通用チューブの連通孔の内周
面の一部分とで前記異形形状断面部を構成している。
【0011】また、本発明では、前記嵌着部材の周方向
の端部に前記嵌着部材の内側に突出する屈曲片を設ける
ようにしている。
【0012】また、本発明では、内周面に溶接ビード部
を形成して成る管状部材を前記連通用チューブの連通孔
の内部に圧入嵌合することにより、前記連通用チューブ
の内周側に前記異形形状断面部を設けるようにしてい
る。
【0013】
【作用】連通孔の内周面の全てを筒状面にて構成するこ
となく、少なくともその一部分に筒状面とは異なる異形
形状断面部を設けたことにより、連通用チューブの連通
孔に潤滑油等が付着して油膜が形成されようとする際或
いは油膜が形成さた直後に、油膜の表面張力のバランス
が崩されるので油膜が破られることとなる。その結果、
ハウジング内の内圧上昇に伴う油漏れの発生が防止され
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図1〜図11
を参照して説明する。
【0015】図1は自動車の後輪駆動系1の主要部を示
し、図2は前輪のステアリング系2の主要部を示してい
る。図1において、3はアクスルハウジング、4はトラ
ンスミッションケース(或いは、トランスファギヤケー
ス)、5はプロペラシャフトであり、上述のアクスルハ
ウジング3の中央部分に形成されたディファレンシャル
ギヤ収納部3aには図1及び図3に示すようにブリーザ
プラグ6が配設されると共に、トランスミッションケー
ス4の適宜箇所には図1及び図5に示すようにブリーザ
プラグ7が配設されている。
【0016】また、図2において、8はステアリングハ
ンドル、9はステアリングハンドル8にて回転操作され
るステアリングシャフト、10はステアリングギヤボッ
クスであり、上述のステアリングギヤボックス10の適
宜箇所には既述の如きブリーザプラグ6又は7と同様の
ものが配設されている。
【0017】ここで、本例に用いられているブリーザプ
ラグ6,7の構成及びその取付構造について述べると、
次の通りである。
【0018】まず、ブリーザプラグ6は、図3に示すよ
うに、軸線方向の中間箇所の外周部分に突設されたフラ
ンジ部11a及びこのフランジ部11aの片側の外周に
形成されたねじ部11bを有する連通用チューブ11
と、連通用チューブ11の中央に形成された連通孔12
の一端側(前記ねじ部11bの反対側)を開閉する弁体
13と、連通用チューブ11の一端側に装着されたキャ
ップ14と、キャップ14及び弁体13の間に配置され
てこの弁体13を閉弁方向に常時附勢する圧縮コイルば
ね15とで構成されている。
【0019】そして、連通用チューブ11のねじ部11
bがアクスルハウジング3のねじ孔16にねじ込まれて
そのフランジ部11aがアクスルハウジング3の外面3
bに係着され、この状態で連通用チューブ11がアクス
ルハウジング3に取付けられている。これにより、アク
スルハウジング3の内部Aと外部Bとは、前記弁体13
の開弁時に連通用チューブ11の連通孔12及びキャッ
プ14の孔17(図3及び図7参照)を介して互いに連
通状態になるように構成されている。
【0020】さらに、このブリーザプラグ6の場合、連
通用チューブ11の連通孔12の内周面形状は、図4に
示すような異形形状断面となされている。具体的には、
連通孔12の内周面は、全体の全てが円筒面18にて構
成されておらず、円筒面18の一部分すなわちこの円筒
面18うちのほぼ180度間隔を隔てて互いに対向する
箇所に断面コ字状の凹部19a,19bが形成されてお
り、これら一対の凹部19a,19bが周囲の円筒面1
8とは異なる異形形状断面部20として設けられてい
る。
【0021】一方、ブリーザプラグ7は、図5に示すよ
うに、円筒状外周面を有する連通用チューブ21と、連
通用チューブ21の中央に形成された連通孔22の一端
側を開閉する弁体23と、連通用チューブ21の一端側
に装着されたキャップ24と、キャップ24及び弁体2
3の間に配置されてこの弁体23を閉弁方向に常時附勢
する圧縮コイルばね25とで構成されている。
【0022】そして、連通用チューブ21がトランスミ
ッションケース4の貫通孔26に貫通配置されて溶接2
7にて固定されている。これにより、トランスミッショ
ンケース4の内部Cと外部Dとは、前記弁体23の開弁
時に連通用チューブ21の連通孔22を介して互いに連
通状態になるように構成されている。
【0023】さらに、このブリーザプラグ7の場合、連
通用チューブ21の連通孔22の内周面形状は、図6に
示すような異形形状断面となされている。具体的には、
連通孔22の内周面は、全体の全てが円筒面28にて構
成されておらず、円筒面28の一部分すなわちこの円筒
面28うちのほぼ180度間隔を隔てて互いに対向する
箇所に断面矩形状の凸部29a,29bが一体形成され
ており、これら一対の凸部29a,29bが周囲の円筒
面28とは異なる異形形状断面部30として設けられて
いる。
【0024】なお、上述の如き連通用チューブ11、2
1の異形形状内周面は、連通用チューブ11、21の内
径面を機械加工することにより、或いは、チューブ成形
時に引抜き加工することにより成形される。
【0025】このような構成のブリーザプラグ6,7に
よれば、連通用チューブ11、21の内周面は円筒面の
一部に異形形状断面部20,30を設けて成る形状とな
っているため、連通用チューブ11、21の内径部に潤
滑油等が付着して油膜を形成しようとする際或いは油膜
の形成直後に、油膜の表面張力のバランスが崩され、そ
の結果、油膜が破られて重力により落下されることとな
る。このため、吸排気すべき内部空間の内圧上昇に伴う
油漏れの発生を防止できる。
【0026】また、図7は本発明の別の実施例に係るブ
リーザプラグ31を示すものであって、本例は、全体に
円筒状内周面32aを有する連通用チューブ32内に断
面C字状の嵌着部材33を圧入嵌合するように構成した
ものである。なお、図7において図3と共通の部材には
同一の符号を付してその説明を省略する。
【0027】この場合、嵌着部材33の配設箇所におけ
る吸排気通路は、嵌着部材33の内周面33aと、この
嵌着部材33の周方向の両端部の端面33b,33cと
これらの間に対応する連通用チューブ32の内周面32
aとで構成されている。かくして、嵌着部材33の配設
箇所においては、連通用チューブ32の内周面32aの
一部分に、前記両端面32b,32cと内周面32aの
一部分とにより実質的な凹部が形成され、この凹部が周
囲の円筒面とは異なる異形形状断面部となされている。
【0028】図7に示す実施例の場合にも、上述の如く
連通用チューブ32内に異形形状断面形状部が設けられ
るため、油膜の破れ作用を有効になし得て、油漏れを回
避できる。
【0029】また、図8は、図7のブリーザプラグ31
において嵌着部材32の代わりに別の嵌着部材34を用
いるようにした変形例を説明するためのものである。こ
の嵌着部材34は、図8に示すように、断面C字状の本
体部35と、この本体部35の周方向の一端部35aに
屈曲成形された屈曲片36とをそれぞれ具備している。
そして、前記屈曲片36は、嵌着部材34の本体部35
の中心軸の側に向けて内側に突出した状態で配設されて
いる。なお、このような屈曲片36を本体部35の周方
向の両端部35a,35bにそれぞれ設けるようにして
もよい。
【0030】図8に示す嵌着部材34を用いるようにし
た場合には、図7の場合と同様に吸排気通路に実質的な
凹部が形成されると共に、これに加えて吸排気通路に屈
曲片36から成る凸部が形成されるため、油膜がより一
層効果的に破られて油漏れが防止される。
【0031】また、図9〜図11は、本発明の更に別の
実施例を示すものであって、本例は、連通用チューブ2
1の一端側部分の内部にフランジ付き管状部材40を嵌
着するようにしたものである。なお、図9において図5
と共通の部材には同一の符号を付してその説明を省略す
る。
【0032】上述の管状部材40は、円筒状内周面40
aに複数の溶接ビード41を有する円筒形鋼管を素材と
して成形して成る別部品であって、その上端はプレス加
工により外径方向に屈曲されてリング状フランジ42
(図9及び図10参照)が形成され、その下端は絞り加
工によりリング状底壁43(図10及び図11参照)が
形成されている。なお、本例では、複数の溶接ビード4
1が管状部材40の内周面40a上において軸線方向に
沿って線状突起として形成されているが、この溶接ビー
ド41の配設位置、延設方向及びその数は適宜に設定可
能である。
【0033】そして、管状部材40のうちフランジ42
を除く本体部分が連通用チューブ11内の上端側に密着
状態で圧入嵌合されてそのフランジ42が連通用チュー
ブ11の上端面44に当接され、前記リング状底壁部4
3の中央孔45を通して吸排気通路が構成されるように
なっている。
【0034】この実施例の場合には、前記溶接ビード4
1が連通用チューブ21の円筒状内周面から成る連通孔
22内において実質的な凸部(すなわち、異形形状断面
部)となるため、その全体が異形形状断面となり、既述
の実施例の場合と同様に油膜を効果的に破り得て油漏れ
を防止できる。その上、管状部材40のフランジ42と
連通用チューブ21の上端面44との間のストッパ作用
にてこの筒状部材40の落下防止を図ることができると
共に、前記リング状底壁部43の存在により油の上昇を
抑制できるという付加的な効果がある。
【0035】以上、本発明の一実施例につき述べたが、
本発明はこの実施例に限定されるものではなく、本発明
の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能であ
る。例えば、本発明に係るブリーザプラグ6,7,31
はアクスルハウジング3,トランスミションケース4,
ステアリングギヤボックス10以外にも、トランスファ
ギヤケース等の簡易チェックバルブ機能を必要とする各
種の部品のハウジングにも適用可能である。また、連通
用チューブ11,21の連通孔12,22に形成する異
形形状断面部20,30は、前記連通孔12,22の軸
線方向の全域に形成する必要は必ずしもなく、その一部
分の箇所にのみ形成するようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上の如く、本発明は、ブリーザプラグ
の連通用チューブの連通孔の少なくとも一部分に周囲の
筒状面とは異なる異形形状断面部を設けるようにしたも
のであるから、連通用チューブの連通孔に潤滑油等の油
が付着して油膜が形成されようとする際或いは油膜が形
成された直後に、この異形形状断面部の存在によりその
油膜の表面張力のバランスが崩されて油膜が破られるこ
ととなる。そのため、ブリーザプラグが配設される部品
のハウジング内の内圧上昇に伴って、連通用チューブの
連通孔に沿って油膜が上昇して弁体部分からハウジング
外部に漏れ出てしまうような油漏れ現象の発生を効果的
に防止することができる。しかも、このような実用的な
作用効果を奏し得るものでありながら、その構造は連通
用チューブの連通孔に凹部、凸部、溶接ビード等を設け
て異形形状にするだけの簡単な構成で済むため、製作が
きわめて簡単で低廉であるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の後輪駆動系の要部を示す斜視図であ
る。
【図2】自動車のステアリング系の要部を示す斜視図で
ある。
【図3】本発明の実施例を示すものであって、アクスル
ハウジングに配設されたブリーザプラグの断面図であ
る。
【図4】図3のブリーザプラグに用いられる連通用チュ
ーブの横断面図である。
【図5】本発明の実施例を示すものであって、トランス
ミッションケースに配設されたブリーザプラグの断面図
である。
【図6】図5のブリーザプラグに用いられる連通用チュ
ーブの横断面図である。
【図7】本発明に係る別の実施例を示すブリーザプラグ
の分解斜視図である。
【図8】本発明の変形例において使用される嵌着部材の
斜視図である。
【図9】本発明に係る更に別の実施例を示すブリーザプ
ラグの一部切欠き断面図である。
【図10】図9に示すブリーザプラグの要部の縦断面図
である。
【図11】図9に示すブリーザプラグの平面図である。
【図12】従来のブリーザプラグを示すものであって、
(a)は弁体の閉弁時におけるブリーザプラグの断面
図、(b)は油膜が上昇している際のブリーザプラグの
断面図、(c)は弁体が開弁されて油漏れを生じている
状態を示す断面図である。
【図13】従来のブリーザプラグの連通用チューブの平
面図である。
【符号の説明】
3 アクスルハウジング 4 トランスミッションケース 6,7,31 ブリーザプラグ 10 ステアリングギヤボックス 11,21,32 連通用チューブ 12,22 連通孔 13,23 弁体 18 円筒面 19a,19b 凹部 20 異形形状断面部 28 円筒面 29a,29b 凸部 30 異形形状断面部 33,34 嵌着部材 33a,33b 端部 35 断面C字状の本体部 35a,35b 端部 36 屈曲片 40 フランジ付き管状部材 41 溶接ビード

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸排気をすべき部品のハウジングにその
    内部と外部とを連通する連通用チューブを貫通配置し、
    前記ハウジングの内気と外気との圧力差に応じて前記連
    通用チューブの連通孔を弁体にて開閉するように構成し
    たブリーザプラグにおいて、前記連通用チューブの連通
    孔の少なくとも一部分に、周囲の筒状面とは異なる異形
    形状断面部を設けたことを特徴とするブリーザプラグ。
  2. 【請求項2】 前記連通用チューブの連通孔の内周面に
    凹部又は凸部を形成することにより、前記異形形状断面
    部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のブリーザ
    プラグ。
  3. 【請求項3】 断面C形の本体部を少なくとも有する嵌
    着部材を前記連通用チューブの連通孔の内部に圧入嵌合
    することにより、前記嵌着部材の周方向の両端部の端面
    と前記連通用チューブの連通孔の内周面の一部分とで前
    記異形形状断面部を構成したことを特徴とする請求項1
    に記載のブリーザプラグ。
  4. 【請求項4】 前記嵌着部材の周方向の端部に前記嵌着
    部材の内側に突出する屈曲片を設けたことを特徴とする
    請求項3に記載のブリーザプラグ。
  5. 【請求項5】 内周面に溶接ビード部を形成して成る管
    状部材を前記連通用チューブの連通孔の内部に圧入嵌合
    することにより、前記連通用チューブの内周側に前記異
    形形状断面部を設けたことを特徴とする請求項1に記載
    のブリーザプラグ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7604020B2 (en) * 2005-09-14 2009-10-20 Arvinmeritor Technology, Llc Breather assembly
CN105291701A (zh) * 2015-11-04 2016-02-03 合肥海源机械有限公司 通气塞挡油罩
DE102019008935A1 (de) * 2019-12-21 2021-06-24 Kaco Gmbh + Co. Kg Entlüftüngsventil

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