JPS6118288Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6118288Y2 JPS6118288Y2 JP8917480U JP8917480U JPS6118288Y2 JP S6118288 Y2 JPS6118288 Y2 JP S6118288Y2 JP 8917480 U JP8917480 U JP 8917480U JP 8917480 U JP8917480 U JP 8917480U JP S6118288 Y2 JPS6118288 Y2 JP S6118288Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- valve
- diameter
- valve seat
- passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 9
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Check Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、正圧弁、負圧弁、吸い出し弁等の開
閉弁機構に関するものである。
閉弁機構に関するものである。
従来この種の開閉弁において、第１図及び第２
図に示すように、弁座１に弁２をばね４で圧接す
るとともに弁座側には前記ばね４の外周に位置す
る周壁３を設けけ、前記ばね４の形状を、周壁３
の内径よりはるかに小さい径によつて全長を同一
径に形成したものがある。しかしこのような形状
のばねにあつては、これは周壁３内に押圧的に設
置した場合、第１図に示すように変形したり、ま
た第２図に示すようにその一端が隙間に喰い込ん
だりして、ばね力が変化し、弁機能の性能に支障
をきたす問題があつた。
図に示すように、弁座１に弁２をばね４で圧接す
るとともに弁座側には前記ばね４の外周に位置す
る周壁３を設けけ、前記ばね４の形状を、周壁３
の内径よりはるかに小さい径によつて全長を同一
径に形成したものがある。しかしこのような形状
のばねにあつては、これは周壁３内に押圧的に設
置した場合、第１図に示すように変形したり、ま
た第２図に示すようにその一端が隙間に喰い込ん
だりして、ばね力が変化し、弁機能の性能に支障
をきたす問題があつた。
本考案は前記従来の問題点を解消できる開閉弁
機構を提案することを目的とするもので、すなわ
ち、弁座側に設けたばね収納孔の孔径が弁座孔径
及び該弁座に通ずる通路６の孔径より大きく設定
され、上記弁座に座置する弁２と上記通路との間
に押圧ばねを介在したものにおいて、該ばねの一
端が前記通路６の周縁に、他端が弁２に又中央部
が前記ばね収納孔の周壁３にそれぞれ係合するよ
うに形状を定め、ばねの中央大径部の前記周壁３
に対する係合を支点として両端小径部の変位を阻
止したことを特徴とするものである。第３図中５
は本考案のばねを示し、その下端部の直径はボー
ル弁２に合致するような径に形成され、上端部の
直径は通路６に支障とならないような径に形成さ
れている。尚、本考案の開閉弁機構は、例えば第
４図に示ような、自動車における蒸発燃料吸着装
置（キヤニスタ）の正圧弁７、負圧弁８、吸い出
し弁９として用いる。
機構を提案することを目的とするもので、すなわ
ち、弁座側に設けたばね収納孔の孔径が弁座孔径
及び該弁座に通ずる通路６の孔径より大きく設定
され、上記弁座に座置する弁２と上記通路との間
に押圧ばねを介在したものにおいて、該ばねの一
端が前記通路６の周縁に、他端が弁２に又中央部
が前記ばね収納孔の周壁３にそれぞれ係合するよ
うに形状を定め、ばねの中央大径部の前記周壁３
に対する係合を支点として両端小径部の変位を阻
止したことを特徴とするものである。第３図中５
は本考案のばねを示し、その下端部の直径はボー
ル弁２に合致するような径に形成され、上端部の
直径は通路６に支障とならないような径に形成さ
れている。尚、本考案の開閉弁機構は、例えば第
４図に示ような、自動車における蒸発燃料吸着装
置（キヤニスタ）の正圧弁７、負圧弁８、吸い出
し弁９として用いる。
以上のように本考案にあつては、ばね５の形状
をたる形にして、その中央部の周壁３の内周に対
する係合を支点として両端小径部の変位を阻止し
たので、ばね５の倒れや屈曲等の変形がない上に
ばねの両端小径部を、一端が通路６の周縁に他端
が弁２に又中央大径部がばね収納孔の周壁に係合
するようにしたので常に正しい姿勢を保持できて
正常に機能する正圧弁、負圧弁、吸い出し弁等を
提供できる特長がある。
をたる形にして、その中央部の周壁３の内周に対
する係合を支点として両端小径部の変位を阻止し
たので、ばね５の倒れや屈曲等の変形がない上に
ばねの両端小径部を、一端が通路６の周縁に他端
が弁２に又中央大径部がばね収納孔の周壁に係合
するようにしたので常に正しい姿勢を保持できて
正常に機能する正圧弁、負圧弁、吸い出し弁等を
提供できる特長がある。
更に、従来のばねにおいては、周壁と接触して
いないので、振動のはげしいものに使用した場合
にはばねの共振による伸縮により弁の押え力が変
化するが、本案の如く、ばね５が周壁３に係合し
ていると、ばねの共振を防止して弁の押え力の変
化を防止できる。
いないので、振動のはげしいものに使用した場合
にはばねの共振による伸縮により弁の押え力が変
化するが、本案の如く、ばね５が周壁３に係合し
ていると、ばねの共振を防止して弁の押え力の変
化を防止できる。
第１図及び第２図は従来の開閉弁機構の作動を
示す断面図、第３図は本考案の開閉弁機構を示す
断面図、第４図は本考案の開閉弁機構の適用例を
示すキヤニスタの断面図である。 １……弁座、２……弁、３……周壁、５……ば
ね。
示す断面図、第３図は本考案の開閉弁機構を示す
断面図、第４図は本考案の開閉弁機構の適用例を
示すキヤニスタの断面図である。 １……弁座、２……弁、３……周壁、５……ば
ね。
Claims (1)
- 弁座側に設けたばね収納孔の孔径が弁座孔径及
び該弁座に通ずる通路６の孔径より大きく設定さ
れ、上記弁座に座置する弁２と上記通路との間に
押圧ばねを介在したものにおいて、該ばねの一端
が前記通路６の周縁に、他端が弁２に又中央部が
前記ばね収納孔の周壁３にそれぞれ係合するよに
形状を定め、ばねの中央大径部の前記周壁３に対
する係合を支点として両端小径部の変位を阻止し
たことを特徴とする開閉弁機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8917480U JPS6118288Y2 (ja) | 1980-06-25 | 1980-06-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8917480U JPS6118288Y2 (ja) | 1980-06-25 | 1980-06-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5711370U JPS5711370U (ja) | 1982-01-21 |
| JPS6118288Y2 true JPS6118288Y2 (ja) | 1986-06-03 |
Family
ID=29451220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8917480U Expired JPS6118288Y2 (ja) | 1980-06-25 | 1980-06-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6118288Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59125662U (ja) * | 1983-02-14 | 1984-08-24 | トヨタ自動車株式会社 | ボ−ルバルブ |
-
1980
- 1980-06-25 JP JP8917480U patent/JPS6118288Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5711370U (ja) | 1982-01-21 |
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