JPH0717184Y2 - 電子電気機器用箱 - Google Patents

電子電気機器用箱

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JPH0717184Y2
JPH0717184Y2 JP1990031354U JP3135490U JPH0717184Y2 JP H0717184 Y2 JPH0717184 Y2 JP H0717184Y2 JP 1990031354 U JP1990031354 U JP 1990031354U JP 3135490 U JP3135490 U JP 3135490U JP H0717184 Y2 JPH0717184 Y2 JP H0717184Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
eaves
frames
plate part
frame
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990031354U
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English (en)
Other versions
JPH03122588U (ja
Inventor
敏雄 竹本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kogyo Corp
Original Assignee
Nitto Kogyo Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、フレームに天井板、側板、扉等を取付けた電
子電気機器用箱に関するものである。
(従来の技術) 従来のこの種電子電気機器用箱は、屋内に設置して使用
することを主目的とするため、防水上の配慮がなされて
いないのが普通である。
(考案が解決しようとする課題) ところが、設置スペースの関係からこの種電子電気機器
用箱を雨水を完全に凌ぐことのできない軒下等に設置し
なければならないことがあり、防水構造としたものが待
望されている。
(課題を解決するための手段) 本考案は前記のような待望に応えるためになされたもの
で、外面周縁に水返し用の外鍔板部を先端に張設した周
枠部を設けるとともに内面に水返し用の起立板部を先端
に連設した庇板部と該庇板部の両側下方に続く水返し用
の横板部を先端に連設した縦板部とを設けた一対のフレ
ームを桁フレームをもって連結し、該両フレーム間に形
成された上縁開口を、前後側縁下方に脚板部を垂設する
とともに左右側板部下端に先端に水返し用の起立板部を
連設した庇板部を設けてなる天板を、該脚板部を前記フ
レームの庇板部に入れ込むとともに該天板の庇板部の両
端を前記縦板部の上端に連結させて覆い、また、両フレ
ーム間に形成される左右の側部開口を周枠部付きの側板
をもって覆ったことを特徴とするものである。
(実施例) 次に、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
(1)、(1)は電子電気機器用箱の前後に位置する四
角枠状のフレームであり、該フレーム(1)、(1)は
外面周縁の水返し用の外鍔板部(2a)を先端に張設した
周枠部(2)を設けるとともに、内面に水返し用の起立
板部(3a)を先端に連設した庇板部(3)を上縁に設
け、また該庇板部(3)の両側下方に続く水返し用の横
板部(4a)を先端に連設した縦板部(4)、(4)を両
側に設けたものである。(5)は両フレーム(1)、
(1)を連結する桁フレームであり、該両フレーム
(1)、(1)の縦杆(1a)、(1a)に左右にそれぞれ
上中下段に3枚ずつ張設されている。
(6)は天板であり、該天板(6)は前後側縁下方に前
記庇板部(3)に支承される脚板部(7)、(7)を垂
設するとともに、左右側板部下端に先端に水返し用の起
立板部(8a)を連設した庇板部(8)、(8)を設けた
ものである。そして天板(6)はその脚板部(7)、
(7)を前記フレーム(1)、(1)の庇板部(3)に
入れ込むとともに、該庇板部(8)、(8)の両端を縦
板部(4)の上端と連結させている。
(9)、(9)は側板であり、各側板(9)、(9)は
両フレーム(1)、(1)間に形成される側部開口を覆
うものであり、周縁内側に設けた周枠部(10)を天板
(6)の左右側板上方および両フレーム(1)、(1)
の縦板部(4)、(4)に当接して水返し用の起立板部
(8a)、縦板部(4a)を覆うように取り付けられてい
る。
(11)は周枠部(12)付きの扉であり、該扉(11)は一
方または双方のフレーム(1)の前面一側に蝶番(13)
をもって開閉自在に枢着されている。なお、扉(11)が
一方のフレーム(1)のみに設けられている場合には、
他方のフレーム(1)の開口は周枠部(14)付の背板
(15)をもって閉塞する。
(作用) このように構成されたものは、箱内に電子電気機器類を
収納して使用するものであるが、フレーム(1)、
(1)の内面に水返し用の起立板部(3a)を先端に連設
した庇板部(3)と該庇板部(3)の両側下方に続く水
返し用の横板部(4a)を先端に連設した縦板部(4)、
(4)を設けたものであるので、両フレーム(1)、
(1)間に形成された上端開口を覆う天板(6)の前後
縁とフレーム(1)、(1)の上端内面との隙間から庇
板部(3)に流れ込んだ雨水は水返し用の起立板部(3
a)により箱内に侵入することを防止されて庇板部
(3)の両側から横板部(4a)に規制され縦板部(4)
を介して下方に排出される。
また、天板(6)の左右側板部下端には両縁部が前記縦
板部(4)、(4)の上端と連通する先端に水返し用の
起立板部(8a)を連設した庇板部(8)、(8)が設け
られているので、両フレーム(1)、(1)間に形成さ
れる側部開口を覆う周枠部(10)付の側板(9)、
(9)の上端内側と天板(6)の左右側板部との隙間か
ら該庇板部(8)に侵入する雨水は起立板部(8a)に規
制されて縦板部(4)、(4)を介して下方に排出され
る。
また天板(6)の前後側縁下方には脚板部(7)、
(7)を垂設してあり、この脚板部(7)、(7)を前
記フレーム(1)、(1)の庇板部(3)に入れ込んで
あるため、天板(6)の前後側縁から流下する雨水も箱
内に侵入することがない。
さらには、側板(9)の側縁とフレーム(1)間の隙間
から侵入する雨水は横板部(4a)に規制され、縦板部
(4)を介して下方に排出されるものである。また、両
フレーム(1)、(1)は外面周縁に水返し用の外鍔板
部(2a)を先端に張設した周枠部(2)を設けたもので
あるので、両フレーム(1)、(1)の前面開口を閉塞
する周枠部(12)付の扉(11)または周枠部(14)付の
背板(15)とフレーム(1)、(1)との間から侵入す
る雨水は該周枠部(2)により的確に遮断されるので、
箱内に侵入することを完全に防止することができるもの
である。
したがって、本考案の電子電気機器用箱は屋内は勿論の
こと、雨水の降りかかるおそれのある軒下等の屋外にお
いても使用できるものである。
(考案の効果) 本考案は以上の説明によって明らかなように、フレーム
の内面に水返し用の起立板部を先端に連設した庇板部と
該庇板部の両側下方に続く水返し用の横板部を先端に連
設した縦板部を設けるとともに天板にも起立板部付の庇
板部を設けたことによりフレーム、天板、側板の接合部
から侵入する雨水を箱内に侵入させることなくフレーム
の縦板部から下方に排出させることができるものであ
る。従って屋内は勿論、雨水の当たる屋外においても使
用できるもので、従来のこの種の電子電気収納箱の問題
点を一掃したものとして、その実用的価値極めて大なも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠斜視図、第2図
は同じく要部の一部切欠斜視図、第3図は本考案に使用
されるフレームと天板を示す斜視図である。 (1):フレーム、(2):周枠部、(2a):水返し用
の外鍔板部、(3):庇板部、(3a):水返し用の起立
板部、(4):縦板部、(4a):水返し用の横板部、
(5):桁フレーム、(6):天板、(7):脚板部、
(8):庇板部、(8a):水返し用の起立板部、
(9):側板、(10):周枠部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外面周縁に水返し用の外鍔板部(2a)を先
    端に張設した周枠部(2)を設けるとともに内面に水返
    し用の起立板部(3a)を先端に連設した庇板部(3)と
    該庇板部(3)の両側下方に続く水返し用の横板部(4
    a)を先端に連設した縦板部(4)、(4)とを設けた
    一対のフレーム(1)、(1)を桁フレーム(5)をも
    って連結し、該両フレーム(1)、(1)間に形成され
    た上縁開口を、前後側縁下方に脚板部(7)、(7)を
    垂設するとともに左右側板部下端に先端に水返し用の起
    立板部(8a)を連設した庇板部(8)を設けてなる天板
    (6)を、該脚板部(7)、(7)を前記フレーム
    (1)、(1)の庇板部(3)に入れ込むとともに該天
    板(6)の庇板部(8)、(8)の両端を前記縦板部
    (4)、(4)の上端に連結させて覆い、また、両フレ
    ーム(1)、(1)間に形成される左右の側部開口を周
    枠部(10)付きの側板(9)、(9)をもって覆ったこ
    とを特徴とする電子電気機器用箱。
JP1990031354U 1990-03-27 1990-03-27 電子電気機器用箱 Expired - Lifetime JPH0717184Y2 (ja)

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JP1990031354U JPH0717184Y2 (ja) 1990-03-27 1990-03-27 電子電気機器用箱

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JP1990031354U JPH0717184Y2 (ja) 1990-03-27 1990-03-27 電子電気機器用箱

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JPH03122588U JPH03122588U (ja) 1991-12-13
JPH0717184Y2 true JPH0717184Y2 (ja) 1995-04-19

Family

ID=31534098

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JP1990031354U Expired - Lifetime JPH0717184Y2 (ja) 1990-03-27 1990-03-27 電子電気機器用箱

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JP5983520B2 (ja) * 2013-04-25 2016-08-31 株式会社デンソー 防水筐体
JP6413114B2 (ja) * 2014-05-13 2018-10-31 日東工業株式会社 電気機器収納用箱の屋根構造

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JPS6228482U (ja) * 1985-08-01 1987-02-20
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JPH03122588U (ja) 1991-12-13

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