JPH07171311A - 圧搾式フイルタプレス - Google Patents
圧搾式フイルタプレスInfo
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- JPH07171311A JPH07171311A JP5344115A JP34411593A JPH07171311A JP H07171311 A JPH07171311 A JP H07171311A JP 5344115 A JP5344115 A JP 5344115A JP 34411593 A JP34411593 A JP 34411593A JP H07171311 A JPH07171311 A JP H07171311A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】中空枠体から成る濾板と圧搾板とを配列するフ
イルタプレスにおいて、濾板の給液部分の構造の簡素化
をはかり、また圧搾膜には給液孔を開けないで上記濾板
の一つの給液箇所から複数の濾過室へ原液を供給し、濾
過圧搾を行う。 【構成】中空枠体から成る濾板額縁の一側にのみ給液機
構を設ける。該濾板の両側を濾過床に液通孔を開けた一
対の濾布で被い、該濾板の給液機構側に、濾布で被った
濾板を合わせて一対の濾板として配列する。一対の濾板
の隣側に圧搾板を配列する。圧搾板には給液機構も液通
孔もない。上記濾板の給液機構から一対の濾板の各濾布
の液通孔を通る原液の給液路を形成する。
イルタプレスにおいて、濾板の給液部分の構造の簡素化
をはかり、また圧搾膜には給液孔を開けないで上記濾板
の一つの給液箇所から複数の濾過室へ原液を供給し、濾
過圧搾を行う。 【構成】中空枠体から成る濾板額縁の一側にのみ給液機
構を設ける。該濾板の両側を濾過床に液通孔を開けた一
対の濾布で被い、該濾板の給液機構側に、濾布で被った
濾板を合わせて一対の濾板として配列する。一対の濾板
の隣側に圧搾板を配列する。圧搾板には給液機構も液通
孔もない。上記濾板の給液機構から一対の濾板の各濾布
の液通孔を通る原液の給液路を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中空の枠体から成る濾
板と圧搾板をそれぞれ濾布で被って複数枚配列し濾過圧
搾を行うフイルタプレスに関する。
板と圧搾板をそれぞれ濾布で被って複数枚配列し濾過圧
搾を行うフイルタプレスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、原液供給用の凹所を額縁の両側に
設けた中空枠体から成る濾板と、原液供給用の凹所を額
縁の両側に設けた板状体又は中空枠体から主として成る
芯板の両側を芯板の上記凹所と合致する凹所を額縁表面
に設けた圧搾膜で被った圧搾板と、2枚の濾布間に給液
板を挟み該給液板を濾布を介して上記濾板の凹所と圧搾
板の凹所間に挟み込むようにした一対の濾布とから成
り、多数枚並べた上記濾板と圧搾板間毎に給液板から濾
布間へ原液を供給する圧搾式フイルタプレスは公知であ
る。
設けた中空枠体から成る濾板と、原液供給用の凹所を額
縁の両側に設けた板状体又は中空枠体から主として成る
芯板の両側を芯板の上記凹所と合致する凹所を額縁表面
に設けた圧搾膜で被った圧搾板と、2枚の濾布間に給液
板を挟み該給液板を濾布を介して上記濾板の凹所と圧搾
板の凹所間に挟み込むようにした一対の濾布とから成
り、多数枚並べた上記濾板と圧搾板間毎に給液板から濾
布間へ原液を供給する圧搾式フイルタプレスは公知であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、原液供給用の
凹所は濾板の両側に設けてあり、該凹所を設けるところ
の加工には工数を要する。また原液の供給が各濾板間毎
に行われると、それぞれ1枚の濾板の原液孔の両側と該
原液孔の両側を被う各濾布の原液孔とを洗浄する必要が
ある。また、濾板と重合して密閉する圧搾板にも上記凹
所を設ける必要がある。圧搾板における凹所の加工は、
上記濾板における加工より精密を必要とし多くの工数を
要する。本発明は、上記従来の課題を解決しようとする
もので、中空の枠体から成る濾板と、圧搾板を構成する
芯板と圧搾膜とをできるだけ簡単なものにして濾過及び
圧搾を行おうとするものである。
凹所は濾板の両側に設けてあり、該凹所を設けるところ
の加工には工数を要する。また原液の供給が各濾板間毎
に行われると、それぞれ1枚の濾板の原液孔の両側と該
原液孔の両側を被う各濾布の原液孔とを洗浄する必要が
ある。また、濾板と重合して密閉する圧搾板にも上記凹
所を設ける必要がある。圧搾板における凹所の加工は、
上記濾板における加工より精密を必要とし多くの工数を
要する。本発明は、上記従来の課題を解決しようとする
もので、中空の枠体から成る濾板と、圧搾板を構成する
芯板と圧搾膜とをできるだけ簡単なものにして濾過及び
圧搾を行おうとするものである。
【0004】
【課題を解決しようとする手段】請求項1に記載の発明
は、中空枠体から成る濾板と芯板を圧搾膜で被い外部の
圧力流体供給源と連結可能にした圧搾板とを前後両側の
端板間に複数枚配列して濾布で被い締付装置で締付て、
給液機構を通して隣合う濾板の濾布間に原液を供給して
濾過圧搾を行い濾液は濾過面から額縁を通して外部へ排
出するフイルタプレスにおいて、濾板が給液機構を一側
の額縁の位置に設けた片側給液式の濾板から成り、該濾
板はその両側が、濾過作用面に通孔を開けて該通孔どう
しを連結した一対の濾布で被われ、該濾板と、該濾板の
給液機構側に位置して濾過作用面に通孔を開けて連結し
た一対の濾布で被われた濾板とが重ね合わされて一対の
濾板が配列されて、上記給液機構から両側の一対の濾布
の両通孔を通る給液路が形成されるとともに、上記一対
の濾板の隣側に、芯板を圧搾膜で被った圧搾板が配列さ
れたことを特徴とする。請求項2に記載の発明は、請求
項1に記載の圧搾式フイルタプレスにおいて、片側給液
式の濾板の両側が、濾過作用面に通孔を開けて該通孔ど
うしを連結しかつ濾板の給液機構側を被う濾布に給液機
構を設けた一対の濾布で被われたことを特徴とする。請
求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の圧搾式
フイルタプレスにおいて、片側給液式の濾板の給液機構
側に位置する濾板の両側が、濾過作用面に通孔を開けて
該通孔どうしを連結しかつ片側給液式の濾板の給液機構
側の濾布に給液機構を設けた一対の濾布で被われたこと
を特徴とする。請求項4に記載の発明は、請求項1ない
し3のいずれかに記載の圧搾式フイルタプレスにおい
て、一対の濾板が、片側給液式の濾板の給液機構側どう
しを重ね合わせるものであることを特徴とする。請求項
5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載
の圧搾式フイルタプレスにおいて、上記片側給液式の一
対の濾板が、濾過作用面に通孔を開けて該通孔どうしを
連結しかつ濾板の給液機構側を被う濾布に給液機構を設
けた一対の濾布でそれぞれ被われ、該給液機構側どうし
を重ね合わせるものであることを特徴とする。請求項6
に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の
圧搾式フイルタプレスにおいて、圧搾板が、中空の枠体
を主体とする芯板の両側を圧搾膜で被ったものから成る
ことを特徴とする。請求項7に記載の発明は、請求項1
ないし6のいずれかに記載の圧搾式フイルタプレスにお
いて、一対の濾板と圧搾板とが順次複数枚配列されて成
ることを特徴とする。請求項8に記載の発明は、請求項
1ないし7のいずれかに記載の圧搾式フイルタプレスに
おいて、圧搾膜が、濾布の通孔に当たる濾過床の位置に
ほぼ額縁の厚さを有し圧搾の際該通孔に当接して押圧す
る押圧部を備えるものであることを特徴とする。請求項
9に記載の発明は、請求項1ないし8のいずれかに記載
のフイルタプレスにおいて、一対の濾布が、濾過作用面
に開けた通孔周縁の両側に、複数本の縁棒が互いに離れ
て取付けられ、両側の縁棒を合わせた高さがほぼ上記枠
体の額縁部の厚さの寸法を有するものであることを特徴
とする。
は、中空枠体から成る濾板と芯板を圧搾膜で被い外部の
圧力流体供給源と連結可能にした圧搾板とを前後両側の
端板間に複数枚配列して濾布で被い締付装置で締付て、
給液機構を通して隣合う濾板の濾布間に原液を供給して
濾過圧搾を行い濾液は濾過面から額縁を通して外部へ排
出するフイルタプレスにおいて、濾板が給液機構を一側
の額縁の位置に設けた片側給液式の濾板から成り、該濾
板はその両側が、濾過作用面に通孔を開けて該通孔どう
しを連結した一対の濾布で被われ、該濾板と、該濾板の
給液機構側に位置して濾過作用面に通孔を開けて連結し
た一対の濾布で被われた濾板とが重ね合わされて一対の
濾板が配列されて、上記給液機構から両側の一対の濾布
の両通孔を通る給液路が形成されるとともに、上記一対
の濾板の隣側に、芯板を圧搾膜で被った圧搾板が配列さ
れたことを特徴とする。請求項2に記載の発明は、請求
項1に記載の圧搾式フイルタプレスにおいて、片側給液
式の濾板の両側が、濾過作用面に通孔を開けて該通孔ど
うしを連結しかつ濾板の給液機構側を被う濾布に給液機
構を設けた一対の濾布で被われたことを特徴とする。請
求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の圧搾式
フイルタプレスにおいて、片側給液式の濾板の給液機構
側に位置する濾板の両側が、濾過作用面に通孔を開けて
該通孔どうしを連結しかつ片側給液式の濾板の給液機構
側の濾布に給液機構を設けた一対の濾布で被われたこと
を特徴とする。請求項4に記載の発明は、請求項1ない
し3のいずれかに記載の圧搾式フイルタプレスにおい
て、一対の濾板が、片側給液式の濾板の給液機構側どう
しを重ね合わせるものであることを特徴とする。請求項
5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載
の圧搾式フイルタプレスにおいて、上記片側給液式の一
対の濾板が、濾過作用面に通孔を開けて該通孔どうしを
連結しかつ濾板の給液機構側を被う濾布に給液機構を設
けた一対の濾布でそれぞれ被われ、該給液機構側どうし
を重ね合わせるものであることを特徴とする。請求項6
に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の
圧搾式フイルタプレスにおいて、圧搾板が、中空の枠体
を主体とする芯板の両側を圧搾膜で被ったものから成る
ことを特徴とする。請求項7に記載の発明は、請求項1
ないし6のいずれかに記載の圧搾式フイルタプレスにお
いて、一対の濾板と圧搾板とが順次複数枚配列されて成
ることを特徴とする。請求項8に記載の発明は、請求項
1ないし7のいずれかに記載の圧搾式フイルタプレスに
おいて、圧搾膜が、濾布の通孔に当たる濾過床の位置に
ほぼ額縁の厚さを有し圧搾の際該通孔に当接して押圧す
る押圧部を備えるものであることを特徴とする。請求項
9に記載の発明は、請求項1ないし8のいずれかに記載
のフイルタプレスにおいて、一対の濾布が、濾過作用面
に開けた通孔周縁の両側に、複数本の縁棒が互いに離れ
て取付けられ、両側の縁棒を合わせた高さがほぼ上記枠
体の額縁部の厚さの寸法を有するものであることを特徴
とする。
【0006】
【作用】中空枠体から成る片側給液式の濾板1を一対の
濾布10で被い、該濾板1の一側に設けた給液機構側
に、一対の濾布で被った濾板2を位置させて一対の濾板
3を配列する。また一対の濾布10の濾板1の給液機構
側を被う濾布9に給液機構を設けて濾板1を被ってもよ
い。また、上記濾板2を片側給液式にして一側の濾布8
で又は該濾布8に給液機構設けて濾板2を被ってもよ
い。上記いずれの場合も濾板1の濾布10と濾板2の濾
布10との間に濾過室(A)ができる。また濾板1,2
の枠内周と一対の濾布10の内側とで囲まれた空間にそ
れぞれ濾液室(B),(C)ができる。この濾液室は濾
過室(A)の両側にできる。また、一対の濾板3の隣側
に、中空枠体を主体として成形した芯板5を圧搾膜6,
7で被った圧搾板4が配列され、圧搾板4の圧搾膜6,
7と一対の濾布10の給液機構を設けない側の濾布8又
は9との間に濾過室(D)ができる。一対の濾板3の両
側に濾布23又は24で被った圧搾板4,4を配列する
と両圧搾板4,4間に、順に、濾液室(E)濾過室
(D)濾液室(B)濾過室(A)濾液室(C)濾過室
(D)濾液室(E)が並ぶ。上記圧搾板4の芯板5は、
板状体又は中空の枠体から主として成形され、板状体の
面に又は枠体内に外部と通じる連通路26が開口してい
て、該通路26に圧力流体供給孔25から圧力流体が外
部の供給源から供給される。
濾布10で被い、該濾板1の一側に設けた給液機構側
に、一対の濾布で被った濾板2を位置させて一対の濾板
3を配列する。また一対の濾布10の濾板1の給液機構
側を被う濾布9に給液機構を設けて濾板1を被ってもよ
い。また、上記濾板2を片側給液式にして一側の濾布8
で又は該濾布8に給液機構設けて濾板2を被ってもよ
い。上記いずれの場合も濾板1の濾布10と濾板2の濾
布10との間に濾過室(A)ができる。また濾板1,2
の枠内周と一対の濾布10の内側とで囲まれた空間にそ
れぞれ濾液室(B),(C)ができる。この濾液室は濾
過室(A)の両側にできる。また、一対の濾板3の隣側
に、中空枠体を主体として成形した芯板5を圧搾膜6,
7で被った圧搾板4が配列され、圧搾板4の圧搾膜6,
7と一対の濾布10の給液機構を設けない側の濾布8又
は9との間に濾過室(D)ができる。一対の濾板3の両
側に濾布23又は24で被った圧搾板4,4を配列する
と両圧搾板4,4間に、順に、濾液室(E)濾過室
(D)濾液室(B)濾過室(A)濾液室(C)濾過室
(D)濾液室(E)が並ぶ。上記圧搾板4の芯板5は、
板状体又は中空の枠体から主として成形され、板状体の
面に又は枠体内に外部と通じる連通路26が開口してい
て、該通路26に圧力流体供給孔25から圧力流体が外
部の供給源から供給される。
【0007】給液機構から濾過室(A)に供給した原液
は、両側の濾布10の通孔11をそれぞれ通って両側の
濾過室(D)、(D)に入る。濾過に次いで上記供給孔
25と連通路26から圧力流体が供給されて圧搾が行わ
れ、両側の一対の濾布10で濾過された濾液は、上記濾
液室(B)、(C)、(E)に入り枠体の通路22と排
出孔21を通して外部へ排出される。圧搾膜6,7が濾
布23,24で被われていれば、該濾布23,24で濾
過された濾液は圧搾膜6,7の濾過床から液孔板31の
孔33を抜け通路28に入り排出孔21から外部へ排出
される。
は、両側の濾布10の通孔11をそれぞれ通って両側の
濾過室(D)、(D)に入る。濾過に次いで上記供給孔
25と連通路26から圧力流体が供給されて圧搾が行わ
れ、両側の一対の濾布10で濾過された濾液は、上記濾
液室(B)、(C)、(E)に入り枠体の通路22と排
出孔21を通して外部へ排出される。圧搾膜6,7が濾
布23,24で被われていれば、該濾布23,24で濾
過された濾液は圧搾膜6,7の濾過床から液孔板31の
孔33を抜け通路28に入り排出孔21から外部へ排出
される。
【0008】また、一対の濾板3の列を増して配列する
には、上記圧搾板4の一対の濾板3を配列した側と反対
の側にさらに一対の濾板3を同様に配列する。濾過及び
圧搾は上記一対の濾板3と圧搾板4毎に同様に行われ
る。
には、上記圧搾板4の一対の濾板3を配列した側と反対
の側にさらに一対の濾板3を同様に配列する。濾過及び
圧搾は上記一対の濾板3と圧搾板4毎に同様に行われ
る。
【0009】また圧搾膜6,7の濾過床に備えた押圧部
34を濾布10の通孔11周縁に当てて濾過又は圧搾を
行い、また濾布3の通孔11周縁に、複数本の縁棒35
を互いに離して取り付けて濾過又は圧搾を行うと、圧搾
膜6,7は破れ難くして、また通孔11から原液が濾過
室へ入りやすくなる。
34を濾布10の通孔11周縁に当てて濾過又は圧搾を
行い、また濾布3の通孔11周縁に、複数本の縁棒35
を互いに離して取り付けて濾過又は圧搾を行うと、圧搾
膜6,7は破れ難くして、また通孔11から原液が濾過
室へ入りやすくなる。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図を用いて説明する。図1
は本発明の実施にかかる一対の濾板3と、その両側に位
置する圧搾板4とを複数枚配列し、図示しない濾板締付
装置で締め付けた圧搾式フイルタプレスの縦断面を示
す。一対の濾板3は、濾板1と濾板2とで構成する。濾
板1は額縁14の片側にのみ給液機構を設けた片側給液
式の濾板である。濾板1は、図2に示すように中空の枠
体5の前後両面を一対の濾布10を構成する濾布8と濾
布9とで被う。濾板1の裏面は図4に示す。また濾板1
の枠体5の断面を図8に示す。上記濾板1の裏面側の給
液孔13周りは額縁14と面一である。また濾板2は、
給液機構を設ける場合は、濾板1と同型である。一対の
濾布10は、両側の濾布8,9の濾過作用面のほぼ中央
の位置に通孔11を開け該通孔11どうしを連結して一
対の濾布10の通孔11を形成する。また濾板1の上部
中央には円形突出部12が形成してあり、その中心部に
原液の供給孔13を貫通する。該供給孔13の周りは、
濾板1の額縁14から傾斜15して両側から厚さが薄く
なっている。この薄くなった供給孔周縁16に、上記一
対の濾布10の一方側の濾布9に付けた給液機構として
の馬蹄形状の給液金具17が該濾布9を介してはまり込
むようにしてある。給液金具17の原液の供給孔13か
らその中央の薄肉部18を経て上記濾布9の濾過作用面
へ原液が供給される。上記供給孔周縁16と供給孔13
とは濾板1の給液機構を形成する。また、給液機構とし
ての給液金具17は、濾板1又は濾板2を被う一対の濾
布10のいずれに設けてもよい。また、濾布9,8の給
液孔13と給液金具17とは濾布9、8の給液機構を形
成する。上記濾板と濾布の給液機構は図示のものに限定
されない。上記給液孔13は濾板1の左右辺側又は下辺
側にあってもよい。給液金具17の形状も図例のものに
限定されない。給液金具17は形状を筒状などにして外
部から差込み式に形成したものでもよい。この場合、給
液金具17は、とくに濾布に固定しなくてもよい。また
給液孔13は、図例のように濾板列を連通するものでな
く、濾板の額縁14を濾板毎に外部と通じるように形成
したものでもよい。また濾布8,9に給液機構を形成す
る場合は、必ずしも板状の給液金具を取り付けるもので
なく、原液の通過孔を開けたものでもよい。また濾板1
を構成する枠体5の下両角に額縁14を外方へ延長して
外耳20を形成し、外耳20を濾液の排出孔21が貫通
する。該排出孔21と枠体19内とは通路22で連結す
る。また、上記外耳20に代えて排出孔21を額縁14
に貫通する内耳にしてもよい。また19は枠体の上両角
に形成した濾板把手である。
は本発明の実施にかかる一対の濾板3と、その両側に位
置する圧搾板4とを複数枚配列し、図示しない濾板締付
装置で締め付けた圧搾式フイルタプレスの縦断面を示
す。一対の濾板3は、濾板1と濾板2とで構成する。濾
板1は額縁14の片側にのみ給液機構を設けた片側給液
式の濾板である。濾板1は、図2に示すように中空の枠
体5の前後両面を一対の濾布10を構成する濾布8と濾
布9とで被う。濾板1の裏面は図4に示す。また濾板1
の枠体5の断面を図8に示す。上記濾板1の裏面側の給
液孔13周りは額縁14と面一である。また濾板2は、
給液機構を設ける場合は、濾板1と同型である。一対の
濾布10は、両側の濾布8,9の濾過作用面のほぼ中央
の位置に通孔11を開け該通孔11どうしを連結して一
対の濾布10の通孔11を形成する。また濾板1の上部
中央には円形突出部12が形成してあり、その中心部に
原液の供給孔13を貫通する。該供給孔13の周りは、
濾板1の額縁14から傾斜15して両側から厚さが薄く
なっている。この薄くなった供給孔周縁16に、上記一
対の濾布10の一方側の濾布9に付けた給液機構として
の馬蹄形状の給液金具17が該濾布9を介してはまり込
むようにしてある。給液金具17の原液の供給孔13か
らその中央の薄肉部18を経て上記濾布9の濾過作用面
へ原液が供給される。上記供給孔周縁16と供給孔13
とは濾板1の給液機構を形成する。また、給液機構とし
ての給液金具17は、濾板1又は濾板2を被う一対の濾
布10のいずれに設けてもよい。また、濾布9,8の給
液孔13と給液金具17とは濾布9、8の給液機構を形
成する。上記濾板と濾布の給液機構は図示のものに限定
されない。上記給液孔13は濾板1の左右辺側又は下辺
側にあってもよい。給液金具17の形状も図例のものに
限定されない。給液金具17は形状を筒状などにして外
部から差込み式に形成したものでもよい。この場合、給
液金具17は、とくに濾布に固定しなくてもよい。また
給液孔13は、図例のように濾板列を連通するものでな
く、濾板の額縁14を濾板毎に外部と通じるように形成
したものでもよい。また濾布8,9に給液機構を形成す
る場合は、必ずしも板状の給液金具を取り付けるもので
なく、原液の通過孔を開けたものでもよい。また濾板1
を構成する枠体5の下両角に額縁14を外方へ延長して
外耳20を形成し、外耳20を濾液の排出孔21が貫通
する。該排出孔21と枠体19内とは通路22で連結す
る。また、上記外耳20に代えて排出孔21を額縁14
に貫通する内耳にしてもよい。また19は枠体の上両角
に形成した濾板把手である。
【0011】両側の一対の濾布10の供給金具17を付
けた側の濾布8と濾布9との間に濾過室(A)が形成さ
れる。両側の一対の濾布10の内側には濾液室(B)及
び濾液室(C)が形成される。また濾板1の給液孔周縁
16とは反対側の額縁側に圧搾板4を配列する。圧搾板
4の正面は図3に示す。圧搾膜6,7の正面は図6に示
し、その裏面は図7に示す。また圧搾板4を構成する中
空の枠体5の正面は図5に示す。また枠体5の断面は図
9に示す。上記濾板1の給液孔周縁16とは反対側を被
う濾布8は、上記濾過室(A)と並ぶ濾過室(D)の一
方側の濾過作用面をなす。濾過室(D)に原液は濾過室
(A)から通孔11を経て供給される。濾過室(D)の
もう一方側は圧搾板4の圧搾膜7と該膜7を被う濾布2
3で構成される。また濾布23と圧搾膜7との間には濾
液室(E)が形成される。また図示によれば、上記一対
の濾板3のもう一方側の濾板2の隣側にも圧搾板4が配
列され、圧搾板4の圧搾膜6を濾布24で被ってある。
圧搾膜6と濾布24との間に濾液室(E)が形成され
る。上記濾過室と濾液室とは、圧搾板4側から濾液室
(E)、濾過室(D)、濾液室(B)、濾過室(A)、
濾液室(C)、濾過室(D)、濾液室(E)の順に並
ぶ。原液の供給金具17は濾過室(A)の上方に1個あ
るだけである。圧搾板4の圧搾膜6,7とこれを被う濾
布23,24には通孔はない。
けた側の濾布8と濾布9との間に濾過室(A)が形成さ
れる。両側の一対の濾布10の内側には濾液室(B)及
び濾液室(C)が形成される。また濾板1の給液孔周縁
16とは反対側の額縁側に圧搾板4を配列する。圧搾板
4の正面は図3に示す。圧搾膜6,7の正面は図6に示
し、その裏面は図7に示す。また圧搾板4を構成する中
空の枠体5の正面は図5に示す。また枠体5の断面は図
9に示す。上記濾板1の給液孔周縁16とは反対側を被
う濾布8は、上記濾過室(A)と並ぶ濾過室(D)の一
方側の濾過作用面をなす。濾過室(D)に原液は濾過室
(A)から通孔11を経て供給される。濾過室(D)の
もう一方側は圧搾板4の圧搾膜7と該膜7を被う濾布2
3で構成される。また濾布23と圧搾膜7との間には濾
液室(E)が形成される。また図示によれば、上記一対
の濾板3のもう一方側の濾板2の隣側にも圧搾板4が配
列され、圧搾板4の圧搾膜6を濾布24で被ってある。
圧搾膜6と濾布24との間に濾液室(E)が形成され
る。上記濾過室と濾液室とは、圧搾板4側から濾液室
(E)、濾過室(D)、濾液室(B)、濾過室(A)、
濾液室(C)、濾過室(D)、濾液室(E)の順に並
ぶ。原液の供給金具17は濾過室(A)の上方に1個あ
るだけである。圧搾板4の圧搾膜6,7とこれを被う濾
布23,24には通孔はない。
【0012】図3において、中空の枠体5の上右肩に、
額縁14部を外方へ延長して外耳20を形成し、該外耳
20を圧力流体の供給孔25が貫通する。供給孔25と
枠体5内とは通路26で連絡している。供給孔25は濾
板列を連通するものでなく、各圧搾板毎に供給されるよ
うにしてもよい。また図3と図5及び図6において、枠
体5の下両角に、額縁14を外方へ延長して外耳20を
形成し、該外耳20を濾液の排出孔21が貫通する。該
外耳20近くの額縁14を表裏に貫通する孔27(図
5、図9)の内側中間と上記排出孔21とが通路28で
連絡されている。また圧搾膜6,7に孔29を貫通し
て、この孔29と上記枠体5の孔27とを重ね合せる。
また圧搾膜6,7の孔29の周縁30には小型の液孔板
31を当てる(図1,3,10)。図9は上記液孔板3
1を当てた圧搾膜6,7を拡大して示す。圧搾膜6,7
の表面を流れる濾液は液孔板31の表面にある溝32に
集まり、該溝32から液孔板31の孔33に入り圧搾膜
6,7の孔29と枠体5の孔27を通り濾液排出孔21
へ流出する。
額縁14部を外方へ延長して外耳20を形成し、該外耳
20を圧力流体の供給孔25が貫通する。供給孔25と
枠体5内とは通路26で連絡している。供給孔25は濾
板列を連通するものでなく、各圧搾板毎に供給されるよ
うにしてもよい。また図3と図5及び図6において、枠
体5の下両角に、額縁14を外方へ延長して外耳20を
形成し、該外耳20を濾液の排出孔21が貫通する。該
外耳20近くの額縁14を表裏に貫通する孔27(図
5、図9)の内側中間と上記排出孔21とが通路28で
連絡されている。また圧搾膜6,7に孔29を貫通し
て、この孔29と上記枠体5の孔27とを重ね合せる。
また圧搾膜6,7の孔29の周縁30には小型の液孔板
31を当てる(図1,3,10)。図9は上記液孔板3
1を当てた圧搾膜6,7を拡大して示す。圧搾膜6,7
の表面を流れる濾液は液孔板31の表面にある溝32に
集まり、該溝32から液孔板31の孔33に入り圧搾膜
6,7の孔29と枠体5の孔27を通り濾液排出孔21
へ流出する。
【0013】また、図1,3,6及び10において、符
号34は圧搾膜6,7の濾過床に形成した押圧部であ
る。また、図1,2,4において、符号35は一対の濾
布3の通孔11周縁に取り付けた縁棒である。押圧部3
4は圧搾膜6,7が膨張するとき上記縁棒35に当たっ
て通孔11を押圧する。また通孔11に縁棒35が付い
てない場合は押圧部34は通孔11に直接当たる。また
圧搾膜6,7に押圧部34がなければ、圧搾膜6,7と
通孔11とは直接当たる。
号34は圧搾膜6,7の濾過床に形成した押圧部であ
る。また、図1,2,4において、符号35は一対の濾
布3の通孔11周縁に取り付けた縁棒である。押圧部3
4は圧搾膜6,7が膨張するとき上記縁棒35に当たっ
て通孔11を押圧する。また通孔11に縁棒35が付い
てない場合は押圧部34は通孔11に直接当たる。また
圧搾膜6,7に押圧部34がなければ、圧搾膜6,7と
通孔11とは直接当たる。
【0014】上記構成によれば、一対の濾布10で被っ
た濾板1と濾板2とを給液金具17を介して一対の濾板
3として配列し、また一対の濾板3の隣側に圧搾板4を
配列して、常のように濾板締付装置で締付け、一端の原
液供給側から原液を原液供給孔13に供給する。原液
は、供給金具17の薄肉部18間から一対の濾布10間
に形成された濾過室A内へ供給される。濾過室Aに供給
された原液は濾布10の通孔11,11を通って次の濾
過室Dに分かれて入る。このとき通孔11周縁の縁棒3
5は上記原液の通過を容易にする。濾過が進行して一対
の濾布10で濾過された濾液は濾過室B,Cに入る。ま
た圧搾板4側の濾布23,24で濾過された濾液は濾液
室Eに入る。濾液室B,Cに入った濾液は通路22から
排出孔21を経て外部へ排出される。また濾液室Eに入
った濾液は圧搾膜6,7の液孔板31の溝32に集まっ
て孔33と圧搾膜6,7の孔29から枠体5の孔27、
通路28から排出孔21を経て外部へ排出される。
た濾板1と濾板2とを給液金具17を介して一対の濾板
3として配列し、また一対の濾板3の隣側に圧搾板4を
配列して、常のように濾板締付装置で締付け、一端の原
液供給側から原液を原液供給孔13に供給する。原液
は、供給金具17の薄肉部18間から一対の濾布10間
に形成された濾過室A内へ供給される。濾過室Aに供給
された原液は濾布10の通孔11,11を通って次の濾
過室Dに分かれて入る。このとき通孔11周縁の縁棒3
5は上記原液の通過を容易にする。濾過が進行して一対
の濾布10で濾過された濾液は濾過室B,Cに入る。ま
た圧搾板4側の濾布23,24で濾過された濾液は濾液
室Eに入る。濾液室B,Cに入った濾液は通路22から
排出孔21を経て外部へ排出される。また濾液室Eに入
った濾液は圧搾膜6,7の液孔板31の溝32に集まっ
て孔33と圧搾膜6,7の孔29から枠体5の孔27、
通路28から排出孔21を経て外部へ排出される。
【0015】次ぎに圧搾段階に入れば、圧搾流体を外部
から圧力流体供給孔25に供給して圧搾を行う。圧力流
体は、供給孔25から圧搾濾板4の通路26を通って中
空枠体5内の空間に入る。両側の圧搾膜6,7は膨張し
て、濾過室D,A,Dを押圧する。このとき圧搾膜6,
7の押圧部34は濾布10の通孔11部を押圧する。濾
過圧搾後、上記濾板1、濾板2及び圧搾板4はそれぞれ
一対の濾布10及び濾布23,24を同伴して一枚ずつ
又は複数枚ずつ図示しない濾板送り装置で又は手動で開
板され、各濾布間のケークが排出される。
から圧力流体供給孔25に供給して圧搾を行う。圧力流
体は、供給孔25から圧搾濾板4の通路26を通って中
空枠体5内の空間に入る。両側の圧搾膜6,7は膨張し
て、濾過室D,A,Dを押圧する。このとき圧搾膜6,
7の押圧部34は濾布10の通孔11部を押圧する。濾
過圧搾後、上記濾板1、濾板2及び圧搾板4はそれぞれ
一対の濾布10及び濾布23,24を同伴して一枚ずつ
又は複数枚ずつ図示しない濾板送り装置で又は手動で開
板され、各濾布間のケークが排出される。
【0016】
【効果】本発明の構成によれば、中空枠体5から成る濾
板1又は濾板2に設ける給液機構は該濾板の一側にのみ
設ければよく、濾板の加工工数がこの点で従来のものよ
り半減する。また、圧搾板4の芯板5と圧搾膜6,7に
は給液機構を設ける必要がないので、それだけ芯板5と
圧搾膜6,7の加工工数が少なくてすむ。また圧搾膜4
は濾過床に止め付けないから、圧搾膜6,7の濾過床は
その全面が有効に圧搾に寄与する。また圧搾膜6,7は
濾過床に孔などの加工がされていないから濾過床からの
エア洩れがない。
板1又は濾板2に設ける給液機構は該濾板の一側にのみ
設ければよく、濾板の加工工数がこの点で従来のものよ
り半減する。また、圧搾板4の芯板5と圧搾膜6,7に
は給液機構を設ける必要がないので、それだけ芯板5と
圧搾膜6,7の加工工数が少なくてすむ。また圧搾膜4
は濾過床に止め付けないから、圧搾膜6,7の濾過床は
その全面が有効に圧搾に寄与する。また圧搾膜6,7は
濾過床に孔などの加工がされていないから濾過床からの
エア洩れがない。
【0017】また、上記一対の濾板3の隣側に圧搾板4
を配列し、濾板1又は濾板2を被う一対の濾布10に通
孔11が開いているから、一対の濾板3と圧搾板6,7
との間に濾過室ができ、この濾過室へは原液を濾布10
の通孔11を通して供給することができ、濾板1又は濾
板2と圧搾板4との間に別個に給液機構を設ける必要が
ない。したがってまた、上記一対の濾板3の両側に圧搾
板4を配列しても給液機構は上記のとおり1個でよい。
を配列し、濾板1又は濾板2を被う一対の濾布10に通
孔11が開いているから、一対の濾板3と圧搾板6,7
との間に濾過室ができ、この濾過室へは原液を濾布10
の通孔11を通して供給することができ、濾板1又は濾
板2と圧搾板4との間に別個に給液機構を設ける必要が
ない。したがってまた、上記一対の濾板3の両側に圧搾
板4を配列しても給液機構は上記のとおり1個でよい。
【0018】また、圧搾板4の両側に上記一対の濾板3
を配列して濾過室を増加しても圧搾板4の枚数は濾板3
の枚数に比べて少なくして濾過圧搾を行うことができ
る。
を配列して濾過室を増加しても圧搾板4の枚数は濾板3
の枚数に比べて少なくして濾過圧搾を行うことができ
る。
【0019】また、圧搾膜4の濾過床に、濾布10の通
孔11と対向しかつほぼ額縁14の厚さをを有する押圧
部34を形成して、この押圧部34を濾布10の通孔1
1に当てて圧搾膜4を膨張させると、圧搾膜6,7の疲
労が防止され圧搾膜は破れ難くなる。また濾布10の通
孔11周縁に縁棒35を付け、この縁棒35と上記押圧
部34とが当たるようにすると、通孔11からの原液の
供給が容易になる。
孔11と対向しかつほぼ額縁14の厚さをを有する押圧
部34を形成して、この押圧部34を濾布10の通孔1
1に当てて圧搾膜4を膨張させると、圧搾膜6,7の疲
労が防止され圧搾膜は破れ難くなる。また濾布10の通
孔11周縁に縁棒35を付け、この縁棒35と上記押圧
部34とが当たるようにすると、通孔11からの原液の
供給が容易になる。
【図1】本発明の実施例を示す圧搾式フイルタプレスの
一対の濾板とその隣側に位置する圧搾板とを複数枚配列
した縦断面図であり、右側の半分は図2T−T線及び図
3V−V線の位置における断面を示し、左側の半分は図
2U−U線及び図3W−W線の位置における断面を示
す。
一対の濾板とその隣側に位置する圧搾板とを複数枚配列
した縦断面図であり、右側の半分は図2T−T線及び図
3V−V線の位置における断面を示し、左側の半分は図
2U−U線及び図3W−W線の位置における断面を示
す。
【図2】中空の枠体から成る濾板を一対の濾布で被った
正面図である。
正面図である。
【図3】中空の枠体から成る芯板の両側に圧搾膜を取付
けた圧搾板を一対の濾布で被った正面図である。
けた圧搾板を一対の濾布で被った正面図である。
【図4】図2に示す濾板の裏面図である。
【図5】図3に示す圧搾板の芯板の正面図である。
【図6】図3の圧搾板の圧搾膜の正面図である。
【図7】図6の圧搾膜の裏面図である。
【図8】図2,4に示す濾板の中空枠体のX−X線断面
図であって、原液供給孔の一側に給液金具の断面を付け
て示す。
図であって、原液供給孔の一側に給液金具の断面を付け
て示す。
【図9】図5のY−Y線断面図である。
【図10】図6のZ−Z線拡大断面図であって、濾液排
出孔部に液孔金具の断面を付けて示す。
出孔部に液孔金具の断面を付けて示す。
1,2・・・濾板、3・・・一対の濾板、4・・・圧搾板、5・・・
中空の枠体、6,7・・・圧搾膜、8・・・一方側の濾布、9
・・・他方側の濾布、10・・・一対の濾布、11・・・通孔、
12・・・円形突出部、13・・・原液供給孔、14・・・額
縁、15・・・傾斜、16・・・供給孔周縁、17・・・原液供
給金具、18・・・薄肉部、19・・・把手、20・・・外耳、
21・・・濾液排出孔、22・・・通路、23,24・・・濾
布、25・・・圧力流体供給孔、26・・・通路、27・・・
孔、28・・・通路、29・・・孔、30・・・孔の周縁、31・
・・液孔板、32・・・溝、33・・・孔、34・・・押圧部、3
5・・・縁棒、A,D・・・濾過室、B,C,E・・・濾液室。
中空の枠体、6,7・・・圧搾膜、8・・・一方側の濾布、9
・・・他方側の濾布、10・・・一対の濾布、11・・・通孔、
12・・・円形突出部、13・・・原液供給孔、14・・・額
縁、15・・・傾斜、16・・・供給孔周縁、17・・・原液供
給金具、18・・・薄肉部、19・・・把手、20・・・外耳、
21・・・濾液排出孔、22・・・通路、23,24・・・濾
布、25・・・圧力流体供給孔、26・・・通路、27・・・
孔、28・・・通路、29・・・孔、30・・・孔の周縁、31・
・・液孔板、32・・・溝、33・・・孔、34・・・押圧部、3
5・・・縁棒、A,D・・・濾過室、B,C,E・・・濾液室。
Claims (9)
- 【請求項1】 中空枠体から成る濾板と芯板を圧搾膜で
被い外部の圧力流体供給源と連結可能にした圧搾板とを
前後両側の端板間に複数枚配列して濾布で被い締付装置
で締付て、給液機構を通して隣合う濾板の濾布間に原液
を供給して濾過圧搾を行い濾液は濾過面から額縁を通し
て外部へ排出するフイルタプレスにおいて、濾板が給液
機構を該濾板の一側の額縁の位置に設けた片側給液式の
濾板から成り、該濾板はその両側が、濾過作用面に通孔
を開けて該通孔どうしを連結した一対の濾布で被われ、
該濾板と、該濾板の給液機構側に位置して濾過作用面に
通孔を開けて連結した一対の濾布で被われた濾板とが重
ね合わされて一対の濾板が配列されて、上記給液機構か
ら上記両側の一対の濾布の両通孔を通る給液路が形成さ
れるとともに、上記一対の濾板の隣側に、芯板を圧搾膜
で被った圧搾板が配列されたことを特徴とする圧搾式フ
イルタプレス。 - 【請求項2】 請求項1に記載の圧搾式フイルタプレス
において、片側給液式の濾板の両側が、濾過作用面に通
孔を開けて該通孔どうしを連結しかつ濾板の給液機構側
を被う濾布に給液機構を設けた一対の濾布で被われたこ
とを特徴とする圧搾式フイルタプレス。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の圧搾式フイルタ
プレスにおいて、片側給液式の濾板の給液機構側に位置
する濾板の両側が、濾過作用面に通孔を開けて該通孔ど
うしを連結しかつ片側給液式の濾板の給液機構側の濾布
に給液機構を設けた一対の濾布で被われたことを特徴と
する圧搾式フイルタプレス。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の圧
搾式フイルタプレスにおいて、一対の濾板が、片側給液
式の濾板の給液機構側どうしを重ね合わせるものである
ことを特徴とする圧搾式フイルタプレス。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の圧
搾式フイレタプレスにおいて、上記片側給液式の一対の
濾板が、濾過作用面に通孔を開けて該通孔どうしを連結
しかつ濾板の給液機構側を被う濾布に給液機構を設けた
一対の濾布でそれぞれ被われ、該給液機構側どうしを重
ね合わせるものであることを特徴とする圧搾式フイルタ
プレス。 - 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の圧
搾式フイルタプレスにおいて、圧搾板が、中空の枠体を
主体とする芯板の両側を圧搾膜で被ったものから成るこ
とを特徴とする圧搾式フイルタプレス。 - 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の圧
搾式フイルタプレスにおいて、一対の濾板と圧搾板とが
順次複数枚配列されて成ることを特徴とする圧搾式フイ
ルタプレス。 - 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載の圧
搾式フイルタプレスにおいて、圧搾膜が、濾布の通孔に
当たる濾過床の位置にほぼ額縁の厚さを有し圧搾の際該
通孔に当接して押圧する押圧部を備えるものであること
を特徴とする圧搾式フイルタプレス。 - 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかに記載の圧
搾式フイルタプレスにおいて、一対の濾布が、濾過作用
面に開けた通孔周縁の両側に、複数本の縁棒が互いに離
れて取付けられ、両側の縁棒を合わせた高さがほぼ上記
枠体の額縁部の厚さの寸法を有するものであることを特
徴とする圧搾式フイルタプレス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5344115A JPH07171311A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 圧搾式フイルタプレス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5344115A JPH07171311A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 圧搾式フイルタプレス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07171311A true JPH07171311A (ja) | 1995-07-11 |
Family
ID=18366756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5344115A Pending JPH07171311A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 圧搾式フイルタプレス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07171311A (ja) |
-
1993
- 1993-12-17 JP JP5344115A patent/JPH07171311A/ja active Pending
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