JPH07171253A - パチンコ機 - Google Patents
パチンコ機Info
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- JPH07171253A JPH07171253A JP5345267A JP34526793A JPH07171253A JP H07171253 A JPH07171253 A JP H07171253A JP 5345267 A JP5345267 A JP 5345267A JP 34526793 A JP34526793 A JP 34526793A JP H07171253 A JPH07171253 A JP H07171253A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 リーチ状態で躍動感に富んだ図柄変動態様を
発生させること。 【構成】 リーチ状態のときに、最終図柄表示器７ｃの
図柄循環変動を、加速してから所定図柄に停止させるよ
うにした図柄変動態様を発生させるようにしたから、そ
の速度の加速化に伴って、期待感と興奮が高まり、躍動
感ある斬新なリーチ状態を実現できる。
発生させること。 【構成】 リーチ状態のときに、最終図柄表示器７ｃの
図柄循環変動を、加速してから所定図柄に停止させるよ
うにした図柄変動態様を発生させるようにしたから、そ
の速度の加速化に伴って、期待感と興奮が高まり、躍動
感ある斬新なリーチ状態を実現できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の組合わせにより
所定の利益ある作動を生じさせる組合わせ表示装置を備
えたパチンコ機に関する。
所定の利益ある作動を生じさせる組合わせ表示装置を備
えたパチンコ機に関する。
【０００２】
【従来の技術】予め定められた種々の図柄を変動表示す
る図柄表示器によって構成され、球検知装置を備えた始
動ゲートを遊技球が通過すると、球検知装置からの球検
知信号に基づいて各図柄表示器が図柄変動を開始し、停
止して種々の組合わせの図柄を表示する図柄組合わせ表
示装置と、該図柄組合わせ表示装置の各停止図柄が所定
の組合わせである場合に開放作動する特別入賞口とを備
えたものは種々提案されている。
る図柄表示器によって構成され、球検知装置を備えた始
動ゲートを遊技球が通過すると、球検知装置からの球検
知信号に基づいて各図柄表示器が図柄変動を開始し、停
止して種々の組合わせの図柄を表示する図柄組合わせ表
示装置と、該図柄組合わせ表示装置の各停止図柄が所定
の組合わせである場合に開放作動する特別入賞口とを備
えたものは種々提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述の図柄組
合わせ表示装置にあっては、図柄組合わせ表示装置の図
柄表示器のうちいずれかを最後に図柄停止させ、この最
後に図柄停止する図柄表示器以外の図柄表示器が所定の
組合わせ図柄となったとき、すなわちその図柄表示器の
表示が所定の組合わせとなる直前となった場合（以下、
リーチ状態という）に、最後の図柄表示器の図柄変動速
度を低速として、その期待感を高めるようにした構成が
提案されている。しかるにかかる構成も陳腐化し、単調
な感じが否めず、さらなる躍動感に富んだリーチ表現が
求められている。
合わせ表示装置にあっては、図柄組合わせ表示装置の図
柄表示器のうちいずれかを最後に図柄停止させ、この最
後に図柄停止する図柄表示器以外の図柄表示器が所定の
組合わせ図柄となったとき、すなわちその図柄表示器の
表示が所定の組合わせとなる直前となった場合（以下、
リーチ状態という）に、最後の図柄表示器の図柄変動速
度を低速として、その期待感を高めるようにした構成が
提案されている。しかるにかかる構成も陳腐化し、単調
な感じが否めず、さらなる躍動感に富んだリーチ表現が
求められている。
【０００４】本発明は、リーチ状態での躍動感に富んだ
図柄変動態様を発生させ得るパチンコ機の提供を目的と
するものである。
図柄変動態様を発生させ得るパチンコ機の提供を目的と
するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、リーチ状態の
ときに、最後に停止する図柄表示器（以下最終図柄表示
器という）で実行される図柄循環変動を、図柄を加速的
に変動させてから所定図柄に停止させるようにした図柄
変動態様となるように制御する図柄制御手段を具備した
ことを特徴とするものである。この図柄変動態様は、リ
ーチ状態のときに常に実行されるようにしても良く、又
は乱数列からの抽選により選択的に実行されるようにし
ても良い。
ときに、最後に停止する図柄表示器（以下最終図柄表示
器という）で実行される図柄循環変動を、図柄を加速的
に変動させてから所定図柄に停止させるようにした図柄
変動態様となるように制御する図柄制御手段を具備した
ことを特徴とするものである。この図柄変動態様は、リ
ーチ状態のときに常に実行されるようにしても良く、又
は乱数列からの抽選により選択的に実行されるようにし
ても良い。
【０００６】さらには最終速度の異なる複数の加速的図
柄変動態様を有し、最終速度が高くなるほど、当り易く
なるように制御するようにしても良い。
柄変動態様を有し、最終速度が高くなるほど、当り易く
なるように制御するようにしても良い。
【０００７】
【作用】リーチ状態にあって、最終図柄表示器が循環変
動し、加速度的に所定図柄まで変動する。この場合に
は、意外性を生ずると共に、そのスピード感により遊技
者の緊張感が高まり、これにつれて期待感が高揚する。
動し、加速度的に所定図柄まで変動する。この場合に
は、意外性を生ずると共に、そのスピード感により遊技
者の緊張感が高まり、これにつれて期待感が高揚する。
【０００８】尚、複数の加速的図柄変動態様を有して、
最終速度が高くなるほど、当り易くなるようにした構成
にあっては、速度が早くなればなるほど、当りの確率が
向上していくこととなり、遊技者にとって高速に向けて
の期待感と興奮がより一層高まってくることとなる。
最終速度が高くなるほど、当り易くなるようにした構成
にあっては、速度が早くなればなるほど、当りの確率が
向上していくこととなり、遊技者にとって高速に向けて
の期待感と興奮がより一層高まってくることとなる。
【０００９】
【実施例】添付図面について本発明の一実施例を説明す
る。図１は、パチンコ機１の正面図であって、その機枠
２の図示しない下部には玉受皿と、玉発射用の回転式ハ
ンドル等が設けられる。遊技盤３の盤面中央には、図２
で拡大して示すように装着ケース（図示せず）の前部に
固定されたセンターケース４が配設され、該センターケ
ース４内に図柄組合わせ表示装置６を構成する三個の表
示器７ａ，７ｂ，７ｃが横方向に並設され、センターケ
ース４の中央に形成した窓孔５から透孔板を介して表示
器７ａ，７ｂ，７ｃの表面に配設されたドットマトリッ
クスまたは７セグメント指示器等のＬＥＤや液晶表示器
からなる図柄表示部を視認し得るようにしている。
る。図１は、パチンコ機１の正面図であって、その機枠
２の図示しない下部には玉受皿と、玉発射用の回転式ハ
ンドル等が設けられる。遊技盤３の盤面中央には、図２
で拡大して示すように装着ケース（図示せず）の前部に
固定されたセンターケース４が配設され、該センターケ
ース４内に図柄組合わせ表示装置６を構成する三個の表
示器７ａ，７ｂ，７ｃが横方向に並設され、センターケ
ース４の中央に形成した窓孔５から透孔板を介して表示
器７ａ，７ｂ，７ｃの表面に配設されたドットマトリッ
クスまたは７セグメント指示器等のＬＥＤや液晶表示器
からなる図柄表示部を視認し得るようにしている。
【００１０】またセンターケース４の窓孔５下には四個
のパイロットランプからなる待機記録ランプ列１１が設
けられ、さらに窓孔５上には、普通図柄表示器１０が配
設される。
のパイロットランプからなる待機記録ランプ列１１が設
けられ、さらに窓孔５上には、普通図柄表示器１０が配
設される。
【００１１】前記図柄表示器７ａ，７ｂ，７ｃ及び普通
図柄表示器１０はＬＥＤ又は液晶によって構成され、図
柄表示器７ａ，７ｂ，７ｃは、「０」〜「９」等、数字
及びアルファベット等からなる７セグメント指示器で表
現可能な図柄が表示され、普通図柄表示器１０は夫々
「３」，「５」，「７」の図柄を変動表示する。
図柄表示器１０はＬＥＤ又は液晶によって構成され、図
柄表示器７ａ，７ｂ，７ｃは、「０」〜「９」等、数字
及びアルファベット等からなる７セグメント指示器で表
現可能な図柄が表示され、普通図柄表示器１０は夫々
「３」，「５」，「７」の図柄を変動表示する。
【００１２】また、センターケース４の両側には、光電
スイッチ、リミットスイッチ等により構成される球検知
装置（図示せず）を備えた普通図柄表示器１０を遊技球
の流入により駆動する始動ゲート１３，１３が設けら
れ、遊技球の通過により該球検知装置による球検知信号
が発生すると、普通図柄表示器１０が図柄変動し、その
停止図柄の数字が「７」であると、センターケース４の
直下位置に配設した入賞口開閉装置１５の開閉翼片対１
６，１６が約５．８秒間開放する。
スイッチ、リミットスイッチ等により構成される球検知
装置（図示せず）を備えた普通図柄表示器１０を遊技球
の流入により駆動する始動ゲート１３，１３が設けら
れ、遊技球の通過により該球検知装置による球検知信号
が発生すると、普通図柄表示器１０が図柄変動し、その
停止図柄の数字が「７」であると、センターケース４の
直下位置に配設した入賞口開閉装置１５の開閉翼片対１
６，１６が約５．８秒間開放する。
【００１３】この入賞口開閉装置１５はその上部を始動
口１４として、図柄組合わせ表示装置６を駆動して表示
器７ａ，７ｂ，７ｃを図柄変動表示するものとして設け
られているものであり、その開閉翼片対１６，１６の起
立状態で、始動口１４からの遊技球の落入のみを有効と
する閉鎖位置と、開閉翼片対１６，１６が逆八形傾動し
てその側方をも始動口とし、内部へ遊技球を案内する開
放位置とに電気的駆動手段を介して変換制御されるもの
である。
口１４として、図柄組合わせ表示装置６を駆動して表示
器７ａ，７ｂ，７ｃを図柄変動表示するものとして設け
られているものであり、その開閉翼片対１６，１６の起
立状態で、始動口１４からの遊技球の落入のみを有効と
する閉鎖位置と、開閉翼片対１６，１６が逆八形傾動し
てその側方をも始動口とし、内部へ遊技球を案内する開
放位置とに電気的駆動手段を介して変換制御されるもの
である。
【００１４】そして前記入賞口開閉装置１５内の玉流路
には光電スイッチ、リミットスイッチ等により構成され
る球検知スイッチが備えられ、該球検知スイッチによる
玉通過検知に伴って、図柄組合わせ表示装置６を駆動す
ると共に、連続的に通過した場合には、待機記録ランプ
列１１が順次点灯し最高四回まで保留される。またこの
作動と共に、遊技球の通過に伴って所定数の景品球が提
供される。
には光電スイッチ、リミットスイッチ等により構成され
る球検知スイッチが備えられ、該球検知スイッチによる
玉通過検知に伴って、図柄組合わせ表示装置６を駆動す
ると共に、連続的に通過した場合には、待機記録ランプ
列１１が順次点灯し最高四回まで保留される。またこの
作動と共に、遊技球の通過に伴って所定数の景品球が提
供される。
【００１５】前記入賞口開閉装置１５のさらに下方に
は、幅広の特別入賞口２３を備えた入賞装置２２が配設
されている。この入賞装置２２は、蓋体２４をソレノイ
ドにより前後方向に開放することにより、該蓋体２４の
案内作用により、特別入賞口２３に遊技球を案内する公
知構成からなり、前記特別入賞口２３の中央部を特定領
域２３ａとして、後述するように該特定領域２３ａに遊
技球が入ると、連続開放作動を生ずるようにしている。
は、幅広の特別入賞口２３を備えた入賞装置２２が配設
されている。この入賞装置２２は、蓋体２４をソレノイ
ドにより前後方向に開放することにより、該蓋体２４の
案内作用により、特別入賞口２３に遊技球を案内する公
知構成からなり、前記特別入賞口２３の中央部を特定領
域２３ａとして、後述するように該特定領域２３ａに遊
技球が入ると、連続開放作動を生ずるようにしている。
【００１６】次に図柄組合わせ表示装置６の作動につき
説明する。
説明する。
【００１７】前記始動口１４又は開放された入賞口開閉
装置１５の側方から遊技球が流入すると、景品球の供給
と共に図柄組合わせ表示装置６が駆動する。尚、連続的
に通過した場合には、上述のように待機記憶ランプ列１
１が順次点灯し、最高四回まで保留される。
装置１５の側方から遊技球が流入すると、景品球の供給
と共に図柄組合わせ表示装置６が駆動する。尚、連続的
に通過した場合には、上述のように待機記憶ランプ列１
１が順次点灯し、最高四回まで保留される。
【００１８】この図柄組合わせ表示装置６が駆動する
と、図柄表示器７ａ，７ｂ，７ｃは図柄変動を開始し、
約５秒程度経過すると、図柄表示器７ａ，７ｂ，７ｃの
順番に図柄変動が停止する。このとき、通常は、どの図
柄も停止すべき図柄の２コマ前から低速循環変動する。
例えば、停止時に「７」、「３」、「６」であれば、図
柄表示器７ａは「５」の位置から、図柄表示器７ｂは
「１」の位置から、図柄表示器７ｃは「４」の位置から
夫々低速循環変動する。
と、図柄表示器７ａ，７ｂ，７ｃは図柄変動を開始し、
約５秒程度経過すると、図柄表示器７ａ，７ｂ，７ｃの
順番に図柄変動が停止する。このとき、通常は、どの図
柄も停止すべき図柄の２コマ前から低速循環変動する。
例えば、停止時に「７」、「３」、「６」であれば、図
柄表示器７ａは「５」の位置から、図柄表示器７ｂは
「１」の位置から、図柄表示器７ｃは「４」の位置から
夫々低速循環変動する。
【００１９】そして、図柄表示器７ａ，７ｂが揃ったい
わゆるリーチ状態の時は、最終図柄表示器７ｃは、特殊
な図柄変動態様で停止する。すなわち、本発明にあって
は、リーチ状態にあっては、後述するように、最終図柄
表示器７ｃには加速度的に所定図柄まで循環変動してか
ら停止する図柄変動態様が選択的に発生する。このよう
な変化に富んだ一連の作動制御は、図３で示す中央制御
装置ＣＰＵを備えるマイクロコンピュータにより実行さ
れる。
わゆるリーチ状態の時は、最終図柄表示器７ｃは、特殊
な図柄変動態様で停止する。すなわち、本発明にあって
は、リーチ状態にあっては、後述するように、最終図柄
表示器７ｃには加速度的に所定図柄まで循環変動してか
ら停止する図柄変動態様が選択的に発生する。このよう
な変化に富んだ一連の作動制御は、図３で示す中央制御
装置ＣＰＵを備えるマイクロコンピュータにより実行さ
れる。
【００２０】この最終図柄表示器７ｃの図柄変動態様の
実施例につき説明する。
実施例につき説明する。
【００２１】最終図柄表示器７ｃは、図柄表示器７ａ，
７ｂが停止するまでは、高速変動する。そして図柄表示
器７ｂが停止し、リーチ状態ではない時には、最終図柄
表示器７ｃはあらかじめ乱数列の抽選により定められた
所定図柄となるように図柄合わせをして停止する。
７ｂが停止するまでは、高速変動する。そして図柄表示
器７ｂが停止し、リーチ状態ではない時には、最終図柄
表示器７ｃはあらかじめ乱数列の抽選により定められた
所定図柄となるように図柄合わせをして停止する。
【００２２】一方、図柄表示器７ａ，７ｂが同一図柄と
なってリーチ状態となったときには、最終図柄表示器７
ｃは加速度的に所定図柄まで循環変動する図柄変動態様
の他種々の停止態様が乱数列により抽選されて実行され
る。
なってリーチ状態となったときには、最終図柄表示器７
ｃは加速度的に所定図柄まで循環変動する図柄変動態様
の他種々の停止態様が乱数列により抽選されて実行され
る。
【００２３】かかる制御態様につき詳細に説明する。
【００２４】図３で示すように、中央制御装置ＣＰＵに
接続された記憶装置ＲＯＭには、リーチ乱数列Ａ，当た
り確定乱数列Ｂ，加速度乱数列Ｃ，Ｄが格納されてい
る。ここでリーチ乱数列Ａは「０」〜「６９」，当たり
確定乱数列Ｂは「０」〜「２」，加速度乱数列Ｃは
「０」，「１」，加速度乱数列Ｄは「０」，「１」の数
値が無限ループしている。また乱数列Ａ，Ｂの当たり乱
数値は、例えば「０」としている。その他、記憶装置Ｒ
ＯＭには、ハズレ乱数列Ｅ1 ，Ｅ2 ，Ｅ3 及び当たり表
示乱数列Ｆが格納されている。
接続された記憶装置ＲＯＭには、リーチ乱数列Ａ，当た
り確定乱数列Ｂ，加速度乱数列Ｃ，Ｄが格納されてい
る。ここでリーチ乱数列Ａは「０」〜「６９」，当たり
確定乱数列Ｂは「０」〜「２」，加速度乱数列Ｃは
「０」，「１」，加速度乱数列Ｄは「０」，「１」の数
値が無限ループしている。また乱数列Ａ，Ｂの当たり乱
数値は、例えば「０」としている。その他、記憶装置Ｒ
ＯＭには、ハズレ乱数列Ｅ1 ，Ｅ2 ，Ｅ3 及び当たり表
示乱数列Ｆが格納されている。
【００２５】そして、前記始動口１４を玉が通過する
と、リーチ乱数列Ａのうちのいずれかが選定され、この
数値が「０」の場合には、リーチ状態となり、当たり確
定乱数列Ｂの選定値が「０」の場合には大当りと判定さ
れる。従ってこの大当りの確率は２１０分の１となる。
一方、加速度乱数列Ｃは、直接当たり外れを決定するも
のではなく、この値が「０」の時には、図柄表示器７
ａ，７ｂが循環変動した後に、加速的に所定図柄まで循
環変動して停止することとなる（以後、これを加速的図
柄変動態様という）。
と、リーチ乱数列Ａのうちのいずれかが選定され、この
数値が「０」の場合には、リーチ状態となり、当たり確
定乱数列Ｂの選定値が「０」の場合には大当りと判定さ
れる。従ってこの大当りの確率は２１０分の１となる。
一方、加速度乱数列Ｃは、直接当たり外れを決定するも
のではなく、この値が「０」の時には、図柄表示器７
ａ，７ｂが循環変動した後に、加速的に所定図柄まで循
環変動して停止することとなる（以後、これを加速的図
柄変動態様という）。
【００２６】この乱数列Ａ，Ｂは、始動口１４を玉通過
すると同時に選定され、その選定値により、次のような
種々の作動制御がなされることとなる。また図柄表示器
７ａ，７ｂ，最終図柄表示器７ｃは、始動口１４の玉通
過直後又は待機記憶ランプ列１１で表示される記憶が消
化される毎に、例えば「０」〜「９」までのあらかじめ
定められ順序の図柄を循環変動する。
すると同時に選定され、その選定値により、次のような
種々の作動制御がなされることとなる。また図柄表示器
７ａ，７ｂ，最終図柄表示器７ｃは、始動口１４の玉通
過直後又は待機記憶ランプ列１１で表示される記憶が消
化される毎に、例えば「０」〜「９」までのあらかじめ
定められ順序の図柄を循環変動する。
【００２７】＜Ａ≠０の場合＞
【００２８】この場合には、ハズレとなり、乱数列Ｂ，
Ｃからの選出値とは無関係に、ハズレ乱数列Ｅ1 ，Ｅ2
から図柄表示器７ａ，７ｂの図柄が順次選定され、その
選定に従って、循環変動する「０」〜「９」までの図柄
のいずれかに停止する。そして、図柄表示器７ａ，７ｂ
が、たまたま同図柄となった時には、最終図柄表示器７
ｃを、その図柄が視認可能なように図４ニで示すように
低速で循環変動させる。すなわち、従来構成のリーチ状
態とする。そして、ハズレ乱数列Ｅ3 から最終図柄表示
器７ｃの図柄を抽出する。このとき、ハズレ乱数列Ｅ3
からの選出値が１コマ進む毎に図柄の内容を調べて、図
柄表示器７ａ，７ｂと同じ図柄であれば、１コマ先送り
し、必ず図柄表示器７ａ，７ｂ，最終図柄表示器７ｃが
ハズレ図柄となるようにする。
Ｃからの選出値とは無関係に、ハズレ乱数列Ｅ1 ，Ｅ2
から図柄表示器７ａ，７ｂの図柄が順次選定され、その
選定に従って、循環変動する「０」〜「９」までの図柄
のいずれかに停止する。そして、図柄表示器７ａ，７ｂ
が、たまたま同図柄となった時には、最終図柄表示器７
ｃを、その図柄が視認可能なように図４ニで示すように
低速で循環変動させる。すなわち、従来構成のリーチ状
態とする。そして、ハズレ乱数列Ｅ3 から最終図柄表示
器７ｃの図柄を抽出する。このとき、ハズレ乱数列Ｅ3
からの選出値が１コマ進む毎に図柄の内容を調べて、図
柄表示器７ａ，７ｂと同じ図柄であれば、１コマ先送り
し、必ず図柄表示器７ａ，７ｂ，最終図柄表示器７ｃが
ハズレ図柄となるようにする。
【００２９】＜Ａ＝０の場合＞
【００３０】この場合には、当たり表示乱数列Ｆから当
たり図柄を選定し、Ｂ＝０の時には、これをそのまま図
柄表示器７ａ，７ｂ，最終図柄表示器７ｃの図柄とし
て、同一図柄を表示するようにし、Ｂ＝１，２の場合に
は、ハズレ乱数列Ｅ3 から最終図柄表示器７ｃの図柄を
抽出して差し替え、上述のように必ず図柄表示器７ａ，
７ｂ，最終図柄表示器７ｃがハズレ図柄となるようにす
る。
たり図柄を選定し、Ｂ＝０の時には、これをそのまま図
柄表示器７ａ，７ｂ，最終図柄表示器７ｃの図柄とし
て、同一図柄を表示するようにし、Ｂ＝１，２の場合に
は、ハズレ乱数列Ｅ3 から最終図柄表示器７ｃの図柄を
抽出して差し替え、上述のように必ず図柄表示器７ａ，
７ｂ，最終図柄表示器７ｃがハズレ図柄となるようにす
る。
【００３１】従って、Ａ＝０の場合には、図柄表示器７
ａ，７ｂは必ず同一図柄となって、リーチ状態となる。
そしてこの状態に対応し、Ｂ＝０の時には加速度乱数列
Ｃを抽選し、その選出値が「０」である場合には、図４
イのように加速的図柄変動態様で停止し、「１」である
場合には、図４ロのように一旦停止図柄変動態様で停止
して、大当りとなる。またＢ＝１の場合にも、加速度乱
数列Ｃを抽選して、図４イの加速的図柄変動態様また
は、図４ロの一旦停止図柄変動態様で停止して、ハズレ
となる。
ａ，７ｂは必ず同一図柄となって、リーチ状態となる。
そしてこの状態に対応し、Ｂ＝０の時には加速度乱数列
Ｃを抽選し、その選出値が「０」である場合には、図４
イのように加速的図柄変動態様で停止し、「１」である
場合には、図４ロのように一旦停止図柄変動態様で停止
して、大当りとなる。またＢ＝１の場合にも、加速度乱
数列Ｃを抽選して、図４イの加速的図柄変動態様また
は、図４ロの一旦停止図柄変動態様で停止して、ハズレ
となる。
【００３２】さらにＢ＝２の時には加速度乱数列Ｄを抽
選し、その選出値が「０」である場合には、図４ハのよ
うに加速的図柄変動態様で停止し、「１」である場合に
は、図４ニのように通常停止図柄変動態様で停止して、
ハズレとなる。
選し、その選出値が「０」である場合には、図４ハのよ
うに加速的図柄変動態様で停止し、「１」である場合に
は、図４ニのように通常停止図柄変動態様で停止して、
ハズレとなる。
【００３３】この図４イ〜ニの変動態様につき説明す
る。
る。
【００３４】図４イの加速的図柄変動態様にあっては、
最終図柄表示器７ｃは高速状態から、図柄表示器７ｂが
停止すると同時に低速状態となり、１４図柄変動した
後、８図柄分中速で変動し、さらに８図柄分中高速で変
動した後、高速で９７図柄変動し、図柄合わせの後に停
止する。この態様は、上述したように、大当りのとき
と、ハズレのときがある。またこの変動態様は、リーチ
状態が長く、低速から高速まで段階的に変動することと
なり、その加速度感により、遊技者の期待感を高揚させ
ることができる。
最終図柄表示器７ｃは高速状態から、図柄表示器７ｂが
停止すると同時に低速状態となり、１４図柄変動した
後、８図柄分中速で変動し、さらに８図柄分中高速で変
動した後、高速で９７図柄変動し、図柄合わせの後に停
止する。この態様は、上述したように、大当りのとき
と、ハズレのときがある。またこの変動態様は、リーチ
状態が長く、低速から高速まで段階的に変動することと
なり、その加速度感により、遊技者の期待感を高揚させ
ることができる。
【００３５】図４ロの一旦停止図柄変動態様にあって
は、最終図柄表示器７ｃは高速状態から、図柄表示器７
ｂが停止すると同時に低速状態となり、５図柄変動した
後、図柄合わせの後に一旦停止し、さらに図柄合わせし
て所定の図柄に停止する。この態様は、一旦停止によ
り、遊技者は落胆と新たな希望を抱き、刺激的な印象を
与えることができる。これも大当りのときと、ハズレの
ときがある。
は、最終図柄表示器７ｃは高速状態から、図柄表示器７
ｂが停止すると同時に低速状態となり、５図柄変動した
後、図柄合わせの後に一旦停止し、さらに図柄合わせし
て所定の図柄に停止する。この態様は、一旦停止によ
り、遊技者は落胆と新たな希望を抱き、刺激的な印象を
与えることができる。これも大当りのときと、ハズレの
ときがある。
【００３６】図４ハの加速的図柄変動態様にあっては、
最終図柄表示器７ｃは高速状態から、図柄表示器７ｂが
停止すると同時に低速状態となり、１４図柄変動した
後、５図柄分中速で変動し、図柄合わせの間に中高速で
変動して、高速になる前に停止する。この場合はハズレ
となる。
最終図柄表示器７ｃは高速状態から、図柄表示器７ｂが
停止すると同時に低速状態となり、１４図柄変動した
後、５図柄分中速で変動し、図柄合わせの間に中高速で
変動して、高速になる前に停止する。この場合はハズレ
となる。
【００３７】図４ニの通常停止図柄変動態様にあって
は、最終図柄表示器７ｃは高速状態から、図柄表示器７
ｂが停止すると同時に低速状態となり、５図柄変動した
後、図柄合わせして停止する。
は、最終図柄表示器７ｃは高速状態から、図柄表示器７
ｂが停止すると同時に低速状態となり、５図柄変動した
後、図柄合わせして停止する。
【００３８】上述の各停止態様にあって、図４イと図４
ハを比較すると、大当りの可能性のある図４イでは最高
速まで行き、ハズレの図４ハにあっては、中速で停止す
る。すなわち、この構成にあっては、最終速度の異なる
複数の加速的図柄変動態様（図４イ，図４ハ）を有し、
最終速度が高くなるほど、当り易くなるように制御され
ることとなる。従って、遊技者は、その速度の度合いに
注目し、高速となることを期待することとなり、期待通
りになるにつれて興奮度が高まってくる。
ハを比較すると、大当りの可能性のある図４イでは最高
速まで行き、ハズレの図４ハにあっては、中速で停止す
る。すなわち、この構成にあっては、最終速度の異なる
複数の加速的図柄変動態様（図４イ，図４ハ）を有し、
最終速度が高くなるほど、当り易くなるように制御され
ることとなる。従って、遊技者は、その速度の度合いに
注目し、高速となることを期待することとなり、期待通
りになるにつれて興奮度が高まってくる。
【００３９】上述の加速的図柄変動態様は、段階的に速
度を増した構成を示すものであるが、無段階的に高速化
しても良く、さらには加速された後に一旦速度が一定と
なり、その後さらに加速されるようにしても良い。
度を増した構成を示すものであるが、無段階的に高速化
しても良く、さらには加速された後に一旦速度が一定と
なり、その後さらに加速されるようにしても良い。
【００４０】また上述のように、複数の加速的図柄変動
態様を有するようにすると共に、その選択を乱数列によ
り選定し、かつ最終速度が高くなるほど、当り確率の高
い当たり確定乱数列を各変動態様ごとに設けて、夫々の
乱数列によって当たり、ハズレを決定しても良い。例え
ば、最終速度が、高速，中高速，中速となる三つの乱数
列を設け、高速が選択された場合には、当たり確率が３
倍、中高速の場合には５０倍，中速の場合には１００倍
といったように、当たり確率の異なる乱数列を各加速的
図柄変動態様ごとに用意しておき、リーチとなると、高
速，中高速，中速のいずれかを選定すると共に、対応す
る乱数列により当たり、ハズレを決定するようにしても
良い。このようにすることにより、速度が早くなればな
るほど、当りの確率が向上していくこととなり、遊技者
にとって高速に向けての期待感と興奮がより一層高まっ
てくることとなる。
態様を有するようにすると共に、その選択を乱数列によ
り選定し、かつ最終速度が高くなるほど、当り確率の高
い当たり確定乱数列を各変動態様ごとに設けて、夫々の
乱数列によって当たり、ハズレを決定しても良い。例え
ば、最終速度が、高速，中高速，中速となる三つの乱数
列を設け、高速が選択された場合には、当たり確率が３
倍、中高速の場合には５０倍，中速の場合には１００倍
といったように、当たり確率の異なる乱数列を各加速的
図柄変動態様ごとに用意しておき、リーチとなると、高
速，中高速，中速のいずれかを選定すると共に、対応す
る乱数列により当たり、ハズレを決定するようにしても
良い。このようにすることにより、速度が早くなればな
るほど、当りの確率が向上していくこととなり、遊技者
にとって高速に向けての期待感と興奮がより一層高まっ
てくることとなる。
【００４１】かかる各制御は図３で示す中央制御装置Ｃ
ＰＵによって構成される制御指令手段により、容易に実
行することができる。
ＰＵによって構成される制御指令手段により、容易に実
行することができる。
【００４２】上述した加速的変動態様が発生した場合に
は、音楽を変換して、その停止と共に、衝撃音を発生す
ることにより、さらに高揚感を高めることことができ
る。これは図３に示す中央制御装置ＣＰＵに接続された
スピーカーを制御する音処理装置により実行される。
は、音楽を変換して、その停止と共に、衝撃音を発生す
ることにより、さらに高揚感を高めることことができ
る。これは図３に示す中央制御装置ＣＰＵに接続された
スピーカーを制御する音処理装置により実行される。
【００４３】また上述の実施例では、リーチ状態の時
に、加速的変動態様を乱数列を介して選択的に実行する
ようにしたものであるが、該リーチ状態の時には常にか
かる加速的変動態様を実行するようにしても良い。
に、加速的変動態様を乱数列を介して選択的に実行する
ようにしたものであるが、該リーチ状態の時には常にか
かる加速的変動態様を実行するようにしても良い。
【００４４】而して、最終図柄表示器７ｃが図柄停止し
て図柄表示器７ａ，７ｂ，最終図柄表示器７ｃが例えば
「１，１，１」、「２，２，２」、「３，３，３」、
「４，４，４」等、数字又はアルファベットからなる図
柄が同一となった場合には、「大当り」となってスピー
カーからファンファーレを流すと共に、入賞装置２２の
ソレノイドが駆動して、蓋体２４が前方に傾動して特別
入賞口２３が開放し、約10個の遊技球が入賞するか、所
定時間が経過するまで開放を行う。この特別入賞口２３
にあっては、特定領域２３ａを通過した時は、連続駆動
し、その開放動作終了後に再び特別入賞口２３が解放す
る。この連続作動の回数は、初回開放を含め最高16回ま
でとする。
て図柄表示器７ａ，７ｂ，最終図柄表示器７ｃが例えば
「１，１，１」、「２，２，２」、「３，３，３」、
「４，４，４」等、数字又はアルファベットからなる図
柄が同一となった場合には、「大当り」となってスピー
カーからファンファーレを流すと共に、入賞装置２２の
ソレノイドが駆動して、蓋体２４が前方に傾動して特別
入賞口２３が開放し、約10個の遊技球が入賞するか、所
定時間が経過するまで開放を行う。この特別入賞口２３
にあっては、特定領域２３ａを通過した時は、連続駆動
し、その開放動作終了後に再び特別入賞口２３が解放す
る。この連続作動の回数は、初回開放を含め最高16回ま
でとする。
【００４５】
【発明の効果】本発明は、リーチ状態のときに、最終図
柄表示器７ｃの図柄循環変動を、加速してから所定図柄
に停止させるようにした図柄変動態様を発生させるよう
にしたから、その速度の加速化に伴って、期待感と興奮
が高まり、躍動感ある斬新なリーチ状態を実現でき、パ
チンコ遊技の興趣を増大し得ることとなる等の優れた効
果がある。
柄表示器７ｃの図柄循環変動を、加速してから所定図柄
に停止させるようにした図柄変動態様を発生させるよう
にしたから、その速度の加速化に伴って、期待感と興奮
が高まり、躍動感ある斬新なリーチ状態を実現でき、パ
チンコ遊技の興趣を増大し得ることとなる等の優れた効
果がある。
【図１】本発明のパチンコ機１の機枠２を示す正面図で
ある。
ある。
【図２】本発明の図柄組合わせ表示装置６の正面図であ
る。
る。
【図３】マイクロコンピュータを示すブロック回路図で
ある。
ある。
【図４】図柄変動態様を示すタイムチャート図である。
１ パチンコ機 ６ 図柄組合わせ表示装置 ７ａ，７ｂ 図柄表示器 ７ｃ 最終図柄表示器 １４ 始動口 １５ 入賞口開閉装置 ２２ 入賞装置 ２３ 特別入賞口
Claims (3)
- 【請求項１】 予め定められた種々の図柄を変動表示す
る図柄表示器によって構成され、球検知装置を備えた始
動口を遊技球が通過すると、球検知装置からの球検知信
号に基づいて各図柄表示器の表示図柄が循環変動を開始
し、停止して種々の組合わせの図柄を表示する図柄組合
わせ表示装置を備えたものにおいて、 最後に停止する図柄表示器を除いて図柄が揃った状態
（リーチ状態）のときに、最後に停止する図柄表示器で
実行される図柄循環変動を、図柄を加速的に変動させて
から所定図柄に停止させるようにした加速的図柄変動態
様となるように制御する制御手段を具備したことを特徴
とするパチンコ機。 - 【請求項２】 最後に停止する図柄表示器を除いて図柄
が揃った状態（リーチ状態）のときに、乱数列から抽選
された場合にのみ、前記加速的図柄変動態様を実行する
ようにした制御手段を具備したことを特徴とする請求項
１記載のパチンコ機。 - 【請求項３】 最終速度の異なる複数の加速的図柄変動
態様を有し、最終速度が高くなるほど、当り易くなるよ
うに制御する制御手段を具備したことを特徴とする請求
項１記載のパチンコ機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5345267A JP2844163B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | パチンコ機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5345267A JP2844163B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | パチンコ機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07171253A true JPH07171253A (ja) | 1995-07-11 |
| JP2844163B2 JP2844163B2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=18375450
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5345267A Expired - Fee Related JP2844163B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | パチンコ機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2844163B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10216334A (ja) * | 1997-02-06 | 1998-08-18 | Heiwa Corp | パチンコ機 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0639107A (ja) * | 1992-07-24 | 1994-02-15 | Daiichi Shokai Co Ltd | パチンコ機の図柄表示装置 |
-
1993
- 1993-12-20 JP JP5345267A patent/JP2844163B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0639107A (ja) * | 1992-07-24 | 1994-02-15 | Daiichi Shokai Co Ltd | パチンコ機の図柄表示装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10216334A (ja) * | 1997-02-06 | 1998-08-18 | Heiwa Corp | パチンコ機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2844163B2 (ja) | 1999-01-06 |
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