JPH07170991A - プロポキシベンゼン誘導体及びその製造方法 - Google Patents

プロポキシベンゼン誘導体及びその製造方法

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JPH07170991A
JPH07170991A JP40285590A JP40285590A JPH07170991A JP H07170991 A JPH07170991 A JP H07170991A JP 40285590 A JP40285590 A JP 40285590A JP 40285590 A JP40285590 A JP 40285590A JP H07170991 A JPH07170991 A JP H07170991A
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JP
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oxy
difluoro
ferm
difluoronitrobenzene
nitrobenzene
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JP40285590A
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English (en)
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Takeo Yoshioka
武男 吉岡
Toshio Tsuchida
外志夫 土田
Hiroshi Tsunekawa
博 恒川
Kazuhiko Okamura
和彦 岡村
Hiroshi Tone
弘 刀根
Rokuro Okamoto
六郎 岡本
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Mercian Corp
Original Assignee
Mercian Corp
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 (S)−(−)−7,8−ジフロロ−3−メ
チル−3,4−ジヒドロ−2H−〔1.4〕ベンゾオキ
サジンを効率良く製造するために有用な製造中間体であ
るプロポキシ誘導体及びその製造方法を提供する。 〔構成〕 下記式(I) 【化4】 で示されるプロポキシベンゼン誘導体、及び2−アセト
ニルオキシ−3,4−ジフロロニトロベンゼンを微生物
還元して3,4−ジフロロ−2−〔(S)−2−(ヒド
ロキシプロピル)オキシ〕ニトロベンゼンを得た後、該
化合物をハロゲン化し、必要に応じてさらに還元する式
(I)の化合物の製造方法。該プロポキシベンゼン誘導
体から光学活性S−(−)−オフロキサシンが製造され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は抗菌剤として有用な化合
物であるオフロキサシンの有用な製造中間体であるベン
ゾオキサジン化合物を、効率良く製造するためのプロポ
キシベンゼン誘導体及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】オフロキサシン((±)−9−フルオロ
−3−メチル−10−(4−メチル−1−ピペラジニ
ル)−7−オキソ−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド
〔1、2、3−de〕〔1.4〕ベンゾオキサジン−6−
カルボン酸:特開昭57−46988 号公報)は、各種の感染
症に臨床上広く使用される有用な抗菌剤である。そして
特開昭62−252790号公報には、オフロキサシンのS−
(−)異性体が同R−(+)−異性体よりも著しく抗菌
力が高く、有用であることが記載されている。
【0003】該光学活性オフロキサシン(S−(−)−
異性体)の製造方法としては特開昭63−264468号公報、
特開平2−732 号公報、及び特開平2−31695 号公報に
記載された方法があるが、該方法は(S)−(−)−
7,8−ジフロロ−3−メチル−3,4−ジヒドロ−2
H−〔1.4〕ベンゾオキサジンを重要な製造中間体と
して利用するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は該(S)−
(−)−7,8−ジフロロ−3−メチル−3,4−ジヒ
ドロ−2H−〔1.4〕ベンゾオキサジンを効率良く製
造するために有用な製造中間体及びその製造方法を提供
することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために、新規な製造中間体であるプロポキシベン
ゼン誘導体を見出し、微生物を利用することにより該製
造中間体を効率的に製造する方法を見出し、本発明を完
成するに至った。
【0006】すなわち本発明は下記の式(I)
【0007】
【化2】
【0008】で示される化合物、及び該化合物の製造方
法であって、(a) 2−アセトニルオキシ−3,4−ジフ
ロロニトロベンゼンを微生物還元して3,4−ジフロロ
−2−〔(S)−2−(ヒドロキシプロピル)オキシ〕
ニトロベンゼンを得る工程、(b) 該3,4−ジフロロ−
2−〔(S)−2−(ヒドロキシプロピル)オキシ〕ニ
トロベンゼンをハロゲン化する工程、及び(c) 必要に応
じて工程(b) で得られた化合物を還元する工程を含む方
法を提供するものである。さらに本発明により、2−ア
セトニルオキシ−3,4−ジフロロニトロベンゼンを微
生物還元して3,4−ジフロロ−2−〔(S)−2−
(ヒドロキシプロピル)オキシ〕ニトロベンゼンを得る
方法も提供される。
【0009】上記の式(I)で示される化合物におい
て、Xは塩素原子、臭素原子、若しくはヨウ素原子であ
ることが好ましく、臭素原子であることが特に好まし
い。
【0010】式(I)で示される化合物は、公知化合物
である2−アセトニルオキシ−3,4−ジフロロニトロ
ベンゼン(Chem. Pharm. Bull., 32(12),4907-4913,(19
84))を原料として微生物還元して3,4−ジフロロ−2
−〔(S)−2−(ヒドロキシプロピル)オキシ〕ニト
ロベンゼンとした後に、該化合物をハロゲン化し、さら
に必要に応じてさらに還元することにより製造すること
ができる。以上の工程の1例を以下にスキームにより示
す。
【0011】
【化3】
【0012】本発明の方法による微生物還元により2−
アセトニルオキシ基は好ましい絶対配置を有する2−
(S)−(ヒドロキシプロピル)オキシ基に還元され
る。還元工程の1例を示すと、グルコース、スターチ、
グリセロール等の炭素源と硫酸アンモニウム、クエン酸
アンモニウム、あるいは蛋白質加水分解物、麦芽エキ
ス、酵母エキス、肉エキス等の窒素源、更にはリン酸カ
リウムや硫酸鉄、硫酸亜鉛、硫酸マンガン等のミネラル
を含む培地を用い20−40℃で12−120 時間培養して
得られた微生物培養液(菌数106 〜1010/ml)2.5ml
に、4.0mgの2−アセトニルオキシ−3,4−ジフロロ
ニトロベンゼンを含むエタノール溶液(0.04ml)を加
え、混和した後に28℃で一晩振とう培養し、得られた培
養液を酢酸ブチル(0.5ml)で抽出することにより、還
元体である3,4−ジフロロ−2−〔(S)−2−(ヒ
ドロキシプロピル)オキシ〕ニトロベンゼンを含む溶液
が得られる。
【0013】本発明の方法に使用される微生物として
は、サッカロミセス属、キャンジダ属、アスペルギラス
属、モナスカス属、クリプトコッカス属、ロードトルラ
属、デバリオミセス属、シゾサッカロミセス属、ブレタ
ノミセス属、トリゴノプシス属、トルロプシス属、ハン
ゼヌラ属、クルイベロミセス、トルラスポラ属、シュー
ドモナス属、エンテロバクター属、コリネバクテリウム
属、クレブシラ属、ラクトバシラス属、プレビバクテリ
ウム属、ミクロバクテリウム属、ミクロコッカス属、グ
ルコノバクター属、プロタミノバクター属、クルトバク
テリウム属、ストレプトミセス属、ノカルジア属、スト
レプトベルティシリウム属、ペニシリウム属、パエシロ
ミセス属、ジベレラ属、デンドリフィオン属、ネオコス
モスポラ属、コクリオボラス属、エンドチア属、セラト
キステイス属、又はグロメレラ属に属する微生物を挙げ
ることができる。
【0014】本発明の方法において使用される微生物、
及び該微生物を使用して還元した場合におけるS−異性
体及びR−異性体の比率を、以下の表1〜表12に示す
が、本発明において使用される微生物はこれらの微生物
に限定されることはない。異性体の比率は、上記の様に
して得られた酢酸ブチル溶液を 3000rpm で5分間
遠心分離した後に、高速液体クロマトグラフィー(カラ
ム:CHIRALCEL OJ、ダイセル化学工業、展開溶媒:ヘキ
サン:エタノール=100:1、流速:1.0ml/分、使
用温度:24℃、検出波長:254nm)を用いて反応生
成物の立体化学及び光学純度を確認した。
【0015】
【表1】
【0016】
【表2】
【0017】
【表3】
【0018】
【表4】
【0019】
【表5】
【0020】
【表6】
【0021】
【表7】
【0022】
【表8】
【0023】
【表9】
【0024】
【表10】
【0025】
【表11】
【0026】
【表12】
【0027】尚、上記の表1〜表12に記載された微生
物のうち、工業技術院微生物工業技術研究所に寄託され
ている微生物を下記の表13に示す。
【0028】
【表13】
【0029】寄託された微生物の形態的、生理的性質を
以下に示す。FERM P-11879,FERM P-11884,FERM P-1187
7,FERM P-11885,FERM P-11881は酵母状の細胞形態を示
した。 FERM P-11879;細胞は楕円形で多極出芽により増殖す
る。母細胞と娘細胞との異形接合により子嚢胞子を形成
する。胞子は球または楕円形で表面に刺を有する。
【0030】FERM P-11884;細胞は円筒形で分裂により
増殖する。球形の子嚢胞子を形成する。発酵性を有し、
硝酸塩を同化しない。 FERM P-11877;細胞は尖頭楕円形で多極出芽により増殖
する。子嚢胞子を形成しない。発酵性を有し、酸を生成
する。 FERM P-11885;細胞は楕円形で多極出芽により増殖す
る。子嚢胞子、射出胞子を形成しない。仮性菌糸を形成
せず、デンプン類似物質を形成しない。
【0031】FERM P-11881;細胞は卵形から楕円形で出
芽により増殖する。子嚢胞子を形成する。胞子は長方形
または長楕円形で、表面は平滑である。発酵性を有し、
硝酸塩を同化しない。
【0032】以上の性質から「微生物の分類と同定」
(長谷川武治 編著;東京大学出版会)の記載にもとず
き検索した結果、FERM P-11879はデバリオミセス エス
ピー(Debaryomyces sp.),FERM P-11884はシゾサッカロ
ミセス エスピー(Schizosaccharomyces sp.),FERM P-1
1877はブレタノミセス エスピー(Brettanomyces sp.),
FERM P-11885はトルロプシス エスピー(Toluropsis s
p.), FERM P-11881はクルイベロミセス エスピー(Kluy
veromyces sp.) に同定された。
【0033】FERM P-11882,FERM P-11887,FERM P-1187
8,FERM P-11883 は細菌状の細胞形態を示した。
【0034】
【表14】
【0035】
【表15】
【0036】
【表16】
【0037】
【表17】
【0038】以上の性質をバージーズ・マニュアル・オ
ブ・システマチック・バクテリオロジー 第2巻(Berge
ys manual of systematic bacteriology Vol.2)で検索
した結果、FERM P-11882はクレブシラ ニューモニエ(K
lebsiella pneumoniae),FERM P-11887はエンテロバク
ター アエロゲネス(Enterobacter aerogenes),FERMP-
11878はクルトバクテリウム フラカムファシエンス(Cu
rtobacterium flaccumfaciens).FERM P-11883はラクト
バシラス ファーメンタン(Lactobacillus fermentun)
と同定された。
【0039】FERM P-11880はカビ状の細胞形態を示し、
ポテトデキストロース寒天培地上で黄色から褐色の色素
を生成した。菌糸は明瞭な隔壁を有し、分生子殻と呼ば
れ球形の器官の内部に分生子を形成した。子嚢胞子はフ
ラスコ形で頂端が開口している子嚢殻の内部に形成され
た。「微生物の分類と同定」を参照し、本菌はエンドチ
ア パラシチカ(Endothia paracitica)と同定された。
【0040】尚、表1〜表12でIFO番号の付された
微生物は、(財)発酵研究所(IFO)発行のList of
Cultures, 第8版(1988)に記載されており該IF
Oから入手することができる。IAM番号の付された微
生物は、東京大学応用微生物学研究所から入手すること
ができ、日本微生物株保存連盟(JFCC)発行のカタ
ログオブカルチャーズ(Catalogue of Cultures)、第4
版(1917)に記載されている。ATCC番号の付さ
れた微生物はアメリカンタイプカルチャーコレクション
(American Type Culture Collection,ATCC)発行の
カタログオブバクテリアアンドバクテリオファージズ(C
atalogue of Bacteria & Bacteriophages )第17版
(1989)またはカタログオブファンガイイースツ(C
atalogue of Fungi Yeacts)、第17版(1987)に
記載されており該ATCCから入手することができる。
【0041】使用する培地としては、例えば細菌類に対
してはプレインハートインフュージョン培地、MRS培
地(カゼインペプトン 10g、肉エキス 10g、酵
母エキス 5g、グルコース 20g、Tween 80 1
g、K2HPO4 2g、酢酸ナトリウム 5g、クエン酸ア
ンモニウム 2g、MgSO4 ・7H2O 2g、MnSO4 ・H2O
50mg/l)、酵母類に対してはYM培地(ペプトン
5g、麦芽エキス 3g、酵母エキス 3g、グルコー
ス 10g/l)、放線菌類に対してはC培地(ポテト
スターチ 20g、大豆粉 20g、酵母エキス5g、
NaCl 2.5g、CaCO3 3.2g、FeSO4 ・7H2O 1.25
mg、MnSO4 ・4H2O 1.25mg、ZnSO4 ・7H 2O 1.25mg
/l)、カビ類に対してはFI培地(ポテトスターチ
20g、大豆粉 20g、KH2PO4 1g、MgSO4 ・7H2O
0.5g、グルコース 10g)の他、グルコース、ス
ターチ、グルセロース、スクロース、糖蜜等の炭素源と
硫酸アンモニウム、クエン酸アンモニウム、大豆タンパ
ク加水分解物、麦芽エキス、酵母エキス、肉エキス等の
窒素源、およびKH2PO4、FeSO4 ・7H2O、MnSO4 ・4H2O、
ZnSO4 ・7H2O等のミネラルを含むいずれの培地も使用す
ることができる。
【0042】これらの培地に微生物を接種した後、例え
ば20〜40℃で12〜120時間培養することにより微生
物を1ml中に106 〜1010個含む菌株培養液を得る。還元
工程では、原料である2−アセトニルオキシ−3,4−
ジフロロニトロベンゼン1mgに対して上記の菌株培養液
0.2 〜1.0 mlを使用すればよく、通常28℃で3〜18
時間反応させることにより所望の立体配置を有する3,
4−ジフロロ−2−〔(S)−2−(ヒドロキシプロピ
ル)オキシ〕ニトロベンゼンが選択的に得られる。
【0043】2−アセトニルオキシ−3,4−ジフロロ
ニトロベンゼンは固体のまま添加するか、又は適当な有
機溶媒、例えばエタノール、メタノール、ジオキサン、
クロロホルム、ジメチルスルホキシド等に溶解した後に
菌株培養液に添加することが好ましい。これらの溶媒は
菌株培養液に対して0.01〜5%(V/V)で使用するこ
とができる。さらに必要に応じて消泡剤、シリコン、ア
デカノール、プルロニック等を培地全重量に対して1重
量%以下で使用することができる。
【0044】還元反応終了後、例えば酢酸ブチル、酢酸
エチル、トルエン、クロロホルム等の有機溶媒で反応液
から生成物を抽出し、溶媒を留去することにより粗生成
物が得られる。一般に該生成物の光学純度は98%以上
であり、そのまま次の工程に使用してもよいが、必要に
よりシリカゲルカラムクロマトグラフィー等の手段によ
り精製した後、さらにセルロース誘導体等の光学活性担
体を使用した高速液体クロマトグラフィー等の手段によ
り精製すれば、ほぼ100%の光学純度の目的物を得る
ことができる。この様に高い光学純度のヒドロキシプロ
ピル体と次工程の反応に用いることが好ましい。
【0045】上記の様にして得られた3,4−ジフロロ
−2−〔(S)−2−(ヒドロキシプロピル)オキシ〕
ニトロベンゼンをハロゲン化することにより、プロポキ
シ基の2位において立体配置が反転した2−〔(R)−
2−ハロプロピル〕オキシ−3,4−ジフロロニトロベ
ンゼンが得られる。該反応は当業者に周知の立体反転型
の求核置換反応機構(S N 2機構) により進行するもの
と考えられる。
【0046】使用されるハロゲン化剤としては、上記の
反応機構でハロゲン化が進行するものとして当業者に周
知のハロゲン化剤ならばいずれも使用可能であるが、5
塩化リン、5臭化リン、塩化チオニル、臭化チオニル、
3塩化リン、3臭化リンの他、ホスホン酸トリフェニル
メチオジド、トリフェニルホスフィン−4臭化炭素、ト
リフェニルホスフィン−4塩化炭素、光延試薬−ヨウ化
メチル等を使用することが好ましい。上記工程は一般的
には塩化メチレン、ジメチルホルムアミド、クロロホル
ム、四臭化炭素、四塩化炭素等の溶媒中で、上記のハロ
ゲン化剤を3,4−ジフロロ−2−〔(S)−2−(ヒ
ドロキシプロピル)オキシ〕ニトロベンゼンに対して1.
0〜5.0モルで使用し、0〜50℃で0.5 〜24時間反
応させることにより行われるが、上記の反応条件には当
業者に周知の変更が加えられてもよい。
【0047】上記のニトロベンゼン誘導体を還元して2
−〔(R)−2−ハロプロピル〕オキシ−3,4−ジフ
ロロアニリンを得るには、通常接触還元反応が行われる
がこの場合、ニトロベンゼン誘導体1モルに対し0.001
〜0.3 モルの触媒を使用し、例えばメタノール、エタノ
ール、塩化メチレン等の溶媒中で反応を行えばよい。触
媒としては、例えば酸化白金、パラジウム−炭素等を使
用することができ、反応は一般には10〜50℃で0.5
〜18時間で終了する。この反応条件では、反応系中で
生成したアニリン誘導体を単離精製することなく(S)
−(−)−7,8−ジフロロ−3−メチル−3,4−ジ
ヒドロ−2H−〔1.4〕ベンゾオキサジンを得ること
ができる。
【0048】また上記の様にして得られる2−〔(R)
−2−ハロプロピル〕オキシ−3,4−ジフロロアニリ
ンを単離した後に、例えば適当な溶媒中で、必要により
塩基の存在下に反応させることにより(S)−(−)−
7,8−ジフロロ−3−メチル−3,4−ジヒドロ−2
H−〔1.4〕ベンゾオキサジンを得てもよい。溶媒と
して、例えばトルエン、テトラヒドロフラン、メタノー
ル、エタノール、プロパノール、ブタノール、ジメチル
ホルムアミド等を挙げることができ、塩基としては、例
えばトリエチルアミン、トリプロピルアミン、ジイソプ
ロピルエチルアミン、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、
水素化ナトリウム、3級ブトキシカリウム、ナトリウム
メトキシド、ナトリウムエトキシド、水酸化リチウム等
を原料に対して1〜40モルで使用すればよく、反応は
10〜140℃で1〜50時間で行われる。得られた
(S)−(−)−7,8−ジフロロ−3−メチル−3,
4−ジヒドロ−2H−〔1.4〕ベンゾオキサジンを
(S)−(−)−オフロキサシンに変換するには、特開
昭62−252790号公報に記載された方法によればよい。
【0049】
【発明の効果】本発明の方法により、医薬品として有用
な光学活性S−(−)−オフロキサシンの新規製造中間
体が提供された。また、該製造中間体は微生物を用いた
本発明の製造方法により高い光学純度で、かつ簡便に製
造された。
【0050】
【実施例】以下に本発明を実施例によりさらに具体的に
説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されること
はない。
【0051】例1 シゾサッカロミセス エスピー(Schizosaccharomyces
sp. )(FERM P-11884) 菌株培養液500 mlに、2−アセ
トニルオキシ−3,4−ジフロロニトロベンゼン(75
0mg)のエタノール溶液7.5mlを添加し、28℃で一晩
振とう培養した。培養終了後、酢酸ブチル250ml、同
150mlにて抽出した。有機層を水150mlで洗浄した
後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥した。溶媒を除去した
後、シリカゲルカラム(130ml、展開溶媒 トルエ
ン、トルエン:酢酸エチル20:1、同10:1)にて
分離精製すると3,4−ジフロロ−2−{〔(S)−2
−ヒドロキシプロピル〕オキシ}ニトロベンゼンが56
9.6mg(収率75.3%)得られた。
【0052】理化学的性状 Rf値 0.5(トルエン:酢酸エチル 5:1) 〔α〕D 23 −3.49゜(c 1.08, CHCl3) 光学純度(HPLC分析) R:S 0.4:99.6(HPLC条件は以下の通りであ
る): カラム :ダイセル化学工業 CHIRALCEL OJ 展開溶媒:ヘキサン:エタノール=100:1 流速 :1.0ml/min 使用温度:24℃ 波長 :254nm UV λmax MeOH(ε) 256.2(4142.6) IR νmax CHCl3 cm-1 1530 NMR δ ppm(CDCl3/TMS) 1.26 (d, 3H, J=6.2Hz, CH3) 2.82 (d, 1H, J=3.66Hz, OH) 4.13-4.08 (m, 1H, 1'-CH2) 4.26-4.21 (m, 1H, 2'-CH2) 4.41-4.31 (m, 1H, 1'-CH2) 7.05-6.98 (m, 1H, 5-H) 7.75-7.71 (m, 1H, 6-H)
【0053】例2 キャンジダ パラプシロシス(Candida parapsilosis I
FO 0585)菌株培養液500mlに、2−アセトニルオキシ
−3,4−ジフロロニトロベンゼン(750mg)のエタ
ノール溶液7.5mlを添加し、28℃で一晩振とう培養し
た。培養終了後、酢酸ブチル250ml、同150mlにて
抽出した。有機層を水150mlで洗浄した後、無水硫酸
ナトリウムにて乾燥した。溶媒を除去した後、シリカゲ
ルカラム(130ml、展開溶媒:トルエン、トルエン:
酢酸エチル20:1、同10:1)にて分離精製すると
3,4−ジフロロ−2−{〔2−(S)−ヒドロキシプ
ロピル〕オキシ}ニトロベンゼンが612.6mg(収率
81.0%)得られた。
【0054】理化学的性状 〔α〕D 23 −3.44゜(c 1.09, CHCl3) 光学純度 HPLC分析 表題化合物 R:S S>99%(HPLC条件は実施
例1と同じ) 理化学的性状は実施例1と一致した。
【0055】例3 ラクトバジラス ファーメンタン(Lactobacillus ferm
entum)(FERM P-11883)菌株培養液500mlに、2−アセ
トニルオキシ−3,4−ジフロロニトロベンゼン(75
0mg)のエタノール溶液7.5mlを添加し、28℃で一晩
振とう培養した。培養終了後、酢酸ブチル250ml、同
150mlにて抽出した。有機層を水150mlで洗浄した
後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥した。溶媒を除去した
後、シリカゲルカラム(130ml、展開溶媒、トルエ
ン、トルエン:酢酸エチル20:1、同10:1)にて
分離精製すると3,4−ジフロロ−2−{〔(S)−2
−ヒドロキシプロピル〕オキシ}ニトロベンゼンが68
1.0mg(収率90.0%)得られた。
【0056】理化学的性状 〔α〕D 23 −3.19゜(c 1.13, CHCl3) 光学純度 HPLC分析 表題化合物 R:S 0.8:99.2(HPLC条件は実
施例1と同じ) 理化学的性状は実施例1と一致した。
【0057】例4 窒素雰囲気下、3,4−ジフロロ−2−{〔(S)−2
−ヒドロキシプロピル〕オキシ}ニトロベンゼン(27.
1mg、0.1153mmol) の塩化メチレン溶液1mlに五塩
化リン(26.4mg、0.1268mmol) を氷冷下に加え、
同温度にて一時間撹拌した後、室温で一時間30分反応
した。反応混合物液を塩化メチレンで希釈し、飽和重曹
水で2回水洗し、飽和食塩水にて洗浄した後、無水硫酸
ナトリウムで乾燥した。溶媒を除去した後、シリカゲル
カラム(20ml、トルエン)にて分離精製すると2−
〔(R)−2−クロロプロピル〕オキシ−3,4−ジフ
ロロニトロベンゼンが26mg(収率90%)得られた。
【0058】理化学的性状 Rf値 0.41(ヘキサン:酢酸エチル 6:1) 〔α〕D 22 −6.99゜(c 1.21, CHCl3) NMR δ ppm(CDCl3/TMS) 1.65 (d, 3H, J=6.6Hz, CH3) 4.29-4.40 (m, 3H, 1'-CH3, 2'-CH) 7.07-7.01 (m, 1H, 5-H) 7.73-7.68 (m, 1H, 6-H) IR νmax CHCl3 cm-1 1500 光学純度(HPLC分析) HPLC条件: S:R=99.6:0.4 カラム :ダイセル化学工業 CHIRALCEL OJ 展開溶媒:ヘキサン:エタノール=99:1 温度 :24℃ 波長 :254nm 流速 :1.0ml/min
【0059】例5 2−〔(R)−2−クロロプロピル〕オキシ−3,4−
ジフロロニトロベンゼン(0.4293g)をエタノール
10mlに溶かし、10%Pd−C50mgを加えて水素置
換し、一気圧下接触水添を行った。反応混合液を濾過し
た後、触媒をエタノールで洗浄し、ロ液と洗液を濃縮乾
固した。残留物を酢酸エチルに溶かし飽和重曹水にて洗
浄した後、無水硫酸ナトリウムにより乾燥した。溶媒を
除去すると2−〔(R)−2−クロロプロピル〕オキシ
−3,4−ジフロロアニリンが0.3654g(収率90
%)得られた。
【0060】理化学的性状 Rf値 0.29(ヘキサン:酢酸エチル 6:1) 〔α〕D 26 −32゜(c 0.68, CHCl3) IR νmax CHCl3 cm-1 1500 3360 3450 NMR δ ppm(CDCl3/TMS) 1.61 (d, 3H, J=6.6Hz, CH3) 3.89 (broad s, 2H, NH2) 4.09 (dd, 1H, J=6.96 、10.26Hz, 1'-CH2) 4.25 (ddd, 1H, J=1.1 、4.4 、10.26Hz, 1'-CH2) 4.30-4.35 (m, 1H, 2'-CH) 6.37-6.41 (m, 1H, 6-H) 6.97 (dd, 1H, J=9.53 、17.96Hz, 5-H)
【0061】例6 窒素雰囲気下、3,4−ジフロロ−2−{〔(S)−2
−ヒドロキシプロピル〕オキシ}ニトロベンゼン(0.7
825g、3.356mmol) の塩化メチレン40ml溶液に
氷冷下、五臭化リン(2.8897g、6.712mmol) を
加え終夜撹拌した。反応混合液に氷水と塩化メチレンを
加え、有機層を水洗した後飽和重曹水で4回洗浄し、さ
らに水洗し無水硫酸ナトリウムにて乾燥した。溶媒を除
去した後、シリカゲルカラム(130ml、トルエン)に
て分離精製を行なうと表題混合物2−〔(R)−2−ブ
ロモプロピル〕オキシ−3,4−ジフロロニトロベンゼ
ンが0.9233g(収率92.4%)得られた。
【0062】理化学的性状 Rf値 0.56(ヘキサン:酢酸エチル 5:1) 〔α〕D 23 −5.5゜(c 1.13, CHCl3) IR νmax CHCl3 cm-1 1537 NMR δ ppm(CDCl3/TMS) 1.84 (d, 3H, J=6.2Hz, CH3) 4.30-4.50 (m, 3H, 1'-CH3, 2'-CH) 7.04 (td, 1H, J=6.96 、9.2Hz, 5-H) 7.70 (ddd, 1H, J=2.4 、5.3 、9.2Hz, 6-H) 光学純度(HPLC分析) HPLC条件: R:S=99.0:1.0 カラム :ダイセル化学工業 CHIRALCEL OJ 展開溶媒:ヘキサン:エタノール=100:1 流速 :0.5ml/min 温度 :24℃ 波長 :254nm
【0063】例7 2−〔(R)−2−ブロモプロピル〕オキシ−3,4−
ジフロロニトロベンゼン(0.8596g、2.885mmo
l) をエタノール15mlに溶かし、10%Pd−C80m
gを加えて水素置換し、一気圧下接触水添を行なった。
反応終了後、反応液を濾過し触媒をエタノールで洗浄し
た後ロ液と洗液を濃縮乾固した。残留物を酢酸エチルに
溶かし飽和重曹水で洗浄した後無水硫酸ナトリウムにて
乾燥した。溶媒を除去すると2−〔(R)−2−ブロモ
プロピル〕オキシ−3,4−ジフロロアニリンが0.72
19g(収率94%)得られた。
【0064】理化学的性状 Rf値 0.38(ヘキサン:酢酸エチル 6:1) IR νmax CHCl3 cm-1 1500 3360 3450 NMR δ ppm(CDCl3/TMS) 1.80 (d, 3H, J=6.6Hz, CH3) 3.90 (broad s, 2H, NH2) 4.20 (dd, 1H, J=6.92 、10.6Hz, 1'-CH2) 4.30 (dd, 1H, J=4.9、10.6Hz, 1'-CH2) 4.34-4.40 (m, 1H, 2'-CH) 6.40 (ddd, 1H, J=2.2 、4.76、9.16Hz,6-H) 6.69-6.75 (m, 1H, 5-H) 〔α〕D 26 −27.57゜(c 1.32、CHCl3)
【0065】例8 窒素雰囲気下、3,4−ジフロロ−2−{〔(S)−2
−ヒドロキシプロピル〕オキシ}ニトロベンゼン(0.1
20g、0.5147mmol) のDMF3ml溶液に、室温下
ホスホン酸トリフェニルメチオジド(0.4675g、1.
029mmol) を加えて2時間撹拌した。反応混合液を塩
化メチレンにて希釈し、5%チオ硫酸ナトリウム水溶
液、水で順次洗浄した後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥
した。溶媒を除去した後、シリカゲルカラム (60m
l、ヘキサン、ヘキサン:酢酸エチル20:1、同1
5:1)にて分離精製を行なうと3,4−ジフロロ−2
−{〔(R)−2−ヨードプロピル〕オキシ}ニトロベ
ンゼンが0.1281g(収率72.6%)得られた。
【0066】理化学的性状 Rf値 0.55(ヘキサン:酢酸エチル 6:1) 〔α〕D 26 −10.63゜(c 1.06, CHCl3) IR νmax CHCl3 cm-1 1535 NMR δ ppm(CDCl3/TMS) 2.04 (d, 3H, J=6.23Hz, CH3) 4.49-4.33 (m, 1H, 1'-CH2,2'-CH ) 7.04 (td, 1H, J=7.33 、8.7Hz, 5-H) 7.70 (ddd, 1H, J=2.2 、5.13、8.7Hz,6-H)
【0067】例9 3,4−ジフロロ−2−{〔(R)−2−ヨードプロピ
ル〕オキシ}ニトロベンゼン(0.126g、0.367mm
ol) をエタノール3mlに溶かし、酸化白金15mgを加
え、水素置換し一気圧下接触水添を行なった。反応終了
後、反応液を濾過し触媒をエタノールで洗浄した後、ロ
液と洗液を濃縮乾固した。残留物を酢酸エチルに溶かし
飽和重曹水で洗浄した後無水硫酸ナトリウムにて乾燥し
た。溶媒を除去すると3,4−ジフロロ−2−〔(R)
−2−ヨードプロピル〕オキシアニリンが0.0988g(収
率85.9%)得られた。
【0068】理化学的性状 Rf値 0.67(トルエン:酢酸エチル 6:1) IR νmax CHCl3 cm-1 1500 3350 3440 NMR δ ppm(CDCl3/TMS) 2.01 (d, 3H, J=6.96Hz, CH3) 3.90 (broad s, 2H, NH2) 4.17 (dd, 2H, J=0.73 、6.23Hz, 1'-CH2) 4.43-4.36 (m, 1H, 2-CH) 6.39 (ddd, 1H, J=2.2 、4.76、9.16Hz,6-H) 6.72 (td, 1H, J=8.79 、9.16Hz, 5-H)
【0069】参考例 窒素雰囲気下、2−〔(R)−2−ブロモプロピル〕オ
キシ−3,4−ジフロロアニリン(0.05 g、0.1879
mmol) のブタノール4ml溶液に炭酸カリウム(0.519
4g、3.758mmol) を加え、100℃にて14時間撹拌
した。反応混合液を減圧下濃縮した後、残留物に重曹水
と酢酸エチルを加え、水層を酢酸エチルで3回抽出し無
水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を除去した後シリカ
ゲルカラム(20ml,トルエン、トルエン:酢酸エチル3
0:1、同20:1)にて分離精製すると、(S)−
(−)−7,8−ジブロロ−3−メチル−3,4−ジヒ
ドロ−2H〔1,4〕ベンゾオキサジンが25.5mg(収
率73.3%)得られた。
【0070】理化学的性状は、文献(Agr. Bio. Chem.,
51 1265、(1987)) に記載のデータと一致した。 光学純度 HPLC分析 表題化合物 S:R 96.2:3.8 カラム :ダイセル化学工業 CHIRALCEL OD 展開溶媒:ヘキサン:2−プロパノール 100:1 流速 :1.0ml/min 温度 :25℃ 波長 :254nm 〔α〕D 25 −9.3゜(c 1.09, CHCl3)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:645) (C12P 13/00 C12R 1:72) (C12P 13/00 C12R 1:225) (C12P 13/00 C12R 1:85) (C12P 13/00 C12R 1:78) (C12P 13/00 C12R 1:66) (C12P 13/00 C12R 1:88) (C12P 13/00 C12R 1:38) (C12P 13/00 C12R 1:15) (C12P 13/00 C12R 1:22) (C12P 13/00 C12R 1:13) (C12P 13/00 C12R 1:265) (C12P 13/00 C12R 1:32) (72)発明者 岡村 和彦 神奈川県藤沢市藤沢2502−1 (72)発明者 刀根 弘 神奈川県横浜市金沢区並木3−7−4− 1003 (72)発明者 岡本 六郎 神奈川県藤沢市花の木2−18

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の式(I) 【化1】 で示される化合物。
  2. 【請求項2】 (a) 2−アセトニルオキシ−3,4−ジ
    フロロニトロベンゼンを微生物還元して3,4−ジフロ
    ロ−2−〔(S)−2−(ヒドロキシプロピル)オキ
    シ〕ニトロベンゼンを得る工程、(b) 該3,4−ジフロ
    ロ−2−〔(S)−2−(ヒドロキシプロピル)オキ
    シ〕ニトロベンゼンをハロゲン化する工程、及び(c) 必
    要に応じて工程(b) で得られた化合物を還元する工程を
    含む請求項1記載の化合物の製造方法。
  3. 【請求項3】 2−アセトニルオキシ−3,4−ジフロ
    ロニトロベンゼンを微生物還元して3,4−ジフロロ−
    2−〔(S)−2−(ヒドロキシプロピル)オキシ〕ニ
    トロベンゼンを得る方法。
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