JPH07170892A - 釣り糸スプール制動用誘導型磁気ブレーキ - Google Patents

釣り糸スプール制動用誘導型磁気ブレーキ

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JPH07170892A
JPH07170892A JP15205092A JP15205092A JPH07170892A JP H07170892 A JPH07170892 A JP H07170892A JP 15205092 A JP15205092 A JP 15205092A JP 15205092 A JP15205092 A JP 15205092A JP H07170892 A JPH07170892 A JP H07170892A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fishing line
line spool
magnet
magnetic brake
magnet support
Prior art date
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Pending
Application number
JP15205092A
Other languages
English (en)
Inventor
Arne Johansson
アルネ、ヨハンソン
Henrikson Bengtokey
ベングト‐オーケ、ヘンリクソン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Abu Garcia Produktion AB
Original Assignee
Abu Garcia Produktion AB
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 釣り糸スプールとの誘導作用による協働のた
め複数の永久磁石を備えた釣り糸スプール制動用誘導型
磁気ブレーキを提供する。 【構成】 複数の磁石55を担持する磁石支持体51
が、釣り糸スプール4の回転軸線に対して実質的に直交
する枢転軸線58の回りに、磁石55が釣り糸スプール
4から最短距離に配置される第1位置と、磁石55が釣
り糸スプール4から最大距離に配置される第2位置との
間を枢転自在である。磁石支持体51を第1位置にむか
って弾発するバネ60が配備される。バネ60の作用に
対抗して、トリガ64が磁石支持体51を任意中間位置
まで移動させて、その位置に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、釣り糸スプール制動用
誘導型磁気ブレーキに関するものである。
【0002】この型の磁気ブレーキは、投げ込み中に釣
り糸スプールを制動し、一般にバックラッシュと釣り糸
のもつれを生じるような釣り糸の繰り出し速度を越える
釣り糸スプールの回転速度を防止するために使用され
る。
【0003】
【従来の技術】この型の公知の磁気ブレーキは米国特許
第P 4,580,742号に記載されている。この先
行技術の磁気ブレーキは魚釣りリールの一方の側壁また
は端壁に連結され、着脱自在のキャップの形状を有す
る。この構造の磁気ブレーキは、キャップと共に簡便に
リールから離脱させまたは装着する事ができる。しか
し、キャップ上に磁気ブレーキを取付けまたは取り外す
操作がはるかに複雑な作業である。この磁気ブレーキ
は、磁石を備えた磁石支持体、バネ、調整ボルト、調整
ノブなどの複数のバラバラの成分から成るからである。
この公知のブレーキにおいては、制動効果は、釣り糸ス
プール軸の軸方向における磁石支持体の平行移動によっ
て調整される。このような調整は、磁石支持体に連結さ
れた調整ボルトにネジ込まれた調整ノブの回転によって
実施される。またこの構造によれば、磁石支持体、従っ
てその担持する磁石のわずかの移動しか得られない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、魚釣
りリール上に着脱自在でありまた磁石を釣り糸スプール
からさらに遠く移動させる事のできる磁気ブレーキを提
供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】フレームを有し、その中
において釣り糸スプールが回転軸線回りに回転自在に支
持され、前記釣り糸スプールは前記回転軸線に対して直
交する端壁を連結されるように成された魚釣りリールの
釣り糸スプール制動用誘導型磁気ブレーキにおいて、前
記磁気ブレーキは、前記釣り糸スプールの前記端壁と磁
気誘導的に協働する複数の永久磁石と、前記磁石を担持
する磁石支持体であって、前記釣り糸スプールの回転軸
線に対して実質的に直交する枢転軸線回りに、磁石が前
記釣り糸スプールの端壁から最短距離に配置される第1
位置と、磁石が前記釣り糸スプールの端壁から最大距離
に配置される第2位置との間を枢転自在の磁石支持体
と、前記磁石支持体を前記第1位置に向かって押圧する
弾性手段と、前記弾性手段の作用に対抗して磁石支持体
を任意の中間位置に移動させこの位置に保持するトリガ
手段とを含む魚釣りリールの釣り糸スプール制動用誘導
型磁気ブレーキによって、前記本発明の目的が達成され
る。
【0006】磁石支持体は、釣り糸スプールの回転軸線
と同軸の円弧にそって均等に分布された磁石を担持す
る。
【0007】好ましい実施態様において、磁石支持体は
前記円弧の中心点に対して実質的に直径方向に対向する
通り孔を有し、また魚釣りリールのフレームは、前記釣
り糸スプールの回転軸線に対して平行に前記磁石支持体
の通り孔を通る取付け部材を有し、前記通り孔は磁石支
持体を前記枢転軸線回りに枢転させるに十分な直径を有
する。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図1乃至図4について詳細に
説明する。
【0009】図1に図示のマルチプライヤー型魚釣りリ
ールは、着脱自在の側板2、3を有するフレーム1と、
釣り糸(図示されず)を受けるために前記フレームの中
に取付けられたスプール4と、スプール4を回転させる
ために対応の伝動機構6を有するハンドル5と、フレー
ム1上に取付けられて前記ハンドル5と伝動機構6とを
支持する取付けプレート7と、フレーム1の中に取付け
られたレベル−ワインド機構8とを有する。
【0010】ハンドル5、対応の伝動機構6、取付けプ
レート7およびこれによって支持されるその他の成分、
並びにレベル−ワインド機構8はすべて通常型のもので
あるので、ここではその説明を省略する。
【0011】右側の側板2は中心通り孔を有し、この孔
の中に支持体9が固着されている。この支持体9は、側
板2の外側面から突出した外ネジを有するスリーブ状を
成している。左側の側板3も中心通り孔を有し、この孔
の中に支持体10が固着されている。この支持体10
は、内側に突出した軸方向突起11を有し、この突起1
1はその中に盲孔12を有し、この盲孔の直径はスリー
ブ9の内径に等しい。これらの2つの支持体9、10が
釣り糸スプール軸13の両端を支持する。軸13は支持
体9を貫通する。軸13の直径はスリーブ9の内径およ
び盲孔12の直径より少し小である。
【0012】釣り糸スプール4は軸13上に2つの玉軸
受14、15によって回動自在に支持されている。各玉
軸受14、15の外側リングは、それぞれスプール4の
中においてショルダ16、17の内側面に当接してい
る。右側の玉軸受14の外側リングはバネワッシャ18
を介してショルダ16に当接している。左側の玉軸受1
5の外側端面は釣り糸スプール4の左側端面の内側一定
距離に配置されるが、右側の玉軸受14の外側端面は釣
り糸スプール4の右側端面と同一レベルに配置される。
軸13上に形成された放射方向環状ショルダ19が右側
玉軸受14の内側リングの外側端面に当接する。
【0013】釣り糸スプール4は、これと同軸に一体的
に形成されてこの釣り糸スプールの右側端面から軸方向
に突出するリング20を備えている。このリング20は
外側周方向グルーブ21と、直径方向に対応する2つの
凹部22とを有する。リング20上にクラッチリング2
3が備えられ、このクラッチリングはその放射方向内側
に突出した直径方向に対向する2つの突起24を有し、
これらの突起24がリング20の凹部22の中に係合す
る。リング20の周方向グルーブ21の中に配置された
スナップリング25によって、このリング20上にクラ
ッチリング23が保持される。さらにクラッチリング2
3はその放射方向外側に突出した直径方向に対向する2
本のピン26を備える。下記に詳細に述べるように、本
発明による磁気ブレーキがこの釣り糸スプールの中で使
用されない場合、これらの遠心ピン26はそれぞれの上
に滑動自在に取り付けられた遠心重り27を担持する。
釣り糸スプール4が高速回転する時に、遠心重り27
は、取り付けプレート7の左側に固着されたブレーキリ
ング(図示されず)の内周面に係合する。このようにし
て遠心重り27とブレーキリングは遠心ブレーキとして
作用し、場合によってはこの遠心ブレーキが本発明の磁
気ブレーキに代わる事ができる。
【0014】伝動機構6を介してハンドル5に連結され
て駆動される歯車28が軸13の上に、前記釣り糸スプ
ール4と支持体9との間に取り付けられる。釣り糸スプ
ール4に対向する歯車28の末端はカップ状を成し、直
径方向に対向する2つの出張30を有する。釣り人が釣
り糸を引き上げるためにハンドル5を回転し始めると、
歯車28は公知のようにして左側に移動される。これに
ついては詳細に説明しない。これにより、軸13上のシ
ョルダ19が歯車28のカップの中に係合し、その出張
29がクラッチリング23の突起24と駆動し係合され
る。このような駆動係合が歯車28の回転中に確実にま
た均一に生じるようにするため、各出張29の手前に傾
斜カム面30が備えられている。ハンドル5を回転しつ
づける時に、釣り糸スプール4が軸13回りに回転させ
られる。
【0015】一体部材として形成された歯車ユニット3
1は、小スリーブ32、小歯車33、大歯車34および
大スリーブ35から成る。スリーブ35は釣り糸スプー
ル4の中において左側玉軸受15の外側に挿入され、こ
の釣り糸スプール4に対してスプライン(図示されず)
によって非回転的に連結されている。スリーブ35は2
つの放射方向に弾性の突起36を備え、これらの突起3
6が釣り糸スプール4の内側周方向グルーブに係合し
て、スリーブ35を軸方向に保持する。小歯車33は歯
車37と噛み合って、レベル−ワインド機構8を駆動
し、また図示されていないがブザー機能を成すように大
歯車34を使用する事ができる。
【0016】スズ青銅の2つの摩擦ワッシャから成る摩
擦部材38が支持体10の軸方向突起11の端面に当接
し、この突起11上に通されたプラスチックカップ39
によって保持されている。このプラスチックカップ39
は中心開口を有し、この開口の中に歯車ユニット31の
小スリーブ32が受けられる。この小スリーブ32の端
面が摩擦部材38に係合する。
【0017】右側支持体9は外側周方向グルーブ40を
備え、このグルーブの中にOリング41が配置されてい
る。この支持体9の上に、内側ネジ山を有する軸受キャ
ップ42がネジ込まれている。この軸受キャップ42は
その底部に内側中心凹部(図示されず)を有する。この
凹部をブリッジする2つのスズ青銅板バネ43が軸受キ
ャップ42の中に配置される。
【0018】軸受キャップ42の中に配置された軸13
の末端は、直径方向に対向する2つの外周グルーブ44
を備え、これらのグルーブ44の底部は相互に平行であ
って、軸13上に平坦部分を成す。弾性部材45が支持
体9に当接し、軸受キャップ42の内周面に対して圧着
されて、回転しないように保持される。前記の弾性部材
45が軸13の前記グルーブ44の中に係合し、グルー
ブの平坦部分に当接して軸13を回転しないように保持
し、またグルーブの外側側壁に圧着されて軸13を右側
に押圧するので、軸13の右端が板バネ43を介して軸
キャップ42の底面に当接する。
【0019】前述の説明から明かなように、摩擦部材3
8の制動効果は軸受キャップ42によって調整される。
軸受キャップ42が支持体9の上にさらにネジ込まれる
時、この軸受キャップは軸13を弾性部材45の作用に
対抗して左側に移動させ、軸13上に備えられたショル
ダ19が玉軸受14を押圧し、従って釣り糸スプール4
と歯車ユニット31とを左側に押圧するので、スリーブ
32がさらに確実に摩擦部材38に圧着され、従ってそ
の制動力を増大する。例えば、釣り糸に取付けられた重
いニセ餌を放棄しなければならない時に、このような制
動力の増大が必要となろう。
【0020】摩擦部材38の制動効果を低減させるため
に軸受キャップ42が少しネジ戻される際に、軸13が
弾性部材45の作用で右方に移動させられる。
【0021】フレーム1は、その右側から突出した外側
ネジ山を有するピンと、フレームの左側から突出した内
側ネジ山を有する取付けスリーブとから成る3個の取付
け部材46、47、48を有する。側板2、従って取付
けプレート7はフレーム1に対して、前記取付けスリー
ブの上にネジ込まれた内側ネジ山を有する固定ネジ49
によって固定されている。側板3は、前記取付けスリー
ブの中にネジ込まれた固定ネジ50によってフレーム1
に対して固定されている。
【0022】本発明による磁気ブレーキは、好ましくは
アルミニウムから成る釣り糸スプール4の左端壁体また
は左側プレート4aと誘導作用で協働するように、側板
3とフレーム1との間に搭載されている(図2)。
【0023】磁気ブレーキは、ポリマー物質から成る磁
石支持体51を含み、この磁石支持体51は側板3の方
に開いた実質的に半円形の凹部52を有し、この凹部5
2はその底部に均等に分布された7個の通り孔53を備
える。半円形金属プレート54がこの凹部52の中に配
置されている。5個の孔53の中に5個の円筒形永久磁
石55が配置され、これらの孔の中に各磁石がプレート
54との協働作用で保持される。図3に図示のように、
これらの磁石は1つおきの磁石がそれぞれ北極端部と南
極端部をもって釣り糸スプール4に対向するように配置
されている。図3に図示のように、最外側の2つの孔の
中には磁石が配置されていない。これは、制動力を増大
する必要のある時に磁石を配置する事のできるスペア孔
として使用される。また図3に見られるように、孔53
と磁石55は釣り糸スプール4の軸13と同軸の円の一
部に沿って配置されている。
【0024】磁石支持体51は釣り糸スプール軸に対し
て実質的に放射方向に突出したアーム56を有し、この
アーム56は中心の通り孔53に対して直径逆方向に、
すなわち半円形円弧の中点に対して直径逆方向に延在
し、通り孔57を有し、前記取付け部材47のフレーム
1の左側から突出した内側ネジ孔を有するスリーブが前
記の通り孔57の中に挿通される。通り孔57は取付け
スリーブより大直径を有し、取付けスリーブに対して傾
斜している(図2)ので、磁石支持体51は軸線58回
りに、釣り糸スプール4の軸13に対して実質的に直交
方向に枢転する事ができる。前記の枢転軸58は、フレ
ーム1に当接した2つの丸い突起59によって限定され
る。
【0025】磁石支持体51は板バネ60によって弾発
されてフレーム1に係合する。この板バネ60はその一
端において磁石支持体51のアーム56に対して、孔5
7のすぐ放射方向内側において固着され、その他端にお
いて支持体10に係合する。バネ60は磁石支持体51
のアーム56上に、ヘッドピン61によって固着され、
これらのピン61はアーム56から突出してバネ60の
孔の中に入る。バネ60を取付けるため、ピン61をバ
ネの孔の中に挿入し、その後、ピンを溶接によって固着
して、ピンのヘッドを形成する。
【0026】磁石支持体51は、その上に形成された案
内出張62、63によって定位置に保持され、これらの
出張62、63はそれぞれ取付け部材46、48の取付
けスリーブ上に係合して、前記取付け部材47回りの磁
石支持体51の回転を防止する。
【0027】磁石支持体51は、枢転軸線58回りに、
図2に図示のようにこの磁石支持体51がフレーム1に
係合し磁石55が釣り糸スプール4の端壁4aから最短
距離に配置される第1位置と、磁石が端壁4aから最大
距離に配置される第2位置との間を枢転する事ができ
る。第1位置において、磁気ブレーキは、所定数の磁石
について最大の制動力を生じ、第2位置において最小の
制動力を生じる。もちろん、最外側の孔の中に磁石を配
置する事により制動力を増大する事ができる。
【0028】このようにして磁石支持体51を適当位置
まで枢転させる事により磁気制動力を調整する事ができ
る。この枢転運動は、側板3の軸方向外周フランジ3a
の中に形成されフレーム1の方に向いた凹部65の中に
配置されたトリガ64によって実施される。このトリガ
は好ましくはポリマー材料から成り、実質的にH形部分
を有し(図3)、その2対の脚が側板3の外周フランジ
3aを弾性的に保持している。トリガ64は実質的に放
射方向内側に突出したカム66を有し、このカム66の
傾斜したグルーブ状カム面が磁石支持体51上の実質的
に放射方向外側に突出したカム67の対応の傾斜したグ
ルーブ状カム面に係合するように成されている。トリガ
64は、側板3のフランジ3aの周方向に、このトリガ
のH形部分のウエブがフランジ3aの凹部65の後端縁
(図3において右端縁)に係合する後端位置と、前記ウ
エブが前記凹部65の前端縁(図3において左端縁)に
係合する前端位置との間を往復運動する。図3におい
て、トリガ64は後端(右端)位置の近くに図示されて
いる。トリガ64がその後端位置にある時、カム66の
カム面は対応のカム67のカム面から離脱させられ、従
って磁石支持体51はその第1位置にある。トリガ64
が前方に(図3において逆時計方向に)移動させられる
時、そのカム66が磁石支持体51のカム67を釣り糸
スプール4から引き離す方向に押圧し、従って磁石支持
体51は軸58回りに第2位置に向かって枢転させら
れ、トリガ64がその前進位置にある間、この第2位置
に保持される。2つのカム面はグルーブ状を成している
ので、トリガ64はその任意の移動位置に保持される。
【0029】磁気ブレーキを取付けるため、まずトリガ
64が側板3の凹部65の中に挿入される。次に、磁石
支持体51が、金属プレート54、磁石55および板バ
ネ60と共に挿入され、そこで側板3を当接させて固く
ネジ込む。磁気ブレーキを解除するには、まず側板3を
除去し、次に磁石支持体51をその上に取付けられた成
分54、55、56と共に単一ユニットとして除去す
る。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、磁
石支持体を適当な位置まで枢転させることにより、磁気
制動力を簡単に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による磁気ブレーキを備えた魚釣りリー
ルの分解斜視図。
【図2】図1の魚釣りリールの一部を示す拡大長手方断
面図。
【図3】図2のIII−III線横断面図。
【図4】図3のIV−IV線断面図。
【符号の説明】
1 フレーム 4 スプール 4a 端壁 13 回転軸 47 取付け部材 51 磁石支持体 55 磁石 57 通り孔 58 枢転軸線 60 板バネ 64 トリガ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームを有し、その中において釣り糸ス
    プールが回転軸線回りに回転自在に支持され、前記釣り
    糸スプールは前記回転軸線に対して直交する端壁を連結
    されるように成された魚釣りリールの釣り糸スプール制
    動用誘導型磁気ブレーキにおいて、前記磁気ブレーキ
    は、 前記釣り糸スプールの前記端壁と磁気誘導的に協働する
    複数の永久磁石と、 前記磁石を担持する磁石支持体であって、前記釣り糸ス
    プールの回転軸線に対して実質的に直交する枢転軸線回
    りに、磁石が前記釣り糸スプールの端壁から最短距離に
    配置される第1位置と、磁石が前記釣り糸スプールの端
    壁から最大距離に配置される第2位置との間を枢転自在
    の磁石支持体と、 前記磁石支持体を前記第1位置に向かって押圧する弾性
    手段と、 前記弾性手段の作用に対抗して磁石支持体を任意の中間
    位置に移動させこの位置に保持するトリガ手段とを含む
    事を特徴とする魚釣りリールの釣り糸スプール制動用誘
    導型磁気ブレーキ。
  2. 【請求項2】磁石支持体は、釣り糸スプールの回転軸線
    と同軸の円弧にそって均等に分布された磁石を担持する
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気ブレーキ。
  3. 【請求項3】磁石支持体は前記円弧の中心点に対して実
    質的に直径方向に対向する通り孔を有し、また魚釣りリ
    ールのフレームは、前記釣り糸スプールの回転軸線に対
    して平行に前記磁石支持体の通り孔を通る取付け部材を
    有し、前記通り孔は磁石支持体を前記枢転軸線回りに枢
    転させるに十分な直径を有することを特徴とする請求項
    2に記載の磁気ブレーキ。
JP15205092A 1991-07-29 1992-06-11 釣り糸スプール制動用誘導型磁気ブレーキ Pending JPH07170892A (ja)

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US73688191A 1991-07-29 1991-07-29
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