JPH07170573A - 移動電話交換方法およびそのシステム - Google Patents

移動電話交換方法およびそのシステム

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JPH07170573A
JPH07170573A JP31464093A JP31464093A JPH07170573A JP H07170573 A JPH07170573 A JP H07170573A JP 31464093 A JP31464093 A JP 31464093A JP 31464093 A JP31464093 A JP 31464093A JP H07170573 A JPH07170573 A JP H07170573A
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call
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telephone
incoming call
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Masanori Yamaoka
正憲 山岡
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動体電話の加入者が圏外にいるときの着信
に対する移動体電話の加入者および呼出加入者の負担を
減らす。 【構成】 自動発信装置17は、サービスエリアSA外
にいる自動車電話加入者Bに対する呼出加入者Aからの
着信があった場合に、呼出加入者Aがコールバックを希
望するときには、コールバックを希望する電話番号とタ
イマー15で計測された着信時間とを着信記録装置14
に記録させ、その後、自動車電話加入者Bがサービスエ
リアSA内に入ったときに、この電話番号と着信時間と
を自動車電話加入者Bに通知する。自動車電話加入者B
が呼出加入者Aと直接話しをしたい場合には、着信記録
装置14に記録された電話番号を用いて呼出加入者Aを
呼出し、それ以外の場合には、この電話番号を用いて呼
出加入者Aを呼出したのち、自動車電話加入者Bがサー
ビスエリアSA内に入った旨を通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動電話交換方法およ
びそのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の移動電話交換システムでは、たと
えば特開平4−53393号公報や特開昭62−294
365号公報に記載されているように、移動体電話(た
とえば自動車電話)の加入者が圏外(サービスエリア
外)にいるときの着信に対しては、音声蓄積装置と発呼
者電話番号および加入者電話番号が記録される記録装置
とを移動電話交換機内に設けて、音声蓄積装置および記
録装置に発呼者からの情報を一旦記録しておき、移動体
電話の加入者が圏内(サービスエリア内)に入ったのち
に、この移動体電話の加入者自らが音声蓄積装置および
記録装置に記録された発呼者からの情報を取り出してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、上述した
従来の移動電話交換システムでは、移動体電話の加入者
が圏外にいるときの着信に対しては、移動体電話の加入
者が圏外から圏内に移動するたびに、移動体電話の加入
者自からが移動体電話を移動電話交換機に接続して、発
呼者からの情報を問い合せる必要があるため、移動体電
話の加入者の負担が重いという問題がある。また、呼出
加入者である発呼者は、呼出し相手である移動体電話の
加入者が圏内に移動してきたことを自動的に知ることが
できないため、何回も呼出しをしなければならず、呼出
加入者の負担も重いという問題がある。
【0004】本発明の目的は、移動体電話の加入者が圏
外にいるときの着信に対して、発呼者からの情報を移動
体電話の加入者に自動的に送ることができるとともに、
移動体電話の加入者が圏内に移動してきたことを呼出加
入者に自動的に知らせることにより、移動体電話の加入
者および呼出加入者の負担を減らすことができる移動電
話交換方法およびそのシステムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の移動電話交換方
法は、通話不能状態にある移動体電話の加入者に対する
呼出加入者からの着信があったときに、移動体電話が通
話不能状態にある旨を前記呼出加入者に通知したのち、
着信記録を残すか否かの判断を行う旨を前記呼出加入者
に通知し、着信記録を残したい旨を示す第1の信号を前
記呼出加入者が送信してきたときには、コールバックを
希望する電話番号の送信を要求する旨を前記呼出加入者
に通知し、前記呼出加入者が前記コールバックを希望す
る電話番号を送信してきたときには、該コールバックを
希望する電話番号と前記呼出加入者からの前記着信があ
ったときの着信時間とを記録し、その後、前記移動体電
話が通話可能状態にあることを確認すると、前記記録し
た電話番号と着信時間とを前記移動体電話の加入者に通
知し、前記移動体電話の加入者が前記呼出加入者と直接
話しをしたい旨を示す第2の信号を送信してきたときに
は、前記記録した電話番号を用いて前記呼出加入者を呼
出し、一方、前記移動体電話の加入者が前記第2の信号
を送信してこないときには、前記記録した電話番号を用
いて前記呼出加入者を呼出したのち、前記移動体電話が
通話可能状態になった旨を前記呼出加入者に通知する。
【0006】ここで、前記第1の信号が、特定のダイヤ
ルトーン信号であってもよい。
【0007】または、本発明の移動電話交換方法は、圏
外にいる移動体電話加入者に対する呼出加入者からの着
信があったときに、移動体電話加入者が圏外にいる旨を
前記呼出加入者に通知したのち、着信記録を残すか否か
の判断を行う旨を前記呼出加入者に通知し、着信記録を
残したい旨を示す第1の信号を前記呼出加入者が送信し
てきたときには、コールバックを希望する電話番号の送
信を要求する旨を前記呼出加入者に通知し、前記呼出加
入者が前記コールバックを希望する電話番号を送信して
きたときには、該コールバックを希望する電話番号と前
記呼出加入者からの前記着信があったときの着信時間と
を記録し、その後、前記移動体電話加入者が圏内にいる
ことを確認すると、前記記録した電話番号と着信時間と
を前記移動体電話の加入者に通知し、前記移動体電話加
入者が前記呼出加入者と直接話しをしたい旨を示す第2
の信号を送信してきたときには、前記記録した電話番号
を用いて前記呼出加入者を呼出し、一方、前記移動体電
話加入者が前記第2の信号を送信してこないときには、
前記記録した電話番号を用いて前記呼出加入者を呼出し
たのち、前記移動体電話加入者が圏内に入った旨を前記
呼出加入者に通知する。
【0008】ここで、前記第1の信号が、特定のダイヤ
ルトーン信号であってもよい。
【0009】本発明の移動電話交換システムは、移動体
電話が通話可能状態にあるか否かを検出する検出手段
と、該検出手段が前記移動体電話が通話不能状態である
ことを検出しているときに該移動体電話の加入者に対す
る呼出加入者からの着信があった場合に、該呼出加入者
からの着信時間を計測するための着信時間計測手段と、
電話番号および着信時間を記録するための着信記録手段
と、移動体電話が通話不能状態にある旨のメッセージ,
着信記録を残すか否かの判断を行わせる旨のメッセー
ジ,コールバックを希望する電話番号の送信を要求する
旨のメッセージおよび移動体電話が通話可能状態になっ
た旨のメッセージが格納されているとともに、前記着信
記録手段から送られてくる電話番号および着信時間を音
声メッセージに変換するボイスメッセージ手段と、前記
検出手段が前記移動体電話が通話不能状態であることを
検出しているときに前記移動体電話の加入者に対する前
記呼出加入者からの着信があった場合に、前記移動体電
話が通話不能状態にある旨のメッセージおよび前記着信
記録を残すか否かの判断を行わせる旨のメッセージを前
記ボイスメッセージ手段から読み出して前記呼出加入者
に通知し、その後、着信記録を残したい旨を示す着信記
録コードが前記呼出加入者から送信されてくると、前記
コールバックを希望する電話番号の送信を要求する旨の
メッセージを前記ボイスメッセージ手段から読み出して
前記呼出加入者に通知し、その後、前記呼出加入者が前
記コールバックを希望する電話番号を送信してきたとき
には、該コールバックを希望する電話番号と前記着信時
間計測手段で計測された前記着信時間とを前記着信記録
手段に記録させ、その後、前記検出手段が前記移動体電
話が通話可能状態であることを検出すると、前記ボイス
メッセージ手段に対して前記着信記録手段に記録された
前記コールバックを希望する電話番号と前記着信時間と
を音声メッセージに変換させたのち、該変換させた音声
メッセージを前記移動体電話の加入者に通知し、その
後、移動体電話の加入者から呼出加入者と直接話しをし
たい旨を示す特定の信号を受信したときには、前記着信
記録手段に記録された前記コールバックを希望する電話
番号を用いて前記呼出加入者を呼出し、一方、前記特定
の信号を受信しなかったときには、前記着信記録手段に
記録された前記コールバックを希望する電話番号を用い
て前記呼出加入者を呼出したのち、前記移動体電話が通
話可能状態になった旨のメッセージを前記着信記録手段
から読み出して前記呼出加入者に通知する自動発信手段
とを含む。
【0010】または、本発明の移動電話交換システム
は、移動体電話加入者が圏内にいるか否かを検出する検
出手段と、該検出手段が前記移動体電話加入者が圏外に
いることを検出しているときに該移動体電話加入者に対
する呼出加入者からの着信があった場合に、該呼出加入
者からの着信時間を計測するための着信時間計測手段
と、電話番号および着信時間を記録するための着信記録
手段と、移動体電話加入者が圏外にいる旨のメッセー
ジ,着信記録を残すか否かの判断を行わせる旨のメッセ
ージ,コールバックを希望する電話番号の送信を要求す
る旨のメッセージおよび移動体電話加入者が圏内に入っ
た旨のメッセージが格納されているとともに、前記着信
記録手段から送られてくる電話番号および着信時間を音
声メッセージに変換するボイスメッセージ手段と、前記
検出手段が前記移動体電話加入者が圏外にいることを検
出しているときに前記移動体電話加入者に対する前記呼
出加入者からの着信があった場合に、前記移動体電話加
入者が圏外にいる旨のメッセージおよび前記着信記録を
残すか否かの判断を行わせる旨のメッセージを前記ボイ
スメッセージ手段から読み出して前記呼出加入者に通知
し、その後、着信記録を残したい旨を示す着信記録コー
ドが前記呼出加入者から送信されてくると、前記コール
バックを希望する電話番号の送信を要求する旨のメッセ
ージを前記ボイスメッセージ手段から読み出して前記呼
出加入者に通知し、その後、前記呼出加入者が前記コー
ルバックを希望する電話番号を送信してきたときには、
該コールバックを希望する電話番号と前記着信時間計測
手段で計測された前記着信時間とを前記着信記録手段に
記録させ、その後、前記検出手段が前記移動体電話加入
者が圏内に入ったことを検出すると、前記ボイスメッセ
ージ手段に対して前記着信記録手段に記録された前記コ
ールバックを希望する電話番号と前記着信時間とを音声
メッセージに変換させたのち、該変換させた音声メッセ
ージを前記移動体電話加入者に通知し、その後、移動体
電話加入者から呼出加入者と直接話しをしたい旨を示す
特定の信号を受信したときには、前記着信記録手段に記
録された前記コールバックを希望する電話番号を用いて
前記呼出加入者を呼出し、一方、前記特定の信号を受信
しなかったときには、前記着信記録手段に記録された前
記コールバックを希望する電話番号を用いて前記呼出加
入者を呼出したのち、前記移動体電話加入者が圏内に入
った旨のメッセージを前記着信記録手段から読み出して
前記呼出加入者に通知する自動発信手段とを含む。
【0011】
【作用】本発明の移動電話交換方法およびそのシステム
では、通話不能状態にある移動体電話の加入者に対する
呼出加入者からの着信があったときにも、呼出加入者が
コールバックを希望する電話番号と呼出加入者からの着
信があったときの着信時間とを記録しておくことによ
り、その後、移動体電話が通話可能状態になったとき
に、記録した電話番号と着信時間とを移動体電話の加入
者に通知することができるため、移動体電話が通話可能
状態になるたびに移動体電話の加入者自からが移動体電
話を移動電話交換機に接続して呼出加入者からの情報を
問い合せる必要がなくなる。また、移動体電話の加入者
が呼出加入者と直接話しをしたい旨を送信してこないと
きには、記録した電話番号を用いて呼出加入者を呼出し
たのち、移動体電話が通話可能状態になった旨を呼出加
入者に通知することができるため、呼出加入者が何回も
呼出しをする必要もなくなる。
【0012】ここで、移動体電話加入者が圏外にいるこ
とは移動体電話が通話不能状態にある場合の一つに該当
するので、圏外にいる移動体電話加入者に対する呼出加
入者からの着信があったときにも、同様にして、移動体
電話加入者が圏内に入るたびに移動体電話加入者自から
が移動体電話を移動電話交換機に接続して呼出加入者か
らの情報を問い合せる必要がなくなるとともに、呼出加
入者が何回も呼出しをする必要もなくなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。
【0014】図1は、本発明の移動電話交換システムの
一実施例を示す自動車電話交換機の概略構成図である。
【0015】自動車電話交換機10は、呼出加入者Aの
電話機21と電話網31を介して接続された関門移動通
信制御装置(G−MCC)11と、無線基地局32と無
線を介して接続された在圏移動通信制御装置(V−MC
C)12と、公知の方法により自動車電話33の位置を
検出することにより自動車電話33の加入者(以下、
「自動車電話加入者B」と称する。)がサービスエリア
SA内にいるか否かを検出するホームメモリ13と、ホ
ームメモリ13が自動車電話加入者Bがサービスエリア
SA外にいることを検出しているときに自動車電話加入
者Bに対する呼出加入者Aからの着信があった場合に呼
出加入者Aからの着信時間を計測するためのタイマー1
5と、電話番号および着信時間を記録するための着信記
録装置14と、自動車電話加入者BがサービスエリアS
A外にいる旨のメッセージ,着信記録を残すか否かの判
断を行わせる旨のメッセージ,コールバックを希望する
電話番号の送信を要求する旨のメッセージおよび自動車
電話加入者BがサービスエリアSA内に入った旨のメッ
セージが格納されているとともに、着信記録装置14か
ら送られてくる電話番号および着信時間を音声メッセー
ジに変換するボイスメッセージ装置16と、自動発信装
置17とを含む。
【0016】ここで、自動発信装置17は、ホームメモ
リ13が自動車電話加入者BがサービスエリアSA外に
いることを検出しているときに自動車電話加入者Bに対
する呼出加入者Aからの着信があった場合に、自動車電
話加入者BがサービスエリアSA外にいる旨のメッセー
ジおよび着信記録を残すか否かの判断を行わせる旨のメ
ッセージをボイスメッセージ装置16から読み出して呼
出加入者Aに通知し、その後、着信記録を残したい旨を
示す着信記録コードが呼出加入者Aから送信されてくる
と、コールバックを希望する電話番号の送信を要求する
旨のメッセージをボイスメッセージ装置16から読み出
して呼出加入者Aに通知し、その後、呼出加入者Aがコ
ールバックを希望する電話番号を送信してきたときに
は、コールバックを希望する電話番号とタイマー15で
計測された着信時間とを着信記録装置14に記録させ、
その後、ホームメモリ13が自動車電話加入者Bがサー
ビスエリアSA内に入ったことを検出すると、ボイスメ
ッセージ装置16に対して着信記録装置14に記録され
たコールバックを希望する電話番号と着信時間とを音声
メッセージに変換させたのち、変換させた音声メッセー
ジを自動車電話加入者Bに通知し、その後、自動車電話
加入者Bから呼出加入者Aと直接話しをしたい旨を示す
特定の信号を受信したときには、着信記録装置14に記
録されたコールバックを希望する電話番号を用いて呼出
加入者Aを呼出し、一方、この特定の信号を受信しなか
ったときには、着信記録装置14に記録されたコールバ
ックを希望する電話番号を用いて呼出加入者Aを呼出し
たのち、自動車電話加入者BがサービスエリアSA内に
入った旨のメッセージを着信記録装置14から読み出し
て呼出加入者Aに通知するものである。
【0017】次に、呼出加入者Aから自動車電話加入者
Bへの発呼があった場合の自動車電話交換機10の動作
について、図2に示したフローチャートを参照して説明
する。
【0018】自動車電話交換機10は、呼出加入者Aか
ら自動車電話加入者Bへの呼出しを着信すると(ステッ
プS11)、ホームメモリ13を用いて、自動車電話加
入者BがサービスエリアSA内にいるか否かを判定し
(ステップS12)、自動車電話加入者Bがサービスエ
リアSA内にいる場合には、通常の接続処理に従った自
動車電話加入者Bの呼出しを行う(ステップS13)。
一方、自動車電話加入者BがサービスエリアSA外にい
る場合には、自動発信装置17は、自動車電話加入者B
がサービスエリアSA外にいる旨のメッセージおよび着
信記録を残すか否かの判断を行わせる旨のメッセージを
ボイスメッセージ装置16から読み出したのち呼出加入
者Aに送信するすることにより、自動車電話加入者Bが
サービスエリアSA外にいることおよび着信記録を残す
か否かの判断を行うことを呼出加入者Aに通知する(ス
テップS14,S15)。このとき、呼出加入者Aは、
着信記録を残したい場合には、着信記録コードを自動車
電話交換機10に送信する。なお、着信記録コードとし
ては、たとえば“#”などの特定のダイヤルトーン信号
(DTMF信号)を用いることができる。
【0019】自動発信装置17は、呼出加入者Aからの
着信記録コードを受信すると、コールバックを希望する
電話番号の送信を要求する旨のメッセージ(登録要求メ
ッセージ)をボイスメッセージ装置16から読み出した
のち、呼出加入者Aに送信する(ステップS16,S1
7)。このとき、呼出加入者Aは、コールバックを希望
する電話番号をダイヤルトーン信号(DTMF信号)を
用いて自動車電話交換機10に送信する。自動発信装置
17は、コールバックを希望する電話番号が呼出加入者
Aから送信されてくると、送信されてきた電話番号とタ
イマー15が示す着信時間とを着信記録装置14に記録
させて、登録を終了する(ステップS18,S19)。
【0020】次に、以上のようにして着信記録が登録さ
れた対象者である自動車電話加入者Bがサービスエリア
SA外からサービスエリアSA内に移動してきたことを
自動車電話交換機10が認識した場合の自動車電話交換
機10の動作について、図3に示したフローチャートを
参照して説明する。
【0021】自動発信装置17は、自動車電話加入者B
がサービスエリアSA外からサービスエリアSA内に移
動してきたか否かをホームメモリ13で随時監視し(ス
テップS21)、自動車電話加入者Bがサービスエリア
SA内に移動してきたことを認識すると、自動車電話加
入者Bを呼び出したのち、着信記録装置14に記録され
ている呼出加入者Aからの電話番号と着信時間とをボイ
スメッセージ装置14で音声メッセージ信号に変換し
て、音声メッセージとして自動車電話加入者Bに送信す
る(ステップS22)。
【0022】自動車電話加入者Bは、呼出加入者Aを呼
び出して直接話しをしたい場合には、たとえば“#”な
どの特定のダイヤルトーン信号(DTMF信号)を自動
車電話交換機10に送信する。自動車電話交換機10
は、自動車電話加入者Bからこのダイヤルトーン信号を
受信すると、着信記録装置14に記録されている電話番
号に従って呼出加入者Aを自動的に呼び出す(ステップ
S23,S24)。これにより、自動車電話加入者Bの
自動車電話33と呼出加入者Aの電話機21とが自動的
に接続される。なお、自動車電話交換機10は、呼出加
入者Aを呼び出したのち、着信記録装置14に記録され
ている呼出加入者Aからの電話番号などを消去する(ス
テップS26)。一方、自動車電話加入者Bが呼出加入
者Aを呼び出すことを希望せずに自動車電話加入者Bか
らの音声メッセージのみを聞いて自動車電話33をオン
フックした場合には、自動車電話交換機10の自動発信
装置17は、着信記録装置14に記録されている呼出加
入者Aの電話番号に従って呼出加入者Aを自動的に呼び
出したのち、自動車電話加入者BがサービスエリアSA
内に入ったことを伝えるため、自動車電話加入者Bがサ
ービスエリアSA内に入った旨のメッセージをボイスメ
ッセージ装置14から読み出したのち、呼出加入者Aに
送信する(ステップS25)。その後、自動車電話交換
機10は、着信記録装置14に記録されている呼出加入
者Aからの電話番号などを消去する(ステップS2
6)。
【0023】以上の説明においては、自動車電話加入者
BがサービスエリアSA外にいる場合を例として行った
が、自動車電話加入者Bの自動車電話33の電源が切れ
ているなど自動車電話加入者Bが通話不能状態にある場
合にも、同様の効果が得られる。また、呼出加入者Aか
らの電話番号と着信時間とを音声メッセージで自動車電
話加入者Bへ送信したが、たとえば液晶表示器を有する
自動車電話の場合には、液晶表示器に表示させることに
より呼出加入者Aからの電話番号と着信時間とを送信し
てもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次の効果を奏する。
【0025】通話不能状態にある移動体電話の加入者
(たとえば、圏外にいる移動体電話加入者)に対する呼
出加入者からの着信があったときにも、移動体電話が通
話可能状態になるたびに、移動体電話の加入者自からが
移動体電話を移動電話交換機に接続して呼出加入者から
の情報を問い合せる必要がなくなるとともに、呼出加入
者が何回も呼出しをする必要もなくなるため、移動体電
話の加入者および呼出加入者の負担を減らすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動電話交換システムの一実施例を示
す自動車電話交換機の概略構成図である。
【図2】図1に示した自動車電話交換機の着信記録処理
を説明するためのフローチャートである。
【図3】図1に示した自動車電話交換機の着信記録送出
処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 自動車電話交換機 11 関門移動通信制御装置 12 在圏移動通信制御装置 13 ホームメモリ 14 着信記録装置 15 タイマー 16 ボイスメッセージ装置 17 自動発信装置 21 電話機 31 電話網 32 無線基地局 33 自動車電話 A 呼出加入者 B 自動車電話加入者 SA サービスエリア

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通話不能状態にある移動体電話の加入者
    に対する呼出加入者からの着信があったときに、移動体
    電話が通話不能状態にある旨を前記呼出加入者に通知し
    たのち、着信記録を残すか否かの判断を行う旨を前記呼
    出加入者に通知し、 着信記録を残したい旨を示す第1の信号を前記呼出加入
    者が送信してきたときには、コールバックを希望する電
    話番号の送信を要求する旨を前記呼出加入者に通知し、 前記呼出加入者が前記コールバックを希望する電話番号
    を送信してきたときには、該コールバックを希望する電
    話番号と前記呼出加入者からの前記着信があったときの
    着信時間とを記録し、 その後、前記移動体電話が通話可能状態にあることを確
    認すると、前記記録した電話番号と着信時間とを前記移
    動体電話の加入者に通知し、 前記移動体電話の加入者が前記呼出加入者と直接話しを
    したい旨を示す第2の信号を送信してきたときには、前
    記記録した電話番号を用いて前記呼出加入者を呼出し、
    一方、前記移動体電話の加入者が前記第2の信号を送信
    してこないときには、前記記録した電話番号を用いて前
    記呼出加入者を呼出したのち、前記移動体電話が通話可
    能状態になった旨を前記呼出加入者に通知する移動電話
    交換方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の信号が、特定のダイヤルトー
    ン信号である請求項1記載の移動電話交換方法。
  3. 【請求項3】 圏外にいる移動体電話加入者に対する呼
    出加入者からの着信があったときに、移動体電話加入者
    が圏外にいる旨を前記呼出加入者に通知したのち、着信
    記録を残すか否かの判断を行う旨を前記呼出加入者に通
    知し、 着信記録を残したい旨を示す第1の信号を前記呼出加入
    者が送信してきたときには、コールバックを希望する電
    話番号の送信を要求する旨を前記呼出加入者に通知し、 前記呼出加入者が前記コールバックを希望する電話番号
    を送信してきたときには、該コールバックを希望する電
    話番号と前記呼出加入者からの前記着信があったときの
    着信時間とを記録し、 その後、前記移動体電話加入者が圏内にいることを確認
    すると、前記記録した電話番号と着信時間とを前記移動
    体電話の加入者に通知し、 前記移動体電話加入者が前記呼出加入者と直接話しをし
    たい旨を示す第2の信号を送信してきたときには、前記
    記録した電話番号を用いて前記呼出加入者を呼出し、一
    方、前記移動体電話加入者が前記第2の信号を送信して
    こないときには、前記記録した電話番号を用いて前記呼
    出加入者を呼出したのち、前記移動体電話加入者が圏内
    に入った旨を前記呼出加入者に通知する移動電話交換方
    法。
  4. 【請求項4】 前記第1の信号が、特定のダイヤルトー
    ン信号である請求項3記載の移動電話交換方法。
  5. 【請求項5】 移動体電話が通話可能状態にあるか否か
    を検出する検出手段と、 該検出手段が前記移動体電話が通話不能状態であること
    を検出しているときに該移動体電話の加入者に対する呼
    出加入者からの着信があった場合に、該呼出加入者から
    の着信時間を計測するための着信時間計測手段と、 電話番号および着信時間を記録するための着信記録手段
    と、 移動体電話が通話不能状態にある旨のメッセージ,着信
    記録を残すか否かの判断を行わせる旨のメッセージ,コ
    ールバックを希望する電話番号の送信を要求する旨のメ
    ッセージおよび移動体電話が通話可能状態になった旨の
    メッセージが格納されているとともに、前記着信記録手
    段から送られてくる電話番号および着信時間を音声メッ
    セージに変換するボイスメッセージ手段と、 前記検出手段が前記移動体電話が通話不能状態であるこ
    とを検出しているときに前記移動体電話の加入者に対す
    る前記呼出加入者からの着信があった場合に、前記移動
    体電話が通話不能状態にある旨のメッセージおよび前記
    着信記録を残すか否かの判断を行わせる旨のメッセージ
    を前記ボイスメッセージ手段から読み出して前記呼出加
    入者に通知し、その後、着信記録を残したい旨を示す着
    信記録コードが前記呼出加入者から送信されてくると、
    前記コールバックを希望する電話番号の送信を要求する
    旨のメッセージを前記ボイスメッセージ手段から読み出
    して前記呼出加入者に通知し、その後、前記呼出加入者
    が前記コールバックを希望する電話番号を送信してきた
    ときには、該コールバックを希望する電話番号と前記着
    信時間計測手段で計測された前記着信時間とを前記着信
    記録手段に記録させ、その後、前記検出手段が前記移動
    体電話が通話可能状態であることを検出すると、前記ボ
    イスメッセージ手段に対して前記着信記録手段に記録さ
    れた前記コールバックを希望する電話番号と前記着信時
    間とを音声メッセージに変換させたのち、該変換させた
    音声メッセージを前記移動体電話の加入者に通知し、そ
    の後、移動体電話の加入者から呼出加入者と直接話しを
    したい旨を示す特定の信号を受信したときには、前記着
    信記録手段に記録された前記コールバックを希望する電
    話番号を用いて前記呼出加入者を呼出し、一方、前記特
    定の信号を受信しなかったときには、前記着信記録手段
    に記録された前記コールバックを希望する電話番号を用
    いて前記呼出加入者を呼出したのち、前記移動体電話が
    通話可能状態になった旨のメッセージを前記着信記録手
    段から読み出して前記呼出加入者に通知する自動発信手
    段とを含む移動電話交換システム。
  6. 【請求項6】 移動体電話加入者が圏内にいるか否かを
    検出する検出手段と、 該検出手段が前記移動体電話加入者が圏外にいることを
    検出しているときに該移動体電話加入者に対する呼出加
    入者からの着信があった場合に、該呼出加入者からの着
    信時間を計測するための着信時間計測手段と、 電話番号および着信時間を記録するための着信記録手段
    と、 移動体電話加入者が圏外にいる旨のメッセージ,着信記
    録を残すか否かの判断を行わせる旨のメッセージ,コー
    ルバックを希望する電話番号の送信を要求する旨のメッ
    セージおよび移動体電話加入者が圏内に入った旨のメッ
    セージが格納されているとともに、前記着信記録手段か
    ら送られてくる電話番号および着信時間を音声メッセー
    ジに変換するボイスメッセージ手段と、 前記検出手段が前記移動体電話加入者が圏外にいること
    を検出しているときに前記移動体電話加入者に対する前
    記呼出加入者からの着信があった場合に、前記移動体電
    話加入者が圏外にいる旨のメッセージおよび前記着信記
    録を残すか否かの判断を行わせる旨のメッセージを前記
    ボイスメッセージ手段から読み出して前記呼出加入者に
    通知し、その後、着信記録を残したい旨を示す着信記録
    コードが前記呼出加入者から送信されてくると、前記コ
    ールバックを希望する電話番号の送信を要求する旨のメ
    ッセージを前記ボイスメッセージ手段から読み出して前
    記呼出加入者に通知し、その後、前記呼出加入者が前記
    コールバックを希望する電話番号を送信してきたときに
    は、該コールバックを希望する電話番号と前記着信時間
    計測手段で計測された前記着信時間とを前記着信記録手
    段に記録させ、その後、前記検出手段が前記移動体電話
    加入者が圏内に入ったことを検出すると、前記ボイスメ
    ッセージ手段に対して前記着信記録手段に記録された前
    記コールバックを希望する電話番号と前記着信時間とを
    音声メッセージに変換させたのち、該変換させた音声メ
    ッセージを前記移動体電話加入者に通知し、その後、移
    動体電話加入者から呼出加入者と直接話しをしたい旨を
    示す特定の信号を受信したときには、前記着信記録手段
    に記録された前記コールバックを希望する電話番号を用
    いて前記呼出加入者を呼出し、一方、前記特定の信号を
    受信しなかったときには、前記着信記録手段に記録され
    た前記コールバックを希望する電話番号を用いて前記呼
    出加入者を呼出したのち、前記移動体電話加入者が圏内
    に入った旨のメッセージを前記着信記録手段から読み出
    して前記呼出加入者に通知する自動発信手段とを含む移
    動電話交換システム。
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