JPH07170026A - Ii−vi族化合物半導体装置 - Google Patents

Ii−vi族化合物半導体装置

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JPH07170026A
JPH07170026A JP3152894A JP3152894A JPH07170026A JP H07170026 A JPH07170026 A JP H07170026A JP 3152894 A JP3152894 A JP 3152894A JP 3152894 A JP3152894 A JP 3152894A JP H07170026 A JPH07170026 A JP H07170026A
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layer
semiconductor
semiconductor thin
superlattice structure
thin layer
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JP3152894A
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English (en)
Inventor
Tomokimi Hino
智公 日野
Satoru Ito
哲 伊藤
Masao Ikeda
昌夫 池田
Akira Ishibashi
晃 石橋
Shoichi Ukita
昌一 浮田
Futoshi Hiei
太 樋江井
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 II−VI族化合物半導体装置におけるp側
電極部のコンタクト抵抗、格子整合、動作電圧の改善を
はかる。 【構成】 p側電極部を金属電極をオーミックコンタク
トしにくいp型の第1の半導体層11と、これの上に形
成される金属電極をオーミックコンタクトできるp型の
第2の半導体層12と、第1および第2の半導体層11
および12間に介在される超格子構造部13とを有する
構成とし、この超格子構造部13を少なくとも価電子帯
に量子井戸を形成する第1の半導体薄層131と伝導帯
に量子井戸を形成する第2の半導体薄層132の各1層
以上の超格子層によって構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、II−VI族化合物半
導体装置、例えばII−VI族化合物半導体発光素子に
係わる。
【0002】
【従来の技術】レーザ光によって記録あるいは再生、も
しくはその双方を行う例えば光磁気記録において、記録
密度の向上からその光源のレーザとして、短波長例えば
青色半導体レーザを用いることの要求が高まっており、
この種の半導体レーザとしてII−VI族のZnA Mg
1-A B Se1-B 系の半導体レーザが注目されている。
【0003】このZnMgSSe系II−VI族半導体
レーザは、一般にIII−V族化合物半導体に例えばG
aAs,InP等の基板上にII−VI族の各半導体層
をエピタキシーする構成が採られる。この場合、p型基
板上にp型のII−VI族のエピタキシャル層すなわち
クラッド層をエピタキシーして目的とする半導体レーザ
を構成すると、基板とエピタキシャル層との間に正孔に
対するバリアが発生して動作電圧を高めることから、こ
の種のII−VI族半導体レーザにおいては、n型基板
上にII−VI族化合物半導体層をエピタキシーして形
成するという構成が採られる。
【0004】したがってこの構成による場合、エピタキ
シーされたII−VI族化合物半導体層の上層すなわち
いわゆるキャップ層側に電極を設けてp側電極部を構成
することになる。
【0005】そして、このp側電極部においても、その
コンタクト抵抗はできるだけ小さくすることが望まれ
る。これは、この電極部においてのコンタクト抵抗が大
となると、発熱によってレーザの寿命を低下させると
か、動作電圧を高める等の問題を来すことによる。
【0006】このII−VI族化合物半導体のZnMg
SSe系半導体レーザは、例えば図9に示すように、n
型GaAs基板1の1の面上に順次n型のZnSeバッ
ファ層2、n型のZnMgSSeによる第1のクラッド
層3、ZnSSeによる第1のガイド層4、ZnCdS
e活性層5、ZnSSeによる第2のガイド層6、p型
のZnMgSSeによる第2のクラッド層7と、更に或
る場合はこれの上にバッファ効果およびクラッド効果を
有するp型のZnSSeによる中間層8が形成されたI
I−VI族化合物半導体素子部23を有して成る。そし
てこれの上にキャップ層としてのp型のSを含むか含ま
ないZnSe(以下Zn(S)Seと記す)による第1
の半導体層11と、p型のZnTe層による第2の半導
体層12いわば電極コンタクト層とが順次エピタキシー
され、この第2の半導体層12上にPd,Pt,Auが
順次被着形成された多層構造によるp側の金属電極9が
オーミックにコンタクトされてなるp側電極部14が構
成される。また、基板1の他の面には、例えばInによ
る電極10がオーミックにコンタクトされる。
【0007】ところで、この種のII−VI族化合物半
導体装置において、上述したようにp側電極部14にお
いてキャップ層すなわち第1の半導体層11上に直接的
に金属電極9を被着することなく第2の半導体層12を
設けるのは、ZnA Mg1-AB Se1-B 系において、
A=1,B≦1のZn(S)Seによる第1の半導体層
11に対して充分高濃度にp型不純物をドープすること
ができず、またこれに対して低抵抗接触をもってオーミ
ックにコンタクトできる電極金属材が現存していないこ
とから、これの上に上述の例えばAu/Pt/Pdの金
属電極9を充分低抵抗をもってオーミックコンタクトで
きるZnTe層を第2の半導体層12として設けるとい
う構成を採るものである。
【0008】そこで、上述したように、p側電極部14
において、ZnSe層による第1の半導体層11(キャ
ップ層)上にZnTe層による第2の半導体層(電極コ
ンタクト層)を設けるが、この場合、p型のZnSeに
よる第1の半導体層11と、p型のZnTeによる第2
の半導体層12との界面における価電子帯の不連続によ
るポテンシャル障壁の発生に基く空乏層の発生が問題と
なり、動作電圧の低減化を充分はかることができないと
いう問題がある。
【0009】そこで本出願人による特願平4−1858
21号出願の「発光素子」に提案の発明においては、そ
の第1および第2の半導体層11および12、すなわち
ZnSe層とZnTe層との界面における空乏層の広が
りを実質的に減少させるために、p型のZnSe層とp
型のZnTe層との間にp型のZnSeによる半導体薄
膜層とp型のZnTe薄膜層とによる超格子層を介在さ
せる構成を採っている。
【0010】この場合、そのZnSeと、ZnTeの各
エネルギーバンドモデルは、図10に各伝導帯の底Ec
と価電子帯の頂上Evを示し、図11にこれらによる超
格子構造のバンドモデルを示すように、超格子構造によ
る量子井戸の形成によって図11に矢印aをもって示す
正孔hのトンネルの確率を高め、エネルギーバンド的に
ポテンシャル障壁の改善をはかり、空乏層の幅の実質的
減少をはかることができるという効果を有するものの、
実際上この構成によっても必ずしも充分な動作電圧の低
減化がはかられていない。
【0011】また、この場合構造的にZnTe( 格子定
数6.101 Å) とZnSe( 格子定数5.667 Å) との格子
不整合性が7%も存在することから、両者間に両者の超
格子層を介在させても、素子の動作時の昇温、外部から
の熱衝撃等によって転位などの格子欠陥の発生を必ずし
も完全に回避できないという問題がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述したI
I−VI族化合物半導体装置における電極部特にp側電
極部におけるコンタクト抵抗の問題、格子整合の問題、
動作電圧の問題をすべて改善することのできるII−V
I族化合物半導体装置を提供するものである。
【0013】すなわち、本発明者等は、上述したように
p側電極部14において第1および第2の半導体層11
および12間に、これら半導体薄層による超格子構造を
介在させる場合、ポテンシャル障壁の改善をはかること
ができて、ある程度の動作電圧の低減化をはかることが
できるものの、これだけでは充分ではないことについて
の研究、考察、実験を行った結果、図11に示すバンド
モデルにおいて、第1の半導体層ZnTe側からの矢印
aで示す上述した正孔hのトンネルによる電流のほか
に、同図中矢印bで示すように、電子eが価電子帯から
直接伝導帯に突き抜けることによって発生する正孔が寄
与するもであることを究明するに至り、、これによって
動作電圧の改善を充分はかることのできるII−VI族
化合物半導体装置、例えば半導体レーザを構成できるに
至った。
【0014】更に、この場合、同時にその材料の選定に
よって格子整合の問題を同時に改善できる構成を見い出
すに至り、これによって上述した各課題の改善をはかる
ことのできるII−VI族半導体装置を構成できるに至
った。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、図1に
その一例の概略断面図を示すように、II−VI族化合
物半導体素子部23に対するp側電極部14が、金属電
極9をオーミックコンタクトしにくいp型の第1の半導
体層11と、これの上に形成される金属電極9をオーミ
ックコンタクトできるp型の第2の半導体層12と、第
1および第2の半導体層11および12間に介在される
超格子構造部13とを有する構成とする。
【0016】この超格子構造部13は、図2にその一例
の概略断面図を示すように、少なくとも価電子帯に量子
井戸を形成する第1の半導体薄層131と伝導帯に量子
井戸を形成する第2の半導体薄層132の各1層以上、
例えば各複数層が交互に積層された超格子層によって構
成される。
【0017】第2の本発明は、超格子構造部13を、図
3にその一例の概略断面図を示し、図4にその一例の相
互のエネルギーバンドを相対的に比較して示し、図5に
そのバイアス印加状態での超格子構造部のバンドモデル
図を示すように、第1の半導体薄層131と第2の半導
体薄層132との間に、これら第1および第2の半導体
薄層131および132とを分離する第3の半導体薄層
133を介在させた構成とする。
【0018】第3の本発明は、第2の半導体層12と超
格子構造部13の第1の半導体薄層131をZnTeに
よって構成し、第2の半導体薄層132をZn1-X Cd
X Se(0<x≦1)によって構成する。
【0019】第4の本発明は、第3の半導体薄層133
をZnS1-y Sey (0<y≦1)によって構成する。
【0020】第5の本発明は、II−VI族化合物半導
体素子を半導体発光素子例えば発光ダイオードあるいは
半導体レーザとして構成する。
【0021】第6の本発明は、超格子構造部13の第2
の半導体薄層132のZn1-X Cd X Seのx値を、第
2の半導体層12側に向かって大とする。
【0022】第7の本発明は、図6にその一例の概略断
面図を示すように、超格子構造部13の第1の半導体薄
層131のZnTe層の膜厚を第2の半導体層11側に
向かって大とする。
【0023】
【作用】本発明によれば、金属電極9をオーミックコン
タクトしにくいp型の第1の半導体層11と、これの上
に形成される金属電極9をオーミックコンタクトできる
p型の第2の半導体層12との間に、少なくとも価電子
帯に量子井戸を形成する第1の半導体薄層131と伝導
帯に量子井戸を形成する第2の半導体薄層132の各1
層以上、例えば各複数層が交互に積層された超格子構造
部13を介在させたことにより、図5のバンドモデル図
に示すように、第1の半導体薄層131による価電子帯
の頂上に形成される量子井戸と、第2の半導体薄層13
2による伝導帯の底に形成される量子井戸を通じて矢印
bで示す価電子帯から伝導帯への電子eのトンネルの確
率が増大することと、図5の矢印aで示す超格子構造に
よる量子井戸による正孔hのトンネルの確率が高められ
ることとが相俟って電流の増大化をはかることができ、
ひいては動作電圧の低下をはかることができる。
【0024】また、第2の本発明によれば、超格子構造
部13を構成する第1および第2の各半導体薄層131
および132の間にこれらを分離する第3の半導体薄層
133を介存させるもので、この構成によれば、第1お
よび第2の各半導体薄層131および132の例えばエ
ピタキシャル成長時における各構成材料の相互の混入に
よる各量子井戸のだれを回避できて各薄膜層131およ
び132による量子井戸の設定を確実にできて、これに
より上述した正孔および電子のトンネル確率を確実に高
めることができる。
【0025】また、第3の本発明の構成では、第2の半
導体層12と、超格子構造部13の第1の半導体薄層1
31を同一の材料ZnTeによって構成するものである
が、これは第2の半導体層12が本来金属電極9と良好
にオーミックコンタクトできる材料、すなわちその価電
子帯の頂上のエネルギーが少なくとも第1の半導体層1
1のそれより高いものであって、それ故この第2の半導
体層12と同一材料をもって超格子構造部13の第1の
半導体薄層131を構成することができるものであるこ
とによる。そしてこのように第2の半導体層12と同一
材料によって、超格子構造部13の第1の半導体薄層1
31を構成することによって、第1の半導体層11と第
2の半導体層12の格子不整合性を効果的に緩和するこ
とができる。
【0026】すなわち、図7に代表的なII−VI族混
晶のバンド・ギャップ・エネルギー(eV)と、格子定
数とを示すように、II族元素としてCdを含むCdS
eは、やZnSeに比し、その格子定数が高められるも
のであることからわかるように、Zn1-X CdX Seに
おいて、そのCd量すなわちx値を選定することによっ
てその格子定数をZnSeに近い値からZnTeの格子
定数に近づけることができるので、ZnSe層とZnT
e層との間にZnTeとZnCdSeとの超格子構造を
介在させることによって冒頭に述べたZnSe層とZn
Te層との超格子構造を介在させる場合に比し、より効
果的にZnSe層とZnTe層との格子不整合を緩和で
きることがわかる。図7において各破線は、基板として
良く用いられるInP,GaAs,GaPの各格子定数
を示したものである。
【0027】そして、第6の本発明では、その超格子構
造部13の第1の半導体薄層Zn1- X CdX Seのx値
が第2半導体層ZnTe層12側に向かって大にすなわ
ちCdの組成を大とする構成とするものであるが、この
構成によって格子定数の大きいZnTe側に向かってZ
nCdSe障壁層132の格子定数を漸次大にすること
ができるので、より第1の半導体層11のZnSe層と
第2の半導体層12のZnTe層との格子不整合の緩和
がはかられる。
【0028】また、第7の本発明では、超格子構造部1
3において、その第1の半導体薄層131のZnTe層
の膜厚を第2の半導体層12のZnTe層側に向かって
大となる構成とするものであり、このようにして価電子
帯の各量子井戸における量子準位を第2の半導体層12
の価電子帯のエネルギーレベルにほぼ一致させることが
できる。そして、この場合においてもZn1-X CdX
eにおいて、x値を小とするものは、ZnSeに良く整
合させることができるので、x値の選定によって、超格
子層13においてZnSe層11とZnTe層12との
格子不整合の緩和を効果的にはかることができる。
【0029】
【実施例】本発明の一実施例を図1を参照して説明す
る。この例においては、半導体発光素子、例えば半導体
レーザに適用した場合で、この場合、例えばSiドープ
のn型の単結晶GaAsよりなる基板1を用意する。こ
の基板1の1主面上に必要に応じてn型の例えばZnS
eによるバッファ層2をエピタキシーし、続いて順次C
lドープのn型のZnMgSSe:Clによる第1のク
ラッド層3、ZnS0.06Se0.94による第1のガイド層
4、Zn0.85Cd0.15Seによる活性層5、ZnS0.06
Se0.94による第2のガイド層6、窒素Nドープのp型
のZnMgSSe:Nによる第2のクラッド層7、更に
必要に応じてバッファ効果とクラッド効果とを有するZ
nSSe:Nのp型中間層8をエピタキシーして半導体
素子部23、この例では半導体レーザ部を形成する。
【0030】続いてこの半導体素子部23上にp側電極
部14を構成する。このp側電極部14は、中間層8上
に続いて窒素Nドープのp型のZnSe:Nによる第1
の半導体層11すなわちキャップ層、超格子構造部13
と、窒素Nドープのp型のZnTe層による第2の半導
体層12すなわち電極コンタクト層とを順次エピタキシ
ーし、この第2の半導体層12上に、例えば下からP
d,Pt,Auが積層される多層構造による金属電極9
をオーミックにコンタクトすることによって形成する。
【0031】基板1の他方の主面には、Inによる他方
の電極10をオーミックにコンタクトする。
【0032】超格子構造部13は、図2に示すように、
少なくとも価電子帯に量子井戸を形成する第1の半導体
131と伝導帯に量子井戸を形成する第2の半導体薄膜
132とによって構成する。
【0033】このp側電極部14を構成する各第1の半
導体層11、超格子構造部13の各半導体薄層131,
132、更にこれの上に形成する第2の半導体層12
は、半導体素子部23を構成する各半導体層例えば図1
における半導体層2,3,4,5,6,7,のMBE,
MOCVD等によるエピタキシーに続いて連続エピタキ
シーによって形成できる。
【0034】ここに、第1の半導体層11は、超格子構
造部13の結晶に転位等の結晶欠陥を含むことのないよ
うな厚さの0.1μm〜2μm,望ましくは0.3μm
〜1.0μmに選定する。
【0035】また、第2の半導体層12は、これの上に
形成する金属電極9が、この層12を透過拡散すること
を回避できる程度に厚く、また結晶性が低下するおそれ
が生じない程度の厚さの10nm〜500nm望ましく
は50nm〜200nmの厚さに形成する。
【0036】超格子構造部13の第1の半導体薄膜13
1は、第2の半導体層12と同一の材料ZnTeによっ
て構成し、第2の半導体薄膜132は、Zn1-X CdX
Se(0<x≦1)によって構成し得る。
【0037】このように、格子定数が異なるp型のZn
Seによる第1の半導体層11とp型のZnTeによる
第2の半導体層12との間に、ZnSeに比して格子定
数を高めることのできるZn1-X CdX Seによる第1
の半導体薄層131とZnTeによる第2の半導体薄層
132との超格子構造部13を介在させたことにより格
子不整合の緩和をはかることができる。
【0038】そしてこの構成の超格子構造において、そ
の障壁層13のZn1-X CdX Seの組成のx値を上記
ZnTe層12側に向かって例えばx=0.05からx
=0.6の間で漸次大とする。すなわち、例えばZn
1-X CdX Se障壁層13のx値をZnSe層11側か
らZnTe層12側に向かってx1 、x2 、x3 ...
n とするとき、例えばx1 =0.10, x2 =0.20, x3
=0.30, ...のようにx1 <x2 <x3 <...<x
n とする。
【0039】このようにするときは、障壁層13として
Cdを含む混晶としたことによってそのバンドギャップ
が大となること、さらにそのCd量をZnTe側に向か
って大にして格子定数を漸次大にしたことによって、よ
り良好に格子整合することができる。
【0040】また、このように、x1 <x2 <x
3 <...<xn の関係とした状態で、あるいはx1
2 =x3 =...=xn の関係とした状態で、図6に
示すように、Zn1-X CdX Seによる第2の薄層13
2の膜厚をZnSeによる第1の半導体層11側に向か
って大し、更にZnTeによる第1の薄層131の膜厚
をZnTeによる第2の半導体層12に向かって大とす
る。
【0041】この場合、第1および第2の薄層131お
よび132の各厚さを、第1の半導体層11側からそれ
ぞれD11およびD21,D12およびD22,D13および
23,...D1n-2およびD2n-2,D1n-1および
2n-1,D1nおよびD2nとするとき、D 11+D21=D12
+D22=D13+D23,...D1n-2+D2n-2=D1n-1
2n-1=D1n+D2nとして、D21>D22>D23>...
. >D2n-2>D2n-1>D2nとし得る。図8は、この構成
のエネルギー・バンド・モデル図を示すのもので、この
ようにしてそれぞれの量子井戸の量子準位が第2の半導
体層12の価電子帯の頂上のエネルギーレベルとほぼ一
致するようにすることができる。
【0042】この構成は、擬似グレーデッド構造の場合
であるが、第1および第2の半導体薄層131および1
32すなわち価電子帯における井戸および障壁の厚さを
共に選定することによって、共鳴トンネル条件を満たす
ようにすることもできる。
【0043】このようにすることによって、第1の半導
体層11と第2の半導体層12との間のポテンシャル障
壁を実効的に消滅させることができる。
【0044】上述したように、本発明構成によれば、キ
ャリア濃度を高く選定できるp型ZnTe層12を設け
てこれにp側電極9を被着した構成とするので、良好な
オーミックコンタクトを行うことができ、またこのp型
ZnTe層12とp型ZnSe層12との界面の格子不
整合を緩和することができ、さらにこの界面に生じる価
電子帯のポテンシャル障壁による空乏層の幅を実質的に
狭くするとかあるいはこの障壁の高さを実質的に低める
効果が得られる。
【0045】また、上述の例では、第1の半導体層11
をZnSeによって構成した場合であるが、ZnSSe
すなわちZnSz Se1-z とすることもでき、この場合
のzの値は、この第1の半導体層11の格子定数が、こ
の半導体層11が形成される半導体素子部23の表面層
の格子定数に近似するようにそのz値は例えば0.05
〜0.10の範囲で選定される。この格子定数は、一般
には基板1の格子定数、上述の例ではGaAs基板の格
子定数あるいはこれに格子整合した格子定数であって、
この場合ZnSz Se1-z のz値は例えば0.7に選定
される。
【0046】上述した例では、p側電極部14を構成す
る超格子構造部13が、第1および第2の半導体薄層1
31および132によって構成した場合であるが、他の
本発明装置においては、これら第1および第2の半導体
薄層131および132の各量子井戸構造が確実にステ
ップ構造を形成することができるように両者の構成材料
の相互の混入を分離する第3の半導体層133を設ける
構造とする。
【0047】この場合の実施例を説明する。この場合に
おいても、例えば図1に示すように、上述の実施例にお
けると同様に例えばSiドープのn型の単結晶GaAs
よりなる基板1を用意する。この基板1の1主面上に必
要に応じてn型のZnSeによるバッファ層2をエピタ
キシーし、これの上に順次Clドープのn型のZnMg
SSe:Clによる第1のクラッド層3、ZnS0.06
0.94による第1のガイド層4、Zn0.85Cd0.15Se
による活性層5、ZnS0.06Se0.94による第2のガイ
ド層6、窒素Nドープのp型のZnMgSSe:Nによ
る第2のクラッド層7、更に或る場合はバッファ効果と
クラッド効果とを有するZnSSe:Nのp型中間層8
をエピタキシーして半導体素子部23、この例では半導
体レーザ部を形成する。
【0048】続いてこの半導体素子部23上にp側電極
部14を構成する。このp側電極部14は、中間層8上
に続いて窒素Nドープのp型のZnSe:Nによる第1
の半導体層11すなわちキャップ層、超格子構造部13
と、窒素Nドープのp型のZnTe層による第2の半導
体層12すなわち電極コンタクト層とを順次エピタキシ
ーし、この第2の半導体層12上に、例えば下からP
d,Pt,Auが積層される多層構造による金属電極9
をオーミックにコンタクトする。
【0049】基板1の他方の主面には、Inによる他方
の電極10をオーミックにコンタクトする。
【0050】この例では、その半導体素子部23に対す
るp型側電極部14を構成する金属電極9をオーミック
コンタクトしにくいp型の第1の半導体層11と金属電
極をオーミックコンタクトできるp型の第2の半導体層
12との間に形成する超格子構造部13を、図3に示す
ように第1および第2の半導体薄層131および132
間に第3の半導体薄層133を介在させて積層した構成
とする。
【0051】この場合においても、第1の半導体薄層1
31は価電子帯に量子井戸を形成する半導体例えばこの
超格子構造部13上にエピタキシーされる第2の半導体
層12と同一の材料ZnTeによって構成し、第2の半
導体132は伝導帯に量子井戸を形成する例えばZn
1-X CdX Se(0<x≦1)例えばCdSeによって
構成し得る。
【0052】また、第3の半導体層133は、例えば第
1の半導体層11と同一材料の例えばZnSeによって
構成し得る。
【0053】この超格子構造部13は、第1の半導体薄
層131−第3の半導体薄層133−第2の半導体薄層
132−第3の半導体薄層133−の構造を1〜50回
繰り返した構成とし、更に第2の半導体層12と接する
側において、この第2の半導体層12に向かって図5に
示すように、第2の半導体薄層132−第3の半導体薄
層133−第2の半導体層12となるように積層するこ
とが望ましい。
【0054】このp側電極部14を構成する各第1の半
導体層11、超格子構造部13の各半導体薄層131,
132,133、更にこれの上に形成する第2の半導体
層12は、半導体素子部23を構成する各半導体層例え
ば図1における半導体層2,3,4,5,6,7,のM
BE,MOCVD等によるエピタキシーに続いて連続エ
ピタキシーによって形成する。
【0055】この例においても、第1の半導体層11
は、超格子構造部13の結晶に転位等の結晶欠陥を含む
ことのないような厚さの0.1μm〜2μm,望ましく
は0.3μm〜1.0μmに選定する。
【0056】また、第2の半導体層12は、これの上に
形成する金属電極9が、この層12を透過拡散すること
を回避できる程度に厚く、また結晶性が低下するおそれ
が生じない程度の厚さの10nm〜500nm望ましく
は50nm〜200nmの厚さに形成する。
【0057】超格子構造部13の全体の厚さは、第1お
よび第2の半導体層11および12間に生じるエネルギ
ーバンドの曲がり(空乏化層)の幅に応じて選定され、
この幅は第1の半導体層11の不純物濃度によって決ま
るものの例えば0.4〜100nmに選定され、例えば
第1の半導体層11の不純物濃度が1017atoms/cm3
ーダである場合例えば50nmの厚さに選定される。
【0058】また、超格子構造部13の各半導体薄層1
31,132および133の厚さは、電子および正孔の
トンネルを大きくする上である程度の井戸幅を形成でき
る厚さとし、しかも電子および正孔が井戸内に蓄積され
ることのない程度の厚さの0.2nm〜4nm望ましく
は2〜3nmに選定する。
【0059】図4は、超格子構造部13の第1、第2お
よび第3の各半導体薄層131、132および133を
それぞれZnTe、CdSe、ZnSeによって形成し
た場合の各価電子帯の頂上のエネルギーレベルEcおよ
び伝導帯の底のエネルギーレベルEvを相対的に示した
ものであり、図5はこの構成によるp側電極部14すな
わち超格子構造部13の動作電圧印加状態でのエネルギ
ー・バンド・モデルを示すものである。
【0060】図5より明らかなように、本発明装置によ
れば、矢印aで示す価電子帯における第2の半導体層1
2側からの正孔hのトンネルの発生のみならず、伝導帯
における量子井戸の存在によって矢印bで示す価電子帯
から伝導帯への電子eのトンネルが増大し、この電子の
トンネルによって生じた正孔hが第1の半導体層11に
流れ込むことになり、同一バイアス電圧での動作で多く
の電流を流すことができることになる。すなわち、この
半導体装置、この例では半導体レーザの動作に必要な電
流量を得るに必要な電圧の低減化をはかることができる
ことになる。
【0061】そして、この場合、超格子構造部13にお
ける第1および第2の半導体層11および12との格子
定数の相違に基づく結晶の品質の低下を回避し、また正
孔および電子のトンネルの増加の効果を考慮して第2の
半導体層12に向かってZnTeによる第1の半導体薄
層131および(Zn)CdSeによる第2の半導体薄
層132の厚さを漸次大とし、一方第3の半導体薄層1
33を第2の半導体層12に向かって小とする構成とす
ることもできる。
【0062】また、この実施例においても、第1の半導
体層11をZnSSeすなわちZnSz Se1-z とする
こともでき、この場合のz値は、この第1の半導体層1
1の格子定数が、この半導体層11が形成される半導体
素子部23の表面層の格子定数に近似するようにそのz
値は例えば0.05〜0.10の範囲で選定される。こ
の格子定数は、一般には基板1の格子定数、上述の例で
はGaAs基板の格子定数あるいはこれに格子整合した
格子定数であって、この場合ZnSz Se1-zのz値は
例えば0.7に選定される。
【0063】また、この場合超格子構造部13の第3の
半導体薄層133も、第1の半導体層11と同一材料の
ZnSz Se1-z とすることができるが、この第3の半
導体薄層133は、第1および第2の半導体薄層131
および132を分離する機能を有する範囲で充分小さく
できることから、必ずしも第1の半導体層11と同一材
料によって構成する必要はなく、例えばz=0としても
結晶の品質への影響は小さい。
【0064】尚、上述の超格子構造部13を構成する第
1および第2の半導体薄層131および132、あるい
は第1、第2および第3の半導体薄層131、132お
よび133は、p型とすることもアンドープとすること
もできる。
【0065】また、超格子構造部13を、第1および第
2の半導体薄層131および132によって構成する場
合、あるいは第1、第2、第3の半導体薄層131、1
32、133によって構成する場合のいづれにおいて
も、その第2の半導体薄層132のZn1-X CdX Se
のx値は、主として2つの要件から決定される。第1の
要件は、超格子構造部13を構成している他の各半導体
薄層の格子定数の違いにより生じる結晶歪による内部応
力を小さくすることで、第1の半導体薄層131がZn
Teであり、また第3の半導体薄層133を設ける場合
において、これをZnSz Se1-z とするときは、第2
の半導体薄層132のZnの比率を大にすなわちx値を
小にすることになる。また、第2の要件は、伝導帯側に
形成する量子井戸を深くすることで、そのためには、Z
nの比率を小にすなわちx値を大とする必要がある。し
たがって、これらの第1および第2の要件を勘案してx
値を決定することになる。そこで、このZn1-X CdX
Seにおいてはその膜厚を充分小さく選定するとともに
x値を大とすることで、上記第2の要件を最大限に満た
すように考慮することが望まれる。
【0066】また、図5および図3で説明した例では、
第1および第2の半導体薄層131および132を分離
する第3の半導体薄層133を介在させた場合で、この
ようにすることにより量子井戸を確実に形成することが
できるものであるが、そのエピタキシーを原子オーダで
制御できる例えばMEE(Migration Enhanced Epitax
y)やALE(Atomic Layer Epitaxy)等によって行う
ときは、分離層の第3半導体薄層133の形成を省略す
ることができる。
【0067】また、上述した各実施例では、ZnMgS
Se系半導体レーザに本発明を適用した場合であるが、
他のII−VI族化合物半導体による半導体レーザを始
めとし、更に本発明はn型のZnSe層とp型のZnS
e層とを有し両者間にp−n接合を形成してなる発光ダ
イオード等の半導体発光素子に適用することもできるも
ので、この場合においても、そのp側の電極コンタクト
を良好に行うべく、p型のZnSe層上に電極コンタク
ト層としてp型のZnTe層を設ける構成とし、このp
型ZnSeとp型ZnTeとの界面に上述した超格子構
造部13を設ける構成とする。
【0068】
【発明の効果】上述したように、本発明構成によれば、
金属電極9を良好にオーミックコンタクトできる第2の
半導体層12を設ける構成を採ることから、p型側電極
部14における低抵抗化をはかることができる。
【0069】加えて、金属電極9をオーミックコンタク
トしにくいp型の第1の半導体層11と、これの上に形
成される金属電極9をオーミックコンタクトできるp型
の第2の半導体層12との間に、少なくとも価電子帯に
量子井戸を形成する第1の半導体薄層131と伝導帯に
量子井戸を形成する第2の半導体薄層132の各1層以
上、例えば各複数層が交互に積層された超格子構造部1
3を介在させたことにより、価電子帯における正孔のト
ンネルを増大させることができるとともに、価電子帯か
ら伝導帯への電子eのトンネルの発生を増大できること
から、これによる正孔の発生とが相俟って電流の増大ひ
いては動作電圧の低下をはかることができる。
【0070】また、超格子構造部13を構成する第1お
よび第2の各半導体薄層131および132の間にこれ
らを分離する第3の半導体薄層133を介存させること
によって、第1および第2の各半導体薄層131および
132の各構成材料の相互の混入を分離することができ
て各薄膜層131および132による価電子帯の頂上の
各量子井戸の形成を確実に設定できて、これにより上述
した正孔および電子のトンネル確率を確実に高めること
ができる。
【0071】また、第1および第2の半導体層11およ
び12間に超格子構造部13が介在されたことにより、
両層11および12の格子不整合性を効果的に緩和する
ことができる。
【0072】このように、本発明によれば、II−VI
族化合物半導体装置において、電極部の抵抗の低減化に
よって、動作電圧の低減化、動作時の温度上昇の低減化
したがって寿命の改善をはかることができる。また、格
子不整合の改善によって結晶性の低下を回避できるとと
もに素子の動作時の昇温、外部からの熱衝撃等によって
転位などの格子欠陥の発生を回避でき、この格子欠陥等
による特性、例えば発光半導体装置においては、その発
光特性等の低下、寿命の低下等を改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一例の略線的断面図である。
【図2】本発明装置の一例の超格子構造部の略線的断面
図である。
【図3】本発明装置の一例の超格子構造部の略線的断面
図である。
【図4】超格子構造部の各構成半導体薄層のバンドの相
対的関係を示す図である。
【図5】本発明装置の超格子構造部の一例のエネルギー
・バンド・モデル図である。
【図6】本発明装置の一例の超格子構造部の略線的断面
図である。
【図7】II−VI族化合物半導体のバンド・ギャップ
・エネルギーと格子定数の関係を示す図である。
【図8】本発明装置の超格子構造部の一例のエネルギー
・バンド・モデル図である。
【図9】従来のII−VI族半導体装置の略線的断面図
である。
【図10】本発明装置と比較する半導体装置の超格子構
造部の構成半導体薄層のバンドの相対的関係を示す図で
ある。
【図11】本発明装置と比較する半導体装置の超格子構
造部のエネルギー・バンド・モデル図である。
【符号の説明】
1 基板 3 n型クラッド層 4 ガイド層 5 活性層 6 ガイド層 7 p型クラッド層 9 p側電極 11 第1の半導体層 12 第2の半導体層 131 第1の半導体薄層 132 第2の半導体薄層 133 第3の半導体薄層 14 p側電極部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石橋 晃 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 浮田 昌一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 樋江井 太 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 II−VI族化合物半導体素子に対する
    p側電極部が、 金属電極をオーミックコンタクトしにくいp型の第1の
    半導体層と、 これの上に形成される金属電極をオーミックコンタクト
    できるp型の第2の半導体層と、 上記第1および第2の半導体層間に介在される少なくと
    も価電子帯に量子井戸を形成する第1の半導体薄層と伝
    導帯に量子井戸を形成する第2の半導体薄層とが積層さ
    れてなる超格子構造部とを有してなることを特徴とする
    II−VI族化合物半導体装置。
  2. 【請求項2】 上記超格子構造部の上記第1の半導体薄
    層と上記第2の半導体薄層との間にこれら第1および第
    2の半導体薄層を分離する第3の半導体薄層が介在され
    てなることを特徴とする請求項1に記載のII−VI族
    化合物半導体装置。
  3. 【請求項3】 上記第2の半導体層と上記第1の半導体
    薄層がZnTeよりなり、 上記第2の半導体薄層がZn1-X CdX Se(0<x≦
    1)よりなることを特徴とする請求項1または2に記載
    のII−VI族化合物半導体装置。
  4. 【請求項4】 上記第3の半導体薄層が、ZnS1-y
    y (0<y≦1)よりなることを特徴とする請求項2
    に記載のII−VI族化合物半導体装置。
  5. 【請求項5】 II−VI族化合物半導体素子が半導体
    発光素子であることを特徴とする請求項1、2、3また
    は4に記載のII−VI族化合物半導体装置。
  6. 【請求項6】 上記超格子構造部の上記第2の半導体薄
    層のZn1-X CdX Seのx値を上記第2の半導体層側
    に向かって大としたことを特徴とする請求項3に記載の
    II−VI族化合物半導体装置。
  7. 【請求項7】 上記超格子構造部の上記第1の半導体薄
    層の膜厚を上記第2の半導体層側に向かって大としたこ
    とを特徴とする請求項1または6に記載のII−VI族
    化合物半導体装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1051070A (ja) * 1996-07-29 1998-02-20 Fujitsu Ltd 半導体レーザ
JPH11186601A (ja) * 1997-12-19 1999-07-09 Showa Denko Kk 化合物半導体発光素子
JP2008124210A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Sony Corp 半導体発光素子およびその製造方法、並びに光装置
JP2009032817A (ja) * 2007-07-25 2009-02-12 Sony Corp 半導体素子

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