JPH0716970U - ディスプレイパネルのロック機構 - Google Patents

ディスプレイパネルのロック機構

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JPH0716970U
JPH0716970U JP4548793U JP4548793U JPH0716970U JP H0716970 U JPH0716970 U JP H0716970U JP 4548793 U JP4548793 U JP 4548793U JP 4548793 U JP4548793 U JP 4548793U JP H0716970 U JPH0716970 U JP H0716970U
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JP
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display panel
tray
roller
angle
cam
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JP4548793U
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斉 津田
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 適度な角度固定力を確保するとともに角度調
整を容易としたディスプレイパネルのロック機構を提供
する。 【構成】 ディスプレイパネル14の回転軸141と同
軸で、ディスプレイパネル14とともに回転するカム1
42の外周には凹み143、144、145が形成され
る。トレイ13の内側に設けられた軸131を中心とし
て回転可能に取り付けられたレバ132の先端にはロッ
クピン133およびローラ134が設置される。レバ1
32は巻きバネ137によって付勢され、ローラ134
はカム142の外周に接触する。従って凹みを深くしあ
るいは巻きバネの付勢力を増加することによって角度固
定力を強くした場合にも、ローラによって角度を容易に
調整することが可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はディスプレイパネルのロック機構に係わり、特にディスプレイパネル の角度を円滑に変更することの可能なディスプレイパネルのロック機構に関する 。
【0002】
【従来の技術】
近年自動車にテレビ受像あるいはナビゲーション情報表示のためにディスプレ イが搭載される場合が多くなってきている。 さらに車室を広く利用するために、不使用時は運転席と助手席の間に設けられ るダッシュボード内に収納することの可能な液晶を適用した平板型ディスプレイ パネルが適用されることが一般的である。
【0003】 図6は自動車の車室内の鳥瞰図であって、テレビを受像する場合あるいはナビ ゲーション情報を表示する場合には、筐体11に設置されたキースイッチ12を 操作するとトレイ13が筐体11から送り出される。 トレイ13の送り出しが完了するとディスプレイパネル14がトレイ13から 起き上がり表示が可能となる。
【0004】 しかしながら筐体11は湾曲したダッシュボードに設置されることがあるため 、使用状態におけるディスプレイパネル14の角度をある範囲で調整する必要が ある。 このためにディスプレイパネル14の回転軸に複数個の凹みを有する扇型のカ ムを取り付け、この凹みをロックレバと嵌合させることによりディスプレイパネ ルの角度を固定していた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら従来ロックピンは丸棒状部材であったため、角度固定力を強くす るためにはカムに設けられた凹みを深くするあるいはロックレバをカムに接触さ せる力を強くする必要があるが、凹みを深くするあるいは接触力を大とするとデ ィスプレイの角度を調整するために大きな力が必要である。
【0006】 逆にディスプレイの角度の調整を容易とするために凹みを浅くするあるいは接 触力を弱くすると、角度固定力が弱くなり走行振動により角度が変化するおそれ があった。 本考案は上記問題点に鑑みなされたものであって、適度な角度固定力を確保す るとともに角度調整を容易としたディスプレイパネルのロック機構を提供するこ とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案入力かかるディスプレイパネルのロック機構は、 トレイと、非使用時にはトレイ中に格納され使用時にはトレイから引き起こされ るディスプレイパネルと、ディスプレイパネルの回転軸と共通に設置されその周 囲に少なくとも2つの凹みが形成されたディスプレイパネルと共に回転する扇型 カムと、扇型カムに形成された少なくとも2つの凹みの中の1つと嵌合するロッ クピンと、から構成されるディスプレイパネルのロック機構において、ロックピ ンを軸として回転可能に設置されたローラを具備する。
【0008】
【作用】
本考案にかかるディスプレイパネルのロック機構にあっては、扇型カムに設置 された凹み中をロックピンを中心に回転するローラが回転しつつ移動するため凹 みを深くした場合あるいはローラのカムへの接触力を大とした場合にも、ディス プレイパネルの角度の容易が調整となる。
【0009】
【実施例】
図1は本発明にかかるディスプレイの斜視図であって、筐体11は自動車のダ ッシュボードに取り付けられている。 図2および図3はディスプレイの動作説明図であって、番号順に一連の動作が 進行する。
【0010】 非使用時には、トレイ13は筐体11の中に収納されている(状態1)。 筐体11の前面に設置されているキースイッチ12が押されると、トレイ13 がモータ(図示せず。)駆動によって前方に引き出される(状態2)。 トレイ13の引き出しが完了すると、バネ力によってディスプレイパネル14 が約60度に起き上がる(状態3)。
【0011】 さらに搭乗者によってディスプレイパネル14がほぼ90度にまで引き起こさ れる(状態4)。 次にトレイ13は所定距離後退して、ディスプレイは動作状態となる(状態5 )。 使用が終了した時には筐体11の前面に設置されているキースイッチ12を押 すとトレイ13が再度前方に引き出される(状態6)。
【0012】 次に搭乗者はディスプレイパネル14をトレイ13中に格納する(状態7)。 するとトレイ13はモータ駆動によって筐体11内に収納される(状態8)。 即ち状態4までは一連の動作として進行するがデスプレイパネル14をほぼ9 0度に引き起こす動作は搭乗者が行う必要があり、見やすい角度に確実に固定さ れなければならない。
【0013】 図4は側断面図であって、ディスプレイパネル14の回転軸141と同軸にデ ィスプレイパネル14と固定されたカム142が設置されている。 なお実線のディスプレイパネル14はトレイ13に格納された状態を、破線の ディスプレイパネル14はトレイ13から起き上がった状態を表している。 カム142に外周には3つの凹み143、144、145が設けられており、 ディスプレイパネル14を75度、90度および105度の3段階に調整するこ とを可能としている。
【0014】 図5はトレイ13内部の部分斜視図であって、3つの凹み143、144、1 45と嵌合するロックピンおよびローラの取り付け構造を示す。 即ちトレイ13の内側には軸131を中心として回転可能にレバ132が取り 付けられ、レバ132の先端にはロックピン133が取り付けられている。 さらにロックピン133にはローラ134がロックピン133を中心に回転可 能に嵌め込まれいる。
【0015】 部材132には楕円形状の穴135があけられており、トレイ13の内側に固 定されているピン136と嵌合し、部材132の移動範囲を規制している。 軸131には部材132とともに巻きバネ137が取り付けられていて、ロー ラ134がカム142の外周に接触するように部材132を付勢している。 なお軸131、ピン136およびロックピン133にはEリング151、15 2および153が嵌め込まれており、レバ132あるいはローラ134の抜け落 ちを防止している。
【0016】 従ってローラ134はカム142の凹み143、144、145の形状に沿っ て回転移動するため、凹みの深さを深くするあるいは巻きバネ137の付勢力を 大としてディスプレイパネル14の固定力を大とした場合にも、円滑にディスプ レイパネル14の角度を変更することが可能となる。
【0017】
【考案の効果】
本考案にかかるディスプレイパネルのロック機構によれば、ディスプレイパネ ルの角度の固定力を大とした場合にもディスプレイパネルの角度調節を円滑に行 うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明にかかるディスプレイの斜視図で
ある。
【図2】図2はディスプレイの動作説明図(1/2)で
ある。
【図3】図3はディスプレイの動作説明図(2/2)で
ある。
【図4】図4はディスプレイの側断面図である。
【図5】図5はトレイ内部の斜視図である。
【図6】図6は自動車の車室内の鳥瞰図である。
【符号の説明】
131…軸 132…レバ 133…ロックピン 134…ローラ 135…穴 136…ピン 14…ディスプレイパネル 141…回転軸 142…カム 143、144、145…凹み 151、152、153…Eリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレイと、 不使用時には前記トレイ中に格納され、使用時には前記
    トレイから引き起こされるディスプレイパネルと、 前記ディスプレイパネルの回転軸と共通に設置され、そ
    の周囲に少なくとも2つの凹みが形成された前記ディス
    プレイパネルと共に回転する扇型カムと、 前記扇型カムに形成された少なくとも2つの凹みの中の
    1つと嵌合するロックピンと、から構成されるディスプ
    レイパネルのロック機構において、 前記ロックピンを軸として回転可能に設置されたローラ
    を具備するディスプレイパネルのロック機構。
JP1993045487U 1993-08-20 1993-08-20 ディスプレイパネルのロック機構 Expired - Lifetime JP2573761Y2 (ja)

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JP1993045487U JP2573761Y2 (ja) 1993-08-20 1993-08-20 ディスプレイパネルのロック機構

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JPH0716970U true JPH0716970U (ja) 1995-03-20
JP2573761Y2 JP2573761Y2 (ja) 1998-06-04

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ID=12720765

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017086251A (ja) * 2015-11-05 2017-05-25 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技用装置
JP2021051194A (ja) * 2019-09-25 2021-04-01 株式会社Jvcケンウッド モニターケース

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017086251A (ja) * 2015-11-05 2017-05-25 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技用装置
JP2021051194A (ja) * 2019-09-25 2021-04-01 株式会社Jvcケンウッド モニターケース

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JP2573761Y2 (ja) 1998-06-04

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