JPH07169267A - メモリ制御装置 - Google Patents
メモリ制御装置Info
- Publication number
- JPH07169267A JPH07169267A JP5315404A JP31540493A JPH07169267A JP H07169267 A JPH07169267 A JP H07169267A JP 5315404 A JP5315404 A JP 5315404A JP 31540493 A JP31540493 A JP 31540493A JP H07169267 A JPH07169267 A JP H07169267A
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- JP
- Japan
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- volatile memory
- refreshing
- dram
- refresh
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 揮発性メモリの低消費電力化を実現する。
【構成】 SCU20上のSBC22は電源立ち上げ直
後のリセット期間中と立ち上げ後のイニシャライズ期間
中以外の期間に内部カウンタによりリフレッシュリクエ
スト信号を生成してリフレッシュ用アドレスを発生す
る。特にSBC22は電源立ち上げ後、原稿読み取り処
理が始まるまでDRAM22aのリフレッシュを停止
し、また、原稿読み取り時においてCPU25によるD
RAM22aのリード/ライト終了後から内部カウンタ
を動作させて所定時間の間、メモリアクセスがない場合
にはリフレッシュリクエスト信号そのものを中断する。
後のリセット期間中と立ち上げ後のイニシャライズ期間
中以外の期間に内部カウンタによりリフレッシュリクエ
スト信号を生成してリフレッシュ用アドレスを発生す
る。特にSBC22は電源立ち上げ後、原稿読み取り処
理が始まるまでDRAM22aのリフレッシュを停止
し、また、原稿読み取り時においてCPU25によるD
RAM22aのリード/ライト終了後から内部カウンタ
を動作させて所定時間の間、メモリアクセスがない場合
にはリフレッシュリクエスト信号そのものを中断する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リフレッシュを必要と
する揮発性メモリを制御するメモリ制御装置に関する。
する揮発性メモリを制御するメモリ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ダイナミックRAMのような揮発性メモ
リは、電荷をコンデンサに蓄積することによりデータを
記憶するので、電荷がコンデンサから放電される前にリ
フレッシュを行うことによりデータを継続して保持す
る。
リは、電荷をコンデンサに蓄積することによりデータを
記憶するので、電荷がコンデンサから放電される前にリ
フレッシュを行うことによりデータを継続して保持す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
揮発性メモリを用いたデータ処理装置は、近年益々複
雑、多機能、高速処理が要求され、特にパーソナルコン
ピュータ等のホスト装置は高速、大規模処理が可能にな
り、ホスト装置に接続される周辺装置も対応して高性能
化しなければならない。このような要求に伴い、メモリ
の容量も増大し、また、これに伴って消費電力も増加し
ているが、これに対して省エネルギーの観点から低消費
電力の要求も高まっている。
揮発性メモリを用いたデータ処理装置は、近年益々複
雑、多機能、高速処理が要求され、特にパーソナルコン
ピュータ等のホスト装置は高速、大規模処理が可能にな
り、ホスト装置に接続される周辺装置も対応して高性能
化しなければならない。このような要求に伴い、メモリ
の容量も増大し、また、これに伴って消費電力も増加し
ているが、これに対して省エネルギーの観点から低消費
電力の要求も高まっている。
【0004】本発明はメモリの消費電力が装置全体の中
で大きな割合を占めている点に鑑みて低消費電力化を実
現することができるメモリ制御装置を提供することを目
的とする。
で大きな割合を占めている点に鑑みて低消費電力化を実
現することができるメモリ制御装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の手段は上記目的を
達成するために、データを記憶するための揮発性メモリ
と、前記揮発性メモリに記憶されたデータにアクセスす
る制御部と、電源立ち上げ後前記制御部が前記揮発性メ
モリにアクセスするまで前記揮発性メモリをリフレッシ
ュしないリフレッシュ手段とを有することを特徴とす
る。
達成するために、データを記憶するための揮発性メモリ
と、前記揮発性メモリに記憶されたデータにアクセスす
る制御部と、電源立ち上げ後前記制御部が前記揮発性メ
モリにアクセスするまで前記揮発性メモリをリフレッシ
ュしないリフレッシュ手段とを有することを特徴とす
る。
【0006】第2の手段は、データを記憶するための揮
発性メモリと、前記揮発性メモリに記憶されたデータに
アクセスする制御部と、前記制御部が前記揮発性メモリ
からデータを取り出した後所定の時間アクセスしない場
合に前記揮発性メモリのリフレッシュを停止するリフレ
ッシュ手段とを有することを特徴とする。
発性メモリと、前記揮発性メモリに記憶されたデータに
アクセスする制御部と、前記制御部が前記揮発性メモリ
からデータを取り出した後所定の時間アクセスしない場
合に前記揮発性メモリのリフレッシュを停止するリフレ
ッシュ手段とを有することを特徴とする。
【0007】第3の手段は、第2の手段において前記所
定の時間は設定可能であることを特徴とする。
定の時間は設定可能であることを特徴とする。
【0008】第4の手段は、データを記憶するための揮
発性メモリと、前記揮発性メモリの使用部分をリフレッ
シュし、不使用部分をリフレッシュしないリフレッシュ
手段を有することを特徴とする。
発性メモリと、前記揮発性メモリの使用部分をリフレッ
シュし、不使用部分をリフレッシュしないリフレッシュ
手段を有することを特徴とする。
【0009】
【作用】第1の手段では、電源立ち上げ後揮発性メモリ
がアクセスされるまでリフレッシュされないので、低消
費電力化を実現することができる。
がアクセスされるまでリフレッシュされないので、低消
費電力化を実現することができる。
【0010】第2の手段では、揮発性メモリからデータ
が取り出された後所定の時間アクセスされない場合にリ
フレッシュが停止されるので、低消費電力化を実現する
ことができる。
が取り出された後所定の時間アクセスされない場合にリ
フレッシュが停止されるので、低消費電力化を実現する
ことができる。
【0011】第3の手段では、リフレッシュが停止され
る時間が設定可能であるので、処理状況に応じて低消費
電力化を実現することができる。
る時間が設定可能であるので、処理状況に応じて低消費
電力化を実現することができる。
【0012】第4の手段では、揮発性メモリの使用部分
がリフレッシュされ、不使用部分がリフレッシュされな
いので、低消費電力化を実現することができる。
がリフレッシュされ、不使用部分がリフレッシュされな
いので、低消費電力化を実現することができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1ないし図3は本発明に係るメモリ制御装置の
一実施例が適用された画像読み取り装置を分割して示す
ブロック図、図4は図1の画像読み取り装置を示す構成
図である。
する。図1ないし図3は本発明に係るメモリ制御装置の
一実施例が適用された画像読み取り装置を分割して示す
ブロック図、図4は図1の画像読み取り装置を示す構成
図である。
【0014】先ず、図4を参照して画像読み取り装置の
構成を説明する。原稿台ガラス1上の不図示の原稿は、
第1ミラー2と一体で副走査方向Aに移動する照明ラン
プ3により照明されてその反射光が第1ミラー2により
順次反射され、次いで、副走査方向Aに一体で移動する
第2ミラー4および第3ミラー5により反射され、レン
ズ38により結像されてCCD6により光電変換され
る。原稿台ガラス1上に置かれた原稿を読み取る場合に
は、第1ミラー2と照明ランプ3、及び第2ミラー4と
第3ミラー5は走行体モータ7により副走査方向Aに移
動し、また、主走査方向はCCD6により走査される。
構成を説明する。原稿台ガラス1上の不図示の原稿は、
第1ミラー2と一体で副走査方向Aに移動する照明ラン
プ3により照明されてその反射光が第1ミラー2により
順次反射され、次いで、副走査方向Aに一体で移動する
第2ミラー4および第3ミラー5により反射され、レン
ズ38により結像されてCCD6により光電変換され
る。原稿台ガラス1上に置かれた原稿を読み取る場合に
は、第1ミラー2と照明ランプ3、及び第2ミラー4と
第3ミラー5は走行体モータ7により副走査方向Aに移
動し、また、主走査方向はCCD6により走査される。
【0015】原稿台ガラス1上にはADF101が取り
付けられ、このADF101により原稿を搬送して読み
取る場合には、第1ミラー2と照明ランプ3は読み取り
位置B近傍に停止している。ADF101の原稿トレイ
8にセットされた原稿束の最も上の原稿はピックアップ
ローラ9により取り込まれ、レジストローラ対10、搬
送ドラム11、搬送ローラ12により読み取り位置Bを
通過することにより副走査方向に走査されてCCD6に
より読み取られ、排紙ローラ対13、14により排紙ト
レイ15上に排出される。ピックアップローラ9とレジ
ストローラ対10は給紙モータ16a(図2参照)によ
り駆動され、搬送ドラム11と、搬送ローラ12と排紙
ローラ対13、14は搬送モータ16により駆動され
る。
付けられ、このADF101により原稿を搬送して読み
取る場合には、第1ミラー2と照明ランプ3は読み取り
位置B近傍に停止している。ADF101の原稿トレイ
8にセットされた原稿束の最も上の原稿はピックアップ
ローラ9により取り込まれ、レジストローラ対10、搬
送ドラム11、搬送ローラ12により読み取り位置Bを
通過することにより副走査方向に走査されてCCD6に
より読み取られ、排紙ローラ対13、14により排紙ト
レイ15上に排出される。ピックアップローラ9とレジ
ストローラ対10は給紙モータ16a(図2参照)によ
り駆動され、搬送ドラム11と、搬送ローラ12と排紙
ローラ対13、14は搬送モータ16により駆動され
る。
【0016】また、この読み取り装置内には、図1及び
図2に詳しく示すようなSBU(センサボードユニッ
ト)17と、MBU(マザーボードユニット)18と、
SCU(スキャナコントロールユニット)20と、IE
U(イメージエンハンスユニット)28と、DCU(デ
ータ圧縮ユニット)36とビデオアダプタ39等が設け
られている。
図2に詳しく示すようなSBU(センサボードユニッ
ト)17と、MBU(マザーボードユニット)18と、
SCU(スキャナコントロールユニット)20と、IE
U(イメージエンハンスユニット)28と、DCU(デ
ータ圧縮ユニット)36とビデオアダプタ39等が設け
られている。
【0017】図2において、SBU17上のCCD6に
入射した原稿の反射光は、CCD6により光強度に応じ
た電圧値のアナログ画像信号に変換され、このアナログ
信号は奇数ビットと偶数ビットに別れて出力される。こ
のアナログ画像信号はMBU18上のAHP(アナログ
データ処理周辺装置)19aにより、暗電位部分が除去
された後奇数ビットと偶数ビットが合成され、所定の振
幅にゲインが調整された後A/Dコンバータ19bによ
りディジタル画像信号に変換される。
入射した原稿の反射光は、CCD6により光強度に応じ
た電圧値のアナログ画像信号に変換され、このアナログ
信号は奇数ビットと偶数ビットに別れて出力される。こ
のアナログ画像信号はMBU18上のAHP(アナログ
データ処理周辺装置)19aにより、暗電位部分が除去
された後奇数ビットと偶数ビットが合成され、所定の振
幅にゲインが調整された後A/Dコンバータ19bによ
りディジタル画像信号に変換される。
【0018】このディジタル画像信号はSCU20上の
SIP(スキャナイメージ化周辺装置)21により、シ
ェーディング補正、ガンマ補正、MTF補正等が行われ
た後2値化され、ページ同期信号、ライン同期信号、画
像クロックとともにビデオ信号として出力される。SI
P21から出力されたビデオ信号は、コネクタ29を介
してIEU28に出力されてIEU28により所定の画
像処理が施され、再びSCU20に出力される。このI
EU28からのビデオ信号とSIP21からのビデオ信
号はセレクタ30により選択可能であり、したがって、
IEU28により画像処理を行うか否かが選択可能であ
る。
SIP(スキャナイメージ化周辺装置)21により、シ
ェーディング補正、ガンマ補正、MTF補正等が行われ
た後2値化され、ページ同期信号、ライン同期信号、画
像クロックとともにビデオ信号として出力される。SI
P21から出力されたビデオ信号は、コネクタ29を介
してIEU28に出力されてIEU28により所定の画
像処理が施され、再びSCU20に出力される。このI
EU28からのビデオ信号とSIP21からのビデオ信
号はセレクタ30により選択可能であり、したがって、
IEU28により画像処理を行うか否かが選択可能であ
る。
【0019】RCU(リバースサイドコントロールユニ
ット)32はSCU20内のCPU25によりシリアル
通信で制御され、原稿の両面を読み取り時に裏面の読み
取りを制御し、読み取られた裏面の画像データをビデオ
信号としてMBU18を経由してSCU20に転送す
る。セレクタ30により選択されたビデオ信号とRCU
32からのビデオ信号はセレクタ31により選択され、
したがって、原稿の読み取り面が選択可能に構成されて
いる。
ット)32はSCU20内のCPU25によりシリアル
通信で制御され、原稿の両面を読み取り時に裏面の読み
取りを制御し、読み取られた裏面の画像データをビデオ
信号としてMBU18を経由してSCU20に転送す
る。セレクタ30により選択されたビデオ信号とRCU
32からのビデオ信号はセレクタ31により選択され、
したがって、原稿の読み取り面が選択可能に構成されて
いる。
【0020】セレクタ31により選択されたビデオ信号
は、セレクタ32とコネクタ33に印加され、セレクタ
32の他方の入力端子にはビデオアダプタ39からのビ
デオ信号がコネクタ33を介して印加される。セレクタ
32により選択されたビデオ信号は、DRAM22aを
管理するSBC(スキャンバッファコントローラ)22
に印加され、DRAM22aとSIMM(シングルイン
ラインメモリモジュール)23が画像メモリを構成して
いる。
は、セレクタ32とコネクタ33に印加され、セレクタ
32の他方の入力端子にはビデオアダプタ39からのビ
デオ信号がコネクタ33を介して印加される。セレクタ
32により選択されたビデオ信号は、DRAM22aを
管理するSBC(スキャンバッファコントローラ)22
に印加され、DRAM22aとSIMM(シングルイン
ラインメモリモジュール)23が画像メモリを構成して
いる。
【0021】このDRAM22aとSIMM23から読
み出された画像データはセレクタ34の一方の入力端子
と、コネクタ35を介してDCU36に印加されてデー
タ圧縮される。DCU36により圧縮されたデータはセ
レクタ34の他方の入力端子に印加され、したがって、
画像データを圧縮するか否かが選択可能に構成されてい
る。
み出された画像データはセレクタ34の一方の入力端子
と、コネクタ35を介してDCU36に印加されてデー
タ圧縮される。DCU36により圧縮されたデータはセ
レクタ34の他方の入力端子に印加され、したがって、
画像データを圧縮するか否かが選択可能に構成されてい
る。
【0022】セレクタ34により選択された画像データ
は、SCSI(スモールコンピュータシステムインタフ
ェース)コントローラ24を介して不図示のホストコン
ピュータに出力可能である。SCU20上にはCPU2
5と、EPROM26とRAM27が実装され、CPU
25はSCSIコントローラ24を制御することにより
ホストコンピュータとの間で通信を行う。ADU(AD
F駆動ユニット)37はADF101内に用いられてい
る電装部品への電力供給を中継する機能を有する。
は、SCSI(スモールコンピュータシステムインタフ
ェース)コントローラ24を介して不図示のホストコン
ピュータに出力可能である。SCU20上にはCPU2
5と、EPROM26とRAM27が実装され、CPU
25はSCSIコントローラ24を制御することにより
ホストコンピュータとの間で通信を行う。ADU(AD
F駆動ユニット)37はADF101内に用いられてい
る電装部品への電力供給を中継する機能を有する。
【0023】そして、電源が投入されるとCPU25が
起動され、EPROM26に記憶されている制御コード
と、RAM26の作業エリアにより装置全体の制御を行
い、特にDRAM22aとSIMM23にアクセスして
画像データのライト、リードを制御する。また、SCU
20上のSBC22は電源立ち上げ直後のリセット期間
中と立ち上げ後のイニシャライズ期間中以外の期間に内
部カウンタによりリフレッシュリクエスト信号を生成し
てリフレッシュ用アドレスを発生する。
起動され、EPROM26に記憶されている制御コード
と、RAM26の作業エリアにより装置全体の制御を行
い、特にDRAM22aとSIMM23にアクセスして
画像データのライト、リードを制御する。また、SCU
20上のSBC22は電源立ち上げ直後のリセット期間
中と立ち上げ後のイニシャライズ期間中以外の期間に内
部カウンタによりリフレッシュリクエスト信号を生成し
てリフレッシュ用アドレスを発生する。
【0024】ここで、一般的に、電源投入直後ではDR
AM22aとSIMM23は動作確認の処理が終了した
後データの読み込みが開始されるまで使用されず、ま
た、高速かつ記憶容量が大規模なDRAM22aはリフ
レッシュ電流が大きく、装置の消費電力に対する割合も
無視できない。特に装置が待機状態の時にはその比率も
大きく、また、スキャナは常に動作しているわけではな
く、原稿を読み取る時以外は待機状態である。また、こ
の待機状態の時にはDRAM22aとSIMM23は全
く使用されないのでリフレッシュを行うと電力の無駄と
なる。
AM22aとSIMM23は動作確認の処理が終了した
後データの読み込みが開始されるまで使用されず、ま
た、高速かつ記憶容量が大規模なDRAM22aはリフ
レッシュ電流が大きく、装置の消費電力に対する割合も
無視できない。特に装置が待機状態の時にはその比率も
大きく、また、スキャナは常に動作しているわけではな
く、原稿を読み取る時以外は待機状態である。また、こ
の待機状態の時にはDRAM22aとSIMM23は全
く使用されないのでリフレッシュを行うと電力の無駄と
なる。
【0025】なお、使用時以外は電源を切る方法が考え
られるが、この方法では使用毎に立ち上げ動作が必要に
なるので作業効率が悪化するので、本実施例では原稿を
読み取らない待機時にはDRAM22aのリフレッシュ
を停止することにより消費電力を大幅に低減することが
できる。
られるが、この方法では使用毎に立ち上げ動作が必要に
なるので作業効率が悪化するので、本実施例では原稿を
読み取らない待機時にはDRAM22aのリフレッシュ
を停止することにより消費電力を大幅に低減することが
できる。
【0026】特に電源立ち上げ後、原稿読み取り処理が
始まるまでDRAM22aのリフレッシュを停止し、ま
た、原稿読み取り時においてCPU25によるDRAM
22aのリード/ライト終了後から、SBC22は内部
カウンタを動作させて所定時間の間、メモリアクセスが
ない場合にはリフレッシュリクエスト信号そのものを中
断する。すなわち、リフレッシュ動作を中断するのでは
なくリフレッシュサイクル自体を停止することにより消
費電力を大幅に低減することができる。
始まるまでDRAM22aのリフレッシュを停止し、ま
た、原稿読み取り時においてCPU25によるDRAM
22aのリード/ライト終了後から、SBC22は内部
カウンタを動作させて所定時間の間、メモリアクセスが
ない場合にはリフレッシュリクエスト信号そのものを中
断する。すなわち、リフレッシュ動作を中断するのでは
なくリフレッシュサイクル自体を停止することにより消
費電力を大幅に低減することができる。
【0027】また、原稿の読み取りが正常に順次行われ
た場合、画像データがDRAM22aやSIMM23に
記憶されてリフレッシュされ、CPU25がDRAM2
2aやSIMM23に対してアクセスするが、原稿のジ
ャム等により動作が中断してCPU25がアクセスしな
い場合には読み取りが中断した後リフレッシュ停止まで
の時間を可変的に設定可能にし、設定時間経過後はリフ
レッシュを停止することにより無駄な画像データをDR
AM22aに記憶することを防止して消費電力を低減す
ることができる。なお、この時間の設定は、DRAM2
2a上のデータ転送をファームウエアで管理することに
より可変的に設定することができる。また、設定時間の
監視はCPU15のソフトウエアタイマや、ロジックに
よるカウンタを用いることができ、この場合コストの点
ではソフトウエアタイマが望ましい。
た場合、画像データがDRAM22aやSIMM23に
記憶されてリフレッシュされ、CPU25がDRAM2
2aやSIMM23に対してアクセスするが、原稿のジ
ャム等により動作が中断してCPU25がアクセスしな
い場合には読み取りが中断した後リフレッシュ停止まで
の時間を可変的に設定可能にし、設定時間経過後はリフ
レッシュを停止することにより無駄な画像データをDR
AM22aに記憶することを防止して消費電力を低減す
ることができる。なお、この時間の設定は、DRAM2
2a上のデータ転送をファームウエアで管理することに
より可変的に設定することができる。また、設定時間の
監視はCPU15のソフトウエアタイマや、ロジックに
よるカウンタを用いることができ、この場合コストの点
ではソフトウエアタイマが望ましい。
【0028】また、DRAM22aは一般的に、基本と
して搭載されている部分と、必要に応じて拡張により増
設されている部分より構成され、また、SIMM23が
増設部分であるが、増設部分の全てが使用されるとは限
らないので、原稿読み取り時に使用されない増設部分を
リフレッシュしないことにより消費電力を低減すること
ができる。
して搭載されている部分と、必要に応じて拡張により増
設されている部分より構成され、また、SIMM23が
増設部分であるが、増設部分の全てが使用されるとは限
らないので、原稿読み取り時に使用されない増設部分を
リフレッシュしないことにより消費電力を低減すること
ができる。
【0029】また、DRAM22aが基本として搭載さ
れている部分のみにより構成されている場合にも、原稿
読み取り時に使用されない増設部分をリフレッシュしな
いことにより消費電力を低減することができる。例えば
基本のDRAM22aが4Mバイトであっても画像処理
によっては使用エリアが1Mバイトの場合には不使用の
3Mバイトのエリアをリフレッシュしないことにより消
費電力を低減することができる。なお、画像処理が変更
されて使用エリアが増加する場合にはそのエリアのリフ
レッシュを開始、或いは再開することにより消費電力を
低減することができるとともにデータを正常に保持する
ことができる。
れている部分のみにより構成されている場合にも、原稿
読み取り時に使用されない増設部分をリフレッシュしな
いことにより消費電力を低減することができる。例えば
基本のDRAM22aが4Mバイトであっても画像処理
によっては使用エリアが1Mバイトの場合には不使用の
3Mバイトのエリアをリフレッシュしないことにより消
費電力を低減することができる。なお、画像処理が変更
されて使用エリアが増加する場合にはそのエリアのリフ
レッシュを開始、或いは再開することにより消費電力を
低減することができるとともにデータを正常に保持する
ことができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
は、電源立ち上げ後揮発性メモリがアクセスされるまで
リフレッシュされないので、低消費電力化を実現するこ
とができる。
は、電源立ち上げ後揮発性メモリがアクセスされるまで
リフレッシュされないので、低消費電力化を実現するこ
とができる。
【0031】請求項2記載の発明は、揮発性メモリから
データが取り出された後所定の時間アクセスされない場
合にリフレッシュが停止されるので、低消費電力化を実
現することができる。
データが取り出された後所定の時間アクセスされない場
合にリフレッシュが停止されるので、低消費電力化を実
現することができる。
【0032】請求項3記載の発明は、リフレッシュが停
止される時間が設定可能であるので、処理状況に応じて
低消費電力化を実現することができる。
止される時間が設定可能であるので、処理状況に応じて
低消費電力化を実現することができる。
【0033】請求項4記載の発明は、揮発性メモリの使
用部分がリフレッシュされ、不使用部分がリフレッシュ
されないので、低消費電力化を実現することができる。
用部分がリフレッシュされ、不使用部分がリフレッシュ
されないので、低消費電力化を実現することができる。
【図1】本発明に係るメモリ制御装置の一実施例が適用
された画像読み取り装置の一部を示すブロック図で、図
2及び図3と一体となって1つの図を構成する。
された画像読み取り装置の一部を示すブロック図で、図
2及び図3と一体となって1つの図を構成する。
【図2】本発明に係るメモリ制御装置の一実施例が適用
された画像読み取り装置の一部を示すブロック図で、図
1及び図3と一体となって1つの図を構成する。
された画像読み取り装置の一部を示すブロック図で、図
1及び図3と一体となって1つの図を構成する。
【図3】本発明に係るメモリ制御装置の一実施例が適用
された画像読み取り装置の一部を示すブロック図で、図
1及び図2と一体となって1つの図を構成する。
された画像読み取り装置の一部を示すブロック図で、図
1及び図2と一体となって1つの図を構成する。
【図4】実施例に係る画像読み取り装置を示す構成図で
ある。
ある。
22 スキャンバッファコントローラ(SBC) 22a DRAM 25 CPU
Claims (4)
- 【請求項1】 データを記憶するための揮発性メモリ
と、 前記揮発性メモリに記憶されたデータにアクセスする制
御部と、 電源立ち上げ後前記制御部が前記揮発性メモリにアクセ
スするまで前記揮発性メモリをリフレッシュしないリフ
レッシュ手段とを有するメモリ制御装置。 - 【請求項2】 データを記憶するための揮発性メモリ
と、 前記揮発性メモリに記憶されたデータにアクセスする制
御部と、 前記制御部が前記揮発性メモリからデータを取り出した
後所定の時間アクセスしない場合に前記揮発性メモリの
リフレッシュを停止するリフレッシュ手段とを有するメ
モリ制御装置。 - 【請求項3】 前記所定の時間は設定可能であることを
特徴とする請求項2記載のメモリ制御装置。 - 【請求項4】 データを記憶するための揮発性メモリ
と、 前記揮発性メモリの使用部分をリフレッシュし、不使用
部分をリフレッシュしないリフレッシュ手段を有するメ
モリ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5315404A JPH07169267A (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | メモリ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5315404A JPH07169267A (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | メモリ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07169267A true JPH07169267A (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=18064985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5315404A Pending JPH07169267A (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | メモリ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07169267A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002124082A (ja) * | 1999-11-09 | 2002-04-26 | Fujitsu Ltd | 半導体記憶装置およびその制御方法 |
JP2007200550A (ja) * | 1999-11-09 | 2007-08-09 | Fujitsu Ltd | 半導体記憶装置、その動作方法、その制御方法、メモリシステムおよびメモリの制御方法 |
JP2007200549A (ja) * | 1999-11-09 | 2007-08-09 | Fujitsu Ltd | 半導体記憶装置、その動作方法、その制御方法、メモリシステムおよびメモリの制御方法 |
-
1993
- 1993-12-15 JP JP5315404A patent/JPH07169267A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002124082A (ja) * | 1999-11-09 | 2002-04-26 | Fujitsu Ltd | 半導体記憶装置およびその制御方法 |
JP2007200550A (ja) * | 1999-11-09 | 2007-08-09 | Fujitsu Ltd | 半導体記憶装置、その動作方法、その制御方法、メモリシステムおよびメモリの制御方法 |
JP2007200549A (ja) * | 1999-11-09 | 2007-08-09 | Fujitsu Ltd | 半導体記憶装置、その動作方法、その制御方法、メモリシステムおよびメモリの制御方法 |
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