JPH0716890A - 射出成形用金型 - Google Patents
射出成形用金型Info
- Publication number
- JPH0716890A JPH0716890A JP16076093A JP16076093A JPH0716890A JP H0716890 A JPH0716890 A JP H0716890A JP 16076093 A JP16076093 A JP 16076093A JP 16076093 A JP16076093 A JP 16076093A JP H0716890 A JPH0716890 A JP H0716890A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- block
- inclined block
- injection molding
- die
- Prior art date
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- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/40—Removing or ejecting moulded articles
- B29C45/44—Removing or ejecting moulded articles for undercut articles
- B29C45/4435—Removing or ejecting moulded articles for undercut articles using inclined, tiltable or flexible undercut forming elements driven by the ejector means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】傾斜ブロックの移動する方向に障害物があって
も、アンダーカット部を有する成形品の成形加工が可能
な射出成形用金型を提供する。 【構成】アンダーカット部32を有する成形品3を成形
する射出成形用金型において、アンダーカット部32は
型開き時に移動型20の移動方向に対して傾斜移動する
傾斜ブロック4により成形され、傾斜ブロック4は傾斜
移動する方向を含む面とほぼ直交する面において揺動自
在にが設けられている。
も、アンダーカット部を有する成形品の成形加工が可能
な射出成形用金型を提供する。 【構成】アンダーカット部32を有する成形品3を成形
する射出成形用金型において、アンダーカット部32は
型開き時に移動型20の移動方向に対して傾斜移動する
傾斜ブロック4により成形され、傾斜ブロック4は傾斜
移動する方向を含む面とほぼ直交する面において揺動自
在にが設けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成形品の射出成形用金
型に関する。
型に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば実開平1-178929号公報
に記載されているように、アンダーカット部を有する成
形品の射出成形おいては、移動型の移動方向に対し傾斜
した傾斜ブロックを設け、型開きとともにこの傾斜ブロ
ックを型開き方向に対して直角方向に作動させることに
より、成形品のアンダーカット部を形成する射出成形用
金型が一般に使用されている。
に記載されているように、アンダーカット部を有する成
形品の射出成形おいては、移動型の移動方向に対し傾斜
した傾斜ブロックを設け、型開きとともにこの傾斜ブロ
ックを型開き方向に対して直角方向に作動させることに
より、成形品のアンダーカット部を形成する射出成形用
金型が一般に使用されている。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、上記例
示のような射出成形用金型に設けられている傾斜ブロッ
クの型開き時の摺動方向は一方向のみで、傾斜ブロック
の動く方向に障害物、例えば成形品の一部である突起状
部等が形成されるようになされている場合、アンダーカ
ット部を有する成形品の成形加工が困難となるため、成
形品の形状を止むを得ず変更するか、或いは、傾斜ブロ
ックの突起状部等との衝突を避けるため、強度や耐久性
を犠牲にして傾斜ブロックを小さくせざるを得ないとい
った問題があった。
示のような射出成形用金型に設けられている傾斜ブロッ
クの型開き時の摺動方向は一方向のみで、傾斜ブロック
の動く方向に障害物、例えば成形品の一部である突起状
部等が形成されるようになされている場合、アンダーカ
ット部を有する成形品の成形加工が困難となるため、成
形品の形状を止むを得ず変更するか、或いは、傾斜ブロ
ックの突起状部等との衝突を避けるため、強度や耐久性
を犠牲にして傾斜ブロックを小さくせざるを得ないとい
った問題があった。
【0004】本発明は、このような上記の問題点に着目
してなされたものであり、これらの問題点を解消し、傾
斜ブロックの動く方向に障害物があっても、アンダーカ
ット部を有する成形品の成形加工が可能な射出成形用金
型を提供することにある。
してなされたものであり、これらの問題点を解消し、傾
斜ブロックの動く方向に障害物があっても、アンダーカ
ット部を有する成形品の成形加工が可能な射出成形用金
型を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の射出成形用金型
は、アンダーカット部を有する成形品を成形する射出成
形用金型であって、アンダーカット部は型開き時に移動
型の移動方向に対して傾斜移動する傾斜ブロックにより
成形され、この傾斜ブロックは傾斜移動する方向を含む
面とはほぼ直交する面において揺動自在に設けられてい
ることを特徴とする。
は、アンダーカット部を有する成形品を成形する射出成
形用金型であって、アンダーカット部は型開き時に移動
型の移動方向に対して傾斜移動する傾斜ブロックにより
成形され、この傾斜ブロックは傾斜移動する方向を含む
面とはほぼ直交する面において揺動自在に設けられてい
ることを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明の射出成形用金型は、アンダーカット部
を有する成形品を成形する射出成形用金型であって、ア
ンダーカット部は型開き時に移動型の移動方向に対して
傾斜移動する傾斜ブロックにより成形され、この傾斜ブ
ロックは傾斜移動する方向を含む面とはほぼ直交する面
において揺動自在に設けられていることにより、傾斜ブ
ロックの動く方向に障害物があっても、アンダーカット
部を有する成形品を成形することが可能である。
を有する成形品を成形する射出成形用金型であって、ア
ンダーカット部は型開き時に移動型の移動方向に対して
傾斜移動する傾斜ブロックにより成形され、この傾斜ブ
ロックは傾斜移動する方向を含む面とはほぼ直交する面
において揺動自在に設けられていることにより、傾斜ブ
ロックの動く方向に障害物があっても、アンダーカット
部を有する成形品を成形することが可能である。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明射出成形用金型の一例を示す型閉
じ時の断面図であり、図2は、図1の型開き時の断面図
である。図1において、10は固定型であり、1は固定
側型板である。20は移動型であり、2は移動側型板で
ある。この固定側型板1と移動側型板2により成形品3
が形成されるようになされている。本実施例において
は、中央に設けられたダイレクトゲートより溶融樹脂が
成形品3の形成される型の中心に射出されて成形される
ようになされている。この射出成形される成形品3に
は、周縁付近に突部31が設けられていて、この突部3
1の先端の内側がアンダーカット部32となっている。
する。図1は、本発明射出成形用金型の一例を示す型閉
じ時の断面図であり、図2は、図1の型開き時の断面図
である。図1において、10は固定型であり、1は固定
側型板である。20は移動型であり、2は移動側型板で
ある。この固定側型板1と移動側型板2により成形品3
が形成されるようになされている。本実施例において
は、中央に設けられたダイレクトゲートより溶融樹脂が
成形品3の形成される型の中心に射出されて成形される
ようになされている。この射出成形される成形品3に
は、周縁付近に突部31が設けられていて、この突部3
1の先端の内側がアンダーカット部32となっている。
【0008】4は傾斜ブロックであり、この傾斜ブロッ
ク4の上部には、成形品3のアンダーカット部32を形
成するためのアンダーカット型41が設けられている。
傾斜ブロック4の底部には、台座42が設けられてい
て、この台座42は突出しプレート5に緩嵌され、この
突出しプレート5の中央には押出しロッド6が接続され
ていて、型開き時、突出しプレート5と共に傾斜ブロッ
ク4を前方に傾斜移動させる構造となっている。
ク4の上部には、成形品3のアンダーカット部32を形
成するためのアンダーカット型41が設けられている。
傾斜ブロック4の底部には、台座42が設けられてい
て、この台座42は突出しプレート5に緩嵌され、この
突出しプレート5の中央には押出しロッド6が接続され
ていて、型開き時、突出しプレート5と共に傾斜ブロッ
ク4を前方に傾斜移動させる構造となっている。
【0009】図2は、溶融樹脂の射出が完了し、型開き
により、成形品3が傾斜ブロック4により突き出され
て、固定側型板1及び移動側型板2より離型された状態
を示すものである。
により、成形品3が傾斜ブロック4により突き出され
て、固定側型板1及び移動側型板2より離型された状態
を示すものである。
【0010】本発明の射出成形用金型の移動型20の構
造について詳述すると、図3の(イ)は、型閉じ時の傾
斜ブロック4の要部を示す正面図であり、図3の(ロ)
は、その側面図である。図4の(ハ)は、型開き時の傾
斜ブロック4の要部を示す正面図であり、図4の(ニ)
は、その側面図である。
造について詳述すると、図3の(イ)は、型閉じ時の傾
斜ブロック4の要部を示す正面図であり、図3の(ロ)
は、その側面図である。図4の(ハ)は、型開き時の傾
斜ブロック4の要部を示す正面図であり、図4の(ニ)
は、その側面図である。
【0011】図3の(イ)において示すように、成形品
3の突部31の内側の傾斜ブロック4の移動する方向
に、成形品3の一部となる突起33があり、この傾斜ブ
ロック4の突起33との衝突を避けるため、図3の
(ロ)に示すように、受け板7の下部の傾斜ブロック押
さえ8にボールプランジャ9が組み込まれ、傾斜ブロッ
ク4に当接させ、傾斜ブロック4を常時押圧するように
なされている。
3の突部31の内側の傾斜ブロック4の移動する方向
に、成形品3の一部となる突起33があり、この傾斜ブ
ロック4の突起33との衝突を避けるため、図3の
(ロ)に示すように、受け板7の下部の傾斜ブロック押
さえ8にボールプランジャ9が組み込まれ、傾斜ブロッ
ク4に当接させ、傾斜ブロック4を常時押圧するように
なされている。
【0012】このボールプランジャ9の組み込まれた反
対側の傾斜ブロック4の側面には、傾斜ブロック4の台
座42の方向に向かって深くなってゆき、突出しプレー
ト5の移動完了の位置を終点とし、傾斜ブロック4の側
面からの最大深さが、傾斜ブロック4の突起33との衝
突を避けられる移動量と同じか、それ以上となされた傾
斜部43が形成されている。又、台座42の底面には、
傾斜ブロック4の前進と共に傾斜ブロック4の円滑な傾
斜が得られるように、型開き時傾斜ブロック押さえ8よ
り台座42の当接する突出しプレート5の底面までの距
離を曲率半径とする円弧状部421設けられている。
対側の傾斜ブロック4の側面には、傾斜ブロック4の台
座42の方向に向かって深くなってゆき、突出しプレー
ト5の移動完了の位置を終点とし、傾斜ブロック4の側
面からの最大深さが、傾斜ブロック4の突起33との衝
突を避けられる移動量と同じか、それ以上となされた傾
斜部43が形成されている。又、台座42の底面には、
傾斜ブロック4の前進と共に傾斜ブロック4の円滑な傾
斜が得られるように、型開き時傾斜ブロック押さえ8よ
り台座42の当接する突出しプレート5の底面までの距
離を曲率半径とする円弧状部421設けられている。
【0013】図3、及び図4により、本実施例の作用に
ついて説明する。図3の(イ)、及び(ロ)は、溶融樹
脂が金型内に射出されて、成形品3が成形され型開きの
工程に入る直前の型閉じの状態を示しており、図4の
(ハ)、及び(ニ)は、型開きが終了し、突出しプレー
ト5と共に傾斜ブロック4が成形品3の突き出しと離型
を完了した状態を示す。
ついて説明する。図3の(イ)、及び(ロ)は、溶融樹
脂が金型内に射出されて、成形品3が成形され型開きの
工程に入る直前の型閉じの状態を示しており、図4の
(ハ)、及び(ニ)は、型開きが終了し、突出しプレー
ト5と共に傾斜ブロック4が成形品3の突き出しと離型
を完了した状態を示す。
【0014】成形工程を終えて型開きに入ると、突出し
プレート5と共に傾斜ブロック4は、移動型20の移動
方向に前進を開始し、同時に傾斜ブロック4のアンダー
カット型41は成形品3の突部31のアンダーカット部
32から離型し始めるが、成形品3の突起33に傾斜ブ
ロック4の先端が衝突するのを避けるため、受け板7の
傾斜ブロック押さえ8内に設けられているボールプラン
ジャ9が傾斜ブロック4の側面を押圧しているため、こ
の傾斜ブロック4の反対側の傾斜部43は、傾斜ブロッ
ク押さえ8の側面に押圧されながら摺動し、傾斜ブロッ
ク4の移動する方向を含む面とほぼ直交する面におい
て、突起33との衝突を避ける方向に傾斜移動すること
になる。
プレート5と共に傾斜ブロック4は、移動型20の移動
方向に前進を開始し、同時に傾斜ブロック4のアンダー
カット型41は成形品3の突部31のアンダーカット部
32から離型し始めるが、成形品3の突起33に傾斜ブ
ロック4の先端が衝突するのを避けるため、受け板7の
傾斜ブロック押さえ8内に設けられているボールプラン
ジャ9が傾斜ブロック4の側面を押圧しているため、こ
の傾斜ブロック4の反対側の傾斜部43は、傾斜ブロッ
ク押さえ8の側面に押圧されながら摺動し、傾斜ブロッ
ク4の移動する方向を含む面とほぼ直交する面におい
て、突起33との衝突を避ける方向に傾斜移動すること
になる。
【0015】この結果、傾斜ブロック4は、図4の
(ハ)に示すように、移動型20の移動方向と同一面に
おいて傾斜移動を完了すると同時に、図4の(ニ)に示
すように、移動型20の移動する方向を含む面とほぼ直
交する面において、傾斜部43の傾斜分だけ傾斜移動
し、成形品3の突起33との衝突を避けた位置で成形品
3の突き出し、離型を完了することができ、成形品3を
取り出すことが可能となる。
(ハ)に示すように、移動型20の移動方向と同一面に
おいて傾斜移動を完了すると同時に、図4の(ニ)に示
すように、移動型20の移動する方向を含む面とほぼ直
交する面において、傾斜部43の傾斜分だけ傾斜移動
し、成形品3の突起33との衝突を避けた位置で成形品
3の突き出し、離型を完了することができ、成形品3を
取り出すことが可能となる。
【0016】図5は、アンダーカット部と障害物の位置
関係を示す斜視図であり、傾斜ブロック4が型開きによ
り、突部31を離型する矢視Aの方向に傾斜移動すると
共に、矢視Bの方向に傾斜移動して、突起33と衝突す
るのを避けるようになされている傾斜ブロック4の作動
を説明するものである。
関係を示す斜視図であり、傾斜ブロック4が型開きによ
り、突部31を離型する矢視Aの方向に傾斜移動すると
共に、矢視Bの方向に傾斜移動して、突起33と衝突す
るのを避けるようになされている傾斜ブロック4の作動
を説明するものである。
【0017】本実施例においては、図1、或いは図2に
示すようなアンダーカット部32と、突起33を有する
成形品3を、ABS樹脂を使用して、型締圧550トン
の東芝製IS550E型の射出成形機により成形した。
又、傾斜ブロック4を押圧するためのボールプランジャ
9には、荷重力6kgのものを使用した。
示すようなアンダーカット部32と、突起33を有する
成形品3を、ABS樹脂を使用して、型締圧550トン
の東芝製IS550E型の射出成形機により成形した。
又、傾斜ブロック4を押圧するためのボールプランジャ
9には、荷重力6kgのものを使用した。
【0018】この結果、傾斜ブロック4は、アンダーカ
ット部32を問題なく離型すると共に、図4の(ニ)に
示すように、傾斜ブロック4の傾斜部43は、上記ボー
ルプランジャ9に押圧されて、傾斜分だけ前進方向に対
して直角方向に移動して突起33を避けることができ好
結果を得ることができた。
ット部32を問題なく離型すると共に、図4の(ニ)に
示すように、傾斜ブロック4の傾斜部43は、上記ボー
ルプランジャ9に押圧されて、傾斜分だけ前進方向に対
して直角方向に移動して突起33を避けることができ好
結果を得ることができた。
【0019】本発明の射出成形用金型においては、傾斜
ブロックの傾斜移動の方向の障害物となる成形品の一部
等は、本実施例のような位置や形状に限定されるもので
はない。又、傾斜ブロックの傾斜移動の方向は、本実施
例では金型の内側に向かうものであるが、この反対に金
型の外側に向かう場合でもよく、同様に傾斜ブロックの
移動する面とほぼ直交する面における傾斜移動の方向も
特に限定されるものではない。
ブロックの傾斜移動の方向の障害物となる成形品の一部
等は、本実施例のような位置や形状に限定されるもので
はない。又、傾斜ブロックの傾斜移動の方向は、本実施
例では金型の内側に向かうものであるが、この反対に金
型の外側に向かう場合でもよく、同様に傾斜ブロックの
移動する面とほぼ直交する面における傾斜移動の方向も
特に限定されるものではない。
【0020】本実施例においては、傾斜ブロック4が、
移動側型板2の移動方向に対して傾斜移動すると共に、
更に、傾斜移動する方向を含む面とほぼ直交する面にお
いて傾斜移動させるために、受け板7の傾斜ブロック押
さえ8内に傾斜部43を押圧するため、ボールプランジ
ャ9(荷重力6kg)を組み込んで使用したが、これに替
えてスプリングを使用してもよく、又、油圧機構を利用
してもよい。
移動側型板2の移動方向に対して傾斜移動すると共に、
更に、傾斜移動する方向を含む面とほぼ直交する面にお
いて傾斜移動させるために、受け板7の傾斜ブロック押
さえ8内に傾斜部43を押圧するため、ボールプランジ
ャ9(荷重力6kg)を組み込んで使用したが、これに替
えてスプリングを使用してもよく、又、油圧機構を利用
してもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明の射出成形用金型は、アンダーカ
ット部を有する成形品を成形する射出成形用金型であっ
て、アンダーカット部は型開き時に移動型の移動方向に
対して傾斜移動する傾斜ブロックにより成形され、この
傾斜ブロックは傾斜移動する方向を含む面とはほぼ直交
する面において揺動自在に設けられていることにより、
傾斜ブロックの動く方向に障害物があっても、アンダー
カット部を有する成形品を成形することが可能である。
従って、アンダーカット部を有する成形品の射出成形用
金型として好適に使用される。
ット部を有する成形品を成形する射出成形用金型であっ
て、アンダーカット部は型開き時に移動型の移動方向に
対して傾斜移動する傾斜ブロックにより成形され、この
傾斜ブロックは傾斜移動する方向を含む面とはほぼ直交
する面において揺動自在に設けられていることにより、
傾斜ブロックの動く方向に障害物があっても、アンダー
カット部を有する成形品を成形することが可能である。
従って、アンダーカット部を有する成形品の射出成形用
金型として好適に使用される。
【0022】
【図1】本発明の射出成形用金型の一例の型閉じ時の断
面図。
面図。
【図2】図1に示す本発明の射出成形用金型の型開き時
の断面図。
の断面図。
【図3】(イ)は、型閉じ時の傾斜ブロックの要部の正
面図。(ロ)は、その側面図。
面図。(ロ)は、その側面図。
【図4】(ハ)は、型開き時の傾斜ブロックの要部の正
面図。(ニ)は、その側面図。
面図。(ニ)は、その側面図。
【図5】アンダーカット部と障害物の位置関係を示す斜
視図。
視図。
1 固定側型板 10 固定型 2 移動側型板 20 移動型 3 成形品 32 アンダーカット部 4 傾斜ブロック
Claims (1)
- 【請求項1】アンダーカット部を有する成形品を成形す
る射出成形用金型であって、アンダーカット部は型開き
時に移動型の移動方向に対して傾斜移動する傾斜ブロッ
クにより成形され、この傾斜ブロックは傾斜移動する方
向を含む面とはほぼ直交する面において揺動自在に設け
られていることを特徴とする射出成形用金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16076093A JPH0716890A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 射出成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16076093A JPH0716890A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 射出成形用金型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0716890A true JPH0716890A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=15721880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16076093A Pending JPH0716890A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 射出成形用金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0716890A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7139414B1 (en) | 1999-06-24 | 2006-11-21 | Nec Corporation | Method for removing static electricity in fingerprint-reading apparatus, fingerprint reading apparatus and data terminal provided with fingerprint-reading apparatus |
US7725994B2 (en) | 2005-01-28 | 2010-06-01 | Ykk Corporation | Buckle, injection molding die and injection molding method |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP16076093A patent/JPH0716890A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7139414B1 (en) | 1999-06-24 | 2006-11-21 | Nec Corporation | Method for removing static electricity in fingerprint-reading apparatus, fingerprint reading apparatus and data terminal provided with fingerprint-reading apparatus |
US7725994B2 (en) | 2005-01-28 | 2010-06-01 | Ykk Corporation | Buckle, injection molding die and injection molding method |
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