JPH0716858A - 樹脂成形方法及びスイッチ装置の製造方法 - Google Patents

樹脂成形方法及びスイッチ装置の製造方法

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JPH0716858A
JPH0716858A JP18548393A JP18548393A JPH0716858A JP H0716858 A JPH0716858 A JP H0716858A JP 18548393 A JP18548393 A JP 18548393A JP 18548393 A JP18548393 A JP 18548393A JP H0716858 A JPH0716858 A JP H0716858A
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悟朗 栢野
Hideki Oyu
英樹 大湯
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 導電素子と合成樹脂製の中子とを備えた部材
の周囲を中子を構成する合成樹脂とは異なる種類の合成
樹脂により被覆する場合に、確実な絶縁を行うことがで
きる樹脂成形方法を提供する。 【構成】 導電素子と合成樹脂製の中子とを備えた部材
の周囲を中子を構成する合成樹脂とは異なる種類の合成
樹脂により被覆するに当たり、導電素子を第1の支持具
にて支持し、中子を第2及び第3の支持具にて支持した
状態で、第2及び第3の支持具周囲を含む成形型と前記
部材間に中子よりも熱変形温度の低い被覆用の合成樹脂
を注入し、注入した樹脂が所定の固さとなった段階で第
2及び第3の支持具を外すと共に、その後、これら支持
具にて支持していた部分にも被覆用の合成樹脂を注入成
形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソケット等の導電素子
とスイッチ等を内蔵する合成樹脂製の中子とを備えたス
イッチ装置等の部材の周囲を、前記中子を構成する合成
樹脂とは異なる種類の合成樹脂により被覆する方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来例えば冷蔵庫においては、実公平4
−34390号公報(F25D27/00)に示される
ように、庫内に照明用のランプが取り付けられており、
このランプは給電用のランプソケットに嵌め込まれてい
る。このランプソケットは、金属板等の導電材から成る
ソケットと、このソケットに半田付けされたリード線を
備えており、それらの周囲を合成樹脂にて被覆すること
により、導電部分を防水して構成されている。
【0003】ところで、上方に開口する所謂チェストタ
イプの冷蔵庫においては、扉の開閉に応じて自動的にラ
ンプを点灯・消灯するスイッチ装置が開発されている。
以下、図14乃至図16を参照しながら従来のこの種ス
イッチ装置100を説明する。スイッチ装置100は、
金属等の導電部材から成るソケット101と、このソケ
ット101の底面に取り付けられ、ソケット101の底
面の接点102に導通された基板103と、この基板1
03と前記ソケット101の側面にそれぞれ半田付けさ
れたリード線104、105と、前記基板103に取り
付けられ、前記リード線104と接点102間に介設さ
れたリードスイッチ106と、このリードスイッチ10
6を抱持し、例えばナイロン樹脂から成る内部中空の中
子107と、この中子107内に挿入された磁石109
と、これらの周囲(ソケット101内部を除く)を被覆
して防水するための塩化ビニル樹脂から成る被覆層11
1から成る。
【0004】前記中子107は左右一対の成形体を突き
合わせて係合して成るものであり、前記ソケット101
の開口方向と直交する方向に延在する抱持部107A
と、この抱持部107Aからソケット101と反対方向
斜め上方に延在する収納部107Bとから成り、前記抱
持部107A内に前記リードスイッチ106が抱持さ
れ、収納部107B内に前記磁石109が転動自在に挿
入されている。係るスイッチ装置100は図示しないチ
ェストタイプの冷蔵庫の扉に取り付けられ、ソケット1
01には図示しない庫内照明用のランプが接続される。
そして、前記扉が開放されると磁石109が転動してリ
ードスイッチ106に近接するので、リードスイッチ1
06は接点を閉じて前記ランプに通電すると共に、扉が
閉じられると前記磁石109が反対方向に転動してリー
ドスイッチ106から離間するので、リードスイッチ1
06が接点を開いて前記ランプへの通電を断つように構
成されている。
【0005】次に、係る従来のスイッチ装置100の被
覆層111の成形方法について説明する。図15の如く
ソケット101、中子107等が組み立てられた状態で
その周囲に被覆層111を射出成形する場合、先ず、被
覆層111の成形時の熱や射出圧力により中子107が
潰されないように、被覆層111の材質としては中子1
07の材質よりも熱変形温度が低いもの(即ち、中子1
07の熱変形温度が被覆層111の熱変形温度よりも高
い。)を使用する必要がある。このような関係から前述
の如く中子107をナイロン樹脂、被覆層111を塩化
ビニル樹脂としている。
【0006】また、成形型Y1、Y2内においてソケッ
ト101及び中子107の位置を保持して、被覆層11
1の厚みを一定にするためには、最低三点においてはそ
れらを支持する必要がある。そのため、ソケット101
は図15の如く第1の支持具S1により、また、中子1
07は図16の如く第2及び第3の支持具S2、S3に
より両側からその周囲を押さえて支持する。その状態で
成形型Y1、Y2内にセットし、抱持部107Aの両側
部を除くソケット101及び中子107の周囲に被覆層
111を構成する塩化ビニル樹脂を注入して固化させ
る。その後、被覆層111が固まった段階で前記各支持
具S1〜S3を外し、成形を完了していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来のスイッ
チ装置100では中子107の抱持部107Aが被覆層
111にて被覆されず、被覆層111から両側方に突出
していた。しかしながら、熱変形温度が異なる二種類の
樹脂(ナイロン樹脂製の中子107と塩化ビニル樹脂製
の被覆層111)の接する面は密着が非常に悪くなるた
め、中子107と被覆層111の境界(図14にPで示
す)、即ち、抱持部107Aが被覆層111から突出す
る部分では防水効果は無いに等しくなる。
【0008】そのため、スイッチ装置100に冷蔵庫内
の結露水が付着すると、この境界部分Pから基板103
方向に結露水が侵入してしまい、絶縁性が悪化して短絡
故障等を引き起こす問題があった。
【0009】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、導電素子と合成樹脂製の
中子とを備えた部材の周囲を前記中子を構成する合成樹
脂とは異なる種類の合成樹脂により被覆する場合に、確
実な絶縁を行うことができる樹脂成形方法を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の樹脂成
形方法は、導電素子と合成樹脂製の中子とを備えた部材
の周囲を前記中子を構成する合成樹脂とは異なる種類の
合成樹脂により被覆するに当たり、前記導電素子を第1
の支持具にて支持し、前記中子を第2及び第3の支持具
にて支持した状態で、この第2及び第3の支持具周囲を
含む成形型と前記部材間に前記中子よりも熱変形温度の
低い被覆用の合成樹脂を注入し、注入した樹脂が所定の
固さとなった段階で第2及び第3の支持具を外すと共
に、その後、これら支持具にて支持していた部分にも被
覆用の合成樹脂を注入成形するものである。
【0011】また、請求項2の発明のスイッチ装置の製
造方法は、電源を供給するためのソケットと、このソケ
ットへの通電を制御するスイッチを内蔵した合成樹脂製
の中子とを備えたスイッチ装置の周囲を前記中子を構成
する合成樹脂とは異なる種類の合成樹脂により被覆する
に当たり、前記ソケットを第1の支持具にて支持し、前
記中子を第2及び第3の支持具にて支持した状態で、こ
の第2及び第3の支持具周囲を含む成形型と前記ソケッ
ト及び中子間に中子よりも熱変形温度の低い被覆用の合
成樹脂を注入し、注入した樹脂が所定の固さとなった段
階で第2及び第3の支持具を外すと共に、その後、これ
ら支持具にて支持していた部分にも被覆用の合成樹脂を
注入成形するものである。
【0012】
【作用】請求項1の発明の樹脂成形方法によれば、先
ず、導電素子を第1の支持具にて支持し、中子を第2及
び第3の支持具にて支持した状態で成形型と部材間に被
覆用の合成樹脂を注入するので、導電素子及び中子は成
形型に対してずれること無く所定位置に保持され、導電
素子と中子の周囲には一定の厚みの合成樹脂層が形成さ
れる。また、このとき第2及び第3の支持具周囲にも注
入されるが、第2及び第3の支持具が支持していた部分
には依然注入されていない。しかしながら本発明では、
注入した樹脂が所定の固さとなり、第1の支持具のみで
も中子の位置がずれなくなった時点で第2及び第3の支
持具を外し、その後これらが支持していた部分にも被覆
用の合成樹脂を注入成形するので、中子と導電素子の周
囲全体を完全に被覆して防水することができる。
【0013】請求項2の発明のスイッチ装置の製造方法
によれば、同様に先ず、ソケットを第1の支持具にて支
持し、中子を第2及び第3の支持具にて支持した状態で
成形型とソケット及び中子間に被覆用の合成樹脂を注入
するので、ソケット及び中子は成形型に対してずれるこ
と無く所定位置に保持され、ソケットと中子の周囲には
一定の厚みの合成樹脂層が形成される。また、このとき
第2及び第3の支持具周囲にも注入されるが、第2及び
第3の支持具が支持していた部分には依然注入されてい
ない。しかしながら本発明では、注入した樹脂が所定の
固さとなり、第1の支持具のみでも中子の位置がずれな
くなった時点で第2及び第3の支持具を外し、その後こ
れらが支持していた部分にも被覆用の合成樹脂を注入成
形するので、中子とソケットの周囲全体を完全に被覆し
て防水することができる。
【0014】
【実施例】次に、図面に基づき本発明の実施例を詳述す
る。図1はソケット1と中子7の分解側面図、図2は中
子7の一方の成形体71の背面図、図3はスイッチ装置
Aの側面図、図4はスイッチ装置Aの正面図、図5はス
イッチ装置Aの縦断側面図である。スイッチ装置Aは、
前述同様に上方に開口する所謂チェストタイプの冷蔵庫
にて、扉の開閉に応じて自動的にランプを点灯・消灯す
るためのものであり、金属等の導電部材から成る導電素
子としてのソケット1と、このソケット1の底面に取り
付けられ、ソケット1の底面の接点2に導通された基板
3と、この基板3と前記ソケット1の側面にそれぞれ半
田付けされたリード線4、5と、前記基板3に取り付け
られ、前記リード線4と接点2間に介設されたリードス
イッチ6と、このリードスイッチ6を抱持し、例えばナ
イロン樹脂から成る内部中空の中子7と、この中子7内
に挿入された磁石9と、これらの周囲(ソケット1内部
を除く)を被覆して防水するための塩化ビニル樹脂から
成る被覆層11から成る。
【0015】前記中子7は左右一対の成形体71、72
を突き合わせ(図1においては図面の手前側から成形体
72を成形体71に突き合わせる)、相互に係合して組
み立てられており、前記ソケット1の開口方向と直交す
る方向に延在する抱持部7Aと、この抱持部7Aからソ
ケット1と反対方向斜め上方に延在する収納部7Bとか
ら成り、前記抱持部7A内に前記リードスイッチ6が抱
持され、収納部7B内に前記磁石9が転動自在に挿入さ
れている。係るスイッチ装置Aは図示しないチェストタ
イプの冷蔵庫の扉に取り付けられ、ソケット1には図示
しない庫内照明用のランプが接続される。そして、前記
扉が開放されると磁石9が転動してリードスイッチ6に
近接するので、リードスイッチ6は接点を閉じて前記ラ
ンプに通電すると共に、扉が閉じられると前記磁石9が
反対方向に転動してリードスイッチ6から離間するの
で、リードスイッチ6が接点を開いて前記ランプへの通
電を断つ。
【0016】次に、図6乃至図13を参照しながら係る
スイッチ装置Aの被覆層11の成形方法について説明す
る。図6の如くソケット1及び中子7等が組み立てられ
た状態でその周囲に被覆層11を射出成形するものであ
るが、前述の如き理由より中子7の材質は熱変形温度の
高い前記ナイロン樹脂、被覆層11の材質はナイロン樹
脂よりも熱変形温度が低い前記塩化ビニル樹脂とされ
る。
【0017】また、同様に成形型X1、X2内において
ソケット1及び中子7の位置を保持して、被覆層11の
厚みを一定にするために前述同様三点支持するものであ
るが、ソケット1は図6の如くソケット1内部に挿入さ
れる第1の支持具S11により支持し、また、中子7は
図7の如く抱持部7Aの両側面に両側方から当接するピ
ン状の第2及び第3の支持具S12、S13により支持
する。その状態で成形型X1、X2内にセットし、ソケ
ット1及び中子7の収納部7B周囲に被覆層11を構成
する塩化ビニル樹脂を注入すると共に(図8及び図
9)、図10及び図11の如く第2及び第3の支持具S
12、S13の先端部分の周囲を含む抱持部7A周囲に
も同様の塩化ビニル樹脂を注入する(尚、図8乃至図1
3では成形型X1、X2を省略している)。
【0018】その後、塩化ビニルがやや固まって所定の
固さとなった段階(全体の硬化時間を例えば10秒とし
た場合、5秒程経過した段階)で第2及び第3の支持具
S12、S13を外す。このとき、被覆層11はある程
度の固さとなっているから、第2及び第3の支持具S1
2、S13を外しても第1の支持具S11のみでスイッ
チ装置Aを所定位置に保持できる。尚、第2及び第3の
支持具S12、S13を外すと、その先端部分に当接し
ていた抱持部7Aの両側面には被覆層11は形成され
ず、窪んだ露出部P1、P1にて露出している。そこ
で、次の段階ではこの露出部P1、P1内にも前記塩化
ビニル樹脂を注入して同様の被覆層11を成形する(図
12及び図13)。
【0019】これによって、中子7の全体が被覆層11
にて被覆されることになり、前述の如く中子7と被覆層
11の密着性が悪くても、結露水等が侵入する危険性は
ない。従って、基板3やリード線4、5の半田付け部分
への浸水による絶縁性の劣化で短絡故障等が発生する不
都合を未然に解消することができるようになるものであ
る。
【0020】特に、図16に示す従来の支持具S2、S
3の如く中子の両側周囲を押さえてしまうと、後にその
部分に被覆層11を形成することもできなくなるが、実
施例ではピン状の支持具S12、S13を抱持部7Aの
側面に当接させて中子7を支持しているので、前記露出
部P1、P1も小さくなり、容易に被覆層11を形成す
ることができるようになる。
【0021】尚、実施例ではスイッチ装置Aの製造に本
発明を適用したが、請求項1の発明においては、導電素
子及び合成樹脂性の中子を備えた他のいかなる部材に対
しても有効である。
【0022】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、導電素子と合成樹脂製の中子とを備えた部材の周囲
を前記中子を構成する合成樹脂とは異なる種類の合成樹
脂により被覆する場合に、中子の周囲全体を完全に被覆
することができるので、中子とその周囲の被覆層との密
着性が悪くても、導電素子に浸水する危険性がなくな
る。従って、導電素子の絶縁性の劣化による短絡故障等
が発生する不都合を未然に解消することができるように
なるものである。
【0023】また、請求項2の発明によれば、ソケット
と合成樹脂製の中子の周囲を前記中子を構成する合成樹
脂とは異なる種類の合成樹脂により被覆してスイッチ装
置を製造する場合に、中子の周囲全体を完全に被覆する
ことができるので、中子とその周囲の被覆層との密着性
が悪くても、ソケットに浸水する危険性がなくなる。従
って、ソケットの絶縁性の劣化による短絡故障等が発生
する不都合を未然に解消することができるようになるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するソケットと中子の分解斜視図
である。
【図2】中子の一方の成形体の背面図である。
【図3】本発明により製造したスイッチ装置の側面図で
ある。
【図4】本発明により製造したスイッチ装置の正面図で
ある。
【図5】本発明により製造したスイッチ装置の縦断側面
図である。
【図6】本発明の方法を説明するためのソケットと中子
の側面図である。
【図7】本発明の方法を説明するためのソケットと中子
の正面図である。
【図8】同じく本発明の方法を説明するためのソケット
と中子の側面図である。
【図9】同じく本発明の方法を説明するためのソケット
と中子の正面図である。
【図10】同じく本発明の方法を説明するためのソケッ
トと中子の側面図である。
【図11】同じく本発明の方法を説明するためのソケッ
トと中子の正面図である。
【図12】同じく本発明の方法を説明するためのソケッ
トと中子の側面図である。
【図13】同じく本発明の方法を説明するためのソケッ
トと中子の正面図である。
【図14】従来の方法により製造したスイッチ装置の正
面図である。
【図15】従来の方法を説明するためのソケットと中子
の側面図である。
【図16】従来の方法を説明するためのソケットと中子
の正面図である。
【符号の説明】 1 ソケット 3 基板 4 リード線 5 リード線 6 リードスイッチ 7 中子 7A 抱持部 9 磁石 11 被覆層 S11 第1の支持具 S12 第2の支持具 S13 第3の支持具 X1 成形型 X2 成形型

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電素子と合成樹脂製の中子とを備えた
    部材の周囲を前記中子を構成する合成樹脂とは異なる種
    類の合成樹脂により被覆する樹脂成形方法において、前
    記導電素子を第1の支持具にて支持し、前記中子を第2
    及び第3の支持具にて支持した状態で、これら第2及び
    第3の支持具の周囲を含む成形型と前記部材間に前記中
    子よりも熱変形温度の低い被覆用の合成樹脂を注入し、
    注入した樹脂が所定の固さとなった段階で前記第2及び
    第3の支持具を外すと共に、その後、これら支持具にて
    支持していた部分にも前記被覆用の合成樹脂を注入成形
    することを特徴とする樹脂成形方法。
  2. 【請求項2】 電源を供給するためのソケットと、この
    ソケットへの通電を制御するスイッチを内蔵した合成樹
    脂製の中子とを備えたスイッチ装置の周囲を前記中子を
    構成する合成樹脂とは異なる種類の合成樹脂により被覆
    するスイッチ装置の製造方法において、前記ソケットを
    第1の支持具にて支持し、前記中子を第2及び第3の支
    持具にて支持した状態で、これら第2及び第3の支持具
    の周囲を含む成形型と前記ソケット及び中子間に中子よ
    りも熱変形温度の低い被覆用の合成樹脂を注入し、注入
    した樹脂が所定の固さとなった段階で前記第2及び第3
    の支持具を外すと共に、その後、これら支持具にて支持
    していた部分にも前記被覆用の合成樹脂を注入成形する
    ことを特徴とするスイッチ装置の製造方法。
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