JPH0716810B2 - 熱間せん断装置 - Google Patents
熱間せん断装置Info
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- JPH0716810B2 JPH0716810B2 JP61055165A JP5516586A JPH0716810B2 JP H0716810 B2 JPH0716810 B2 JP H0716810B2 JP 61055165 A JP61055165 A JP 61055165A JP 5516586 A JP5516586 A JP 5516586A JP H0716810 B2 JPH0716810 B2 JP H0716810B2
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- JP
- Japan
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- shearing
- hot
- sheared
- hot shearing
- movable
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D33/00—Accessories for shearing machines or shearing devices
- B23D33/10—Stops for positioning work
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Shearing Machines (AREA)
- Accessories And Tools For Shearing Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、加熱された細長い金属材料、特に棒状に鋳造
された軽金属材料をせん断するための熱間せん断装置に
係り、より詳細には固定のせん断部材と可動のせん断部
材とを有し、せん断した材料を、せん断ストロークに沿
って移動する上記可動せん断部材と共に、上記材料の供
給線から外れた位置にある押出し位置まで移動させ、こ
の押出し位置から搬送装置に移行させることができる熱
間せん断装置に関する。
された軽金属材料をせん断するための熱間せん断装置に
係り、より詳細には固定のせん断部材と可動のせん断部
材とを有し、せん断した材料を、せん断ストロークに沿
って移動する上記可動せん断部材と共に、上記材料の供
給線から外れた位置にある押出し位置まで移動させ、こ
の押出し位置から搬送装置に移行させることができる熱
間せん断装置に関する。
上記のような種類の従来の加熱せん断装置では、調節型
の突当て装置は熱間せん断装置のフレームに、せん断す
る材料の供給線に沿って前後にのみ移動できるように取
り付けられる。押出し装置は上記せん断装置のフレーム
から分離され、上記材料供給線の下に設けられる。せん
断時には、せん断した材料を取り出すために、搬送装置
の谷状部分が、可動せん断リングと上記突当て装置との
間にあるせん断材料の端部を保持できる位置まで上昇す
る。上記可動せん断リングを下降させてせん断を行なう
場合は、搬送装置も同時に上記押出し位置まで下降し、
上記押出し装置によってさらに下側の押出し位置まで移
動する（米国特許第4,152,959号、特許権者F.W.エルハ
ウス（F.W.Elhaus）、1979年５月８日付）。
の突当て装置は熱間せん断装置のフレームに、せん断す
る材料の供給線に沿って前後にのみ移動できるように取
り付けられる。押出し装置は上記せん断装置のフレーム
から分離され、上記材料供給線の下に設けられる。せん
断時には、せん断した材料を取り出すために、搬送装置
の谷状部分が、可動せん断リングと上記突当て装置との
間にあるせん断材料の端部を保持できる位置まで上昇す
る。上記可動せん断リングを下降させてせん断を行なう
場合は、搬送装置も同時に上記押出し位置まで下降し、
上記押出し装置によってさらに下側の押出し位置まで移
動する（米国特許第4,152,959号、特許権者F.W.エルハ
ウス（F.W.Elhaus）、1979年５月８日付）。
上記公知の熱間せん断装置は、構造が複雑であるから高
価である。さらに、上記搬送装置をせん断操作の都度、
上下させなければならず、従ってせん断装置の作動が上
記搬送装置によって制約されるから、せん断装置のせん
断以外の作動の所要時間が長い。その上、上記搬送装置
は高価である。
価である。さらに、上記搬送装置をせん断操作の都度、
上下させなければならず、従ってせん断装置の作動が上
記搬送装置によって制約されるから、せん断装置のせん
断以外の作動の所要時間が長い。その上、上記搬送装置
は高価である。
他の公知の加熱せん断装置は上記押出し装置がせん断す
る材料を突き当てるためのねじを有し、この押出し装置
が上記せん断装置のフレームに、材料供給線に整列する
ように取り付けられる（英国特許第183,382号）。せん
断された材料は可動せん断リングの保持具の開口部を通
り、せん断される材料の供給線に沿ってこのせん断前の
材料の供給方向の逆方向に押し出される。この作動は極
めてやり難い。その第１の原因は、せん断前の材料をせ
ん断後の材料の押出しの影響を受けない位置まで後退さ
せなければならないことにある。また、せん断した材料
をせん断前の材料の供給線から外す作動も、上記最初に
説明したタイプの公知のせん断装置よりも複雑である。
る材料を突き当てるためのねじを有し、この押出し装置
が上記せん断装置のフレームに、材料供給線に整列する
ように取り付けられる（英国特許第183,382号）。せん
断された材料は可動せん断リングの保持具の開口部を通
り、せん断される材料の供給線に沿ってこのせん断前の
材料の供給方向の逆方向に押し出される。この作動は極
めてやり難い。その第１の原因は、せん断前の材料をせ
ん断後の材料の押出しの影響を受けない位置まで後退さ
せなければならないことにある。また、せん断した材料
をせん断前の材料の供給線から外す作動も、上記最初に
説明したタイプの公知のせん断装置よりも複雑である。
公知の冷間せん断装置では、加熱しないせん断材料を固
定された１対のくわえあご部材で掴み、１対のあご型の
切断部材でせん断する。せん断すべき長さは、せん断前
の材料を突き当て、せん断後に押出し装置として作用す
る突当て部材により決まる（英国特許第871461号）。金
属棒を加熱せずに切断することは余り重要でない。その
理由は、加熱されない金属は固く、せん断した部分が斜
めになったり変形したりするからである。せん断前又は
せん断後の金属棒を支持するのは可動せん断リングだけ
であるから、加熱されない金属棒が固いことを考慮すれ
ば、上記冷間せん断は、やはり、余り重要ではない。
定された１対のくわえあご部材で掴み、１対のあご型の
切断部材でせん断する。せん断すべき長さは、せん断前
の材料を突き当て、せん断後に押出し装置として作用す
る突当て部材により決まる（英国特許第871461号）。金
属棒を加熱せずに切断することは余り重要でない。その
理由は、加熱されない金属は固く、せん断した部分が斜
めになったり変形したりするからである。せん断前又は
せん断後の金属棒を支持するのは可動せん断リングだけ
であるから、加熱されない金属棒が固いことを考慮すれ
ば、上記冷間せん断は、やはり、余り重要ではない。
熱間せん断を行なう場合、せん断により、また加熱され
た材料の可塑性によって、その材料の長手方向及び横断
方向に大きいせん断力が加わる。このようなせん断力の
ために材料が斜めに切断されたり、切断時に好ましくな
い変形を生ずるという問題がある。
た材料の可塑性によって、その材料の長手方向及び横断
方向に大きいせん断力が加わる。このようなせん断力の
ために材料が斜めに切断されたり、切断時に好ましくな
い変形を生ずるという問題がある。
そこで本発明は、せん断部材のストロークの開始から終
了までの間、この材料に加わる縦（長手）方向及び横
（横断）方向の大きい力に対抗し得るように上記材料を
突当て支持して、上記材料のせん断時の斜め切り及び有
害な変形の発生を防止し得る熱間せん断装置を提供する
ことを目的とする。
了までの間、この材料に加わる縦（長手）方向及び横
（横断）方向の大きい力に対抗し得るように上記材料を
突当て支持して、上記材料のせん断時の斜め切り及び有
害な変形の発生を防止し得る熱間せん断装置を提供する
ことを目的とする。
本発明の他の目的は、材料を極めて短くせん断する場合
でも、せん断すべき材料をせん断できるように突当て支
持を調節できる熱間せん断装置を提供することにある。
でも、せん断すべき材料をせん断できるように突当て支
持を調節できる熱間せん断装置を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、せん断する材料の供給線に
沿って分離配設された押出装置又は突当て装置自体を用
いて、せん断後の材料をせん断装置から押し出すことが
でき、この押出しを上記突当て装置で行なう場合には、
この突当て装置でせん断後の材料を上記材料の供給方向
の逆方向に押し出すことができる熱間せん断装置を提供
することにある。
沿って分離配設された押出装置又は突当て装置自体を用
いて、せん断後の材料をせん断装置から押し出すことが
でき、この押出しを上記突当て装置で行なう場合には、
この突当て装置でせん断後の材料を上記材料の供給方向
の逆方向に押し出すことができる熱間せん断装置を提供
することにある。
本発明のさらに他の目的は、せん断後の材料の搬送装置
を上記せん断作動から独立させた熱間せん断装置を提供
することにある。
を上記せん断作動から独立させた熱間せん断装置を提供
することにある。
上記目的は、突当て装置と支持装置が可動せん断部材に
設けられ、この突当て装置及び支持装置は上記可動せん
断部材に沿って上記押出し位置まで移動し、この押出し
位置は上記搬送装置と整列する位置にある加熱せん断装
置によって達成される。
設けられ、この突当て装置及び支持装置は上記可動せん
断部材に沿って上記押出し位置まで移動し、この押出し
位置は上記搬送装置と整列する位置にある加熱せん断装
置によって達成される。
本発明においては、上記突当て装置及び支持装置は上記
可動せん断部材のせん断時の移動に追随して移動する。
せん断された材料は、せん断ストロークの開始から終了
までの間、及び上記押出位置までの移動時に、上記可動
せん断部材及び支持装置にそれぞれ部分的に加えられる
せん断力と、上記突当て部材に直接加えられる長手方向
の力とによって支持される。従って、上記搬送装置によ
るり支持を必要としない。それ故、上記搬送装置の上記
押出位置における荷重をなくすことができ、従って上記
搬送装置の構造を極めて簡単にすることができるだけで
なく、この搬送装置を上記加熱せん断装置から独立させ
ることもできる。
可動せん断部材のせん断時の移動に追随して移動する。
せん断された材料は、せん断ストロークの開始から終了
までの間、及び上記押出位置までの移動時に、上記可動
せん断部材及び支持装置にそれぞれ部分的に加えられる
せん断力と、上記突当て部材に直接加えられる長手方向
の力とによって支持される。従って、上記搬送装置によ
るり支持を必要としない。それ故、上記搬送装置の上記
押出位置における荷重をなくすことができ、従って上記
搬送装置の構造を極めて簡単にすることができるだけで
なく、この搬送装置を上記加熱せん断装置から独立させ
ることもできる。
上記突当て装置を用いてせん断された材料を上記搬送装
置まで押し出す場合には、この突当て装置はせん断すべ
き材料の供給線に平行に、かつこの供給の方向とは逆の
方向に移動する。この方向は通常、上記材料の長手方向
であり、この材料を加熱炉から熱間せん断装置に送る方
向である。この構造により、上記搬送装置を小型化して
上記熱間せん断装置の材料供給側端部と、上記加熱炉の
送出し側端部との間に取り付けることができる。さらに
上記熱間せん断装置は、上記突当て装置にせん断前又は
せん断後の材料の突当て支持と押出しとを行なわせるこ
とにより、すなわち二重の機能を付与することにより、
従来の熱間せん断装置よりも構造を簡素化することがで
きる。ちなみに従来の熱間せん断装置は上記材料片の押
出しは分離された押出装置で行なわなければならない。
置まで押し出す場合には、この突当て装置はせん断すべ
き材料の供給線に平行に、かつこの供給の方向とは逆の
方向に移動する。この方向は通常、上記材料の長手方向
であり、この材料を加熱炉から熱間せん断装置に送る方
向である。この構造により、上記搬送装置を小型化して
上記熱間せん断装置の材料供給側端部と、上記加熱炉の
送出し側端部との間に取り付けることができる。さらに
上記熱間せん断装置は、上記突当て装置にせん断前又は
せん断後の材料の突当て支持と押出しとを行なわせるこ
とにより、すなわち二重の機能を付与することにより、
従来の熱間せん断装置よりも構造を簡素化することがで
きる。ちなみに従来の熱間せん断装置は上記材料片の押
出しは分離された押出装置で行なわなければならない。
従って上記本発明に基づく熱間せん断装置の好ましい実
施態様においては、上記突当て装置は突出部の中に摺動
するように案内され、この突出部は上記可動せん断リン
グの保持具の前に回転できるように装着され、この突出
部がせん断前及びせん断後の材料を支持する。
施態様においては、上記突当て装置は突出部の中に摺動
するように案内され、この突出部は上記可動せん断リン
グの保持具の前に回転できるように装着され、この突出
部がせん断前及びせん断後の材料を支持する。
上記突当て装置は突当て部材を有し、この突当て部材は
せん断前の材料の全端部と共働する。また上記突当て部
材は直径の異なるせん断材料に取り付け得るように取り
換えることもできる。
せん断前の材料の全端部と共働する。また上記突当て部
材は直径の異なるせん断材料に取り付け得るように取り
換えることもできる。
上記搬送装置は、本発明に基づく上記熱間せん断装置か
ら独立であるから、１台の搬送装置を２台の熱間せん断
装置に平行にし、この２台の熱間せん断装置を同時又は
交互に作動させて、せん断された材料を取り出すことが
できる。
ら独立であるから、１台の搬送装置を２台の熱間せん断
装置に平行にし、この２台の熱間せん断装置を同時又は
交互に作動させて、せん断された材料を取り出すことが
できる。
本発明によって得られる重要な長所は、要約すれば次の
とおりである。すなわち、 せん断された材料の搬送装置は、上記可動せん断リング
と共に移動せず、常に上記せん断された材料の押出位置
と同じ高さにあるから、構造を簡素化することができ、 突当て装置と押出し装置を１つの構造部材の中で組み合
せることにより、上記熱間せん断装置の構造を簡素化
し、価格を引き下げることができ、上記突当て支持装置
のせん断すべき材料の断面部への突当て部分の面積を大
きくし、熱問せん断時の材料の変形を招く長手方向の力
を打ち消し得るように上記材料の長手方向の支持を最適
化することにより最適せん断角度を確保することがで
き、従ってせん断材料のせん断面の質を向上でき、 上記材料の長手方向の長さの公差を上記調節可能の突当
て装置によって厳密に測定することができ、 上記突当て装置をせん断面のすぐ近くまで前進させ得る
ので極めて短い材料でもせん断することができ、 上記せん断ストロークの開始から終了まで、上記材料の
せん断すべき部分の全長を支持し、この材料を長手方向
に搬送装置まで移動させ、この搬送装置が上記せん断行
程とは独立であるから、上記せん断した材料を最適の状
態で取り扱うことができ、 上記突出部が上記熱間せん断装置のフレームから揺動離
間する構造であるから、上記せん断部材の交換を迅速に
行なうことができ、 上記せん断に障害が生じた時は、せん断材料を後方すな
わち上記加熱炉の方に押し戻すことができる。
とおりである。すなわち、 せん断された材料の搬送装置は、上記可動せん断リング
と共に移動せず、常に上記せん断された材料の押出位置
と同じ高さにあるから、構造を簡素化することができ、 突当て装置と押出し装置を１つの構造部材の中で組み合
せることにより、上記熱間せん断装置の構造を簡素化
し、価格を引き下げることができ、上記突当て支持装置
のせん断すべき材料の断面部への突当て部分の面積を大
きくし、熱問せん断時の材料の変形を招く長手方向の力
を打ち消し得るように上記材料の長手方向の支持を最適
化することにより最適せん断角度を確保することがで
き、従ってせん断材料のせん断面の質を向上でき、 上記材料の長手方向の長さの公差を上記調節可能の突当
て装置によって厳密に測定することができ、 上記突当て装置をせん断面のすぐ近くまで前進させ得る
ので極めて短い材料でもせん断することができ、 上記せん断ストロークの開始から終了まで、上記材料の
せん断すべき部分の全長を支持し、この材料を長手方向
に搬送装置まで移動させ、この搬送装置が上記せん断行
程とは独立であるから、上記せん断した材料を最適の状
態で取り扱うことができ、 上記突出部が上記熱間せん断装置のフレームから揺動離
間する構造であるから、上記せん断部材の交換を迅速に
行なうことができ、 上記せん断に障害が生じた時は、せん断材料を後方すな
わち上記加熱炉の方に押し戻すことができる。
第１図において、符号２は熱間せん断装置のフレームを
示す。このフレームは固定せん断リング４を支持する。
上記フレームはさらに垂直な作動シリンダ７を支持し、
この作動シリンダ７は可動せん断リング６及びその保持
具８を駆動し、この可動せん断リング６及びその保持具
８は垂直下方、同一せん断方向に、せん断刃５に沿って
並ぶ。
示す。このフレームは固定せん断リング４を支持する。
上記フレームはさらに垂直な作動シリンダ７を支持し、
この作動シリンダ７は可動せん断リング６及びその保持
具８を駆動し、この可動せん断リング６及びその保持具
８は垂直下方、同一せん断方向に、せん断刃５に沿って
並ぶ。
上記可動せん断リングの保持具８は作動シリンダ７によ
って下方に駆動され、突出部12を支持し、この突出部12
は細長い材料のせん断すべき部分を支持するローラー列
14を収容する。油圧シリンダのピストンロッド16は上記
材料に突当て係合する突当て装置でありくり出す長さを
調節することができ、前端板18を有し、この前端板18は
上記材料の種類又は断面積に応じて取り換えることがで
き、上記ピストンロッドは上記材料の供給線24に沿い、
この材料が供給される方向の反対方向に移動することが
できる。符号19は角度又は長さの読取り装置を表わす。
上記突出部12は可動せん断リング保持具８にヒンジ結合
される。これはせん断リング4,6の交換時に、水平面内
で揺動できるようにするためである。
って下方に駆動され、突出部12を支持し、この突出部12
は細長い材料のせん断すべき部分を支持するローラー列
14を収容する。油圧シリンダのピストンロッド16は上記
材料に突当て係合する突当て装置でありくり出す長さを
調節することができ、前端板18を有し、この前端板18は
上記材料の種類又は断面積に応じて取り換えることがで
き、上記ピストンロッドは上記材料の供給線24に沿い、
この材料が供給される方向の反対方向に移動することが
できる。符号19は角度又は長さの読取り装置を表わす。
上記突出部12は可動せん断リング保持具８にヒンジ結合
される。これはせん断リング4,6の交換時に、水平面内
で揺動できるようにするためである。
横断方向に配設された搬送装置20は、せん断された材料
たとえばビレット21を受け入れる谷状部分22を含み、熱
間せん断装置の材料供給側端部の上記固定せん断リング
４より下方の位置に強固に取り付けられる。上記谷状部
分22の突出した位置にある時の状態を鎖線で示す。
たとえばビレット21を受け入れる谷状部分22を含み、熱
間せん断装置の材料供給側端部の上記固定せん断リング
４より下方の位置に強固に取り付けられる。上記谷状部
分22の突出した位置にある時の状態を鎖線で示す。
上記熱間せん断装置は次のように作用する。
せん断する材料、たとえばアルミニウムの丸棒１は案内
ローラ３に沿って押し出され、２箇のせん断リング4,6
の開口部を通り、ローラー列14のローラーに乗り、突当
て装置16の前端板18に突き当って止まる。つまり、この
前端板18は上記材料の長手方向の停止部材として作用す
る。せん断時には上記前端板はせん断作動によって生ず
る上記材料をその長手方向に移動させる力を受け止め、
これに対してせん断された丸棒、又は上記丸棒のせん断
される部分は上記ローラー列14に加えられる横断方向の
せん断力によって支持される。この構造によってせん断
面をせん断される丸棒に対して確実にに直角にすること
ができる。
ローラ３に沿って押し出され、２箇のせん断リング4,6
の開口部を通り、ローラー列14のローラーに乗り、突当
て装置16の前端板18に突き当って止まる。つまり、この
前端板18は上記材料の長手方向の停止部材として作用す
る。せん断時には上記前端板はせん断作動によって生ず
る上記材料をその長手方向に移動させる力を受け止め、
これに対してせん断された丸棒、又は上記丸棒のせん断
される部分は上記ローラー列14に加えられる横断方向の
せん断力によって支持される。この構造によってせん断
面をせん断される丸棒に対して確実にに直角にすること
ができる。
上記油圧シリンダ７を作動させると、せん断工程が開始
され、可動せん断リング６が突出部12と共に下方に移動
し、第１図に破線で示す押出し位置（その中心線を鎖線
26で示す）に移る。この可動せん断リングの押出し位置
への移動の終了後に、ピストンロッド16が第１図に矢印
で示すように左側に突き出されて、せん断された丸棒21
を横断方向の搬送装置20の押出し位置にある谷状部分22
の中に押し出す。この押し出された丸棒は図面に直角な
方向に運ばれて、たとえば押出装置の材料供給装置の中
に入る。
され、可動せん断リング６が突出部12と共に下方に移動
し、第１図に破線で示す押出し位置（その中心線を鎖線
26で示す）に移る。この可動せん断リングの押出し位置
への移動の終了後に、ピストンロッド16が第１図に矢印
で示すように左側に突き出されて、せん断された丸棒21
を横断方向の搬送装置20の押出し位置にある谷状部分22
の中に押し出す。この押し出された丸棒は図面に直角な
方向に運ばれて、たとえば押出装置の材料供給装置の中
に入る。
第２図において、２基の加熱炉40,42は予熱部43,45と直
熱部46,48とを有し、この直熱部46,48の下流側に熱間せ
ん断装置50,52が横並びに配設される。上記熱問せん断
装置50,52のせん断材料供給側端部と、加熱炉40,42のせ
ん断材料排出部との問、すなわち第２図の直熱部46,48
の右端部に、その横断方向に１基の搬送装置20が設けら
れ、この搬送装置20は上記２基の熱間せん断装置が交互
に又は同時に切断した材料たとえば押出成形用ビレット
21,21,…を搬送装置20の谷状部分（第２図に図示せず）
に受け入れる。このビレットは搬送装置の端部に、最
初、上記材料１のせん断装置への供給線24に平行に入
り、次にこの供給線24の横断方向に搬送される。
熱部46,48とを有し、この直熱部46,48の下流側に熱間せ
ん断装置50,52が横並びに配設される。上記熱問せん断
装置50,52のせん断材料供給側端部と、加熱炉40,42のせ
ん断材料排出部との問、すなわち第２図の直熱部46,48
の右端部に、その横断方向に１基の搬送装置20が設けら
れ、この搬送装置20は上記２基の熱間せん断装置が交互
に又は同時に切断した材料たとえば押出成形用ビレット
21,21,…を搬送装置20の谷状部分（第２図に図示せず）
に受け入れる。このビレットは搬送装置の端部に、最
初、上記材料１のせん断装置への供給線24に平行に入
り、次にこの供給線24の横断方向に搬送される。
第１図は本発明に基づく熱間せん断装置の縦断面略図、
第２図は各熱間せん断装置と、これに平行な加熱炉と、
せん断された材料を上記熱間せん断装置の横断方向に送
り出す搬送装置との配置平面略図である。 １……せん断材料、２……フレーム、３……案内ローラ
ー、４……固定せん断リング、５……せん断面、６……
可動せん断リング、７……作動シリンダ、８……可動せ
ん断リング保持具、12……突出部、14……ローラー列、
16……突当て装置、18……前端板、19……角度又は長さ
の読取り装置、20……搬送装置、21……せん断された材
料、22……谷状部分、24,26……せん断材料供給線、40,
42……加熱炉、43,45……予熱帯、46,48……直熱帯、5
0,52……熱間せん断装置。
第２図は各熱間せん断装置と、これに平行な加熱炉と、
せん断された材料を上記熱間せん断装置の横断方向に送
り出す搬送装置との配置平面略図である。 １……せん断材料、２……フレーム、３……案内ローラ
ー、４……固定せん断リング、５……せん断面、６……
可動せん断リング、７……作動シリンダ、８……可動せ
ん断リング保持具、12……突出部、14……ローラー列、
16……突当て装置、18……前端板、19……角度又は長さ
の読取り装置、20……搬送装置、21……せん断された材
料、22……谷状部分、24,26……せん断材料供給線、40,
42……加熱炉、43,45……予熱帯、46,48……直熱帯、5
0,52……熱間せん断装置。
Claims (8)
- 【請求項１】せん断面を形成する固定及び可動せん断要
素（４、６）を有し、これらの固定及び可動せん断リン
グ（４、６）によってせん断された上記材料の小片（2
1）は、せん断動作中の上記可動せん断リング（６）と
共に材料供給線外の押出し位置まで移動し、この押出し
位置から搬送装置（20）上へ移送され、せん断された又
はせん断される材料の小片に対する長さ方向に調節可能
な突当て装置（16）及び支持装置（14）を有する加熱さ
れた細長い金属材料、特に軽金属のビレットをせん断す
るための熱せん断装置において、上記調節可能な突当て
装置（16）及び支持装置（14）は上記可動せん断リング
（６）と共に移動するようにするために上記可動せん断
リング（６）上に設けられ、上記調節可能な突当て装置
（16）は上記可動せん断リング（６）のせん断動作終了
後に上記材料のせん断された小片をせん断されていない
材料の供給方向に平行かつ反対の方向に押出すようにし
たことを特徴とする熱間せん断装置。 - 【請求項２】上記調節可能な突当て装置（16）は、断面
の異なる材料に適応できるようにするために、せん断さ
れる材料の前端に対する交換可能な前板（18）を有する
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の熱間せ
ん断装置。 - 【請求項３】内部に上記支持装置（14）が固定して設け
られると共に上記突当て装置（16）が摺動可能に案内さ
れるようにした突出部（12）を有し、この突出部（12）
は上記材料の供給側と反対側にある上記熱間せん断装置
の上記可動せん断リング（６）の保持具（８）に取り付
けられていることを特徴とする特許請求の範囲第１項又
は第２項に記載の熱間せん断装置。 - 【請求項４】上記突出部（12）は上記保持具（８）に枢
着されていることを特徴とする特許請求の範囲第３項に
記載の熱間せん断装置。 - 【請求項５】上記突当て装置（16）は、上記可動せん断
要素の全せん断工程にわたって長さの異なる材料の小片
に交差しかつその全長に及ぶ支持を提供するために、せ
ん断された又はせん断される上記材料の小片（21）に対
する支持経路に沿って上記せん断面の近傍の端部まで調
節できるようにしたを特徴とする特許請求の範囲第１項
乃至第４項のいずれかに記載の熱間せん断装置。 - 【請求項６】上記突当て装置（16）は圧力媒体シリンダ
ーのピストンによって構成されており、上記支持装置は
上記突出部（12）内に回転可能に設けられたローラーを
有するローラー経路として構成されていることを特徴と
する特許請求の範囲第１項乃至第５項のいずれかに記載
の熱間せん断装置。 - 【請求項７】上記搬送装置は上記熱間せん断装置の供給
側に上記せん断動作と独立に固定して配置された横送り
搬送装置（20）として構成されていることを特徴とする
特許請求の範囲第１項乃至第６項のいずれかに記載の熱
間せん断装置。 - 【請求項８】熱間せん断装置（50）は第２の同様の熱間
せん断装置（52）に対して平行に配置され、上記搬送装
置（20）は両熱間せん断装置（50、52）に共通に設けら
れていることを特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第
７項のいずれかに記載の熱間せん断装置。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|
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