JPH11320006A - 線材の切断端曲げ装置 - Google Patents

線材の切断端曲げ装置

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JPH11320006A
JPH11320006A JP13385898A JP13385898A JPH11320006A JP H11320006 A JPH11320006 A JP H11320006A JP 13385898 A JP13385898 A JP 13385898A JP 13385898 A JP13385898 A JP 13385898A JP H11320006 A JPH11320006 A JP H11320006A
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JP
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wire
cutting
movable blade
disposed
fixed blade
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JP13385898A
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Tetsuya Takahashi
哲也 高橋
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Daido Machinery Ltd
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Daido Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 線材を切断する際に、その端部を併せて折曲
げることで、端部の視認性を向上させる。 【解決手段】 支持板56,56の前端間に配設した固
定刃用ホルダ58に、固定刃61が配設される。支持板
56,56間に移動自在に配設した移動部材63に可動
刃用ホルダ65が設けられ、該ホルダ65に可動刃60
が配設される。固定刃用ホルダ58に、可動刃60と固
定刃61とによる線材の切断に際して線材の後方への移
動を規制する規制部66が形成される。規制部66を挟
んで固定刃61と反対側に受け部材69が配設される。
可動刃用ホルダ65に、受け部材69と対向する押圧部
材72が配設される。そして、両刃60,61で線材を
切断する際に、押圧部材72と受け部材69とで挟持し
た線材を規制部66より後方まで移動することで切断端
部側を折曲げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は線材の切断端曲げ
装置に関し、更に詳細には、コイル巻機でリング状に整
形されて集束装置に集束される連続するリング状の線材
を切断するに際し、該線材の切断端部を併せて折曲げる
ようにした切断端曲げ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】需要家に向けてコイルの荷姿で出荷され
る線材製品は、先ず圧延後の線材をコイル巻機でリング
状に整形した後、この連続するリング状の線材を集束装
置にコイル状に集束する。そして、需要家の仕様および
規格に合わせて、コイルが所定の重量に達した時点で、
集束装置に向けて給送される連続するリング状の線材を
切断し、得られたコイルを結束して出荷される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記集束装置に集束さ
れたコイルにおいて、該コイルの始端または終端はコイ
ル内に紛れて視認することが困難であり、需要家の使用
に際してコイルの端部を探すのに時間や手間が掛かる問
題があった。このような状況にあって、需要家からはコ
イルの端部を視認し易くしてほしいという強い要望があ
る。しかしながら、未だコイル端部を容易に視認させ得
る技術の提案はなされていないのが実情である。
【0004】
【発明の目的】この発明は、先に述べた従来の技術に内
在している欠点を好適に解決するべく提案されたもので
あって、線材を切断する際に、その端部を併せて折曲げ
ることで、端部の視認性を向上させ得るようにした線材
の切断端曲げ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を好適に達成するため本発明は、コイル巻機でリ
ング状に整形されて集束装置に集束される連続するリン
グ状の線材の給送経路に配設され、該線材を切断すると
共にその端部を折曲げる切断端曲げ装置であって、前記
線材の給送経路から離間する位置に配設された固定刃用
ホルダに配設された固定刃と、前記線材の給送経路を挟
んで固定刃用ホルダと反対側に位置する可動刃用ホルダ
に配設されて固定刃と対向する可動刃と、前記可動刃用
ホルダを固定刃用ホルダに対して進退移動させ、その近
接時に前記可動刃と固定刃とにより前記線材を切断させ
る作動手段と、前記固定刃用ホルダが配設される固定側
において、前記可動刃用ホルダの進退方向に移動自在に
配設され、常には弾性部材により可動刃用ホルダ側に向
けて付勢される受け部材と、前記受け部材と対向するよ
う可動刃用ホルダに配設され、前記両刃の近接時に線材
の切断部位から離間する部位を受け部材との間で挟持す
る押圧部材と、前記固定刃と受け部材との間に設けら
れ、前記可動刃と固定刃とによる線材の切断位置より可
動刃用ホルダ側に突出して線材の移動を規制する規制部
とからなり、前記可動刃を固定刃に近接して前記線材を
切断する際に、前記押圧部材と受け部材とで挟持される
線材を、前記規制部より後方まで移動させることで、該
規制部で規制されている切断された線材の端部を折曲げ
るよう構成したことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る線材の切断端
曲げ装置につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参
照しながら以下説明する。図1は、実施例に係る切断端
曲げ装置が採用されるコイル製造ユニット10の全体構
成を示す側面図である。このコイル製造ユニット10
は、コイル巻機12、線材送り装置14、集束装置1
6、秤量機18および切断端曲げ装置20から基本的に
構成されている。
【0007】前記コイル巻機12は、本体22に内蔵
(図示せず)した公知の機構により図示しない圧延機から
供給される線材24をリング状に整形するよう構成され
る。また本体22の前面に、水平部26aと垂直部26
bとからなるL字状のノーズ26が配設され、リング状
の線材24は、該ノーズ26の水平部26a外周を押せ
押せ状態で移動した後、前記線材送り装置14により1
本づつ分離されて垂直部26bに送り出されて落下され
るようになっている。
【0008】前記ノーズ26における垂直部26bの下
方に秤量機18が配置され、該秤量機18の上面に集束
装置16が移動自在に載置されている。この集束装置1
6は、台車28に巻取コーン30を備え、該コーン30
の外周にノーズ26から落下するリング状の線材24が
コイル状に巻回されるようになっている。前記秤量機1
8は、集束装置16に集束されるコイルの重量を秤量す
るものであって、該秤量機18が予め設定された重量M
を検出した際に、図示しない制御装置が後述する停止装
置32および前記切断端曲げ装置20に作動信号を出力
するよう設定される。また、前記重量Mより所定量だけ
軽い重量M1を秤量機18が検出したときに、制御装置
は前記線材送り装置14に低速運転信号を出力するよう
設定してある。
【0009】前記コイル巻機12の前方に離間して機枠
34が配置され、この機枠34の上部に、図2に示す如
く、線材送り装置14の保持フレーム36が枢軸38を
介して傾動自在に配設されている。保持フレーム36に
おける前記ノーズ26の水平部26aと垂直部26bと
の略境界部分の上方に臨む端部に上ピンチローラ40が
回転自在に配設され、該ピンチローラ40は、機枠34
に配設されたサーボモータ42によって回転駆動される
よう構成される。また前記ノーズ26には、リング状の
線材24の給送経路を挟んで上ピンチローラ40と対向
する位置に下ピンチローラ44が回転自在に配設され、
両ピンチローラ40,44にリング状の線材24を挟持
して1本づつ垂直部26bに向けて送り出すようになっ
ている。なお、前記サーボモータ42は、通常運転時に
はコイル巻機12の能力に応じた高速で上ピンチローラ
40を回転してリング状の線材24を送り出し、前記秤
量機18が重量M1を検出することで制御装置から低速
運転信号が出力されたときには、上ピンチローラ40を
低速で回転してリング状の線材24の送り出し間隔を大
きくするよう設定されている。
【0010】図3に示す如く、前記機枠34にローラ用
流体圧シリンダ46が垂直に配設され、該シリンダ46
のピストンロッド46aが前記保持フレーム36に連結
される。そして、このローラ用流体圧シリンダ46は、
前記制御装置から低速運転信号が出力されたときに、そ
のピストンロッド46aを引込む方向に付勢され、前記
上ピンチローラ40を下ピンチローラ44に所要圧力で
押付けるべく機能する。なお、機枠34と保持フレーム
36との間に圧縮バネ48が介装され(図2参照)、該バ
ネ48によって保持フレーム36は、常には上ピンチロ
ーラ40を下ピンチローラ44から離間する方向に付勢
されている。
【0011】前記機枠34にホルダ50を介して停止装
置32を構成するストッパ用流体圧シリンダ52が配設
され、該シリンダ52のピストンロッド52aにストッ
パ54が取付けられている。そして、ストッパ用流体圧
シリンダ52を正逆付勢することでストッパ54は、前
記線材送り装置14の下流側におけるノーズ26の外周
を給送されるリング状の線材24の給送経路から外方に
離間する退避位置(図1)と、リング状の線材24に当接
して給送を阻止可能な規制位置(図2)との間を進退移動
するよう構成される。なお、ストッパ用流体圧シリンダ
52は、前記制御装置からの作動信号によりストッパ5
4を退避位置から規制位置に移動させるよう作動制御さ
れる。
【0012】前記機枠34には、前記停止装置32で給
送が停止されたリング状の線材24を切断すると共にそ
の端部を折曲げる切断端曲げ装置20が配設されてい
る。すなわち、図4に示す如く、機枠34に幅方向に所
定間隔離間して一対の支持板56,56が平行に配設さ
れ、両支持板56,56のコイル巻機12を指向する前
端間に固定刃用ホルダ58が着脱自在に配設されてい
る。この固定刃用ホルダ58には、後述する可動刃60
と協働してリング状の線材24を切断する固定刃61が
着脱自在に配設してある。また一対の支持板56,56
間に、該支持板56,56に回転自在に配設した複数の
ガイドローラ62を介して進退移動自在に移動部材63
が配設され、該移動部材63の後端に、機枠34に配設
された作動手段としての切断用流体圧シリンダ64のピ
ストンロッド64aが連結されている(図5参照)。
【0013】前記移動部材63の固定刃用ホルダ58よ
り前側に延出する支持部63aの先端に可動刃用ホルダ
65が設けられ、該ホルダ65に、前記固定刃61と対
向する可動刃60が着脱自在に配設されている。この可
動刃60は、前記切断用流体圧シリンダ64を正逆付勢
することで、固定刃61から離間する作動位置と近接す
る切断位置との間を移動し、作動位置から切断位置への
移動時に両刃60,61の間に臨む線材24をシャー切
断するよう構成される(図7(b)参照)。なお、可動刃6
0を作動位置に移動したときには、前記リング状の線材
24の給送経路を挟んで該可動刃60が固定刃61と反
対側に臨むと共に、両刃60,61の間に臨む支持部6
3a上に線材24が載るようになっている(図7(a)参
照)。前記固定刃用ホルダ58における固定刃61の配
設位置より給送方向下流側の前部に、可動刃60と固定
刃61との協働により線材24が完全に切断される切断
位置より前方に突出する規制部66が形成され、該規制
部66によって線材24の後方への移動を規制するよう
構成してある。
【0014】前記規制部66が形成される側に臨む前記
一方の支持板56の外側にブラケット67が着脱自在に
配設され、図6に示す如く、このブラケット67に上下
一対のガイドロッド68,68が前後方向(移動部材63
の移動方向)に摺動自在に配設されている。また、両ガ
イドロッド68,68の前端に受け部材69が配設され
ると共に、該受け部材69とブラケット67との間に臨
む各ガイドロッド68の外周に圧縮バネ(弾性部材)70
が介装され、両圧縮バネ70,70によって受け部材6
9は常には前側に延出する方向に付勢されている。な
お、各ガイドロッド68の後端にストッパナット71が
配設され、該ストッパナット71がブラケット67の後
面に当接して受け部材69の前側への移動を規制した状
態で、該受け部材69の前端面が前記固定刃61の前端
と略同一位置に臨むよう設定してある(図4参照)。
【0015】前記可動刃用ホルダ65には、前記受け部
材69と対向する位置に押圧部材72が着脱自在に配設
され、可動刃60を作動位置から切断位置へ移動した際
に、前記線材24における両刃60,61での切断部位
より給送方向下流側に所定長さだけ離間する部位を該押
圧部材72と受け部材69とで挟持するようになってい
る。この押圧部材72は、可動刃60が切断位置まで移
動した際に、その受け部材69と対向する前端面が、前
記固定刃用ホルダ58の規制部66より後方まで移動す
るよう設定される。これにより、前記線材24における
押圧部材72と受け部材69との間で挟持された部位か
ら切断端側が、固定刃用ホルダ58の規制部66に押付
けられて前側に向けて折曲げられるよう構成される(図
7(b)参照)。なお、前記ブラケット67が配設される
支持板56に保持用流体圧シリンダ73が配設され、該
シリンダ73のピストンロッド73aに配設した保持ピ
ン74は、前記受け部材69の対応個所に穿設した通孔
69a内に摺動自在に臨んでいる。この保持用流体圧シ
リンダ73は、前記切断用流体圧シリンダ64と同期し
て作動制御され、前記可動刃60を切断位置から作動位
置へ移動した際にピストンロッド73aを延出して保持
ピン74を押圧部材72と受け部材69との間に臨ま
せ、切断および端曲げがなされる線材24を両部材7
2,69の間に傾向かない状態で確実に保持するべく機
能する。
【0016】
【実施例の作用】次に、実施例に係る切断端曲げ装置の
作用について説明する。図1に示す如く、前記停止装置
32のストッパ54が退避位置に臨むと共に、前記可動
刃60が切断位置に臨む状態で、前記コイル巻機12で
リング状に整形された線材24は、前記ノーズ26の水
平部26aを押せ押せ状態で移動する。前記線材送り装
置14の配設位置に到来するリング状の線材24は、前
記上下のピンチローラ40,44で挟持され、サーボモ
ータ42により高速回転される上ピンチローラ40の回
転に伴って上流側の線材群から分離されてノーズ26の
垂直部26bに向けて送り出される。そして、該垂直部
26bの外周に沿って落下するリング状の線材24は、
前記集束装置16に集束される。
【0017】前記秤量機18が、予め設定された重量M
よりも所定量だけ軽い前記重量M1を検出すると、制御
装置から線材送り装置14のサーボモータ42に低速運
転信号が出力され、上ピンチローラ40は低速で回転す
る。これにより、ノーズ26の水平部26aから垂直部
26bへ送り出されるリング状の線材24の送り出し間
隔が大きくなる。また、前記ローラ用流体圧シリンダ4
6が付勢されて上ピンチローラ40を下ピンチローラ4
4に所要圧力で押付けることで、当該ピンチローラ4
0,44の上流側の線材群からリング状の線材24が1
本づつ確実に分離されて下流側に送り出される。そし
て、秤量機18が前記重量Mを検出すると、制御装置か
ら前記停止装置32に作動信号が出力され、これにより
ストッパ用流体圧シリンダ52が付勢されてストッパ5
4が規制位置(図2)に移動して、後続する線材24の給
送を規制する。この場合において、前記上ピンチローラ
40の低速回転により線材送り装置14で送り出される
線材24の送り出し間隔は大きいから、作動信号の出力
時点で確実に線材24の給送を停止させることができ、
必要以上の線材24が集束装置16に集束されるのは防
止される。なお、秤量機18が前記重量Mを検出したと
きには、前記線材送り装置14の運転は停止される。
【0018】前記切断端曲げ装置20への切断信号が出
力され、前記切断用流体圧シリンダ64が付勢されて可
動刃60が切断位置から作動位置に移動する。また前記
保持用流体圧シリンダ73も付勢されて保持ピン74を
延出し、これにより図7(a)に示す如く、前記ストッパ
54で停止された線材24が給送経路に臨む支持部63
aおよび保持ピン74上に載って、該線材24は可動刃
60と固定刃61および押圧部材72と受け部材69と
の間に確実に保持される。次いで切断用流体圧シリンダ
64が逆付勢され、可動刃60が固定刃61に近接移動
することで、支持部63a上の線材24は可動刃60の
移動に伴って固定刃61側に移動する。このとき、可動
刃60と一体に移動する押圧部材72と受け部材69と
の間に線材24の切断部位より上流側の部分が挟持され
る。この状態で可動刃60が更に固定刃61側の切断位
置まで移動することで、線材24は両刃60,61によ
り切断されるに至る。このとき、前記押圧部材72が前
記固定刃用ホルダ58の規制部66より後方に移動する
ことで、図7(b)に示す如く、該規制部66で規制され
ている線材24の切断端部側が、押圧部材72と受け部
材69とで挟持されている部位から前側に折曲げられ
る。そして、切断および端曲げがなされた線材24の切
断端部は、前記集束装置16に落下される。なお、切断
用流体圧シリンダ64の逆付勢と同期して保持用流体圧
シリンダ73も逆付勢され、前記保持ピン74は線材2
4を保持しつつ後退する。
【0019】すなわち実施例では、線材24を切断する
と共にその切断端部を折曲げるよう構成したので、集束
装置16に集束されたコイルにおいては、その終端が折
曲げられているから簡単に視認することができる。従っ
て、需要家での使用に際して、コイル端部を探す手間が
省け、作業の効率化に寄与し得るものである。また実施
例では、集束装置16に集束されるコイルが予め設定さ
れた重量Mに達する前に、上ピンチローラ40を高速回
転から低速回転に可変制御するので、重量Mに達した時
点で線材24の給送を確実に停止させることができ、切
断端曲げ装置20への切断信号が出力されて可動刃60
が切断位置から作動位置に移動した際に、2本以上の線
材24が支持部63aおよび保持ピン74上に載って切
断されてしまうのを未然に防止し得る。しかも、通常運
転時にはコイル巻機12の能力に応じて上ピンチローラ
40を高速回転させるので、コイル巻機12の能力を最
大限に発揮させ得る。
【0020】実施例では、可動刃および固定刃に対して
押圧部材や受け部材および規制部を、線材給送方向の下
流側に配置することで、コイルの終端を折曲げるように
したが、押圧部材や受け部材および規制部を線材給送方
向の上流側に配設することで、コイルの始端を折曲げる
ようにすることもできる。また実施例では、固定刃用ホ
ルダに規制部を形成した場合につき説明したが、規制部
を別体で構成してもよい。なお、線材送り装置の上ピン
チローラを回転駆動するモータとしては、可変速制御可
能なものであれば、サーボモータに限らずインバータモ
ータを採用可能である。
【0021】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明に係る線材
の切断端曲げ装置によれば、線材を切断する際に、その
端部を併せて折曲げるよう構成したので、コイルの荷姿
で出荷される線材の端部を確実かつ容易に視認すること
ができる。従って、需要家での使用に際して、線材の端
部を探す手間が省け、作業の効率化に寄与し得るもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適実施例に係る切断端曲げ装置が採
用されるコイル製造ユニットの側面図である。
【図2】実施例に係るコイル製造ユニットの要部を一部
切欠いて示す側面図である。
【図3】実施例に係るコイル製造ユニットの要部を示す
縦断正面図である。
【図4】実施例に係る切断端曲げ装置を一部断面で示す
平面図である。
【図5】実施例に係る切断端曲げ装置を示す縦断側面図
である。
【図6】実施例に係る切断端曲げ装置を示す側面図であ
る。
【図7】実施例に係る切断端曲げ装置の動作状態図であ
る。
【符号の説明】
12 コイル巻機 16 集束装置 20 切断端曲げ装置 24 線材 58 固定刃用ホルダ 61 固定刃 64 切断用流体圧シリンダ(作動手段) 65 可動刃用ホルダ 66 規制部 69 受け部材 70 圧縮バネ(弾性部材) 72 押圧部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイル巻機(12)でリング状に整形されて
    集束装置(16)に集束される連続するリング状の線材(24)
    の給送経路に配設され、該線材(24)を切断すると共にそ
    の端部を折曲げる切断端曲げ装置(20)であって、 前記線材(24)の給送経路から離間する位置に配設された
    固定刃用ホルダ(58)に配設された固定刃(61)と、 前記線材(24)の給送経路を挟んで固定刃用ホルダ(58)と
    反対側に位置する可動刃用ホルダ(65)に配設されて固定
    刃(61)と対向する可動刃(60)と、 前記可動刃用ホルダ(65)を固定刃用ホルダ(58)に対して
    進退移動させ、その近接時に前記可動刃(60)と固定刃(6
    1)とにより前記線材(24)を切断させる作動手段(64)と、 前記固定刃用ホルダ(58)が配設される固定側において、
    前記可動刃用ホルダ(65)の進退方向に移動自在に配設さ
    れ、常には弾性部材(70)により可動刃用ホルダ(65)側に
    向けて付勢される受け部材(69)と、 前記受け部材(69)と対向するよう可動刃用ホルダ(65)に
    配設され、前記両刃(60,61)の近接時に線材(24)の切断
    部位から離間する部位を受け部材(69)との間で挟持する
    押圧部材(72)と、 前記固定刃(61)と受け部材(69)との間に設けられ、前記
    可動刃(60)と固定刃(61)とによる線材(24)の切断位置よ
    り可動刃用ホルダ(65)側に突出して線材(24)の移動を規
    制する規制部(66)とからなり、 前記可動刃(60)を固定刃(61)に近接して前記線材(24)を
    切断する際に、前記押圧部材(72)と受け部材(69)とで挟
    持される線材(24)を、前記規制部(66)より後方まで移動
    させることで、該規制部(66)で規制されている切断され
    た線材(24)の端部を折曲げるよう構成したことを特徴と
    する線材の切断端曲げ装置。
JP13385898A 1998-05-15 1998-05-15 線材の切断端曲げ装置 Pending JPH11320006A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100978248B1 (ko) 2008-07-16 2010-08-26 동광합철(주) 선재이송장치
JP2014200814A (ja) * 2013-04-04 2014-10-27 Jfeスチール株式会社 バーインコイルの尾端処理装置
CN105290263A (zh) * 2015-11-25 2016-02-03 江苏仓环铜业股份有限公司 一种自动化生产打包扣用的成型方法
CN105363959A (zh) * 2015-11-25 2016-03-02 江苏仓环铜业股份有限公司 一种自动化生产打包扣用的成型机
CN113205957A (zh) * 2021-05-26 2021-08-03 厦门匠锐科技有限公司 一种骨架线圈的生产线

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