JPH0716797A - プレス装置 - Google Patents
プレス装置Info
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- JPH0716797A JPH0716797A JP5168227A JP16822793A JPH0716797A JP H0716797 A JPH0716797 A JP H0716797A JP 5168227 A JP5168227 A JP 5168227A JP 16822793 A JP16822793 A JP 16822793A JP H0716797 A JPH0716797 A JP H0716797A
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- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
- Control Of Presses (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シートからプリペイドカードとなる製品部分
を打ち抜くのに用い、引き続くシート間で空打ちするプ
レス装置において、金型の強度を上げる。 【構成】 上ラム本体110 の下側に可動板111 を昇降可
能に設ける。これら上ラム本体110 と可動板111 との間
にスライド板114 を水平に摺動可能に設ける。可動板11
1 は、エアシリンダー121 により常時上へ引っ張る。ス
ライド板114は、エアシリンダー123 により駆動する。
可動板111 の上面とスライド板114 の下面とに多数の山
部125 ,126 を形成する。スライド板114 を変位させ
て、山部125 ,126 を互いに突き当てると、上ラム本体
110 に対し上金型105 が下降し、打ち抜きができる。山
部125 ,126 を互いに外すと、上金型105 が上昇し、空
打ちとなる。 【効果】 上金型105 全体を昇降させることにより、そ
の強度や精度が上がる。
を打ち抜くのに用い、引き続くシート間で空打ちするプ
レス装置において、金型の強度を上げる。 【構成】 上ラム本体110 の下側に可動板111 を昇降可
能に設ける。これら上ラム本体110 と可動板111 との間
にスライド板114 を水平に摺動可能に設ける。可動板11
1 は、エアシリンダー121 により常時上へ引っ張る。ス
ライド板114は、エアシリンダー123 により駆動する。
可動板111 の上面とスライド板114 の下面とに多数の山
部125 ,126 を形成する。スライド板114 を変位させ
て、山部125 ,126 を互いに突き当てると、上ラム本体
110 に対し上金型105 が下降し、打ち抜きができる。山
部125 ,126 を互いに外すと、上金型105 が上昇し、空
打ちとなる。 【効果】 上金型105 全体を昇降させることにより、そ
の強度や精度が上がる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばシートからプリ
ペイドカードあるいはクレジットカードなどの製品部分
を打ち抜くのに用いられるプレス装置に関する。
ペイドカードあるいはクレジットカードなどの製品部分
を打ち抜くのに用いられるプレス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆるプリペイドカードあるいはクレ
ジットカードなどの磁気記録カードは、シートから製品
部分を打ち抜いて製造される。シートには、製品部分が
縦横に並べて形成されている。すなわち、シートは、プ
ラスチックからなるベースの裏面に情報記録用の磁性材
料が塗布され、両面に装飾や表示などが印刷されてい
る。この印刷は、打ち抜き前に既になされているから、
製品部分はシートの所定位置から正確に打ち抜かなけれ
ばならない。なお、図10にシート1の一例を示してあ
る。同図において、2は打ち抜かれるべき製品部分、3
は位置マークであるトンボマークである。これらトンボ
マーク3は、前記印刷時に同時に形成され、各製品部分
2の位置を示す。
ジットカードなどの磁気記録カードは、シートから製品
部分を打ち抜いて製造される。シートには、製品部分が
縦横に並べて形成されている。すなわち、シートは、プ
ラスチックからなるベースの裏面に情報記録用の磁性材
料が塗布され、両面に装飾や表示などが印刷されてい
る。この印刷は、打ち抜き前に既になされているから、
製品部分はシートの所定位置から正確に打ち抜かなけれ
ばならない。なお、図10にシート1の一例を示してあ
る。同図において、2は打ち抜かれるべき製品部分、3
は位置マークであるトンボマークである。これらトンボ
マーク3は、前記印刷時に同時に形成され、各製品部分
2の位置を示す。
【0003】前記シート1の打ち抜きに用いられる打ち
抜き装置は、シート搬送機構、シートの位置決め機構お
よびプレス機構などを備えている。そして、シートを位
置決め機構により位置決めした後、プレス機構へ送り、
ここで、シートを間欠的に搬送し、このシートの製品部
分を1列ずつ順次抜き出していく。また、複数のシート
が次々に搬送されて、打ち抜きが行われていく。
抜き装置は、シート搬送機構、シートの位置決め機構お
よびプレス機構などを備えている。そして、シートを位
置決め機構により位置決めした後、プレス機構へ送り、
ここで、シートを間欠的に搬送し、このシートの製品部
分を1列ずつ順次抜き出していく。また、複数のシート
が次々に搬送されて、打ち抜きが行われていく。
【0004】ところで、シートには製品部分が一定ピッ
チで形成されているので、打ち抜きに際しては、シート
を一定時間ごとに一定ピッチずつ送りながら、前記一定
時間の周期でプレス機構を作動させればよい。ところ
が、引き続く2枚のシート間では、このシートの端縁部
に製品部分のない所定幅の耳があることから、前のシー
トの最後列の製品部分と後のシートの最前列の製品部分
との間の間隔を前記一定ピッチまで短くすることはでき
ない。シートの搬送やプレス機構の作動を一定のものと
するには、前記前のシートの最後列の製品部分と後のシ
ートの最前列の製品部分との間の間隔を2ピッチ分に
し、シート間では、プレス機構を空打ちすればよい。し
かし、この空打ちに際しては、前記シートの端縁間の間
隔が製品部分の幅よりも狭いと、パンチがシートの耳に
かかり、この耳の一部が欠けてしまう。この欠けた部分
は、異物として金型内に残り、作動不良の原因となる。
チで形成されているので、打ち抜きに際しては、シート
を一定時間ごとに一定ピッチずつ送りながら、前記一定
時間の周期でプレス機構を作動させればよい。ところ
が、引き続く2枚のシート間では、このシートの端縁部
に製品部分のない所定幅の耳があることから、前のシー
トの最後列の製品部分と後のシートの最前列の製品部分
との間の間隔を前記一定ピッチまで短くすることはでき
ない。シートの搬送やプレス機構の作動を一定のものと
するには、前記前のシートの最後列の製品部分と後のシ
ートの最前列の製品部分との間の間隔を2ピッチ分に
し、シート間では、プレス機構を空打ちすればよい。し
かし、この空打ちに際しては、前記シートの端縁間の間
隔が製品部分の幅よりも狭いと、パンチがシートの耳に
かかり、この耳の一部が欠けてしまう。この欠けた部分
は、異物として金型内に残り、作動不良の原因となる。
【0005】そこで、従来より、上金型に対するパンチ
の高さを調節可能とし、プレス機構が一定の作動を続け
ても、シート間では、実際にはパンチがシートを打ち抜
かないようにすることが行われている。ここで、従来の
この種のプレス機構の一例について、図11を参照しな
がら説明する。同図において、11は下ホルダーで、この
下ホルダー11は、上面に下金型12が取り付けられるもの
である。この下金型12は、ダイ13を有している。また、
14は上ラムで、この上ラム14は、下面に上金型15が取り
付けられるものであり、上下方向に駆動されて両金型1
2,15を互いに開閉させるものである。そして、上金型1
5には、パンチ16が上下摺動可能に組み込まれており、
このパンチ16の上部は、パンチホルダー17により保持さ
れている。また、上ラム14と上金型15との間にはスライ
ド板18が水平に摺動自在に設けられている。このスライ
ド板18は、エアシリンダー19により駆動されるものであ
る。そして、スライド板18の先端部下側には、前記パン
チホルダー17の上部に嵌合する凹部20が形成されてい
る。さらに、このパンチホルダー17は、前記上ラム14に
組み込まれたスプリング21により連結ロッド22を介して
常時上方へ引っ張られている。
の高さを調節可能とし、プレス機構が一定の作動を続け
ても、シート間では、実際にはパンチがシートを打ち抜
かないようにすることが行われている。ここで、従来の
この種のプレス機構の一例について、図11を参照しな
がら説明する。同図において、11は下ホルダーで、この
下ホルダー11は、上面に下金型12が取り付けられるもの
である。この下金型12は、ダイ13を有している。また、
14は上ラムで、この上ラム14は、下面に上金型15が取り
付けられるものであり、上下方向に駆動されて両金型1
2,15を互いに開閉させるものである。そして、上金型1
5には、パンチ16が上下摺動可能に組み込まれており、
このパンチ16の上部は、パンチホルダー17により保持さ
れている。また、上ラム14と上金型15との間にはスライ
ド板18が水平に摺動自在に設けられている。このスライ
ド板18は、エアシリンダー19により駆動されるものであ
る。そして、スライド板18の先端部下側には、前記パン
チホルダー17の上部に嵌合する凹部20が形成されてい
る。さらに、このパンチホルダー17は、前記上ラム14に
組み込まれたスプリング21により連結ロッド22を介して
常時上方へ引っ張られている。
【0006】そして、シートを打ち抜く場合は、図11
(a)に示すように、スライド板18を前進させ、その凹
部20を外れた下面をパンチホルダー17の上面に押さえ付
ける。この状態では、スライド板18により押さえられ
て、パンチ16は上金型15に対して下降位置に保持され
る。そして、上ラム14とともに上金型15が下降すると、
そのパンチ16がダイ13上のシートを打ち抜くことにな
る。一方、シート間の位置では、図11(b)に示すよ
うに、スライド板18を後退させ、その凹部20をパンチホ
ルダー17の上部に嵌める。この状態では、パンチ16は上
金型15に対し上昇位置に保持されて引っ込む。したがっ
て、上ラム14が下降しても、パンチ16がシートを打ち抜
くことはない。
(a)に示すように、スライド板18を前進させ、その凹
部20を外れた下面をパンチホルダー17の上面に押さえ付
ける。この状態では、スライド板18により押さえられ
て、パンチ16は上金型15に対して下降位置に保持され
る。そして、上ラム14とともに上金型15が下降すると、
そのパンチ16がダイ13上のシートを打ち抜くことにな
る。一方、シート間の位置では、図11(b)に示すよ
うに、スライド板18を後退させ、その凹部20をパンチホ
ルダー17の上部に嵌める。この状態では、パンチ16は上
金型15に対し上昇位置に保持されて引っ込む。したがっ
て、上ラム14が下降しても、パンチ16がシートを打ち抜
くことはない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来のプ
レス装置(プレス機構)では、上金型15で、パンチ16の
みを上下動可能としているため、金型15の剛性が落ち、
また、パンチ16のアライメントが狂いやすい問題があっ
た。これとともに、パンチ16が磨耗し、金型15の寿命が
短くなる問題があった。
レス装置(プレス機構)では、上金型15で、パンチ16の
みを上下動可能としているため、金型15の剛性が落ち、
また、パンチ16のアライメントが狂いやすい問題があっ
た。これとともに、パンチ16が磨耗し、金型15の寿命が
短くなる問題があった。
【0008】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、作動を止めることなく加工と非加工とを
選択できるプレス装置において、金型の剛性、精度およ
び寿命を向上させることを目的とする。
とするもので、作動を止めることなく加工と非加工とを
選択できるプレス装置において、金型の剛性、精度およ
び寿命を向上させることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、上金型と下金型とを上下に開閉させて加
工を行うプレス装置において、上下に駆動される上ラム
本体と、この上ラム本体の下側に昇降可能に支持され前
記上金型が下面に取り付けられる可動板と、これら可動
板および上ラム本体間に水平に摺動可能に設けられたス
ライド板と、前記可動板を上方へ付勢する可動板持ち上
げ手段と、前記スライド板を駆動するスライド板駆動手
段とを備え、前記可動板の上面とスライド板の下面と
に、このスライド板の変位に伴い互いに突き当たり、外
れる山部をそれぞれ有するものである。
成するために、上金型と下金型とを上下に開閉させて加
工を行うプレス装置において、上下に駆動される上ラム
本体と、この上ラム本体の下側に昇降可能に支持され前
記上金型が下面に取り付けられる可動板と、これら可動
板および上ラム本体間に水平に摺動可能に設けられたス
ライド板と、前記可動板を上方へ付勢する可動板持ち上
げ手段と、前記スライド板を駆動するスライド板駆動手
段とを備え、前記可動板の上面とスライド板の下面と
に、このスライド板の変位に伴い互いに突き当たり、外
れる山部をそれぞれ有するものである。
【0010】
【作用】本発明のプレス装置では、加工を行う場合、ス
ライド板駆動手段によりスライド板を水平に動かし、こ
のスライド板の下面の山部を可動板の上面の山部に突き
当てる。この状態で、可動板およびその下面に取り付け
られた上金型は、可動板持ち上げ手段の付勢に抗して、
上ラム本体に対し下降位置に保持される。したがって、
所定のストローク上ラム本体が下降すると、上金型と下
金型とによりワークが挟み込まれて、このワークが打ち
抜きなどの加工をされる。一方、プレス装置の作動を止
めずに、加工は行わない場合には、スライド板駆動手段
によりスライド板を水平に動かし、このスライド板の山
部と可動板の山部とを外す。この状態で、可動板および
上金型は、可動板持ち上げ手段の付勢により、上ラム本
体に対し上昇位置に保持される。したがって、前記所定
のストローク上ラム本体が下降しても、上金型が下金型
に十分に近付かず、ワークは加工されない。
ライド板駆動手段によりスライド板を水平に動かし、こ
のスライド板の下面の山部を可動板の上面の山部に突き
当てる。この状態で、可動板およびその下面に取り付け
られた上金型は、可動板持ち上げ手段の付勢に抗して、
上ラム本体に対し下降位置に保持される。したがって、
所定のストローク上ラム本体が下降すると、上金型と下
金型とによりワークが挟み込まれて、このワークが打ち
抜きなどの加工をされる。一方、プレス装置の作動を止
めずに、加工は行わない場合には、スライド板駆動手段
によりスライド板を水平に動かし、このスライド板の山
部と可動板の山部とを外す。この状態で、可動板および
上金型は、可動板持ち上げ手段の付勢により、上ラム本
体に対し上昇位置に保持される。したがって、前記所定
のストローク上ラム本体が下降しても、上金型が下金型
に十分に近付かず、ワークは加工されない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図1から
図10を参照しながら説明する。シート1の打ち抜きに
用いる打ち抜き装置は、複数のシート1を一定方向すな
わち前方に順次搬送しながら、このシート1の製品部分
2を1列ずつ順次打ち抜くものであり、シート供給機構
31と第1のシート搬送機構32と位置決め機構33と第2の
シート搬送機構34と第3のシート搬送機構35とプレス装
置であるプレス機構36と製品分離機構37とスクラップ集
積機構38と操作盤39とを備えている。シート供給機構31
は、シート1が積層状態で搬入され、このシート1を上
から1枚ずつ第1のシート搬送機構32へ送り出すもので
ある。この第1のシート搬送機構32は、シート供給機構
31から供給されたシート1を位置決め機構33へ搬送する
ものである。この位置決め機構33は、搬送されてきたシ
ート1を外形基準で位置決めするものである。第2のシ
ート搬送機構34は、位置決めされたシート1をプレス機
構36へと搬送するものであり、その際、シート1の所定
姿勢を保つ。第3のシート搬送機構35は、第2のシート
搬送機構34からシート1を受け取り、プレス機構36およ
び製品分離機構37においてシート1を間欠的に搬送する
ものである。プレス機構36は、シート1から製品部分2
を1列ずつ切断して打ち抜くものである。製品分離機構
37は、プレス機構36による打ち抜き後シート1から製品
部分2を分離させるものである。スクラップ集積機構38
は、第3のシート搬送機構35から製品の抜け落ちたシー
ト1の残材を受け取り、これを集積していくものであ
る。操作盤39は、打ち抜き装置の制御、条件設定などの
操作のためのものである。
図10を参照しながら説明する。シート1の打ち抜きに
用いる打ち抜き装置は、複数のシート1を一定方向すな
わち前方に順次搬送しながら、このシート1の製品部分
2を1列ずつ順次打ち抜くものであり、シート供給機構
31と第1のシート搬送機構32と位置決め機構33と第2の
シート搬送機構34と第3のシート搬送機構35とプレス装
置であるプレス機構36と製品分離機構37とスクラップ集
積機構38と操作盤39とを備えている。シート供給機構31
は、シート1が積層状態で搬入され、このシート1を上
から1枚ずつ第1のシート搬送機構32へ送り出すもので
ある。この第1のシート搬送機構32は、シート供給機構
31から供給されたシート1を位置決め機構33へ搬送する
ものである。この位置決め機構33は、搬送されてきたシ
ート1を外形基準で位置決めするものである。第2のシ
ート搬送機構34は、位置決めされたシート1をプレス機
構36へと搬送するものであり、その際、シート1の所定
姿勢を保つ。第3のシート搬送機構35は、第2のシート
搬送機構34からシート1を受け取り、プレス機構36およ
び製品分離機構37においてシート1を間欠的に搬送する
ものである。プレス機構36は、シート1から製品部分2
を1列ずつ切断して打ち抜くものである。製品分離機構
37は、プレス機構36による打ち抜き後シート1から製品
部分2を分離させるものである。スクラップ集積機構38
は、第3のシート搬送機構35から製品の抜け落ちたシー
ト1の残材を受け取り、これを集積していくものであ
る。操作盤39は、打ち抜き装置の制御、条件設定などの
操作のためのものである。
【0012】つぎに、前記シート供給機構31の構成を説
明する。箱状のフレーム41があり、このフレーム41内
に、上下に駆動されるエレベーター42が設けられてい
る。このエレベーター42は、シート1が積層状態で載せ
られるものである。また、フレーム41の上部には、前側
(図示右側)に真空吸着パッド43が設けられている。こ
の真空吸着パッド43は、エアシリンダー44により前後に
駆動されるものである。さらに、真空吸着パッド43の前
方に隣接して、送りローラー45と、その上方に位置する
押さえローラー46とが設けられている。送りローラー45
は、モーターにより回転駆動されるものである。押さえ
ローラー46は、エアシリンダー48により上下に駆動さ
れ、送りローラー45に対して接近、離反するものであ
る。
明する。箱状のフレーム41があり、このフレーム41内
に、上下に駆動されるエレベーター42が設けられてい
る。このエレベーター42は、シート1が積層状態で載せ
られるものである。また、フレーム41の上部には、前側
(図示右側)に真空吸着パッド43が設けられている。こ
の真空吸着パッド43は、エアシリンダー44により前後に
駆動されるものである。さらに、真空吸着パッド43の前
方に隣接して、送りローラー45と、その上方に位置する
押さえローラー46とが設けられている。送りローラー45
は、モーターにより回転駆動されるものである。押さえ
ローラー46は、エアシリンダー48により上下に駆動さ
れ、送りローラー45に対して接近、離反するものであ
る。
【0013】前記第1のシート搬送機構32は、台50上に
固定されたテーブル51上に設けられたベルトコンベヤー
52からなっている。このベルトコンベヤー52の搬入端す
なわち後端は、前記送りローラー45の近くに位置してい
る。そして、前記テーブル51上において、ベルトコンベ
ヤー52のまわりに前記位置決め機構33が設けられてい
る。つぎに、この位置決め機構33の構成を説明する。ベ
ルトコンベヤー52の前端の前方近傍に第1のゲージピン
53が設けられている。この第1のゲージピン53は、エア
シリンダー54により上下に駆動され、ベルトコンベヤー
52の上面よりも高く、あるいは低くなるものである。ま
た、ベルトコンベヤー52の右方には、このベルトコンベ
ヤー52の上面の高さに前後一対の第2のゲージピン55が
設けられている。これら第2のゲージピン55は、エアシ
リンダー56により同時に左右に駆動されるものである。
一方、ベルトコンベヤー52の左方には、このベルトコン
ベヤー52の上面の高さに板ばね57が設けられている。こ
れら板ばね57は、エアシリンダー58により左右に駆動さ
れるものである。
固定されたテーブル51上に設けられたベルトコンベヤー
52からなっている。このベルトコンベヤー52の搬入端す
なわち後端は、前記送りローラー45の近くに位置してい
る。そして、前記テーブル51上において、ベルトコンベ
ヤー52のまわりに前記位置決め機構33が設けられてい
る。つぎに、この位置決め機構33の構成を説明する。ベ
ルトコンベヤー52の前端の前方近傍に第1のゲージピン
53が設けられている。この第1のゲージピン53は、エア
シリンダー54により上下に駆動され、ベルトコンベヤー
52の上面よりも高く、あるいは低くなるものである。ま
た、ベルトコンベヤー52の右方には、このベルトコンベ
ヤー52の上面の高さに前後一対の第2のゲージピン55が
設けられている。これら第2のゲージピン55は、エアシ
リンダー56により同時に左右に駆動されるものである。
一方、ベルトコンベヤー52の左方には、このベルトコン
ベヤー52の上面の高さに板ばね57が設けられている。こ
れら板ばね57は、エアシリンダー58により左右に駆動さ
れるものである。
【0014】つぎに、前記第2のシート搬送機構34の構
成を説明する。前記テーブル51上には、ベルトコンベヤ
ー52の左右両側方の位置から前方へ、ボールねじ61,62
がそれぞれ軸支されている。これらボールねじ61,62
は、サーボモーター63,64によりベルト65,66を介して
それぞれ独立に回転駆動されるものである。なお、ボー
ルねじ61,62の後端にはそれぞれロータリーエンコーダ
ー67,68が接続されている。そして、各ボールねじ61,
62には、それぞれ往復台69,70がそれぞれ支持されてい
る。これら往復台69,70は、各ボールねじ61,62の回転
に伴い、前後に移動するものである。そして、各往復台
69,70には、空圧駆動のチャック71,72がそれぞれ設け
られている。これらチャック71,72は、上下に開閉して
シート1の左右両側部をそれぞれ着脱可能に保持するも
のである。また、第2のシート搬送機構34において、第
1のゲージピン53と第3のシート搬送機構35の入口との
間は、1枚のシート1の全長よりも若干長くなってお
り、バッファースペース73となっている。さらに、この
バッファースペース73においてテーブル51上には、上下
一対のセンサー台74,75が設けられている。これらセン
サー台74,75には、搬送中のシート1を上下から挟む前
後一対のローラー76,77がそれぞれ設けられているとと
もに、これらローラー76,77にカラーマークセンサー7
8,79がそれぞれ設けられている。これらカラーマーク
センサー78,79は、シート1のトンボマーク3の位置を
検出するものである。
成を説明する。前記テーブル51上には、ベルトコンベヤ
ー52の左右両側方の位置から前方へ、ボールねじ61,62
がそれぞれ軸支されている。これらボールねじ61,62
は、サーボモーター63,64によりベルト65,66を介して
それぞれ独立に回転駆動されるものである。なお、ボー
ルねじ61,62の後端にはそれぞれロータリーエンコーダ
ー67,68が接続されている。そして、各ボールねじ61,
62には、それぞれ往復台69,70がそれぞれ支持されてい
る。これら往復台69,70は、各ボールねじ61,62の回転
に伴い、前後に移動するものである。そして、各往復台
69,70には、空圧駆動のチャック71,72がそれぞれ設け
られている。これらチャック71,72は、上下に開閉して
シート1の左右両側部をそれぞれ着脱可能に保持するも
のである。また、第2のシート搬送機構34において、第
1のゲージピン53と第3のシート搬送機構35の入口との
間は、1枚のシート1の全長よりも若干長くなってお
り、バッファースペース73となっている。さらに、この
バッファースペース73においてテーブル51上には、上下
一対のセンサー台74,75が設けられている。これらセン
サー台74,75には、搬送中のシート1を上下から挟む前
後一対のローラー76,77がそれぞれ設けられているとと
もに、これらローラー76,77にカラーマークセンサー7
8,79がそれぞれ設けられている。これらカラーマーク
センサー78,79は、シート1のトンボマーク3の位置を
検出するものである。
【0015】前記第3のシート搬送機構35は、前後に平
行に並んだ水平な3本の送りローラー86,87,88を有し
ている。これら各送りローラー86,87,88は、1つのサ
ーボモーター89によりプーリーおよびベルトからなる動
力伝達機構90を介して共通に回転駆動されるものであ
る。すなわち、3本の送りローラー86,87,88は、同時
に同速で回転する。また、各送りローラー86,87,88の
上方には、複数の押さえローラー91,92,93がそれぞれ
設けられている。これら3群の押さえローラー91,92,9
3は、それぞれ、エアシリンダー94,95,96により上下
に駆動され、送りローラー86,87,88に対して接近、離
反するものである。
行に並んだ水平な3本の送りローラー86,87,88を有し
ている。これら各送りローラー86,87,88は、1つのサ
ーボモーター89によりプーリーおよびベルトからなる動
力伝達機構90を介して共通に回転駆動されるものであ
る。すなわち、3本の送りローラー86,87,88は、同時
に同速で回転する。また、各送りローラー86,87,88の
上方には、複数の押さえローラー91,92,93がそれぞれ
設けられている。これら3群の押さえローラー91,92,9
3は、それぞれ、エアシリンダー94,95,96により上下
に駆動され、送りローラー86,87,88に対して接近、離
反するものである。
【0016】前記プレス機構36は、台101 上に固定され
た下ホルダー102 と、この下ホルダー102 の上方に位置
して上下に駆動される上ラム103 とを備えている。そし
て、下ホルダー102 の上面には、ダイを有する下金型10
4 が取り付けられており、上ラム103 の下面には、パン
チを有する上金型105 が取り付けられている。下金型10
4 は、前記第3のシート搬送機構35の後側および中間の
送りローラー86,87間に位置している。
た下ホルダー102 と、この下ホルダー102 の上方に位置
して上下に駆動される上ラム103 とを備えている。そし
て、下ホルダー102 の上面には、ダイを有する下金型10
4 が取り付けられており、上ラム103 の下面には、パン
チを有する上金型105 が取り付けられている。下金型10
4 は、前記第3のシート搬送機構35の後側および中間の
送りローラー86,87間に位置している。
【0017】図1および図2に示すように、前記上ラム
103 は、上ラム本体110 の下側に、可動板111 が複数の
ロッド112 により水平にかつ昇降可能に支持されてい
る。ロッド112 は、可動板111 の抜けおよびずれ防止の
ためのもので、上端にフランジ113 を有し、上ラム本体
110 を上下摺動自在に貫通して、下端が可動板111 に固
定されている。また、これら上ラム本体110 と可動板11
1 との間には、スライド板114 が水平に摺動可能に設け
られている。このスライド板114 は、両側部に凸条115
を有し、これら凸条115 が上ラム本体110 に固定された
レール116 により押さえられて、上ラム本体110 に支持
されている。なお、上ラム本体110 の下面には、スライ
ド板114 をその摺動方向において挟んで位置するストッ
パーブロック117 ,118 が固定されている。これらスト
ッパーブロック117 ,118 には、スライド板114 の摺動
範囲を規制する、ショックアブソーバ付きのストッパー
ボルト119 が進退自在に螺合されている。また、上ラム
本体110 上には可動板持ち上げ手段としてのエアシリン
ダー121 が設けられており、このエアシリンダー121の
上下動するピストンロッド122 が上ラム本体110 および
スライド板114 を貫通して可動板111 に固定されてい
る。これにより、この可動板111 は、常時上方へ付勢さ
れている。一方、上ラム本体110 の側面下部にスライド
板駆動手段としてのエアシリンダー123 が設けられてお
り、このエアシリンダー123 の水平に移動するピストン
ロッド124 がスライド板114 に固定されている。これに
より、スライド板114 が駆動されるものである。さら
に、前記可動板111 の上面とスライド板114 の下面と
に、その変位方向に並ぶ多数の山部125 ,126 がそれぞ
れ形成されている。これら山部125 ,126 は、スライド
板114 の変位に伴い、図3(a)に示すように互いに突
き当たり、また、図3(b)に示すように互いに外れる
ものである。なお、前記可動板111 は、その下面に前記
上金型105 が取り付けられるものであるが、この取り付
けは、上ラム本体110 からスライド板114 および可動板
111 を貫通したボルト127 による。このボルト127 およ
び前記ピストンロッド122 は、スライド板114 ではこれ
に形成された長孔128 ,129 を通っている。前記製品分
離機構37は、前記第3のシート搬送機構35の中間および
前側の送りローラー87,88間に位置しシート1が載る水
平なフレーム131 を有しているとともに、このフレーム
131 の内側に位置したシート1の製品部分2を上から押
してシート1から落下させるプッシャー132 を有してい
る。上下に駆動されるこのプッシャー132 は、シート1
の左右の列における製品部分2の個数だけある。さら
に、前記フレーム131 の下方位置から右方へ、サーボモ
ーター133 により駆動されるベルトコンベヤー134 が設
けられている。このベルトコンベヤー134 は、落下して
くる製品を受け取り、図示していない製品収容箱へ搬送
するものである。
103 は、上ラム本体110 の下側に、可動板111 が複数の
ロッド112 により水平にかつ昇降可能に支持されてい
る。ロッド112 は、可動板111 の抜けおよびずれ防止の
ためのもので、上端にフランジ113 を有し、上ラム本体
110 を上下摺動自在に貫通して、下端が可動板111 に固
定されている。また、これら上ラム本体110 と可動板11
1 との間には、スライド板114 が水平に摺動可能に設け
られている。このスライド板114 は、両側部に凸条115
を有し、これら凸条115 が上ラム本体110 に固定された
レール116 により押さえられて、上ラム本体110 に支持
されている。なお、上ラム本体110 の下面には、スライ
ド板114 をその摺動方向において挟んで位置するストッ
パーブロック117 ,118 が固定されている。これらスト
ッパーブロック117 ,118 には、スライド板114 の摺動
範囲を規制する、ショックアブソーバ付きのストッパー
ボルト119 が進退自在に螺合されている。また、上ラム
本体110 上には可動板持ち上げ手段としてのエアシリン
ダー121 が設けられており、このエアシリンダー121の
上下動するピストンロッド122 が上ラム本体110 および
スライド板114 を貫通して可動板111 に固定されてい
る。これにより、この可動板111 は、常時上方へ付勢さ
れている。一方、上ラム本体110 の側面下部にスライド
板駆動手段としてのエアシリンダー123 が設けられてお
り、このエアシリンダー123 の水平に移動するピストン
ロッド124 がスライド板114 に固定されている。これに
より、スライド板114 が駆動されるものである。さら
に、前記可動板111 の上面とスライド板114 の下面と
に、その変位方向に並ぶ多数の山部125 ,126 がそれぞ
れ形成されている。これら山部125 ,126 は、スライド
板114 の変位に伴い、図3(a)に示すように互いに突
き当たり、また、図3(b)に示すように互いに外れる
ものである。なお、前記可動板111 は、その下面に前記
上金型105 が取り付けられるものであるが、この取り付
けは、上ラム本体110 からスライド板114 および可動板
111 を貫通したボルト127 による。このボルト127 およ
び前記ピストンロッド122 は、スライド板114 ではこれ
に形成された長孔128 ,129 を通っている。前記製品分
離機構37は、前記第3のシート搬送機構35の中間および
前側の送りローラー87,88間に位置しシート1が載る水
平なフレーム131 を有しているとともに、このフレーム
131 の内側に位置したシート1の製品部分2を上から押
してシート1から落下させるプッシャー132 を有してい
る。上下に駆動されるこのプッシャー132 は、シート1
の左右の列における製品部分2の個数だけある。さら
に、前記フレーム131 の下方位置から右方へ、サーボモ
ーター133 により駆動されるベルトコンベヤー134 が設
けられている。このベルトコンベヤー134 は、落下して
くる製品を受け取り、図示していない製品収容箱へ搬送
するものである。
【0018】前記スクラップ集積機構38は、スクラップ
収容ケース141 を有し、このスクラップ収容ケース141
内に、製品部分2の分離後のシート1の残材を集積して
収容するものである。そして、スクラップ集積機構38
は、第3のシート搬送機構35の送りローラー88から排出
される残材をスクラップ収容ケース141 へ引き込む引き
込み機構142 を有している。
収容ケース141 を有し、このスクラップ収容ケース141
内に、製品部分2の分離後のシート1の残材を集積して
収容するものである。そして、スクラップ集積機構38
は、第3のシート搬送機構35の送りローラー88から排出
される残材をスクラップ収容ケース141 へ引き込む引き
込み機構142 を有している。
【0019】つぎに、前記の構成について、その作用を
説明する。シート供給機構31のエレベーター42上に打ち
抜き前の多数のシート1が積層状態で置かれる。そし
て、エレベーター42上の最上部の1枚のシート1の前部
が真空吸着パッド43により吸着されて持ち上げられる。
ついで、この真空吸着パッド43が前進して、吸着された
シート1が前方へ搬送され、その前部が送りローラー45
上に載る。ついで、押さえローラー46が下降して、送り
ローラー45とシート1を挟み込むとともに、真空吸着パ
ッド43の吸着が解除される。その後、この真空吸着パッ
ド43は、元の位置に戻り、エレベーター42上の次のシー
ト1を吸着する。一方、ローラー45,46により挟まれた
シート1は、ローラー45,46の回転により前方へ搬送さ
れ、ベルトコンベヤー52上へ送り出される。その後、押
さえローラー46が再び上昇して、シート1がローラー4
5,46から離れる。
説明する。シート供給機構31のエレベーター42上に打ち
抜き前の多数のシート1が積層状態で置かれる。そし
て、エレベーター42上の最上部の1枚のシート1の前部
が真空吸着パッド43により吸着されて持ち上げられる。
ついで、この真空吸着パッド43が前進して、吸着された
シート1が前方へ搬送され、その前部が送りローラー45
上に載る。ついで、押さえローラー46が下降して、送り
ローラー45とシート1を挟み込むとともに、真空吸着パ
ッド43の吸着が解除される。その後、この真空吸着パッ
ド43は、元の位置に戻り、エレベーター42上の次のシー
ト1を吸着する。一方、ローラー45,46により挟まれた
シート1は、ローラー45,46の回転により前方へ搬送さ
れ、ベルトコンベヤー52上へ送り出される。その後、押
さえローラー46が再び上昇して、シート1がローラー4
5,46から離れる。
【0020】ベルトコンベヤー52へ送り出されたシート
1は、ベルトコンベヤー52により前方へ搬送され、ここ
で位置決めされる。すなわち、予め上昇した第1のゲー
ジピン53にシート1の前辺が突き当たり、このシート1
が止まる。これとともに、第2のゲージピン55が左へ所
定位置まで前進し、かつ、板ばね57が右へ前進する。こ
の板ばね57により押されて、シート1の右辺が前後一対
の第2のゲージピン55に突き当たる。これにより、シー
ト1が外形基準で位置決めされる。この位置決め後、左
右いずれか一方のチャック71,72がシート1の左右いず
れかの側部を挟んで保持する。その後、シート1の前方
への搬送を妨げないように、第1のゲージピン53が下降
するとともに、第2のゲージピン55および板ばね57が後
退する。
1は、ベルトコンベヤー52により前方へ搬送され、ここ
で位置決めされる。すなわち、予め上昇した第1のゲー
ジピン53にシート1の前辺が突き当たり、このシート1
が止まる。これとともに、第2のゲージピン55が左へ所
定位置まで前進し、かつ、板ばね57が右へ前進する。こ
の板ばね57により押されて、シート1の右辺が前後一対
の第2のゲージピン55に突き当たる。これにより、シー
ト1が外形基準で位置決めされる。この位置決め後、左
右いずれか一方のチャック71,72がシート1の左右いず
れかの側部を挟んで保持する。その後、シート1の前方
への搬送を妨げないように、第1のゲージピン53が下降
するとともに、第2のゲージピン55および板ばね57が後
退する。
【0021】位置決めされたシート1は、図8,9
(e)〜(j)に示すように、その前のシート1がバッ
ファースペース73に残っている間、位置決め時点の位置
に止まる。そして、バッファースペース73が空になる
と、前進するチャック71,72により、このチャック71,
72に保持されたシート1は前方へバッファースペース73
までいっきょに搬送される。なお、チャック71,72によ
る搬送時、このチャック71,72に保持されていることに
より、シート1は、前記位置決めにより与えられた所定
姿勢を保つ。ベルトコンベヤー52からバッファースペー
ス73にシート1が搬送された後、次のシート1がシート
供給装置31からベルトコンベヤー52に供給されて、位置
決めされる。このとき、他方のチャック72,71がベルト
コンベヤー52の脇にあり、前記次のシート1の側部に位
置する。
(e)〜(j)に示すように、その前のシート1がバッ
ファースペース73に残っている間、位置決め時点の位置
に止まる。そして、バッファースペース73が空になる
と、前進するチャック71,72により、このチャック71,
72に保持されたシート1は前方へバッファースペース73
までいっきょに搬送される。なお、チャック71,72によ
る搬送時、このチャック71,72に保持されていることに
より、シート1は、前記位置決めにより与えられた所定
姿勢を保つ。ベルトコンベヤー52からバッファースペー
ス73にシート1が搬送された後、次のシート1がシート
供給装置31からベルトコンベヤー52に供給されて、位置
決めされる。このとき、他方のチャック72,71がベルト
コンベヤー52の脇にあり、前記次のシート1の側部に位
置する。
【0022】図8,9に示すように、バッファースペー
ス73において、シート1は、チャック71,72により、そ
の前のシート1がプレス機構36において第3のシート搬
送機構35により間欠的に搬送されるのに従い、ほぼ製品
部分2の前後方向のピッチ分ずつ間欠的に前方へ搬送さ
れる。ただし、停止する必要はない。そして、バッファ
ースペース73における搬送時で、減速している間に、シ
ート1のトンボマーク3が上下いずれかのカラーマーク
センサー78,79により検出され、トンボマーク3の位置
が判定される。
ス73において、シート1は、チャック71,72により、そ
の前のシート1がプレス機構36において第3のシート搬
送機構35により間欠的に搬送されるのに従い、ほぼ製品
部分2の前後方向のピッチ分ずつ間欠的に前方へ搬送さ
れる。ただし、停止する必要はない。そして、バッファ
ースペース73における搬送時で、減速している間に、シ
ート1のトンボマーク3が上下いずれかのカラーマーク
センサー78,79により検出され、トンボマーク3の位置
が判定される。
【0023】図8,9において、送りローラー86,87,
88が破線で表われているのは、この送りローラー86,8
7,88から押さえローラー91,92,93が離れていること
を示しており、実線で表われているのは、送りローラー
86,87,88と押さえローラー91,92,93とがシート1を
挟み込んでいることを示している。図9(i)に示すよ
うに、送りローラー86から前のシート1が抜けた後、送
りローラー86から押さえローラー91が離れ、この状態
で、図9(j)に示すように、チャック71,72により前
方へ搬送されてきたシート1の前部が送りローラー86上
に載る。その後すぐに、押さえローラー91が下降し、送
りローラー86とシート1を挟む。ついで、チャック71,
72は、開いてから後退し、ベルトコンベヤー52の脇の待
機位置へ戻る。
88が破線で表われているのは、この送りローラー86,8
7,88から押さえローラー91,92,93が離れていること
を示しており、実線で表われているのは、送りローラー
86,87,88と押さえローラー91,92,93とがシート1を
挟み込んでいることを示している。図9(i)に示すよ
うに、送りローラー86から前のシート1が抜けた後、送
りローラー86から押さえローラー91が離れ、この状態
で、図9(j)に示すように、チャック71,72により前
方へ搬送されてきたシート1の前部が送りローラー86上
に載る。その後すぐに、押さえローラー91が下降し、送
りローラー86とシート1を挟む。ついで、チャック71,
72は、開いてから後退し、ベルトコンベヤー52の脇の待
機位置へ戻る。
【0024】その後、シート1は、ローラー86,91の回
転により、前記所定姿勢を保持しながら前方へ間欠的に
搬送される。なお、図9(i)に示すように、送りロー
ラー86からシート1が抜けるとともに、それまで上昇位
置にあった押さえローラー92が下降し、送りローラー87
とシート1を挟む。この時点からは、ローラー87,92に
よりシート1が搬送される。そして、間欠的に搬送され
るシート1が止まる度に、プレス機構36の金型104 ,10
5 が閉じ、シート1の1列の製品部分2が打ち抜かれ
る。その後、金型104 ,105 が開くとともに、シート1
がまた1ピッチ送られる。これが繰り返され、シート1
の製品部分2が1列ずつ順次打ち抜かれていく。図8
(c)に示すように、シート1が送りローラー87から抜
けると、押さえローラー92が再び上昇する。なお、プレ
ス機構36におけるシート1の搬送では、搬送方向におけ
るシート1の位置決めが製品部分2の列毎になされる。
すなわち、バッファースペース73でのトンボマーク3の
位置検出に基づいて、第3のシート搬送機構35における
適正な搬送量が求められ、この搬送量だけシート1が送
られる。これにより、シート1の製品部分2が正確に打
ち抜かれる。
転により、前記所定姿勢を保持しながら前方へ間欠的に
搬送される。なお、図9(i)に示すように、送りロー
ラー86からシート1が抜けるとともに、それまで上昇位
置にあった押さえローラー92が下降し、送りローラー87
とシート1を挟む。この時点からは、ローラー87,92に
よりシート1が搬送される。そして、間欠的に搬送され
るシート1が止まる度に、プレス機構36の金型104 ,10
5 が閉じ、シート1の1列の製品部分2が打ち抜かれ
る。その後、金型104 ,105 が開くとともに、シート1
がまた1ピッチ送られる。これが繰り返され、シート1
の製品部分2が1列ずつ順次打ち抜かれていく。図8
(c)に示すように、シート1が送りローラー87から抜
けると、押さえローラー92が再び上昇する。なお、プレ
ス機構36におけるシート1の搬送では、搬送方向におけ
るシート1の位置決めが製品部分2の列毎になされる。
すなわち、バッファースペース73でのトンボマーク3の
位置検出に基づいて、第3のシート搬送機構35における
適正な搬送量が求められ、この搬送量だけシート1が送
られる。これにより、シート1の製品部分2が正確に打
ち抜かれる。
【0025】プレス機構36での打ち抜き直後には、製品
部分2がまだシート1にそのまま残っている。そのシー
ト1は、さらに製品分離機構37へ搬送されるが、この製
品分離機構37において、1列の各製品部分2が各プッシ
ャー132 により上から押され、シート1から分離されて
ベルトコンベヤー134 へ落下する。落下した製品は、ベ
ルトコンベヤー134 により搬送され、製品収容箱内に収
容される。このシート1の送りとプッシャー132 の降下
とが繰り返され、シート1から製品部分2が1列ずつ順
次分離されていく。なお、図9(c)に示すように、送
りローラー87からシート1が抜けると、それまで上昇位
置にあった押さえローラー93が下降し、送りローラー88
とシート1を挟む。この時点からは、ローラー88,93に
よりシート1が搬送される。そして、これら最終段のロ
ーラー88,93により、シート1は、製品分離機構37を抜
けるまで確実に搬送される。なお、図9(g)に示すよ
うに、送りローラー88からシート1が抜けると、押さえ
ローラー93が再び上昇する。
部分2がまだシート1にそのまま残っている。そのシー
ト1は、さらに製品分離機構37へ搬送されるが、この製
品分離機構37において、1列の各製品部分2が各プッシ
ャー132 により上から押され、シート1から分離されて
ベルトコンベヤー134 へ落下する。落下した製品は、ベ
ルトコンベヤー134 により搬送され、製品収容箱内に収
容される。このシート1の送りとプッシャー132 の降下
とが繰り返され、シート1から製品部分2が1列ずつ順
次分離されていく。なお、図9(c)に示すように、送
りローラー87からシート1が抜けると、それまで上昇位
置にあった押さえローラー93が下降し、送りローラー88
とシート1を挟む。この時点からは、ローラー88,93に
よりシート1が搬送される。そして、これら最終段のロ
ーラー88,93により、シート1は、製品分離機構37を抜
けるまで確実に搬送される。なお、図9(g)に示すよ
うに、送りローラー88からシート1が抜けると、押さえ
ローラー93が再び上昇する。
【0026】製品分離機構37を抜けたシート1の残材
は、引き込み機構122 によりスクラップ収容ケース121
内に引き込まれ、そこに積層されていく。
は、引き込み機構122 によりスクラップ収容ケース121
内に引き込まれ、そこに積層されていく。
【0027】こうして、複数のシート1から製品部分2
が順次打ち抜かれていく。なお、複数のシート1の連続
搬送に際して、特に第2のシート搬送機構34では、左右
一対あるチャック71,72が引き続くシート1を交互に搬
送する。
が順次打ち抜かれていく。なお、複数のシート1の連続
搬送に際して、特に第2のシート搬送機構34では、左右
一対あるチャック71,72が引き続くシート1を交互に搬
送する。
【0028】ところで、第3のシート搬送機構35による
搬送に際し、前のシート1の最後列の製品部2とその後
ろに続くシート1の最前列の製品部2とは、ちょうどシ
ート1における製品部分2の前後方向のピッチの2倍だ
け離れている。これにより、プレス機構36を一定時間の
周期で作動させ続けることが可能になる。その際、図
8,9(b)〜(j)に示すように、シート1の製品部
分2がプレス機構36の打ち抜き位置にあるときには、製
品部分2が実際に打ち抜かれるのに対して、図8(a)
に示すように、引き続くシート1間の位置が打ち抜き位
置に来たときには、空打ちがなされる。打ち抜きが行わ
れるときには、図3(a)に示すように、エアシリンダ
ー123 の駆動によりスライド板114 がa前進し、このス
ライド板114 と可動板111 とは山部125 ,126 が互いに
突き当たる。この状態で、可動板111 および上金型105
は、エアシリンダー121 の付勢に抗して、上ラム本体11
0 に対し下降位置に保持される。そして、上ラム本体11
0 の一定ストロークの下降に伴い、下金型104 と上金型
105 とによりシート1が挟み込まれて、製品部分2が打
ち抜かれる。一方、空打ち時には、図3(b)に示すよ
うに、エアシリンダー123 の駆動によりスライド板114
がa後退し、このスライド板114 と可動板111とは山部1
25 ,126 が互いに外れ、水平に並んで噛み合った状態
になる。この状態で、可動板111 および上金型105 は、
エアシリンダー121 の付勢により、上ラム本体110 に対
して上昇位置に保持される。なお、下降位置との高さ差
bは、1mmである。したがって、上ラム本体110 が前記
一定ストローク下降しても、下金型104 が上金型105 に
十分に近付かず、シート1の耳が打ち抜かれるようなこ
とはない。
搬送に際し、前のシート1の最後列の製品部2とその後
ろに続くシート1の最前列の製品部2とは、ちょうどシ
ート1における製品部分2の前後方向のピッチの2倍だ
け離れている。これにより、プレス機構36を一定時間の
周期で作動させ続けることが可能になる。その際、図
8,9(b)〜(j)に示すように、シート1の製品部
分2がプレス機構36の打ち抜き位置にあるときには、製
品部分2が実際に打ち抜かれるのに対して、図8(a)
に示すように、引き続くシート1間の位置が打ち抜き位
置に来たときには、空打ちがなされる。打ち抜きが行わ
れるときには、図3(a)に示すように、エアシリンダ
ー123 の駆動によりスライド板114 がa前進し、このス
ライド板114 と可動板111 とは山部125 ,126 が互いに
突き当たる。この状態で、可動板111 および上金型105
は、エアシリンダー121 の付勢に抗して、上ラム本体11
0 に対し下降位置に保持される。そして、上ラム本体11
0 の一定ストロークの下降に伴い、下金型104 と上金型
105 とによりシート1が挟み込まれて、製品部分2が打
ち抜かれる。一方、空打ち時には、図3(b)に示すよ
うに、エアシリンダー123 の駆動によりスライド板114
がa後退し、このスライド板114 と可動板111とは山部1
25 ,126 が互いに外れ、水平に並んで噛み合った状態
になる。この状態で、可動板111 および上金型105 は、
エアシリンダー121 の付勢により、上ラム本体110 に対
して上昇位置に保持される。なお、下降位置との高さ差
bは、1mmである。したがって、上ラム本体110 が前記
一定ストローク下降しても、下金型104 が上金型105 に
十分に近付かず、シート1の耳が打ち抜かれるようなこ
とはない。
【0029】そして、このような空打ちのために、上ラ
ム本体110 に対してパンチを含めた上金型105 全体を昇
降させるようにしたので、従来のように上金型のパンチ
のみを昇降させるようにした場合に比べて、上金型105
の剛性を高められる。また、パンチのアライメントが狂
うようなことがなく、打ち抜きの精度が向上する。さら
に、上金型105 の部材同士が摩擦により磨耗を生じるこ
とがなく、上金型105の寿命が長くなる。
ム本体110 に対してパンチを含めた上金型105 全体を昇
降させるようにしたので、従来のように上金型のパンチ
のみを昇降させるようにした場合に比べて、上金型105
の剛性を高められる。また、パンチのアライメントが狂
うようなことがなく、打ち抜きの精度が向上する。さら
に、上金型105 の部材同士が摩擦により磨耗を生じるこ
とがなく、上金型105の寿命が長くなる。
【0030】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
シート1における製品部分2の配列は、図10に示すも
のに限らず、製品部分の配列が様々なシートを本打ち抜
き装置で処理できる。列の数やピッチなどを操作盤39で
設定すればよい。また、前記実施例では、シート1の最
前列の製品部2とは、ちょうどシート1における製品部
分2の前後方向のピッチの2倍だけ離したが、3倍など
任意の整数倍が可能である。ただし、打ち抜き作業の周
期短縮には、シート1間間隔をなるべく狭くした方がよ
い。
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
シート1における製品部分2の配列は、図10に示すも
のに限らず、製品部分の配列が様々なシートを本打ち抜
き装置で処理できる。列の数やピッチなどを操作盤39で
設定すればよい。また、前記実施例では、シート1の最
前列の製品部2とは、ちょうどシート1における製品部
分2の前後方向のピッチの2倍だけ離したが、3倍など
任意の整数倍が可能である。ただし、打ち抜き作業の周
期短縮には、シート1間間隔をなるべく狭くした方がよ
い。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、上金型が下面に取り付
けられる可動板を上ラムの下側に昇降可能に支持すると
ともに、可動板持ち上げ手段により上方へ付勢し、可動
板と上ラムとの間に、スライド板駆動手段により駆動さ
れるスライド板を水平に摺動自在に設け、可動板の上面
とスライド板の下面とに、このスライド板の変位に伴い
互いに突き当たり、外れる山部を設けたので、両者の山
部を突き当て、上ラムに対し可動板および下金型を下降
位置に保持することにより、下金型および上金型間でワ
ークが加工でき、一方、山部を互いに外して、上ラムに
対し可動板および下金型を上昇位置に保持することによ
り、プレス装置の作動を止めることなく、ワークが加工
されないようにできる。そして、上ラムに対して上金型
全体を昇降させるようにしたので、従来のように上金型
のパンチのみを昇降させるようにした場合に比べ、金型
の剛性を高くでき、また、パンチのアライメントが狂う
ようなことがなくて、精度が向上し、さらに、金型の部
材同士が磨耗を生じるようなことがなく、金型の寿命が
長くなる。また、エアシリンダー121 ,123 は、別のア
クチュエーターを使用しても可能である。
けられる可動板を上ラムの下側に昇降可能に支持すると
ともに、可動板持ち上げ手段により上方へ付勢し、可動
板と上ラムとの間に、スライド板駆動手段により駆動さ
れるスライド板を水平に摺動自在に設け、可動板の上面
とスライド板の下面とに、このスライド板の変位に伴い
互いに突き当たり、外れる山部を設けたので、両者の山
部を突き当て、上ラムに対し可動板および下金型を下降
位置に保持することにより、下金型および上金型間でワ
ークが加工でき、一方、山部を互いに外して、上ラムに
対し可動板および下金型を上昇位置に保持することによ
り、プレス装置の作動を止めることなく、ワークが加工
されないようにできる。そして、上ラムに対して上金型
全体を昇降させるようにしたので、従来のように上金型
のパンチのみを昇降させるようにした場合に比べ、金型
の剛性を高くでき、また、パンチのアライメントが狂う
ようなことがなくて、精度が向上し、さらに、金型の部
材同士が磨耗を生じるようなことがなく、金型の寿命が
長くなる。また、エアシリンダー121 ,123 は、別のア
クチュエーターを使用しても可能である。
【図1】本発明のプレス装置の一実施例を示す上ラムの
縦断面図である。
縦断面図である。
【図2】同上上ラムの横断面図である。
【図3】同上スライド板および可動板の一部の拡大断面
図である。
図である。
【図4】本プレス装置を用いた打ち抜き装置全体の平面
図である。
図である。
【図5】同上打ち抜き装置全体の側面図である。
【図6】同上センサー部分の拡大側面図である。
【図7】同上第3のシート搬送機構部分の拡大側面図で
ある。
ある。
【図8】同上第2のシート搬送機構および第3のシート
搬送機構の作用を説明する平面図である。
搬送機構の作用を説明する平面図である。
【図9】同上第2のシート搬送機構および第3のシート
搬送機構の作用を説明する平面図である。
搬送機構の作用を説明する平面図である。
【図10】シートの平面図である。
【図11】従来のプレス装置の一例を示す断面図であ
る。
る。
36 プレス機構(プレス装置) 104 上金型 105 下金型 110 上ラム本体 111 可動板 114 スライド板 121 エアシリンダー(可動板持ち上げ手段) 123 エアシリンダー(スライド板駆動手段) 125 山部 126 山部
Claims (1)
- 【請求項1】 上金型と下金型とを上下に開閉させて加
工を行うプレス装置において、上下に駆動される上ラム
本体と、この上ラム本体の下側に昇降可能に支持され前
記上金型が下面に取り付けられる可動板と、これら可動
板および上ラム本体間に水平に摺動可能に設けられたス
ライド板と、前記可動板を上方へ付勢する可動板持ち上
げ手段と、前記スライド板を駆動するスライド板駆動手
段とを備え、前記可動板の上面とスライド板の下面と
に、このスライド板の変位に伴い互いに突き当たり、外
れる山部をそれぞれ有することを特徴とするプレス装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16822793A JP3324206B2 (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | 打ち抜き用プレス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16822793A JP3324206B2 (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | 打ち抜き用プレス装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0716797A true JPH0716797A (ja) | 1995-01-20 |
JP3324206B2 JP3324206B2 (ja) | 2002-09-17 |
Family
ID=15864140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16822793A Expired - Fee Related JP3324206B2 (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | 打ち抜き用プレス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3324206B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS577337A (en) * | 1980-06-16 | 1982-01-14 | Nagumo Seisakusho:Kk | Progressive pressing device of short sized material |
JPS57160599A (en) * | 1981-03-31 | 1982-10-02 | Keiichiro Yamazaki | Press working device of metallic plate product |
JPH06182733A (ja) * | 1992-12-22 | 1994-07-05 | Nakano Sangyo Kikai:Kk | 油圧プレス機 |
-
1993
- 1993-07-07 JP JP16822793A patent/JP3324206B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS577337A (en) * | 1980-06-16 | 1982-01-14 | Nagumo Seisakusho:Kk | Progressive pressing device of short sized material |
JPS57160599A (en) * | 1981-03-31 | 1982-10-02 | Keiichiro Yamazaki | Press working device of metallic plate product |
JPH06182733A (ja) * | 1992-12-22 | 1994-07-05 | Nakano Sangyo Kikai:Kk | 油圧プレス機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3324206B2 (ja) | 2002-09-17 |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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