JPH07167956A - レーザドップラ速度計 - Google Patents

レーザドップラ速度計

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Publication number
JPH07167956A
JPH07167956A JP34257693A JP34257693A JPH07167956A JP H07167956 A JPH07167956 A JP H07167956A JP 34257693 A JP34257693 A JP 34257693A JP 34257693 A JP34257693 A JP 34257693A JP H07167956 A JPH07167956 A JP H07167956A
Authority
JP
Japan
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phase difference
phase
laser
doppler
speed
Prior art date
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Pending
Application number
JP34257693A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuro Maruyama
哲朗 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPH07167956A publication Critical patent/JPH07167956A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 測定可能な範囲を広げることにより測定性能
を向上させる。 【構成】 本発明に係るレーザドップラ速度計は、レー
ザ照射光51aを被測定物54へ照射するレーザ光源1
0と、このレーザ光源10からのレーザ照射光51aと
被測定物54からの反射散乱光51bとを混合してドッ
プラビート信号Dsを検出するビート検出手段53と、
ビート検出手段53で検出されたドップラビート信号D
sを構成する基本周波数f1 と二次高調波f2 との位相
差Pdを検出する位相差検出手段12と、位相差検出手
段12により検出された位相差Pdに基づき被測定物5
4の速度の速さを求める速さ演算手段14と、位相差検
出手段12により検出された位相差Pdに基づき被測定
物54の速度の方向を求める方向判別手段16とを備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レーザ光によって被
測定物の速度の速さ及び方向を測定するレーザドップラ
速度計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のレーザドップラ速度計と
して、例えば特開平1-233371号公報に記載されたものが
ある。図9は、このレーザドップラ速度計を示すブロッ
ク構成図である。以下、この図に基づき説明する。
【0003】このレーザドップラ速度計は、レーザ照射
光51aを出力する半導体レーザ51と、半導体レーザ
51から出力されるレーザ照射光51aを集光すると共
に被測定物54からの反射散乱光51bを半導体レーザ
51側へ送り込む集光手段52と、反射散乱光51bに
より形成されるドップラビート信号を半導体レーザ51
から分離抽出するビート検出手段53と、ビート検出手
段53により検出されるドップラビート信号に基づいて
被測定物54の速度の速さ及び方向を演算する速さ演算
手段55及び方向判別手段56とを備えている。
【0004】半導体レーザ51は、レーザ駆動回路57
に駆動されて作動することにより、コヒーレント光を出
力する。そして、被測定物54に散乱されてドップラ周
波数偏移を受けた反射散乱光51bが半導体レーザ51
に戻ると、半導体レーザ51の共振器内部では、ドップ
ラ周波数偏移を受けていないレーザ照射光51aと反射
散乱光51bとの間で自己混合作用が生じ、ドップラビ
ートが発生する。これにより、半導体レーザ駆動電流に
は、ビート周波数に対応した鋸歯状波信号が重畳され
る。
【0005】集光手段52としては光学レンズが使用さ
れている。集光手段52は、半導体レーザ51と被測定
物54との間に置かれ、被測定物54上での照射、散乱
条件が最適になるように焦点位置を調節できる保持機構
(図示せず)上に設置されている。また、集光手段52
は、半導体レーザ51から出射されたレーザ照射光51
aを集光して被測定物54に効率よく照射する機能を持
っている。同時に被測定物54によって散乱された反射
散乱光51bを集光し、半導体レーザ51の端面aに入
射させる機能を持っている。
【0006】ビート検出手段53としては、信号検出増
幅器が使用されている。この信号検出増幅器は、レーザ
駆動回路57の出力端に併設され、半導体レーザ51を
駆動する駆動電流中、当該駆動電流に重畳された鋸歯状
波に近似したドップラビート信号を抽出し出力する機能
を備えている。図10(1)(2)にドップラビート信
号の例を示す。図10(1)は被測定物54が近づいて
くる場合を示し、図10(2)は被測定物54が遠ざか
る場合を示す。すなわち、ドップラビート信号の形状が
方向を表す。また、ドップラビート信号の周波数は速さ
を表し、周波数が高いほど速さが大きい。したがって、
ドップラビート信号に所定の信号処理を施すことによ
り、被測定物54の速度を測定できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
レーザドップラ速度計では、ドップラビート信号が図1
0に示すような整った鋸歯状波になるのは、ある限られ
た範囲の速度に対してだけである。そのため、このよう
な範囲外の速度に対しては、鋸歯状波が歪んだ形になっ
てしまうため、速度を測定することが困難であった。
【0008】そこで、本発明の目的は、測定可能な範囲
を広げることにより測定性能を向上させたレーザドップ
ラ速度計を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るレーザドッ
プラ速度計は、上記目的を達成するためになされたもの
であり、レーザ照射光を被測定物へ照射するレーザ光源
と、このレーザ光源からのレーザ照射光と前記被測定物
からの反射散乱光とを混合してドップラビート信号を検
出するビート検出手段と、このビート検出手段で検出さ
れたドップラビート信号を構成する基本周波数と二次高
調波との位相差を検出する位相差検出手段と、この位相
差検出手段により検出された位相差に基づき前記被測定
物の速度の速さを求める速さ演算手段とを備えたレーザ
ドップラ速度計。また、前記速さ演算手段に代えて、前
記位相差検出手段により検出された位相差に基づき前記
被測定物の速度の方向を求める方向判別手段を備えたも
のとしてもよい。
【0010】前記速さ演算手段又は方向判別手段は、予
め得られている前記位相差と前記速度の速さ又は方向と
の相関関係に基づき、前記位相差検出手段により検出さ
れた位相差に対応する前記速度の速さ又は方向を求める
機能を有するものとしてもよい。
【0011】前記位相差検出手段は、前記ドップラビー
ト信号を構成する基本周波数を抽出する第一の帯域フィ
ルタと、この第一の帯域フィルタで抽出された基本周波
数の位相を検出する第一の位相検出部と、前記ドップラ
ビート信号を構成する二次高調波を抽出する第二の帯域
フィルタと、この第二の帯域フィルタで抽出された二次
高調波の位相を検出する第二の位相検出部と、前記第一
の位相検出部で検出された基本周波数の位相と前記第二
の位相検出部で検出された二次高調波の位相とからこれ
らの位相差を求める位相比較部とを備えたものとしても
よい。
【0012】
【作用】レーザ光源からレーザ照射光が被測定物へ照射
されると、被測定物からの反射散乱光とレーザ光源から
のレーザ照射光とがビート検出手段で混合され、ドップ
ラビート信号が検出される。ドップラビート信号は、位
相差検出手段により、基本周波数と二次高調波とに分け
られた後これらの位相差が検出される。速さ演算手段
は、位相差に基づき被測定物の速度の速さを求める。方
向判別手段は、位相差に基づき被測定物の速度の方向を
求める。
【0013】
【実施例】図1は本発明に係るレーザドップラ速度計の
一実施例を示すブロック構成図であり、図2は図1にお
ける位相差検出手段を示すブロック構成図である。以
下、これらの図面に基づき説明する。ただし、図9と同
一部分には同一符号を付し説明を省略する。
【0014】本発明に係るレーザドップラ速度計は、レ
ーザ照射光51aを被測定物54へ照射するレーザ光源
10と、このレーザ光源10からのレーザ照射光51a
と被測定物54からの反射散乱光51bとを混合してド
ップラビート信号Dsを検出するビート検出手段53
と、ビート検出手段53で検出されたドップラビート信
号Dsを構成する基本周波数f1 と二次高調波f2 との
位相差Pdを検出する位相差検出手段12と、位相差検
出手段12により検出された位相差Pdに基づき被測定
物54の速度の速さを求める速さ演算手段14と、位相
差検出手段12により検出された位相差Pdに基づき被
測定物54の速度の方向を求める方向判別手段16とを
備えている。
【0015】速さ演算手段14は、予め得られている位
相差Pdと速度の速さとの相関関係に基づき、位相差検
出手段12により検出された位相差Pdに対応する速度
の速さを求める機能を有している。方向判別手段16
は、予め得られている位相差Pdと速度の方向との相関
関係に基づき、位相差検出手段12により検出された位
相差Pdに対応する速度の方向を求める機能を有してい
る。
【0016】位相差検出手段12は、ドップラビート信
号Dsを構成する基本周波数f1 を抽出する帯域フィル
タ121と、帯域フィルタ121で抽出された基本周波
数f1 の位相p1 を検出する位相検出部122と、ドッ
プラビート信号Dsを構成する二次高調波f2 を抽出す
る帯域フィルタ123と、帯域フィルタ123で抽出さ
れた二次高調波f2 の位相p2 を検出する位相検出部1
24と、位相検出部124で検出された基本周波数f1
の位相p1 と位相検出部124で検出された二次高調波
2 の位相p2 とからこれらの位相差Pdを求める位相
比較部125とを備えている。
【0017】帯域フィルタ121,123は、例えば周
知の集中定数回路又は分布定数回路から成り、ドップラ
ビート信号Dsをアナログ信号として入力し、基本周波
数f1 又は二次高調波f2 をドップラビート信号Dsの
中から際立たせる。位相検出部122,124、位相比
較部125、速さ演算手段14、方向判別手段16等
は、例えばCPU,ROM,RAM等から成るコンピュ
ータ及びそのプログラムから構成されている。すなわ
ち、後述するように、基本周波数f1 又は二次高調波f
2 をA/D変換して、所定の信号処理により位相差Pd
を求める。また、位相差Pdと速度の速さとの相関関
係、及び、位相差Pdと速度の方向との相関関係は、そ
れぞれ、例えば半導体メモリ、磁気メモリ等に予め記憶
されている。
【0018】次に、図3及び図4に基づき、本発明に係
るレーザドップラ速度計の動作原理を説明する。
【0019】ドップラビート信号Dsが被測定物54の
速度によって三角波になったりならなかったりするの
は、ドップラビート信号Dsを構成する基本周波数f1
と二次高調波f2 との位相差Pdが速度によって変化す
ることに起因している。また、二次高調波f2 の光強度
が基本周波数f1 の光強度の1/2 以上ある場合にもドッ
プラビート信号Dsの三角波が歪む。これらのことは、
本発明者によって見い出されたものである。以下に詳し
く説明する。
【0020】図1又は図9におけるビート検出手段53
によって検出されるドップラビート信号Dsは、図3に
示すように、主として基本周波数f1 と二次高調波f2
とを混合したものである。基本周波数f1 と二次高調波
2 との位相差Pdは、実験の結果、速さ(基本周波数
1 に対応する量)によって変化することが判明した。
すなわち、図3(イ)でf1 =510kHz、図3(ロ)でf
1 =390kHz、図3(ハ)でf1 =314kHzと変化するにつ
れて、位相差Pdも変化している。このため、ドップラ
ビート信号Dsの三角波が歪むのである。また、図3
(ニ)に示すように、実験の結果、二次高調波f2 の光
強度が基本周波数f1 の光強度の1/2 以上である場合に
もドップラビート信号Dsの三角波が歪むことが判明し
た。
【0021】図3(イ)〜(ニ)に示すような歪んだド
ップラビート信号Dsでは、波形のゼロクロスによる速
度の測定は困難である。しかしながら、本発明に係るレ
ーザドップラ速度計によれば、図3(イ)〜(ニ)に示
すような歪んだドップラビート信号Dsであっても、被
測定物54の速度を正確に測定できる。
【0022】すなわち、本発明者は、位相差Pdと被測
定物54の速度との間に相関関係があることを実験的に
見い出した。この相関関係を予め実験等により把握して
おき、基本周波数f1 と二次高調波f2 とを位相情報を
変えずに取り出して、基本周波数f1 の位相p1 と二次
高調波f2 の位相p2 とを比較すれば、被測定物54の
速度が簡単に求められる。
【0023】図4は、基本周波数f1 と二次高調波f2
とをそれぞれデジタル波形に変換したものである。位相
1 と位相p2 とを比較することにより被測定物54の
速度を求める方法(位相検出部122,124及び位相
比較部125の動作に対応)について、図4に基づき説
明する。基本周波数f1 のデジタル波形の論理レベルが
「1」となっている期間を(A) 、二次高調波f2 の立ち
上がりが生じているポイントを(B) 、(A) の立ち上がり
から(B) までの期間を位相差Pdとする。ここで、被測
定物54の速度と位相差Pdとの関係を図5に示す。被
測定物54が近づいてくる場合、基本周波数f1 の位相
の−90°〜90°の範囲(C) に図4における(B) が入る。
被測定物54が遠ざかる場合、基本周波数f1 の位相の
90°〜270 °の範囲(D) に図4における(B) が入る。こ
れらの関係は、図10との対比により明らかである。し
たがって、次の判断が可能となる。
【0024】 (A) を計測している間、(B) が(A) の
前半に入れば被測定物54が近づく方向、(B) が(A) の
後半に入れば被測定物54が遠ざかる方向である。
【0025】 (A) を計測すれば、基本周波数f1
求められる。もっとも、これは周知技術である。
【0026】 位相差Pdを計測し、この計測値か
ら、位相差Pd−基本周波数f1 の変換表を使って、基
本周波数f1 を求める。位相差Pd−基本周波数f1
変換表の例を図6及び図7に示す。図6及び図7は実験
的に得られたデータの一部である。
【0027】次に、図8を中心に図1、図2を参照しな
がら、本発明に係るレーザドップラ速度計の具対応な動
作を説明する。
【0028】まず、レーザ光源10からレーザ照射光1
aを被測定物54に照射する(ステップ101)。ビー
ト検出手段5は、反射散乱光1bとレーザ照射光1aと
を混合してドップラビート信号Dsを検出する(ステッ
プ102)。帯域フィルタ121,123は、ドップラ
ビート信号Dsを基本周波数f1 と二次高調波f2 とに
分別する(ステップ103)。位相検出部122,12
4は、基本周波数f1と二次高調波f2 とをデジタル変
換した後、それぞれの位相p1 ,p2 を求める(ステッ
プ104)。位相比較部125は、位相p1 ,p2 を比
較することによりこれらの位相差Pdに関する情報を求
める(ステップ105)。速さ演算手段14では、図6
及び図7に示すような位相差Pd−基本周波数f1 の変
換表により、位相差Pdに対応した基本周波数f1 を求
め、基本周波数f1 から被測定物54の速度の速さを求
める(ステップ106)。また、方向判別手段16は、
図4及び図5に示す、位相差Pdの大きさと被測定物5
4の速度の方向との関係に基づき、位相差Pdに対応し
た被測定物54の速度の方向を求める(ステップ10
7)。を求める
【0029】なお、レーザ光源10は、本実施例では自
己混合方式を用いているが、レーザドップラ信号Dsが
検出できるものであれば、どのような方式でもよい。
【0030】また、本発明に係るレーザドップラ速度計
の応用例としては、ドリル、丸ノコ等の加工機の回転速
度計、自動車,オートバイ等の車両の速度計、流体の速
度計などがある。
【0031】
【発明の効果】本発明に係るレーザドップラ速度計によ
れば、ドップラビート信号を構成する基本周波数と二次
高調波との位相差に基づき、被測定物の速度の速さ又は
方向を測定できる。したがって、ドップラビート信号が
歪んだ三角波となった場合でも基本周波数と二次高調波
との位相差は正確に測定できるので、測定範囲を大幅に
広げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図構成図であ
る。
【図2】本発明の一実施例における位相差検出手段を示
すブロック構成図である。
【図3】本発明の一実施例における動作原理を説明する
ための波形図であり、図3(イ)〜(ニ)はそれぞれド
ップラビート信号の三角波が歪む場合を示す。
【図4】本発明の一実施例における動作原理を説明する
ための波形図である。
【図5】本発明の一実施例における動作原理を説明する
ための波形図である。
【図6】本発明の一実施例における位相差と基本周波数
との関係を示すグラフである。
【図7】本発明の一実施例における位相差と基本周波数
との関係を示すグラフである。
【図8】本発明の一実施例における動作を示すフローチ
ャートである。
【図9】従来例を示すブロック図構成図である。
【図10】従来例におけるドップラビート信号を示す波
形図であり、図10(1)は被測定物が近づいてくる場
合を示し、図10(2)は被測定物が遠ざかる場合を示
す。
【符号の説明】
10 レーザ光源 12 位相差検出手段 14 速さ演算手段 16 方向判別手段 51a レーザ照射光 51b 反射散乱光 53 ビート検出手段 54 被測定物 Ds ドップラビート信号 f1 基本周波数 f2 二次高調波 Pd 位相差 121 第一の帯域フィルタ 122 第一の位相検出部 123 第二の帯域フィルタ 124 第二の位相検出部 125 位相比較部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ照射光を被測定物へ照射するレー
    ザ光源と、このレーザ光源からのレーザ照射光と前記被
    測定物からの反射散乱光とを混合してドップラビート信
    号を検出するビート検出手段と、このビート検出手段で
    検出されたドップラビート信号を構成する基本周波数と
    二次高調波との位相差を検出する位相差検出手段と、こ
    の位相差検出手段により検出された位相差に基づき前記
    被測定物の速度の速さを求める速さ演算手段とを備えた
    ことを特徴とするレーザドップラ速度計。
  2. 【請求項2】 前記速さ演算手段は、予め得られている
    前記位相差と前記速度の速さとの相関関係に基づき、前
    記位相差検出手段により検出された位相差に対応する前
    記速度の速さを求める機能を有することを特徴とする請
    求項1記載のレーザドップラ速度計。
  3. 【請求項3】 レーザ照射光を被測定物へ照射するレー
    ザ光源と、このレーザ光源からのレーザ照射光と前記被
    測定物からの反射散乱光とを混合してドップラビート信
    号を検出するビート検出手段と、このビート検出手段で
    検出されたドップラビート信号を構成する基本周波数と
    二次高調波との位相差を検出する位相差検出手段と、こ
    の位相差検出手段により検出された位相差に基づき前記
    被測定物の速度の方向を求める方向判別手段とを備えた
    ことを特徴とするレーザドップラ速度計。
  4. 【請求項4】 前記方向判別手段は、予め得られている
    前記位相差と前記速度の方向との相関関係に基づき、前
    記位相差検出手段により検出された位相差に対応する前
    記速度の方向を求める機能を有することを特徴とする請
    求項3記載のレーザドップラ速度計。
  5. 【請求項5】 前記位相差検出手段は、前記ドップラビ
    ート信号を構成する基本周波数を抽出する第一の帯域フ
    ィルタと、この第一の帯域フィルタで抽出された基本周
    波数の位相を検出する第一の位相検出部と、前記ドップ
    ラビート信号を構成する二次高調波を抽出する第二の帯
    域フィルタと、この第二の帯域フィルタで抽出された二
    次高調波の位相を検出する第二の位相検出部と、前記第
    一の位相検出部で検出された基本周波数の位相と前記第
    二の位相検出部で検出された二次高調波の位相とからこ
    れらの位相差を求める位相比較部とを備えたことを特徴
    とする請求項1,2,3又は4記載のレーザドップラ速
    度計。
JP34257693A 1993-12-14 1993-12-14 レーザドップラ速度計 Pending JPH07167956A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6311559B1 (en) 1998-03-31 2001-11-06 Suzuki Motor Corporation Vibration measurement method and apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6311559B1 (en) 1998-03-31 2001-11-06 Suzuki Motor Corporation Vibration measurement method and apparatus

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