JPH0716751Y2 - 杭抜き工具 - Google Patents

杭抜き工具

Info

Publication number
JPH0716751Y2
JPH0716751Y2 JP7331191U JP7331191U JPH0716751Y2 JP H0716751 Y2 JPH0716751 Y2 JP H0716751Y2 JP 7331191 U JP7331191 U JP 7331191U JP 7331191 U JP7331191 U JP 7331191U JP H0716751 Y2 JPH0716751 Y2 JP H0716751Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pile
handle
tool
present
handle portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7331191U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0516833U (ja
Inventor
稔 山隈
貞長 鈴木
Original Assignee
小川テント株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 小川テント株式会社 filed Critical 小川テント株式会社
Priority to JP7331191U priority Critical patent/JPH0716751Y2/ja
Publication of JPH0516833U publication Critical patent/JPH0516833U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0716751Y2 publication Critical patent/JPH0716751Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
  • Tents Or Canopies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】本考案は、テント等の展張時に、
当該幕体の固定に使用される控杭等を抜脱するために使
用する杭抜き工具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来テント等を固定する控杭を抜脱する
ための工具には概ねテコ式で各種のものが開発されてい
るが、抜脱機能を一層優れたものとし、また、携行性を
良好にするために、さらに一段の改善が要望されてい
た。抜脱力は、柄部の長いもの程よいが、徒らに長くす
ることは主として野外で使用するテント等の付属具とし
ては携行性が著しく劣ることとなり、これを改善すると
ともに、抜脱機能を多様化して一層使用し易い構造のも
のとすることが要望されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、柄部を比較
的長いものとして十分な杭抜脱力を確保するとともに抜
脱機能を多様化し、また、不使用時の整頓性等を向上す
る新規の杭抜き工具の提供をその目的とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、 a.棒状の柄部の先端に双股形状の杭当接部を有してな
る杭抜き工具において、 b.柄部が折り畳み構造であるとともに、 c.上端の環状部が柄部を摺動し、下端に蹄鉄形状の挿
入孔部を形成する鎖つき摺動具を設けてなる d.杭抜き工具 以上を要旨として構成されるものである。
【0005】
【実施例】図1は、本考案に係る杭抜き工具の側面図、
図2は同じく平面図、図3は折畳み部分の詳細説明図で
ある。
【0006】本工具は概ね長さ1m程度で、図の左端に
双股形状の杭当接部1を有し、控杭2を適宜の支点でさ
さえて持ち上げ抜脱する方式のものである。しかし、本
考案工具はこれまでの同種工具にない次のような重要な
特徴を有する。そのひとつは、棒の柄部3を折り畳み可
能とし、折り曲げ部4を設けた点である。柄部3は前部
3a後部3bの両部に分割して折り曲げ可能にしてある
が、該両部は連結金具5、6によって結合される。連結
金具5、6は夫々前、後部3a、3bの各表面に熔接さ
れ、夫々の先端部分で金具5と金具6とが抱合状態にあ
る。図1に示す如く前部3a、後部3bを夫々は矢印
A、矢印Bの方向に抱合部7を支点として回動すると折
り曲げが可能となる。次に、柄部の後部3bの先端には
やや丸味を帯びた当て板8が表面に沿って熔接されてい
る。矢印C及び矢印Dの方向に前部3a、後部3bが回
動すると、前部3aが当て板8に嵌入し、前部3aと後
部3bとを一直線になるように連結し金具5、6の抱合
が完了すると、前後部は夫々の端部で確実に連接して連
接部分でガタ等を生じることなく一本の柄部3として機
能する。
【0007】本考案品の他の特徴は、鎖つき摺動具9を
有することに存する。鎖つき摺動具は柄部の後部3bに
その円形の上端環状部10が嵌入されて、後部3b上を
摺動する。しかし、当て板8を超えて柄部の前部3a方
向には移動しない。又後端部にはグリップエンド12が
ありこれを超えない。摺動具の下端は、蹄鉄形状の挿入
孔部11に形成される。挿入孔部11と環状部10との
間には屈曲可能な鎖部12が設けられる。鎖つき摺動具
9には、ふたつの役目がある。そのひとつは、折畳み時
に、挿入孔部11を杭当接部2に掛合し、柄部の前、後
部を近接して固定し、不使用時の整頓性を向上せしめる
ことである。また、抜脱時に他の固定物等に挿入孔部を
引掛けて支点として使用し、また、同孔を控杭の要部に
引掛けて工具の両端を把持する二人の作業員が持上げ抜
脱することにも使用できる。
【0008】
【考案の効果】本考案は以上の構成に基づくものである
から、全長を使用し杭当接部を控杭に当接して抜脱する
工具本来の機能を全く損うことなく使用可能であり、ま
た折畳みによって不使用時に狭いスペースであっても収
納を可能にし、さらに鎖つき摺動具による持上げ等別の
抜脱方法が採用できまた、収納時の整容性を確保し得る
等多くの利点を有するもので有用なる杭抜き工具であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る杭抜き工具の側面図である。
【図2】本考案に係る杭抜き工具の平面図である。
【図3】本考案に係る杭抜き工具の折り曲げ部を示す拡
大説明図である。
【符号の説明】
1 杭当接部 3 柄部 3a 柄部の前部 3b 柄部の後部 4 折り曲げ部 5 連結金具 6 連結金具 7 抱合部 8 当て板 9 鎖つき摺動具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状の柄部の先端に双股形状の杭当接部
    を有してなる杭抜き工具において、柄部が折り畳み構造
    であるとともに、上端の環状部が柄部を摺動し、下端に
    蹄鉄形状の挿入孔部を形成する鎖つき摺動具を設けてな
    る杭抜き工具。 【0001】
JP7331191U 1991-08-20 1991-08-20 杭抜き工具 Expired - Lifetime JPH0716751Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7331191U JPH0716751Y2 (ja) 1991-08-20 1991-08-20 杭抜き工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7331191U JPH0716751Y2 (ja) 1991-08-20 1991-08-20 杭抜き工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0516833U JPH0516833U (ja) 1993-03-02
JPH0716751Y2 true JPH0716751Y2 (ja) 1995-04-19

Family

ID=13514502

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7331191U Expired - Lifetime JPH0716751Y2 (ja) 1991-08-20 1991-08-20 杭抜き工具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0716751Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0516833U (ja) 1993-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0716751Y2 (ja) 杭抜き工具
US5547168A (en) Stake puller attachment for pry bars
WO2001060539A3 (es) Grapas de amarre, pinzas y metodo de uso
CN210588956U (zh) 一种图钉起钉器
JPH0428796Y2 (ja)
JPH07315753A (ja) 長尺状物用吊治具
CN216885952U (zh) 一种省力长尾夹
JPH0347052Y2 (ja)
JPH0425351Y2 (ja)
JP3668155B2 (ja) 笠木取外工具および笠木取外方法
JPH0613394Y2 (ja) 紐固定具
JPH0521552Y2 (ja)
JPH0633148Y2 (ja) ペグ抜き具
JPS5836564Y2 (ja) タイヤチエ−ンのコネクタ−
JPS5935517Y2 (ja) 自動車用ジヤツキハンドル
JPS6037449Y2 (ja) ねじなしバンド金具
JPH0211831Y2 (ja)
JP3018829U (ja) 可動式台座付バール釘抜器
JPH0734992Y2 (ja) 鉄筋締結金具
JPH0237576Y2 (ja)
JPS5828764Y2 (ja) 荷締具
JPS5840186Y2 (ja) 谷板の折り曲げ器
JPH0540967Y2 (ja)
JPS644279Y2 (ja)
JPS6020746Y2 (ja) 屋根パネル結合構造