JPS5840186Y2 - 谷板の折り曲げ器 - Google Patents

谷板の折り曲げ器

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JPS5840186Y2
JPS5840186Y2 JP4064176U JP4064176U JPS5840186Y2 JP S5840186 Y2 JPS5840186 Y2 JP S5840186Y2 JP 4064176 U JP4064176 U JP 4064176U JP 4064176 U JP4064176 U JP 4064176U JP S5840186 Y2 JPS5840186 Y2 JP S5840186Y2
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JP
Japan
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plate
hole
backing plate
holes
edge
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JP4064176U
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JPS52131827U (ja
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徳 佐藤
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は金属製屋根板を谷板に折り曲げる器具にかか
わる。
金属製屋根板で屋根を葺くとき、第2図に示すような屋
根と屋根との境界の谷間を葺くには、谷間は両側の屋根
、すなわち山側から谷底へと傾斜面が形成され棟から軒
先きにさらに傾斜しているので、それらの傾斜面になじ
んで張られる。
そのために山側の屋根板に結合する谷板と称するものが
葺かれる。
その谷板Aは第1図で実線で示すようなもので、金属板
の両側縁を断面Z字型に折り曲げている。
従来これを作るには定規とハンマーを用いて手作業で行
っているが、長尺のものや傾斜度が各様であるからその
手作業は面倒であった。
そこでこの考案は上記手作業を折り曲げ器具を使用して
屋根上ででも行なえるようにし、能率を著しく向上させ
たものである。
実施例により詳細に説明すると、第3図に示す当て板a
と第5図に示す合せ板すとを組み合わせて戊るもので、
当て板aは長方形の鉄製盤材の下縁を第4図に示すよう
に傾斜をつけてはすかい部1とし、上部にはトの字型の
孔2を左右に2か所ずつあけ、その孔2,2との間に1
型の孔3,3を穿設している。
当て板aの中央部にははすかい部1側に立て棒4を溶着
し、その上端にはハンドル部5を設けている。
第5図第6図に示す合せ板すは同じく鉄製盤材で概略の
寸法を当て板aと同一で上部の合せ板すと下部の合せ板
b′とに分かれ、上部の合せ板すの下縁に蝶番部6を設
けて下部の合せ板b′を連結しており、上下部の合せ板
す、b’はその高さの比を7対1位いにして、合せ板b
′の下縁には当て板aと同じようにはすかい部7を設け
ている。
上記合せ板の高さの比は、第1図の谷板Aに於ける溝底
板部側縁に於ける2字型の折す込みの深さが合せ板b′
の高さとなり、立ち上がり両側板の各幅が合せ板すに於
いて採られており、即ち谷板に於ける折り込み部と立ち
上がり側板部との一般的寸法比により採用されたもので
ある。
下部の合せ板b′の中央部には太目の立て棒8の下端を
溶着している。
立て棒8の高さの中央部から合せ板b′の左右に控え棒
9,9を張り出してそれぞれの両端を立て棒8と合せ板
b′に溶着している。
立て棒8の先端にバンドル部10を設け、バンドル部1
0の高さは前記の当て板aのバンドル部5の高さと同一
にしている。
合せ板すの上部にはボルト14を挿入する孔11が4か
所、それより若干下がってボルト15を挿入する孔12
が2か所あけられている。
そして、第6図に示すように合せ板すの裏側の上縁部−
帯を突出させてひさし縁13とし、その高さは下部の合
せ板b′の高さと同じ位いにしてこのものは或っている
以上のように構成され、最初に当て板aと合せ板す、b
’をそれぞれバンドル部5,10、立て棒4,8を外側
にして合せ、合せ板すのボルトの孔11にボルト14を
、孔12にボルト15をそれぞれ挿しく第8図参照)、
孔11のボルト14を当て板aのトの字型の孔2の上端
部に合せる。
また、孔12のボルト15を当て板aの孔3に合せる。
当て板aの孔2はトの字型に作られているのでボルト1
4はトの字の中央部で挿し7込み易く、また、ボルト1
4に螺着した蝶型ネジ16をゆるめるとボルト14をト
の字型の孔2にはめたまま当て板aを上下に摺動も容易
に出来るのでボルト14をトの字型の孔2の上端部に位
置させることが容易に出来る。
次いで、孔12のボルト15を当て板aの孔3に合わせ
、ボルト14は蝶型ネジ16で、ボルト15はナツト1
7でそれぞれ締め付けると、当て板aと合せ板す、b’
の外形は同一寸法に作られているのでバンドル部5.1
0の高さも同じくなり、当て板aと合せ板す。
b′は第7図、第8図に示すように重畳される。
合せ板すの上端部のひさし縁13が当て板aと接触した
とき、ひさし縁13の接触面の大きさを適宜な大きさと
するため、ひさし縁13の高さを合せ板b′の高さと同
一にしているが、ひさし縁13の高さをそれに限定する
ものではない。
ひさし縁13の下部には間隙Cが第7図〜第13図に示
すように形成され、この間隙Cは屋根板18を挿入する
とき容易に挿入出来る間隙としている。
そこで第7図に示すようにこの組み立てた折り曲げ器を
そのまま横に倒し、長尺金属製の屋根板18の一側縁を
間隙Cに差し込み第8図に示すように屋根板18をボル
ト15に接触するまで挿入する。
次に、第9図に示すように両方のバンドル部5,10を
一緒に持って折り曲げ器を引き起すと屋根板18は90
°曲げられる。
この90°に曲げる作業を引き続き折り曲げ器をずらし
ながら屋根板18の長さ分だけ行う。
次に、折り曲げ器を屋根板18より引き抜き、第10図
に示すようにボルト15を抜き取り、ボルト14に螺着
した蝶型ネジ16をゆるめ、ポル1〜14をトの字型の
孔2にははめたまま当て板aを上方にずらしながら引き
あげる。
このとき孔2がトの字型に作られているので容易に引き
上げることができる。
当て板aの引き上げば少なくとも当て板aの下縁が合せ
板すの下縁と同一となるまで行う。
すなわち、合せ板b′の高さ分引き上げることになる。
次に第9図で90°に曲げた屋根板18を第11図に示
すように当て板aを外側に、合せ板すを内側にして折り
曲げ器の間隙Cに差し込む。
次に、第12図に示すように一方のバンドル部10を地
面におかれた屋根板18の面と平行するまで倒すと、バ
ンドル部10の立て棒8の下端は合せ板b′にのみ各層
されているので、合せ板b′がその高さ分だけ蝶番部6
のところで曲げられ、当て板aの下縁が合せ板すの下縁
と同一となって折り曲げの押えとなりこの折り曲げ作業
にプラスして屋根板18にくの字型の折り縁を形成する
次に、第13図に示すように片手でバンドル部10を抑
えたまま他の片手でバンドル部5をバンドル部10と反
対側の外方へ倒すと、屋根板18は蝶番部6、合せ板b
′、当て板aの下部のはすかい部1によりZ型に折り曲
げられる。
以上の作業を金属屋根板18の他方の側縁に同様に実施
して第1図に示すような谷板Aが形成される。
このようにこの考案は、当て板aと合せ板す、b’とを
合せたり、ずらしたりすることにより、また、トの字型
の孔2,2、蝶番部6、バンドル部5,10、立て棒4
,8、間隙C等により従来の作業に比して労力も極めて
小さく、時間も大きく短縮し、美事な製品を提供し得る
特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の谷板の折り曲げ器によって成形され
た谷板Aの斜視図で鎖線で示しているのはそれを結合せ
しめた他の屋根板の一部の斜視図、第2図は第1図の谷
板Aの使用場所の外観図、第3図はこの考案の当て板の
正面図、第4図は第3図の側面図、第5図は第3図の当
て板と組み合わせされる合せ板の正面図、第6図は第5
図の側面図、第7図〜第13図はこの考案の折り曲げ器
の使用方法を示し第7図は折り曲げ器に屋根板を差し込
んだ斜視図、第8図は第7図の側面図、第9図は屋根板
を90°曲げた側面図、第10図は当て板を引き上げた
側面図、第11図は90°曲げた屋根板を−折り曲げ器
に挿入した側面図、第12図はバンドル部10を引き倒
した側面図、第13図は第12図のままからバンドル部
5を引き倒した側面図。 図中、1ははすかい部、2は孔、3は孔、4は立て棒、
5はバンドル部、6は蝶番部、7ははすかい部、8は立
て棒、9は控え棒、10はバンドル部、11は孔、12
は孔、13はひさし縁、14はボルト、15はボルト、
16は蝶型ネジ、17はナツト、18は屋根板。 Aは谷板、aは当て板、bは合せ板、Cは間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上端にハンドル部5を設けた立て棒4を一方の面に固着
    した当て板aは上縁部にトの字型の孔2を同じ高さで複
    数個あけ、その孔2,2との間の下部に孔3をあけ、当
    て板aと同一寸法の合せ板すは上部と下部の合せ板に分
    けられて蝶番部6で連結され、下部の合せ板b′はその
    高さを目的とする谷板の折り込みの深さとし、一方の面
    側で建てた立て棒8は下端を下部の合せ板b′に固着し
    て上端にハンドル部10を設け、上部の合せ板すの上部
    に当て板aの孔2と同数個の孔11を、それより下部に
    当て板aの孔3と同数個の孔12を孔11の高さは当て
    板aのトの字型の孔2の上端部と同し高さに、孔12の
    高さは当て板aの孔3と同じ高さに設け、上部の合せ板
    すの裏側の上縁部−帯を突出させてひさし縁13とし、
    当て板aと合せ板す、b’とを立て棒4,8を外側にし
    トの字型の孔2の上端部と孔11とを、孔3と孔12と
    をそれぞれボルト14.15で連結して当て板aと合せ
    板す、b’を重畳したときに当て板aと合せ板す、b’
    間でひさし縁13により形成される間隙Cに金属製屋根
    板18を挿入して折り曲げて2字型の折り縁を形成する
    ようにした谷板の折り曲げ器。
JP4064176U 1976-04-01 1976-04-01 谷板の折り曲げ器 Expired JPS5840186Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4064176U JPS5840186Y2 (ja) 1976-04-01 1976-04-01 谷板の折り曲げ器

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JP4064176U JPS5840186Y2 (ja) 1976-04-01 1976-04-01 谷板の折り曲げ器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52131827U JPS52131827U (ja) 1977-10-06
JPS5840186Y2 true JPS5840186Y2 (ja) 1983-09-09

Family

ID=28499752

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JP4064176U Expired JPS5840186Y2 (ja) 1976-04-01 1976-04-01 谷板の折り曲げ器

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