JPH0716723Y2 - ロードスタビライザの作業装置 - Google Patents

ロードスタビライザの作業装置

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JPH0716723Y2
JPH0716723Y2 JP1919189U JP1919189U JPH0716723Y2 JP H0716723 Y2 JPH0716723 Y2 JP H0716723Y2 JP 1919189 U JP1919189 U JP 1919189U JP 1919189 U JP1919189 U JP 1919189U JP H0716723 Y2 JPH0716723 Y2 JP H0716723Y2
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JP
Japan
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hood
bit
rotor drum
pavement
rotor
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JP1919189U
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JPH02109813U (ja
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剋徳 三隅
博 菊池
延明 市川
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Sakai Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sakai Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、舗装を破砕し、かつその破砕片を細片化して
混合するロードスタビライザの作業装置に関する。
〔従来の技術〕
第5図に示す如く、ロードスタビライザのフード3aは舗
装11上に伏せられて、図略の駆動装置により移動する。
フード3a内にはビット6aを外周に複数個植設するロータ
ドラム4aが収納される。ロータドラム4aはこれに連結す
るロータアーム16によりフード3a内の上下動するように
形成される。
即ち、ロータアーム16は支軸18を支点としてリフトシリ
ンダ17により揺動し、前記ロータアーム16の揺動側にロ
ータドラム4aの軸部を取着している。
舗装11はアスファルト層12と路盤13とからなり、ロータ
ドラム4aを時計方向に回転させ、ロータドラム4aの外周
に植設されたビット6aにより両者を掘り起こし、フード
3aの後方(図の右側)に破砕片14aを運ぶ。破砕片14aは
フード3a内を細片に破砕されながら運ばれ、掘り起こし
された後方側の路盤上に添加剤等と混合されて敷きなら
されることになる。
フード3a内で破砕片14aを細片化する従来技術として
は、例えば実開昭57−75003号公報、実開昭60−27107号
公報に開示するものがあげられる。
実開昭57−75003号はフード内前方側に二次破砕用ブレ
ーカを突出せしめ、これを移動調整機構により出入せし
めるようにしたものである。実開昭60−27107号はフー
ド3a内前方側に固定のブレーカを設けたものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来技術の問題点としては、舗装を掘り起しする際に、
ロータドラムを所望の深さ(下方)に回動移動させて掘
り起しを行うが、この際、特にアスファルト層12は疲労
によって大きなクラックが入り、破砕時にはこのクラッ
クに沿って破砕され易いため、大塊の状態でめくり上げ
られフード内に掻き上げられる。掻き上げられた破砕片
はランダムに飛散するためブレーカに直接当った破砕片
のみが細片化される。従って、従来技術のような構造の
ものは細片化させる効率が悪かった。また、掘り出し深
さは、ロータドラムの上下動により設定するが、舗装上
に自重で伏せられて進むフードに取付けられたブレーカ
と、リフトシリンダによりロータアームを介して上下動
するロータドラムに植設されたビットでは、ブレーカと
ビットの関係位置が変化する。破砕片を細片化するには
ビットとブレーカとの関係を常時適当な位置に保持する
ことが必要となる。しかしながら、前記した従来技術で
は、両者の関係を適切に保持するのが難しく、前述のブ
レーカが上部にある構造のものは、ビットとブレーカと
の関係を常時適当な位置に保持することによって得られ
る効果も薄い。
以上の如く、従来技術では破砕片を十分に細片化でき
ず、再生路盤内に大塊の破砕片が混入する問題点があっ
た。
本考案は以上の問題点を解決するもので掘り起こし深さ
に関係なく、所望の大きさの破砕片が得られると共に、
この破砕片を確実に敷きならし可能な細片とするロード
スタビライザの作業装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は以上の目的を達成するために、舗装上に自重で
伏せられるフードと、該フード内で舗装をかき起して破
砕混合するビットを外周に備えて回転するロータドラム
とを備えるロードスタビライザにおいて、前記ロータド
ラムの前側で前記舗装上に近接する位置において前記ロ
ータドラムの軸線に沿って櫛歯状に配設され、その先端
部を前記ビット先端と所定間隔を保持してアスファルト
層表面を押える押え部材と、前記ロータドラムの後側の
前記フード内に前側に張り出して配設され、前記ロータ
ドラムの軸線方向に沿って形成され、前記ビットにより
掘り起こした破砕片をはね返す張出し部材とを設けたロ
ードスタビライザの作業装置を構成するものである。
〔作用〕
舗装上に近接し、かつビットと所定間隔を保ってアスフ
ァルト層表面を押える押え部材が配置されている。また
ロータドラムの後側にはフード内に張り出した張出し部
材が配置されている。舗装はアスファルト層表面が押え
部材により押えつけられ、ビットにより掘り起し時にお
いて細片化される。更にこれがフードの後方に回った位
置で張出し部材に当接し、はねかえされる。はねかえさ
れた破砕片はフード内を回転しているロータドラムに植
設されたビットにより再度細片化され、敷きならし可能
な細片となって後方に送られることになる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面により説明する。
第1図において、フード3は下方を開口した椀状の構造
体からなり、舗装11(第4図)上に伏せられた状態で配
設される。フード3内にはロータドラム4が前述した如
く、図略のリフトシリンダによってロータアームを介し
て上下動可能に収納される。ロータドラム4の外周には
複数個(図は1個のみ表示)のビット6が植設される。
リフトシリンダを動作することによってロータアームは
支軸を支点として下降し、ロータドラム4を押し下げ、
ビット6は舗装内に下降進入し、アルファルト層および
路盤を掘削する。ロータドラム4の前側の下方には押え
部材1が配設される。押え部材1はその先端部を舗装上
に近接して配置され、かつ先端部は鋭角状に形成され
る。該押え部材1の先端部とビット6の先端部とは後に
説明する如く一定の間隔を保持するように位置決めされ
る。移動手段7は押え部材1を前後方向に移動させるも
のである。
第2図の示す如く、押え部材1はその基端側を軸8に固
定し、軸線方向に沿って櫛歯状に並列される。なお軸8
はロータドラム4の軸と並設する。また軸8はその両端
において移動手段7に連結し、前記した如く全体として
前後方向に移動可能にされている。
ロータドラム4の後方の斜め下方側には張出し部材2が
配設される。張出し部材2は舗装に対して垂直からやや
前方に傾斜する傾斜角度を有するはね返し面9を有する
もので、はね返し面9はフード内に張り出すと共に、ビ
ット6の回転軌跡線と一定の関係を保つように配置され
る。なお、角度調整手段10ははね返し面9の傾斜角度を
変化させて細片化されるべき破砕片の粒度を変えるもの
である。
第3図に示す如く、張出し部材2のはね返し面9はロー
タドラム4の軸線方向に沿って広がる平板状のものから
なり、その両端側は角度調整手段10に連結する。
次に本実施例の作用を第4図により更に詳細に説明す
る。
舗装11はアスファルト層12と路盤13からなり、回転する
ロータドラム4に植設されたビット6により両者が掘り
起こされる。押え部材1の先端部は掘り起こし線14とア
スファルト層12の表面との交点Pの近傍のアスファルト
層12を押えつけるような位置に配置される。従ってビッ
ト6によりアスファルト層12を破砕する際に押え部材1
はアスファルト層12のめくり上りを防止するように作用
する。この状態でビット6がアスファルト層12を破砕す
るため、ほぼ一定の大きさの小さな破砕片14aが生ずる
ことになる。この破砕片14aはフード3内を後方に向っ
て回り込んで行く際に更にビット6により破砕され、次
第に細片化して送られる。一方、ロータドラム4の後方
には傾斜して張り出した張出し部材2のはね返し面9が
あるため破砕片14aははね返し面9により矢視の如くは
ね返され、再びロータドラム4とビット6の間に突入
し、破砕片14aは回転している回転ドラム4に植設され
たビット6により細片化されることになる。従って敷き
ならし層15内には大塊の破砕片14aが混入することがな
く、平坦な路面が再生されることになる。
本実施例において押え部材1および張出し部材2を図示
の如き形状とし、これ等に係合する移動手段7および角
度調整手段10を図示の如きものとしたが、この形状に限
定されるものでない。
〔考案の効果〕
以上の説明によって明らかな如く、本考案によれば、押
え部材の存在により、ほぼ一定の破砕片が掘り起こし時
に得られると共に、細片化されない破砕片がフード内の
後方に送られても、張出し部材により再度ロータドラム
とビットの間にはね返され、所定形状の細片に破砕され
る効果が上げられ、平滑な敷きならし層を再生し得る効
果を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の全体構造を示す正面図、第2
図は実施例の押え部材の構造を示す軸断面図、第3図は
実施例の張出し部材を示す軸方向一部断面図、第4図は
実施例の作用を説明する正面断面図、第5図は従来の作
業装置の概要構造を示す正面図である。 1…押え部材、2…張出し部材、3…フード、4…ロー
タドラム、6…ビット、7…移動手段、8…軸、9…は
ね返し面、10…角度調整手段、11…舗装、12…アスファ
ルト層、13…路盤、14a…破砕片、15…敷きならし層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】舗装上に自重で伏せられるフードと、該フ
    ード内で路盤をかき起して破砕混合するビットを外周に
    備えて回転するロータドラムとを備えるロードスタビラ
    イザにおいて、前記ロータドラムの前側で前記舗装上に
    近接する位置において前記ロータドラムの軸線に沿って
    櫛歯状に配設され、その先端部を前記ビット先端と所定
    間隔を保持してアスファルト層表面を押える押え部材
    と、前記ロータドラムの後側の前記フード内に前側に張
    り出して配設され、前記ロータドラムの軸線方向に沿っ
    て形成され、前記ビットにより掘り起こした破砕片をは
    ね返す張出し部材とを設けることを特徴とするロードス
    タビライザの作業装置。
JP1919189U 1989-02-21 1989-02-21 ロードスタビライザの作業装置 Expired - Lifetime JPH0716723Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1919189U JPH0716723Y2 (ja) 1989-02-21 1989-02-21 ロードスタビライザの作業装置

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JP1919189U JPH0716723Y2 (ja) 1989-02-21 1989-02-21 ロードスタビライザの作業装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02109813U JPH02109813U (ja) 1990-09-03
JPH0716723Y2 true JPH0716723Y2 (ja) 1995-04-19

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