JP2002538341A - 被覆層を掘り上げるための装置 - Google Patents
被覆層を掘り上げるための装置Info
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Abstract
Description
くはカバー層をゆるめかつ収容するための装置に関する。
。この場合、このことは、仕切られた面にのみ制限されているのに対して、隣接
する領域は損傷を受けないままであるということがしばしば所望される。たとえ
ば、種々異なる形式の管路を敷設するために溝を開くことが必要となり得る。こ
の場合、多くの事例では、溝は、アスファルト打ちされた面またはコンクリート
打ちされた面または別の舗装を備えた面を横切らなければならない。別の事例で
も、被覆層を除去することが必要となり得る。
在することもあり得る。一般的に、溝、窪み、穴またはその他の凹設部を掘り出
すためには、相応の掘削ショベルを備えた掘削機が使用される。困難な土壌特性
でも、抵抗能を有する被覆層を備えた塞がれた土壌(道路舗装)でも溝の掘出し
を可能にするために、掘削ショベルをフライス装置と組み合わせることがすでに
提案されている。この場合、フライス装置は、掘削ショベルの、開放した正面に
配置されている。
覆層を掘り上げるための装置を提供することである。さらに、本発明の課題は、
能率的な作業が可能となる相応の方法を提供することである。
によって解決される。
れている収容装置が、コンクリート層、岩層、アスファルト層または凍土への侵
入を可能にするフライス・切削装置と組み合わされている。この場合、フライス
・切削装置は、有利には、多かれ少なかれ滑らかな切削が可能となるように形成
されている。この切削は、ゆるめたい領域を、除去したくなくかつ損傷を受けな
いままであることが望ましい領域から分離している。たとえば、溝が道路を横切
る場合には、溝の領域で道路舗装が除去されなければならない。つまり、残りの
舗装はゆるめられないことが望ましい。従来、溝を開く場合に、隣接する道路舗
装のより大きな部分が引きずり出されかつ損傷を与えられるということを阻止す
るために、分離断面はダイヤモンドソーによって道路舗装に形成される。フライ
ス・切削装置は分離断面を不要にし、必要となる領域でしか道路舗装を除去しな
い。フライス・切削装置は、有利にはフライス・切削ロータを有しており、この
フライス・切削ロータは、適宜な刃を装着していて、ほぼ滑らかな縁断面を後に
残す。フライス・切削装置を駆動するためには、溝開け装置に駆動装置が設けら
れている。保持・案内装置は、フライス・切削装置だけでなく、互いに固く結合
されている収容装置と駆動装置とを支持していて、地面層をフライス削りしかつ
溝を掘り出すためにフライス・切削装置の位置決めを可能にしている。
、収容室の収容開口の領域に配置されていない。これによって、ゆるめられた掘
出し物の収容が、フライス・切削装置の運転とは無関係に邪魔されることなしに
可能となる。装置は、フライス・切削装置を駆動することなしに、全体的に必要
に応じて掘削ショベルとして使用することができる。これによって、場合によっ
てはフライス・切削装置を目詰まりさせる恐れのある粘性土の掘出しが妨害され
ることなしに可能となる。
は、フライス・切削装置は、刃またはその他の切削工具を装備したただ1つのロ
ータを有している。このロータは、側フライスまたは平フライスとして形成され
ていて、少なくとも20cm、しかし、有利には30cm以上のフライス削り深
さを可能にしている。これによって、道路舗装と、場合によっては路盤の少なく
とも一部とを1回の作業工程で掘り出すことが可能となる。さらに、これによっ
て、掘削ショベル(収容装置)の全幅にわたって延びていない比較的狭幅のロー
タで十分であるということが可能となる。これによって、たとえば比較的大きな
フライス削り深さを、駆動装置の中庸の駆動出力で獲得することが可能となる。
この場合、開けたい溝の上方の舗装の除去は、舗装が、側方にずらされて線状に
フライス削りされることによって複数回の作業ステップで行われる。
されている。この室からは、フライス・切削ロータが特定の区分で突出している
。これによって、収容装置とフライス・切削ロータとを互いに無関係に使用する
ことが可能となる。地面舗装またはより固い岩層のフライス削り時には収容装置
が邪魔にならないようになっており、掘出し物の収容時にはフライス装置が邪魔
にならないようになっている。この場合、フライス・切削ロータが、収容装置の
裏側の高さの半分よりも大きく寸法設定されている直径を有していると有利であ
る。これによって、上述した大きなフライス削り深さが同様に可能となる。
料に支持される載置条片、載置スキッドまたは載置プレートによって行われる。
この条片、スキッドまたはプレートは、作業方向で見てロータの前方に配置され
ていてもよいし、ロータに並んで配置されていてもよい。
傍らを通過する当接条片が配置されている。刃先と当接条片との間の間隔を調整
することによって、形成される微粉砕される材料の粒度を調整することができる
。適宜な操作時には、比較的統一した粗砕が得られる。
な溝底を形成するためには特に有利である。ここでは、フライス・切削装置が、
水平に保たれた下面においてこの下面の上方に配置されていると有利である。こ
のことを可能にするために、フライス・切削ロータの回転軸線は、下面に対して
、フライス・切削ロータの半径よりも大きく寸法設定されている間隔を置いて配
置されている。
壁を配置することができる。この分離壁は、完全に一貫して延びるように形成さ
れていてもよいし、フライス・切削装置を収容装置から完全に分離していてもよ
い。分離壁に貫通開口を設けることも必要に応じて可能である。貫通開口は、有
利には、フライス・切削装置の遠心領域に配置されている。これによって、フラ
イス削りされかつ微粉砕された地面舗装を収容装置内に直接導入することが可能
となる。貫通開口は常に開放していてもよいし、フラップまたはディスクを備え
ていてもよい。
ができると共にゆるめることができるだけでなく、同時に、フライス削りされか
つ微粉砕された材料をリサイクル材料として砕石の代わりに再利用することがで
きる粒度または粒サイズ範囲に被覆層を微粉砕することもできる。フライス削り
工程によって形成された粒体は、分離壁に設けられた上述した相応の貫通開口を
通って収容装置の収容室内に直接導入することができる。分離壁が少なくとも部
分的に篩として形成されているかまたは1つの篩を備えていると、フライス削り
された材料をロータによって微粉砕しかつ1回の作業工程で選別することができ
る。収容室内には、所望の粒度を備えた成分しか到達しないのに対して、より粗
い部分は引き続きロータにさらされかつ微粉砕されるかまたは後に残される。こ
れによって、駆動出力が節約され、統一した高品質のリサイクル材料の形成が可
能となる。
置によって収容することができる。この手段では、剥がされた被覆層の部分もし
くはこの部分の掘削片が、比較的長い間フライス・切削ロータとの交番作用下に
あるので、場合によっては、材料の、より激しい微粉砕または均一な微粉砕も得
られる。これとは無関係に、本発明による装置によって、微粉砕された被覆層と
、この被覆層の下方に位置する粘性の材料との別個の捕集が可能となる。このこ
とには、フライス・切削ロータが、有利には収容装置(掘削ショベル)の全幅を
占めていないということが寄与している。フライス・切削ロータの側方には、フ
ライス削り深さを確定する案内装置を設けることができる。この案内装置は、ま
だ掘り出されていない被覆層材料上に載置しかつこの被覆層材料に沿って滑動す
る案内面領域、案内縁部またはスキッドによって形成することができる。これに
よって、被覆層をフライス削りする場合の土壌への溝開け装置の過度に深い侵入
ひいては粘性の路床材料の不本意な収容が阻止される。
可能なガイドエレメントが必要に応じて設けられてよい。選択的に、回転軸線の
位置を調節可能に形成することができる。これによって、同様にフライス削り深
さの調整が可能となる。場合によっては、このことは、互いに異なる大きさのロ
ータの使用によって行うこともできる。しかし、簡単にされた構成では、たいて
いの事例において、多くの事例で統一した、道路舗装に見ることができる舗装厚
さのために、少なくともフライス削り深さの調整を不要にすることができる。
ストを節約しかつ環境を保護する。さらに、いずれにせよたいてい必要となる砕
石の提供のためのコストが節約される。
に応じて骨材と混ぜられ得る。粘性土を骨材と混合するためには、必要に応じて
フライス・切削ロータが使用され得る。まず粘性土に骨材が施与される。その後
、粘性土がフライス・切削ロータによってフライス削りされる。このことは、現
場での粘性土の掘出し前または掘出し後に行われてもよいし、トラックの積載面
または介在面で行われてもよい。
重量体は、フライス・切削装置を負荷していて、掘り上げたい被覆層に圧着して
いる。しかし、このような重量体によって、圧着効果が生ぜしめられるだけでな
く、同時に著しい振動減衰が得られる。摩耗を促進させる振動またはその他の理
由に基づき望ましくない振動は、発生箇所の近傍で、すなわちフライス工具の近
傍で重量体の質量慣性によって吸収され、したがって、排除される。これによっ
て、高いフライス削り性能が、極めて高い抵抗能を有する被覆層においても可能
となる。
たはたとえば特に重く形成されたカバーによって形成することができる。このカ
バーは、収容開口の手前に旋回可能に支承されている。この場合、カバーは、取
外し可能であってもよいし、自由に旋回可能であってもよいし、液圧的に旋回可
能であってもよい。カバーは、収容室を自由に開放するという利点を有している
ので、少なくともフライス工具と収容室との間に貫通開口を備えた構成では、収
容室は、フライス削りされた材料で充填することができる。
または特許請求の範囲から得られる。
。この装置1の構造上の詳細は、図5および図6に示してある。図6から明らか
であるように、装置1は、主として、ショベル体2を備えた掘削ショベルとして
形成されている。このショベル体2は収容室3を有している。この収容室3は、
平らな壁4,5,6によって取り囲まれている。壁5は掘削ショベルの下面を形
成している。側壁4,5,6(側壁6は図5から明らかである)の間には収容開
口7が規定されている。この収容開口7は、側壁4,6の間の全幅にわたって開
放している。収容開口7はエレメントによってカバーされていない。側壁5の、
収容開口7を仕切る端部には歯8が設けられている。この歯8は、掘削ショベル
では慣用であるように、土壌材料の掘出しを助成するかまたは容易にするように
なっている。収容開口7には、旋回可能に支承されたカバーの形の、たとえば2
tの質量を有するおもりもしくは重量体10を必要に応じて配置することができ
る。この重量体10は、掘削ショベルに自由にまたは駆動装置によって旋回可能
に支承することができる。重量体10が掘削ショベルから分離可能であると有利
である。カバーの代わりに、別の重量体を設けることもできる。
には、フライス・切削ロータ12が回転可能に支承されている。図5および図6
に示したように、室11は掘削ショベルの裏側に配置されていて、この掘削ショ
ベルの全幅にわたって延びていない。フライス・切削ロータ12は側壁6で実際
に平らに終わっている一方で、側壁4に対して間隔14が保たれている。この場
合、側壁4は載置縁部15またはスキッドで終わっている。この載置縁部15ま
たはスキッドは、図6に示したように、フライス・切削ロータ12が回転可能に
支承されている回転軸線16と、フライス・切削ロータ12の外周17との間に
配置されている。載置縁部15と、この載置縁部15から直角方向で最も離れた
外周17の点18との間の間隔が20〜30cmであると有利である。外周18
の直径が裏側の高さの半分よりも大きく寸法設定されていると有利である。
いる。すなわち、外周18は、壁5に対して数cmの間隔を維持している。こう
して形成された中間室内には、条片18aまたは別の装置が配置されている。こ
の条片18aまたは別の装置は、回転軸線16に対してほぼ平行に延びる一貫し
たまたは中断したエッジを有している。このエッジは、フライス・切削ロータ1
2の、通過する刃に対する間隔と共に、フライス削りされかつフライス・切削ロ
ータ12によって微粉砕された材料の粒度を調整する。条片18aは、粒度を調
整することができるようにするために、必要に応じて調節可能に支承することが
できる。選択的に、フライス・切削ロータ12が調節可能に支承されていてもよ
いし、直径を変えることができるように形成されていてもよい。
る。この駆動装置19はフライス・切削ロータ12のハブ20内に装着されてい
る。また、駆動装置19には、制御装置によって別の消費器よりも前に優先的に
液圧流体が供給される。接続と遮断との切換は、穏やかな運転開始動作および運
転終了動作によってその都度行われる。駆動装置19は支持壁21に支持されて
いる。この支持壁21は両側壁4,6の間に平行に配置されている。駆動装置1
9のエネルギ供給または出力供給の目的で使用される液圧管路の案内のための空
間は、側壁4と支持壁21との間の残りの間隔で十分である。したがって、側壁
4,6を越えて突出する部分は存在していない。したがって、側壁4,6は、滑
らかな真っ直ぐの側壁を形成するために特に粘性土で使用することができる。
タ12の外周18に追従するようにこの外周18から間隔を置いて湾曲して形成
されていてもよい。さらに、分離壁9は閉鎖されていてよい。しかし、図6に示
した実施例では、分離壁9に貫通開口22が設けられている。この貫通開口22
は、室11と収容室3との間の接続部を形成している。この場合、貫通開口22
は、底部を形成する側面5に直接続いていて、したがって、フライス・切削ロー
タ12の遠心領域に位置している。このフライス・切削ロータ12の駆動方向は
、図6では時計回り方向で確定されている。すなわち、裏側から見て、フライス
・切削ロータ12の外周17は側面5に向かって運動させられる。フライス削り
工程は逆方向で行われる。
を規定している。さらに、刃23は半径方向に対して斜めに装着されており、こ
れによって、刃23は正の半径方向角度を確定している。本実施例では、刃23
は45゜の角度に調整されている。刃23はホルダ内に嵌め込まれていて、この
ホルダと共に交換可能である。より大きな刃23またはより小さな刃23をフラ
イス・切削ロータ12に適宜に装着することによって、材料の粒度に影響を与え
ることができる。
位置する刃23の間に材料が残留しないように周方向で互いにずらされている。
したがって、刃23は、回転軸線に対して平行に方向付けられた単数または複数
の切削エッジを確定している。この切削エッジは側面6にまで達している。必要
に応じて、側面6にほぼ整合して付加的な切削工具が設けられてよい。この切削
工具によって、特に滑らかな縁断面を得ることができる。これに相応して、ロー
タの反対側では、ほぼ中間壁21で終わっている切削装置がロータに設けられて
いてよい。これによって、ここでは綺麗なかつ滑らかな縁断面を得ることができ
る。本発明の構成では、フライス・切削ロータ12は側壁6で終わっている。
成している。このフライス・切削装置24は収容装置25に固く結合されている
。最終的に、この収容装置25は、相応の側壁4,5,6と歯8とを備えた収容
室3によって形成される。しかし、固く結合されているにもかかわらず、適宜な
構成では、調節装置が設けられていてよい。この調節装置によって、ガイドカー
ブ15から、フライス・切削ロータ12の外周17に基づく点18までの間隔、
すなわちフライス切削深さが調節可能となる。このことは、案内縁部15の調節
または回転軸線16の調節によっても行うことができる。
ている。この保持・案内装置26は、たとえば掘削機のブームによって形成され
ている。
開くことができる。道路舗装30にはアスファルト被覆層31が所属している。
このアスファルト被覆層31は路盤32上に位置している。この路盤32は、た
とえば砕石および砂利を含んでいる。路盤32の下側には、路床を成す粘性土3
3が位置している。
の裏側がほぼ水平に位置する。これによって、普段は底部を形成する側面5が鉛
直方向に調整される。いま、駆動装置19が制御され、フライス・切削ロータ1
2が、図1に矢印34によってマーキングした方向で回転する。同時に、装置1
が十分に下降させられ、縁部15がアスファルト被覆層31上に載置する。この
ことは、特に図2から知ることができる。これによって、フライス・切削ロータ
12は、少なくともアスファルト被覆層31が貫通される程度に道路舗装30内
に侵入する。フライス・切削ロータ12の回転によって、刃23が、既存の道路
舗装31と路盤32の部分とを微粉砕する。図1に示したように、微粉砕された
道路舗装の部分35、特にフライス・切削ロータ12と条片18aとの間を通り
抜けない粒度を備えた粗成分は、フライス・切削ロータ12によってフライス削
りされた溝内に残留する。
ほぼ排除される。さらに、重量体10は、フライス・切削ロータ12のための圧
着力を形成している。したがって、装置1を案内するための作業機械は、静的な
力と動的な力とによって負荷軽減される。
ライス・切削ロータ12と条片18aとの間を通り抜ける成分とは、フライス・
切削ロータ12の遠心作用によって内室3内に運ばれる。この内室3は、図1に
符号36で概略的に示したように、道路舗装31の掘削片によって徐々に充填さ
れる。したがって、フライス・切削ロータ12によって、材料微粉砕と分離とが
行われる。収容装置25が満たされると、フライス削りによって削り出された道
路舗装がトラックに積載され得る。
返される。同様に、案内縁部15が、既存の道路舗装31上に載置され、したが
って、統一したフライス削り深さを規定している。全体的に、滑らかな側壁38
,39を備えた溝37が開けられる。両側壁38,39の相互の間隔は、ほぼ掘
削ショベルの幅、すなわち、両側壁4,5の相互の間隔に相当している。場合に
よっては、切削側面38,39の間の間隔は、掘削ショベルの幅(両側壁4,5
の相互の間隔)よりも幾分大きく寸法設定されていてもよい。
路被覆材料が、慣用の掘削ショベルによって同様に選択的に収容され、トラック
に積載され得るかまたは繰り返しフライス削りされ得る。その後、粘性土33が
接近可能となる。この粘性土33は、フライス削り工程を実施する必要なしに、
慣用の掘削ショベルによって同様に掘り出されかつ積載され得る。この工程は図
4に示してある。ここでは、フライス・切削ロータ12は作動しておらず、この
フライス・切削ロータ12の駆動装置19は停止している。いま水平方向に調整
されている側壁5によって、滑らかな溝底を形成することができる。したがって
、フライス・切削ロータ12は掘削ショベルの運転を決して妨害していない。
ためにもフライス・切削ロータ12を使用することが必要となり得る。このため
には、図3の左側に示した溝側面39が必要に応じて段付けされて形成され得る
。これによって、この場合に段付けされて狭幅となった溝底を越えてその都度フ
ライス運転によって下方に向かって前方侵入することができる。
た粒度にもたらされる。しかし、いずれにせよ、過度に大きな掘削片が全く存在
しないというわけではない。したがって、ここで粘性土33とは別々に捕集され
た砕石のような掘出し物を使用することができ、溝を塞ぐ場合に再利用すること
ができる。これに対して、粘性土33もやはり別々に捕集され、同様に再利用す
ることができる。このためには、たとえば石灰または別の骨材を粘性土33内に
加えることが必要となり得る。このためには、フライス・切削ロータ12が使用
され得る。このことは、ここで掘り出されて堆積された土壌が骨材と混合される
ように、掘出し前の溝内だけでなく、たとえば溝に隣接する別個の面またはトラ
ックの積載面でも行うことができる。この骨材は、たとえば土壌上に堆積されて
よい。フライス・切削ロータ12を用いた処理によって混合が行われる。さらに
、掘削ショベル自体を混合のために使用することができる。
る点については、同一の符号を再び使用しており、前述した説明を参照されたい
。前述した構成と異なり、分離壁9に篩40が設けられている。この篩40は貫
通開口22に配置されている。篩40は、収容室3内に案内される材料の粒サイ
ズを制限している。微細成分は常にフライス削り室11から除去されるのに対し
て、より大きな掘削片は、所望の篩微細度に達するまでフライス・切削ロータ1
2にさらされたままとなる。篩40は交換可能に取り付けられていてよい。した
がって、装置1は、粒度を調整するための2つの装置、すなわち、過度に大きな
部分をフライス削り室11の外部に保つ条片18aと、微細成分をフライス削り
室11から放出させることができる篩40とを有している。両部分18a,40
は共に選別装置を形成している。
れ2つのフライス・切削ロータ12a,12bを有している。両フライス・切削
ロータ12a,12bは別個にまたは一緒に駆動されている。さらに、前述した
全ての構成が可能である。したがって、この場合には、同じ符号が使用してある
。相違点はロータの配置形式にある。図8によれば、フライス・切削ロータ12
a,12bは側壁4,6を越えて側方で突出していてよい。プレート15の案内
条片は、両フライス・切削ロータ12a,12bの間に配置されていてもよいし
、走行方向で見てフライス・切削ロータ12a,12bの前方に配置されていて
もよい。フライス・切削ロータ12a,12bは、板状、円筒状、円錐形、球形
またはその他の形で形成することができる。
が役立つ。この装置1は、収容開口7とは反対の側に位置する裏側にフライス・
切削装置24を備えている。このフライス・切削装置24は、予め規定されたフ
ライス削り深さを有していて、道路舗装またはこれに類する被覆層への侵入なら
びに処理可能なリサイクル材料への砕解(Aufschluss)に役立つ。
図である。
図である。
図である。
図である。
る。
、2つのロータが設けられている。
であり、円錐形の2つのロータが設けられている。
側壁、 7 収容開口、 8 歯、 9 分離壁、 10 重量体、 11
室、 12,12a,12b フライス・切削ロータ、 14 間隔、 15
案内縁部、 16 回転軸線、 17,18 外周、 18a 条片、 19
駆動装置、 20 ハブ、 21 支持壁、 22 貫通開口、 23 刃、
24 フライス・切削装置、 25 収容装置、 26 保持・案内装置、 3
0 道路舗装、 31 アスファルト被覆層、 32 路盤、 33 粘性土、
34 矢印、 35 部分、 36 掘削片、 37 溝、 38,39 切
削側面、 40 篩
Claims (27)
- 【請求項1】 被覆層(31)を掘り上げるための装置(1)において、 土壌被覆層のためのフライス・切削装置(24)が設けられており、該フライ
ス・切削装置(24)が、被覆層(31)への侵入のために装備された刃(23
)を備えた少なくとも1つのフライス・切削ロータ(12)を有しており、 収容装置(25)が設けられており、該収容装置(25)が、掘出し物のため
の自由な収容開口(7)を備えた収容室(3)を有していて、フライス・切削装
置(24)に結合されており、 駆動装置(19)が設けられており、該駆動装置(19)が、フライス・切削
装置(24)に所属していて、フライス・切削ロータ(12)に結合されており
、 保持・案内装置(26)が設けられており、該保持・案内装置(26)によっ
て、フライス・切削装置(24)と収容装置(25)とが支持されている ことを特徴とする、被覆層を掘り上げるための装置。 - 【請求項2】 フライス・切削装置(24)が、ただ1つのフライス・切削
ロータ(12)しか有しておらず、該フライス・切削ロータ(12)に刃(23
)が設けられており、該刃(23)が、有利にはホルダと共に交換可能であり、
フライス・切削装置(24)が、有利には、収容装置(25)によって規定され
た掘出し幅よりも小さく寸法設定されているフライス削り幅を有している、請求
項1記載の装置。 - 【請求項3】 フライス・切削装置(24)が、複数のフライス・切削ロー
タ(12)を有しており、該フライス・切削ロータ(12)に刃(23)が設け
られている、請求項1記載の装置。 - 【請求項4】 フライス・切削装置(24)に深さ案内装置(15)が対応
配置されており、該深さ案内装置(15)が、フライス・切削装置(24)を被
覆層(31)の領域で案内するようになっていて、有利にはフライス・切削ロー
タ(12)の近傍に配置されており、しかも、固定されたまたは調節可能なスキ
ッドまたは載置プレートとして形成されている、請求項1記載の装置。 - 【請求項5】 フライス・切削装置(24)が、少なくとも20cm、有利
には少なくとも30cmのフライス削り深さに調整されている、請求項1記載の
装置。 - 【請求項6】 フライス・切削ロータ(12)が、室(11)内に配置され
ており、該室(11)が、収容装置(25)の一方の側、有利には収容装置(2
5)の裏側に配置されている、請求項1記載の装置。 - 【請求項7】 フライス・切削ロータ(12)が、前記裏側の高さの半分よ
りも大きく寸法設定されている直径を有している、請求項6記載の装置。 - 【請求項8】 収容装置(25)が、下面(5)を有しており、該下面(5
)が水平に調整されている場合に、フライス・切削ロータ(12)が、下面(5
)の上方に配置されている、請求項1記載の装置。 - 【請求項9】 収容装置(25)の下面(5)が、平らに形成されている、
請求項8記載の装置。 - 【請求項10】 収容装置(25)が、内室(3)を有しており、該内室(
3)が、分離壁(9)によってフライス・切削装置(24)から分離されている
、請求項1記載の装置。 - 【請求項11】 分離壁(9)が、閉鎖されて形成されている、請求項10
記載の装置。 - 【請求項12】 分離壁(9)が、少なくとも1つの貫通開口(22)を有
している、請求項10記載の装置。 - 【請求項13】 分離壁(9)が、少なくとも部分的に篩(40)として形
成されている、請求項10記載の装置。 - 【請求項14】 収容装置(25)が、掘削ショベルとして形成されている
、請求項1記載の装置。 - 【請求項15】 フライス・切削ロータ(12)に、調節可能な当接条片(
18a)が対応配置されており、該当接条片(18a)が、有利にはフライス・
切削ロータ(12)の回転軸線に対して平行に延びていて、有利には調節可能に
刃(23)に対して間隔を置いて保持されている、請求項1記載の装置。 - 【請求項16】 駆動装置(19)に制御装置が対応配置されており、該制
御装置が、駆動装置(19)に別の出力消費器よりも前に優先的に駆動出力を供
給するようになっている、請求項1記載の装置。 - 【請求項17】 当該装置に重量体(10)が設けられており、該重量体(
10)が、1トンよりも重い重量を有している、請求項1記載の装置。 - 【請求項18】 重量体(10)が、収容装置(25)に解離可能に結合さ
れている、請求項17記載の装置。 - 【請求項19】 重量体(10)が、カバーとして形成されており、該カバ
ーが、収容開口(7)の手前に配置されている、請求項17記載の装置。 - 【請求項20】 被覆層を剥がす方法において、表面に存在する、被覆層を
形成する材料を少なくとも特定の領域で剥がしかつ微粉砕しながら被覆層をフラ
イス削りすることを特徴とする、被覆層を剥がす方法。 - 【請求項21】 被覆層の、剥がしたい領域を別の領域から予め分離するこ
となしにフライス削り工程を実施する、請求項20記載の方法。 - 【請求項22】 被覆層をフライス削り時に微粉砕しかつ有利には粗砕し、
被覆層を必要に応じて積載しかつ除去する、請求項20記載の方法。 - 【請求項23】 被覆層をフライス削りしかつ微粉砕した材料を除去するた
めに、請求項1から19までのいずれか1項記載の装置を使用する、請求項20
記載の方法。 - 【請求項24】 被覆層を少なくとも面の特定の区分でフライス削りしかつ
除去した後、該区分の下方に位置する土壌を前記装置によって掘り出す、請求項
20記載の方法。 - 【請求項25】 被覆層をフライス削りしかつ微粉砕した場合に生じた材料
を、除去の際に別個に捕集する、請求項20記載の方法。 - 【請求項26】 捕集した材料をリサイクル材料として使用しかつ有利には
再利用する、請求項25記載の方法。 - 【請求項27】 被覆層のフライス削り時に、有利には1トンよりも重い重
量を有する重量体によって負荷されているフライス工具を使用する、請求項20
記載の方法。
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A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
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