JPH0716645Y2 - 走行するコンベヤの連結構造 - Google Patents

走行するコンベヤの連結構造

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JPH0716645Y2
JPH0716645Y2 JP1989055692U JP5569289U JPH0716645Y2 JP H0716645 Y2 JPH0716645 Y2 JP H0716645Y2 JP 1989055692 U JP1989055692 U JP 1989055692U JP 5569289 U JP5569289 U JP 5569289U JP H0716645 Y2 JPH0716645 Y2 JP H0716645Y2
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JP
Japan
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conveyor
pulley
frame
conveyors
traveling
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JP1989055692U
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JPH02147413U (ja
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義治 内田
満男 近藤
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、平行に配設された異なる走行軌道上を個別
に走行し、かつ、それぞれのコンベヤ端部を対向して配
設すると共に、該コンベヤ端部同士を走行方向の相対移
動のみを拘束するフレームガイドを介して連結した走行
するコンベヤの連結構造に関するものである。
〔従来技術〕
例えば、船積み、陸揚げには、水平旋回、起伏可能なブ
ームを有し岸壁に沿って走行するアンローダ・ローダが
用いられており、袋物、箱物などの嵩物の積み卸しに
は、ブーム先端にスパイラルコンベヤを設け、陸側にお
いては、第10図、第11図に示すように、本体走行用レー
ル2上を走行する本体1に、陸側スパイラルコンベヤ3
を設け、本体1の下方に地上コンベヤ4をレール2と平
行に配設し、これらコンベヤ3,4を移載コンベヤ5、カ
ーブコンベヤ6、トリッパー7で連結し、本体1が移動
してもコンベヤ3,4間で荷の積み卸しができるようにさ
れている。なお、この例では、省スペースを目的とし
て、陸側スパイラルコンベヤ3を用い、本体下方に地上
コンベヤ4を配設した場合を示しているが、地上コンベ
ヤ4を本体1の外方に配設し、陸側スパイラルコンベヤ
3の代わりに斜設したコンベヤを用いることもある。
第7図、第8図に示すように、移載コンベヤ5は、地上
コンベヤ4に向かって突出するように陸側スパイラルコ
ンベヤ3に固定され、トリッパー7は、車輪7Bとサイド
ローラ7Cによりトリッパー用走行レール8に沿って移動
可能なトリッパーカー7Aと、地上コンベヤ4のコンベヤ
ベルト4Aを所定高さまで持ち上げるプーリー7Dから構成
され、トリッパーカー7A上にカーブコンベヤ6を設け、
カーブコンベヤ6の移載コンベヤ5側の端部と移載コン
ベヤ5の端部を接続している。なお、移載コンベヤ5に
は、テークアップ装置13を設けて、ベルトの張力を調整
できるようになっている。
このような構成において、トリッパー7Aは本体1と一緒
に走行させる必要があり、従来においては、移載コンベ
ヤ5の先端に一対のフレームガイド9を突設し、トリッ
パーカー7Aの突出部の端部をフレームガイド9により挟
持して、トリッパーカー7Aを牽引走行させている。
〔この考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、本体1すなわち移載コンベヤ5と、トリ
ッパー7Aすなわちカーブコンベヤ6は、それぞれ異なっ
たレール2,8上を走行しており、レールの起伏や曲がり
などのレール精度不良のため、またトリッパーカーの走
行精度不良のため、両コンベヤ5,6間の上下高さが変わ
り、また両コンベヤ間の水平方向の隙間(対向間隔)が
変わり、嵩物の両方向の移乗をスムーズに行えない問題
があった。
この考案は、このような問題点を解消すべくなされたも
ので、その目的は、走行レール精度不良や走行台車の走
行精度不良によるコンベヤ間の高さ変動および水平方向
の隙間変動を無くし、嵩物の移乗をスムーズに行うこと
のできるコンベヤの連結構造を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、平行に配設された異なる走行軌道上を個別に
走行し、かつ、それぞれのコンベヤ端部を対向して配設
すると共に、該コンベヤ端部同士を走行方向の相対移動
のみを拘束するフレームガイドを介して連結した走行す
るコンベヤの連結構造において、第1図,第2図に示す
ように、一方のコンベヤ5の端部に配設されるプーリー
10をプーリーフレーム14に取付け、該プーリーフレーム
14にコンベヤ移送方向に沿うガイド部材11を突設し、該
ガイド部材11を前記一方のコンベヤ5のコンベヤフレー
ム5Aに対してコンベヤ移送方向に移動可能に、かつ、上
下方向に移動可能に配設し、前記プーリーフレーム14を
他方のコンベヤ6の端部に垂直ピン12を介して水平回転
可能に接続すると共に、前記一方のコンベヤ5の端部の
プーリー10と他方のコンベヤ6の端部のプーリー6Aとを
同一高さに配設し、前記一方のコンベヤ5にはベルト5B
の張力を調整するテークアップ装置13(第7図,第8図
参照)を設けたことを特徴とする。
〔作用〕
以上のような構成において、異なる走行用レール2,走行
用レール8上を個別に走行するコンベヤ5とコンベヤ6
とがフレームガイド9を介して一体走行し、走行用レー
ル2,8の精度不良やコンベヤ5,6の走行精度不良により、
コンベヤ5と6の上下高さが変動し、またコンベヤ5,6
の連結端部間の距離が水平方向に変動し、さらにコンベ
ヤ5,6の蛇行走行によりコンベヤ連結端部が走行方向に
対して若干傾斜し、また離隔・接近する。
コンベヤ5,6の上下高さ変動および水平方向の接近・離
隔移動に対しては、一方のコンベヤ5のプーリー10がプ
ーリーフレーム14と垂直ピン12を介して他方のコンベヤ
6の端部に接続されているため、このプーリー10が他方
のコンベヤ6のプーリー6Aと共に、一方のコンベヤ5の
コンベヤフレーム5Aに対して上下移動、水平移動し、コ
ンベヤ5と6の連結端部における上下方向段差の発生が
解消され、かつコンベヤ5,6間の水平方向の隙間が一定
に保たれる。
プーリー10は、ガイド部材11によりコンベヤ5との真直
度を保持したまま、一方のコンベヤ5のコンベヤフレー
ム5Aに対して上下方向に、あるいは水平方向に移動する
ため、コンベヤベルト5Bが幅方向にずれることがない。
さらに、コンベヤベルト5Bは両コンベヤの上下方向の相
対移動に対してはその可撓性により、また両コンベヤの
水平方向の相対移動に対してはテークアップ装置13によ
り伸縮して追従できる。
また、コンベヤの蛇行走行に対しては、例えばコンベヤ
6が蛇行走行してコンベヤ6がコンベヤ5に対して傾斜
しても、垂直ピン12によりコンベヤ5に対してコンベヤ
6が回転するためコンベヤ6の傾斜を吸収することがで
き、またプーリー10はガイド部材11によりコンベヤ5と
の真直度が保持されたままコンベヤ移送方向に移動する
ので、コンベヤ6の蛇行を吸収し、コンベヤ5,6の連結
端部間の隙間変動も解消することができる。
〔実施例〕
これは、第4図ないし第6図に示すように、アンローダ
・ローダの移載コンベヤ5とカーブコンベヤ6の連結部
の例であり、移載コンベヤ5の連結端部の従動プーリー
10をプーリーフレーム14に軸受15を介して取付け、この
プーリーフレーム14の両端部に駆動側に向かってガイド
部材11を突設し、このガイド部材11をコンベヤフレーム
5Aに1〜3mmの間隙をおいて沿わせ、ガイド部材11がコ
ンベヤフレーム5Aに対してほぼ平行状態を保持したまま
上下方向、コンベヤの移送方向に移動できるようにす
る。このことにより、従動プーリー10は、コンベヤフレ
ーム5Aに対して真直度を保持したまま上下方向、コンベ
ヤの移送方向に移動できる。
さらに、カーブコンベヤ6の連結端部すなわちトリッパ
ーカー7Aの突出部における端部には、コンベヤ5側に突
出する連結段部17を設け、従動プーリー10のフレーム基
部16を連結段部17上に設置し、フレーム基部16と連結段
部17とをコンベヤの幅方向中央に設けた垂直ピン12で連
結することにより、従動プーリー10をカーブコンベヤ6
に対して水平回転可能とする。ここで、従動プーリー10
はフレーム基部16が連結段部17上に設置された状態にお
いて、カーブコンベヤ6のコンベヤ5側のプーリー6Aと
同一高さになるように高さ調節などにより固定配置され
ている。
また、コンベヤフレーム5Aには、従来と同様にコンベヤ
6側に突出するフレームガイド9が取付けられており、
トリッパーカー7Aの突出部の側部に当接する半球状ガイ
ド18を調整ボルト19を介してフレームガイド9の先端に
取付け、トリッパーカー7Aの蛇行にかかわらず、挟持し
て牽引走行できるようにされている。
なお、各コンベヤ5,6上には、ガイドプレート20,21が設
けられ、コンベヤフレーム5Aに調整装置22を介して取付
けることにより、プレート間隔を調整できるようにされ
ている。
なお、以上はアンローダ・ローダの移載コンベヤとカー
ブコンベヤの連結について説明したが、これに限らず、
異なる走行軌道上を走行するコンベヤの連結に本考案を
適用できることはいうまでもない。
〔考案の効果〕
この考案に係るコンベヤの連結構造は以上のような構成
としたことにより、以下のような効果を有する。
走行レールの精度不良及びそれぞれのコンベヤの走行精
度不良により、それぞれのコンベヤの高さが変動した
り、それぞれのコンベヤ端部間の距離が変動したり、さ
らに、コンベヤが蛇行走行して走行レールに対してコン
ベヤの方向が少し傾斜することがあるが、それぞれのコ
ンベヤの高さの変動に対しては、一方のプーリーが他方
のコンベヤフレームにプーリーフレームと垂直ピンを介
して取付けられているので、対向するプーリーの上下方
向のずれが起こらず、連結端部における段差が解消され
る。しかも、一方のコンベヤの端部のプーリーは、プー
リーフレームのガイド部材により規制されて一方のコン
ベヤのコンベヤフレームに対して幅方向へのずれが起こ
らない。
また、コンベヤ間の距離の変動に対しては、プーリーフ
レームがガイド部材を介して一方のコンベヤのコンベヤ
フレームに対してコンベヤ移送方向に移動可能であるの
で、対向するプーリー間の間隔が変わらず、しかも、一
方のコンベヤのプーリーが他方のコンベヤのコンベヤフ
レームに対して移動しても、テークアップ装置により一
方のコンベヤのベルトが弛んだり、張り過ぎたりするこ
とがない。
また、コンベヤの蛇行走行に対しては、他方のコンベヤ
のコンベヤフレームに対して、一方のコンベヤのプーリ
ーがガイド部材によりコンベヤ移送方向に不変の状態
で、垂直ピンにより相対的に水平回転できるので、コン
ベヤの蛇行を吸収し、コンベヤ連結端部の隙間変動も解
消することができる。よって、以上から、いずれのコン
ベヤからでも他方のコンベヤに嵩物をスムーズに移乗さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は、この考案に係るコンベヤの
連結構造の一実施例を示す平面図、側面図、第1図のII
I線断面図、第4図、第5図、第6図はその詳細を示す
側面図、第4図のV線断面図、平面図、第7図、第8
図、第9図はアンローダ・ローダの陸側設備を示す平面
図、側面図、第7図のIX−IX線視図、第10図、第11図は
その全体を示す横断面図、縦断面図である。 1……アンローダ・ローダ本体、2……本体走行用レー
ル 3……陸側スパイラルコンベヤ、4……地上コンベヤ、
5……移載コンベヤ、6……カーブコンベヤ、6A……プ
ーリー、7……トリッパー、7A……トリッパーカー、7B
……車輪、7C……サイドローラ、7D……プーリー、8…
…トリッパー用走行レール、9……フレームガイド、10
……従動プーリー、11……ガイド部材、12……垂直ピン 13……重錘式テークアップ装置、14……プーリーフレー
ム、15……軸受、16……フレーム基部、17……連結段
部、18……円形ガイド、19……調整ボルト 20,21……ガイドプレート、22……調整装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】平行に配設された異なる走行軌道上に個別
    に走行し、かつ、それぞれのコンベヤ端部を対向して配
    設すると共に、該コンベヤ端部同士を走行方向の相対移
    動のみを拘束するフレームガイドを介して連結した走行
    するコンベヤの連結構造であり、 一方のコンベヤの端部に配設されるプーリーをプーリー
    フレームに取付け、該プーリーフレームにコンベヤ移送
    方向に沿うガイド部材を突設し、該ガイド部材を前記一
    方のコンベヤのコンベヤフレームに対してコンベヤ移送
    方向に移動可能に、かつ、上下方向に移動可能に配設
    し、前記プーリーフレームを他方のコンベヤの端部に垂
    直ピンを介して水平回転可能に接続すると共に、前記一
    方のコンベヤの端部のプーリーと他方のコンベヤの端部
    のプーリーとを同一高さに配設し、前記一方のコンベヤ
    にはベルトの張力を調整するテークアップ装置を設けた
    ことを特徴とする走行するコンベヤの連結構造。
JP1989055692U 1989-05-15 1989-05-15 走行するコンベヤの連結構造 Expired - Lifetime JPH0716645Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6292226U (ja) * 1985-11-30 1987-06-12
JPH0533459Y2 (ja) * 1987-08-28 1993-08-25

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