JPH07166333A - レーザ・アブレーション装置 - Google Patents

レーザ・アブレーション装置

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JPH07166333A
JPH07166333A JP31619393A JP31619393A JPH07166333A JP H07166333 A JPH07166333 A JP H07166333A JP 31619393 A JP31619393 A JP 31619393A JP 31619393 A JP31619393 A JP 31619393A JP H07166333 A JPH07166333 A JP H07166333A
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JP
Japan
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target
laser
laser ablation
lens
waveguide
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Application number
JP31619393A
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English (en)
Inventor
Yukio Nishikawa
幸男 西川
Zenichi Yoshida
善一 吉田
Shinichi Mizuguchi
信一 水口
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光透過窓の汚染を防止して長時間の安定成膜
を効率的に行うことのできるレーザ・アブレーション装
置を提供する。 【構成】 レーザ・アブレーション装置を、光透過窓5
を有する真空槽6と、真空槽6の内部に配置されたター
ゲット8と、光透過窓5を介してターゲット8の表面に
レーザ光2を照射するレーザ発振器1及び集光レンズ4
と、真空槽6の内部にターゲット8と対向して配置され
た基板10とにより構成する。そして、集光レンズ4の
焦点位置とターゲット8の表面とが一致しないようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄膜形成に用いられる
レーザ・アブレーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、薄膜形成分野において、レーザ光
による成膜装置が用いられるようになり、レーザ・アブ
レーション法も盛んに用いられるようになってきた。し
かし、レーザ光を用いた成膜装置では、ターゲットから
生成する蒸発物質によってレーザ光を導入するための光
透過窓が汚染され、時間と共に成膜状態が変化してしま
うという問題点があった。これを解決するため、特開昭
48−15780号公報においては、圧力の高い補助室
を設ける構成が提案されている。
【0003】以下、従来のレーザを用いた蒸着装置を図
8を参照しながら説明する。図8において、31はレー
ザ発振器、32はレーザ光、33は集光レンズ、34は
反射鏡、35は光透過窓、36は真空槽、37は補助
室、38はガス供給源、39は隔壁、40は排気装置、
41はターゲット、42は基板である。レーザ発振器3
1から出射したレーザ光32は、集光レンズ33によっ
て集光され、反射鏡34によって光透過窓35と隔壁3
9との間を通過して真空槽36内のターゲット41に照
射され、生成する蒸発物質によって基板42上に成膜さ
れる。同時にガス供給源38からガスを供給して補助室
37内の圧力を真空槽36内よりも高くすることによ
り、蒸発物質の飛来を妨げ、光透過窓35の汚染を防止
するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の構成では、補助室37から真空槽36へガスが流
れ込んで真空度を低下させるため、形成膜中へ不純物が
混入するだけでなく、ガス粒子との衝突によって蒸発物
質の放出角度が広くなり、膜の形成効率が悪化するとい
う問題点がある。
【0005】本発明は、前記従来技術の課題を解決する
ため、光透過窓の汚染を防止して長時間の安定成膜を効
率的に行うことのできるレーザ・アブレーション装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るレーザ・アブレーション装置の第1の
構成は、光透過窓を有する真空槽と、前記真空槽の内部
に配置されたターゲットと、前記光透過窓を介して前記
ターゲットの表面にレーザ光を照射するレーザ発振器及
び集光光学装置と、前記真空槽の内部に前記ターゲット
と対向して配置された基板とからなるレーザ・アブレー
ション装置であって、前記集光光学装置の焦点位置が前
記ターゲットの表面とは一致しないことを特徴とする。
【0007】また、前記第1の構成においては、集光光
学装置が、球面レンズと円筒面レンズとからなるのが好
ましい。この場合にはさらに、球面レンズと円筒面レン
ズの位置及び間隔が可変であるのが好ましい。
【0008】また、本発明に係るレーザ・アブレーショ
ン装置の第2の構成は、光透過窓を有する真空槽と、前
記真空槽の内部に配置されたターゲットと、前記光透過
窓を介して前記ターゲットの表面にレーザ光を照射する
レーザ発振器及び光学装置と、前記真空槽の内部に前記
ターゲットと対向して配置された基板とからなるレーザ
・アブレーション装置であって、前記光学装置が、導波
路入射用レンズと、導波路と、結像用レンズとからなる
ことを特徴とする。
【0009】また、前記第2の構成においては、導波路
入射用レンズの焦点位置が導波路の入射端面とは一致し
ないのが好ましい。また、前記第2の構成においては、
レーザ光が紫外光であり、導波路の材料が合成石英であ
るのが好ましい。
【0010】また、前記第2の構成においては、導波路
がガラス板又は金属板で構成された中空構造であるのが
好ましい。また、前記第2の構成においては、導波路入
射用レンズと結像用レンズとを円筒面レンズで構成し、
導波路とターゲットとの間に別の円筒面レンズを、その
曲率が結像方向と直交するように配置するのが好まし
い。この場合にはさらに、ターゲットが円筒型であり、
結像方向が前記ターゲットの回転軸と平行になるように
レーザ光を照射するのが好ましい。
【0011】また、前記第1又は第2の構成において
は、ターゲットと光透過窓との間に、レーザ照射部の法
線方向から少なくとも20°以上を遮蔽する手段を設け
るのが好ましい。
【0012】また、前記第1又は第2の構成において
は、光透過窓とターゲットとの間にガス噴射装置を設け
るのが好ましい。この場合にはさらに、ガス噴射装置の
出口のガス圧力が5Pa以上であるのが好ましい。
【0013】
【作用】前記本発明の第1の構成によれば、ターゲット
上のレーザ照射面積が大きくなるので、放出方向の揃っ
た粒子を多数生成させることができる。その結果、粒子
の並進性が保たれ、斜め又は横方向に設けた光透過窓の
汚染を減少させることができると共に、膜の形成効率を
高めることもできる。
【0014】また、前記第1の構成において、集光光学
装置が、球面レンズと円筒面レンズとからなるという好
ましい構成によれば、ターゲットに楕円ビームを照射す
ることができるので、広幅成膜が可能となる。また、こ
の場合、球面レンズと円筒面レンズの位置及び間隔が可
変であるという好ましい構成によれば、ターゲットに異
なる形状の楕円ビームを照射することができるので、種
々の基板形状に対応させることができる。
【0015】また、前記本発明の第2の構成によれば、
強度分布の均一なレーザ光をターゲットに照射すること
ができるので、粒子を均一に生成させることができ、そ
の結果、基板上の膜厚分布を均一化することができる。
【0016】また、前記第2の構成において、導波路入
射用レンズの焦点位置が導波路の入射端面とは一致しな
いという好ましい構成によれば、導波路が中実構造の場
合に端面に損傷を与えることがない。
【0017】また、前記第2の構成において、レーザ光
が紫外光であり、導波路の材料が合成石英であるという
好ましい構成によれば、透過率を高くすることができ
る。また、前記第2の構成において、導波路入射用レン
ズと結像用レンズとを円筒面レンズで構成し、かつ、導
波路と円筒型ターゲットとの間に別の円筒面レンズを、
その曲率が結像方向と直交するように配置し、結像方向
が前記ターゲットの回転軸と平行になるようにレーザ光
を照射するという好ましい構成によれば、基板を走行ロ
ール等によって移動させることにより、基板の幅方向の
膜厚が均一な薄膜を連続的に成膜することができる。
【0018】また、前記第1又は第2の構成において、
ターゲットと光透過窓との間に、レーザ照射部の法線方
向から少なくとも20°以上を遮蔽する手段を設けると
いう好ましい構成によれば、プルームを構成する生成物
質による光透過窓の汚染を防止することができる。
【0019】また、前記第1又は第2の構成において、
光透過窓とターゲットとの間にガス噴射装置を設けると
いう好ましい構成によれば、少量のガスで離脱物質を効
率的に遮蔽することができ、その結果、光透過窓の汚染
防止の効果を一層高めることができる。
【0020】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明をさらに具体的
に説明する。 (実施例1)図1は本発明に係るレーザ・アブレーショ
ン装置の第1の実施例を示す構成図である。図1におい
て、1はレーザ発振器、2はレーザ光、3は反射鏡、4
は集光レンズ、5は光透過窓、6は真空槽、7は排気装
置、8はターゲット、9はプルーム、10は基板であ
る。レーザ発振器1から出射したレーザ光2は反射鏡3
によって誘導され、集光レンズ4、光透過窓5を通過し
て真空槽6内で焦点を結んだ後、ターゲット8に照射さ
れる。これにより、指向性を有する蒸発物質で構成され
るプルーム9が生成され、基板10の上に薄膜が形成さ
れる。この場合、レーザ光2の焦点位置とターゲット8
の表面とは一致しないようにされており、これによりレ
ーザ光2の照射面積が大きくなるので、放出方向の揃っ
た粒子を多数生成させることができる。その結果、粒子
の並進性が保たれ、斜め又は横方向に設けた光透過窓5
の汚染を減少させることができると共に、膜の形成効率
を高めることもできる。
【0021】尚、この場合、レーザ強度は小さくなるた
め、ターゲット8の材料としては融点の低い材料か昇華
性の材料を用いるのが好ましい。 (実施例2)図2は本発明に係るレーザ・アブレーショ
ン装置の第2の実施例を示す構成図である。図2におい
て、実施例1の構成と異なる点は、集光光学装置を球面
レンズ4と円筒面レンズ11とにより構成した点であ
る。このように構成することにより、ターゲット8に対
し、紙面に垂直な方向が長軸となる楕円ビームを照射す
ることができる。楕円ビームによって広幅成膜が可能と
なるが、プルーム9の生成は短軸方向よりも長軸方向の
方が指向性が高いため、長軸の長さを基板の幅よりも少
し大きくするだけで効率的に成膜することが可能とな
る。また、球面レンズ4と円筒面レンズ11の位置及び
間隔を変えることにより、ターゲット8に異なる形状の
楕円ビームを照射することができるので、種々の基板形
状に対応させることができる。
【0022】(実施例3)図3は本発明に係るレーザ・
アブレーション装置の第3の実施例を示す構成図であ
る。図3において、実施例1、2の構成と異なる点は、
集光光学装置を球面レンズ4と複数の円筒面レンズを直
交させたインテグレーター12とにより構成した点であ
る。このように構成することにより、照射スポット内で
ビームの強度分布を均一化することができるので、照射
スポットでは均一に粒子を生成させることができ、その
結果、基板上の膜厚分布を均一化することができる。
【0023】(実施例4)図4は本発明に係るレーザ・
アブレーション装置の第4の実施例を示す構成図であ
る。図4において、実施例1、2、3の構成と異なる点
は、導波路入射用レンズ13と中実構造の導波路14と
結像用レンズ15とにより構成した光学装置を用いてい
る点である。このように構成することにより、強度分布
の均一なレーザ光をターゲット8に照射することができ
るので、粒子を均一に生成させることができ、その結
果、基板10上の膜厚分布を均一化することができる。
また、導波路14の形状と、結像用レンズ15の焦点距
離及び位置とを変えることにより、照射ビームの形状を
変えることができる。
【0024】導波路14にはガラス等のレーザ光を透過
し易い材料を用いるのが好ましい。レーザ光として紫外
光を用いる場合、導波路14の材料としては、透過率を
高くすることができることから、合成石英を用いるのが
好ましい。導波路14が中実構造の場合には、その端面
に損傷を与えないために、導波路入射用レンズ13の焦
点位置は導波路14の入射端面に一致させない方が好ま
しい。
【0025】尚、図5に示すように、導波路16をガラ
ス板又は金属板で光路の周囲を平行に囲んだ中空構造と
しても、同様の効果を得ることができ、かつ、端面が損
傷することもない。
【0026】(実施例5)図6は本発明に係るレーザ・
アブレーション装置の第5の実施例における光学装置を
示す構成図である。図6において、実施例1、2、3、
4の構成と異なる点は、導波路入射用レンズ17と結像
用レンズ18が円筒面レンズであり、中空構造の導波路
16と円筒型ターゲット20との間に集光用円筒面レン
ズ19を、その曲率が結像方向と直交するように配置
し、円筒型ターゲット20の回転軸21に平行にレーザ
光2を照射するようにした点である。このように構成す
ることにより、基板22を走行ロール28で移動させれ
ば、基板22の幅方向の膜厚が均一な薄膜を連続的に成
膜することができる。
【0027】(実施例6)図7は本発明に係るレーザ・
アブレーション装置の第6の実施例を示す構成図であ
る。図7において、実施例1、2、3、4、5と異なる
点は、ターゲット8と光透過窓5との間に遮蔽板23を
設け、レーザ照射部の法線方向から少なくとも20°以
上を遮蔽するようにした点である。レーザ・アブレーシ
ョンではプルーム9を構成する生成物質24は30°以
内の角度に90%以上が放出されるため、遮蔽板23を
設置することにより、生成物質24による光透過窓5の
汚染を防止することができる。
【0028】また、生成物質24は、基板10に到達し
た後、一部は離脱物質25となって遮蔽板23を回り込
み、光透過窓5を上方から汚染することとなる。このた
め、本実施例6においては、さらに光透過窓5とターゲ
ット8との間にガス噴射装置26を設け、上方からガス
を噴射することにより、少量のガスで離脱物質25を効
率的に遮蔽するようにされている。レーザ・アブレーシ
ョンではガス圧力5Pa以上で生成物質24及び離脱物
質25の速度が大幅に小さくなるため、ガス噴射装置2
6のガス圧力を5Pa以上にすれば、遮蔽効果が顕著に
なる。尚、ガス噴射装置26の下方にはガス吸引装置2
7が設けられており、これにより上方から噴射したガス
を回収して、真空度の低下を防止するようにされてい
る。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るレー
ザ・アブレーションの第1の構成によれば、ターゲット
上のレーザ照射面積が大きくなるので、放出方向の揃っ
た粒子を多数生成させることができる。その結果、粒子
の並進性が保たれ、斜め又は横方向に設けた光透過窓の
汚染を減少させることができると共に、膜の形成効率を
高めることもできる。
【0030】また、前記第1の構成において、集光光学
装置が、球面レンズと円筒面レンズとからなるという好
ましい構成によれば、ターゲットに楕円ビームを照射す
ることができるので、広幅成膜が可能となる。また、こ
の場合、球面レンズと円筒面レンズの位置及び間隔が可
変であるという好ましい構成によれば、ターゲットに異
なる形状の楕円ビームを照射することができるので、種
々の基板形状に対応させることができる。
【0031】また、本発明に係るレーザ・アブレーショ
ンの第2の構成によれば、強度分布の均一なレーザ光を
ターゲットに照射することができるので、粒子を均一に
生成させることができ、その結果、基板上の膜厚分布を
均一化することができる。
【0032】また、前記第2の構成において、導波路入
射用レンズの焦点位置が導波路の入射端面とは一致しな
いという好ましい構成によれば、導波路が中実構造の場
合に端面に損傷を与えることがない。
【0033】また、前記第2の構成において、レーザ光
が紫外光であり、導波路の材料が合成石英であるという
好ましい構成によれば、透過率を高くすることができ
る。また、前記第2の構成において、導波路入射用レン
ズと結像用レンズとを円筒面レンズで構成し、かつ、導
波路と円筒型ターゲットとの間に別の円筒面レンズを、
その曲率が結像方向と直交するように配置し、結像方向
が前記ターゲットの回転軸と平行になるようにレーザ光
を照射するという好ましい構成によれば、基板を走行ロ
ール等によって移動させることにより、基板の幅方向の
膜厚が均一な薄膜を連続的に成膜することができる。
【0034】また、前記第1又は第2の構成において、
ターゲットと光透過窓との間に、レーザ照射部の法線方
向から少なくとも20°以上を遮蔽する手段を設けると
いう好ましい構成によれば、プルームを構成する生成物
質による光透過窓の汚染を防止することができる。
【0035】また、前記第1又は第2の構成において、
光透過窓とターゲットとの間にガス噴射装置を設けると
いう好ましい構成によれば、少量のガスで離脱物質を効
率的に遮蔽することができ、その結果、光透過窓の汚染
防止の効果を一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレーザ・アブレーション装置の第
1の実施例を示す構成図である。
【図2】本発明に係るレーザ・アブレーション装置の第
2の実施例を示す構成図である。
【図3】本発明に係るレーザ・アブレーション装置の第
3の実施例における光学装置を示す構成図である。
【図4】本発明に係るレーザ・アブレーション装置の第
4の実施例を示す構成図である。
【図5】本発明に係るレーザ・アブレーション装置の第
4の実施例における中空構造導波路を示す構成図であ
る。
【図6】本発明に係るレーザ・アブレーション装置の第
5の実施例における光学装置を示す構成図である。
【図7】本発明に係るレーザ・アブレーション装置の第
6の実施例を示す構成図である。
【図8】従来のレーザを用いた蒸着装置を示す構成図で
ある。
【符号の説明】
1 レーザ発振器 2 レーザ光 3 反射鏡 4 集光レンズ 5 光透過窓 6 真空槽 7 排気装置 8 ターゲット 9 プルーム 10、22 基板 11 円筒面レンズ 12 インテグレーター 13 導波路入射用レンズ 14 中実構造導波路 15 結像用レンズ 16 中空構造導波路 17 導波路入射用円筒面レンズ 18 結像用円筒面レンズ 19 集光用円筒面レンズ 20 円筒型ターゲット 21 回転軸 23 遮蔽板 24 生成物質 25 離脱物質 26 ガス噴射装置 27 ガス吸引装置 28 走行ロール

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光透過窓を有する真空槽と、前記真空槽
    の内部に配置されたターゲットと、前記光透過窓を介し
    て前記ターゲットの表面にレーザ光を照射するレーザ発
    振器及び集光光学装置と、前記真空槽の内部に前記ター
    ゲットと対向して配置された基板とからなるレーザ・ア
    ブレーション装置であって、前記集光光学装置の焦点位
    置が前記ターゲットの表面とは一致しないことを特徴と
    するレーザ・アブレーション装置。
  2. 【請求項2】 集光光学装置が、球面レンズと円筒面レ
    ンズとからなる請求項1に記載のレーザ・アブレーショ
    ン装置。
  3. 【請求項3】 球面レンズと円筒面レンズの位置及び間
    隔が可変である請求項2に記載のレーザ・アブレーショ
    ン装置。
  4. 【請求項4】 光透過窓を有する真空槽と、前記真空槽
    の内部に配置されたターゲットと、前記光透過窓を介し
    て前記ターゲットの表面にレーザ光を照射するレーザ発
    振器及び光学装置と、前記真空槽の内部に前記ターゲッ
    トと対向して配置された基板とからなるレーザ・アブレ
    ーション装置であって、前記光学装置が、導波路入射用
    レンズと、導波路と、結像用レンズとからなることを特
    徴とするレーザ・アブレーション装置。
  5. 【請求項5】 導波路入射用レンズの焦点位置が導波路
    の入射端面とは一致しない請求項4に記載のレーザ・ア
    ブレーション装置。
  6. 【請求項6】 レーザ光が紫外光であり、導波路の材料
    が合成石英である請求項4に記載のレーザ・アブレーシ
    ョン装置。
  7. 【請求項7】 導波路がガラス板又は金属板で構成され
    た中空構造である請求項4に記載のレーザ・アブレーシ
    ョン装置。
  8. 【請求項8】 導波路入射用レンズと結像用レンズとを
    円筒面レンズで構成し、導波路とターゲットとの間に別
    の円筒面レンズを、その曲率が結像方向と直交するよう
    に配置した請求項4に記載のレーザ・アブレーション装
    置。
  9. 【請求項9】 ターゲットが円筒型であり、結像方向が
    前記ターゲットの回転軸と平行になるようにレーザ光を
    照射する請求項8に記載のレーザ・アブレーション装
    置。
  10. 【請求項10】 ターゲットと光透過窓との間に、レー
    ザ照射部の法線方向から少なくとも20°以上を遮蔽す
    る手段を設けた請求項1又は4に記載のレーザ・アブレ
    ーション装置。
  11. 【請求項11】 光透過窓とターゲットとの間にガス噴
    射装置を設けた請求項1又は4に記載のレーザ・アブレ
    ーション装置。
  12. 【請求項12】 ガス噴射装置の出口のガス圧力が5P
    a以上である請求項11に記載のレーザ・アブレーショ
    ン装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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