JPH07166112A - カチオン電着塗料組成物 - Google Patents

カチオン電着塗料組成物

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JPH07166112A
JPH07166112A JP31075193A JP31075193A JPH07166112A JP H07166112 A JPH07166112 A JP H07166112A JP 31075193 A JP31075193 A JP 31075193A JP 31075193 A JP31075193 A JP 31075193A JP H07166112 A JPH07166112 A JP H07166112A
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JP
Japan
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group
acrylic resin
weight
electrodeposition coating
resin
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JP31075193A
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English (en)
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Motoi Tanimoto
基 谷本
Jinichi Tatsumi
仁一 巽
Tsuyoshi Inoue
強 井上
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Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐候性および耐食性を低下することなく、耐
温水性を向上したカチオン電着塗料組成物の提供。 【構成】 (a)水酸基および3級アミノ基を有し、かつ
エステル基とカルボン酸基とを同一側鎖に有するアクリ
ル性樹脂50.0〜90.0重量%。 (b)架橋剤10.0〜50.0重量%、(c)紫外線吸収剤
0.4〜10.0重量%および(d)ヒンダードアミン系光
安定剤0.2〜5.0重量%(但し、重量%は組成物の固
形分重量に基づく)を含有するカチオン電着塗料組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカチオン電着塗料組成
物、特に耐候性、耐食性に優れかつ耐温水性に優れたカ
チオン電着塗料組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】カチオン性基とアニオン性基とを合わせ
持つカチオン電着塗料としては、カチオン性樹脂とアニ
オン性樹脂とを混合して用いる方法が主として行われて
おり、ことに自動車などの工業用塗料に用いられてい
る。これらの方法については、特開昭52−11963
8号公報、特開昭55−35425号公報等に記述され
ているが、アニオン性基とカチオン性基との造塩結合は
分子間であり、耐温水性が悪いという欠点がある。
【0003】また、一分子中にカチオン性基とアニオン
性基とを合わせ持つ樹脂としては、ジカルボン酸無水物
によるカチオン性樹脂へのカルボン酸基導入したものが
提案されている。これについては、特開昭54−159
42号公報等に記述されている。しかしながら、この方
法では、α,β−不飽和ジカルボン酸無水物を、共役二
重結合を持った化合物と反応させた後に、その無水物環
を水またはアルコール類によって開裂させ、フリーのカ
ルボキシル基を生成させる。ジカルボン酸無水物の開環
付加反応による、同一炭素鎖中にエステル基とカルボキ
シル基とを導入する手法についての記載はない。また、
この樹脂を用いても耐温水性が悪いという欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は耐侯性、耐食
性に優れかつ耐温水性に優れたカチオン電着塗料組成物
を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は(a)水酸
基および3級アミノ基を有し、かつエステル基とカルボ
ン酸基とを同一側鎖に有するアクリル性樹脂50.0〜
90.0重量% (b)架橋剤10.0〜50.0重量%、(c)紫外線吸収剤
0.4〜10.0重量%および(d)ヒンダードアミン系光
安定剤0.2〜5.0重量%(但し、重量%は組成物の固
形分重量に基づく)を含有するカチオン電着塗料組成物
を提供する。
【0006】本発明に用いるアクリル樹脂(a)は一般に
以下のモノマーの混合物を重合することにより得られる
アクリル樹脂を用いて合成される。 (1)グリシジル基含有(メタ)アクリルエステル系モノマー 10〜20重量% (2)水酸基含有(メタ)アクリルエステル系モノマー 8〜30重量% (3)その他の重合性モノマー 60〜80重量%
【0007】上記モノマーの混合物に対しラジカル重合
開始剤を混合し、2〜5時間100〜150℃の温度で
重合する。このアクリル樹脂はガラス転移温度25〜7
0℃、好ましくは30〜60℃を有し、水酸基価20〜
100、好ましくは30〜80を有する。モノマー(1)
の量が10重量%以下であると乳化性が低下し、20重
量%を越えると耐温水性が低下する。モノマー(2)の量
が8重量%より少ないと耐温水性が低下し、30重量%
を越えると塗膜外観が不足する。
【0008】得られたアクリル樹脂中のグリシジル基当
量に対し、2級アミンを0.9〜1.1当量の量で、1〜
5時間(100〜150℃)の条件で反応させる。
【0009】使用し得る2級アミンとしては、ジアルキ
ルアミン、アルキルアルカノールアミン、ジアルカノー
ルアミン等が挙げられる。アルキル、及び、アルカノー
ル鎖は各々1〜18個、好ましくは1〜6個の炭素原子
を有するのが好ましく、さらに好ましくは、ヒドロキシ
ル基の位置がアミノ基のβ位または、γ位にある物であ
る。特定の2級アミンの例としては、ジエチルアミン、
ジプロピルアミン、ジブチルアミン、ジエチレントリア
ミンジケチミンブロック化合物、2−(メチルアミノ)エ
タノール、2−(エチルアミノ)エタノール、2−(プロ
ピルアミノ)エタノール、2−(t−ブチルアミノ)エタノ
ール、2−(フェニルアミノ)エタノール、2−(メチル
アミノ)プロパノール、ジエタノールアミン、2−(2−
アミノエチルアミノ)エタノールケチミンブロック化合
物等である。
【0010】その他、使用し得るアミン付加アクリル樹
脂の例としては、特開昭63−139909、特公平1
−60516、特公平4−323273または、米国特
許4001156号の第3欄第59行から第5欄第1行
に開示されている物等が挙げられる。
【0011】本発明で使用される(a)樹脂は上記アミン
付加アクリル樹脂固形分100重量部に対し、酸無水物
0.3〜5.0重量部を開環付加させて得る。0.3重量
部より少ないと耐温水性が低下し、5.0重量部を越え
ると耐食性が悪くなる。
【0012】使用し得る酸無水物の例としては、有機鎖
状・有機炭素単環式または有機炭素多環式ジカルボン酸
の無水物等が挙げられる。各々の酸無水物の炭素原子数
は、4〜12個、好ましくは5〜9個であり、さらに好
ましくは7〜9個のものである。特定の例としては、サ
クシニックアンハイドライド、マレイックアンハイドラ
イド、メチルサクシニックアンハイドライド、グルタリ
ックアンハイドライド、1−シクロペンテン−1,2−
ジカルボキシリックアンハイドライド、フタリックアン
ハイドライド、シス−1,2,3,6−テトラヒドロフタ
リックアンハイドライド、3,4,5,6−テトラヒドロ
フタリックアンハイドライド、ヘキサヒドロフタリック
アンハイドライド、(±)−ヘキサヒドロ−4−メチルフ
タリックアンハイドライド、3,3−テトラメチレング
ルタリックアンハイドライド1,8−ナフタリックアン
ハイドライド等である。
【0013】上記酸無水物を開環付加したアクリル樹脂
は単独で使用できるが、酸無水物を開環付加していない
アミン付加アクリル樹脂を混合しても使用できる。その
場合混合樹脂固形分100重量部中、酸基付加量0.3
〜5.0部に調整ことが必要である。
【0014】上記(a)樹脂またはそれと酸無水物基を開
環付加していないアミン付加アクリル樹脂との混合物に
対し、架橋剤を以下の固形分比で使用する。 (a)樹脂(またはアミン付加アクリル樹脂との混合物)/
架橋剤=90/10〜50/50 使用し得る架橋剤としては、ポリイソシアネート化合
物、アミノプラスト樹脂、およびフェノール樹脂等であ
る。以下例を挙げて説明する。使用し得るポリイソシア
ネート化合物は一分子中に2個以上のイソシアネート基
を含有する、種々のポリイソシアネート化合物を脂肪
族、または芳香族アルコールで活性イソシアネート基の
全部、または一部をブロックした物が挙げられる。
【0015】ポリイソシアネート化合物の代表的な例と
しては、トリメチレンジイソシアネート、テトラメチレ
ンジイソシアネート、ペンタメチレンジイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネート、1,2−プロピ
レンジイソシアネート、1,2−ブチレンジイソシアネ
ート、2,3−ブチレンジイソシアネート、1,3−ブチ
レンジイソシアネート、エチリジンジイソシアネート、
ブチリデンジイソシアネート等の脂肪族化合物;1,3
−シクロペンタンジイソシアネート、1,4−シクロヘ
キサンジイソシアネート、1,2−シクロヘキサンジイ
ソシアネート、イソフォロンジイソシアネート等の脂肪
族環状化合物;m−フェニレンジイソシアネート、p−フ
ェニレンジイソシアネート、4,4'−ジフェニルジイソ
シアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、1,
4−ナフタレンジイソシアネート等の芳香族化合物;
4,4'−ジフェニルメタンジイソシアネート、2,4−
または2,6−トリレンジイソシアネートもしくはその
混合物;4,4'−トルイジンジイソシアネート、1,4
−キシリレンジイソシアネート等の脂肪族−芳香族化合
物;ジアニジジンジイソシアネート、4,4'−ジフェニ
ルエーテルジイソシアネート、クロロジフェニレンジイ
ソシアネート等の核置換芳香族化合物;トリフェニルメ
タン−4,4',4"−トリイソシアネート、1,3,5−ト
リイソシアネートベンゼン、2,4,6−トリイソシアネ
ートトルエン等のトリイソシアネート類;4,4'−ジフ
ェニルジメチルメタン−2,2',5,5'−テトライソシ
アネート等のテリイソシアネート類;トリレンジイソシ
アネート二量体および三量体等の重合ポリイソシアネー
ト類がある。
【0016】加えて、有機ポリイソシアネートは、ポリ
エーテルポリオールまたはポリエステルポリオールを包
含し、又過剰のポリイソシアネート類と反応してイソシ
アネートを末端とするプレポリマー類を形成するポリエ
ーテル類を包含するポリオールから誘導されるプレポリ
マーであってもよい。かかるポリオール類は、例えばエ
チレングリコール、プロピレングリコール等のグリコー
ル類のようなn−ポリオール類、と同時にグリセロー
ル、トリメチロールプロパン、ヘキサントリオール、ペ
ンタエリスリトール等のような他のポリオール類、と同
時にジエチレングリコール、トリプロピレングリコール
等のようなモノエーテル類および例えば上述のアルキレ
ンオキシド縮合物のポリエーテル類であってもよい。こ
れらのポリオール類と縮合してポリエーテル類を形成す
るアルキレンオキシド類の中には、エチレンオキシド、
プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、スチレンオキ
シド等がある。これらは、一般にヒドロキシル基を末端
基とするポリエーテル類と呼ばれ、直鎖または分枝状の
ものである。ポリエーテル類の例としては、分子量15
40のポリオキシエチレングリコール、分子量1025
のポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシテトラ
メチレングリコール、ポリオキシヘキサメチレングリコ
ール、ポリオキシノナメチレングリコール、ポリオキシ
デカメチレングリコール、ポリオキシドデカメチレング
リコールおよびこれらの混合物が挙げられる。他のポリ
オキシアルキレングリコールエーテル類も使用できる。
特に有用なポリエーテルポリオール類としては、例えば
エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチ
レングリコール、1,4−ブチレングリコール、1,3−
ブチレングリコール、1,6−ヘキサンジオールおよび
これらの混合物、グリセロール、トリメチロールエタ
ン、トリメチロールプロパン、1,2,6−ヘキサントリ
オール、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトー
ル、トリペンタエリスリトール、ポリペンタエリスリト
ール、ソルビトール、メチルグリコシド、サッカロース
等のポリオール類を、例えばエチレンオキシド、プロピ
レンオキシド、これらの混合物等のアルキレンオキシド
類とを反応させて誘導されるものである。
【0017】本発明によれば、適当な脂肪族、脂環式ま
たは芳香族アルキルモノアルコールがブロッキング剤と
して用いられてよい。例えば、メチルアルコール、エチ
ルアルコール、クロロエチルアルコール、プロピルアル
コール、ブチルアルコール、アミルアルコール、ヘキシ
ルアルコール、ヘプチルアルコール、オクチルアルコー
ル、ノニルアルコール、3,3,5−トリメチルヘキサノ
ール、デシルアルコールおよびラウリルアルコール等の
低級脂肪族アルコール類;シクロペンタノール、シクロ
ヘキサノール等の脂環式アルコール類;フェニルカルビ
ノール、メチルフェニルカルビノール等の芳香族アルキ
ルアルコール類;エチレングリコールモノエチルエーテ
ル、エチレングリコールモノブチルエーテル等が挙げら
れる。要すれば、高分子量の比較的不揮発性のモノアル
コール類を少量用いてもよく、これらは本発明による被
膜に可塑剤として作用する。
【0018】他のブロッキング剤は、ジエチルエタノー
ルアミンのような第3ヒドロキシルアミン類およびメチ
ルエチルケトンオキシム、アセトンオキシムおよびシク
ロヘキサノンオキシムのようなオキシム類を包含する。
【0019】使用されるアミノプラスト樹脂は、アルキ
ル化メチロール・メラミン樹脂アルキル化メチロール・
尿素、および類似体であってもよい。アルコールおよび
フォルムアルデヒドとメラミン、尿素またはベンゾグア
ナミンとの反応で得られる生成物は最も一般的でありか
つ好ましいものである。しかしながら、他のアミンやア
ミドの縮合生成物、例えばトリアジン環、ジアジン環、
トリアゾール環、グアニジン環、グアナミド環、および
そのアルキルおよびアリール置換誘導体、即ちアルキル
およびアリール置換尿素、アルキルおよびアリール置換
メラミン等のアルデヒド縮合物を用いることもできる。
該化合物の実例としては例えば、N,N'−ジメチル尿
素、ベンゾイル尿素、ジシアンジアミド、ホルモグアナ
ミン、アセトグアナミン、アメリン、2−クロロ−4,
6−ジアミノ−1,3,5−トリアジン、6−メチル−
2,4−ジアミノ−1,3,5−トリアジン、3,5−ジア
ミノトリアゾール、トリアミノピリミジン、2−メルカ
プト−4,6−ジアミノピリミジン、2,4,6−トリエ
チルトリアミノ−1,3,5−トリアジン等がある。使用
されるアルデヒドはホルムアルデヒドが最も一般的であ
る。他の類似の縮合生成物は、アセルアルデヒド、クロ
トンアルデヒド、アクロレイン、ベンズアルデヒド、フ
ルフラール、グリオキザール等のアルデヒドから製造す
ることができる。
【0020】アミノプラスト樹脂はメチロールまたは類
似のアルキロール基を含み、通常、該アルキロール基の
少なくとも一部がアルコールと反応してエーテル化され
たものであり、1価のアルコールであればこの目的に用
いることができる。そのような化合物の例としては、脂
肪族アルコール(例えば、メタノール、エタノール
等)、芳香族アルコール(例えば、ベンジルアルコール
等)、環状アルコール(例えば、シクロヘキサノール
等)、グリコールモノエーテル(例えば、セロソルブ
等)、置換アルコール(例えば、ブトキシエタノール
等)が挙げられる。
【0021】フェノール性の樹脂はアルデヒドとフェノ
ールの縮合によって形成される。最も多く用いられるア
ルデヒドはホルムアルデヒドであるが、アセトアルデヒ
ド等の他のアルデヒドも使用できる。必要ならばパラホ
ルムアルデヒド、ヘキサメチレンテトラミンのようなメ
チレン放出剤およびアルデヒド放出剤を使用することも
できる。各種のフェノール類を用いることもでき、クレ
ゾールまたは直鎖、枝鎖ないしは環状炭化水素ラジカル
を芳香族の水素と置換した置換フェノール等であっても
よい。これらの樹脂は、p−フェニルフェノール、p−
tert−ブチルフェノール、p−tert−アミルフ
ェノール、シクロペンチルフェノール、およびオルト・
メタ・パラ位にブテニル基を含有するモノブテニルフェ
ノールのような不飽和炭化水素置換フェノール等のフェ
ノール化合物から製造できる。最も一般的なフェノール
性樹脂は、フェノールホルムアルデヒド樹脂である。
【0022】アクリル樹脂と架橋剤との混合物固形分に
対し紫外線吸収剤/ヒンダードアミン系光安定剤の混合
比3/1〜1/1として0.5〜10.0重量%添加す
る。使用しうる紫外線吸収剤の例としてはサルチル酸類
(例えば、フェニルサルチレート、p−t−ブチルフェニ
ルサルチレートおよびp−オクチルフェニルサルチレー
ト)、ベンゾフェノン類(例えば、2,4−ジヒドロベン
ゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェ
ノン、2−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフェノ
ン、2−ヒドロキシ−4−ドデシロキシベンゾフェノ
ン、2,2'−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノ
ンおよび2−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルホベ
ンゾフェノン)、ベンゾトリアゾール類(例えば、2−
(2'−ヒドロキシ−5'−メチルビニル)ベンゾトリアゾ
ール)、シアノアクリレート類(例えば、2−エチルヘキ
シル−2−シアノ−3,3'−ジフェニルアクリレートお
よびエチル−2−シアノ−3,3'−ジフェニルアクリレ
ート)などが挙げられる。
【0023】使用しうるヒンダードアミン系光安定剤の
例としてはビス−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピ
ペリジル)セバケートおよびその類似体が挙げられる。
また場合によっては、α,β−不飽和結合を有する酸化
防止剤をアクリルモノマーと共重合して、樹脂中に組み
込んでもよい。そのようなヒンダードアミン系光安定剤
の例としてはN−メチル−2,2,6,6−テトラメチル
−4−ピペリジルメタクリレートなどが挙げられる。酸
化防止剤において特に好ましいのは、常温で流動性(液
体)のあるものである。
【0024】本発明のカチオン電着塗料組成物は上記4
つの成分の他に、必要に応じ種々の添加剤や溶剤、顔料
を含むことができる。添加剤の例としては、塗膜形成成
分を水性媒体中に分散する際に使用する、有機酸(例え
ば、蟻酸、乳酸、酢酸等)あるいは無機酸(例えば、塩
酸、スルファミン酸等)の酸類、及び界面活性剤が挙げ
られる。これらの添加剤の濃度は、通常、電着塗料中の
樹脂固形分に対し、0.1〜15重量%、好ましくは0.
1〜5重量%である。
【0025】本発明のカチオン電着塗料組成物は水性媒
体中に分散されるが、水性媒体中には水の他に種々の有
機溶剤を樹脂の溶解、粘度などの調整のために用いてよ
い。使用し得る溶剤の例としては、炭化水素類(例え
ば、トルエン、キシレン等)、アルコール類(例えば、
メタノール、n−ブタノール等)、エーテル類(例えば
エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリ
コールモノ−n−ブチルエーテル等)、ケトン類(例え
ば、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等)、
エステル類(エチレングリコールモノエチルエーテルア
セテート、エチレングリコールモノ−n−ブチルエーテ
ルアセテート等)等が挙げられる。これらはそれぞれ単
独で、または2種以上の混合物の形で使用できる。これ
らの溶剤の使用量は塗料全体に対して0.01〜25重
量%、好ましくは0.05〜15重量%である。
【0026】本発明の塗料組成物にはその他の顔料を含
むことができる。使用しうる顔料の例としては、着色顔
料(例えば、カーボンブラック、二酸化チタン等)、体
質顔料(例えば、ケイ酸アルミニウム、沈降性硫酸バリ
ウム等)、防錆顔料(例えばリンモリブデン酸アルミニ
ウム、塩基性ケイ酸鉛等)が挙げられる。これらは2種
以上の混合物として使用され、その使用量は、通常、電
着塗料中の樹脂固形分に対し2.5〜50重量%、好ま
しくは4〜33重量%である。
【0027】本発明のカチオン電着塗料組成物は、上記
により得られた電着塗料を不揮発分15〜25%程度に
に調整し、好ましくはリン酸亜鉛またはクロメート処理
した被塗物をその電着浴に陰極として導入し電流を付加
することによりカチオン電着が行われる。電着の条件は
特に限定的ではないが、例えば、浴温15〜40℃、印
加電圧50〜500V、電着時間0.5〜10分間、な
ど従来から常用される条件で行われる。その後被塗物温
度で100〜200℃、好ましくは130〜160℃に
て5〜50分間焼付けし、乾燥膜厚5〜50μm、好ま
しくは10〜40μmの平滑な硬度塗膜を得ることがで
きる。但し、160℃以上の高温で焼付けした場合でも
本願発明による諸性能は低下するものではない。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば酸無水物を開環付加する
ことにより樹脂の構造上の特徴として一分子中にカチオ
ン性基とアニオン性基をバランスよく合わせ持つアクリ
ル樹脂と架橋剤を含有するカチオン電着塗料の適用によ
り、重要性能である耐候性と耐食性を低下することな
く、耐温水性を向上することができる。
【0029】
【実施例】本発明を実施例によりさらに詳細に説明す
る。本発明はこれら実施例に限定されるものと解しては
ならない。
【0030】製造例1 成 分 重量部 固形分 2−エチルヘキサノールハーフブロック化 326.2 309.9 イソフォロンジイソシアネート (メチルイソブチルケトン中) N,N'−ジメチルアミノエタノール 76.8 76.8 75%乳酸水溶液 103.6 77.7 エチレングリコール 39.8 モノ−n−ブチルエーテル 上記各組成に従い、還流冷却器、撹拌機を取り付けた4
口フラスコ中に2−エチルヘキサノールハーフブロック
化イソフォロンジイソシアネートとN,N'−ジメチル
アミノエタノールとを配合し、乾燥窒素雰囲気下、撹拌
しながら80℃で1時間加熱保持した。この中に75%
乳酸水溶液とエチレングリコールモノ−n−ブチルエー
テルとを添加し、撹拌しながら65℃で約30分加熱保
持して、固形分濃度約85%の4級化剤を得た。
【0031】製造例2 成 分 重量部 固形分 エポン829 1) 710.0 681.2 ビスフェノールA 289.6 289.6 2−エチルヘキサノールハーフブロック化 470.9 447.4 イソフォロンジイソシアネート (メチルイソブチルケトン中) 製造例1の4級化剤 546.4 464.4 脱イオン水 75.0 − エチレングリコールモノn−ブチルエーテル 597.6 − 1)エポン829:ビスフェノールA型エポキシ樹脂(エ
ポキシ当量193〜203)、シェル・ケミカル・カン
パニー社製 上記各組成に従い、還流冷却器、撹拌機を取り付けた4
口フラスコ中にエポン829およびビスフェノールAを
配合し、窒素雰囲気下、150〜160℃に加熱し、初
期発熱反応の後、反応混合物を撹拌しながら、150〜
160℃で約1時間加熱保持した。反応混合物を120
℃に冷却後、2−エチルヘキサノールハーフブロック化
イソフォロンジイソシアネート(IPDI)を添加し、混
合物を撹拌しながら110〜120℃で約1時間加熱保
持した。エチレングリコールモノn−ブチルエーテルを
添加後、反応混合物を85〜95℃に冷却し、均一撹拌
した。次いで、水および製造例1の4級化剤を添加し、
反応混合物を酸価が1に低下するまで、撹拌しながら8
0〜85℃に加熱保持し、固形分濃度約70%の樹脂ビ
ヒクルを得た。
【0032】製造例3 成 分 重量部 固形分 製造例2の樹脂ビヒクル 357.1 250.0 エチレングリコールモノn−ブチルエーテル 84.2 − 脱イオン水(1) 391.6 − カーボンブラック 23.0 23.0 二酸化チタン 917.0 917.0 塩基性珪酸鉛 60.0 60.0 脱イオン水(2) 667.1 − 上記各組成に従って、ステンレス容器の中に、製造例2
の樹脂ビヒクルと、エチレングリコールモノn−ブチル
エーテル、および脱イオン水(1)を配合し、均一撹拌し
た。次いで、カーボンブラック、二酸化チタン、塩基性
珪酸鉛を添加しサンドグラインドミルで分散し、粒度1
0μm以下、総固形分50.0%、樹脂固形分10%、顔
料固形分40%の顔料ペーストを得た。
【0033】製造例4 成 分 重量部 固形分 IPDI 371.4 371.4 2−エチルヘキサノール 218.0 218.0 トリメチロールプロパン 75.0 75.0 ジブチルチンジラウレート 0.08 − エチレングリコールモノエチルエーテル 284.7 − 上記組成に従い、還流冷却器、撹拌機を取り付けた4口
フラスコ中に、IPDIを配合し、乾燥窒素雰囲気下、
撹拌しながら2−エチルヘキサノールを添加した。反応
混合物を冷却し、38℃に保持した。同温度で0.5時
間保持した後、60℃に昇温した。ジブチルチンジラウ
レートを添加後、撹拌しながらトリメチロールプロパン
を添加した。撹拌しながら昇温し、反応混合物を120
℃に約1.5時間加熱保持した。赤外吸収スペクトルに
よりイソシアネート基の吸収の消失を確認した後、エチ
レングリコールモノエチルエーテルで希釈し、ポリウレ
タン架橋剤を得た。
【0034】製造例5 成 分 重量部 固形分 キシレン 465.0 − グリシジルメタクリレート 170.0 170.0 2−ヒドロキシエチルメタクリレート 90.0 90.0 エチルメタクリレート 317.0 317.0 スチレン 250.0 250.0 n−ブチルアクリレート 136.0 136.0 n−ブチルメタクリレート 37.0 37.0 α,α'−アゾビスイソブチロニトリル(1) 40.0 40.0 3−メトキシ−n−ブタノール 5.0 − α,α'−アゾビスイソブチロニトリル(2) 5.0 5.0 2−(メチルアミノ)エタノール 92.6 92.6 上記各組成に従い、滴下ロート、還流冷却器、撹拌機を
取り付けた5口フラスコ中にキシレンを配合し、120
℃に加熱保持した。アクリルモノマーと、α,α'−アゾ
ビスイソブチロニトリル(以下AIBNと略す)(1)との
混合物を滴下ロートより、4時間かけて滴下した。滴下
終了後、さらに120℃で1時間、撹拌しながら加熱保
持した。次いで3−メトキシ−n−ブタノールとAIB
N(2)との混合物を、滴下ロートより5分間かけて滴下
し、さらに同温度で1時間加熱保持して、固形分約69
%のグリシジル基含有アクリル共重合体を得た。この樹
脂は、Tg50℃、数平均分子量8000、OHV39
であった。得られた樹脂溶液を90℃に冷却後2−(メ
チルアミノ)エタノール92.6部を配合し、窒素雰囲
気下130℃で2時間反応を行って固形分濃度約71%
のアミン付加アクリル樹脂溶液を得た。
【0035】製造例6〜8 アクリルモノマー種・量、及び、2−(メチルアミノ)エ
タノールアミン量として、表1に示す配合で行う以外
は、製造例5と同様に反応を行い、アミン付加アクリル
樹脂溶液を得た。
【0036】
【表1】
【0037】比較製造例1 成 分 重量部 固形分 エチレングリコールモノエチルエーテル 540.0 − ジメチルアミノエチルメタクリレート 130.0 130.0 1,4−ブタンジオールメタクリレート 150.0 150.0 スチレン 420.0 420.0 n−ブチルアクリレート 300.0 300.0 AIBN(1) 40.0 40.0 エチレングリコールモノエチルエーテル 5.0 − AIBN(2) 5.0 5.0 上記組成に従い、滴下ロート、還流冷却器、撹拌機を取
り付けた5口フラスコ中にキシレンを配合し、120℃
に加熱保持した。アクリルモノマーとAIBN(1)との
混合物を滴下ロートより、4時間かけて滴下した。滴下
終了後、同温度でさらに1時間、撹拌しながら加熱保持
した。エチレングリコールモノエチルエーテルとAIB
N(2)との混合物を滴下ロートより5分間かけて滴下
し、さらに同温度で1時間加熱保持して、アミノ基含有
アクリル共重合体溶液を得た。
【0038】製造例9 成 分 重量部 固形分 製造例5のアミン付加アクリル樹脂 100.0 70.8 リカシッドHH−A 2.2 2.2 上記組成に従い、還流冷却器、撹拌器を取り付けた4口
フラスコに、アクリル樹脂を配合し、150℃に加熱保
持した。リカシッドHH−Aを添加し、撹拌しながら同
温度で2時間加熱保持して、酸基含有アミン付加アクリ
ル樹脂を得た。
【0039】製造例10〜12,比較製造例2 アミン付加アクリル樹脂種・量、及びリカシッドHH−
A配合量として、表2に示すものを用いる以外は、製造
例9と同様に反応を行い、酸基含有アミン付加アクリル
樹脂を得た。
【0040】
【表2】
【0041】比較製造例3 成 分 重量部 固形分 n−ブタノール 430.0 − アクリルアミド 150.0 150.0 アクリル酸 100.0 100.0 iso−オクチルアクリレート 410.0 410.0 スチレン 340.0 340.0 アゾイソ酪酸ジニトリル 20.0 20.0 ドデシルメルカプタン 60.0 60.0 上記各組成に従い、以下の反応を行った。滴下ロート、
還流冷却器、撹拌機を取り付けた5口フラスコ中にn−
ブタノールを配合し、120℃に加熱保持した。アクリ
ルモノマーとアゾイソ酪酸ジニトリル、ドデシルメルカ
プタンとの混合物を滴下ロートより4時間かけて滴下し
た。滴下終了後、同温度でさらに1時間、撹拌しながら
加熱保持して、固形分70%、酸価78mg KOH/g
の酸基含有アクリル共重合体溶液を得た。
【0042】実施例1 成 分 重量部 固形分 製造例9の酸基含有アミン付加アクリル樹脂 981.8 700.0 製造例4のポリウレタン架橋剤 428.6 300.0 チヌビン1130 2) 20.0 20.0 アデカスタプLA−62 3) 10.0 10.0 氷酢酸 17.2 − 脱イオン水(1) 1500.0 − 製造例3の顔料ペースト 126.6 63.3 脱イオン水(2) 2382.3 − 2)チヌビン1130:チバガイギー社製、紫外線吸収
剤。 3)アデカスタプLA−62:旭電化工業社製、ヒンダー
ドアミン系光安定剤。 上記各組成に従い、ステンレス製の容器に酸基含有アク
リル樹脂とポリウレタン架橋剤を配合し、均一撹拌した
後、紫外線吸収剤と酸化防止剤とを添加して均一混合し
た。氷酢酸で中和した後、脱イオン水(1)でゆっくり希
釈した。次に顔料ペーストを添加して均一混合し、さら
に脱イオン水(2)を加えて均一撹拌して、固形分約20
%のカチオン電着塗料組成物を得た。
【0043】実施例2〜5、比較例2、3 配合する樹脂種・量、及び、紫外線吸収剤/酸化防止剤
種・量として表3に示すものを用いる以外は、実施例1
と同様にして、カチオン電着塗料組成物を得た。
【0044】比較例1 成 分 重量部 固形分 比較製造例1のアミノ基含有アクリル 1212.1 800.0 共重合体 比較製造例2の酸基含有アクリル共重合体 303.0 200.0 チヌビン1130 20.0 20.0 アデカスタプLA−62 10.0 10.0 氷酢酸 11.4 − 脱イオン水(1) 1500.0 − 製造例3の顔料ペースト 126.6 63.3 脱イオン水(2) 2283.4 − 上記各組成に従い、ステンレス製の容器にアクリル共重
合体を配合し、80℃で1時間加熱保持して反応させ
た。冷却後、光安定剤を添加し、均一混合した。次い
で、氷酢酸で中和した後、脱イオン水(1)でゆっくり希
釈した。次に顔料ペーストを添加して均一混合した後、
さらに脱イオン水(2)を加えて均一撹拌して、固形分約
20%のカチオン電着塗料組成物を得た。
【0045】
【表3】
【0046】実験例 上記のようにして得られた塗料でリン酸亜鉛処理を施し
た銅板を乾燥後、膜厚が30μmとなるような条件下で
塗装した後、160℃で20分間乾燥し、耐温水性と耐
食性を以下のように測定した。 耐温水性:硬化塗膜を60℃の温水に10日間浸漬して
取り出し、室温で24時間放置した後、塗膜表面に1mm
×1mmのゴバン目を100個作成した。セロテープ剥離
した後、残存したゴバン目の数で評価した。 耐食性:塗膜表面にクロスカットを入れ、塩水噴霧試験
(SST)を行った。1000時間後に取り出し、室温で
2時間放置した後、セロテープ剥離した。事前のクロス
カットよりの剥離幅(片側;mm)で評価した。結果を表4
に示す。
【0047】
【表4】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)水酸基および3級アミノ基を有し、
    かつエステル基とカルボン酸基とを同一側鎖に有するア
    クリル性樹脂50.0〜90.0重量% (b)架橋剤10.0〜50.0重量%、 (c)紫外線吸収剤0.4〜10.0重量%および (d)ヒンダードアミン系光安定剤0.2〜5.0重量%(但
    し、重量%は組成物の固形分重量に基づく)を含有する
    カチオン電着塗料組成物。
  2. 【請求項2】 アクリル樹脂(a)が酸無水物の開環付加
    生成物である請求項1記載のカチオン電着塗料組成物。
  3. 【請求項3】 アクリル樹脂が水添酸無水物の開環付加
    生成物である請求項1記載のカチオン電着塗料組成物。
  4. 【請求項4】 アクリル樹脂(a)が1級水酸基、2級水
    酸基およびグリシジル基を有するアクリル樹脂に、水酸
    基を有する2級アミンを付加させてなるカチオン性アク
    リル樹脂に酸無水物を開環付加させて得られる請求項1
    記載のカチオン電着塗料組成物。
  5. 【請求項5】 架橋剤がブロックポリイソシアネート、
    フェノール樹脂、メラミン化合物からなる群から選択さ
    れる請求項1記載のカチオン電着塗料組成物。
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