JPH07165913A - 熱酸化安定性良好なポリイミドおよびその製造方法 - Google Patents

熱酸化安定性良好なポリイミドおよびその製造方法

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JPH07165913A
JPH07165913A JP31779793A JP31779793A JPH07165913A JP H07165913 A JPH07165913 A JP H07165913A JP 31779793 A JP31779793 A JP 31779793A JP 31779793 A JP31779793 A JP 31779793A JP H07165913 A JPH07165913 A JP H07165913A
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polyimide
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bis
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JP31779793A
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Masaji Tamai
正司 玉井
Atsushi Shibuya
篤 渋谷
Nobushi Koga
信史 古賀
Wataru Yamashita
渉 山下
Teruhiro Yamaguchi
彰宏 山口
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】鉄分含有量が10ppm以下である下式(I) (式中、R1 は脂肪族基、環式脂肪族基、単環式脂肪族
基、縮合多環式芳香族基、芳香族基が直接または架橋員
により相互に連結された非縮合多環式芳香族基からなる
群より選ばれた2価の基を表し、R2は脂肪族基、環式
脂肪族基、単環式脂肪族基、縮合多環式芳香族基、芳香
族基が直接または架橋員により相互に連結された非縮合
多環式芳香族基からなる群より選ばれた4価の基を表
す。)で表される繰り返し構造単位を有する熱酸化安定
性良好なポリイミドおよびその製造方法。 【効果】 このポリイミドは著しく熱酸化安定性に優れ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱酸化安定性良好なポリ
イミド樹脂組成物およびその製造方法に関する。更に詳
しくは、鉄分含有量が10ppm以下であることを特徴
とする熱酸化安定性良好なポリイミド樹脂組成物および
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からポリイミドはその高耐熱性に加
え、力学的強度、寸法安定性が優れ、難燃性、電気絶縁
性などをあわせ持つ為に、電気・電子機器、宇宙航空用
機器、輸送機器等の分野で使用されており、今後も耐熱
性が要求される分野に広く用いられることが期待されて
いる。従来、優れた特性を示すポリイミドが種々開発さ
れている。一般にポリイミド樹脂は優れた耐熱性と耐薬
品性を有することで知られている。これらの特性はポリ
イミド樹脂の優れた性質である反面、成形加工性に劣る
という大きな欠点の一つであった。これらの欠点を克服
するために、溶剤溶解性を付与したり(F.W.Har
ris他、Applied poly.Symposi
um,6,p.425〜428(1975)等)、熱可
塑性を付与したり(U.S.P.4,847,349
等)、数多くの検討がなされている。しかしながら、耐
熱性のうちでも特に、熱酸化安定性を向上させる方法に
ついては、ほとんど検討されていないとゆうのが現状で
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、熱酸
化安定性良好なポリイミドさらには当該ポリイミドを含
む組成物、ポリイミド系フィルム並びにポリイミド系ワ
ニスに関する。およびその製造方法に関する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記課題を
解決するために鋭意研究を行った結果、鉄分含有量がポ
リイミドの熱酸化安定性に大きく関与していることを見
いだし、本発明を完了した。すなわち、本発明は、鉄分
含有量が10ppm以下である一般式(I)(化6)
【0005】
【化6】 (式中、R1 は炭素数2〜45であり、脂肪族基、環式
脂肪族基、単環式脂肪族基、縮合多環式芳香族基、芳香
族基が直接または架橋員により相互に連結された非縮合
多環式芳香族基からなる群より選ばれた少なくとも1種
の2価の基を表し、R2 は炭素数4〜27であり、脂肪
族基、環式脂肪族基、単環式脂肪族基、縮合多環式芳香
族基、芳香族基が直接または架橋員により相互に連結さ
れた非縮合多環式芳香族基からなる群より選ばれた少な
くとも1種の4価の基を表す。)で表される繰り返し構
造単位を有する熱酸化安定性良好なポリイミド、当該ポ
リイミドを含む樹脂組成物、ポリイミド系フィルム及び
ポリイミド系ワニス並びに一般式(II)(化7)
【0006】
【化7】 H2 N−R1 −NH2 (II) (式中、R1 は炭素数2〜45であり、脂肪族基、環式
脂肪族基、単環式脂肪族基、縮合多環式芳香族基、芳香
族基が直接または架橋員により相互に連結された非縮合
多環式芳香族基からなる群より選ばれた少なくとも1種
の2価の基を表す)で表されるジアミン化合物と一般式
(III)(化8)
【0007】
【化8】 (式中、R2 は炭素数4〜27であり、脂肪族基、環式
脂肪族基、単環式脂肪族基、縮合多環式芳香族基、芳香
族基が直接または架橋員により相互に連結された非縮合
多環式芳香族基からなる群より選ばれた少なくとも1種
の4価の基を表す。)で表されるテトラカルボン酸無水
物中の鉄分含有量の総和が10ppm以下であり、かつ
一般式(II)で表されるジアミン化合物および一般式
(III)で表されるテトラカルボン酸二無水物を反応する
ことにより得られることを特徴とする熱酸化安定性良好
なポリイミドを製造する方法である。
【0008】本発明における一般式(I)で表されるポ
リイミドとは、イミド結合を含有するポリマー全てを意
味している。また鉄分とは、鉄粉をはじめとして、鉄
(II)化合物および鉄(III)化合物と総称される各種酸
化物、硫化物、フッ化物、フルオロ錯塩、塩化物、クロ
ロ錯塩、臭化物、ヨウ化物、過塩素酸塩、硝酸塩、硫酸
塩、硫酸複塩、炭酸塩、シアノ錯塩等を含む、蛍光X線
分析で認知しうる全ての鉄原子を意味する。
【0009】また本発明の方法で用いられる一般式(I
I)で表されるジアミン化合物としては、一般式(I)
において、R1 が脂肪族基である;エチレンジアミン、
1,4ージアミノブタン等、R1 が環式脂肪族基であ
る;1,4ージアミノシクロヘキサン等、R1 が単環式
芳香族基である;m−フェニレンジアミン、o−フェニ
レンジアミン、p−フェニレンジアミン、m−アミノベ
ンジルアミン、p−アミノベンジルアミン、ジアミノト
ルエン等、R1 が縮合多環式芳香族基である;2,6ー
ジアミノナフタレン等、R1 が芳香族基を直接連結した
非縮合環式芳香族基である;4,4’−ジアミノビフェ
ニル,4,3’−ジアミノビフェニル等、R1 が芳香族
基を架橋員により連結した非縮合環式芳香族基である;
3,3’ージアミノジフェニルエーテル、3,4’ージ
アミノジフェニルエーテル、4,4’ージアミノジフェ
ニルエーテル、3,3’ージアミノジフェニルスルフィ
ド、3,4’ージアミノジフェニルスルフィド、4,
4’ージアミノジフェニルスルフィド、3,3’ージア
ミノジフェニルスルホキシド、3,4’ー ジアミノジ
フェニルスルホキシド、4,4’ージアミノジフェニル
スルホキシド、3,3’ージアミノジフェニルスルホ
ン、3,4’ージアミノジフェニルスルホン、4,4’
ージアミノジフェニルスルホン、3,3’ージアミノベ
ンゾフェノン、3,4’ージアミノベンゾフェノン、
4,4’ージアミノベンゾフェノン、3,3’ージアミ
ノジフェニルメタン、3,4’ージアミノジフェニルメ
タン、4,4’ージアミノジフェニルメタン、ビス[4
ー(4ーアミノフェノキシ)フェニル]メタン、1,1
ービス[4ー(4ーアミノフェノキシ)フェニル]エタ
ン、1,2ービス[4ー(4ーアミノフェノキシ)フェ
ニル]エタン、1,1ービス[4ー(4ーアミノフェノ
キシ)フェニル]プロパン、1,2ービス[4ー(4ー
アミノフェノキシ)フェニル]プロパン、1,3ービス
[4ー(4ーアミノフェノキシ)フェニル]プロパン、
2,2ービス[4ー(4ーアミノフェノキシ)フェニ
ル]プロパン、1,1ービス[4ー(4ーアミノフェノ
キシ)フェニル]ブタン、1,2ービス[4ー(4ーア
ミノフェノキシ)フェニル]ブタン、1,3ービス[4
ー(4ーアミノフェノキシ)フェニル]ブタン、1,4
ービス[4ー(4ーアミノフェノキシ)フェニル]ブタ
ン、2,2ービス[4ー(4ーアミノフェノキシ)フェ
ニル]ブタン、2,3ービス[4ー(4ーアミノフェノ
キシ)フェニル]ブタン、2ー[4ー(4ーアミノフェ
ノキシ)フェニル]ー2ー[4ー(4ーアミノフェノキ
シ)ー3ーメチルフェニル]プロパン、2,2ービス
[4ー(4ーアミノフェノキシ)ー3ーメチルフェニ
ル]プロパン、
【0010】2ー[4ー(4ーアミノフェノキシ)フェ
ニル]ー2ー[4ー(4ーアミノフェノキシ)ー3,5
ージメチルフェニル]プロパン、2,2ービス[4ー
(4ーアミノフェノキシ)ー3、5ージメチルフェニ
ル]プロパン、2,2ービス[4ー(4ーアミノフェノ
キシ)フェニル]ー1,1,1,3,3,3ーヘキサフ
ルオロプロパン、1,3ービス(3ーアミノフェノキ
シ)ベンゼン、1,3ービス(4ーアミノフェノキシ)
ベンゼン、1,4ービス(3ーアミノフェノキシ)ベン
ゼン、1,4ービス(4ーアミノフェノキシ)ベンゼ
ン、4,4’ービス(4ーアミノフェノキシ)ビフェニ
ル、ビス[4ー(4ーアミノフェノキシ)フェニル]ケ
トン、ビス[4ー(4ーアミノフェノキシ)フェニル]
スルフェド、ビス[4ー(4ーアミノフェノキシ)フェ
ニル]スルホキシド、ビス[4ー(4ーアミノフェノキ
シ)フェニル]スルホン、ビス[4ー(3ーアミノフェ
ノキシ)フェニル]エーテル、ビス[4ー(4ーアミノ
フェノキシ)フェニル]エーテル、1,3ービス[4ー
(4ーアミノフェノキシ)ベンゾイル]ベンゼン、1,
3ービス[4ー(3ーアミノフェノキシ)ベンゾイル]
ベンゼン、1,4ービス[4ー(4ーアミノフェノキ
シ)ベンゾイル]ベンゼン、1,4ービス[4ー(3ー
アミノフェノキシ)ベンゾイル]ベンゼン、4,4’ー
ビス(3ーアミノフェノキシ)ベンゾイル]ベンゼン、
4,4’ービス(3ーアミノフェノキシ)ー3,3’ー
ジメチルビフェニル、4,4’ービス(3ーアミノフェ
ノキシ)ー3、5ージメチルビフェニル、4,4’ービ
ス(3ーアミノフェノキシ)ー3,3’,5,5’ーテ
トラメチルビフェニル、4,4’ービス(3ーアミノフ
ェノキシ)ー3,3’ージクロロビフェニル、4,4’
ービス(3ーアミノフェノキシ)ー3,3’,5,5’
ーテトラクロロビフェニル、4,4’ービス(3ーアミ
ノフェノキシ)−3,5ージブロモビフェニル、4,
4’ービス(3ーアミノフェノキシ)ー3,3’,5,
5’ーテトラブロモビフェニル、ビス[4ー(3ーアミ
ノフェノキシ)ー3ーメトキシフェニル]スルフィド、
[4ー(3ーアミノフェノキシ)フェニル][4ー(3
ーアミノフェノキシ)ー3,5ージメトキシフェニル]
スルフィド、ビス[4ー(3ーアミノフェノキシ)ー
3,5ージメトキシフェニル]スルフィド、1,1ービ
ス[4ー(3ーアミノフェノキシ)フェニル]プロパ
ン、1,3ービス[4ー(3ーアミノフェノキシ)フェ
ニル]プロパン、2,2ービス[4ー(3ーアミノフェ
ノキシ)フェニル]プロパン、2,2ービス[4ー(3
ーアミノフェノキシ)フェニル]ー1,1,1,3,
3,3ーヘキサフルオロプロパン、4,4’ービス(3
ーアミノフェノキシ)ビフェニル、ビス[4ー(3ーア
ミノフェノキシ)フェニル]ケトン、ビス[4ー(3ー
アミノフェノキシ)フェニル]スルフィド、ビス[4ー
(3ーアミノフェノキシ)フェニル]スルホン等が挙げ
られる。これらは単独でも、また2種以上混合して用い
ることができる。これらのジアミン化合物で、とくに有
用なポリイミドの原料として多用ジアミン化合物は、一
般式(II)において、R1 が式(IV)(化9)
【0011】
【化9】 を表す。))で表される基であるジアミン化合物であ
る。具体的化合物としては、前記の化合物が例示され
る。
【0012】また本発明の方法でもちいられる一般式
(III)で表されるテトラカルボン酸二無水物としては、
一般式(III)に於いて、例えば、R2 が脂肪族基であ
る;ブタンテトラカルボン酸二無水物等、R2 が環式脂
肪族基である;シクロペンタンテトラカルボン酸二無水
物、シクロヘキサンテトラカルボン酸二無水物等、R2
が単環式芳香族基である;1,2,3,4−ベンゼンテ
トラカルボン酸二無水物、ピロメリット酸二無水物等、
2 が縮合多環式芳香族基である;2,3,6,7ーナ
フタレンテトラカルボン酸二無水物、1,4,5,8ー
ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、1,2,5,6
ーナフタレンテトラカルボン酸二無水物、1,2、3,
4ーベンゼンテトラカルボン酸二無水物、3,4,9,
10ーペリレンテトラカルボン酸二無水物、2,3,
6,7ーアントラセンテトラカルボン酸二無水物、1,
2,7,8ーフェナントレンテトラカルボン酸二無水物
等 R2 が芳香族基を直接連結した非縮合環式芳香族基であ
る;3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸
二無水物、2,2’,3,3’−ビフェニルテトラカル
ボン酸二無水物等、
【0013】R2 が芳香族基を架橋員により連結した非
縮合環式芳香族基である;3,3’,4,4’ーベンゾ
フェノンテトラカルボン酸二無水物、2,2’,3,
3’ーベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、3,
3’,4,4’ービフェニルテトラカルボン酸二無水
物、2,2’,3,3’ービフェニルテトラカルボン酸
二無水物、2,2ービス(3,4ージカルボキシフェニ
ル)プロパン二無水物、2,2ービス(2,3ージカル
ボキシフェニル)プロパン二無水物、ビス(2,3ージ
カルボキシフェニル)エーテル二無水物、ビス(3、4
ージカルボキシフェニル)エーテル二無水物、ビス
(2,3ージカルボキシフェニル)スルホン二無水物、
ビス(3,4ージカルボキシフェニル)スルホン二無水
物、ビス(2,3ージカルボキシフェニル)メタン二無
水物、ビス(3,4ージカルボキシフェニル)メタン二
無水物、1,1ービス(2,3ージカルボキシフェニ
ル)エタン二無水物、1,1ービス(3,4ージカルボ
キシフェニル)エタン二無水物、1,2ービス(2,3
ージカルボキシフェニル)エタン二無水物、1,2ービ
ス(3,4ージカルボキシフェニル)エタン二無水物、
1,3ービス(2,3ージカルボキシフェノキシ)ベン
ゼン二無水物、1,3ービス(3,4ージカルボキシフ
ェノキシ)ベンゼン二無水物、1,4ービス(2、3ー
ジカルボキシフェノキシ)ベンゼン二無水物、1,4ー
ビス(3,4ージカルボキシフェノキシ)ベンゼン二無
水物、2,2’−ビス[4−(3,4−ジカルボキシフ
ェノキシ)フェニル]プロパン二無水物、ビス[4−
(3,4−ジカルボキシフェノキシ)]ビフェニル二無
水物等が挙げられる。これらは単独でも、また2種以上
混合して用いることもできる。これらテトラカルボン酸
二無水物で、とくに有用ポリイミドの原料として多用さ
れる化合物は、一般式(III)に於いて、R2 が式(V)
(化10)
【0014】
【化10】 を表す。))で表される基である化合物である。
【0015】また、本発明における熱酸化安定性に優れ
たポリイミドを製造するには、鉄成分含有量の総和が1
0ppm以下である上記のジアミン化合物とテトラカル
ボン酸二無水物成分を混合し加熱溶融することにより製
造することも可能ではあるが、有機溶媒中で反応を行う
のが特に好ましい。本発明において用いられる有機溶剤
としては、例えば、N,Nージメチルホルムアミド、
N,Nージメチルアセトアミド、N,Nージエチルアセ
トアミド、N,Nージメチルメトキシアセトアミド、N
ーメチルー2ーピロリドン、1,3ージメチルー2ーイ
ミダゾリジノン、Nーメチルカプロラクタム、1,2ー
ジメトキシエタンービス(2ーメトキシエチル)エーテ
ル、1,2ービス(2ーメトキシエトキシ)エタン、ビ
ス[2ー(2ーメトキシエトキシ)エチル]エーテル、
テトラヒドロフラン、1,3ージオキサン、1,4ージ
オキサン、ピリジン、ピコリン、ジメチルスルホキシ
ド、ジメチルスルホン、テトラメチル尿素、ヘキサメチ
ルホスホルアミド、フェノール、o−クレゾール、m−
クレゾール、p−クレゾール、m−クレゾール酸、p−
クロロフェノール、アニソール等が挙げられる。また、
これらの有機溶剤は単独でも、また2種以上混合して用
いても差し支えない。
【0016】本発明においても、通常ポリイミドを合成
する際に使用する有機塩基触媒を共存させても、なんら
問題ない。有機塩基触媒としては、トリエチルアミン、
トリブチルアミン、トリペンチルアミン、N,N−ジメ
チルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、ピリジン、
α−ピコリン、β−ピコリン、γ−ピコリン、2,4−
ルチジン、2,6−ルチジン、キノリン、イソキノリン
等が挙げられるが、好ましくはピリジン、γ−ピコリン
等である。また、成形材料用途等に用いるのに適したポ
リイミドを製造する場合、ポリマー末端を芳香族モノア
ミン、芳香族ジカルボン酸無水物等を用いて、末端封止
する手法が知られているが、これらの手法を本発明に適
用しても何ら問題ない。
【0017】これら末端封止剤として使用される芳香族
モノアミン化合物および/または芳香族ジカルボン酸無
水物としては、例えば、アニリン、oートルイジン、m
−トルイジン、p−トルイジン、2,3ーキシリジン、
2,6ーキシリジン、3,4ーキシリジン、3,5ーキ
シリジン、o−クロロアニリン、m−クロロアニリン、
p−クロロアニリン、o−ブロモアニリン、m−ブロモ
アニリン、p−ブロモアニリン、o−ニトロアニリン、
p−ニトロアニリン、m−ニトロアニリン、o−アミノ
フェノール、m−アミノフェノール、p−アミノフェノ
ール、o−アニシジン、m−アニシジン、p−アニシジ
ン、o−フェネチジン、p−フェネチジン、m−フェネ
チジン、o−アミノベンズアルデヒド、m−アミノベン
ズアルデヒド、p−アミノベンズアルデヒド、o−アミ
ノベンゾニトリル、m−アミノベンゾニトリル、p−ア
ミノベンゾニトリル、2ーアミノビフェニル、3ーアミ
ノビフェニル、4ーアミノビフェニル、2ーアミノフェ
ニルフェニルエーテル、3ーアミノフェニルフェニルエ
ーテル、4ーアミノフェニルフェニルエーテル、2ーア
ミノベンゾフェノン、3ーアミノベンゾフェノン、4ー
アミノベンゾフェノン、2ーアミノフェニルフェニルス
ルフィド、3ーアミノフェニルフェニルスルフィド、4
ーアミノフェニルフェニルスルフィド、2ーアミノフェ
ニルフェニルスルホン、3ーアミノフェニルフェニルス
ルホン、4ーアミノフェニルフェニルスルホン、αーナ
フチルアミン、βーナフチルアミン、1ーアミノー2ー
ナフトール、2ーアミノー1ーナフトール、4ーアミノ
ー1ーナフトール、5ーアミノー1ーナフトール、5ー
アミノー2ーナフトール、7ーアミノー2ーナフトー
ル、8ーアミノー1ーナフトール、8ーアミノー2ーナ
フトール、1ーアミノアントラセン、2ーアミノアント
ラセン、9ーアミノアントラセンや、
【0018】無水フタル酸、2,3ーベンゾフェノンジ
カルボン酸無水物、3,4ーベンゾフェノンジカルボン
酸無水物、2,3ージカルボキシフェニルフェニルエー
テル無水物、3,4ージカルボキシフェニルフェニルエ
ーテル酸無水物、2,3ービフェニルジカルボン酸無水
物、3,4ービフェニルジカルボン酸無水物、2,3ー
ジカルボキシフェニルフェニルスルホン無水物、3,4
ージカルボキシフェニルフェニルスルホン無水物、2,
3ージカルボキシフェニルフェニルスルフィド無水物、
3,4ージカルボキシフェニルフェニルスルフィド無水
物、1,2ーナフタレンジカルボン酸無水物、2,3ー
ナフタレンジカルボン酸無水物、1,8ーナフタレンジ
カルボン酸無水物、1,2ーアントラセンジカルボン酸
無水物、2,3ーアントラセンジカルボン酸無水物、
1,9ーアントラセンジカルボン酸無水物等が挙げられ
る。これらは単独でもまた2種以上混合して用いること
もできる。これらのモノアミン化合物および/またはジ
カルボン酸無水物の中で、アニリンおよび/または無水
フタル酸が、得られるポリイミドの性能面および実用面
から最も好ましい。
【0019】本発明における式(I)で表されるポリイ
ミドの製造方法は公知のいずれの方法によっても製造さ
れる。すなわち、 1)有機溶剤中でポリアミド酸を合成し、溶剤を減圧蒸
留等の手法を用いて低温下に除去するか、得られたポリ
アミド酸溶液を貧溶媒に排出する方法によりポリアミド
酸を単離した後、これを加熱してイミド化を行いポリイ
ミドを得る方法。 2)1)と同様にしてポリアミド酸溶液を調製した後、
無水酢酸に代表される脱水剤を加え、また必要に応じて
触媒を加えて化学的にイミド化を行った後、公知の方法
によりポリイミドを単離し必要に応じて洗浄、乾燥を行
う方法。 3)1)と同様にしてポリアミド酸溶液を得た後、減圧
もしくは加熱処理により溶剤を除去すると同時に熱的に
イミド化を行う方法。 4)有機溶剤中に原料を装入後、加熱しポリアミド酸の
合成とイミド化反応を同時に行い、必要に応じて触媒や
共沸剤、脱水剤を共存させる方法。などが挙げられる。
【0020】また、本発明の方法において、有機溶剤中
にジアミン類、テトラカルボン酸二無水物類、およびジ
カルボン酸無水物あるいは芳香族モノアミンを添加、反
応させる方法としては、 (イ)テトラカルボン酸二無水物と、ジアミンを反応さ
せた後にジカルボン酸無水物あるいは芳香族モノアミン
を添加して反応を続ける方法。 (ロ)ジアミンにジカルボン酸無水物を加えて反応させ
た後テトラカルボン酸二無水物を添加して反応を続け
る、あるいは、テトラカルボン酸二無水物に芳香族モノ
アミンを加えて反応させた後ジアミンを添加して反応を
続ける方法。 (ハ)テトラカルボン酸二無水物、ジアミンおよびジカ
ルボン酸無水物あるいは芳香族モノアミンを同時に添加
して反応をさせる方法。など、いずれの方法を用いても
全く問題ない。反応温度は通常300℃以下であり、反
応圧力は特に限定されず常圧で充分実施できる。また反
応時間は、ジアミンの種類、テトラカルボン酸二無水物
の種類、溶剤の種類、触媒の有無、反応温度により異な
るが、通常4〜24時間で充分である。
【0021】本発明は、本来優れた特性を有する筈のポ
リイイミドが、含有鉄成分の為に、熱酸化安定性の低下
を引き起こし、成形加工性の低下等の原因となることを
開示した物である。ポリイミド樹脂は、今後、さらに高
耐熱性、優れた機械特性や成形加工性が要求されるもの
であるが、本発明はこの様な要求に適合しうるポリイミ
ドおよびその製造方法を提供するものであり、その利用
が大きく期待されるものである。
【0022】
【実施例】以下、本発明を合成例、実施例および比較例
により詳細に説明する。尚、例中の鉄分含有量およびで
各種物性の測定は次の方法によった。 鉄分含有量:リガク3080−E2型蛍光X線を使用
し、50KV/50mAの測定条件下、分光結晶LiF
を使用 対数粘度:ポリイミド粉末0.50gをp−クロロフェ
ノールとフェノールの混合溶媒(90:10重量比)1
00mlに加熱溶解した後、35℃に冷却後測定。 ガラス転移温度(Tg):DSC(島津DTー40シリ
ーズ、DSC−41M)により測定。 5%重量減少温度:空気中にてDTA−TG(島津DT
−40シリーズ、40M)により測定。 溶融粘度:高化式フローテスター(島津製作所製CFT
−500、オリフィス直径0.1cm、長さ1cm、圧
力100Kg)を用い測定。
【0023】実施例1 かきまぜき、還流冷却器、水分離器および窒素導入管を
備えた容器に、蛍光X線を用いて測定した鉄分量が5p
pmの4,4’ービス(3ーアミノフェノキシ)ビフェ
ニル36.8g(0.10モル)、鉄分量2ppmのピ
ロメリット酸二無水物20.8g(0.0953モ
ル)、鉄分量2ppmの無水フタル酸1.39g(9.
4x10-3モル)、γーピコリン1.38g(1.5x
10-2モル)およびm−クレゾール230gを装入し、
窒素雰囲気下において撹拌しながら145℃まで加熱昇
温した。この間、約3.4gの水の留出が確認された。
更に、140〜150℃で4時間反応を行った。その
後、室温まで冷却し、800gのメチルエチルケトンに
排出した後、濾別した。このポリイミド粉をメチルエチ
ルケトンでさらに洗浄し、窒素雰囲気下において、50
℃で24時間予備乾燥した後、200℃で6時間乾燥し
て54.6g(収率98.5%)のポリイミド粉を得
た。
【0024】このポリイミド粉の対数粘度は0.49d
l/g、Tgは249℃、空気中での5%重量減少温度
は545℃であった。得られたポリイミド粉を用いて、
420℃におけるシリンダー内滞留時間と溶融粘度の関
係を調べた。その結果を表1にまとめて示す。
【0025】比較例1 実施例1における鉄分量が5ppmの4,4’ービス
(3ーアミノフェノキシ)ビフェニルを鉄分量が30p
pmの4,4’ービス(3ーアミノフェノキシ)ビフェ
ニルに変更したいがいは全く同様にして、ポリイミド粉
54.6g(収率98.5%)を得た。このポリイミド
の対数粘度は0.49dl/g、Tgは249℃、5%
重量減少温度は543℃であった。得られたポリイイミ
ド粉をもちいて(実施例1)と同様にしてシリンダー内
滞留時間と溶融粘度の関係を調べた。結果を実施例1の
結果と併せて表1に纏めて示す。表1の結果より実施例
1のポリイミドのほうが格段に優れた溶融粘度の安定性
を有することが判る。
【0026】実施例2 かきまぜき、還流冷却器、水分離器および窒素導入管を
備えた容器に、蛍光X線を用いて測定した鉄分量が6p
pmの3,3’−ジアミノベンゾフェノン21.2g
(0.10モル)、鉄分量2ppmの3,3’,4,
4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物30.
6g(0.0951モル)、鉄分量2ppmの無水フタ
ル酸1.39g(9.4x10-3モル)、γーピコリン
1.38g(1.5x10-2モル)およびm−クレゾー
ル230gを装入し、窒素雰囲気下において撹拌しなが
ら145℃まで加熱昇温した。この間、約3.4gの水
の留出が確認された。更に、140〜150℃で4時間
反応を行った。その後、室温まで冷却し、800gのメ
チルエチルケトンに排出した後、濾別した。このポリイ
ミド粉をメチルエチルケトンでさらに洗浄し、窒素雰囲
気下において、50℃で24時間予備乾燥した後、20
0℃で6時間乾燥して48.6g(収率98.0%)の
ポリイミド粉を得た。このポリイミド粉の対数粘度は
0.40dl/g、Tgは240℃、空気中での5%重
量減少温度は540℃であった。得られたポリイミド粉
を用いて、380℃におけるシリンダー内滞留時間と溶
融粘度の関係を調べた。その結果を表2にまとめて示
す。
【0027】比較例2 実施例2における鉄分量6ppmの3,3’−ジアミノ
ベンゾフェノン21.2g(0.10モル)に変更した
以外は(実施例2)と同様にしてポリイミド粉48.6
g(収率98%)を得た。このポリイミド粉の対数粘度
は0.40dl/g,Tgは240℃、5%重量減少温
度は540℃であった。得られたポリイイミド粉をもち
いて実施例2と同様にしてシリンダー内滞留時間と溶融
粘度の関係を調べた。結果を実施例2の結果と併せて表
2に纏めて示す。表2の結果より実施例2のポリイミド
のほうが格段に優れた溶融粘度の安定性を有することが
判る。
【0028】実施例3 かきまぜき、還流冷却器および窒素導入管を備えた容器
に、市販の4,4’−ジアミノジフェニルエーテル20
g(0.1モル)、ピロメリット酸二無水物21.8g
(0.1モル)、N,N−ジメチルアセトアミド232
gを装入し、窒素気流下、室温で24時間撹拌をつづけ
た。得られたポリアミド酸の対数粘度は1.98dl/
gであった。得られたポリアミド酸ワニスを、できあが
り厚み50μmになるようにガラス板上にキャストし、
窒素雰囲気下において100℃、200℃、300℃で
各々1時間づつ加熱してポリイミドフィルムを得た。こ
のポリイミドフィルムの引張り強さは、21.0Kg/
mm2 、引張り伸び率は68%(測定法はともにAST
MーD−882に拠る)であった。
【0029】得られたポリイミドフィルムを350℃の
空気中に放置し、24時間後、50時後の引張り強度お
よび引張り伸び率を測定した。結果を(表3)に示す。
【0030】比較例3 実施例3で得られたポリアミド酸ワニスにFe2 3
0.05g添加し、約5時間の撹拌後にえられたポリア
ミド酸ワニスを用いて合成例3と同様にしてポリイミド
フィルムを得た。このポリイミドフィルムの引張り強度
および引張り伸び率、さらに実施例3と同様に、空気中
350℃で24時間、50時間および100時間放置し
た後の引張り強度および引張り伸び率の測定結果を実施
例3の結果と併せて表3に示す。表3の結果より、実施
例3のポリイミドフィルムの方が350℃の熱履歴後に
おいて優れた機械物性を保持していることが判る。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】
【表3】
【0034】
【発明の効果】本発明により著しく熱酸化安定性に優れ
たポリイミドが提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 渉 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内 (72)発明者 山口 彰宏 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄分含有量が10ppm以下である一般
    式(I)(化1) 【化1】 (式中、R1 は炭素数が2〜45であり、脂肪族基、環
    式脂肪族基、単環式脂肪族基、縮合多環式芳香族基、芳
    香族基が直接または架橋員により相互に連結された非縮
    合多環式芳香族基からなる群より選ばれた少なくとも1
    種の2価の基を表し、R2は炭素数4〜27であり、脂
    肪族基、環式脂肪族基、単環式脂肪族基、縮合多環式芳
    香族基、芳香族基が直接または架橋員により相互に連結
    された非縮合多環式芳香族基からなる群より選ばれた少
    なくとも1種の4価の基を表す。)で表される繰り返し
    構造単位を有する熱酸化安定性良好なポリイミド。
  2. 【請求項2】 上記の一般式(I)で表わされるポリイ
    ミドがその分子末端を、芳香族ジカルボン酸無水物およ
    び/または芳香族モノアミンで封止したものおよび/ま
    たは当該分子末端を封止したものを含むものであること
    を特徴とする請求項1記載の熱酸化安定性良好なポリイ
    ミド。
  3. 【請求項3】 前記の一般式(I)で表される繰り返し
    構造単位を有するポリイミドを製造する際に一般式(I
    I)(化2) 【化2】 H2 N−R1 −NH2 (II) (式中、R1 は炭素数が2〜45であり、脂肪族基、環
    式脂肪族基、単環式脂肪族基、縮合多環式芳香族基芳香
    族基が直接または架橋員により相互に連結された非縮合
    多環式芳香族基からなる群より選ばれた少なくとも1種
    の2価の基を表す)で表されるジアミン化合物と一般式
    (III)(化3) 【化3】 (式中、R2 は炭素数4〜27であり、脂肪族基、環式
    脂肪族基、単環式脂肪族基、縮合多環式芳香族基、芳香
    族基が直接または架橋員により相互に連結された非縮合
    多環式芳香族基からなる群より選ばれた少なくとも1種
    の4価の基を表す。)で表されるテトラカルボン酸無水
    物中の鉄分含有量の総和が10ppm以下であり、かつ
    一般式(II)で表されるジアミン化合物および一般式
    (III)で表されるテトラカルボン酸二無水物を反応させ
    ることにより得られることを特徴とする請求項1または
    2記載の熱酸化安定性良好なポリイミドの製造方法。
  4. 【請求項4】 ジアミン化合物が、一般式(II)におい
    て、R1 が式(IV)(化4) 【化4】 を表す。))で表される基である請求項1または2記載
    の熱酸化安定性良好なポリイミド。
  5. 【請求項5】 テトラカルボン酸二無水物が、一般式
    (III)において、R2が式(V)(化5) 【化5】 を表す。))で表される基である請求項1または2記載
    の熱酸化安定性良好なポリイミド。
  6. 【請求項6】 請求項1または2記載のポリイミドを含
    む組成物。
  7. 【請求項7】 請求項1または2記載のポリイミドを含
    むポリイミド系フィルム。
  8. 【請求項8】 請求項1または2記載のポリイミドを含
    むポリイミド系ワニス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008045054A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 New Japan Chem Co Ltd 脂環系ポリイミド共重合体及びその製造方法
JP2013508536A (ja) * 2009-10-27 2013-03-07 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 高温摩耗用途向けポリイミド樹脂

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