JPH0716590B2 - 酸素ガス分離膜及びその製造方法 - Google Patents

酸素ガス分離膜及びその製造方法

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JPH0716590B2
JPH0716590B2 JP3302254A JP30225491A JPH0716590B2 JP H0716590 B2 JPH0716590 B2 JP H0716590B2 JP 3302254 A JP3302254 A JP 3302254A JP 30225491 A JP30225491 A JP 30225491A JP H0716590 B2 JPH0716590 B2 JP H0716590B2
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純男 山田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料用や、医療用の酸
素富化空気を得るための酸素ガス分離膜に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】酸素が燃焼エネルギーの
発生効率の向上を目的として、空気に代わって工業的に
利用され始めてから既に80有余年になり、その製造
法、用途などはほぼ確立されたものとなっていたが、近
年改めて省エネルギーの観点からその分離・濃縮技術が
再検討されるようになった。この省エネルギー技術に関
しては、とりわけ膜分離法に大きな期待がかけられてい
る。しかし、これまでこの目的に沿った工業用の酸素濃
縮膜分離法の開発は足踏みしている状況である。膜分離
法で酸素富化空気を得るには、通常加圧したり、真空ポ
ンプを利用して膜の両側に圧力差を発生させ、膜中を空
気を透過させることによって行われる。有機高分子膜で
は一般に窒素より酸素の方が膜を通すから、低圧側に酸
素富化空気がでてくる。無孔性均質膜の透過係数は拡散
係数と溶解度係数の積で表わされる。ゴム状態を呈する
素材は拡散係数が大きく、結晶性ガラス状高分子素材で
は小さくなる。特定の気体の透過係数は、気体と膜素材
との化学親和力に依存し、化学親和力が小さいと気体の
溶解量が小さくなるので、小さくなる。反対に、化学親
和力が余り強すぎるとかえって結合してしまって拡散係
数が小さくなり、従って透過係数も小さくなってしま
う。化学親和力は溶解度パラメータ(SP)値として知
られており、分子間凝集エネルギー密度の平方根として
表される。
【0003】高分子分離膜をSP値に関して眺めてみる
と、酸素と窒素の透過係数値はSP値が7〜8の範囲で
極大値を示し、SP値が6.5以下あるいは9以上にな
ると顕著に小さくなっていく。SP値が7〜8を示す膜
素材としては、ジメチルシロキサン、トリメチルビニル
シラン、4−メチルペンテン、フェニレンオキシドの4
種類の重合体であり、現在実用化されている酸素富化膜
はいずれもこの4種類の共重合体膜、あるいは共重合体
膜をさらに複合化したものになっている。以下に現在ま
で研究開発された主な酸素富化分離膜を列挙する。
【0004】(1)シロキサン/カーボネート共重合体
とポリフェニレンオキシド重合体膜〔GE社:U.S.
Patent 4,279,855号(1981);特
開昭58−33,086号〕 (2)トリメチルビニルシラン重合体−シロキサン重合
体の混合物膜〔Rhone Pouleneと三菱化
成:U.S.Patent4,239,793号(19
80);特開昭54−56,985号〕 (3)ポリ−4−メチルペンテン−1膜〔帝人:特開昭
54−146,277号〕 (4)ポリジメチルシロキサンをコーティングしたポリ
スルホン多成分膜〔Monsanto社:U.S.Pa
tent 4,230,463号(1980);特開昭
53−86,684号〕 (5)シロキサン共重合体膜〔松下電気産業:特開昭5
7−107,204号;57−190,606号〕 ここでこれらの製膜方法について簡単に述べると、
(1)、(3)と(5)がLangmuir法、(2)
が非対称孔径膜法、(4)がコーティング法と分類でき
る。(1)、(2)、(3)の順番に薄膜化が進み、透
過速度も大きい。一方、選択性の順番は素材に依存する
ものの、(3)、(2)、(1)の順で大きくなってい
る。中空系膜は(2)、(3)であり、(1)が平膜と
なっている。
【0005】これらの酸素富化分離膜は、それぞれ特徴
をもち、実用膜としては高い分離性能を有するものであ
るが、(1)、(3)と(5)はLB法、水面展開法な
ど生産歩止りの低い、大量生産には適さない製膜法によ
らなければならないことがこれらの分離膜を工業生産す
る場合の欠陥となっている。また(4)は分離活性層と
してはポリジメチルシロキサンを用いるもので、膜構造
上での特徴をもつ複合膜である。したがって膜素材とし
て高い分離性能を示すものではない。次に(2)につい
ては、非対称孔径膜の形成と同時にシロキサン重合体混
合物の閉塞によって分離活性層が生成されたものと推定
され、製膜法としては極めて興味深い方法といえるが、
膜素材として眺めた場合、(4)と同様になんら新規
性、進歩性のある膜材料ではなく、膜構造上に特徴をも
つ分離膜であるということである。逆に言えば(4)と
(2)の製膜法を使って、分離活性層の膜素材に他の更
に優れた膜材料を使用すれば分離性能が上がることが予
想される。次に、(1)〜(5)の酸素富化分離膜で
は、操作温度を上げると分離性が低下するため、高温下
で行う場合の多い実用的な酸素濃縮条件では、更に改良
の余地が残されているものである。また(1)〜(5)
の酸素富化分離膜で分離性能の最も高いものは(1)
で、分離係数2.2、酸素の透過係数は2×10-8cc
(STP)cm/cm2・sec・cmHgである。
【0006】ポリジメチルシロキサンは、酸素透過係数
が6×10-8cc(STP)cm/cm2・sec・c
mHgの桁にあり、現在知られているポリマーの膜では
ポリ〔1−(トリメチルシリル)−1−プロピン〕に次
いで大きく、酸素と窒素の分離係数が約2と小さいにも
かかわらず、酸素富化膜として広く用いられている膜材
料である。しかし、このポリジメチルシロキサンは、ゴ
ム状であることから、ピンホールフリーの薄膜化が困難
であることと、膜としての機械的強度が十分でないこと
が欠点である。ゼネラル・エレクトリック社(米国)が
開発した薄膜シリコーンMEM273は25μmの厚さ
で、これがポリジメチルシロキサンゴムの薄さの極限と
いわれている。実用的に気体透過性の大きさを示すの
は、(透過係数)/(膜厚)で表される透過速度であ
り、透過速度は膜厚が薄くなればなるぼど大きくなるこ
とから、膜厚が薄くできることは重要な因子である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、高い酸素透
過性を保持するとともに、耐熱性及び機械的性質にすぐ
れたポリジメチルシロキサン含有酸素ガス分離膜及びそ
の製造方法を提供することをその課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。即ち、本発明によれば、ポリジメチルシロキ
サン63〜88モル%とポリジフェニルシロキサン37
〜12モル%との混合物の架橋化物からなる酸素ガス分
離膜が提供される。また、本発明によれば、ポリジメチ
ルシロキサン63〜88モル%とポリジフェニルシロキ
サン37〜12モル%と架橋剤を含む有機溶媒溶液を膜
状に流延し、乾燥させることを特徴とする酸素ガス分離
膜の製造方法が提供される。
【0009】本発明の酸素ガス分離膜(以下、単に膜と
も言う)において、ポリジメチルシロキサン(以下、単
にPDMeSiと略記する)と、ポリジフェニルシロキ
サン(以下、単にPDPhSiと略記する)との使用割
合は、PDMeSiとPDPhSiとの合計量に対し
て、PDMeSi:63〜88モル%であり、PDPh
Si:37〜12モル%である。PDPhSiの配合量
が前記範囲より少なくなると、膜の耐熱性及び機械的物
性が悪化し、一方、前記範囲より多くなると、膜の酸素
透過性が低下するようになる。また、本発明の膜におい
て、PDMeSiとPDPhSiとは、架橋結合を有す
ることが必要で、この架橋結合によって、耐熱性及び機
械的物性の向上した膜を得ることができる。この架橋化
率は、膨潤法やモジュラス法の架橋度の計算から300
〜600個の(CH32SiO単位当たり1個の架橋結
合があることが分かっている。本発明の膜は、PDMe
Si、PDPhSi及び架橋剤を有機溶媒に溶解させて
溶液を作り、この溶液を膜状に流延(キャスティング)
し、乾燥することによって製造される。架橋剤として
は、過酸化ベンゾイル、過酸化ビス2,4−ジクロルベ
ンゾイル、過酸化ジクミル等の有機過酸化物や脂肪酸ア
ゾ化合物、いおう、放射線等が挙げられる。有機溶媒と
しては、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素やハロ
ゲン化キシレン、シクロヘキサン、脂肪族炭化水素、ク
ロロホルム、四塩化炭素、塩化メチレン等が挙げられ
る。架橋剤の使用割合は、PDMeSiに対して、2.
0〜5.0重量%、好ましくは2.0〜3.0重量%で
ある。PDMeSi、PDPhSi及び架橋剤を有機溶
媒に溶解する際の温度は、10〜40℃、好ましくは2
0〜30℃である。膜状流延物の乾燥は、初めに空気中
で自然乾燥を20〜30分行い、その後120℃約48
時間減圧乾燥を行うのが好ましい。溶媒を膜状に流延す
る場合、その溶液は、一般には、ガラス板や、プラスチ
ック板等の平滑表面に流延させるが、その溶液を多孔質
支持体上に流延させることによって、多孔質支持体と膜
とが一体に結合した複合膜を得ることができる。多孔質
支持体としては、フッ素樹脂や他の樹脂の多孔質フィル
ム(MF膜、UF膜)の他、フィルター(紙、ガラス)
等が用いられる。
【0010】本発明の膜は、ピンホールなどの欠陥ので
きやすいLB法や水面展開法を行わなくとも、大量生産
に適した溶液流延法で十分薄い薄膜が製膜できることが
大きな特徴である。また、耐熱性ポリマーであるPDM
eSiとPDPhSiとのポリマーブレンドの架橋化物
であるため、素材そのものが熱に強いことが大きな利点
として挙げられる。本発明の膜の分離係数は、20〜6
0℃の温度範囲で、従来のポリジメチルシロキサン膜よ
りも温度上昇による低減効果が少ない。また、本発明の
場合、PDMeSiとPDPhSiとは同族体なので、
相溶性がよくブレンドしやすく、相分離がおこらない均
質な緻密膜が容易に作成できる。これは分離膜としては
非常に好ましい特性であり、薄膜を作成するとき分離性
能の再現性がよく、欠陥部分が少ない薄膜を得ることが
できる。
【0011】
【実施例】次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明する。 実施例1 ポリジメチルシロキサンの合成は、十分に乾燥したオク
タメチルシクロテトラシロキサンの重縮合によった。乾
燥したオクタメチルシクロテトラシロキサンをフラスコ
に入れて、100〜165℃に加熱し、水酸化カリウム
を加えて重合を開始した。このままの温度で16時間以
上重合を続けた。一方、ポリジフェニルシロキサンの合
成は、オクタフェニルシクロテトラシロキサンをキシレ
ン中に溶解させ、濃硫酸を重合触媒として滴下し、80
℃で16時間反応させて行った。次に、精製、乾燥して
得られたポリジメチルシロキサンとポリジフェニルシロ
キサンを表1に示す割合でベンゼンに溶解させて溶液と
した。この際、架橋剤として、過酸化ベンゾイル(BP
O)をポリジメチルシロキサンに対して2〜5wt%加
えて製膜した。
【0012】
【表1】
【0013】実験No1と4は、シャーレに入れた水銀
上に浮かべたガラス板上に、両ポリマーをブレンドした
ベンゼン溶液をキャストし、溶媒を蒸発した後ガラス板
と一緒に取り出し、120℃で減圧乾燥を行った。な
お、ガラス板からフィルムを剥すときにはメタノール中
で行った。実験No2と3は目皿ロート上に濾紙をお
き、さらにその上にポリ4ふっ化エチレンの多孔質膜
(EP−O10、平均孔径0.10μm、膜厚60μ
m)をのせ、その上からそれぞれのブレンド組成のベン
ゼン溶液を流延し、暫く自然乾燥後、濾紙から剥して4
8時間減圧乾燥を行った。実験No2とNo3は多孔質
膜と一緒にした複合膜として使用した。表1における複
合膜の膜厚のカッコ内の数値は支持膜として用いた多孔
質膜の厚さ60μmとその上に形成したポリマーブレン
ド膜の膜厚を示している。次に、前記で得たNo1、N
o2、No4(比較例)の膜について、その気体透過試
験を行った。気体透過の測定は酸素と窒素の単独気体に
ついて加圧−真空法で行った。窒素に対する酸素の分離
係数は酸素気体の透過係数を窒素気体の透過係数で割っ
た比で表した。その結果を表2に示す。なお、表2にお
ける気体透過係数の単位は、10-8×(CCSTP)・
cm/cm2sec cmHgである。
【0014】
【表2】
【0015】
【発明の効果】本発明の酸素ガス分離膜は大量生産に適
した溶液流延法で製膜され、この製膜法は単独均質膜の
形成方法として及び多孔膜上に結合させた複合膜あるい
は多成分膜の形成方法として応用できる。また、前記表
2から明らかなように、比較用のNo4の膜と、本発明
のNo1の膜を比較すると、No1の膜の酸素透過係数
はNo4の膜の約1/2であり、また、No1の膜の酸
素の窒素に対する分離係数はNo4の膜より改善されて
いる。No1の膜の分離係数については、分離操作温度
を20℃から60℃に上げても殆ど変化がない。このと
きNo1の膜の透過係数がNo4の膜の20℃の透過係
数に殆ど近づいていくことが注目される。シリコーン系
のポリマーは温度に対して安定性がよく、一般には最高
温度260℃まで使用できるので更に温度を上げた分離
操作もできることが予測できる。分離係数の温度安定性
については、No2の複合膜について同様なことが論じ
られ、20℃と60℃の分離係数に変化はない。複合膜
の製膜でもう一つの特徴は溶液流延法で11μmまで薄
膜化できることである。この場合より希薄なキャスティ
ング溶液を使って、膜乾燥に時間をかければ、表1の実
験No3の場合のように2μmまで更に薄膜化が可能で
ある。
【0016】本発明のポリマーブレンド膜が2〜3μm
まで薄膜化ができることと、温度に対して酸素の分離係
数が安定であることは、相溶性のよい同族体シリコーン
を架橋剤の存在下でブレンドしたため、これらに架橋構
造が生成して、この架橋構造が機械的強度や透過分離性
に有効に働いていると考えられる。本発明の膜は単独の
平膜として、あるいは多孔質膜と複合化させて酸素ガス
分離膜として有利に用いられる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリジメチルシロキサン63〜88モル
    とポリジフェニルシロキサン37〜12モル%との混
    合物の架橋化物からなる酸素ガス分離膜。
  2. 【請求項2】 該膜が多孔質支持体上に形成されている
    請求項1の酸素ガス分離膜。
  3. 【請求項3】 ポリジメチルシロキサン63〜88モル
    とポリジフェニルシロキサン37〜12モル%と架橋
    剤を含む有機溶媒溶液を膜状に流延し、乾燥させること
    を特徴とする酸素ガス分離膜の製造方法。
JP3302254A 1991-10-22 1991-10-22 酸素ガス分離膜及びその製造方法 Expired - Lifetime JPH0716590B2 (ja)

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