JPS60209206A - 気体分離用複合膜およびその製造方法 - Google Patents

気体分離用複合膜およびその製造方法

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JPS60209206A
JPS60209206A JP59065808A JP6580884A JPS60209206A JP S60209206 A JPS60209206 A JP S60209206A JP 59065808 A JP59065808 A JP 59065808A JP 6580884 A JP6580884 A JP 6580884A JP S60209206 A JPS60209206 A JP S60209206A
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membrane
solution
water
polyorganosiloxane
solvent
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JP59065808A
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Takao Aoki
孝夫 青木
Yoshinari Fusaoka
良成 房岡
Masaru Kurihara
優 栗原
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Original Assignee
Toray Industries Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D71/00Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by the material; Manufacturing processes specially adapted therefor
    • B01D71/06Organic material
    • B01D71/70Polymers having silicon in the main chain, with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only
    • B01D71/701Polydimethylsiloxane
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D69/00Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by their form, structure or properties; Manufacturing processes specially adapted therefor
    • B01D69/12Composite membranes; Ultra-thin membranes
    • B01D69/125In situ manufacturing by polymerisation, polycondensation, cross-linking or chemical reaction

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明はガス状混合物の選択透過膜に関するものであり
、特に空気から酸素富化空気を得るために有効なポリシ
ロキサンを架橋してなる酸素富化膜に関するものである
[従来技術] 通常の燃焼システム(例えばボイラー)では燃料の他に
空気を用いているが、この空気の代りに空気中の酸素濃
度を増した酸素富化空気を燃焼システムに供給すれば、
燃料効率、燃焼温度の向上と燃焼排ガス量の減少が達成
でき、省エネルギー、公害防止の両面において効果が期
待できる。
ところで、従来、酸素の分離方法として膜分離の他に深
冷分離法や吸着法があるが、両者とも大きな装置が必要
であること、エネルギーコストが大きいことなどの欠点
がある。これに対して、燃焼システムに有効な25〜4
0%の酸素富化空気を得るためには、少ないエネルギー
で装置も操作も比較的簡単な膜分顛を用いる方法が有効
である。
気体分離膜には気体に対する高い分離率と大きな透過速
度が要求される。この様な性能を満足するためには、実
質的に分離性能を与える膜を可能な限り薄くして、これ
を多孔性の層によって保持させた構造が得られる。
ポリオルガノシロキサンは各種気体の透過係数が最も大
きい高分子材料の一つとして知られているが、数十μ以
下の厚みの薄膜とすると、厚みト関する不均一性とピン
ホールが生成し、良好な気体分離性能を示さない。
従来、気体分離用複合膜の製造方法としては、■ 支持
体上に、ポリマー溶液を塗布した後、乾燥により溶媒を
除去する方法、■ 多孔性支持体をシリコーン含有の半
浸透性膜形成剤および架橋剤を含有するハロゲン置換エ
タン溶液に浸漬後加熱架橋せしめる方法(特公昭59−
3201号公報参照)、■ ポリオルガノシロキサン系
重合体の非水溶性溶媒溶液を水面上に展延せしめること
により生成する薄層を単に多孔性支持体に付着せしめる
方法(例えば米国特許第3874986号)、■ 熱架
橋性ポリオルガノシロキサン系重合体組成物の非水溶性
溶媒溶液を水面上に展延せしめることにより生成する薄
膜を水面・上で多孔性支持体に付着せしめ、次いで加熱
架橋処理する方法(特開昭58−92430)などがあ
った。
しかしながら、これらの方法では、活性層を非常に薄く
塗るため、多孔性支持体のきず、あるいは異物などによ
って欠点を生じやすい。また多孔性支持体の細孔内にお
ける架橋重合体の生成に基づく、気体透過量の低下、複
合膜の耐久性、耐圧性の低さ、さらには、水面キャスト
などに際しての装置及び操作の煩雑、といった欠点が存
在し、いずれも耐久性の高い複合膜を工業的に得るため
の製造法に関して必ずしも満足されるものではなかった
一方、特開昭57−105203号は、アミン変性ポリ
シロキサン架橋膜に関するものであり、架橋剤としては
、酸塩化物、酸無水物、イソシアナート、チオイソシア
ナート、スルホニルクロリド、エポキシあるいは活性ハ
ロゲンなどが記載されている。しかしながら、これらの
架橋剤にあたっては、エポキシのように架橋反応の進行
に際して、長BIIIIの加熱処理が必要であったり、
酸塩化物、酸無水物、イソシアナート、スルホニルクロ
リド、活性ハロゲン化合物は、不安定で加水分解などの
副反応を受けやすく、かかる気体分離膜の連続的でかつ
容易な製造と安定した気体分離能の確保について必ずし
も満足できるものではない。
[発明の目的1 本発明者らはポリオルガノシロキサンの大きな気体透過
性能を生かしつつ、すぐれた選択性と、安定した気体分
離能を有し、製造においても工業的にも容易な■程で、
ピンホール等のない気体分離用複合膜に関して鋭意検討
した結果、アミノ基を有するポリオルガノシロキサンに
多官能アルデヒド基を有する化合物を反応させることに
よって生成するシッフ塩基による架橋構造を有する活性
層を多孔性支持体上に形成させた複合膜が目的に適合し
うろことを見い出し、本発明に到達した。
本発明では架橋剤として安定な多官能アルデヒドを用い
ることにより、従来技術にみられた架橋剤の加水分解等
の副反応をおさえることが可能であり、さらに製造方法
に関して、多孔性支持体に多官能アルデヒドの水または
水混和性溶媒を含浸させ、さらにアミノ基を有するポリ
オルガノシロキサンの有機溶媒溶液を塗布して架橋反応
を進行させる方法をとることにより、アミノ基を有する
ポリオルガノシロキサン溶液の多孔性支持体への浸透を
より少なくすることができ、極めて薄い活性層の形成が
連続的にかつ工業的にも容易な方法で行なわれ、安定し
た気体分離能の確保が可能となった。
U本発明の構成] 本発明は、多孔性支持体と、その少なくとも片面にシッ
フ塩基によって架橋されたポリオルガノシロキサンを主
成分とする活性層を右してなることを特徴とする気体分
離用複合膜に関するものであり、さらに、その製造方法
として、多孔性支持体にアルデヒド基を2個以上有する
架橋剤の水または水混和性溶媒溶液を含浸させたのち、
アミン基を有するポリオルガノシロキサンを含有する、
水と非混和性の有機溶媒系の溶液を塗布し、架橋反応を
進行して、架橋ポリオルガノシロキサン系重合体を主成
分とする活性層を形成することを特徴とする気体分離用
複合膜の製造方法を提供するものである。
本発明において多孔性支持体とは実質的には分離性能を
有さない層で、実質的に分離性能を有する薄膜に強度を
与えるために用いられるものであり、均一な微細な孔あ
るいは片面からもう一方の面まで徐々に大きな微細な孔
をもって;1て、その微細孔に大きさはその片面の表面
が約100〜1000人であるような構造の支持体が好
ましい。
上記の微細孔性支持体は、ミリポアフィルタ(■swp
>や東洋濾紙(UKIO)のような各種市販材料から選
択することもできるが、通常は゛オフィス・オブ・セイ
リーン・ウォーター・リサーチ・アンド◆ディベロップ
メント・プログレス・レポート”NO359(1968
)に記載された方法に従って製造できる。その素材には
ポリスルホンや、酢酸セルローズ、硝酸セルローズやポ
リ塩化ビニル等のホモポリマーあるいはブレンドしたも
のが通常使用され、たとえばポリスルホンのジメチルホ
ルムアミド(DMF)溶液を密に織ったテトロン布ある
いは不織布の上に一定の厚さに注型しそれをドデシル硫
酸ソーダ0.5重量%およびDMF2重量%含む水溶液
中で湿式凝固させることによって、表面の大部分が直径
数百オングストローム以下の微細な孔を有した多孔性の
支持体が得られる。
本発明において、アルデヒド基を2個以上有する架橋剤
とは、分子内に2個以上のアルデヒド基を有する化合物
であり、このような化合物としては、マロンジアルデヒ
ド、スクシンジアルデヒド、グルタルジアルデヒド、ア
ジピンジアルデヒド、マレインジアルデヒド、イソフタ
ルアルデヒド、テレフタルアルデヒドなどがあげられ、
グルタルジアルデヒド、テレフタルアルデヒドなどがと
くに好ましい。
本発明でいうアミノ基を有するポリオルガノシロキサン
とは、−分子中に少なくとも2つ以トのアミノ基を有し
、少なくとも30%以上のオルガノシロキサンセグメン
トを含む有機ポリマーである。ここで、オルガノシロキ
サンセグメントどは、ケイ素原子に置換もしくは非置換
の炭素数1〜12のアルキルまたはアリール基の結合し
たものでメチル、エチル、t−ブチル、フェニル、シク
ロヘキシルなどの原子団の結合したものが好ましく、ジ
メチルシロキサン、フェニルメチルシロキサン、t−ブ
チルメチルシロキサン、シクロへキシルメチルシロキサ
ンなどが特に好ましい。一般式は式(1)のように示さ
れる。
R′ ここに、R,R’置換もしくは非置換の、炭素数1〜1
2のアルキルまたはアリール基である。
ここで、アミノ基を導入する方法に関しては、アミノ基
を有する単量体をオルガノシロキサンと共重合するのが
一般的であるが、高分子反応でアミノ基を導入すること
もできる。アミノ基を有し、オルガノシロキサンと容易
に共重合できるものとして、例えば、ビスアミノプロピ
ルテトラメチルジシロキサンは式(2)のように反応し
て、アミノ基を有するオルガノシロキサンを与える。
さらにはジアルコキシアルキルアミノプロビルシランは
、ジアルキルジアルコキシシランと式(3)のように共
重合して、アミン基含有ポリオルガノシロキサンを与え
る。
I N)12 キシ−ケイ素結合の反応性を利用して、各種ポリマーあ
るいはモノマーとの共重合体を容易に生成することもで
きる。
また高分子反応によるアミノ基の導入方法しとてし、主
鎖および/又は側鎖にあらかじめハロゲン基を導入して
おいて、アミン等との反応によって、アミノ基を導入す
ることも一般によく行なわれる反応である。
このような反応を利用し、耐圧性をさらに向上しかつ気
体の選択性を向上するためにオルガノシロキサンセグメ
ントとスチレン、カーボネート、ウレタン、含フツ素モ
ノマー等の他のセグメンとを製膜性、分離性能、透過速
度等に悪影響を与えない範囲で共重合することもできる
。さらに、アミノ基を有するポリオルガノシロキサンを
主成分とする水と非混和性の一機溶媒系に溶解してなる
重合体溶液には耐圧性をさらに向上しかつ気体の選択性
を向上するために、上記のアミノ基を有するポリオルガ
ノシロキサン以外の各種ポリオルガノシロキサン及び有
機ポリマーを製膜性、分離性能、透過速度等に悪影響を
与えない範囲で溶解しておくことも可能である。
本発明において架橋剤の溶媒どなる水または水混和性溶
媒とは、使用する多孔性支持体を溶かすことなく、架橋
剤と反応せずに、架橋剤を少なくとも0.1重量%以上
溶解するものが使用される。
かかる溶媒としては、水、メタノール、エタノール、プ
ロパツール、イソプロピルアルコールなどがあげられ、
水およびアルコールがとくに好ましい。架橋剤溶液中の
架橋1剤の最適濃度は、ポリマー、架橋剤溶媒によって
異なるので、実験的に定めるのが最も良いが、一般的に
は、約0.1ないし5重量%の濃度が良好な結果を与え
る。
本発明において、水と非混和性の有機溶媒とは、使用す
る多孔性支持体を溶かすことなく、アミノ基を有するポ
リオルガノシロキサンと反応せずに、少なくとも0.1
重量%以上溶解し、かつ操作条件下おいて適度の揮散性
を有するものが使用される。かかる溶媒としては、ヘキ
サン、ヘプタン、シクロヘキサン、イソペンタン等のよ
うな炭化水素系溶媒、あるいはトリクロロトリフルオロ
エタン、テトラクロロジフルオロエタン等のフルオロ系
溶媒、さらにはこれら相互あるいは他の溶剤との混合物
等種々のものが使用可能であり、使用する高分子の溶解
性、操作条件等を勘案し適宜選定することが望ましい。
この溶液中のアミン基を有するポリオルガノシロキサン
の最適8度は、ポリマー、架橋剤、溶媒によって異なる
ので実験的に定めるのが最も良いが、一般的には約0.
1ないし2重量%の8度が良好な結果を与える。
本発明において、多孔性支持体層上に、架橋ポリオルガ
ノシロキサン系重合体を主成分とする活性層の形成は、
多孔性支持体に架橋剤の水または水混和性溶媒溶液を含
浸させたのち、アミノ基を有するポリオルガノシロキサ
ンを含有する、水と非混和性の有機溶媒系の溶液を塗布
することによって行なわれる。
多孔性支持体に、架橋剤溶液を含浸させる方法に関して
は、特に限定されるものではないが、多孔性支持体を該
架橋剤溶液に浸漬し、一定時間(3分間以上)後にひき
あげて液切りする方法が一般的である。
アミノ基を有するポリオルガノシロキサンを含有する溶
液を、架橋剤溶液を含浸した多孔性支持体上に塗布する
方法は、特に限定されるものではないが、巻取ローラー
などによって一定速度で移動している多孔性支持体上に
適当な形状の注入口より該溶液を注ぎ込む方法のほか、
へヶ塗り法等の慣用の方法も適用できる。この後、液切
りを行ない、必要に応じて温fi器または熱川循環乾燥
器により、熱処理を行なって、溶媒の乾燥ならびに架橋
反応の促進を行なう。
[本発明の効果] 本発明では、多乃性支持体と少なくとも片面にシッフ塩
基によって架橋されたポリオルガノシロキサンを主成分
とする活性層を有してなる複合膜を用いることにより、
高レベルの酸素透過率と酸素選択透過性が達成されるも
のである。また該複合膜の製造に際して多官能アルデヒ
ド化合物とアミノ基を有するポリオルガノシロキサンと
の架橋反応を多孔性支持体上で行なうことにより、かか
る気体分離用複合膜の連続的で容易な製造と安定した気
体分離能の確保が可能となった。
以下、実施例によって具体的に開示する。
実施例1 ポリスルホン微多孔膜の製膜。
ポリスルホン15重量部、ジメチルホルムアミド85重
量部のキャスト液を調製した。
、:(1)キャスト液を傷。ない乾燥L4カ、ユ板上に
210μ園の厚さでキャストした。その後直ちにこのキ
ャストした膜をガラス板ごと水の中へす゛ばやく静かに
等スピードで入れた。すぐにポリスルホン微多孔膜がガ
ラス板から剥離してくるが、10分間はど水層の中に入
れておき、その後取り出して水道水でよく洗浄した後蓋
溜水中で保存した。このようにして得られたポリスルホ
ン微多孔膜はキャスト時に空気に接していた方の面は微
孔、ガラス板に接していた面の付近は比較的大きな孔が
おいていることが知られている。
次にあらかじめ作製したポリスルホン多孔質基材膜を1
重量%グルタルアルデヒド水溶液浴に10分間浸漬した
後ひきあげ圧縮窒素流を膜表面に吹きつけて膜表面の液
滴を除去した。この躾に99重量部のれ一ヘキサンに1
重量部のアミノ変性シリコーンオイル(トーレシリコー
ン社製変性シリコーンオイル5F8417、アミン基0
.5重量%)を溶解した溶液を注ぎ、均一にゆきわたら
せた後、膜を垂直に保って約30秒間液切りを行なった
。次にこの膜を熱風乾燥器で乾燥を行ない、支持体上に
密着したポリジメチルシロキサン架橋体層を有する複合
膜を得た。
このようにして得られた複合膜から、直径5cmの円板
上試験片を切出し測定セルに固定し、温度25℃の条件
下、1 kv/aIの外圧でIiIm素および純窒素を
透過させそれぞれの透過速度より酸素富化性能をめたと
ころ、 Q oh (酸素透過速度)は2.8m”/m’ ・h
r−atm 。
α(Q Oz / Q Na )は2.0であった。
実施例2 あらかじめ作製したポリスルホン多孔質基材膜に1重量
%テレフタルアルデヒドメタノール溶液を注ぎ、膜面に
均一にゆきわたらせ、1分間放置した後、圧縮窒素流を
膜表面に吹きつけて膜表面の液滴を除去した。この膜に
99重量部のn−ヘキサンに1重量部のアミノ変性シリ
コーンオイル(トーレシリコーン社製変性シリコーンオ
イル5F8417、アミノ基0.5重量%)を溶解した
溶液を注ぎ、均一にゆきわたらせた後、膜を垂直に保っ
て、約30秒間液切りを行なった。次にこの膜を、熱風
乾燥器で乾燥を行ない、支持体上に密着したポリジメチ
ルシロキサン架橋体層を有する複合膜を得た。
このようにして得られた複合膜の酸素富化性能を実施例
1と同様にして測定したところ、Q(h=3.’ 5m
”/B’ −hr−atm 、a= 1.8であった。
実施例3 実施例1と同様にして、1重量%グルタルアルデヒド水
溶液を含浸させたポリスルホン多孔質基材膜に、99重
量部のトリノルオaトリク0ロエタンに1重量部のアミ
ノ変性シリコーンオイル(トーレシリコーン社製変性シ
リコーンオイルBY16−849、アミノ基2.52重
量%)を溶解した溶液を注ぎ、均一にゆきわたらせた後
、膜を垂直に保って、約30秒間液切りを行なった。
次にこの膜を熱風乾燥器で乾燥を行ない、支持体上に密
着したポリジメチルシロキサン架橋体層を有する複合膜
を得た。
このようにして得られた複合膜の酸素富化性能を実施例
1と同様にして測定したところ、QC1&= 1 、0
T11”/T112・hr−all 、 Cr22.3
テあ実施例4 N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルメチル
ジメトキシシラン41.30を6.80の水に溶解し、
2時間加熱攪拌した後、減圧下で水、メタノールを十分
に留去してアミノ変性、シロキサンオイルを得た。この
アミノ変性シロキサンオイル1.2qとオクタメチルシ
クロテトラシロキサン3.7q、末端封鎖剤の1.3−
ビス(3−アミノプルピル)−1,1,3,3−テトラ
メチルジシロキサン0.25Q、微粉末状の水酸化カリ
ウム31!+を反応容器に入れ、130℃で窒素気流下
61M間の攪拌を行なった。6時間後、生成したアミノ
変性ポリジメチルシロキサンに残存する水酸化カリウム
を酢酸で中和処理を行なった後、精製を行なって、1級
アミノ基1511101%を有するアミノ変性ポリジメ
チルシロキサンを得た。
このアミノ変性ポリジメチルシロキサン0.2重量部を
99.8重量部のトリフルオロトリクロロエタンに溶解
したポリマー溶液を実施例1と同様にして1重量%グル
タルアルデヒド水溶液を含浸させたポリスルホン多孔質
基材膜に注ぎ、均一にゆきわたらせた後、膜を垂直に保
って、約30秒間液切りを行なった。次にこの膜を熱風
乾燥器で乾燥を行ない、支持体上に密着したポリジメチ
ルシロキサン架橋体層を有する複合膜を得た。
このようにして得られた複合膜の酸素富化性能を実施例
1と一様にして測定したところ、Qoz=0.39m″
/11”−hr−atm 、a=2.6Fあった。
実施例5 3−アミノプロピルメチルジェトキシシラン10qを1
.41oの水に溶解し、2時間加熱攪拌した後、減圧下
で水、エタノールを十分に留去して、アミノ変性シロキ
サンオイルを得た。このアミノ変性シロキサンオイルO
,,’89gとオクタメチルシクロテトラシロキサン3
.15Q、末端封鎖剤の1,3−ビス(3丁アミノプロ
ピル)−1゜1.3.3−テトラメチルジシロキサン0
.060、微粉末状の水酸化カリウム3111gを反応
容器に入れ、130℃で窒素気流下6時間の攪拌を行な
った。6時間後、生成したアミノ変性ポリジメチルシロ
キサンに残存す葛水酸化カリウムを酢酸で中和処理を行
なった後、精製を行なって、1級アミノ基15IIlo
1%を有するアミノ変性ポリジメチルシロキサンを得た
このアミノ変性ポリジメチルシロキサン0.2宙吊部を
99.8重量部のトリフルオロトリクロロエタンに溶解
したポリマー溶液を実施例1と同様にして1重量%グル
タルアルデヒド水溶液を含浸させたポリスルホン多孔質
基材膜に注ぎ、均−虹ゆきわたらせた後、膜を垂直に保
って約30秒間液切りを行なった。次にこの膜を熱風乾
燥器で乾燥を行ない、支持体上に密着したポリジメチル
シロキサン架橋体層を有する複合膜を得た。
このようにして得られた複合膜の酸素富化性能を実施例
1と同様にして測定したところ、Qo、≦0.50TI
I’/1t+2−hr−atm 1a=2.8であった
実施例6 3−アミノプロピルメチルジェトキシシラン10Qを1
.4gの水に溶解し、2時間加熱攪拌した俊、減圧下で
水、エタノールを十分に留去して、アミノ変性シロキサ
ンオイルを得た。このアミノ変性シロキサンオイル14
.7gとオクタメチルシクロテトラシロキサン2.78
にl、末端封鎖剤の1.3−ビス(3−アミノプロピル
)−1,1゜3.3−テトラメチルジシロキサン0.1
2CI。
微粉末状の水酸化カリウム3moを反応容器に入れ、1
30℃で窒素気流下6時間の攪拌を行なった。
6時間後、生成したアミノ変性ポリジメチルシロキサン
に残存する水酸化カリウムを酢酸で中和処理を行なった
後、精製を行なって、1級アミノ基25mo1%を有す
るアミノ変性ポリジメチルシロキサンを得た。
このアミノ変性ポリジメチルシロキサン0.2重量部を
99,8重量部のトリフルオロトリクロロエタンに溶解
したポリマー溶液を実施例1と同様にして、1重量%グ
ルタルアルデヒド水溶液を含浸させたポリスルホン多孔
質基材膜に注ぎ、均一にゆきわたらせた後、膜を垂直に
保って約30秒間液切りを行なった。次にこの膜を熱風
乾燥器で吃燥を行ない、支持体上に密着したポリジメチ
ルシロキサン架橋体層を有する複合膜を得た。
−このようにして得られた複合膜の酸素富化性能を実施
例1と同様にして測定したところ、QO2,=0.21
 m’/ln’−hr−atm 1a=3.1 Fあっ
た。
特許出願人 東 し 株 式 会 社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 多孔性支持体と、その少なくとも片面にシップ
    塩基によって架橋されたポリオルガノシロキサンを主成
    分とする活性層を有してなることを特徴とする気体分離
    用複合膜。
  2. (2) 多孔性支持体にアルデヒド基を2個以上有する
    架橋剤の水または水混和性溶媒溶液を含浸させたのち、
    アミノ基を有するポリオルガノシロキサンを含有する、
    水と非混和性の有機溶媒系の溶液を塗布し、架橋反応を
    進行させて、架橋ポリオルガノシロキサン系重合体を主
    成分とする活性層を形成することを特徴とする気体分離
    用複合膜の製造方法。
JP59065808A 1984-04-04 1984-04-04 気体分離用複合膜およびその製造方法 Pending JPS60209206A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05111626A (ja) * 1991-10-22 1993-05-07 Agency Of Ind Science & Technol 酸素ガス分離膜及びその製造方法
WO2010072531A1 (de) * 2008-12-15 2010-07-01 Wacker Chemie Ag Thermische vernetzung von auf einem substrat vorliegender organopolysiloxanverbindung mit aldehydreagens
JP2017170435A (ja) * 2016-03-16 2017-09-28 学校法人 芝浦工業大学 分離膜及び分離方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH05111626A (ja) * 1991-10-22 1993-05-07 Agency Of Ind Science & Technol 酸素ガス分離膜及びその製造方法
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