JPH071645B2 - ワイヤハ−ネスの製造方法 - Google Patents
ワイヤハ−ネスの製造方法Info
- Publication number
- JPH071645B2 JPH071645B2 JP60085351A JP8535185A JPH071645B2 JP H071645 B2 JPH071645 B2 JP H071645B2 JP 60085351 A JP60085351 A JP 60085351A JP 8535185 A JP8535185 A JP 8535185A JP H071645 B2 JPH071645 B2 JP H071645B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- coloring
- manufacturing
- wire harness
- marking
- Prior art date
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- Insulated Conductors (AREA)
- Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電線に着色やマーキングを施して必要な情報
を得るようにしたワイヤハーネスの製造方法の改良に関
する。
を得るようにしたワイヤハーネスの製造方法の改良に関
する。
ワイヤハーネス(自動車用組電線)の製造は、第4図に
示すように、電線の製造工程から組立出荷に至るまで多
数の工程を経て行なわれるが、各工程に必要な情報を得
るために、電線に着色やマーキングを施す。
示すように、電線の製造工程から組立出荷に至るまで多
数の工程を経て行なわれるが、各工程に必要な情報を得
るために、電線に着色やマーキングを施す。
電線の切断工程では、電線の種類(単芯、撚線などの線
種)および電線のサイズ(線径)の表示が必要であり、
たとえば第5図のように芯線1の絶縁被覆2に縦ストラ
イプ3bのようなマーキングがなされる。また、端子圧着
後におけるケース嵌め工程では、回路識別のために単色
または横ストライプ3aの2色の着色がなされる。4aは被
覆の地色、4bはストライプ色を示す。
種)および電線のサイズ(線径)の表示が必要であり、
たとえば第5図のように芯線1の絶縁被覆2に縦ストラ
イプ3bのようなマーキングがなされる。また、端子圧着
後におけるケース嵌め工程では、回路識別のために単色
または横ストライプ3aの2色の着色がなされる。4aは被
覆の地色、4bはストライプ色を示す。
従来、このような多種多様な情報を示すための着色やマ
ーキングをすべて電線の製造工程において行なってい
た。そのために、電線の模様、色彩が複雑になり却って
判別が難しくなる、電線製造工程において色の変更に時
間がかかり、被覆材料のロスが大きい、切断工程前に広
い在庫スペースが必要になる、多品種少量生産に対応で
きない、などの欠点があった。
ーキングをすべて電線の製造工程において行なってい
た。そのために、電線の模様、色彩が複雑になり却って
判別が難しくなる、電線製造工程において色の変更に時
間がかかり、被覆材料のロスが大きい、切断工程前に広
い在庫スペースが必要になる、多品種少量生産に対応で
きない、などの欠点があった。
本発明の目的は、上記の従来技術の有する欠点を解消
し、情報の識別が容易で、生産性の向上および在庫管理
を簡略化できるワイヤハーネスの製造方法を提供するに
ある。
し、情報の識別が容易で、生産性の向上および在庫管理
を簡略化できるワイヤハーネスの製造方法を提供するに
ある。
上記の目的を達成し得る本発明のワイヤハーネスの製造
方法は、電線の製造、切断、被覆除去、端子圧着、ケー
ス嵌めおよび組立を含む複数の工程からなるワイヤハー
ネスの製造工程において、これらの工程に必要な情報を
得るための電線の着色またはマーキングを必要な工程の
直前にそれぞれ行うことを特徴とする。
方法は、電線の製造、切断、被覆除去、端子圧着、ケー
ス嵌めおよび組立を含む複数の工程からなるワイヤハー
ネスの製造工程において、これらの工程に必要な情報を
得るための電線の着色またはマーキングを必要な工程の
直前にそれぞれ行うことを特徴とする。
即ち、本発明は電線の着色、マーキング工程を分割し、
その情報が必要な工程の直前で行なうようにしたもので
ある。
その情報が必要な工程の直前で行なうようにしたもので
ある。
図面を参照して具体的に説明すると、第1図に示すよう
に、第一段階として、電線製造工程において、切断工程
で必要な線種および線径の別を示す情報を着色またはマ
ーキングし、次いで第二段階としてケース嵌めに必要な
各回路識別の情報を着色、マーキングする。
に、第一段階として、電線製造工程において、切断工程
で必要な線種および線径の別を示す情報を着色またはマ
ーキングし、次いで第二段階としてケース嵌めに必要な
各回路識別の情報を着色、マーキングする。
第2図は着色、マーキングの実施例を示し、横ストライ
プ3aがその色の違いで線種を表わし、さらに点線、一点
鎖線といったパターンにより線径を表わすようにしたも
のである。また、従来の着色(第5図参照)表示4a,4b
は縦ストライプ3bとして表示され、ケース嵌め位置を表
わす。なお、5は電線端に圧着接続した雌端子である。
プ3aがその色の違いで線種を表わし、さらに点線、一点
鎖線といったパターンにより線径を表わすようにしたも
のである。また、従来の着色(第5図参照)表示4a,4b
は縦ストライプ3bとして表示され、ケース嵌め位置を表
わす。なお、5は電線端に圧着接続した雌端子である。
本発明によれば、電線の切断から被覆除去(皮ムキ)工
程までは、電線の色とは無関係に行なうことができる。
ただ、線種、線径が上記ストライプ3aの色、パターンに
よって識別されるようになっているだけで足りる。ま
た、端子付け工程からメンテナンスまでは、着色による
回路の識別情報が必要となるが、着色部は端子5から近
い位置に部分的に上記のような縦ストライプ3bを施せば
よく、従来のように電線全体にわたって着色する必要が
なくなる。
程までは、電線の色とは無関係に行なうことができる。
ただ、線種、線径が上記ストライプ3aの色、パターンに
よって識別されるようになっているだけで足りる。ま
た、端子付け工程からメンテナンスまでは、着色による
回路の識別情報が必要となるが、着色部は端子5から近
い位置に部分的に上記のような縦ストライプ3bを施せば
よく、従来のように電線全体にわたって着色する必要が
なくなる。
第3図は着色、マーキングの他の実施例を示し、電線に
雌、雄などの端子の種別を示す縦ストライプ3b′を付け
たものである。このマーキングは、第1図に第三段階と
して示すように、端子付け工程の直前に施す。縦ストラ
イプ3b′は、通常、次の工程でのマーキング位置(縦ス
トライプ3b)とは異なる位置につけるが、端子付け工程
以降は不必要な情報となるから、その識別が可能であれ
ば、縦ストライプ3bと重なっても差し支えない。
雌、雄などの端子の種別を示す縦ストライプ3b′を付け
たものである。このマーキングは、第1図に第三段階と
して示すように、端子付け工程の直前に施す。縦ストラ
イプ3b′は、通常、次の工程でのマーキング位置(縦ス
トライプ3b)とは異なる位置につけるが、端子付け工程
以降は不必要な情報となるから、その識別が可能であれ
ば、縦ストライプ3bと重なっても差し支えない。
以上のように、本発明は次のような効果を有する。
(1)各工程毎に必要に応じて必要な情報のみをのせれ
ばよいから、電線の色、模様が単純化され判別が容易に
なる。
ばよいから、電線の色、模様が単純化され判別が容易に
なる。
(2)電線製造工程において、同種、同径の電線は単一
色、同模様で製造できるために生産性が向上する。
色、同模様で製造できるために生産性が向上する。
(3)切断工程直前における在庫スペースが減少し、着
色のための顔料や被覆材のロスが減少し、資源を節約で
きる。
色のための顔料や被覆材のロスが減少し、資源を節約で
きる。
(4)多品種少量生産にも、無駄なく迅速に対処するこ
とができる。
とができる。
第1図は本発明方法の一実施例を示すブロック図、第2
図は電線の着色、マーキングの実施例を示す説明図、第
3図は電線の着色、マーキングの他の実施例を示す説明
図である。 第4図は従来の方法を示すブロック図、第5図は同じく
従来の電線の着色、マーキングの例を示す説明図であ
る。 1……芯線、2……絶縁被覆、3a……横ストライプ、3b
……縦ストライプ、4a……被覆の地色、4b……ストライ
プ色、5……雌端子。
図は電線の着色、マーキングの実施例を示す説明図、第
3図は電線の着色、マーキングの他の実施例を示す説明
図である。 第4図は従来の方法を示すブロック図、第5図は同じく
従来の電線の着色、マーキングの例を示す説明図であ
る。 1……芯線、2……絶縁被覆、3a……横ストライプ、3b
……縦ストライプ、4a……被覆の地色、4b……ストライ
プ色、5……雌端子。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭46−5677(JP,A) 特開 昭48−53279(JP,A) 特開 昭51−24779(JP,A) 特開 昭52−149135(JP,A) 特開 昭53−16885(JP,A) 特開 昭58−12215(JP,A) 特開 昭58−97208(JP,A) 特開 昭58−100316(JP,A) 特開 昭61−58108(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】電線の製造、切断、被覆除去、端子圧着、
ケース嵌めおよび組立を含む複数の工程からなるワイヤ
ハーネスの製造工程において、これらの工程に必要な情
報を得るための電線の着色またはマーキングを必要な工
程の直前にそれぞれ行うことを特徴とするワイヤハーネ
スの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60085351A JPH071645B2 (ja) | 1985-04-23 | 1985-04-23 | ワイヤハ−ネスの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60085351A JPH071645B2 (ja) | 1985-04-23 | 1985-04-23 | ワイヤハ−ネスの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61245412A JPS61245412A (ja) | 1986-10-31 |
JPH071645B2 true JPH071645B2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=13856261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60085351A Expired - Lifetime JPH071645B2 (ja) | 1985-04-23 | 1985-04-23 | ワイヤハ−ネスの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH071645B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003046933A1 (fr) * | 2001-11-27 | 2003-06-05 | Yazaki Corporation | Procede de commande de la reception d'un faisceau de cables lors de sa production, et systeme de commande y relatif |
JP2015095341A (ja) * | 2013-11-12 | 2015-05-18 | 矢崎総業株式会社 | ワイヤハーネス生産システム及びワイヤハーネス生産方法 |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2827771B2 (ja) * | 1992-11-13 | 1998-11-25 | 住友電装株式会社 | ハーネス製造装置およびその使用方法 |
JP4644977B2 (ja) * | 2001-06-12 | 2011-03-09 | 住友電装株式会社 | 自動車用の電線 |
CN1296944C (zh) * | 2001-08-27 | 2007-01-24 | 矢崎总业株式会社 | 线束制造方法和线束制造设备 |
JP4647878B2 (ja) | 2002-07-25 | 2011-03-09 | 株式会社ホンダロック | ケーブルへの部品取付け方法 |
JP5176348B2 (ja) * | 2007-03-14 | 2013-04-03 | 住友電装株式会社 | 車両用ワイヤハーネスの管理方法及びその管理情報読み取り装置 |
JP5833292B2 (ja) * | 2010-03-02 | 2015-12-16 | 矢崎総業株式会社 | ワイヤーハーネス |
WO2011108558A1 (en) * | 2010-03-02 | 2011-09-09 | Yazaki Corporation | Wiring harness and manufacturing method thereof |
JP5833291B2 (ja) * | 2010-03-02 | 2015-12-16 | 矢崎総業株式会社 | ワイヤーハーネス製造方法 |
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---|---|---|---|---|
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JPS5124779A (en) * | 1974-08-22 | 1976-02-28 | Mitsubishi Electric Corp | Setsuzokudensenno seisakusochi |
JPS52149135A (en) * | 1976-06-07 | 1977-12-12 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Size number discriminating unit for optical fibers |
JPS5316885A (en) * | 1976-07-30 | 1978-02-16 | Mitsubishi Electric Corp | Process for making connection cables |
JPS581930Y2 (ja) * | 1979-08-20 | 1983-01-13 | 古河電気工業株式会社 | コネクタ端子付回路電線 |
-
1985
- 1985-04-23 JP JP60085351A patent/JPH071645B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2003046933A1 (fr) * | 2001-11-27 | 2003-06-05 | Yazaki Corporation | Procede de commande de la reception d'un faisceau de cables lors de sa production, et systeme de commande y relatif |
CN1326160C (zh) * | 2001-11-27 | 2007-07-11 | 矢崎总业株式会社 | 按订货生产电线束的生产方法及其生产系统 |
JP2015095341A (ja) * | 2013-11-12 | 2015-05-18 | 矢崎総業株式会社 | ワイヤハーネス生産システム及びワイヤハーネス生産方法 |
WO2015072408A1 (ja) * | 2013-11-12 | 2015-05-21 | 矢崎総業株式会社 | ワイヤハーネス生産システム及びワイヤハーネス生産方法 |
US10148055B2 (en) | 2013-11-12 | 2018-12-04 | Yazaki Corporation | Wire harness production method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61245412A (ja) | 1986-10-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |