JPH07164290A - ストリップ側端面研磨装置 - Google Patents
ストリップ側端面研磨装置Info
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- JPH07164290A JPH07164290A JP31044793A JP31044793A JPH07164290A JP H07164290 A JPH07164290 A JP H07164290A JP 31044793 A JP31044793 A JP 31044793A JP 31044793 A JP31044793 A JP 31044793A JP H07164290 A JPH07164290 A JP H07164290A
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Abstract
に対し軸線が傾斜して互いに逆に回転するブラシロール
の列で研磨を行うストリップ側端面研磨装置において、
バックアップロールを不要にする。 【構成】 上記形式のストリップ側端面研磨装置におい
て、互いに逆回転する第1のブラシロール11と第2の
ブラシロール12を、一方がロール一半側相当、他方が
ロール他半側相当となるよう、同一傾斜軸2上に統合し
て架装し、該第1,2のブラシロールを上記ブラシロー
ルの列に充てることを特徴としている。
Description
トリップパスラインに対し軸線が傾斜して互いに逆方向
へ回転するブラシロールの列で研磨を行うストリップ側
端面研磨装置に関する。
は、ブラシロール周面に少しストリップ側端が食い込ん
だ状態となるので、ブラシロールがストリップ側端面を
研磨すると共に、回転方向が相反するブラシロールの一
方がストリップ表面側エッジの研磨に、他方が裏面側エ
ッジの研磨に寄与する。またブラシロールが斜めである
ため、ブラシロール周面の研磨稼動領域がストリップの
厚み方向につき大である。即ち、ストリップパスライン
が板厚方向へ変動しても、ストリップ側端面の研磨は変
りなく奏功される。
既に知られている。従来では、互いに逆方向に回転する
ブラシロールを独立構造とし、ストリップパスラインの
前後方向に離3て併設している。これによると、所期の
研磨を施す上でバックアップロールを必要とするが、板
の側端という最端部をロールでバックアップすることは
実際問題として物理的に無理で、薄板の場合は曲がりを
生じ、研磨品質が悪くなる。また、このようにブラシロ
ール機が二台であることは、側端面研磨装置は実用上、
板端位置検出、板蛇行に対する追従変位が必要で、本来
的にコスト高となる点に鑑み問題である。
した形式のもので、バックアップロールを必要としない
ストリップ側端面研磨装置を開発するにある。
機が従来の二台のブラシロール機として働くし、薄板で
も著しく良好な品質の研磨が得られる前述形式のストリ
ップ側端面研磨装置を開発するにある。
側端面で軸線が傾斜して互いに逆方向へ回転するブラシ
ロールの列で研磨を行うストリップ側端面研磨装置にお
いて、相反する方向へ回転する第1のブラシロールと第
2のブラシロールを、一方がロール一半側相当、他方が
ロール他半側相当となるよう、同一傾斜軸上に統合して
架装し、当該第1,2のブラシロールを前記ブラシロー
ルの列に充てることを特徴としている。
本発明を説明する。
スラインPに対し軸線を傾斜させて、ストリップ側端面
を研磨するブラシロールには、包括的に符号1が付され
ている。ブラシロール1は、第1のブラシロール11と
第2のブラシロールを包含しており、該第1,2のブラ
シロール11,12は、その一方が一本のロール一半側
相当、他方が他半側相当となるよう、同一の傾斜軸2上
に統合して架装されている。第1のブラシロール11は
軸2の一半側に回転自在に嵌っているスリーブ3とキー
止めで駆動結合になっており、第2のブラシロール12
は軸2の他端側に回転自在に嵌っているスリーブ4とキ
ー止めで駆動結合になっている。スリーブ3,4は相向
き合う側の端にフランジ31,41を有し、反対側の端
にプーリ32,42を有する。
プーリ42はモータM2によりプーリ42と逆方向へ回
転される。即ち、第1のブラシロール11と第2のブラ
シロール12は互いに逆方向へ回転される。
る。このストリップパスラインPに対し、第1,2のブ
ラシロール11,12の統合になる並列体は、図1に示
すように右上り或いはその逆の適当な角度に傾斜され、
その傾斜した状態でストリップ側端面の研磨を行う。
を傾斜させる装置は、図1,2に示すようなものを充て
ることができる。図1,2の装置5は、架台51に設け
たサドル52の円弧形摺動案内面53と、前記並列体の
支架フレーム13に取り付けたスライドシュー54の円
弧形摺動面55との滑り対偶型のものであり、前記案内
面53,摺動面55の円弧は、前記並列体の中心点0を
中心とする円弧である。支架フレーム13はロック装置
(図示せず)で傾斜状態下に拘束されるようになってい
る。架台51は、基台6上でストリップの幅方向に延在
する案内レール7上を摺動するスライドシュー8を有す
る。
部の個所でストリップパスラインPに対し軸線が斜めに
なって互いに逆方向へ回転して、ストリップ側端面を研
磨するブラシロールの列は、一方がロール一半側相当、
他方がロール他半側相当となるよう、同一の傾斜軸6上
に統合して架装した第1,2のブラシロール11,12
によるものである。この構成は、第1,2のブラシロー
ル11,12が相反する方向へ回転することと共に、そ
れらを互いにストリップ側端面の研磨につき、バックア
ップロールとしても機能させることをもたらす。従っ
て、本発明では従来で必要とするバックアップロールは
不要である。
の上記の構成は、従来の二台のブラシロール機を集約的
に一台に統合したものに相当する。即ち、本発明では、
ブラシロール11,12の当該統合になる一台のブラシ
ロール機が、従来の二台のブラシロール機として働くの
である。しかも、この構成では、ストリップが薄板でも
曲がりが極めて少なく、研磨品質が著しく良好である。
の周面は、並列体全体として図に示すような凹曲面形と
するのがよい。これによると、当該並列体周面のブリッ
スルは、ストリップ表、裏面側エッジへ直円柱形周面の
ブラシロールに比較し、より多く被る。このため、第
1,2のブラシロール11,12の前記バックアップ機
能が向上し、またストリップ表、裏面側エッジの研磨効
果も上がる。
12は、それらの隣接する端部領域のブラシブリッスル
が、ブラシロール11,12並列体の中央側へ傾斜して
いることが好ましい。これによると、第1,2のブラシ
ロール11,12の隣接端の間がブリッスルのない或い
は粗らな部位となることがなく、該隣接端の個所もスト
リップ側端面の研磨に寄与する。前記のようにブリッス
ルを傾斜させるには、外周縁にブリッスルを植毛したリ
ング形のブラシディスクを多数並列した型のブラシロー
ルの場合、そのディスク外周縁部を屈曲することにより
行えばよい。ブリッスルの傾斜は、図4に示すようにブ
ラシロール11,12並列体の中央側が度合いが大き
く、外側へ至る程、次第に緩くなっているのがよい。
式のもので、バックアップロールを必要としない、また
一台のブラシロール機が従来の二台のブラシロール機と
して働くし、薄板でも著しく良好な品質の研磨が得られ
るストリップ側端面研磨装置を開発することの課題を達
成する。
ある。
態様例を示す縦断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ストリップの側端面でストリップパスラ
インに対し軸線が傾斜して互いに逆方向へ回転するブラ
シロールの列で研磨を行うストリップ側端面研磨装置に
おいて、相反する方向へ回転する第1のブラシロールと
第2のブラシロールを、一方がロール一半側相当、他方
がロール他半側相当となるよう、同一傾斜軸上に統合し
て架装し、当該第1,2のブラシロールを前記ブラシロ
ールの列に充てることを特徴とするストリップ側端面研
磨装置。 - 【請求項2】 第1,2のブラシロールの統合になる並
列体の周面が、全体として凹曲面になっている請求項1
記載のストリップ側端面研磨装置。 - 【請求項3】 第1,2のブラシロールの隣接する端部
領域のブリッスルが、第1,2のブラシロールの統合に
なる並列体の中央側へ傾斜している請求項1記載のスト
リップ側端面研磨装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31044793A JP3624265B2 (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | ストリップ側端面研磨装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31044793A JP3624265B2 (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | ストリップ側端面研磨装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07164290A true JPH07164290A (ja) | 1995-06-27 |
JP3624265B2 JP3624265B2 (ja) | 2005-03-02 |
Family
ID=18005364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31044793A Expired - Fee Related JP3624265B2 (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | ストリップ側端面研磨装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3624265B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100432163B1 (ko) * | 2001-09-27 | 2004-05-17 | 주식회사 포스코 | 스트립에지에 형성된 과도금제거용 브러시롤 |
KR100762489B1 (ko) * | 2001-11-29 | 2007-10-02 | 주식회사 포스코 | 스트립 빌드 업 삼면 연마 장치 |
KR100797357B1 (ko) * | 2006-08-10 | 2008-01-22 | 주식회사 포스코 | 강판의 에지부 수지상 결정 제거장치 |
DE102011012844A1 (de) * | 2011-03-03 | 2012-09-06 | Eisenmann Ag | Vorrichtung zum Schleifen und/oder Bürsten von Gegenständen |
DE102017126919A1 (de) * | 2017-11-15 | 2019-05-16 | Gühring KG | Entgratwerkzeug |
-
1993
- 1993-12-10 JP JP31044793A patent/JP3624265B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100797357B1 (ko) * | 2006-08-10 | 2008-01-22 | 주식회사 포스코 | 강판의 에지부 수지상 결정 제거장치 |
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DE102017126919A1 (de) * | 2017-11-15 | 2019-05-16 | Gühring KG | Entgratwerkzeug |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3624265B2 (ja) | 2005-03-02 |
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