JP3624265B2 - ストリップ側端面研磨装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はストリップの側端面でストリップパスラインに対し軸線が傾斜して互いに逆方向へ回転するブラシロールの列で研磨を行うストリップ側端面研磨装置に関する。
【0002】
この種形式のストリップ側端面研磨装置は、ブラシロール周面に少しストリップ側端が食い込んだ状態となるので、ブラシロールがストリップ側端面を研磨すると共に、回転方向が相反するブラシロールの一方がストリップ表面側エッジの研磨に、他方が裏面側エッジの研磨に寄与する。またブラシロールが斜めであるため、ブラシロール周面の研磨稼動領域がストリップの厚み方向につき大である。即ち、ストリップパスラインが板厚方向へ変動しても、ストリップ側端面の研磨は変りなく奏功される。
【0003】
【従来の技術】
このようなストリップ側端面研磨装置は既に知られている。従来では、互いに逆方向に回転するブラシロールを独立構造とし、ストリップパスラインの前後方向に離3て併設している。これによると、所期の研磨を施す上でバックアップロールを必要とするが、板の側端という最端部をロールでバックアップすることは実際問題として物理的に無理で、薄板の場合は曲がりを生じ、研磨品質が悪くなる。また、このようにブラシロール機が二台であることは、側端面研磨装置は実用上、板端位置検出、板蛇行に対する追従変位が必要で、本来的にコスト高となる点に鑑み問題である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、前述した形式のもので、バックアップロールを必要としないストリップ側端面研磨装置を開発するにある。
【0005】
本発明の他の課題は、一台のブラシロール機が従来の二台のブラシロール機として働くし、薄板でも著しく良好な品質の研磨が得られる前述形式のストリップ側端面研磨装置を開発するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ストリップの側端面でストリップパスラインに対し軸線が傾斜し、隣接した状態で互いに逆方向へ回転するブラシロールの並列体を備え、該並列体は、相反する方向へ回転する第1のブラシロールと第2のブラシロールを、一方がロール一半側相当、他方がロール他半側相当となるよう、同一傾斜軸上に統合してなり、前記並列体の周面が、全体として凹曲面をなしていることを特徴としている。
【0007】
【実施例】
本発明の実施態様例を示す図面を参照して、本発明を説明する。
【0008】
図で、ストリップの側端面でストリップパスラインPに対し軸線を傾斜させて、ストリップ側端面を研磨するブラシロールには、包括的に符号1が付されている。ブラシロール1は、第1のブラシロール11と第2のブラシロールを包含しており、該第1,2のブラシロール11,12は、その一方が一本のロール一半側相当、他方が他半側相当となるよう、同一の傾斜軸2上に統合して架装されている。第1のブラシロール11は軸2の一半側に回転自在に嵌っているスリーブ3とキー止めで駆動結合になっており、第2のブラシロール12は軸2の他端側に回転自在に嵌っているスリーブ4とキー止めで駆動結合になっている。スリーブ3,4は相向き合う側の端にフランジ31,41を有し、反対側の端にプーリ32,42を有する。
【0009】
プーリ32はモータM1により回転され、プーリ42はモータM2によりプーリ42と逆方向へ回転される。即ち、第1のブラシロール11と第2のブラシロール12は互いに逆方向へ回転される。
【0010】
ストリップは図1の右から左へ走っている。このストリップパスラインPに対し、第1,2のブラシロール11,12の統合になる並列体は、図1に示すように右上り或いはその逆の適当な角度に傾斜され、その傾斜した状態でストリップ側端面の研磨を行う。
【0011】
第1,2のブラシロール11,12並列体を傾斜させる装置は、図1,2に示すようなものを充てることができる。図1,2の装置5は、架台51に設けたサドル52の円弧形摺動案内面53と、前記並列体の支架フレーム13に取り付けたスライドシュー54の円弧形摺動面55との滑り対偶型のものであり、前記案内面53,摺動面55の円弧は、前記並列体の中心点0を中心とする円弧である。支架フレーム13はロック装置(図示せず)で傾斜状態下に拘束されるようになっている。架台51は、基台6上でストリップの幅方向に延在する案内レール7上を摺動するスライドシュー8を有する。
【0012】
本発明では上述のようにストリップの側端部の個所でストリップパスラインPに対し軸線が斜めになって互いに逆方向へ回転して、ストリップ側端面を研磨するブラシロールの列は、一方がロール一半側相当、他方がロール他半側相当となるよう、同一の傾斜軸6上に統合して架装した第1,2のブラシロール11,12によるものである。この構成は、第1,2のブラシロール11,12が相反する方向へ回転することと共に、それらを互いにストリップ側端面の研磨につき、バックアップロールとしても機能させることをもたらす。従って、本発明では従来で必要とするバックアップロールは不要である。
【0013】
また本発明に係るブラシロール11,12の上記の構成は、従来の二台のブラシロール機を集約的に一台に統合したものに相当する。即ち、本発明では、ブラシロール11,12の当該統合になる一台のブラシロール機が、従来の二台のブラシロール機として働くのである。しかも、この構成では、ストリップが薄板でも曲がりが極めて少なく、研磨品質が著しく良好である。
【0014】
第1,2のブラシロール11,12並列体の周面は、並列体全体として図に示すような凹曲面形とするのがよい。これによると、当該並列体周面のブリッスルは、ストリップ表、裏面側エッジへ直円柱形周面のブラシロールに比較し、より多く被る。このため、第1,2のブラシロール11,12の前記バックアップ機能が向上し、またストリップ表、裏面側エッジの研磨効果も上がる。
【0015】
本発明では第1,2のブラシロール11,12は、それらの隣接する端部領域のブラシブリッスルが、ブラシロール11,12並列体の中央側へ傾斜していることが好ましい。これによると、第1,2のブラシロール11,12の隣接端の間がブリッスルのない或いは粗らな部位となることがなく、該隣接端の個所もストリップ側端面の研磨に寄与する。前記のようにブリッスルを傾斜させるには、外周縁にブリッスルを植毛したリング形のブラシディスクを多数並列した型のブラシロールの場合、そのディスク外周縁部を屈曲することにより行えばよい。ブリッスルの傾斜は、図4に示すようにブラシロール11,12並列体の中央側が度合いが大きく、外側へ至る程、次第に緩くなっているのがよい。
【0016】
【発明の効果】
上記のように、本発明は冒頭に述べた形式のもので、バックアップロールを必要としない、また一台のブラシロール機が従来の二台のブラシロール機として働くし、薄板でも著しく良好な品質の研磨が得られるストリップ側端面研磨装置を開発することの課題を達成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概要を示す側面図である。
【図2】同実施例装置の概要的な正面図を示す。
【図3】同装置におけるブラシロール駆動系の平面図である。
【図4】本発明に係る第1,2のブラシロール並列体の態様例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 第1,2のブラシロール並列体によるブラシロール
11 第1のブラシロール
12 第2のブラシロール
2 傾斜軸
P ストリップパスライン

Claims (2)

  1. ストリップの側端面でストリップパスラインに対し軸線が傾斜し、隣接した状態で互いに逆方向へ回転するブラシロールの並列体を備え、該並列体は、相反する方向へ回転する第1のブラシロールと第2のブラシロールを、一方がロール一半側相当、他方がロール他半側相当となるよう、同一傾斜軸上に統合してなり、前記並列体の周面が、全体として凹曲面をなしていることを特徴とするストリップ側端面研磨装置。
    装置。
  2. 第1,2のブラシロールの隣接する端部領域のブリッスルが、第1,2のブラシロールの統合になる並列体の中央側へ傾斜している請求項1記載のストリップ側端面研磨
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