JPH065089Y2 - 金属ストリップの側端研摩ブラシロール - Google Patents
金属ストリップの側端研摩ブラシロールInfo
- Publication number
- JPH065089Y2 JPH065089Y2 JP1990074142U JP7414290U JPH065089Y2 JP H065089 Y2 JPH065089 Y2 JP H065089Y2 JP 1990074142 U JP1990074142 U JP 1990074142U JP 7414290 U JP7414290 U JP 7414290U JP H065089 Y2 JPH065089 Y2 JP H065089Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- brush roll
- metal strip
- discs
- same length
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は金属ストリップの側端研摩ブラシロール、詳し
くは、金属ストリップが長さの方向に走りつつある態様
の下、その側端を研摩するブラシロールに関する。
くは、金属ストリップが長さの方向に走りつつある態様
の下、その側端を研摩するブラシロールに関する。
かかるパスラインで金属ストリップ側端を研摩するブラ
シロールは、その軸線が金属ストリップパスラインと平
行ではなく、或る角度の在る配置とするのが好ましい。
それは、後者配置の方が前者配置より良好な研摩が得ら
れるからである。
シロールは、その軸線が金属ストリップパスラインと平
行ではなく、或る角度の在る配置とするのが好ましい。
それは、後者配置の方が前者配置より良好な研摩が得ら
れるからである。
かくて、この種のブラシロールは、その周面が、金属ス
トリップ側端に対するブリッスルの有効当り領域を大な
らしめる上で、ロール軸線につき中窪みになった湾曲形
態であることが望まれる。
トリップ側端に対するブリッスルの有効当り領域を大な
らしめる上で、ロール軸線につき中窪みになった湾曲形
態であることが望まれる。
従来の技術及びその問題点 従来、金属ストリップパスラインの側端を研摩するブラ
シロールは、金属ストリップパスラインの表面或いは裏
面を研摩するブラシロールと同じ構成である。即ち、周
縁にブリッスルを植設したプラシジスクをシャットに多
数並べて装着したブラシロールでは、それ等ブラシジス
クがジスク径及びブリッスル長さに於て同種であり、他
のタイプのブラシロールも実質的に前記のブリッスル付
きブラシジスク多数並列型ブラシロールと同様な構成に
なっている。
シロールは、金属ストリップパスラインの表面或いは裏
面を研摩するブラシロールと同じ構成である。即ち、周
縁にブリッスルを植設したプラシジスクをシャットに多
数並べて装着したブラシロールでは、それ等ブラシジス
クがジスク径及びブリッスル長さに於て同種であり、他
のタイプのブラシロールも実質的に前記のブリッスル付
きブラシジスク多数並列型ブラシロールと同様な構成に
なっている。
従って、従来ではブラシロールの周面が中窪みの湾曲形
態となるように、当初同じ長さであったブリッスルを刈
ると、ブリッスルが、その中窪み湾曲形態に従う不同の
長さとなる。長さが不同のブリッスルは、固さ、つまり
所謂腰の強さも異なり、或るものは金属ストリップの地
までも削るような強すぎる腰であったり、また或るもの
は研摩に殆ど有効でない弱い腰であったりし、金属スト
リップパスラインの側端を旨く研摩するには問題があ
る。
態となるように、当初同じ長さであったブリッスルを刈
ると、ブリッスルが、その中窪み湾曲形態に従う不同の
長さとなる。長さが不同のブリッスルは、固さ、つまり
所謂腰の強さも異なり、或るものは金属ストリップの地
までも削るような強すぎる腰であったり、また或るもの
は研摩に殆ど有効でない弱い腰であったりし、金属スト
リップパスラインの側端を旨く研摩するには問題があ
る。
本考案の目的は、上記従来技術による問題を解消するに
ある。
ある。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するため、本考案は次の構成を取ってい
る。
る。
即ち、本考案はブリッスルを周縁に取り付けたブラシジ
スクを回転シャフトに、その長さ方向に多数並べて装着
したブラシロールであって、当該多数のブラシジスクは
前記シャフトの中央から左右両側にかけて並ぶものが逓
増的に大径であり、これ等ブラシジスクのブリッスルが
同じ長さ或いは殆ど同じ長さを呈する態様下に、ブラシ
ロール周面が中窪みの湾曲形態になっている金属ストリ
ップの側端研摩ブラシロールに係る。
スクを回転シャフトに、その長さ方向に多数並べて装着
したブラシロールであって、当該多数のブラシジスクは
前記シャフトの中央から左右両側にかけて並ぶものが逓
増的に大径であり、これ等ブラシジスクのブリッスルが
同じ長さ或いは殆ど同じ長さを呈する態様下に、ブラシ
ロール周面が中窪みの湾曲形態になっている金属ストリ
ップの側端研摩ブラシロールに係る。
本考案に係る上記「シャフト」とは、文字通りのシャフ
トだけでなく、ドラム、スリーブをも指す。また上記
「逓増的」の「逓増」とは、ブラシジスクの一枚宛ての
並列順についての漸次増大、数枚宛の並列順についての
漸次増大のことである。「シャフト」、「逓増」に関す
るこれ等のことは、実用新案登録請求の範囲の項の記載
についても同じである。
トだけでなく、ドラム、スリーブをも指す。また上記
「逓増的」の「逓増」とは、ブラシジスクの一枚宛ての
並列順についての漸次増大、数枚宛の並列順についての
漸次増大のことである。「シャフト」、「逓増」に関す
るこれ等のことは、実用新案登録請求の範囲の項の記載
についても同じである。
実施例 以下に、本考案の態様例を示す添付図面を参照して、本
考案を説明する。
考案を説明する。
図で(1)が周縁にブリッスル(2)を取り付けた環状
のブラシジスクで、ブラシジスク(1)は多数を回転シ
ャフト(3)にその長さの方向に並べて装着する。多数
のブラシジスク(1)はシャフト(3)の中央から左右
両側にかけて並ぶものが逓増的に大径になったものを適
用する。各ブラシジスク(1)のブリッスル(2)は同
じ長さ或いは殆んど同じ長さとする。ブリッスル(2)
をそのような長さにするには、刈り込みにより、或いは
刈らずに予め所要長さのものの適用の下に行えばよい。
ブラシジスク(1)…並列体のブリッスル(2)が同じ
長さ或いは殆んど同じ長さで、且つブラシジスク(1)
…が中央より左右両側へ並ぶ順に逓増的に大径になって
いる結果、フブラシロール(A)の周面が中窪みの湾曲
形態となる。
のブラシジスクで、ブラシジスク(1)は多数を回転シ
ャフト(3)にその長さの方向に並べて装着する。多数
のブラシジスク(1)はシャフト(3)の中央から左右
両側にかけて並ぶものが逓増的に大径になったものを適
用する。各ブラシジスク(1)のブリッスル(2)は同
じ長さ或いは殆んど同じ長さとする。ブリッスル(2)
をそのような長さにするには、刈り込みにより、或いは
刈らずに予め所要長さのものの適用の下に行えばよい。
ブラシジスク(1)…並列体のブリッスル(2)が同じ
長さ或いは殆んど同じ長さで、且つブラシジスク(1)
…が中央より左右両側へ並ぶ順に逓増的に大径になって
いる結果、フブラシロール(A)の周面が中窪みの湾曲
形態となる。
回転シャフト(3)は図示の形式ではドラム型であり、
それを駆動軸(4)にキー(5)止めしている。(6)
はブラシジスク(1)…並列体押さえとしてのフラン
ジ、(7)はスナップリングを示している。
それを駆動軸(4)にキー(5)止めしている。(6)
はブラシジスク(1)…並列体押さえとしてのフラン
ジ、(7)はスナップリングを示している。
ブラシロール(A)は、金属ストリップパスライン
(B)に対しロール軸線(a)が、第2図に示すように
或る角度(θ)傾斜した態様となるよう、配置するのが
よい。その角度(θ)は、例えば50°とすることがで
きる。
(B)に対しロール軸線(a)が、第2図に示すように
或る角度(θ)傾斜した態様となるよう、配置するのが
よい。その角度(θ)は、例えば50°とすることがで
きる。
本考案に係るブラシロール(A)は、ブラシジスク
(1)…のブリッスル(2)が同じ長さ或いは殆ど同じ
長さであるため、腰の強さが同じ或いは殆んど同じであ
る。従って、本考案によると、ブラシロールの中窪み湾
曲形態の周面が、各ブラシジスクのブリッスルにつき、
同等の研摩機能を果たす。
(1)…のブリッスル(2)が同じ長さ或いは殆ど同じ
長さであるため、腰の強さが同じ或いは殆んど同じであ
る。従って、本考案によると、ブラシロールの中窪み湾
曲形態の周面が、各ブラシジスクのブリッスルにつき、
同等の研摩機能を果たす。
本考案におけるブラシジスクの並列体が、中央より左右
両側へ並ぶ順に逓増的に大径であることは、各ブラシジ
スクのブリッスルを同じ長さ或いは殆んど同じ長さとし
て、ブラシロール周面の中窪みの湾曲形態を旨く体現す
るのに寄与する。
両側へ並ぶ順に逓増的に大径であることは、各ブラシジ
スクのブリッスルを同じ長さ或いは殆んど同じ長さとし
て、ブラシロール周面の中窪みの湾曲形態を旨く体現す
るのに寄与する。
考案の効果 上記の如く本考案によれば、ブラシロールの中窪み湾曲
形態の周面が、各ブラシジスクのブリッスルにつき、同
等の研摩機能を果たすので、金属ストリップパスライン
の側端を旨く研摩することができる。
形態の周面が、各ブラシジスクのブリッスルにつき、同
等の研摩機能を果たすので、金属ストリップパスライン
の側端を旨く研摩することができる。
第1図は本考案の一実施例を一部縦断した形で示す正面
図、第2図は金属ストリップパスラインに対する本考案
ブラシロールの配置例を示す側面図である。 (A)……ブラシロール、 (B)……金属ストリップパスライン、 (1)……ブラシジスク、 (2)……ブリッスル、 (3)……回転シャフト、 (4)……駆動軸
図、第2図は金属ストリップパスラインに対する本考案
ブラシロールの配置例を示す側面図である。 (A)……ブラシロール、 (B)……金属ストリップパスライン、 (1)……ブラシジスク、 (2)……ブリッスル、 (3)……回転シャフト、 (4)……駆動軸
Claims (1)
- 【請求項1】ブリッスルを周縁に取り付けたブラシジス
クを回転シャフトに、その長さ方向に多数並べて装着し
たブラシロールであって、当該多数のブラシジスクは前
記シャフトの中央から左右両側にかけて並ぶものが逓増
的に大径であり、これ等ブラシジスクのブリッスルが同
じ長さ或いは殆ど同じ長さを呈する態様下に、ブラシロ
ール周面が中窪みの湾曲形態になっている金属ストリッ
プの側端研摩ブラシロール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990074142U JPH065089Y2 (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | 金属ストリップの側端研摩ブラシロール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990074142U JPH065089Y2 (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | 金属ストリップの側端研摩ブラシロール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0432856U JPH0432856U (ja) | 1992-03-17 |
JPH065089Y2 true JPH065089Y2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=31613580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990074142U Expired - Lifetime JPH065089Y2 (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | 金属ストリップの側端研摩ブラシロール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH065089Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3627065B2 (ja) * | 1994-07-06 | 2005-03-09 | 株式会社ホタニ | 金属ストリップ側端研磨装置 |
JP2006021310A (ja) * | 2004-07-07 | 2006-01-26 | Kotobuki Seisakusho:Kk | 薄帯状材料のバリ取り方法及びバリ取り装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5517625B2 (ja) * | 1975-01-10 | 1980-05-13 | ||
JPS6052265A (ja) * | 1983-08-30 | 1985-03-25 | Aichi Steel Works Ltd | 湾曲研摩ブラシの製造方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5750122Y2 (ja) * | 1978-07-14 | 1982-11-02 | ||
JPS5923550Y2 (ja) * | 1981-04-30 | 1984-07-13 | 新日本製鐵株式会社 | ブラシロ−ル |
-
1990
- 1990-07-11 JP JP1990074142U patent/JPH065089Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5517625B2 (ja) * | 1975-01-10 | 1980-05-13 | ||
JPS6052265A (ja) * | 1983-08-30 | 1985-03-25 | Aichi Steel Works Ltd | 湾曲研摩ブラシの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0432856U (ja) | 1992-03-17 |
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