JP3273274B2 - ストリップ側端面研磨装置 - Google Patents

ストリップ側端面研磨装置

Info

Publication number
JP3273274B2
JP3273274B2 JP18010593A JP18010593A JP3273274B2 JP 3273274 B2 JP3273274 B2 JP 3273274B2 JP 18010593 A JP18010593 A JP 18010593A JP 18010593 A JP18010593 A JP 18010593A JP 3273274 B2 JP3273274 B2 JP 3273274B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strip
brush roll
brush
line
row
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP18010593A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0732253A (ja
Inventor
節男 穂谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hotani Co Ltd
Original Assignee
Hotani Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hotani Co Ltd filed Critical Hotani Co Ltd
Priority to JP18010593A priority Critical patent/JP3273274B2/ja
Publication of JPH0732253A publication Critical patent/JPH0732253A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3273274B2 publication Critical patent/JP3273274B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ストリップの側端面に
対応する個所でストリップパスライン方向に並列して、
当該方向と平行な軸の周りの方向へ正回転するブラシロ
ールと逆回転するブラシロールとによる列で研磨を行う
ストリップ側端面研磨装置に関する。
【0002】この種形式のストリップ側端面研磨装置
は、ブラシロールの外周面にストリップ側端が少し食込
むので、ブラシロール列がストリップの側端面を研磨す
ると共に、互いに回転方向が逆のブラシロールの一方が
ストリップの表面側エッジの研磨に、他方が裏面側エッ
ジの研磨に寄与する。また、回転方向が相異なるブラシ
ロールにおける運動の作用力と反力とが相殺し合うの
で、ストリップがブラシロール列の個所を安定して通過
する。
【0003】
【従来の技術】前記のような装置は、ストリップのばり
取り機として、既に知られている(特公昭61−490
71号)。これにおいては、ブラシロール列とストリッ
プの高さを合わせるために、ストリップを載せるテーブ
ルを上下動し得るようにしている。これによっては、ス
トリップに対するブラシロール列の圧接方向が水平のみ
で、それの作用する角度が不変であり、表,裏面エッジ
の何れかにつき、より効果的にブラシロールを作動させ
ることは望めない。つまり、ブラシロール列の作動特性
が単一的である。また、ブラシロール列は各ブラシロー
ルが同じ幅になっている。換言すると、各ブラシロール
は運動の作用力が同じである。このため、列をなすブラ
シロール全体として、運動の作用力と反力とをバランス
させるのに、三つのブラシロールでは、これをなし得な
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ブラ
シロール列をして、ストリップの表面側エッジ−側端面
−裏面側エッジの領域につき、任意の部位をより効果的
に研磨させ得る前述形式のストリップ側端面研磨装置を
開発するにある。
【0005】更に本発明は、最少限三つのブラシロール
の使用で、ブラシロール列全体として、運動の作用力と
反力とをバランスさせることができる前述形式のストリ
ップ側端面研磨装置を開発することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のため、本
発明はストリップの側端面に対応する個所でストリップ
パスライン方向に並列して、当該方向と平行な軸の周り
の方向へ正回転するブラシロールと逆回転するブラシロ
ールとの列で研磨を行うストリップ側端面研磨装置にお
いて、前記ブラシロール回転中心から前記ストリップ側
端面への前記ブラシロールの圧接個所に向けて延びる線
を圧接方向線とし、調整機構によりストリップ幅方向の
垂直面内で、前記圧接方向線と水平線とのなす角の変
位、及び前記圧接方向線の上下変位が可能な架台を定位
置に配置し、該架台に、前記ブラシロールの列として、
第1のブラシロールと、これの倍数宛がその両隣りを占
める、且つ両隣りのものを合して当該ブラシロールと幅
が等しく、片隣りでは1/2幅の第2のブラシロールと
によるものを装備したことを特徴としている。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施態様例を示す図面を参照
して、本発明を説明する。
【0008】図で1がブラシロールであり、ブラシロー
ル1はストリップPの側端面に対応する個所で、ストリ
ップPのパスライン方向に並列された複数による列をな
している。このブラシロール列は、前記パスライン方向
と平行な軸の周りへ正回転するブラシロールと、逆回転
するブラシロールとによる列である。
【0009】2は架台で、架台2はストリップPの左右
両側で定位置に配置されており、ブラシロール1の回転
中心からストリップPの側端面へのブラシロール1の圧
接個所に向けて延びる線を圧接方向線とし、調整機構3
によりストリップPの左右方向つまり幅方向の垂直面内
、前記圧接方向線と水平線とのなす角の変位、及び前
記圧接方向線の上下変位がなされるようになっている。
調整機構3は、油圧ジャッキ31で駆動される楔形をし
た調整部材32によるもので、架台2のストリップP側
の端と反対側の端とに設置されたものを適用できる。調
整機構3は、架台2の角変位、上下変位を肌理細かに行
うことを可能にするために、微調整タイプのものである
ことが好ましい。図示の形式が、その一例である。
【0010】前記架台2に、第1のブラシロール1A
と、このロールの両隣りを占める、且つ両隣りのものを
合して、当該ロールと幅が等しく、片隣りでは1/2幅
の第2のブラシロール1Bとによるロール列が、前記複
数のブラシロール1の列として、装備されている。図示
の形式で、第2のブラシロール1Bは、第1のブラシロ
ール1Aの片側につき一つ宛配置となっているが、複数
配置でもよい。
【0011】第1のブラシロール1Aは、モータ4で駆
動される逆転器5の互いに逆回転される双頭軸の一方の
軸6により、伝動機構7を介して、図2の右側のロール
が左回り,左側のが右回りに回転される。第2のブラシ
ロール1B,1Bは、前記双頭軸の他方の軸8により、
伝動機構9を介して、図2の右側のロールが右回り、左
側のが左回りに回転される。第1のブラシロール1Aは
中空回転軸に取り付けられ、第2のブラシロール1B,
1Bが共通の回転軸に取り付けられ、第1のブラシロー
ル1Aの回転軸の中空を第2のブラシロール1B,1B
の回転軸が貫通している。
【0012】架台2を上下に変位させて、ブラシロール
1の列をストリップP側端と正対する高さに位置させる
と、ストリップP側端面に対するブラシロール列の圧接
角度は90度、つまりその作用特性は水平の向きであ
る。この場合には、ブラシロール列はストリップ側端面
をより効果的に研磨するよう働く。
【0013】架台2をストリップP幅方向の垂直面内で
角変位させると、ストリップPと反対側の端が上昇する
角変位では、ストリップPに対するブラシロール1の列
の圧接方向つまり作用特性の向きは、ブラシロールの中
心からストリップ上面側エッジへ低く傾斜している。こ
の態様では、ブラシロール列の研磨はストリップ上面側
エッジに対しより効果的となる。
【0014】架台2の角変位が前記と逆のときは、ブラ
シロール列の作用特性の向きも逆に下方から上方への傾
斜となり、ストリップ下面側エッジに対しブラシロール
列がより効果的に作動する。
【0015】本発明でブラシロール1の列をブラシロー
ル1Aと、これの両隣りを占める、且つ両隣りのものを
合して該ロール1Aと幅が等しく、片隣りでは1/2幅
のブラシロール1Bとによるものとしたことは、それら
が互いに逆方向へ回転することと共に、最少限、三つの
ブラシロールで以て、ブラシロール列全体として運動の
作用力と反力とがバランスすることをもたらす。
【0016】
【発明の効果】本発明は上記の作用をするため、ブラシ
ロール列をして、ストリップの表面側エッジ−側端面−
裏面側エッジの領域につき、任意部位をより効果的に研
磨させることができ、また最少限三つのブラシロールの
使用で、ブラシロール列全体として、運動の作用力と反
力とをバランスさせることが可能な冒頭に述べた形式の
ストリップ側端面研磨装置を開発することの課題を達成
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る装置の一例を示す平面図である。
【図2】図1に示した装置の表面図である。
【符号の説明】
1A 第1のブラシロール 1B 第2のブラシロール 2 架台 3 調節機構

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストリップの側端面に対応する個所でス
    トリップパスライン方向に並列して、当該方向と平行な
    軸の周りの方向へ正回転するブラシロールと逆回転する
    ブラシロールとの列で研磨を行うストリップ側端面研磨
    装置において、前記ブラシロール回転中心から前記スト
    リップ側端面への前記ブラシロールの圧接個所に向けて
    延びる線を圧接方向線とし、調整機構によりストリップ
    幅方向の垂直面内で、前記圧接方向線と水平線とのなす
    角の変位、及び前記圧接方向線の上下変位が可能な架台
    を定位置に配置し、該架台に、前記ブラシロールの列と
    して、第1のブラシロールと、これの倍数宛がその両隣
    りを占める、且つ両隣りのものを合して当該ブラシロー
    ルと幅が等しく、片隣りでは1/2幅の第2のブラシロ
    ールとによるものを装備したことを特徴とするストリッ
    プ側端面研磨装置。
JP18010593A 1993-07-21 1993-07-21 ストリップ側端面研磨装置 Expired - Lifetime JP3273274B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18010593A JP3273274B2 (ja) 1993-07-21 1993-07-21 ストリップ側端面研磨装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18010593A JP3273274B2 (ja) 1993-07-21 1993-07-21 ストリップ側端面研磨装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0732253A JPH0732253A (ja) 1995-02-03
JP3273274B2 true JP3273274B2 (ja) 2002-04-08

Family

ID=16077516

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18010593A Expired - Lifetime JP3273274B2 (ja) 1993-07-21 1993-07-21 ストリップ側端面研磨装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3273274B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5834755A (ja) * 1981-08-17 1983-03-01 クンツ・マシ−ネン−・ウント・アパラ−テバウ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 薄板又はそれに類似したものをばり取りする機械
JPH0417318Y2 (ja) * 1987-01-16 1992-04-17
JPS63166346U (ja) * 1987-04-17 1988-10-28
JPH0241859A (ja) * 1988-08-02 1990-02-13 Sumitomo Metal Ind Ltd めっき鋼帯の両側面研削設備

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0732253A (ja) 1995-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3964404B2 (ja) ひげそり装置
US7178273B2 (en) Cutting device for cutting trenches in the ground
JPH0464484U (ja)
JPS63229086A (ja) 切断ユニット
JPS5856789A (ja) ハンドリング装置
JP3273274B2 (ja) ストリップ側端面研磨装置
US7003997B2 (en) Method and apparatus to reduce deformation in sheets cut by cutting tool
US4108541A (en) Electrically controlled rear-view mirror with two coaxial rocking systems
JP3624265B2 (ja) ストリップ側端面研磨装置
JP3627065B2 (ja) 金属ストリップ側端研磨装置
JPS601600A (ja) 散乱放射線除去装置
JPS582775B2 (ja) ハンエントウジヨウニマルメラレタ カミノサイダンソウチ
JP3921149B2 (ja) 農作業機
US5477579A (en) Polishing and scrubbing pad
JP3617279B2 (ja) トロイダル型無段変速機のローディングカム装置のカムディスク
JPH0116185Y2 (ja)
JP3849918B2 (ja) ウェーハ研磨装置
JPS6323380Y2 (ja)
JPS6319304B2 (ja)
JPH0734773B2 (ja) 椅子のシート部を固定する装置
JPS621437Y2 (ja)
JPH0544075Y2 (ja)
JPH01176759U (ja)
JPS62107910A (ja) 溶接機用ピンプル電極チップの自動成形装置
JPS61230615A (ja) 磁気テープ装置で磁気ヘツドを清掃するための装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080201

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090201

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090201

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100201

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110201

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120201

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130201

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130201

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140201

EXPY Cancellation because of completion of term