JPS621437Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS621437Y2 JPS621437Y2 JP3933481U JP3933481U JPS621437Y2 JP S621437 Y2 JPS621437 Y2 JP S621437Y2 JP 3933481 U JP3933481 U JP 3933481U JP 3933481 U JP3933481 U JP 3933481U JP S621437 Y2 JPS621437 Y2 JP S621437Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating
- protrusions
- operating rod
- knob
- grill
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 16
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims description 9
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案は回転グリル付扇風機に関するものであ
る。
る。
従来の回転グリル付扇風機としては、電動機に
より駆動される送風用羽根の前方に、左右いずれ
の方向にも回転可能な同期電動機により駆動され
る回転グリルを有し、この回転グリルの周囲に複
数の突起を設け、この回転グリルの回転範囲を規
制したり、あるいは回転、停止を行なうように前
記突起に当接するストツパー装置を設けたものが
開発されている。実開昭55−132393号公報に記載
の扇風機もこの種の分野に入る。
より駆動される送風用羽根の前方に、左右いずれ
の方向にも回転可能な同期電動機により駆動され
る回転グリルを有し、この回転グリルの周囲に複
数の突起を設け、この回転グリルの回転範囲を規
制したり、あるいは回転、停止を行なうように前
記突起に当接するストツパー装置を設けたものが
開発されている。実開昭55−132393号公報に記載
の扇風機もこの種の分野に入る。
これらの扇風機は、床に置かれて使用され、又
可搬形となつているので比較的軽量に作られてい
る。
可搬形となつているので比較的軽量に作られてい
る。
そして、前記ストツパー装置は、前面に設けた
摘みで操作されるようになつており、一見操作し
易いようにも思えるが、摘み操作中、後方に操作
力が加わるとたやすく転倒してしまう虞れをもつ
ているものである。
摘みで操作されるようになつており、一見操作し
易いようにも思えるが、摘み操作中、後方に操作
力が加わるとたやすく転倒してしまう虞れをもつ
ているものである。
本考案は、摘み操作中扇風機が転倒したりせ
ず、回転グリル本来の機能である偏向機能の増大
を計り、かつ操作性の優れた扇風機を提供するこ
とである。
ず、回転グリル本来の機能である偏向機能の増大
を計り、かつ操作性の優れた扇風機を提供するこ
とである。
本考案は、回転グリルを有する扇風機におい
て、回転グリルの背面外周に中心からの距離を異
ならせた複数の突起を設け、前記本体枠の上方に
上下方向に支持され、上方突出部に摘みを具備す
る操作杆を回転自在に設け、更に、この操作杆の
下部には上下位置を異ならせた複数のストツパー
を設け、前記摘みによる操作杆の回転位置により
前記突起にストツパーをそれぞれ選択して当接す
るようにすると共に、操作杆を前記回転位置に保
持する節度機構を設けたものであつて、これによ
つて、摘みに過大な押圧力が加えられてもその方
向が下方であり、転倒の虞れはなく、又、背面外
周に突起を設けたので外周面に突起を設けるもの
に比し、風を偏向する格子をより外周まで延ばす
ことができ、それだけ偏向性能の向上を図れるも
のである。
て、回転グリルの背面外周に中心からの距離を異
ならせた複数の突起を設け、前記本体枠の上方に
上下方向に支持され、上方突出部に摘みを具備す
る操作杆を回転自在に設け、更に、この操作杆の
下部には上下位置を異ならせた複数のストツパー
を設け、前記摘みによる操作杆の回転位置により
前記突起にストツパーをそれぞれ選択して当接す
るようにすると共に、操作杆を前記回転位置に保
持する節度機構を設けたものであつて、これによ
つて、摘みに過大な押圧力が加えられてもその方
向が下方であり、転倒の虞れはなく、又、背面外
周に突起を設けたので外周面に突起を設けるもの
に比し、風を偏向する格子をより外周まで延ばす
ことができ、それだけ偏向性能の向上を図れるも
のである。
以下、本考案の一実施例を図に基づき説明す
る。1は風の方向に変える複数の偏向翼1cを有
する回転グリルで、外周は歯形となつている。該
回転グリル1は左右いずれの方向にも回転可能な
同期電動機8により歯車9を介して駆動される。
この回転グリル1は電動機(図示せず)により駆
動される送風用羽根7の前方に配置されている。
回転グリル1の背面外周にはその中心からの距離
がl1なる位置に90゜ピツチで4ケ所に、さらに中
心からの距離がl2なる位置に180゜ピツチで2ケ
所にそれぞれ突起1a及び1bが設けられてい
る。本体枠6の上部には回転グリル1の回転を規
制する規制板2がばね3を介して取付けられ摘み
5の操作により操作杆4を通して規制板2が回転
する。操作杆4には突起4aが設けられ摘み5を
回すことにより前記突起4aは扇風機本体6に設
けられた120゜ピツチの山形のテーパー面に沿つ
て移動し、ばね3によりテーパーの谷の溝の位置
に配置される。この規制板2、ばね3、操作杆
4、摘み5にて規制部材を構成している。前記規
制板2には120゜ずらした位置に各々ストツパー
2a,2bが設けられストツパー2aは回転グリ
ル1に設けられた突起1aと当たるような高さ
に、また摘み5を120゜回したときストツパー2
bが回転グリル1に設けられた突起1bと当たる
ような高さになつている。さらに摘み5を120゜
回した位置ではストツパー2a,2bいずれも回
転グリル1の突起には当たらない構造となつてい
る。即ち摘み5の操作により、ストツパー2aと
突起1aが当たる位置に規制板2をセツトすれば
回転グリル1は90゜の範囲でまた摘み5を120゜
回してストツパー2bご突起1bが当たる位置に
規制板2をセツトすれば回転グリル1は180゜の
範囲で往復回転を行なう。さらに摘み5を120゜
回してストツパー2a,2bのいずれも回転グリ
ル1の突起1a,1bに当たらない位置に規制板
2をセツトすれば回転グリル1は回転を規制され
ず連続回転を行なう。
る。1は風の方向に変える複数の偏向翼1cを有
する回転グリルで、外周は歯形となつている。該
回転グリル1は左右いずれの方向にも回転可能な
同期電動機8により歯車9を介して駆動される。
この回転グリル1は電動機(図示せず)により駆
動される送風用羽根7の前方に配置されている。
回転グリル1の背面外周にはその中心からの距離
がl1なる位置に90゜ピツチで4ケ所に、さらに中
心からの距離がl2なる位置に180゜ピツチで2ケ
所にそれぞれ突起1a及び1bが設けられてい
る。本体枠6の上部には回転グリル1の回転を規
制する規制板2がばね3を介して取付けられ摘み
5の操作により操作杆4を通して規制板2が回転
する。操作杆4には突起4aが設けられ摘み5を
回すことにより前記突起4aは扇風機本体6に設
けられた120゜ピツチの山形のテーパー面に沿つ
て移動し、ばね3によりテーパーの谷の溝の位置
に配置される。この規制板2、ばね3、操作杆
4、摘み5にて規制部材を構成している。前記規
制板2には120゜ずらした位置に各々ストツパー
2a,2bが設けられストツパー2aは回転グリ
ル1に設けられた突起1aと当たるような高さ
に、また摘み5を120゜回したときストツパー2
bが回転グリル1に設けられた突起1bと当たる
ような高さになつている。さらに摘み5を120゜
回した位置ではストツパー2a,2bいずれも回
転グリル1の突起には当たらない構造となつてい
る。即ち摘み5の操作により、ストツパー2aと
突起1aが当たる位置に規制板2をセツトすれば
回転グリル1は90゜の範囲でまた摘み5を120゜
回してストツパー2bご突起1bが当たる位置に
規制板2をセツトすれば回転グリル1は180゜の
範囲で往復回転を行なう。さらに摘み5を120゜
回してストツパー2a,2bのいずれも回転グリ
ル1の突起1a,1bに当たらない位置に規制板
2をセツトすれば回転グリル1は回転を規制され
ず連続回転を行なう。
而して、同期電動機8を駆動して歯車9を介し
て回転グリル1を回転する。この回転グリル1の
回転方向は、同期電動機8の駆動開始時の回転方
向によつて決定される。回転グリル1が回転して
その突起1aが規制板2のストツパー2a或いは
2bに当接すると、同期電動機8に加わる負荷が
所定値以上になり、これによつて同期電動機8の
回転方向が逆転する。従つて、回転グリル1の回
転方向も逆転する。
て回転グリル1を回転する。この回転グリル1の
回転方向は、同期電動機8の駆動開始時の回転方
向によつて決定される。回転グリル1が回転して
その突起1aが規制板2のストツパー2a或いは
2bに当接すると、同期電動機8に加わる負荷が
所定値以上になり、これによつて同期電動機8の
回転方向が逆転する。従つて、回転グリル1の回
転方向も逆転する。
前記構成において、摘み5を本体枠6の上部に
設けたので、操作力が過大でも下方向に加わるだ
けなので転倒の虞れを有しない。
設けたので、操作力が過大でも下方向に加わるだ
けなので転倒の虞れを有しない。
又、回転グリルの外周背面に突起を設けたので
突起を外周面に設けるものに比し、偏向格子を外
周縁まで十分に延ばすことができ、それだけ、回
転グリルの偏向機能が向上する。
突起を外周面に設けるものに比し、偏向格子を外
周縁まで十分に延ばすことができ、それだけ、回
転グリルの偏向機能が向上する。
尚、回転グリルの突起1aがストツパー2a或
いは2bに当接する際の衝撃力は、規制板2の回
転方向に加わる。規制板2は、ばね3のばね力に
てその一部(突起4a)がテーパー面6Aに接触
しているので、前記衝撃力によつてテーパー面を
若干移動してその衝撃力を吸収する。これによつ
て、回転グリル1の反転がスムーズに行なわれ
る。
いは2bに当接する際の衝撃力は、規制板2の回
転方向に加わる。規制板2は、ばね3のばね力に
てその一部(突起4a)がテーパー面6Aに接触
しているので、前記衝撃力によつてテーパー面を
若干移動してその衝撃力を吸収する。これによつ
て、回転グリル1の反転がスムーズに行なわれ
る。
本考案は、回転グリルを有する扇風機におい
て、回転グリルの背面外周に中心からの距離を異
ならせた複数の突起を設け、前記本体枠の上方に
上下方向に支持され、上方突出部に摘みを具備す
る操作杆を回転自在に設け、更に、この操作杆の
下部には上下位置を異ならせた複数のストツパー
を設け、前記摘みによる操作杆の回転位置により
前記突起にストツパーをそれぞれ選択して当接す
るようにすると共に、操作杆を前記回転位置に保
持する節度機構を設けたものであるから、これに
よつて、摘みに過大な押圧力が加えられてもその
方向が下方であり、転倒の虞れがなく、又、背面
外周に突起を設けたので外周面に突起を設けるも
のに比し、風を偏向する格子をより外周まで延ば
すことができ、それだけ偏向性能の向上が図れる
ものである。
て、回転グリルの背面外周に中心からの距離を異
ならせた複数の突起を設け、前記本体枠の上方に
上下方向に支持され、上方突出部に摘みを具備す
る操作杆を回転自在に設け、更に、この操作杆の
下部には上下位置を異ならせた複数のストツパー
を設け、前記摘みによる操作杆の回転位置により
前記突起にストツパーをそれぞれ選択して当接す
るようにすると共に、操作杆を前記回転位置に保
持する節度機構を設けたものであるから、これに
よつて、摘みに過大な押圧力が加えられてもその
方向が下方であり、転倒の虞れがなく、又、背面
外周に突起を設けたので外周面に突起を設けるも
のに比し、風を偏向する格子をより外周まで延ば
すことができ、それだけ偏向性能の向上が図れる
ものである。
第1図は本考案の回転グリル付扇風機の正面
図、第2図は同扇風機の一部拡大縦断面図、第3
図は同扇風機の回転グリル及び同期電動機を示す
正面図、第4図は同扇風機の回転グリルと規制板
との関係を示す平面図である。 1……回転グリル、2……規制板、3……ば
ね、4……操作杆、5……摘み、6……本体、7
……羽根、8……同期電動機、9……歯車、1
a,1b……突起、2a,2b……ストツパー。
図、第2図は同扇風機の一部拡大縦断面図、第3
図は同扇風機の回転グリル及び同期電動機を示す
正面図、第4図は同扇風機の回転グリルと規制板
との関係を示す平面図である。 1……回転グリル、2……規制板、3……ば
ね、4……操作杆、5……摘み、6……本体、7
……羽根、8……同期電動機、9……歯車、1
a,1b……突起、2a,2b……ストツパー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 電動機により駆動される送風用羽根の前方で、
正逆いずれの方向にも回転可能な同期電動機によ
り駆動される回転グリルを本体枠に設け、この回
転グリルに複数個の突起を形成し、前記回転グリ
ルの回転方向に反転させるように前記突起に当接
自在の規制部材を備えた回転グリル付扇風機にお
いて、 前記回転グリルの背面外周に中心からの距離を
異ならせた複数の突起を設け、前記本体枠の上方
に上下方向に支持され、上方突出部に摘みを具備
する操作杆を回転自在に設け、更に、この操作杆
の下部には上下位置を異ならせた複数のストツパ
ーを設け、前記摘みによる操作杆の回転位置によ
り前記突起にストツパーをそれぞれ選択して当接
するようにすると共に、操作杆を前記回転位置に
保持する節度機構を設けたことを特徴とする回転
グリル付扇風機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3933481U JPS621437Y2 (ja) | 1981-03-20 | 1981-03-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3933481U JPS621437Y2 (ja) | 1981-03-20 | 1981-03-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57152492U JPS57152492U (ja) | 1982-09-24 |
JPS621437Y2 true JPS621437Y2 (ja) | 1987-01-13 |
Family
ID=29836461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3933481U Expired JPS621437Y2 (ja) | 1981-03-20 | 1981-03-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS621437Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-03-20 JP JP3933481U patent/JPS621437Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57152492U (ja) | 1982-09-24 |
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