JPH07162400A - 光通信方法及び光通信システム - Google Patents

光通信方法及び光通信システム

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JPH07162400A
JPH07162400A JP5309299A JP30929993A JPH07162400A JP H07162400 A JPH07162400 A JP H07162400A JP 5309299 A JP5309299 A JP 5309299A JP 30929993 A JP30929993 A JP 30929993A JP H07162400 A JPH07162400 A JP H07162400A
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clock
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transmission
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    • H04J3/06Synchronising arrangements
    • H04J3/0635Clock or time synchronisation in a network
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、複数の光通信装置を接続して構成
されるスター型相互結合網において、信号を受信する際
のクロック同期にかかる時間を大幅に減少することを目
的とするものである。 【構成】 2つのスター型結合網を設け、一方のスター
型結合網では中央結合部に光信号を送受信できる光送受
信装置を持ち、そこから基準クロックで信号を各光通信
装置に送信し、各光通信装置では、その信号から受信ク
ロックを抽出し、一方各光通信装置が持つ発振器による
クロックで中央に信号を送信し、光送受信装置ではその
信号を受信してそのクロックと基準クロックを比較して
その誤差信号を各光通信装置に送り各光通信装置ではそ
の誤差信号をもとに送信する信号のクロックを制御して
送信クロックを決定し、もう一方のスター型結合網にお
いて送信時は前記送信クロックを、受信時は前記受信ク
ロックを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スター型光結合網にお
ける光通信方法、及び光通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年光ファイバ通信は様々な分野で用い
られるようになってきており、例えばコンピュ−タネッ
トワ−ク、オ−ディオインタ−フェ−ス等に使われてい
る。
【0003】離れて設置した通信装置間で通信を行なう
ためには伝送したいデータを送受信するだけでなく、ク
ロック情報も同時に送るか、もしくは共有する必要があ
る。例えば、FDDI等、従来のコンピュ−タネットワ
−クでは、1本の伝送系において、デ−タにクロック情
報を含ませて送る自己同期方式を採用している。自己同
期方式では、図18に示すようにO/E変換器1801
で光電気変換をした信号から、クロック抽出回路180
2でクロックを抽出し、PLL(PhaseLock
Loop)回路1803によって受信側でクロックを再
生することが、必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記のような従来例では、PLLにおいて受信クロックの
ジッタを取り除き、安定させるためには、追随性を故意
に悪くしなければならず、伝送路の接続にかかるオ−バ
−ヘッドが大きくなってしまう欠点により伝送速度を下
げており、頻繁にコネクションの張り替えを要求するよ
うな伝送路には適応できなかった。また、高速な引き込
みが可能なPLL技術としてディジタルPLLがある
が、VCO(Voltage Control Osc
illator)にカウンタを使用し、原振に再生クロ
ックよりも遙かに高い周波数(32倍程度が望まれてい
る)が必要になるため、100MHz程度のクロックを
使用する光伝送には、用いることが出来ない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、適宜位置に
設置した複数の光通信装置をスター型に結合し、該スタ
ー型の結合点に光送受信装置を有し、更に該光送受信装
置近傍にスターカプラを設けて各光通信装置と接続する
ことにより構成した別のスター型結合網を有する光通信
システムにおける光通信方法であって、前記光送受信装
置から各光通信装置に光信号を送るときのクロックを基
準クロックとし、各光通信装置からの光信号を前記光送
受信装置が受信したときの受信クロックと該基準クロッ
クを比較して得た信号を前記光送受信装置から各光通信
装置に送り、該信号をもとに各光通信装置で送信クロッ
クを制御することによって、各光通信装置からの光信号
が前記光送受信装置に受信されたときの受信クロックが
基準クロックと同位相になるようにし、前記別のスター
型結合網における各光通信装置の送信クロックとして
は、前記制御を行った送信クロックを用い、受信クロッ
クとしては、前記基準クロックを受信して得た受信クロ
ックを用いることを特徴とする光通信方法を実現するこ
とにより、実データ伝送を行う伝送経路接続のオーバー
ヘッドを劇的に減少させ、実データ伝送速度の低下を招
くことなく、頻繁にコネクションの張り替えを行なう光
伝送路を、実現することが可能となる。
【0006】
【実施例】図1は本実施例のシステム構成を表す図であ
る。101〜104は光通信装置を有する計算ノード、
105は各ノードを接続するコンセントレータ、106
〜113は第1の光伝送路、及び第2の光伝送経路群を
構成する光ファイバケーブルであって、各ノードとコン
セントレータとを接続するものであり、第2の光伝送経
路上を伝送されるアービトレーション用波長、第1の光
伝送経路上を伝送されるデータ転送用波長としてλ0〜
λ2の3波長の光が波長多重されている。114〜11
7はアービトレーション用波長(λ0)とデータ転送用
波長(λ1、λ2)とを合波する合波器、118〜12
1は各ノードより波長多重化して入力される光信号をλ
0とλ1、λ2とに分波する分波器である。
【0007】122はアービタであり、各ノードからの
光信号を受信し、また各ノードへ光信号を送信すること
ができる光送受信装置を有している。123はスター型
の第1の光伝送経路の構成要素である光スター・カプラ
である。本構成においては、入力4、出力4の光スター
カプラとなっている。また、本構成においては、ノード
数4、データ転送用波長数2となっているがこれは制限
されるものではない。但し、データ転送用波長数は、ノ
ード数の半分以上であることが望ましい。
【0008】図2は計算ノードを表す図である。101
は図1のノードAを示す。ノードB、ノードC、ノード
Dにおいても、構成は同様である。201は計算ノード
内のプロセッサであり、206のRAM、207のRO
Mに格納されたプログラムやデータに基づき、202の
ディスプレイ・コントローラ、203のI/Oコントロ
ーラ等を用いて、種々の情報処理を行うものである。こ
の構成は汎用コンピュータとして一般的なものであり、
本発明により限定されるものではない。208は計算ノ
ード内のデータ・バス、209は同じくアドレス・バ
ス、210は同じくコントロール・バスである。これら
のバスはプロセッサ201に備えられるバス・アービト
レーション機能により調停され、201のプロセッサと
205の光データ・インタフェースによるデータの転送
に使用される。204は光アービタ・インタフェースで
ある。205は光データ・インタフェースである。21
3はλ0を光電変換する受信器、215はλ1、λ2の
波長を選択して光電変換する受信器、214はλ0の波
長を発光する送信器、216はλ1、λ2の波長の光を
選択的に発光する送信器である。217はコンセントレ
ータより入力される光信号をアービトレーション用波長
(λ0)とデータ転送用波長(λ1、λ2)とに分波す
る分波器である。218は214、216より発光され
た異なる波長の光信号を合波する合波器である。211
は受信器(215)と送信器(216)に対する波長制
御信号である。212は光アービタ・インタフェース
(204)と光データ・インタフェース(205)間の
情報伝達信号線群である。219は受信機213内にあ
る第1の抽出手段であり、後述するクロック抽出回路6
05から出力される受信用のクロック、220は受信器
213内にある第2の発振手段であり、後述する発振回
路607から出力される送信用のクロック、221はデ
ィスプレイ装置、222はキーボード、223はディス
ク装置である。
【0009】図3はコンセントレータ(105)内の1
22のアービタのブロック図を表す図である。301〜
304は受信器であり、各々コンセントレータ(10
5)内の118〜121の分波器により分波されたアー
ビトレーション用波長(λ0)の光信号を受け、それを
電気信号に変換しパラレルデータで出力するものであ
る。305〜308は送信器であり、各々114〜11
7の合波器にアービトレーション用波長(λ0)の光信
号を出力するものである。309〜312は受信器30
1〜304内にある第2の抽出手段であり、後述するク
ロック抽出回路406からそれぞれ出力される受信クロ
ック、313は第1の発振手段である基準クロック発生
器、315は基準クロック、314はアービトレーショ
ン・コントロール・マイクロコントローラ(以下ACM
C)である。本実施例ではACMCにプログラムROM
及び作業領域用のRAMを内蔵したマイクロコントロー
ラを用いたが、本実施例で記載する機能を有するディス
クリート構成の回路でもよく、本発明により制限される
ものではない。316はアービタ(122)内のデータ
・バスである。317〜320は各ノードからのアービ
トレーション・リクエスト・パケットが受信されたこと
をACMCに知らせる受信検出信号である。321〜3
28は各々、送信器、受信器のいずれかをACMC(3
14)が選択するための選択信号である。
【0010】図4は、アービタ(122)内の受信器
(301)である。但し、その他の受信器(302〜3
04)の構成も同様である。405は波長λ0の光を光
電変換するフォトダイオード(PD)、404は増幅回
路、407は増幅回路の増幅率をコントロールするAG
C(Automatic Gain Control)
回路、403は受信信号を2値化する識別再生回路、4
06は第2の抽出手段であり、受信信号からクロックを
抽出する回路、402は2値化されたシリアル受信デー
タをパラレルデータに変換する回路、401はパラレル
データを一時蓄えておくバッファである。
【0011】図5は、アービタ(122)内の送信器
(305)である。但し、その他の送信器(306〜3
08)の構成も同様である。503は送信データを一時
蓄えておくためのバッファ、504、5050506は
第1の送信手段を構成するものであり、504はパラレ
ル送信データをシリアルデータに変換する回路、506
は波長λ0で発光するレーザダイオード(LD)、50
5はシリアル送信データにより506のLDを強度変調
するためのパルス駆動回路、501は位相比較手段であ
り、受信クロックと基準クロックの位相を比較し、位相
差をDCで出力する回路、507、508、502、5
09、510は光パワー制御手段を構成する要素であ
り、507は波長λ0の光をモニタするPD、508
は、PD(507)のピーク値を一時ホールドする回
路、、502は、位相比較器(501)の出力に比例し
て変化する基準電圧、509はホールドされたピーク値
と基準電圧の差分を求めるための差動増幅回路、510
は差動増幅回路(509)の出力を受けて、LD(50
6)のピークパワーを決定するためのバイアス駆動回路
である。
【0012】図6は、ノードA(101)内の受信器0
(213)である。603は増幅回路、604、60
6、608は光パワー検出手段を構成するものであり、
604は波長λ0の光を光電変換するPD、606はP
Dの出力のピーク値を一時ホールドするピークホールド
回路、608はピークホールド回路(606)でホール
ドされたピーク値をもとに増幅回路の増幅率をコントロ
ールするAGC回路、602は受信信号を2値化する識
別再生回路、605は第1の抽出手段であり、受信信号
からクロックを抽出する回路、601は2値化されたシ
リアル受信データをパラレルデータに変換する回路、6
07は第2の発振手段であり、AGC回路(608)が
増幅率をコントロールする値を参照して発振周波数を微
小変化させる発振回路である。
【0013】図7は、ノードA(101)内の送信器0
(214)である。701、703702は第2の送信
手段であり、701はパラレル送信データをシリアルデ
ータに変換する回路、703は波長λ0で発光するL
D、702はシリアル送信データにより703のLDを
強度変調するためのパルス駆動回路、704は波長λ0
の光をモニタするPD、705は、PD(704)のピ
ーク値を一時ホールドする回路、706は基準電圧発生
器、707はホールドされたピーク値と基準電圧の差分
を求めるための差動増幅回路、708は差動増幅回路
(707)の出力を受けて、LD(703)のピークパ
ワーを決定するためのバイアス駆動回路である。
【0014】図8は、ノードA(101)内の受信器1
(215)である。804は受信手段であり、波長λ1
もしくはλ2の光を選択的に光電変換するPD、803
は増幅回路、805はPD(804)の出力をピークホ
ールドする回路、806は増幅回路の増幅率をコントロ
ールするAGC回路、802は受信信号を2値化する識
別再生回路、801は2値化されたシリアル受信データ
をパラレルデータに変換する回路である。
【0015】図9は、ノードA(101)内の送信器1
(216)である。901、902、903は第3の送
信手段であり、901はパラレル送信データをシリアル
データに変換する回路、903は波長λ1もしくはλ2
で選択的に発光するLD、902はシリアル送信データ
により903のLDを強度変調するためのパルス駆動回
路、904は波長λ1もしくはλ2の光を選択的にモニ
タするPD、905は、PD(904)のピーク値を一
時ホールドする回路、906は基準電圧発生器、907
はホールドされたピーク値と基準電圧の差分を求めるた
めの差動増幅回路、908は差動増幅回路(907)の
出力を受けて、LD(903)のピークパワーを決定す
るためのバイアス駆動回路である。
【0016】図10はシステム全体のアドレス・マップ
である。本実施例では、システム全体のアドレス・マッ
プ4GB(B:byte)を4つのノードに振り分けて
使用している。
【0017】ここで、ノードA(101)のプロセッサ
(201)がノードB(102)のRAM 中のアドレ
ス40000000hから8Byteのデータを読み出
す場合の動作を示す。
【0018】<フェーズ1>アービトレーションリクエ
ストパケットの送信 ノードAのCPU(201)は、ノード内部のバスの使
用権を獲得し、40000000hをアドレスバス(2
09)に、リードアクセス、8バイトアクセスを示す信
号をコントロールバス(210)に出力する。光アービ
タインタフェース(204)は、アドレスデコードをし
て、該アドレスに該当するものが自ノード内にないこと
から、自ノード外へのアクセスが発生したことを検知す
る。そして、光データインタフェース(205)にバス
の内容をラッチするようにデータ送受信要求信号(21
2)によって指示する。また、ノードBへの接続を要求
するアービトレーションリクエストパケット(:AR
P、図11)を作成し、λ0の波長の光を発光する送信
器(214)に出力する。但し、ARPは、パラレル/
シリアル変換回路(701)で変換された後のデータ形
式で表してある。ARPはパラレル/シリアル変換器
(701)において、4B/5B変換等のシリアル伝送
に適する符号形態に変換されて出力される。また、AR
Pが発生しない時には、パラレル/シリアル変換器(7
01)は、コンセントレータ(105)中のアービタ
(122)との同期を保つために、0レベル、1レベル
の遷移が充分で、且つDC成分の発生しないようなアイ
ドルパケットを生成し、出力し続ける。アイドルパケッ
トは、入力側にとっては、伝送路のコネクションが継続
していることを認識するのに必要とされるが、意味を持
たないパケットであるので、アービタ(122)におい
て廃棄される。パルス駆動回路(702)は、ARPに
よって703のLDの駆動を強度変調し発光させる。L
D(703)はARPを合波器(218)に対してλ0
の波長の光として出力する。但し、λ0の光は、704
のPDによってモニタされ、705のピークホールド回
路によってピーク値をホールドされる。ピーク値は、7
07の差動増幅回路によって706の基準電圧との差分
がとられ、708のバイアス駆動回路に入力される。バ
イアス駆動回路(708)は差動増幅回路(707)の
出力如何によってLD(703)の直流バイアス電流を
コントロールする。すなわち、ピーク値が基準電圧より
も大きければ直流バイアス電流を減少させ、小さければ
増大させる。以上の動作により、光信号出力λ0は、常
に一定のパワーにコントロールされるようフィードバッ
クされている。ARPは光ケーブル(107)中を波長
λ0の光として伝搬する。
【0019】<フェーズ2>アービトレーションと接続
要求パケットの送信 コンセントレータ内の分波器(118)は波長λ0の光
を分波して、受信器(301)に出力する。従って、ノ
ードAから出力されたARPは、PD(405)で光電
変換され増幅回路(404)に出力される。同時にその
出力は、407のAGC回路にも入力されており、AG
C回路(407)は、PD(405)の出力のピークパ
ワーが一定になるように常に増幅回路(404)のゲイ
ンをコントロールする。言い替えれば、ARPが送信さ
れていない時でもアイドルパケットが送られてくるので
識別再生回路(403)に入力される信号のピークレベ
ルは一定に保たれる。増幅回路(404)の出力は、4
03の識別再生回路で2値化され、また、406のクロ
ック抽出回路でクロックが抽出される。クロック抽出回
路(406)は水晶発振子を備えその出力を受信信号の
エッジにたいして、PLLをかけることにより、クロッ
クの抽出を行なう。識別再生回路(403)で2値化さ
れた受信データは、402のシリアル/パラレル変換回
路に入力される。シリアル/パラレル変換回路(40
2)は受信クロック(309)で動作し、受信シリアル
・データに対し5B/4B変換、パラレル変換等を行な
う。もし、パケットがアイドルパケットであれば廃棄
し、ARPであればそれをを認識してバッファ(40
1)に出力し、受信検出信号(317)をアサートする
ことにより、ACMCにARPが届いていることを知ら
せる。するとACMCは321の選択信号をアサートす
ることで301の受信器を選択して、データ・バス(3
16)を介して、ノードAから送られてきたARPを読
み出す。その後、このパケットを解析し、伝送路の使用
要求がノードA・ノードB間の接続要求であることを検
出する。ACMCはどことどこのノードがどの波長を使
って通信しているかを表す伝送路使用状態フラグを内部
のRAMにソフト的に備えており、この伝送路使用状態
フラグを見て、接続先ノード(本動作例の場合、ノード
B)がノード外からのアクセスを受け付け可能であるか
否か、いずれの波長が現在使用可能であるかをチェック
する。ノードBがノード外からのアクセスを受け付け可
能な状態であれば、空いている波長(例えばλ1)を割
り当て、図12に示す接続準備要求パケットを作成し、
選択信号325及び326をアサートすることにより3
05及び306の送信器に書き込み、伝送路使用状態フ
ラグを、ノードBがノード外からのアクセスを受け付け
中であること、及び割り当てた波長(λ1)が使用中で
あることを示す状態に更新する。ノードBがノード外か
らのアクセスを受け付け不可能な場合、或は空いている
波長がなかった場合、後記する終了パケットの到着を検
出するか、または別のARPの到着を検出するまで、A
CMCはアイドル状態となる。別のARPが到着した場
合は同様な調停動作が行われ、ノードBが係わる伝送路
に関する終了パケットが到着した場合や波長が空いた場
合は、同様にして接続準備要求パケット(図12)を作
成し、選択信号325、326をアサートすることによ
り305及び306の送信器に書き込み、伝送路使用状
態フラグを更新する。書き込まれた接続準備要求パケッ
トは、305と306のそれぞれの送信器においてま
ず、503のバッファにバッファリングされる。504
のパラレル/シリアル変換回路は、送信データを315
の基準クロックのタイミングで4B/5B変換等でシリ
アル信号に変換する。このパラレル/シリアル変換回路
(504)も送信パケットの存在しない時には、アイド
ルパケットを出力しコネクションを維持する。シリアル
送信データは505のパルス駆動回路で強度変調され、
506のLDがアービトレーション用波長λ0で発光し
光信号を出力する。LD(506)は、LD(703)
と同様にモニタPD(507)、ピークホールド回路
(508)、差動増幅回路(509)及びバイアス駆動
回路(510)のフィードバックによるパワーコントロ
ールがなされている。但し、基準電圧発生器(502)
によって発生される差動増幅回路(509)のリファレ
ンス電圧は501の位相比較器の出力によって変動す
る。すなわち、位相比較器(501)の入力である基準
クロック(315)と受信クロック(309)の位相差
によってバイアス駆動回路(510)が出力する直流バ
イアス電圧が変動する。位相比較器(501)は受信ク
ロック(309)の位相が基準クロック(315)の位
相よりも進んでいれば基準電圧発生器(502)のリフ
ァレンス電圧を減少させ、遅れていればリファレンス電
圧を増加させる。従って、受信クロック(309)の位
相が基準クロック(315)よりも進んでいれば、LD
(506)が発光するパワーは減少し、遅れていればパ
ワーは増加するようにフィードバックがかかる。光信号
出力は114及び115の合波器と106及び108の
光ファイバ・ケーブルを介して、ノードA及びノードB
に出力される。
【0020】<フェーズ3>接続準備 ノードA(101)においては、光ファイバ・ケーブル
(106)を介して入力された光信号が分波器(21
7)で分波され、λ0の光信号が213の受信器0に入
力される。従って、アービタ(122)から出力された
接続準備要求パケットは、PD(604)で光電変換さ
れ増幅回路(603)に出力される。同時にその出力
は、608のAGC回路にも入力されており、AGC回
路(608)は、PD(604)の出力のピークパワー
が一定になるように常に増幅回路(603)のゲインを
コントロールする。接続準備要求パケットが送信されて
いない時でもアイドルパケットが送られてくるので識別
再生回路(602)に入力される信号のピークレベルは
一定に保たれる。増幅回路(603)の出力は、602
の識別再生回路で2値化され、また、605のクロック
抽出回路でクロックが抽出される。
【0021】クロック抽出回路(605)は水晶発振子
を備えその出力を受信信号のエッジにたいして、PLL
をかけることにより、クロックの抽出を行なう。識別再
生回路(602)で2値化された受信データは、601
のシリアル/パラレル変換回路に入力される。シリアル
/パラレル変換回路(601)は受信クロック(21
9)で動作し、受信シリアル・データに対し5B/4B
変換、パラレル変換等を行なう。もし、パケットがアイ
ドルパケットであれば廃棄し、意味のあるパケットであ
ればそれをを認識して光アービタ・インタフェース(2
04)に出力する。また、608のAGC回路のゲイン
コントロール出力は、607の発振回路に入力される。
発振回路(607)は水晶発振子を備えその発振周期を
増幅率で微小変動させる。つまり、増幅率が大きい(光
のパワーが小さい)場合には発振周期を遅くし、増幅率
が小さい(光のパワーが大きい)場合には発振周期を早
くする。このようにして、発振回路(607)は送信用
クロック(220)を発振し出力する。光アービタイン
タフェース(204)は、パケットの到着を認識し、そ
のパケットを解析することで、接続準備要求パケットで
あれば、先に要求を出した接続が許可されたことを知
り、212のデータ送受信要求信号を用いて、光データ
・インタフェース(205)に対して、割り当てられた
波長(λ1)を用いて、図13に示すアクセス・パケッ
トを送出するように指示する。
【0022】一方ノードB(102)においてもノード
Aと全く同様にして、光アービタインタフェース(20
4)は接続準備要求パケットを解析し、光データ・イン
タフェース(205)及び受信器(216)に対してノ
ードAから波長λ1でパケットが送信されることを知ら
せ、パケットの受信を指示する。
【0023】ここでクロックの位相について述べる。図
16は、アービトレーション用波長λ0の信号のノード
A、ノードB、及びアービタにおけるクロックの位相を
示している。アービタ(122)内の各送信器(305
〜308)における送信データ変化のタイミングの元と
なるクロックは基準クロック(315)であり1601
に示されるタイミングで変化する。一方、ノードA(1
01)で受信された送信データは、光ファイバ中の伝搬
遅延のため、受信器0(213)において1602で示
されるクロックタイミングで変化する。すなわち、位相
がta(sec)基準クロックに対して遅れている。
【0024】ところが、ノードAの送信器0(214)
から発生する送信データのタイミングクロックは、アー
ビタ(122)の受信器(301)のクロック抽出回路
(406)で抽出されて送信器(305)の位相比較器
(501)に入力される。位相比較器(501)の出力
は差動増幅回路(509)のリファレンス電圧(50
2)を変化させ、モニタPD(507)、ピークホール
ド回路(508)、バイアス駆動回路(510)のフィ
ードバックにより、LD(506)のパワーを変化させ
る。そして、そのパワー変化は、ノードA(101)の
受信器0(213)のピークホールド回路(606)で
ホールドされ、AGC(608)を通じて発振回路(6
07)で発振する送信用クロックの発振位相を変化させ
る。位相比較器(501)は基準クロック(315)と
受信クロック(309)の位相差がなくなるようにリフ
ァレンス電圧(502)をコントロールするので、定常
状態でのアービタ受信クロックは1606のようにアー
ビタ基準クロックと同位相になり、ノードAの送信クロ
ック(1603)は基準クロックに対して、ta(se
c)位相が進むことになる。
【0025】同様にして、ノードB(102)がノード
A(101)よりもコンセントレータとの距離が離れて
いてノードB受信クロックが1604に示されるように
tb(sec)の位相遅れを生じたとしても、定常状態
においてノードB送信クロックは1605に示されるよ
うにtb(sec)の位相進みを持つようコントロール
されるため、受信器(302)におけるアービタ受信ク
ロックも1606に示される通りとなる。
【0026】クロック(313)や発振回路(607)
で用いられる水晶発振子は、10ppm程度の精度を持
つので、10000クロック(例えば、周波数100M
Hzでは100μsec)程度で制御できていれば、少
なくとも、一方のクロックがもう一方のクロックを追い
越してしまうような現象は発生しない。光は1m進むの
に約3nsecかかるから、例えば100μsecは、
往復20km以上の距離に相当する。
【0027】<フェーズ4>アクセスパケットの送信 ノードA(101)の光データインタフェース(20
5)は、光アービタインタフェース(204)の指示に
基づいて、既にラッチされているバス情報からアクセス
パケット(図13)を組み立て、送信器1(216)に
出力すると共に、送信器1(216)にλ1で発光する
ように211の波長制御信号で指示する。波長制御信号
(211)によりチューナブルLD(903)は発振可
能な波長λ1、λ2のうちλ1を選択的に発振する。送
信データは901のシリアル/パラレル変換回路でシリ
アライズされ、902のパルス駆動回路により強度変調
されて903のLDがドライブされる。但し、そのタイ
ミングクロックは発振回路(607)で生成された送信
クロック(220)である。シリアル/パラレル変換回
路(901)は、他のノードとの混信の恐れがあるた
め、アイドルパケットは生成しない。従って、送信器1
(216)は、光データインタフェース(205)より
パケットデータが出力された時だけ、LD(903)の
出力を強度変調する。また、LD(903)の光出力は
904のモニタPDによってモニタされる。904のP
Dもチューナブルであり、波長制御信号211によりλ
1を選択的に光電変換する。モニタPD(904)の出
力は、905のピークホールド回路によりピークホール
ドされ、906の基準電圧発生回路で生成されたリファ
レンス電圧と共に907の差動増幅回路に入力される。
差動増幅回路(907)は908のバイアス駆動回路を
通じてLDが一定ののパワーで発光するようにフィード
バックをかける。チューナブルなLD、PDの代わりに
λ1、λ2のLD、PDをそれぞれ持ち、指示により切
替えるようにしても良い。以上のようにして送信器(2
16)は、波長λ1の光で、アクセスパケットを発行す
る。
【0028】λ1の光は、合波器(218)で合波さ
れ、光ファイバケーブル(107)を伝搬し、分波器
(118)で分波されて、スターカプラ(123)に入
力される。スター・カプラ(123)はこの光信号を分
配し、114〜117の各合波器に、即ちノードAから
Dの各ノードに出力する。ノードB(102)には11
5の合波器、108の光ファイバ・ケーブルを介して、
光信号が伝送される。
【0029】<フェーズ5>アクセスパケットの受信と
アクノリッジパケットの発行 ノードB(102)の受信器(215)においても、光
データインタフェース(205)よりノードAからλ1
の光を受信すべく211の波長指定信号で指示されてい
るので、804のチューナブルPDは波長λ1を選択的
に受信する。PD(804)の出力は、増幅回路(80
3)およびピークホールド回路(805)に入力され
る。増幅回路(803)のゲインは、ピークホールド回
路(805)によるピーク値の出力を受けたAGC回路
(805)により2値化に適するレベルにコントロール
される。そして、受信データは識別再生回路(802)
で2値化され801のシリアル/パラレル変換回路でパ
ラレル化されて出力される。但し、その際のタイミング
クロックは、受信器0(213)のクロック抽出回路
(605)で生成したクロックである。パラレル化され
たアクセスパケットは光データインタフェース(20
5)に出力される。光データインタフェース(205)
はアクセスパケットを解析し、バス(208〜210)
の使用権を獲得した後にアクセスパケットと等価なアク
セス情報をバス(208〜210)上に出力し、ノード
内のバスアクセスを行なう。
【0030】本動作例の場合、アドレス4000000
0hから8Bのリード・アクセスであるから、RAM
(206)から当該データが返される。光データ・イン
タフェース(205)では、そのデータをラッチし、ノ
ードA(101)に対して送出するための、図14に示
すアクノリッジ・パケットを組み立てる。アクノリッジ
・パケットは送信器1(216)に送られる。送信器1
(216)はノードAと同様に、先に指定されている波
長λ1でアクノリッジ・パケットを合波器(218)、
光ファイバ・ケーブル(109)を介して、一旦コンセ
ントレータ(105)に送る。コンセントレータ(10
5)内では119の分波器により分波が行われ、データ
転送用波長の信号がスター・カプラ(123)に送られ
る。スター・カプラ(123)はこの光信号を分配し、
114〜117の各合波器に、即ちノードAからDの各
ノードに出力する。
【0031】<フェーズ6>アクノリッジパケットの受
信と終了パケットの送信 ノードA(101)には114の合波器、106の光フ
ァイバ・ケーブルを介して、光信号が伝送される。ノー
ドA(101)の光データ・インタフェース(205)
では、接続準備要求パケットにより指定された波長λ1
でのパケットの受信準備が整っている。ノードA(10
1)に伝送されてきた光信号は、分波器(217)によ
り分波され、波長λ0以外の光が受信器1(215)に
入力される。受信器1(215)では、波長λ1のシリ
アル光信号をパラレル電気信号へと変換し、光データイ
ンタフェース(205)に送る。パケットは、先に送出
したアドレス40000000hから8Bのリード・ア
クセス・パケットに対するアクノリッジ・パケットであ
るから、光データインタフェース(205)はこれを解
釈し、バス(208〜210)の使用権を獲得して、デ
ータ・バス(208)上に当該データを、コントロール
信号バス(210)上にアクノリッジ信号を、各々バス
・プロトコルを満たす適切なタイミングで出力する。プ
ロセッサ(201)はこのデータを受け取ることによ
り、処理を続ける。
【0032】データをプロセッサ(201)に供給した
光データインタフェース(205)は、データ送受信要
求信号(212)を用いて、光アービタ・インタフェー
ス(204)に対して図15に示す終了パケットの送出
を依頼する。依頼を受けた光アービタ・インタフェース
(204))は、終了パケットを組み立て、送信器0
(214)に送る。送信器0(214)はアービトレー
ション用の波長λ0で終了パケットを、合波器(21
8)、光ファイバ・ケーブル(107)を介して、コン
セントレータ(105)中のアービタ(122)に送
る。
【0033】<フェーズ6>アクセスの終了 アービタ(122)中のACMC(314)はこれを解
釈し、ノードA(101)及びノードB(102)間で
行われていた転送が完了し、割り当てていた波長が開放
されたことを、伝送路使用状態フラグに反映させる。
【0034】以上によりノードA(101)内のプロセ
ッサ(201)が出したノードB(102)内のRAM
(206)中に存在するアドレス40000000hか
らの8Bデータのリード・アクセス処理が完結する。ラ
イト・アクセス時にも、データの転送方向が逆になると
いうこと以外は、ほぼ同様の処理動作が行われる。また
ノードA・ノードB間のみならず、任意のノード間での
データ転送時には全く同じ処理動作が行われる。
【0035】ここで再び図16に戻り、データ、クロッ
クの位相について述べる。各ノードではアービトレーシ
ョン用波長λ0の送信クロック(220)は、データ転
送用波長λ1、λ2においても使用されている。
【0036】従ってフェーズ4でノードAが送信するア
クセスパケットデータの位相タイミングも1609と等
しい。波長λ0とλ1の光は同一の光ファイバ中を伝搬
するので、このアクセスパケットデータがコンセントレ
ータ(105)に到達した時には1612の位相タイミ
ングになり、ノードBに到達した時には1610の位相
タイミングになる。よって、ノードB(102)の受信
器1(215)は受信器0(213)のクロック抽出回
路(605)が生成した受信クロック(219、160
4)でノードAから送信されノードBで受信されるデー
タ(1610)をラッチ等により受けることができる。
同様にフェーズ5でノードBが送信するアクノリッジパ
ケットデータの位相タイミングは1611と等しく、そ
のアクノリッジパケットがコンセントレータ(105)
に到達した時には、1612の位相タイミングになり、
ノードAに到達した時には1608の位相タイミングに
なる。よって、ノードA(101)の受信器1(21
5)は受信器0(213)のクロック抽出回路(60
5)が生成した受信クロック(219、1602)でノ
ードBから送信されノードAで受信されるデータ(16
08)をラッチ等により受けることができる。図17は
本実施例図1におけるクロック制御に関する部分を抜き
出したブロック部である。符合としては図1〜図9まで
の図に使われた符合と対応させている。本実施例におい
ては各ノードがスターカプラに向けて出力したデータ転
送信号はスターカプラにおいて全て位相がそろってい
る。また各ノードがスターカプラを経由して受信するデ
ータ転送信号の位相も各ノードで受信する際には常に位
相がそろっている。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1の光伝送経路に対しては、受信側がPLLによるクロ
ックの抽出を行なう必要がなくなるため、接続のオーバ
ーヘッドを減少させ、実データ伝送速度の低下を招くこ
となく、頻繁にコネクションの張り替えを行なう光伝送
路を、実現することが可能となる。
【0038】また、本実施例では、第1の光伝送経路と
第2の光伝送経路のデータレートは等しいものとした
が、一方のデータレートが他方の整数倍になっている限
りにおいては、発振手段及び抽出手段に対して分周もし
くは逓倍することによって対応できるので、同様に解釈
されてしかるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のシステム構成を示す図
【図2】実施例1のノード構成を示す図
【図3】実施例1のアービタのブロック図
【図4】実施例1のアービタ内の受信器の構成を示す図
【図5】実施例1のアービタ内の送信器の構成を示す図
【図6】実施例1のノード内にあるアービトレーション
信号を受信する受信器の構成を示す図
【図7】実施例1のノード内にあるアービトレーション
信号を送信する送信器の構成を示す図
【図8】実施例1のノード内にあるデータ転送信号を受
信する受信器の構成を示す図
【図9】実施例1のノード内にあるデータ転送信号を送
信する送信器の構成を示す図
【図10】実施例1のシステムアドレスマップを示す図
【図11】実施例1において用いるアービトレーション
リクエストパケットを示す図
【図12】実施例1において用いる接続要求パケットを
示す図
【図13】実施例1において用いるアクセスパケットを
示す図
【図14】実施例1において用いるアクノリッジパケッ
トを示す図
【図15】実施例1において用いる終了パケットを示す
【図16】実施例1のクロック及びデータの位相タイミ
ングチャート
【図17】実施例1におけるクロック制御のブロック図
【図18】従来例を示す図
【符号の説明】
101、102、103、104 ノード 105 コンセントレータ 122 アービタ 123 スターカプラ 313 基準クロック発生器 501 位相比較器 406、605 クロック抽出回路 607 発振回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福井 俊之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜位置に設置した複数の光通信装置を
    スター型に結合し、該スター型の結合点に光送受信装置
    を有し、更に該光送受信装置近傍にスターカプラを設け
    て各光通信装置と接続することにより構成した別のスタ
    ー型結合網を有する光通信システムにおける光通信方法
    であって、前記光送受信装置から各光通信装置に光信号
    を送るときのクロックを基準クロックとし、各光通信装
    置からの光信号を前記光送受信装置が受信したときの受
    信クロックと該基準クロックを比較して得た信号を前記
    光送受信装置から各光通信装置に送り、該信号をもとに
    各光通信装置で送信クロックを制御することによって、
    各光通信装置からの光信号が前記光送受信装置に受信さ
    れたときの受信クロックが基準クロックと同位相になる
    ようにし、前記別のスター型結合網における各光通信装
    置の送信クロックとしては、前記制御を行った送信クロ
    ックを用い、受信クロックとしては、前記基準クロック
    を受信して得た受信クロックを用いることを特徴とする
    光通信方法。
  2. 【請求項2】 前記光送受信装置で前記スターカプラを
    設けて構成した別のスター型結合網のアービトレーショ
    ンを行うことを特徴とする請求項1記載の光通信方法。
  3. 【請求項3】 スター型の第1の光伝送経路と、該第1
    の光伝送路とは独立で、該スター型光伝送経路の枝に沿
    って設けた同時双方向通信の可能な第2の光伝送経路群
    と、該第2の伝送経路群の結合点に設けられた光送受信
    装置と、前記第1の光伝送経路の中央に設けられた光伝
    送路結合器と、第1の光伝送経路及び第2の光伝送経路
    群の両方の末端と接続される複数のノードと、基準とな
    るクロックを発生する第1の発振手段とから成り、 前記光送受信装置内に、前記第2の光伝送経路群を経由
    して第1の発振手段によるクロックタイミングで異なる
    独立のデータを前記複数のノード各々に常に送信する複
    数の第1の送信手段を有し、前記複数のノード各々の中
    に、前記第1の送信手段より送られてくる送信データの
    光パワーを検出する光パワー検出手段、前記第1の送信
    手段より送られてくる送信データのクロックタイミング
    を抽出する第1の抽出手段、発振するクロックの位相を
    前記光パワー検出手段からの出力によって制御出来る第
    2の発振手段、前記第2の光伝送経路群を経由して、第
    2の発振手段により生成されたクロックタイミングで前
    記光送受信装置に常にデータを送信する第2の送信手
    段、前記第1の光伝送経路に対し、第2の発振手段によ
    り生成されたクロックタイミングでデータを送信する第
    3の送信手段、前記第1の光伝送経路を経由してくるデ
    ータを、第1の抽出手段により抽出されたクロックタイ
    ミングで受信する受信手段を有し、前記光送受信装置内
    に更に、前記複数のノードの各々に対応して、前記第2
    の送信手段より前記第2の光伝送路群を経由して送られ
    てくる送信データのクロックタイミングを抽出する第2
    の抽出手段、前記第1の発振手段によるクロックと前記
    第2の抽出手段により抽出されたクロック各々との位相
    を比較する位相比較手段、前記位相比較手段からの出力
    によって、前記第1の送信手段から出力される送信デー
    タの光パワーを各々制御する光パワー制御手段を有す
    る、ことを特徴とする光通信システム。
  4. 【請求項4】 第2の光伝送経路群を用いて第1の光伝
    送経路のアービトレーションを行うことを特徴とする請
    求項3記載の光通信システム。
  5. 【請求項5】 第1の光伝送経路と第2の光伝送経路に
    対して異なる波長を割り当て、1つの光伝送路上に波長
    多重することを特徴とする請求項3及び4記載の光通信
    システム。
  6. 【請求項6】 第1の光伝送経路を複数有し、該複数の
    第1の光伝送経路それぞれに異なる波長を割り当て、1
    つの光伝送路上に波長多重することを特徴とする請求項
    5記載の光通信システム。
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