JPH05344095A - 光通信ネットワークにおける波長・クロック同期方式およびそれを用いた波長多重光通信ネットワーク - Google Patents

光通信ネットワークにおける波長・クロック同期方式およびそれを用いた波長多重光通信ネットワーク

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JPH05344095A
JPH05344095A JP4171833A JP17183392A JPH05344095A JP H05344095 A JPH05344095 A JP H05344095A JP 4171833 A JP4171833 A JP 4171833A JP 17183392 A JP17183392 A JP 17183392A JP H05344095 A JPH05344095 A JP H05344095A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】一本の伝送路で基準局から基準信号を送る光通
信システムにおける波長・クロック同期方式である。 【構成】光通信システムの基準局100が、システムク
ロック周期の多重波長数倍の周期で電流を変調するのこ
ぎり波発生回路1とその変調電流により光波長を変調す
るE/O変換器2とこれからの光の特定の波長の光を出
力する光波長選択器3を備える。これにより、基準局1
00から、基準波長情報と基準クロック情報を重畳した
基準信号が送出される。送信局では、この基準信号を用
いて波長とクロックを同期させて送信信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、波長多重光通信システ
ムないしネットワークで用いられる波長・クロック同期
システム、基準局より送られる基準信号をもとに送信局
の送信信号の波長とクロックを同期させる波長多重光通
信システム、基準局より送られる基準信号をもとに受信
局で波長多重された複数波長の信号を時分割分離する波
長多重光通信ネットワーク及びこれらの技術が適当に組
み合わされた波長多重光通信システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】波長多重光通信システムにおいては複数
の送信局にそれぞれ異なる波長を割り当て、それを基準
光源の波長に同期させると共に、システムの伝送速度を
決めるクロックを同期させる必要がある。
【0003】その様な波長多重光通信システムの波長・
クロック同期方式の従来例の1つを図6で説明する。図
6において、基準局150で、121はレーザダイオー
ド122の波長を安定化するための温度安定化回路、1
22は基準波長光を出力するマルチモードレーザダイオ
ード、123は伝送路152からの光を遮断するための
アイソレータ、124は基準クロック発生回路である。
また、送信局1,2で、125は入力信号光を電気信号
に変換するO/E変換器、126はO/E変換器125
からの信号をもとにE/O変換器128の出力光の波長
を安定化するAFC(自動周波数制御)回路、127は
伝送路152からの光を遮断するアイソレータ、128
はAFC回路126に波長制御されて送信回路129か
らの電気信号を光信号に変換するE/O変換器、129
は端末からの信号を伝送路154からのクロックに同期
させてディジタル信号処理を行う送信回路、130〜1
32は光信号を分岐合流するための分岐合流器である。
【0004】まず、波長同期について説明する。波長同
期は基準局150から絶対波長光を各送信局1,2・・
・に送り、各送信局1,2・・・で予め割り当てられた
波長に同期させる。絶対波長光を発する基準光源はマル
チモードレーザダイオード122を用い、その縦モード
の一本一本の波長を各送信局1,2・・・に割り当て
る。マルチモードレーザダイオード122は、温度変化
により波長が変動するため、温度安定化回路121で波
長を安定化した上で基準波長光を送出する。マルチモー
ドレーザダイオード122より出力された基準光は、ア
イソレータ123を通り光ファイバ伝送路152に送出
され分岐合流器131,132……で分岐されて各送信
局1,2に入力される。送信局に入力された基準光は分
岐合流器130で分岐されてO/E変換器125に入力
する。また同時に、E/O変換器128の出力光が、ア
イソレータ127を通り分岐合流器130で分岐され
て、一方は光伝送路152へ、一方はO/E変換器12
5に入力する。
【0005】この時、E/O変換器128の出力光は予
め割り当てられた波長に近い波長で出力されている。ま
た、O/E変換器125に入射された基準光とE/O変
換器128からの信号光はO/E変換器125で電気に
変換される。従って、この時、基準光とE/O変換器1
28からの信号光の波長差に相当するビート電圧が発生
する。AFC回路126はこのビート信号の振幅が一定
になるようにE/O変換器128を制御する。この制御
信号は、E/O変換器128の波長制御端子より制御電
流として供給すればよい。以上のようにして、送信局は
基準局150からの基準波長光をもとに波長同期する。
【0006】次にクロックの同期であるが、これには基
準局150に安定なクロック発生回路124が設けら
れ、基準局150から同軸ケーブル154で各送信局
1,2にクロックを分配する。送信局に入力されたクロ
ックは送信回路129に接続され、端末からの信号をデ
ィジタル信号処理を行い、さらにE/O変換器128で
光信号に変換されて光伝送路152に送出される。この
ようにして、すべて送信局1,2・・・は基準局150
と同期することになる。
【0007】次に、波長多重光通信システムの他の従来
例を図7で説明する。図7において、基準局250で、
221はレーザダイオード222の波長を安定化するた
めの温度安定化回路、222は基準波長光を出力するマ
ルチモードレーザダイオード、223は伝送路からの光
を遮断するためのアイソレータである。また、受信局2
40で、224は複数の波長の光信号を波長ごとに分波
するための分波器、225は分波器224からの光信号
を電気信号に変換するO/E変換器、226は受信信号
の中からタイミング成分を抽出しクロックを再生するタ
イミング抽出回路、227は符号化されている信号をも
との形に変換する符号変換回路、228は光信号を分岐
合流する分岐合流器である。
【0008】図7のように、送信局1〜4に波長λA
λDを割り当て、一本の伝送路252に多重化して送出
し受信局240で各波長の信号を分離するシステムにお
いては、まず基準局250から安定な絶対波長光を各送
信局に送り、送信局はその絶対波長光の波長をもとに、
図6で説明した様に自局の波長を安定化する。絶対波長
光を発する基準光源はマルチモードレーザダイオード2
22を用い、その縦モードの一本一本の波長を各送信局
に割り当てればよい。マルチモードレーザダイオード2
22は温度変化により波長が変動するため、温度安定化
回路221で波長を安定化した上で基準波長光を送出す
る。222より出力された基準光はアイソレータ223
を通り光伝送路252に送出され分岐合流器228で分
岐されて各送信局に入力される。各送信局は、その基準
光の中の自局に割り当てられた波長に自局の光源を一致
させ、その後その波長で通信を行う。このようにして送
信局1〜4は波長λA〜λDで光信号を送出し、分岐合流
器228で光伝送路252に合流し、受信局240まで
伝送される。この例では、図6の例とは異なり基準クロ
ックは出されていない。
【0009】受信局240へ入力した光信号は分波器2
24でそれぞれの波長に分波され、波長λAの信号はO
/E変換器225に入り電気信号に変換される。タイミ
ング抽出回路226は受信信号の中からタイミング成分
を抽出しクロックを再生して符号変換回路227をその
タイミングで動作させる。符号変換回路227は、送信
局で符号化されてきた信号をもとの形に変換して端末へ
送出する。同様に、波長λB〜λDの信号も電気信号に変
換された後、抽出されたクロックで符号変換されて受信
される。以上のようにして波長多重された信号は受信局
240で分離されて通信が行なわれる。
【0010】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記図6の従来例では、波長多重通信において、波長同期
のための基準波長光とクロック同期のための基準クロッ
クをそれぞれ別々の伝送路で基準局から送信局に送るた
め伝送路コストが高くなるという欠点があった。
【0011】また、上記図7の従来例では、波長多重信
号の各波長ごとに光受信器を用いなければならないこ
と、およびクロックを再生するために伝送符号をタイミ
ング成分を持つ符号(例えばCMI、RZ符号等)に変
換する必要があり、送信局、受信局の回路が大規模にな
るという欠点があった。
【0012】従って、本発明の目的は、上記の課題に鑑
み、一本の伝送路で基準局から基準信号を伝送する光通
信ネットワークにおける波長・クロック同期方式および
それを用いた波長多重光通信ネットワークを提供するこ
とにある。
【0013】また、本発明の目的は、上記の課題に鑑
み、一本の伝送路で基準局から送信局へ基準信号を伝送
し、送信局で波長同期とクロック同期を同時に行わせる
光通信ネットワークにおける波長・クロック同期方式お
よびそれを用いた波長多重光通信ネットワークを提供す
ることにある。
【0014】また、本発明の目的は、上記の課題に鑑
み、一つの光受信器で複数の波長の信号を分離する方法
と伝送信号を符号化せずにクロックを再生する方法を提
供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の光通信ネットワ
ークにおける波長・クロック同期方式およびそれを用い
た波長多重光通信ネットワークによれば、基準局におい
てはシステムクロック周期の波長数倍の周期で電流を変
調する手段と、その変調電流により光波長を変調する手
段と、複数の透過波長が有りその波長間隔が一定である
光波長選択手段を備え、送信局においては基準局からの
信号の波長と自局の信号の波長との差を検出してその波
長差を一定に保つ手段と基準局からの信号の中からクロ
ック成分を抽出する手段を備えている。
【0016】また、本発明の光通信ネットワークにおけ
る波長・クロック同期方式およびそれを用いた波長多重
光通信ネットワークによれば、基準局においてはシステ
ムクロック周期の波長数倍の周期で電流を変調する手段
と、複数の透過波長を有しその波長間隔が一定である光
波長選択手段を備え、送信局は基準局からの基準信号を
もとに波長及びクロックを同期させる手段を備え、受信
局においては基準局からの基準信号の中からクロックを
抽出する手段と、再生したクロックのタイミングで光波
長フィルタの透過波長を制御する手段と、光信号を電気
信号に変換する手段とシリアルデータをパラレルデータ
に時分割分離する手段を備えたものである。
【0017】また、本発明の光通信ネットワークにおけ
る波長・クロック同期方式によれば、システムクロック
周期の多重波長数倍の周期で電流を変調する手段と、そ
の変調電流により光波長を変調する手段と、複数の透過
波長を有しその波長間隔が一定である光波長選択手段を
備えた基準局より基準波長情報と基準クロック情報を重
畳した基準信号を送出することを特徴とする。
【0018】
【実施例1】図1は本発明の第1の実施例のブロック図
であり、図2は図1の構成における各部の波形を示す図
である。
【0019】図1において、基準局100で、1はのこ
ぎり波状の電流を発生するのこぎり波発生回路、2はこ
ぎり波発生回路1より供給される電流を光に変換するE
/O変換器、3はE/O変換器2より供給される光のう
ち特定の波長の光を出力する光波長選択器、4は光波長
選択器3からの光を透過する一方、伝送路20からの光
を遮断するアイソレータである。また、各送信局1,
2,3,4で、5は基準局100のE/O変換器2およ
び自身のE/O変換器9からの光を電気に変換するO/
E変換回路、6はE/O変換器9の波長を基準局100
から送られる波長に合わせ安定化するAFC(auto
−frequency control)回路であり、
例えばO/E変換回路5からのビート信号(基準局10
0からの基準波長光と自身のE/O変換器9からの光間
のもの)の振幅を一定に保つようにE/O変換器9の波
長を制御する回路、7はO/E変換回路5で受信した信
号の中からクロックを抽出する回路、8は端末からのデ
ータをクロック抽出回路7から供給されるクロックによ
り信号処理するディジタル送信回路、9はディジタル送
信回路8からの電気信号を光信号に変換するE/O変換
回路、10はE/O変換回路9からの光信号を透過する
一方、伝送路20からの光を遮断するアイソレータ、1
1〜15は双方向に光を分岐・合流する分岐合流器であ
る。送信局1,3,4は送信局2と同一の構成である。
【0020】E/O変換器2おび9は、波長制御端子に
流す電流値により発振波長を可変できる発光素子であ
り、例えばDFB(分布帰還型)レーザあるいはDBR
(分布反射型)レーザ構造のものが利用できる。光波長
選択器3は、共振波長に一致した波長の入力光を透過す
る素子あるいは装置であり、例えばファブリペローエタ
ロン光共振器等が利用できる。O/E変換器5はPIN
−PDやAPD(アバランシェフォトダイオード)が利
用できる。
【0021】図1において波長同期およびクロックの同
期のメカニズムを説明する。本実施例において、送信局
1〜4に波長λA〜λDを割り当て、システムクロック周
波数は40MHzの場合について説明する。まず基準局
100の動作であるが、のこぎり波発生回路1は、図2
(a)のようなのこぎり波電流を周期100ns(10
MHz)で(即ちE/O変換器2の可変波長が光波長選
択器3の共振波長間隔の4倍に相当する周期で変化する
様にする可変電流を)E/O変換器2の波長制御端子に
供給する。
【0022】E/O変換器2の出力光の波長は上記のこ
ぎり波変調電流により周期100nsで光波長選択器3
の共振波長間隔の4倍分変化する。この出力光が光波長
選択器3に入射されると、入射光の波長が光波長選択器
3の共振波長に一致した時、光波長選択器3から出力さ
れ、図2(b)のように25ns間隔で波長λA,λB
λC,λADのパルス光が連続的に放出される。このパル
ス光はアイソレータ4を透過して光伝送路20に出力さ
れる。
【0023】次に、基準局100からの上記パルス光を
もとに送信局1〜4の波長とクロックを同期させる方法
を説明する。基準局100より出力された図2(b)の
基準パルス光は分岐合流器12〜15で分岐され、送信
局1〜4に入力される。送信局2に入射された基準パル
ス光は分岐合流器11で分岐されてO/E変換器5に入
力される(アイソレータ10方向に分岐された光はここ
で遮断される)。また同時に、E/O変換器9からの出
力光はアイソレータ10を透過し分岐合流器11で分岐
されて、一方は伝送路20へ出力され、他方はO/E変
換器5に入力される。ここで、送信局2は予め波長λB
が割り当てられているので、E/O変換器9の出力光は
最初は波長λBに近い波長で出力されている。
【0024】O/E変換器5に入射された上記基準パル
ス光とE/O変換器9からの信号光は、ここで電気に変
換される。この時、基準光の波長λBのパルス光とE/
O変換器9からの信号光との波長差に相当するビート電
圧が発生し、図2(c)のようなビートパルスが得られ
る。このビートパルスはAFC回路6に入力される。
【0025】このビート信号は、基準光とE/O変換器
9からの信号光との波長差が小さければ振幅が大きくな
り、波長差が大きければ振幅が小さくなるので、AFC
回路6は例えばこのビート信号の振幅を検出してビート
信号の振幅が一定になるようにE/O変換器9の出力光
波長を制御すればよい。この制御信号は、E/O変換器
9の波長制御端子より制御電流として供給すればよい。
以上のようにして、送信局2は基準局100からの図2
(b)の基準光をもとに波長λBの信号を安定的に出力
することができる。同様に、送信局1,3,4は基準局
100からの上記基準光をもとに各信号光をそれぞれ波
長λA,λC,λDに同期することになる。
【0026】次にクロックの同期について説明する。O
/E変換器5で電気に変換された信号の一部はクロック
抽出回路7に入力される。クロック抽出回路7は、基準
局100からの信号、自局の信号あるいは他局からの信
号の中から基準局100からの図2(b)のごとき信号
成分のみを抽出して一定の論理振幅を持つクロックを再
生する。基準局100からのパルス信号は40MHzの
クロック成分を持っているので、40MHzのフィルタ
等を用いて容易に基準信号を分離しクロックを再生する
ことができる(図2(d))。図2(d)に示すこのク
ロックで端末からの信号をディジタル送信回路8で処理
し、さらにE/O変換回路9で波長λBの光信号に変換
して伝送路20に送出する。このようにして送信局2で
は基準局100からの図2(b)のごとき基準光をもと
にクロックが同期される。同様に、送信局1,3,4で
も同じ基準局100からの基準光をもとにクロックが同
期されるため、全送信局のクロックが同期することにな
る。
【0027】本実施例においてはクロック周波数40M
Hz、4つの波長数のシステムについて説明したが、こ
れに限定されるわけでなく、クロック周波数を変えたい
場合は基準局100ののこぎり波の周期を必要な周期に
設定すればよく、また波長数を変えたい場合はのこぎり
波の電流量を任意に設定すればよい。
【0028】
【実施例2】図3は本発明の他の実施例を示すブロック
図であり、図4は図2における各部の波形を示す図であ
る。
【0029】図3において、基準局100は図1で説明
したものと同じである。また、送信局1〜4も図1の構
成と実質的に同じである。受信局110において、35
は伝送路70からの光信号を電気信号に変換するO/E
変換器、36はO/E変換器35からの電気信号の中か
ら基準局100から送られるクロック成分を抽出するク
ロック抽出回路、37はクロック抽出回路36に制御さ
れて伝送路70からの光信号の中の特定の波長の信号の
みを透過する波長可変光フィルタ、38は波長可変光フ
ィルタ37を透過した光信号を電気信号に変換するO/
E変換回路、39はO/E変換回路38からの信号を時
分割分離する回路、40,41は光信号を分岐合流する
分岐合流器である。
【0030】受信局110のO/E変換器35,38は
PIN−PDやAPDが利用できる。光フィルタ37は
波長制御端子に流す電流値により透過する光の波長を可
変できるフィルタであり、例えばDFBレーザ構造のも
のが利用できる。
【0031】図3において複数の送信局1〜4から送ら
れてくる光信号を時分割分離する方法を説明する。本実
施例において、送信局1〜4は、図1で説明した様に、
基準局100からの基準信号により発振波長がそれぞれ
λA〜λDに設定され、クロック周波数は再生した40M
Hzのクロックを分周して10MHzに同期しているも
のとし、受信局110は波長λA〜λDの光信号を基準局
100からの基準信号により時分割分離する。
【0032】まず基準局100の動作について説明す
る。図4(a)ののこぎり波によって、図4(b)のよ
うに25ns間隔で波長λA,λB,λC,λDのパルス光
が連続的に放出され、このパルス光がアイソレータ4を
透過して光伝送路70に出力されることは図1の構成の
ものと同じである。
【0033】次に送信局の動作について説明する。基準
局100より出力された基準光は分岐合流器41を通り
送信局1〜4および受信局110に入力される。送信局
1〜4は基準光をもとにあらかじめ割り当てられた波長
に送信光源を安定化させると共に、10MHzのクロッ
クを抽出し(図4(c))、そのクロックで送信データ
をつくり出す。このようにして送信局1〜4は基準局1
00と波長およびクロックが同期しているものとする。
これは実質的に上記実施例のものと同じである。
【0034】次に基準局100と同期した送信局からの
複数の波長の光信号を時分割分離する方法を説明する。
基準局100および送信局1〜4の出力信号は受信局1
10に入力され、分岐合流器40で分岐されて一方はO
/E変換器35へ、一方は光フィルタ37に入力する。
O/E変換器35は光信号を電気信号に変換しクロック
抽出回路36へ出力する。クロック抽出回路36はO/
E変換器35からの電気信号の中から基準局100から
送られてくる40MHzのクロック成分を抽出し一定の
論理振幅に再生する(図4(d))。また、クロック周
期で光フィルタ37の電流−波長特性の波長λA〜λD
対応する電流を発生させ(図4(e))、光フィルタ3
7の波長制御端子に供給する。光フィルタ37はその制
御電流により図4(f)に示すように25nsごとに透
過する波長をλA,λB,λC,λDと変化させるため光フ
ィルタ37の出力には入力した波長λA〜λDの信号が時
分割多重されて出力される。光フィルタ37からの出力
光はO/E変換器38に入力されて電気信号に変換さ
れ、DMUX回路(時分割分離回路)39に入力され
る。DMUX回路39は、クロック抽出回路36からの
クロックによりO/E変換器38からのシリアルデータ
をパラレルに変換して分離を行う。このようにして送信
局1〜4のデータを基準局100からの信号により時分
割分離することができる。
【0035】本実施例においてはデータ速度10Mb/
s、波長数4の信号の分離について説明したがこれに限
定されるわけでなく、データ速度を変えたい場合は基準
局100ののこぎり波の周期を必要な周期に設定すれば
よく、また波長数を変えたい場合は、のこぎり波の電流
量を任意に設定すればよい。
【0036】
【他の実施例】1つの端局に送信部と受信部を備える図
5の構成における送信部の同期方式において、図1と図
2で説明した方式が用いられる。
【0037】また、バス型光通信ネットワークやスター
型光通信ネットワークに、図3と図4で説明した方式を
用いて時分割分離する方式で受信できる。。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では基準局
から送られる基準信号に波長情報とクロック情報を重畳
させているので、例えば、一本の伝送路で基準局と送信
局を接続して波長同期とクロック同期を行うことがで
き、伝送路コストを削減することができる。
【0039】また、本発明では基準局から送られる基準
光の中にクロック成分を持っているので、信号を符号化
しなくてもクロックを抽出でき、また波長多重された複
数の波長の信号を受信局で時分割分離すれば光受信器を
一つにすることができ、大幅に回路を削減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック
図。
【図2】図1の各部の波形図。
【図3】本発明の第2の実施例の構成を示すブロック
図。
【図4】図3の各部の波形図。
【図5】図1の方式が用いられるシステムの例を示すブ
ロック図。
【図6】第1の従来例を示すブロック図。
【図7】第2の従来例を示すブロック図。
【符号の説明】
1 のこぎり波発生回路 2,9,128 E/O変換器 3 光波長選択器 4,10,123,127,223 アイソレータ 5,35,38,125,225 O/E変換器 6,126 AFC回路 8,129 送信回路 11〜15,40,41,130〜132 分岐合流器 20,70,152,252 光伝送路 36 クロック抽出回路 37 光波長フィルタ 39 時分割分離回路 100,250 基準局 110,240 受信局 121,221 温度安定化回路 122,222 マルチモードレーザダイオード 124 クロック発生回路 154 同軸ケーブル 224 分波器 226 タイミング抽出回路 227 符号変換回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システムクロック周期の多重波長数倍の
    周期で電流を変調する手段と、その変調電流により光波
    長を変調する手段と、複数の透過波長を有しその波長間
    隔が一定である光波長選択手段を備えた基準局より基準
    波長情報と基準クロック情報を重畳した基準信号を送出
    し、送信局では、前記基準信号の波長と自局の信号の波
    長との差を検出してその波長差を一定に保つ手段を用い
    て波長同期を行うと共に、前記基準信号の中からクロッ
    ク抽出手段を用いて自局の信号のクロック同期を行うこ
    とを特徴とする光通信ネットワークにおける波長・クロ
    ック同期方式。
  2. 【請求項2】 システムクロック周期の多重波長数倍の
    周期で電流を変調する手段と、その変調電流により光波
    長を変調する手段と、複数の透過波長を有しその波長間
    隔が一定である光波長選択手段を備えた基準局より基準
    波長情報と基準クロック情報を重畳した基準信号を送出
    し、送信局では、前記基準信号の波長と自局の信号の波
    長との差を検出してその波長差を一定に保つ手段を用い
    て波長同期を行うと共に、前記基準信号の中からクロッ
    ク抽出手段を用いて自局の信号のクロック同期を行うこ
    とを特徴とする波長多重光通信ネットワーク。
  3. 【請求項3】 システムクロック周期の多重波長数倍の
    周期で電流を変調する手段と、その変調電流により光波
    長を変調する手段と、複数の透過波長を有しその波長間
    隔が一定である光波長選択手段を備えた基準局より基準
    波長情報と基準クロック情報を重畳した基準信号を送出
    し、送信局では、前記基準信号をもとに波長とクロック
    を同期させて送信信号を出力し、受信局は、前記基準信
    号の中からクロックを抽出する手段と、再生したクロッ
    クのタイミングで光波長フィルタの透過波長を制御する
    手段と、該光波長フィルタを通ってきた光信号を電気信
    号に変換する手段と、シリアルデータをパラレルデータ
    に時分割分離する手段を備えたことを特徴とする光通信
    ネットワークにおける波長・クロック同期方式。
  4. 【請求項4】 システムクロック周期の多重波長数倍の
    周期で電流を変調する手段と、その変調電流により光波
    長を変調する手段と、複数の透過波長を有しその波長間
    隔が一定である光波長選択手段を備えた基準局より基準
    波長情報と基準クロック情報を重畳した基準信号を送出
    し、送信局では、前記基準信号をもとに波長とクロック
    を同期させて送信信号を出力し、受信局は、前記基準信
    号の中からクロックを抽出する手段と、再生したクロッ
    クのタイミングで光波長フィルタの透過波長を制御する
    手段と、該光波長フィルタを通ってきた光信号を電気信
    号に変換する手段と、シリアルデータをパラレルデータ
    に時分割分離する手段を備えたことを特徴とする波長多
    重光通信ネットワーク。
  5. 【請求項5】 システムクロック周期の多重波長数倍の
    周期で電流を変調する手段と、その変調電流により光波
    長を変調する手段と、複数の透過波長を有しその波長間
    隔が一定である光波長選択手段を備えた基準局より基準
    波長情報と基準クロック情報を重畳した基準信号を送出
    することを特徴とする光通信ネットワークにおける波長
    ・クロック同期方式。
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