JPH07162310A - コンバータ回路および信号を変換するための方法 - Google Patents
コンバータ回路および信号を変換するための方法Info
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- JPH07162310A JPH07162310A JP6253279A JP25327994A JPH07162310A JP H07162310 A JPH07162310 A JP H07162310A JP 6253279 A JP6253279 A JP 6253279A JP 25327994 A JP25327994 A JP 25327994A JP H07162310 A JPH07162310 A JP H07162310A
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- H03M1/765—Simultaneous conversion using switching tree using a single level of switches which are controlled by unary decoded digital signals
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- Theoretical Computer Science (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 1つのコンパレータの固有の速度によって制
限されない変換速度でアナログ/デジタル変換を行なう
ことができるようにする方法および装置を提供する。 【構成】 並列なアーキテクチャで動作される複数のフ
ラッシュアナログ/デジタルコンバータを用いて、モノ
リシックフラッシュアナログ/デジタルコンバータによ
って達成できる速度よりも高速で信号のアナログ/デジ
タル変換を行なうことができる。サンプル制御信号のた
めの源として制御クロックのサブ周波数または制御クロ
ックの異なる位相を選択することによって、複数のコン
バータのサンプルタイミングはスキューされる。複数の
フラッシュコンバータ出力はその後デジタル方式で再び
組合せられ、所与の組の回路パラメータに関して得られ
る速度よりも高速で動作するフラッシュコンバータと同
じ1つの出力を生成する。
限されない変換速度でアナログ/デジタル変換を行なう
ことができるようにする方法および装置を提供する。 【構成】 並列なアーキテクチャで動作される複数のフ
ラッシュアナログ/デジタルコンバータを用いて、モノ
リシックフラッシュアナログ/デジタルコンバータによ
って達成できる速度よりも高速で信号のアナログ/デジ
タル変換を行なうことができる。サンプル制御信号のた
めの源として制御クロックのサブ周波数または制御クロ
ックの異なる位相を選択することによって、複数のコン
バータのサンプルタイミングはスキューされる。複数の
フラッシュコンバータ出力はその後デジタル方式で再び
組合せられ、所与の組の回路パラメータに関して得られ
る速度よりも高速で動作するフラッシュコンバータと同
じ1つの出力を生成する。
Description
【0001】
【発明の背景】本願は、1993年8月31日出願の同
時継続出願連続番号第08/114,335号の一部継
続出願であり、この同時継続出願は引用によりここに援
用される。
時継続出願連続番号第08/114,335号の一部継
続出願であり、この同時継続出願は引用によりここに援
用される。
【0002】
【発明の分野】本発明は一般に、アナログ/デジタルデ
ータ変換に関し、より特定的には、高速で非常に正確な
データ変換を得るために複数のフラッシュアナログ/デ
ジタルコンバータセクションを多重化するための方法お
よび装置に関する。
ータ変換に関し、より特定的には、高速で非常に正確な
データ変換を得るために複数のフラッシュアナログ/デ
ジタルコンバータセクションを多重化するための方法お
よび装置に関する。
【0003】
【関連技術】デジタル信号処理法を用いて信号を処理す
るシステムでは、アナログ信号をデジタルの形に変換し
なければならない。そのような変換は、アナログ/デジ
タルコンバータを用いて達成されてきた。アナログ/デ
ジタルコンバータに用いられる方法には、連続的な近似
およびサブレンジ法があった。そのような方法を実現す
る装置に固有の時間遅延があるため、フラッシュアナロ
グ/デジタルコンバータが開発されてきた。
るシステムでは、アナログ信号をデジタルの形に変換し
なければならない。そのような変換は、アナログ/デジ
タルコンバータを用いて達成されてきた。アナログ/デ
ジタルコンバータに用いられる方法には、連続的な近似
およびサブレンジ法があった。そのような方法を実現す
る装置に固有の時間遅延があるため、フラッシュアナロ
グ/デジタルコンバータが開発されてきた。
【0004】比較的単純な2ビットフラッシュアナログ
/デジタルコンバータが図1に示されている。デジタル
の形に変換されるべきアナログ入力信号は、Vinに与
えられ、入力チャネル101を介してコンパレータ10
2〜105の第1の入力に送られる。電圧基準Vref
は、図1において抵抗器107〜111を有するように
示される分圧器ネットワーク106に与えられる。電圧
Vref1〜Vref4は、抵抗器の接合部において発
生され、かつコンパレータ102〜105の第2の入力
に与えられる。各々のコンパレータの出力は、第1の入
力で与えられる電圧がそのコンパレータに与えられる基
準電圧を上回るかどうかに依存して、論理1または論理
0である。コンパレータ102〜105によって出力さ
れる論理1および論理0は、信号ライン113および1
14において4つのコンパレータの出力を2ビットのデ
ジタル出力に符号化するための論理ブロックを含むデジ
タル出力エンコーダ112に与えられる。
/デジタルコンバータが図1に示されている。デジタル
の形に変換されるべきアナログ入力信号は、Vinに与
えられ、入力チャネル101を介してコンパレータ10
2〜105の第1の入力に送られる。電圧基準Vref
は、図1において抵抗器107〜111を有するように
示される分圧器ネットワーク106に与えられる。電圧
Vref1〜Vref4は、抵抗器の接合部において発
生され、かつコンパレータ102〜105の第2の入力
に与えられる。各々のコンパレータの出力は、第1の入
力で与えられる電圧がそのコンパレータに与えられる基
準電圧を上回るかどうかに依存して、論理1または論理
0である。コンパレータ102〜105によって出力さ
れる論理1および論理0は、信号ライン113および1
14において4つのコンパレータの出力を2ビットのデ
ジタル出力に符号化するための論理ブロックを含むデジ
タル出力エンコーダ112に与えられる。
【0005】図1に示されるように、2ビットフラッシ
ュアナログ/デジタルコンバータは、分圧器ネットワー
ク106に5つの抵抗器を有する。必要とされるフラッ
シュアナログ/デジタルコンバータは、変換プロセスの
間複数の基準電圧を発生し入力と比較するために、大き
い抵抗分圧器を用いる。出力ビットの数が増加するに従
って、分圧器における抵抗器の数も増加する。典型的に
は、抵抗分圧器は最も大きいものであり、したがって、
コンバータの最も高価なシリコン構造である。
ュアナログ/デジタルコンバータは、分圧器ネットワー
ク106に5つの抵抗器を有する。必要とされるフラッ
シュアナログ/デジタルコンバータは、変換プロセスの
間複数の基準電圧を発生し入力と比較するために、大き
い抵抗分圧器を用いる。出力ビットの数が増加するに従
って、分圧器における抵抗器の数も増加する。典型的に
は、抵抗分圧器は最も大きいものであり、したがって、
コンバータの最も高価なシリコン構造である。
【0006】デジタル/アナログコンバータは、抵抗分
圧器ネットワークと、デジタルコードに応答してはしご
形ネットワークの種々のポイントで切換わるスイッチと
を用いて実現されてきた。したがって、抵抗分圧器は、
アナログ/デジタルコンバータおよびデジタル/アナロ
グコンバータの両方に用いられる。
圧器ネットワークと、デジタルコードに応答してはしご
形ネットワークの種々のポイントで切換わるスイッチと
を用いて実現されてきた。したがって、抵抗分圧器は、
アナログ/デジタルコンバータおよびデジタル/アナロ
グコンバータの両方に用いられる。
【0007】サンプルタイミングジェネレータ116
は、コンパレータ102〜105の出力をいつ選択して
符号化するかをデジタルエンコーダ回路112に知らせ
る信号をライン117に与える。変換時間に対して主に
制約となるのは、コンパレータに関連するセトリング時
間である。したがって、サンプルタイミングジェネレー
タ116は、コンパレータのセトリング時間が経過した
後エンコーダ回路112を可能化する。
は、コンパレータ102〜105の出力をいつ選択して
符号化するかをデジタルエンコーダ回路112に知らせ
る信号をライン117に与える。変換時間に対して主に
制約となるのは、コンパレータに関連するセトリング時
間である。したがって、サンプルタイミングジェネレー
タ116は、コンパレータのセトリング時間が経過した
後エンコーダ回路112を可能化する。
【0008】図1はまた、サンプルタイミングジェネレ
ータ116がサンプルクロックライン115上の信号に
よって駆動されることを示している。サンプルタイミン
グジェネレータ116の信号ライン117の出力は、コ
ンパレータによって論理1および論理0が出力されるよ
うに、コンパレータ102〜105に信号ライン101
上のアナログ入力信号をサンプリングさせるために用い
られる。フラッシュアナログ/デジタルコンバータの変
換速度は、典型的には、特定の回路製造法で製造できる
最も高速のコンパレータの速度によって制限される。コ
ンバータ回路の固有の速度がより低い周波数、たとえば
6MHzに制限されるときに、たとえば80MHzで変
換を行なうことはこれまでは不可能であった。
ータ116がサンプルクロックライン115上の信号に
よって駆動されることを示している。サンプルタイミン
グジェネレータ116の信号ライン117の出力は、コ
ンパレータによって論理1および論理0が出力されるよ
うに、コンパレータ102〜105に信号ライン101
上のアナログ入力信号をサンプリングさせるために用い
られる。フラッシュアナログ/デジタルコンバータの変
換速度は、典型的には、特定の回路製造法で製造できる
最も高速のコンパレータの速度によって制限される。コ
ンバータ回路の固有の速度がより低い周波数、たとえば
6MHzに制限されるときに、たとえば80MHzで変
換を行なうことはこれまでは不可能であった。
【0009】
【発明の概要】関連技術の上述の制限を考慮すると、本
発明の目的は、1つのコンパレータの固有の速度によっ
て制限されない変換速度でアナログ/デジタル変換を行
なうことができるようにする方法および装置を提供する
ことである。
発明の目的は、1つのコンパレータの固有の速度によっ
て制限されない変換速度でアナログ/デジタル変換を行
なうことができるようにする方法および装置を提供する
ことである。
【0010】本発明の別の目的は、その各々が1つのコ
ンパレータの速度によって制限される複数のフラッシュ
アナログ/デジタルコンバータを並列に動作させること
である。
ンパレータの速度によって制限される複数のフラッシュ
アナログ/デジタルコンバータを並列に動作させること
である。
【0011】本発明の他の目的は、N倍の速度で変換で
きるようにN個のアナログ/デジタルコンバータを組合
せることである。
きるようにN個のアナログ/デジタルコンバータを組合
せることである。
【0012】本発明のさらに他の目的は、複数のフラッ
シュアナログ/デジタルコンバータをわずかに異なる時
間にサンプリングし、かつその複数の出力を再び組合せ
てデジタル信号ストリームにすることである。
シュアナログ/デジタルコンバータをわずかに異なる時
間にサンプリングし、かつその複数の出力を再び組合せ
てデジタル信号ストリームにすることである。
【0013】本発明のさらに他の目的は、精度の高い高
速なアナログ/デジタル変換を行なうことができるよう
にするために、複雑で精度の高いフラッシュアナログ/
デジタルアーキテクチャにおいて多数のフラッシュアナ
ログ/デジタルコンバータを組合せることである。
速なアナログ/デジタル変換を行なうことができるよう
にするために、複雑で精度の高いフラッシュアナログ/
デジタルアーキテクチャにおいて多数のフラッシュアナ
ログ/デジタルコンバータを組合せることである。
【0014】本発明の上述のおよび他の目的は、複数の
コンパレータバンクを有するコンバータ回路において達
成される。アナログ入力チャネルは、アナログ信号を受
取り、そのアナログ信号をコンパレータバンクにおける
コンパレータの第1の入力に送る。各々のコンパレータ
バンクにおける対応するビット位置のコンパレータが同
じ電圧基準を受取るように、コンパレータバンクの各々
におけるコンパレータの第2の入力に異なる電圧基準が
に送られる。コンパレータバンク活性化回路は、選択さ
れた時間にアナログ入力信号の振幅を表わす信号を出力
するためにコンパレータバンクに信号を送る。典型的に
は、電圧基準は、複数の電圧基準を形成する分圧器ネッ
トワークから与えられる。アナログ入力チャネルはま
た、アナログ入力をサンプリングしかつ保持する回路を
有することができる。コンパレータ構造のサンプルホー
ルド回路は、コンパレータバンクの各々に対して設ける
ことができる。各々のサンプルホールド回路は、アナロ
グ入力信号のサンプルをコンパレータバンクのうちの1
つのバンクにおけるコンパレータの第1の入力に送る。
コンパレータ活性化回路はまた、選択された時間、特に
電圧基準が適切である時間にサンプルホールド回路をト
リガするために用いることができる。
コンパレータバンクを有するコンバータ回路において達
成される。アナログ入力チャネルは、アナログ信号を受
取り、そのアナログ信号をコンパレータバンクにおける
コンパレータの第1の入力に送る。各々のコンパレータ
バンクにおける対応するビット位置のコンパレータが同
じ電圧基準を受取るように、コンパレータバンクの各々
におけるコンパレータの第2の入力に異なる電圧基準が
に送られる。コンパレータバンク活性化回路は、選択さ
れた時間にアナログ入力信号の振幅を表わす信号を出力
するためにコンパレータバンクに信号を送る。典型的に
は、電圧基準は、複数の電圧基準を形成する分圧器ネッ
トワークから与えられる。アナログ入力チャネルはま
た、アナログ入力をサンプリングしかつ保持する回路を
有することができる。コンパレータ構造のサンプルホー
ルド回路は、コンパレータバンクの各々に対して設ける
ことができる。各々のサンプルホールド回路は、アナロ
グ入力信号のサンプルをコンパレータバンクのうちの1
つのバンクにおけるコンパレータの第1の入力に送る。
コンパレータ活性化回路はまた、選択された時間、特に
電圧基準が適切である時間にサンプルホールド回路をト
リガするために用いることができる。
【0015】本発明に従ったコンバータは、単一ステー
ジフラッシュアナログ/デジタルコンバータかまたはマ
ルチステージフラッシュアナログ/デジタルコンバータ
として動作するフラッシュアナログ/デジタルコンバー
タを用いることができる。マルチステージアナログ/デ
ジタルコンバータは、第1の複数のコンパレータにおい
て電圧基準の中間電圧基準で動作するように切換えられ
る1つ以上の付加的な複数のコンパレータを含む。この
構成によってさらに精度が高くなり、かつ第1のグルー
プのコンパレータが別の変換に移ったときに第2のグル
ープのコンパレータがより高精度のデジタル出力を発生
することができるようにすることによってデータ変換の
パイプライン処理を行なうことができる。これによっ
て、1つ以上の源から高速のリクエスト速度で入ってく
るデータ変換リクエストを処理するコンバータの能力が
促進される。
ジフラッシュアナログ/デジタルコンバータかまたはマ
ルチステージフラッシュアナログ/デジタルコンバータ
として動作するフラッシュアナログ/デジタルコンバー
タを用いることができる。マルチステージアナログ/デ
ジタルコンバータは、第1の複数のコンパレータにおい
て電圧基準の中間電圧基準で動作するように切換えられ
る1つ以上の付加的な複数のコンパレータを含む。この
構成によってさらに精度が高くなり、かつ第1のグルー
プのコンパレータが別の変換に移ったときに第2のグル
ープのコンパレータがより高精度のデジタル出力を発生
することができるようにすることによってデータ変換の
パイプライン処理を行なうことができる。これによっ
て、1つ以上の源から高速のリクエスト速度で入ってく
るデータ変換リクエストを処理するコンバータの能力が
促進される。
【0016】本発明に従ったコンバータはまた、1つま
たは複数のチャネル入力を備える単一ステージまたはマ
ルチステージコンバータとして動作することができる。
本発明に従ったコンバータは、電圧基準の乱れが出力に
影響を与えないときにチャネルとステージとの間の切換
えが行なわれるように予め定められた時間制約がプログ
ラムされるタイミングおよび多重化制御システムを用い
て動作することができる。
たは複数のチャネル入力を備える単一ステージまたはマ
ルチステージコンバータとして動作することができる。
本発明に従ったコンバータは、電圧基準の乱れが出力に
影響を与えないときにチャネルとステージとの間の切換
えが行なわれるように予め定められた時間制約がプログ
ラムされるタイミングおよび多重化制御システムを用い
て動作することができる。
【0017】本発明に従ったシステムは、以下に図面を
参照してより詳細に説明される。
参照してより詳細に説明される。
【0018】
【好ましい実施例に詳細な説明】上述のように、図1に
示されるような単純なフラッシュアナログ/デジタルコ
ンバータは、いくつかのコンパレータの各々への1入力
としての役割を果たす電圧基準を発生させるために抵抗
分圧器ネットワークを用いており、これらのコンパレー
タの他の入力は変換されるべき入力電圧である。論理ブ
ロック、たとえばデジタル出力エンコーダ112は、適
切なデジタル出力を生成するために4ビット/2ビット
符号化機能を果たす。
示されるような単純なフラッシュアナログ/デジタルコ
ンバータは、いくつかのコンパレータの各々への1入力
としての役割を果たす電圧基準を発生させるために抵抗
分圧器ネットワークを用いており、これらのコンパレー
タの他の入力は変換されるべき入力電圧である。論理ブ
ロック、たとえばデジタル出力エンコーダ112は、適
切なデジタル出力を生成するために4ビット/2ビット
符号化機能を果たす。
【0019】図2は、本発明のアーキテクチャに従っ
た、一般に201として示されるコンバータ回路の簡略
化した図である。コンバータ回路201は、2つのコン
パレータバンクを含む。コンパレータ102〜105は
第1のコンパレータバンク(「A」バンク)を形成し、
コンパレータ202〜205は第2のコンパレータバン
ク(「B」バンク)を形成する。信号ライン101上の
アナログ信号は、「A」および「B」コンパレータバン
クの各々におけるコンパレータの第1の入力に送られ
る。各々のコンパレータバンクにおける対応するコンパ
レータは、同じ基準電圧に経路付けられる第2の入力を
有する。したがって、コンパレータ102、202はV
ref1に経路付けられ、コンパレータ103、203
はVref2に経路付けられ、コンパレータ104、2
04はVref3に経路付けられ、コンパレータ10
5、205はVref4に経路付けられる。所望のデジ
タル出力の精度を得るために、いかなる数のコンパレー
タをいかなる数の電圧基準にも経路付けることができ
る。
た、一般に201として示されるコンバータ回路の簡略
化した図である。コンバータ回路201は、2つのコン
パレータバンクを含む。コンパレータ102〜105は
第1のコンパレータバンク(「A」バンク)を形成し、
コンパレータ202〜205は第2のコンパレータバン
ク(「B」バンク)を形成する。信号ライン101上の
アナログ信号は、「A」および「B」コンパレータバン
クの各々におけるコンパレータの第1の入力に送られ
る。各々のコンパレータバンクにおける対応するコンパ
レータは、同じ基準電圧に経路付けられる第2の入力を
有する。したがって、コンパレータ102、202はV
ref1に経路付けられ、コンパレータ103、203
はVref2に経路付けられ、コンパレータ104、2
04はVref3に経路付けられ、コンパレータ10
5、205はVref4に経路付けられる。所望のデジ
タル出力の精度を得るために、いかなる数のコンパレー
タをいかなる数の電圧基準にも経路付けることができ
る。
【0020】サンプルタイミングジェネレータ206等
のコンパレータバンク活性化回路は、ライン207にお
いてクロック信号を受取る。典型的には、ライン207
上のクロック信号は、図1の信号ライン115のクロッ
クに対応するシステムクロックの倍数である。図2の簡
略化された例では2つのコンパレータバンクが用いら
れ、したがって信号ライン207のクロックは典型的に
はシステムクロックの速度の2倍に設定される。サンプ
ルタイミングジェネレータ206は、デジタル出力セレ
クタ/エンコーダ211に、クロックごとの符号化のた
めに適切なコンパレータバンクから出力を選択させる出
力信号を信号ライン208、209および210で発生
させるための回路含む。たとえば、「A」コンパレータ
バンクのコンパレータ102〜105は信号ライン20
7のシステムクロックの2倍に等しい信号のクロックパ
ルスの発生の偶数番目ごとに活性化されかつ符号化され
ることができ、「B」コンパレータバンクのコンパレー
タ202〜205は信号ライン207のシステムクロッ
クの2倍のクロックパルスの発生の奇数番目ごとに活性
化されかつ符号化されることができる。当業者に既知で
あるように、セレクタ/エンコーダ211において論理
を符号化しかつ選択すれば、デジタル出力213および
214が生成されるであろう。
のコンパレータバンク活性化回路は、ライン207にお
いてクロック信号を受取る。典型的には、ライン207
上のクロック信号は、図1の信号ライン115のクロッ
クに対応するシステムクロックの倍数である。図2の簡
略化された例では2つのコンパレータバンクが用いら
れ、したがって信号ライン207のクロックは典型的に
はシステムクロックの速度の2倍に設定される。サンプ
ルタイミングジェネレータ206は、デジタル出力セレ
クタ/エンコーダ211に、クロックごとの符号化のた
めに適切なコンパレータバンクから出力を選択させる出
力信号を信号ライン208、209および210で発生
させるための回路含む。たとえば、「A」コンパレータ
バンクのコンパレータ102〜105は信号ライン20
7のシステムクロックの2倍に等しい信号のクロックパ
ルスの発生の偶数番目ごとに活性化されかつ符号化され
ることができ、「B」コンパレータバンクのコンパレー
タ202〜205は信号ライン207のシステムクロッ
クの2倍のクロックパルスの発生の奇数番目ごとに活性
化されかつ符号化されることができる。当業者に既知で
あるように、セレクタ/エンコーダ211において論理
を符号化しかつ選択すれば、デジタル出力213および
214が生成されるであろう。
【0021】本発明に従った図2のアーキテクチャによ
って、図1に示されるような従来のシステムで得られる
従来の速度の2倍の変換速度が得られる。2つのコンパ
レータバンクを用いる図2のアーキテクチャは例示的な
ものであって本発明を限定するものではなく、さらなる
コンパレータバンクを用いてそれと同じ倍数の速度を達
成することができることは当業者に既知であろう。した
がって、図2に示されるのと同じ方法でN個のコンパレ
ータバンクを用いることによって、システムクロック速
度のN倍の変換速度を達成することができる。
って、図1に示されるような従来のシステムで得られる
従来の速度の2倍の変換速度が得られる。2つのコンパ
レータバンクを用いる図2のアーキテクチャは例示的な
ものであって本発明を限定するものではなく、さらなる
コンパレータバンクを用いてそれと同じ倍数の速度を達
成することができることは当業者に既知であろう。した
がって、図2に示されるのと同じ方法でN個のコンパレ
ータバンクを用いることによって、システムクロック速
度のN倍の変換速度を達成することができる。
【0022】サンプルジェネレータ206等のコンパレ
ータ活性化回路は、信号ライン207の高速クロックと
予め定められた関係で各々のコンパレータバンクをトリ
ガするパルスを生成するために、当業者に既知の態様で
ハードウェアまたはソフトウェアまたはその何らかの組
合せにおいて実現され得る。N個のコンパレータバンク
に関しては、N個のコンパレータバンクのシーケンス全
体をトリガするためにN個のパルスが必要とされる。こ
れらのN個のパルスは、システムクロックの速度のN倍
の制御クロックを形成する。第1のコンパレータバンク
は、第1のパルス、たとえばN個のパルスのうちの第1
のパルスの前縁でトリガされるであろう。第2のコンパ
レータバンクはN個のパルスのうちの第2のパルスでト
リガされ、これらはN番目のバンクがN番目のパルスに
よって活性化されてすべてのコンパレータバンクが活性
化されるまで続くであろう。その後、サイクルは、上述
のように、各々のコンパレータバンクが制御クロックの
サブ周波数でトリガされて再開することができる。した
がって、各々のサブ周波数は制御クロックの周波数の1
/N倍である。
ータ活性化回路は、信号ライン207の高速クロックと
予め定められた関係で各々のコンパレータバンクをトリ
ガするパルスを生成するために、当業者に既知の態様で
ハードウェアまたはソフトウェアまたはその何らかの組
合せにおいて実現され得る。N個のコンパレータバンク
に関しては、N個のコンパレータバンクのシーケンス全
体をトリガするためにN個のパルスが必要とされる。こ
れらのN個のパルスは、システムクロックの速度のN倍
の制御クロックを形成する。第1のコンパレータバンク
は、第1のパルス、たとえばN個のパルスのうちの第1
のパルスの前縁でトリガされるであろう。第2のコンパ
レータバンクはN個のパルスのうちの第2のパルスでト
リガされ、これらはN番目のバンクがN番目のパルスに
よって活性化されてすべてのコンパレータバンクが活性
化されるまで続くであろう。その後、サイクルは、上述
のように、各々のコンパレータバンクが制御クロックの
サブ周波数でトリガされて再開することができる。した
がって、各々のサブ周波数は制御クロックの周波数の1
/N倍である。
【0023】図3は、各々のコンパレータバンクのため
のサンプル/ホールド回路を加えた、本発明に従ったア
ーキテクチャの変形例を示している。図2では、アナロ
グ入力信号はアナログ入力チャネル101を介してすべ
てのコンパレータに送られる。図3では、アナログ入力
信号はアナログ入力チャネル101を介してサンプルホ
ールド回路215および216に送られる。各々のサン
プルホールド回路は、スイッチ217、コンデンサ21
8およびバッファ219を備える。サンプルホールド回
路215および216を、当該技術分野において既知の
他のサンプルホールド回路の構成で代用することができ
る。サンプルホールド回路215および216の出力
は、信号ライン220および221を介してそれぞれ個
々のコンパレータバンク「A」および「B」に送られ
る。正しいシステム動作を達成するためにサンプルホー
ルド回路を必要とする応用においては、図3の構成は有
用である。そのようなシステムでは、サンプルホールド
スイッチ217および222を開くための信号は、サン
プルタイミングジェネレータ206から引出される。特
に、スイッチ217および222は、対応するコンパレ
ータバンクにおいて各々のコンパレータサイクルが開始
されると開かれるであろう。
のサンプル/ホールド回路を加えた、本発明に従ったア
ーキテクチャの変形例を示している。図2では、アナロ
グ入力信号はアナログ入力チャネル101を介してすべ
てのコンパレータに送られる。図3では、アナログ入力
信号はアナログ入力チャネル101を介してサンプルホ
ールド回路215および216に送られる。各々のサン
プルホールド回路は、スイッチ217、コンデンサ21
8およびバッファ219を備える。サンプルホールド回
路215および216を、当該技術分野において既知の
他のサンプルホールド回路の構成で代用することができ
る。サンプルホールド回路215および216の出力
は、信号ライン220および221を介してそれぞれ個
々のコンパレータバンク「A」および「B」に送られ
る。正しいシステム動作を達成するためにサンプルホー
ルド回路を必要とする応用においては、図3の構成は有
用である。そのようなシステムでは、サンプルホールド
スイッチ217および222を開くための信号は、サン
プルタイミングジェネレータ206から引出される。特
に、スイッチ217および222は、対応するコンパレ
ータバンクにおいて各々のコンパレータサイクルが開始
されると開かれるであろう。
【0024】図4および図5は、本発明に従ったコンバ
ータ回路を用いたより高い変換速度の有用性を示してい
る。図4は、従来のモノリシックフラッシュアナログ/
デジタルコンバータにおいて利用できるサンプルを示し
ている。図4では、システムクロックが信号Aによって
表される。アナログ/デジタル変換を開始するサンプル
点は、図4でBによって表される。アナログ/デジタル
変換に用いられるコンパレータ101〜105のセトリ
ングに必要な時間は、図4でCとして示されている。エ
ンコーダ112のために必要なセトリング時間はDとし
て示され、Eはデジタル出力の利用可能な時間を表して
いる。図4に示されるように、デジタル出力は、Aに示
されるシステムクロックのおよそ1つ置きの前縁で利用
可能である。Vinとして表される信号入力上の点は、
フラッシュコンバータが信号をサンプリングし得るポイ
ントを示している。図4に示されるように、信号はサン
プル点間で著しく変化する。したがって、コンバータは
コンパレータのセトリング時間によって制限されるた
め、信号は単一のフラッシュA/Dコンバータによって
抽出できる周波数よりも高い周波数の情報を有する。
ータ回路を用いたより高い変換速度の有用性を示してい
る。図4は、従来のモノリシックフラッシュアナログ/
デジタルコンバータにおいて利用できるサンプルを示し
ている。図4では、システムクロックが信号Aによって
表される。アナログ/デジタル変換を開始するサンプル
点は、図4でBによって表される。アナログ/デジタル
変換に用いられるコンパレータ101〜105のセトリ
ングに必要な時間は、図4でCとして示されている。エ
ンコーダ112のために必要なセトリング時間はDとし
て示され、Eはデジタル出力の利用可能な時間を表して
いる。図4に示されるように、デジタル出力は、Aに示
されるシステムクロックのおよそ1つ置きの前縁で利用
可能である。Vinとして表される信号入力上の点は、
フラッシュコンバータが信号をサンプリングし得るポイ
ントを示している。図4に示されるように、信号はサン
プル点間で著しく変化する。したがって、コンバータは
コンパレータのセトリング時間によって制限されるた
め、信号は単一のフラッシュA/Dコンバータによって
抽出できる周波数よりも高い周波数の情報を有する。
【0025】図5は、図2および図3の本発明に従った
アーキテクチャにおいて示されるような2つのフラッシ
ュアナログ/デジタルコンバータセクションを同時に動
作させることによってサンプル速度を倍増させることが
できることを示している。図5では、信号Aとして示さ
れる制御クロック速度は、信号Aの真上に図示されるシ
ステムクロックの速度の2倍に倍増されている。たとえ
ば個々のフラッシュアナログ/デジタルコンバータセク
ションの性能は図5に示されており、信号B〜Eは図4
に示される従来のフラッシュA/Dの信号と変化してい
ない。しかしながら、図5においてJで示されるよう
に、入力信号のサンプルの利用可能な数が2倍であるた
め、コンバータの全体的な性能は著しく向上する。信号
E、IおよびJは、最初の変換後、システムクロック速
度の2倍の速度で動作する信号Aの制御クロックの1つ
置きの前縁でデジタル出力が利用できることを示してい
る。
アーキテクチャにおいて示されるような2つのフラッシ
ュアナログ/デジタルコンバータセクションを同時に動
作させることによってサンプル速度を倍増させることが
できることを示している。図5では、信号Aとして示さ
れる制御クロック速度は、信号Aの真上に図示されるシ
ステムクロックの速度の2倍に倍増されている。たとえ
ば個々のフラッシュアナログ/デジタルコンバータセク
ションの性能は図5に示されており、信号B〜Eは図4
に示される従来のフラッシュA/Dの信号と変化してい
ない。しかしながら、図5においてJで示されるよう
に、入力信号のサンプルの利用可能な数が2倍であるた
め、コンバータの全体的な性能は著しく向上する。信号
E、IおよびJは、最初の変換後、システムクロック速
度の2倍の速度で動作する信号Aの制御クロックの1つ
置きの前縁でデジタル出力が利用できることを示してい
る。
【0026】図5の凡例B〜Eは、図2または図3のコ
ンパレータバンクAのコンパレータによって行なわれる
アナログ/デジタル変換を示している。図5の凡例F〜
Iは、図2または図3のコンパレータバンクBのコンパ
レータによって行なわれる変換を示している。各々のコ
ンパレータバンクは、同じ性能の特性を有する。図5の
凡例CおよびFによって示されるように、バンクBのコ
ンパレータは、バンクAのコンパレータがそれらのセト
リングを終了してしまう前に、およびエンコーダがその
セトリングを終了してしまう前に、変換を開始すること
ができる。図5において、信号BおよびFは、第1のコ
ンパレータバンクAがシステムクロックの発生の奇数番
目ごとに変換を開始するように活性化され、かつ第2の
コンパレータバンクBがシステムクロックの発生の偶数
番目ごとに変換を始めるように活性化されることを示
す。その結果、適切なタイミングで、2つのコンパレー
タバンク「A」と「B」との間で入力Vinのサンプリ
ングを混ぜ合わせることが可能であるということにな
る。したがって、バンク「A」のコンパレータによって
行なわれる変換の出力は利用可能であり、一方バンク
「B」のコンパレータはセトリングし続ける。このイン
タリーブの結果、信号がより頻繁にサンプリングされか
つデジタル出力がより頻繁に利用可能となるため、入力
信号をより正確に変換することができるようになる。た
とえば、各々のコンパレータバンクは、システムクロッ
クの1サイクルによって決定される期間にデジタル出力
を生成する。
ンパレータバンクAのコンパレータによって行なわれる
アナログ/デジタル変換を示している。図5の凡例F〜
Iは、図2または図3のコンパレータバンクBのコンパ
レータによって行なわれる変換を示している。各々のコ
ンパレータバンクは、同じ性能の特性を有する。図5の
凡例CおよびFによって示されるように、バンクBのコ
ンパレータは、バンクAのコンパレータがそれらのセト
リングを終了してしまう前に、およびエンコーダがその
セトリングを終了してしまう前に、変換を開始すること
ができる。図5において、信号BおよびFは、第1のコ
ンパレータバンクAがシステムクロックの発生の奇数番
目ごとに変換を開始するように活性化され、かつ第2の
コンパレータバンクBがシステムクロックの発生の偶数
番目ごとに変換を始めるように活性化されることを示
す。その結果、適切なタイミングで、2つのコンパレー
タバンク「A」と「B」との間で入力Vinのサンプリ
ングを混ぜ合わせることが可能であるということにな
る。したがって、バンク「A」のコンパレータによって
行なわれる変換の出力は利用可能であり、一方バンク
「B」のコンパレータはセトリングし続ける。このイン
タリーブの結果、信号がより頻繁にサンプリングされか
つデジタル出力がより頻繁に利用可能となるため、入力
信号をより正確に変換することができるようになる。た
とえば、各々のコンパレータバンクは、システムクロッ
クの1サイクルによって決定される期間にデジタル出力
を生成する。
【0027】上述のように、2つのコンパレータバンク
「A」および「B」を用いることは例示的なものであっ
て本発明を制限するものではない。変換の精度を向上す
るために、いかなる数のコンパレータバンクを用いても
よい。たとえば、6つのコンバータバンクを用い、した
がって制御クロック速度をシステムクロックの速度の6
倍に増加すれば、デジタル出力をはるかに頻繁に生成し
かつ各々のシステムクロックサイクルの間に利用できる
信号のサンプルの数が増加するであろう。ここに与えた
図2および図3の2ビットの例は例示的なものであって
本発明を限定するものではなく、本発明に従ったnビッ
トのコンパレータを、より高いビット数の解像度が得ら
れるように基準電圧およびコンパレータの数を増加する
ことによって構成できることも当業者に明らかであろ
う。
「A」および「B」を用いることは例示的なものであっ
て本発明を制限するものではない。変換の精度を向上す
るために、いかなる数のコンパレータバンクを用いても
よい。たとえば、6つのコンバータバンクを用い、した
がって制御クロック速度をシステムクロックの速度の6
倍に増加すれば、デジタル出力をはるかに頻繁に生成し
かつ各々のシステムクロックサイクルの間に利用できる
信号のサンプルの数が増加するであろう。ここに与えた
図2および図3の2ビットの例は例示的なものであって
本発明を限定するものではなく、本発明に従ったnビッ
トのコンパレータを、より高いビット数の解像度が得ら
れるように基準電圧およびコンパレータの数を増加する
ことによって構成できることも当業者に明らかであろ
う。
【0028】実際のシステムは、図1〜図3に示される
完全なフラッシュシステムとしてではなく1/n変換ア
ーキテクチャとして実現できる。1/nフラッシュ変換
システムを実現するのは、1つには、必要とされる精度
のビット数がより高いnまで大きくなると、2n 個のコ
ンパレータが必要となるからである。そうすると、コン
パレータの数はシリコンチップの面積の大部分を占める
ようになり、システムが動作するのに必要な電力消費量
が増加する。マルチステージ1/nフラッシュ変換シス
テムは、多重化および高速パイプライン処理機能を含み
得る。マルチステージアナログ/デジタル変換は、妨害
の可能性のある他の源を基準値に加える効果を有する。
たとえば、4ビットの精度ごとに16個のコンパレータ
を備える2つの4ビットフラッシュとして実現される、
8ビットの出力精度を有する1/2フラッシュシステム
では、各々のサンプルは、第2の1/2ステージのコン
パレータが分圧器のより高いまたはより低い位置の異な
る組の基準に切換えられるであろうということを意味し
得る。第2の1/2フラッシュステージの切換動作は、
基準ツリーの値を妨害し、かつ図2および図3に示され
るサンプルタイミングジェネレータに対して異なる組の
制約を与えるであろう。
完全なフラッシュシステムとしてではなく1/n変換ア
ーキテクチャとして実現できる。1/nフラッシュ変換
システムを実現するのは、1つには、必要とされる精度
のビット数がより高いnまで大きくなると、2n 個のコ
ンパレータが必要となるからである。そうすると、コン
パレータの数はシリコンチップの面積の大部分を占める
ようになり、システムが動作するのに必要な電力消費量
が増加する。マルチステージ1/nフラッシュ変換シス
テムは、多重化および高速パイプライン処理機能を含み
得る。マルチステージアナログ/デジタル変換は、妨害
の可能性のある他の源を基準値に加える効果を有する。
たとえば、4ビットの精度ごとに16個のコンパレータ
を備える2つの4ビットフラッシュとして実現される、
8ビットの出力精度を有する1/2フラッシュシステム
では、各々のサンプルは、第2の1/2ステージのコン
パレータが分圧器のより高いまたはより低い位置の異な
る組の基準に切換えられるであろうということを意味し
得る。第2の1/2フラッシュステージの切換動作は、
基準ツリーの値を妨害し、かつ図2および図3に示され
るサンプルタイミングジェネレータに対して異なる組の
制約を与えるであろう。
【0029】図6は、2ビットの精度ごとに4つのコン
パレータを備える2つの2ビットフラッシュとして実現
される、4ビットの出力精度の1/2フラッシュシステ
ムの簡略化した図である。第1の1/2ステージは、コ
ンパレータ403〜406、抵抗器413〜417、お
よびエンコーダ418を含む。第2の1/2フラッシュ
ステージは、コンパレータ407〜410、抵抗器41
9〜422、およびエンコーダ423を含む。動作時
に、スイッチ401および411が閉じると、変換され
るべき入力信号が、入力チャネル402を介してコンパ
レータ403〜410の各々に与えられる。第1の半分
のフラッシュステージは、コンパレータ403〜406
の出力で論理0および論理1を生成する。コンデンサ4
12が十分に充電されると、スイッチ411を開くこと
ができる。スイッチ論理424は、コンパレータ403
〜406の出力に基づいて、スイッチマトリックス42
5の適切なスイッチS3〜S6を開閉するように動作す
る。図6では例示的にスイッチ論理424を別個のエレ
メントとして示しているが、本発明はこれに限定され
ず、スイッチ論理424をスイッチマトリックス425
内に実現できることが当業者に既知であろう。このポイ
ントで、エンコーダ418からの出力B2およびB3
は、第2の半分のフラッシュステージによって生成され
る出力B1およびB0とパイプライン方式でシステムに
設けられるべき先入れ先出しメモリ(図示せず)に与え
られることができる。
パレータを備える2つの2ビットフラッシュとして実現
される、4ビットの出力精度の1/2フラッシュシステ
ムの簡略化した図である。第1の1/2ステージは、コ
ンパレータ403〜406、抵抗器413〜417、お
よびエンコーダ418を含む。第2の1/2フラッシュ
ステージは、コンパレータ407〜410、抵抗器41
9〜422、およびエンコーダ423を含む。動作時
に、スイッチ401および411が閉じると、変換され
るべき入力信号が、入力チャネル402を介してコンパ
レータ403〜410の各々に与えられる。第1の半分
のフラッシュステージは、コンパレータ403〜406
の出力で論理0および論理1を生成する。コンデンサ4
12が十分に充電されると、スイッチ411を開くこと
ができる。スイッチ論理424は、コンパレータ403
〜406の出力に基づいて、スイッチマトリックス42
5の適切なスイッチS3〜S6を開閉するように動作す
る。図6では例示的にスイッチ論理424を別個のエレ
メントとして示しているが、本発明はこれに限定され
ず、スイッチ論理424をスイッチマトリックス425
内に実現できることが当業者に既知であろう。このポイ
ントで、エンコーダ418からの出力B2およびB3
は、第2の半分のフラッシュステージによって生成され
る出力B1およびB0とパイプライン方式でシステムに
設けられるべき先入れ先出しメモリ(図示せず)に与え
られることができる。
【0030】スイッチマトリックス425を切換える
と、抵抗器419〜422によって形成されるネットワ
ークに電圧が与えられる。これによって、コンパレータ
407〜410に電圧基準Vref5〜Vref8が与
えられる。これらのコンパレータの出力は、その後、エ
ンコーダ423に送られ、出力B1およびB0が生成さ
れる。その後、これらのコンパレータの出力もまた、シ
ステムの残りにパイプライン処理するための先入れ先出
しメモリ(図示せず)に送られる。出力B0〜B3はま
たストアされ、残りのシステムによって用いるために並
列に与えられるかまたは他のいずれかの既知の方法で送
られることができることは当業者に既知であろう。
と、抵抗器419〜422によって形成されるネットワ
ークに電圧が与えられる。これによって、コンパレータ
407〜410に電圧基準Vref5〜Vref8が与
えられる。これらのコンパレータの出力は、その後、エ
ンコーダ423に送られ、出力B1およびB0が生成さ
れる。その後、これらのコンパレータの出力もまた、シ
ステムの残りにパイプライン処理するための先入れ先出
しメモリ(図示せず)に送られる。出力B0〜B3はま
たストアされ、残りのシステムによって用いるために並
列に与えられるかまたは他のいずれかの既知の方法で送
られることができることは当業者に既知であろう。
【0031】図6に示されるように、スイッチS3がa
の位置にあり、かつS4がdの位置にあり、かつS5が
eの位置にあり、かつS6が開いているとき、電圧基準
Vref5〜Vref8はVref1とVref2との
間であろう。同様に、スイッチS3が開いており、かつ
スイッチS4がbの位置にあり、かつスイッチS5がd
の位置にあり、かつスイッチS6が開いているとき、電
圧基準Vref5〜Vref8はVref2とVref
3との間であろう。スイッチS3が開いており、かつス
イッチS4がcの位置にあり、かつスイッチS5がfの
位置にあり、かつスイッチS6がgの位置にあるとき、
電圧基準Vref5〜Vref8はVref3とVre
f4との間であろう。スイッチS3〜S6の配置は、ス
イッチ論理424によって決定されるような、コンパレ
ータ403〜406の出力の関数である。スイッチマト
リックス425が抵抗器413〜417と電圧基準Vr
efとによって形成される分圧器のより高いまたはより
低い位置でより高いまたはより低いレベルの適切な電圧
を与えるように、いかなる既知の方法でもスイッチマト
リックス425を実現できることは当業者に既知であろ
う。1/nフラッシュ変換システムに関していかなる数
のステージも形成できることが当業者に既知であろう。
の位置にあり、かつS4がdの位置にあり、かつS5が
eの位置にあり、かつS6が開いているとき、電圧基準
Vref5〜Vref8はVref1とVref2との
間であろう。同様に、スイッチS3が開いており、かつ
スイッチS4がbの位置にあり、かつスイッチS5がd
の位置にあり、かつスイッチS6が開いているとき、電
圧基準Vref5〜Vref8はVref2とVref
3との間であろう。スイッチS3が開いており、かつス
イッチS4がcの位置にあり、かつスイッチS5がfの
位置にあり、かつスイッチS6がgの位置にあるとき、
電圧基準Vref5〜Vref8はVref3とVre
f4との間であろう。スイッチS3〜S6の配置は、ス
イッチ論理424によって決定されるような、コンパレ
ータ403〜406の出力の関数である。スイッチマト
リックス425が抵抗器413〜417と電圧基準Vr
efとによって形成される分圧器のより高いまたはより
低い位置でより高いまたはより低いレベルの適切な電圧
を与えるように、いかなる既知の方法でもスイッチマト
リックス425を実現できることは当業者に既知であろ
う。1/nフラッシュ変換システムに関していかなる数
のステージも形成できることが当業者に既知であろう。
【0032】上で議論したように、第2の1/2フラッ
シュステージの切換動作が、基準ツリーの値を乱し、そ
れによって異なるタイミング制約を与えるであろう。本
発明に従った1/2フラッシュ変換システムの一例は、
図7に示されている。以前に図6に示したマルチステー
ジコンバータのエレメントに加えて、図7では、2ビッ
トの精度ごとに4つのコンパレータを備える1対の2ビ
ットフラッシュとして実現される、4ビットの出力精度
の1/2フラッシュシステムにおいてコンパレータバン
ク「B」が組込まれている。コンパレータ503〜50
6は、Aバンクのコンパレータ403〜406に対応す
るBバンクのコンパレータを形成する。コンパレータ5
07〜510は、Aバンクのコンパレータ407〜41
0に対応するBグループのコンパレータを形成する。コ
ンパレータバンク活性化回路501は、信号ライン50
2において、典型的にはシステムクロックの2倍に等し
いクロック信号を受取る。コンパレータバンク活性化回
路501は、図2および図3のサンプルタイミングジェ
ネレータ206と本質的に同じ機能を果たす。したがっ
て、コンパレータバンク活性化回路501は、セレクタ
/エンコーダ418および423と種々のコンパレータ
バンクのコンパレータとにイネーブル信号を送る。
シュステージの切換動作が、基準ツリーの値を乱し、そ
れによって異なるタイミング制約を与えるであろう。本
発明に従った1/2フラッシュ変換システムの一例は、
図7に示されている。以前に図6に示したマルチステー
ジコンバータのエレメントに加えて、図7では、2ビッ
トの精度ごとに4つのコンパレータを備える1対の2ビ
ットフラッシュとして実現される、4ビットの出力精度
の1/2フラッシュシステムにおいてコンパレータバン
ク「B」が組込まれている。コンパレータ503〜50
6は、Aバンクのコンパレータ403〜406に対応す
るBバンクのコンパレータを形成する。コンパレータ5
07〜510は、Aバンクのコンパレータ407〜41
0に対応するBグループのコンパレータを形成する。コ
ンパレータバンク活性化回路501は、信号ライン50
2において、典型的にはシステムクロックの2倍に等し
いクロック信号を受取る。コンパレータバンク活性化回
路501は、図2および図3のサンプルタイミングジェ
ネレータ206と本質的に同じ機能を果たす。したがっ
て、コンパレータバンク活性化回路501は、セレクタ
/エンコーダ418および423と種々のコンパレータ
バンクのコンパレータとにイネーブル信号を送る。
【0033】上述のように、1/nコンバータ回路の構
成における基準電圧の乱れのため、付加的なタイミング
制約がある。したがって、コンパレータバンク活性化回
路501は、電圧基準Vref1〜Vref8の乱れに
よってコンバータの出力に誤りが生じ得るときにスイッ
チマトリックス425が切換えられないようにするため
に、スイッチマトリックス425にイネーブル信号およ
び抑制信号を与えるように構成される。サンプリングタ
イミングジェネレータ206またはコンパレータバンク
活性化回路501は、論理装置、処理装置、またはメモ
リ等のプログラム装置を用いて構成され得ることは当業
者に既知であろう。さらに、これらの回路は、スイッチ
マトリックス、エンコーダ、およびコンパレータバンク
にイネーブル信号および/または抑制信号を与えるよう
に構成され得る。このようなサンプルタイミングジェネ
レータ206またはコンパレータバンク活性化回路50
1の特定の構成は、システムのタイミング制約、処理能
力および論理ファミリーの実現例に依存する。上述のよ
うに、タイミング制御は、抑制信号および/またはイネ
ーブル信号がクロックに関して特定の時間に生成される
ように構成される。しかしながら、コンピュータまたは
他のプロセッサ等の外部装置から受取られる入力リクエ
ストおよび出力リクエストに基づいて、事象を駆動する
態様でそのような抑制信号およびイネーブル信号を生成
することも本発明の範囲内である。
成における基準電圧の乱れのため、付加的なタイミング
制約がある。したがって、コンパレータバンク活性化回
路501は、電圧基準Vref1〜Vref8の乱れに
よってコンバータの出力に誤りが生じ得るときにスイッ
チマトリックス425が切換えられないようにするため
に、スイッチマトリックス425にイネーブル信号およ
び抑制信号を与えるように構成される。サンプリングタ
イミングジェネレータ206またはコンパレータバンク
活性化回路501は、論理装置、処理装置、またはメモ
リ等のプログラム装置を用いて構成され得ることは当業
者に既知であろう。さらに、これらの回路は、スイッチ
マトリックス、エンコーダ、およびコンパレータバンク
にイネーブル信号および/または抑制信号を与えるよう
に構成され得る。このようなサンプルタイミングジェネ
レータ206またはコンパレータバンク活性化回路50
1の特定の構成は、システムのタイミング制約、処理能
力および論理ファミリーの実現例に依存する。上述のよ
うに、タイミング制御は、抑制信号および/またはイネ
ーブル信号がクロックに関して特定の時間に生成される
ように構成される。しかしながら、コンピュータまたは
他のプロセッサ等の外部装置から受取られる入力リクエ
ストおよび出力リクエストに基づいて、事象を駆動する
態様でそのような抑制信号およびイネーブル信号を生成
することも本発明の範囲内である。
【0034】図8および図9は、本発明に従ったコンバ
ータ回路のマルチチャネル−単一ステージの構成を示し
ている。図8では、入力信号Vin1およびVin2は
マルチプレクサ601に送られ、このマルチプレクサ6
01はこれらの入力信号のうちの各々の1つを異なる時
間に信号ライン602に与える。図8では、入力信号は
その後直接コンパレータに送られる。図9は、入力信号
ライン602とコンパレータとの間に置かれたサンプル
ホールド回路215、216を示している。これらの場
合、コンパレータバンク活性化回路501はまた、チャ
ネルが活性であることを示す、信号ライン603上の駆
動信号に応答する。しかしながら、本発明に従ったコン
バータ回路は本質的には、どのチャネルが活性であるか
を識別する必要はなく、マルチプレクサを介して供給さ
れるいかなる入力もコンバータ回路によって変換される
ことが当業者によって理解されるであろう。
ータ回路のマルチチャネル−単一ステージの構成を示し
ている。図8では、入力信号Vin1およびVin2は
マルチプレクサ601に送られ、このマルチプレクサ6
01はこれらの入力信号のうちの各々の1つを異なる時
間に信号ライン602に与える。図8では、入力信号は
その後直接コンパレータに送られる。図9は、入力信号
ライン602とコンパレータとの間に置かれたサンプル
ホールド回路215、216を示している。これらの場
合、コンパレータバンク活性化回路501はまた、チャ
ネルが活性であることを示す、信号ライン603上の駆
動信号に応答する。しかしながら、本発明に従ったコン
バータ回路は本質的には、どのチャネルが活性であるか
を識別する必要はなく、マルチプレクサを介して供給さ
れるいかなる入力もコンバータ回路によって変換される
ことが当業者によって理解されるであろう。
【0035】図10は、コンパレータバンクの各々に関
して別個のサンプルホールド回路を用いるマルチチャネ
ル−マルチステージの構成を示している。図10は、本
発明に従ったコンバータアーキテクチャが1/nコンバ
ータおよびマルチチャネルコンバータを含むアナログ/
デジタルコンバータの本質的にいかなる既知の構成にも
適用できることを示している。
して別個のサンプルホールド回路を用いるマルチチャネ
ル−マルチステージの構成を示している。図10は、本
発明に従ったコンバータアーキテクチャが1/nコンバ
ータおよびマルチチャネルコンバータを含むアナログ/
デジタルコンバータの本質的にいかなる既知の構成にも
適用できることを示している。
【0036】最後に、図11は、アナログ/デジタルコ
ンバータの抵抗分圧器の利用できる電圧タップを、アナ
ログ出力を生成するための基準レベルとして再利用する
本発明に従ったコンバータシステムを示している。この
場合、デジタル入力は、デジタル信号ライン801およ
び802を介してデジタル入力デコーダ803に与えら
れる。デジタル入力デコーダ803は、2ビットのデジ
タル入力を4ビットに変換し、この4ビットはスイッチ
804〜807を制御するために用いられる。たとえ
ば、信号ライン801および802の両方に論理1があ
れば、これは、4つのスイッチ804〜807がすべて
閉じられそれによって、信号ライン809においてVo
utを生成するために用いられるであろう可能な限り最
大の電流をバッファ増幅器808に与えるような論理状
態に同時にデコードされるであろう。同様に、信号ライ
ン801および802において論理0が同時に現れれ
ば、これは、4つのスイッチ804〜807がすべて開
かれ、それによって増幅器808に電流を生成せずかつ
信号ライン809におけるVoutが0ボルトとなるよ
うにデコードされるであろう。信号ライン801および
802の一方が論理0で他方が論理1であれば、これ
は、スイッチ804〜807が閉じられ、それによって
増幅器808に種々のレベルの電流を生成しかつ信号ラ
イン809において種々の中間出力電圧を生成するよう
にデコードされるであろう。抵抗分圧器はしばしばフラ
ッシュコンバータの大きい単一構造であるため、アナロ
グ出力のための基準を与えるためにアナログ/デジタル
コンバータのための分圧器と同じ分圧器を用いれば、シ
リコン面積が節約される。本発明に従ったコンバータに
は、アナログ/デジタルおよびデジタル/アナログの入
力および出力変換に同じ基準電圧を用いることによって
精度を向上するというさらなる利点がある。図11に示
される例は簡略化されたものであって、必要に応じてn
ビットに拡張でき、かつ図7、図8、図9または図10
に示されるマルチステージ−マルチチャネルの構成のい
ずれでも実現できる。
ンバータの抵抗分圧器の利用できる電圧タップを、アナ
ログ出力を生成するための基準レベルとして再利用する
本発明に従ったコンバータシステムを示している。この
場合、デジタル入力は、デジタル信号ライン801およ
び802を介してデジタル入力デコーダ803に与えら
れる。デジタル入力デコーダ803は、2ビットのデジ
タル入力を4ビットに変換し、この4ビットはスイッチ
804〜807を制御するために用いられる。たとえ
ば、信号ライン801および802の両方に論理1があ
れば、これは、4つのスイッチ804〜807がすべて
閉じられそれによって、信号ライン809においてVo
utを生成するために用いられるであろう可能な限り最
大の電流をバッファ増幅器808に与えるような論理状
態に同時にデコードされるであろう。同様に、信号ライ
ン801および802において論理0が同時に現れれ
ば、これは、4つのスイッチ804〜807がすべて開
かれ、それによって増幅器808に電流を生成せずかつ
信号ライン809におけるVoutが0ボルトとなるよ
うにデコードされるであろう。信号ライン801および
802の一方が論理0で他方が論理1であれば、これ
は、スイッチ804〜807が閉じられ、それによって
増幅器808に種々のレベルの電流を生成しかつ信号ラ
イン809において種々の中間出力電圧を生成するよう
にデコードされるであろう。抵抗分圧器はしばしばフラ
ッシュコンバータの大きい単一構造であるため、アナロ
グ出力のための基準を与えるためにアナログ/デジタル
コンバータのための分圧器と同じ分圧器を用いれば、シ
リコン面積が節約される。本発明に従ったコンバータに
は、アナログ/デジタルおよびデジタル/アナログの入
力および出力変換に同じ基準電圧を用いることによって
精度を向上するというさらなる利点がある。図11に示
される例は簡略化されたものであって、必要に応じてn
ビットに拡張でき、かつ図7、図8、図9または図10
に示されるマルチステージ−マルチチャネルの構成のい
ずれでも実現できる。
【0037】タイミングおよび制御回路810は、信号
ライン811上のクロック信号に応答して、活性となる
べきコンパレータ(たとえば、102〜105または2
02〜205)のバンクを選択し、かつ信号ライン81
2、813a、813bを用いて、それらのコンパレー
タの出力をエンコーダ211によって符号化させる。タ
イミングおよび制御回路810はまた信号ライン81
4、815上の入力リクエストおよび出力リクエストを
受取り、これらのリクエストは、デジタル入力エンコー
ダ803がデジタル入力ライン801、802上の信号
に応答してスイッチ804〜807を活性化することが
できるようにするために信号ライン816を介して用い
られる。タイミングおよび制御回路810は、信号ライ
ンおよび基準電圧の乱れが受入れ可能な交差内にセトリ
ングした後にのみ出力がデコードされるようにプログラ
ムされる。
ライン811上のクロック信号に応答して、活性となる
べきコンパレータ(たとえば、102〜105または2
02〜205)のバンクを選択し、かつ信号ライン81
2、813a、813bを用いて、それらのコンパレー
タの出力をエンコーダ211によって符号化させる。タ
イミングおよび制御回路810はまた信号ライン81
4、815上の入力リクエストおよび出力リクエストを
受取り、これらのリクエストは、デジタル入力エンコー
ダ803がデジタル入力ライン801、802上の信号
に応答してスイッチ804〜807を活性化することが
できるようにするために信号ライン816を介して用い
られる。タイミングおよび制御回路810は、信号ライ
ンおよび基準電圧の乱れが受入れ可能な交差内にセトリ
ングした後にのみ出力がデコードされるようにプログラ
ムされる。
【0038】本発明にしたがったアーキテクチャは、N
倍の変換速度を達成するために、大きい値のN(したが
って、N個のコンパレータバンク)を企図している。た
とえば、Nを16として選択し、かつ固有の周波数制限
が6MHzであるフラッシュアナログ/デジタルコンバ
ータ回路を用いることによって、96MHzの変換速度
および8ビットの精度が可能となる。そのようなアナロ
グ/デジタル変換の性能は、従来のフラッシュアナログ
/デジタルアーキテクチャにおいては達成されていな
い。さらに、複数のフラッシュコンバータのための基準
はすべて1つの源から引出されるため、変換基準を共通
の分圧器から引出すことによって、システムの精度は向
上しかつ回路スペースが節約される。サンプル制御信号
の源として制御クロックのサブ周波数または制御クロッ
クの異なる位相を選択することによってスキューされる
複数のコンバータを用いることによって、高精度が得ら
れる。さらに、複数のフラッシュコンバータの出力はデ
ジタル方式で再び組合せられ、より高速で動作するフラ
ッシュコンバータと同じ1つの出力を与える。分圧器へ
の妨害が重大にならないようにタイミングおよびパラメ
ータ値を選択する能力以外に、同時に動作されるべき入
力または出力のチャネルの数に対して本質的な制限はな
い。入力または出力チャネルが同じビット数の精度また
は同じコーディングさえも有さなければならないという
本質的な制約がないことにさらに注目されたい。本発明
に従ったシステムは、複数の入力チャネルまたは出力チ
ャネルにおいて非常に複雑な変換動作を行なう。しかし
ながら、システムのアナログの内容は最小である。本発
明に従うようなシステムにおいて製造プロセスを変更し
ても、かなりの再設計を必要とするのは1つのコンパレ
ータセルおよび1つのバッファセルだけであろう。シス
テムの動作を達成する機能のほとんどは、新しいプロセ
スが典型的には容易に適応する論理機能である。したが
って、本発明に従ったコンバータによって新しくかつ独
自の機能が得られるだけではなく、このコンバータは新
しくかつ変化しているシステムの要求に容易に適合す
る。
倍の変換速度を達成するために、大きい値のN(したが
って、N個のコンパレータバンク)を企図している。た
とえば、Nを16として選択し、かつ固有の周波数制限
が6MHzであるフラッシュアナログ/デジタルコンバ
ータ回路を用いることによって、96MHzの変換速度
および8ビットの精度が可能となる。そのようなアナロ
グ/デジタル変換の性能は、従来のフラッシュアナログ
/デジタルアーキテクチャにおいては達成されていな
い。さらに、複数のフラッシュコンバータのための基準
はすべて1つの源から引出されるため、変換基準を共通
の分圧器から引出すことによって、システムの精度は向
上しかつ回路スペースが節約される。サンプル制御信号
の源として制御クロックのサブ周波数または制御クロッ
クの異なる位相を選択することによってスキューされる
複数のコンバータを用いることによって、高精度が得ら
れる。さらに、複数のフラッシュコンバータの出力はデ
ジタル方式で再び組合せられ、より高速で動作するフラ
ッシュコンバータと同じ1つの出力を与える。分圧器へ
の妨害が重大にならないようにタイミングおよびパラメ
ータ値を選択する能力以外に、同時に動作されるべき入
力または出力のチャネルの数に対して本質的な制限はな
い。入力または出力チャネルが同じビット数の精度また
は同じコーディングさえも有さなければならないという
本質的な制約がないことにさらに注目されたい。本発明
に従ったシステムは、複数の入力チャネルまたは出力チ
ャネルにおいて非常に複雑な変換動作を行なう。しかし
ながら、システムのアナログの内容は最小である。本発
明に従うようなシステムにおいて製造プロセスを変更し
ても、かなりの再設計を必要とするのは1つのコンパレ
ータセルおよび1つのバッファセルだけであろう。シス
テムの動作を達成する機能のほとんどは、新しいプロセ
スが典型的には容易に適応する論理機能である。したが
って、本発明に従ったコンバータによって新しくかつ独
自の機能が得られるだけではなく、このコンバータは新
しくかつ変化しているシステムの要求に容易に適合す
る。
【0039】本発明のいくつかの実施例に関して説明し
たが、さらなる変更が可能であることと、本願は一般に
本発明の原理に従った本発明のいかなる変形例、使用
例、または提供例も含むものであり、本発明が属する当
該技術分野の知識または慣行の範囲内にあるような本発
明からの変形例、ならびに上述の特徴および本発明の範
囲内または前掲の特許請求の範囲における制限の範囲内
にある本質的な特徴に適用され得る本発明からの変形例
を含むこと等を理解されたい。
たが、さらなる変更が可能であることと、本願は一般に
本発明の原理に従った本発明のいかなる変形例、使用
例、または提供例も含むものであり、本発明が属する当
該技術分野の知識または慣行の範囲内にあるような本発
明からの変形例、ならびに上述の特徴および本発明の範
囲内または前掲の特許請求の範囲における制限の範囲内
にある本質的な特徴に適用され得る本発明からの変形例
を含むこと等を理解されたい。
【図1】先行技術のフラッシュアナログ/デジタルコン
バータを示す図である。
バータを示す図である。
【図2】本発明に従った2ビットコンバータ回路を示す
図である。
図である。
【図3】個々のコンパレータバンクに関して別々のサン
プルおよび保持能力を有する、本発明に従った2ビット
コンバータ回路を示す図である。
プルおよび保持能力を有する、本発明に従った2ビット
コンバータ回路を示す図である。
【図4】従来のフラッシュアナログ/デジタルコンバー
タにおける信号間のタイミング関係を示す図である。
タにおける信号間のタイミング関係を示す図である。
【図5】図2および図3に示される本発明に従ったコン
バータ回路における信号間のタイミング関係を示す図で
ある。
バータ回路における信号間のタイミング関係を示す図で
ある。
【図6】単一チャネル−マルチステージアナログ/デジ
タルコンバータを示す図である。
タルコンバータを示す図である。
【図7】本発明に従った単一チャネル−マルチステージ
コンバータ回路を示す図である。
コンバータ回路を示す図である。
【図8】本発明に従ったマルチチャネルコンバータ回路
を示す図である。
を示す図である。
【図9】本発明に従った、別個のサンプルおよび保持能
力を有するマルチチャネルコンバータ回路を示す図であ
る。
力を有するマルチチャネルコンバータ回路を示す図であ
る。
【図10】本発明に従ったマルチチャネル−マルチステ
ージコンバータ回路を示す図である。
ージコンバータ回路を示す図である。
【図11】アナログ/デジタルおよびデジタル/アナロ
グ変換に関して同じ基準電圧を用いる、本発明に従った
コンバータシステムを示す図である。
グ変換に関して同じ基準電圧を用いる、本発明に従った
コンバータシステムを示す図である。
102 コンパレータ 107 抵抗器 202 コンパレータ 206 コンパレータバンク活性化回路 211 デジタル出力セレクタ/エンコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブレット・スチュワート アメリカ合衆国、78703−2931 テキサス 州、オースティン、フォレスト・トレイ ル、2105 (72)発明者 ミキ・モイヤル アメリカ合衆国、78757 テキサス州、オ ースティン、ペニー・レイン、2600、209
Claims (31)
- 【請求項1】 複数のコンパレータのバンクと、 アナログ信号を受取り、かつ前記アナログ信号を前記コ
ンパレータの第1の入力に送るためのアナログ入力チャ
ネルと、 複数の電圧基準とを備え、前記複数の電圧基準の各々の
異なる1つは、前記コンパレータバンクの各々における
前記コンパレータのうちのいくつかのコンパレータの第
2の入力に送られ、 選択された時間に前記アナログ入力信号の振幅を表わす
信号を出力するように前記コンパレータバンクに信号を
送るためのコンパレータバンク活性化回路をさらに備え
る、コンバータ回路。 - 【請求項2】 前記複数の電圧基準を形成する分圧器ネ
ットワークをさらに備える、請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】 前記アナログ入力チャネルは、サンプル
ホールド回路をさらに含む、請求項1に記載の装置。 - 【請求項4】 前記アナログ入力チャネルは、コンパレ
ータバンクの各々に対してサンプルホールド回路をさら
に含み、前記サンプルホールド回路の各々は、前記アナ
ログ入力信号のサンプルを前記コンパレータバンクのう
ちの1つにおける前記コンパレータの前記第1の入力に
送る、請求項1に記載の装置。 - 【請求項5】 前記コンパレータ活性化回路は、選択さ
れた時間に前記アナログ入力をサンプリングするように
各々の前記サンプルホールド回路をトリガする、請求項
4に記載の装置。 - 【請求項6】 前記コンパレータバンク活性化回路は、
前記電圧基準が安定している時に前記コンパレータバン
クを活性化するための回路を含む、請求項1に記載の装
置。 - 【請求項7】 前記コンバータ回路は、フラッシュアナ
ログ/デジタルコンバータを含む、請求項1に記載の装
置。 - 【請求項8】 前記コンバータ回路は、マルチステージ
フラッシュアナログ/デジタルコンバータである、請求
項7に記載の装置。 - 【請求項9】 前記コンパレータバンク活性化回路は、
ステージ間の切換えの結果としての前記コンパレータの
前記第2の入力の前記電圧基準が前記コンパレータの出
力に本質的に影響を与えない時間の間前記コンパレータ
バンクを活性化するための回路を含む、請求項8に記載
の装置。 - 【請求項10】 前記コンバータ回路は、マルチチャネ
ルフラッシュアナログ/デジタルコンバータである、請
求項7に記載の装置。 - 【請求項11】 前記コンバータ回路は、マルチステー
ジフラッシュアナログ/デジタルコンバータをさらに含
む、請求項10に記載の装置。 - 【請求項12】 前記コンパレータバンク活性化回路
は、制御クロックのサブ周波数によって決定される速度
で異なるコンパレータバンクを活性化する、請求項1に
記載の装置。 - 【請求項13】 前記制御クロックはシステムクロック
の倍数に等しい速度であり、前記倍数は、前記複数のコ
ンパレータバンクにおけるコンパレータバンクの数に等
しい、請求項12に記載の装置。 - 【請求項14】 前記サブ周波数によって決定される前
記速度は、前記コンパレータバンクの数によって除算さ
れる前記制御クロックの速度に等しい、請求項13に記
載の装置。 - 【請求項15】 前記複数のコンパレータバンクの各々
は、システムクロックの1サイクルの間デジタル出力を
与える、請求項1に記載の装置。 - 【請求項16】 複数のスイッチを備え、前記スイッチ
の各々は前記コンパレータの前記第2の入力のうちの1
つとアナログ出力との間に接続され、前記アナログ出力
はデジタル入力をアナログ表示したものを与え、 前記デジタル入力の論理状態に応答して前記コンパレー
タの前記第2の入力のうちの1つを前記アナログ出力に
接続するように前記スイッチの各々を制御するタイミン
グコントローラをさらに備える、請求項1に記載の装
置。 - 【請求項17】信号を変換するための方法であって、前
記方法は、 アナログ入力チャネルにおいてアナログ信号を受取り、
コンパレータの複数のバンクに配列される前記コンパレ
ータの第1の入力に前記アナログ信号を送るステップ
と、 複数の電圧基準を前記コンパレータに送るステップとを
含み、前記複数の電圧基準の各々の異なる1つは、前記
コンパレータバンクの各々における前記コンパのうちの
いくつかのコンパレータの第2の入力に送られ、 選択された時間に前記アナログ入力信号の振幅を表わす
信号を出力するように前記コンパレータバンクに信号を
送るステップをさらに含む、方法。 - 【請求項18】 前記アナログ入力チャネルにおいて前
記アナログ信号をサンプリングしかつ保持するステップ
をさらに含む、請求項17に記載の方法。 - 【請求項19】 前記アナログ入力チャネルは、コンパ
レータバンクの各々に対してサンプルホールド回路をさ
らに含み、前記アナログ入力信号のサンプルを、対応す
るサンプルホールド回路から前記コンパレータバンクの
各々における前記コンパレータの前記第1の入力に送る
ステップをさらに含む、請求項17に記載の方法。 - 【請求項20】 各々の前記サンプルホールド回路は、
選択された時間に前記アナログ入力をサンプリングする
ようにトリガされる、請求項19に記載の方法。 - 【請求項21】 前記コンパレータバンクは、前記電圧
基準が安定している時に活性化される、請求項17に記
載の方法。 - 【請求項22】 フラッシュアナログ/デジタル変換が
行なわれる、請求項17に記載の方法。 - 【請求項23】 マルチステージフラッシュアナログ/
デジタル変換が行なわれる、請求項22に記載の方法。 - 【請求項24】 前記コンパレータバンクは、ステージ
間の切換えの結果としての前記コンパレータの前記第2
の入力の前記電圧基準の乱れが前記コンパレータの出力
に本質的に影響を与えない時間の間活性化される、請求
項23に記載の方法。 - 【請求項25】 マルチチャネルフラッシュアナログ/
デジタル変換が行なわれる、請求項22に記載の方法。 - 【請求項26】 マルチステージフラッシュアナログ/
デジタル変換が行なわれる、請求項25に記載の方法。 - 【請求項27】 前記異なるコンパレータバンクは、制
御クロックのサブ周波数によって決定される速度で活性
化される、請求項17に記載の方法。 - 【請求項28】 前記制御クロックはシステムクロック
の倍数に等しい速度であり、前記倍数は、前記複数のコ
ンパレータバンクにおけるコンパレータバンクの数に等
しい、請求項27に記載の方法。 - 【請求項29】 前記サブ周波数によって決定される前
記速度は、前記コンパレータバンクの数によって除算さ
れる前記制御クロックの速度に等しい、請求項28に記
載の方法。 - 【請求項30】 前記複数のコンパレータバンクの各々
は、システムクロックの1サイクルの間デジタル出力を
与える、請求項17に記載の方法。 - 【請求項31】 デジタル入力を複数のスイッチに与え
るステップをさらに含み、前記スイッチの各々は前記コ
ンパレータの前記第2の入力のうちの1つとアナログ出
力との間に接続され、前記アナログ出力はデジタル入力
をアナログ表示したものを与え、 前記デジタル入力の論理状態に応答して前記コンパレー
タの前記第2の入力のうちの1つを前記アナログ出力に
接続するように前記スイッチの各々を制御するステップ
をさらに含む、請求項17に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/139,007 US5450085A (en) | 1993-08-31 | 1993-10-21 | Method and apparatus for high speed analog to digital conversion using multiplexed flash sections |
US139007 | 2002-05-03 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07162310A true JPH07162310A (ja) | 1995-06-23 |
Family
ID=22484701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6253279A Withdrawn JPH07162310A (ja) | 1993-10-21 | 1994-10-19 | コンバータ回路および信号を変換するための方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5450085A (ja) |
EP (1) | EP0650260B1 (ja) |
JP (1) | JPH07162310A (ja) |
DE (1) | DE69425468T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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---|---|---|---|---|
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