JPH07162123A - 回路モジュール - Google Patents

回路モジュール

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Publication number
JPH07162123A
JPH07162123A JP5303848A JP30384893A JPH07162123A JP H07162123 A JPH07162123 A JP H07162123A JP 5303848 A JP5303848 A JP 5303848A JP 30384893 A JP30384893 A JP 30384893A JP H07162123 A JPH07162123 A JP H07162123A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring
copper foil
circuit module
resistor
chip resistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5303848A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruhiro Satou
藤 照 裕 佐
Yoshiyuki Hirayama
山 義 行 平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5303848A priority Critical patent/JPH07162123A/ja
Publication of JPH07162123A publication Critical patent/JPH07162123A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザー切断開始点近傍に銅箔を設けること
により、配線基板の内層配線、裏面配線を保護する。 【構成】 樹脂基材に銅箔により配線を形成して両面配
線基板5に個別部品を半田接続した回路モジュールにお
いて、回路モジュール内にトリミング用チップ抵抗器を
有し、トリミング用チップ抵抗器の抵抗値調整のための
切断溝8を設ける切断開始点の近傍の配線基板5上に独
立銅箔パターン9を設け、独立銅箔パターン9により裏
面配線10がトリミング用レーザー等から保護され、ま
た独立銅箔パターン9はレーザー等により破損しても回
路モジュールの性能、信頼性に影響を与えないので切断
開始点の領域を大幅に拡大することができる。さらに、
独立銅箔パターン9はトリミング用チップ抵抗器が搭載
されている表面のみに設置するので裏面の配線容量を減
少させることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種電子機器に用いら
れる、樹脂基板を用いた回路モジュールに搭載されたト
リミング用チップ抵抗器の近傍に位置する配線パターン
を保護するようにした回路モジュールに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】樹脂基板を用い、この樹脂基板上にトリ
ミング用チップ抵抗器を搭載した高密度回路モジュール
と、この高密度回路モジュール上のトリミング用チップ
抵抗器の切断方法については、既に本願出願人が特開平
2−73239号公報において提案した。これを図2を
用いて説明する。図2において(a)は上面図、(b)
は側面図であり、絶縁基板1上に形成された厚膜抵抗体
3とその厚膜抵抗体3にそれぞれ接続された外部電極2
を有し、厚膜抵抗体3を保護する保護膜4が設けられた
トリミング用チップ抵抗器が、配線基板5上に形成され
た半田付け用ランド6に半田7により接合されている。
なお、一般的に絶縁基板1にはアルミナ基板が、外部電
極2にはパラジュームー銀系の導電材が、厚膜抵抗体3
には酸化ルテニュウム系の抵抗材が、また保護膜4には
低融点ガラス等がそれぞれ用いられている。さらに、配
線基板5は、一般的な方法で製作される樹脂基板であ
り、通常基材としてガラスエポキシ、紙フェノール等の
複合材が、導電材としては銅箔が用いられ、トリミング
用チップ抵抗器の外部電極2に対応する位置に半田付け
用ランド6が形成されている。トリミング用チップ抵抗
器は、リフロー、半田ディップ、半田ごて等の一般的な
半田付け方法で配線基板5上に他の個別部品と同時に半
田7により接続されている。
【0003】抵抗値を調整するためのトリミングは、抵
抗器端子に接続された外部電極2aおよび2b側の端か
ら、レーザー、サンドブラスト、カッター等の一般的な
方法によって、厚膜抵抗体3に切断溝8を入れていき、
その切断長さによって抵抗器端子用電極2aおよび2b
間の抵抗値を調整する。
【0004】このように、上記従来の高密度モジュール
においても、樹脂基板上のトリミング用チップ抵抗器を
トリミング切断することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の高密度回路モジュールにおいては、図2に示すよう
に、トリミング切断の切断開始点はトリミング用チップ
抵抗器の絶縁基板1上となり、通常狭いため配線基板5
の配線パターン精度、切断装置の位置決め精度、トリミ
ング用チップ抵抗器の寸法精度等のばらつきにより、切
断開始点位置が不安定となる。その結果、図3に示すよ
うに、抵抗体3の切断残りが発生したときは、抵抗値の
変化率が下がるため、所定の値に調整できず、また抵抗
体の残り部に電流集中が発生し、抵抗値不安定、信頼性
の劣化の原因となる。一方、図4に示すように、切断開
始点が絶縁基板1から外れ、配線基板5を破損したとき
は、近傍の配線銅箔パターン(図示しない)にダメージ
を与え、回路モジュールの信頼性劣化の原因となる。さ
らに、配線基板が樹脂基板の場合、基材はレーザー等に
より切断されやすいので、内層銅箔パターンや裏面銅箔
パターン(図示しない)をも破損し、回路モジュールの
信頼性劣化の原因となる。
【0006】このような問題は、切断開始点付近をすべ
て配線禁止領域とすることにより解決することができる
が、その反面、配線容量が減少し、基板サイズを拡大す
ることとなり、コストアップの原因となる。さらに、切
断装置側で正確な位置出しをするためには画像認識装置
等の高額な設備を必要とし、加工費増加の原因となると
いう様々な問題があった。
【0007】本発明は、このような従来の諸問題を解決
した優れた回路モジュールを提供することを目的とする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、回路モジュール内に設置されたトリミン
グ用チップ抵抗器の切断開始点の近傍の配線基板上に他
の配線から独立した銅箔パターンを設けるようにしたも
のである。
【0009】
【作用】本発明は、上記のような構成により次のような
作用を有する。すなわち、銅箔は樹脂基材に比較してレ
ーザー等により切断されにくいので、独立した銅箔パタ
ーンにより裏面配線あるいは内層配線がレーザー等から
保護される。また、切断開始点付近に設置された銅箔
は、独立銅箔パターンとして他の配線からは独立してい
るので、レーザー等により破損しても回路モジュールの
性能、信頼性に影響を与えることがなく、切断開始点の
領域を拡大することができる。さらに独立銅箔パターン
はトリミング用チップ抵抗器が搭載されている表面のみ
に設置するので、裏面あるいは内層の配線容量を減少さ
せることがない。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成を示すもので
ある。本実施例は、図2に示す従来例に対し独立銅箔パ
ターンを付加した構成を備えているので、図2に示した
要素と同じ要素には同じ符号が付してある。図1におい
て、(a)は上面図、(b)は側面図であり、絶縁基板
1上に形成された厚膜抵抗体3とその厚膜抵抗体3にそ
れぞれ接続された外部電極2を有し、厚膜抵抗体3を保
護する保護膜4が設けられたトリミング用チップ抵抗器
が、配線基板5上に形成された半田付け用ランド6に半
田7により接合されている。絶縁基板1にはアルミナ基
板が、外部電極2にはパラジュームー銀系の導電材が、
厚膜抵抗体3には酸化ルテニュウム系の抵抗材が、また
保護膜4には低融点ガラス等がそれぞれ用いられてい
る。さらに、配線基板5は、一般的な方法で製作された
樹脂基板であり、通常基材としてガラスエポキシ、紙フ
ェノール等の複合材が、導電材としては銅箔が用いら
れ、トリミング用チップ抵抗器の外部電極2に対応する
位置に半田付け用ランド6が形成され、さらにトリミン
グ用チップ抵抗器の切断開始店の近傍に独立銅箔パター
ン9が形成されている。10は裏面配線である。トリミ
ング用チップ抵抗器は、リフロー、半田ディップ、半田
ごて等の一般的な半田付け方法で配線基板5上に他の個
別部品と同時に半田7により接続されている。
【0011】次に、上記実施例における動作について説
明する。抵抗値を調整するためのトリミングは、抵抗器
端子に接続された外部電極2aおよび2b側の端から、
レーザー、サンドブラスト、カッター等の一般的な方法
によって、厚膜抵抗体3に切断溝8を入れていき、その
切断長さによって抵抗器端子用電極2aおよび2b間の
抵抗値を調整する。この時、本実施例では、トリミング
用チップ抵抗器の切断開始点の近傍の配線基板5上に独
立銅箔パターン9を設けてあり、銅箔は、樹脂基材に比
較してレーザー等により切断されにくいので、独立銅箔
パターン9により裏面配線10あるいは内層配線(図示
しない)がレーザー等から保護される。さらに、切断開
始点付近に設置された銅箔は、独立銅箔パターン9とし
て他の配線からは独立しているので、レーザー等により
破損しても回路モジュールの性能、信頼性に影響を与え
ることがなく、切断開始点の領域を大幅に拡大すること
ができる。そのため、配線基板5の配線パターン精度、
切断装置の位置決め精度、トリミング用チップ抵抗器の
寸法精度等のばらつきにより、切断開始点位置が不安定
となっても抵抗体3の切り残し発生を防止することがで
きる。さらに、切断装置側で正確な位置出しをする必要
もなくなるので、そのための高額な設備も不要となり、
加工費が安価となる。さらにまた、独立銅箔パターン9
は、トリミング用チップ抵抗器が搭載されている表面の
みに設置するので裏面あるいは内層の配線容量を減少さ
せることがない。
【0012】なお、上記実施例では、外部電極端子を4
個有するトリミング用チップ抵抗器を使用しているが、
外部電極端子を2個有する一般的なトリミング用抵抗器
でも同様の効果を有する。
【0013】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、樹脂基材の表面および裏面に銅箔により配線を形成
した両面配線基板、あるいは樹脂基材の表面および裏面
に銅箔により配線を形成し、樹脂基材の内層に銅箔によ
り内層配線を形成した多層配線基板に、個別部品を半田
接続した回路モジュールにおいて、回路モジュール内に
トリミング用チップ抵抗器を有し、トリミング用チップ
抵抗器の切断開始点の近傍の配線基板上に他の配線から
独立した銅箔パターンを設けたものであり、以下に示す
効果を有する。
【0014】独立銅箔パターンにより裏面配線あるいは
内層配線がレーザー等から保護され、また独立銅箔パタ
ーンはレーザー等により破損しても回路モジュールの性
能、信頼性に影響を与えないので切断開始点の領域を大
幅に拡大することができる。また、独立銅箔パターン
は、トリミング用チップ抵抗器が搭載されている表面の
みに設置するので裏面あるいは内層の配線容量を減少さ
せることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す樹脂基板上にトリミン
グ用チップ抵抗器を搭載した回路モジュールの部分平面
【図2】従来例を示す樹脂基板上にトリミング用チップ
抵抗器を搭載した回路モジュールの部分平面図
【図3】従来例を示す抵抗体の切り残しが発生した状態
の回路モジュールの部分平面図
【図4】従来例を示す配線基板の破損が発生した状態の
回路モジュールの部分平面図
【符号の説明】
1 絶縁基板 2 外部電極 3 厚膜抵抗体 4 保護膜 5 配線基板 6 半田付け用ランド 7 半田 8 切断溝 9 独立銅箔パターン 10 裏面配線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂基材の表面および裏面に銅箔により
    配線を形成して両面配線基板に個別部品を半田接続した
    回路モジュールにおいて、前記回路モジュール内にトリ
    ミング用チップ抵抗器を有し、前記トリミング用チップ
    抵抗器の切断開始点の近傍の配線基板上に他の配線から
    独立した銅箔パターンを設けた回路モジュール。
  2. 【請求項2】 樹脂基材の表面および裏面に銅箔により
    配線を形成し、樹脂基材の内層に銅箔により内層配線を
    形成した多層配線基板を使用することを特徴とする請求
    項1記載の回路モジュール。
JP5303848A 1993-12-03 1993-12-03 回路モジュール Pending JPH07162123A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5303848A JPH07162123A (ja) 1993-12-03 1993-12-03 回路モジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5303848A JPH07162123A (ja) 1993-12-03 1993-12-03 回路モジュール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07162123A true JPH07162123A (ja) 1995-06-23

Family

ID=17926038

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5303848A Pending JPH07162123A (ja) 1993-12-03 1993-12-03 回路モジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07162123A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012198098A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Seiko Epson Corp 慣性センサー

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012198098A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Seiko Epson Corp 慣性センサー

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