JPH07161783A - 半導体測定装置及びその測定状態設定方法 - Google Patents

半導体測定装置及びその測定状態設定方法

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JPH07161783A
JPH07161783A JP5311431A JP31143193A JPH07161783A JP H07161783 A JPH07161783 A JP H07161783A JP 5311431 A JP5311431 A JP 5311431A JP 31143193 A JP31143193 A JP 31143193A JP H07161783 A JPH07161783 A JP H07161783A
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JP
Japan
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wafer
probe card
prober
height
detection unit
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Application number
JP5311431A
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English (en)
Inventor
Masaharu Abe
正晴 阿部
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プローブカードの全てのピンに対し、ウエハと
のコンタクト状態を常に良好な状態にする。 【構成】ウエハ11の上面高さ及びプローブカード8の
針9の先端を検出するように、レーザ照射及び受光を行
う検出部1と、この検出部1より発したレーザ光を反射
する反射鏡10と、検出部1のデータ処置によるウエハ
11及び針9の判断を行うデータ処理部2と、データ処
理部2の処理のイメージ画像を映すモニタ3と、検出部
1及び反射光10を駆動する駆動部4と、データ処理部
2のデータを計算して駆動部4に指示を出しプローバと
のデータのやりとりを行う中央処理部5とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体測定装置に関
し、特にウエハプローバのオーバードライブ量設定方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のオーバードライブ量を自動設定す
る方法としては、特開昭63−166242号公報に示
す方法がある。
【0003】この方法は、図4に示すように、まず測定
用各端子からプローブカード8を通してウエハ10に必
要な入力を与えると共に、出力の判定を行う機能を有す
る試験装置17、プローブカード8、ウエハ10を用い
ている。さらにウエハ10をウエハステージ11に設置
し、プローブカード8をプローブ18にウエハ10と十
分離れた位置に配置する(図4)。次にウエハステージ
11と針9の距離を一定量ずつ狭め、そのたびに試験装
置17でコンタクトチェックを行う。ここで全部の針9
がショートの状態になったらその位置から適正なオーバ
ードライブをかけた位置でセットして調整を終わる。
【0004】また、特開昭63−86445号公報に示
す方法もある。この方法は、図5に示すように、針9の
接触する接触板19と、この針9と接触板19が接触し
た時の圧力を検出する荷重センサ21を用いている。さ
らに、ステージ20に接触板19をのせ、プローブカー
ド8をプローバ18にセットし、ウエハ10をウエハス
テージ11にセットする。ステージ駆動部22によって
接触板19は上昇し、針9と接触する。この時、荷重セ
ンサ21は押しつけ荷重を検出し、それによってZアッ
プ量を知ることができる。押しつけ荷重が増加しあらか
じめ設定された適正値に達したときのZアップ量を適正
オーバードライブ位置として設定する。こうして得られ
た値と、ウエハ10と接触板19の上面の高さの違いを
補正し、最終的なZアップ量を決定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これら従来の技術によ
るウエハプローバのオーバドライブ量設定方法では、自
動的にオーバードライブ量を設定することはできるが、
針の先端の高さばらつきが考慮されていないため、各ピ
ンにかかるオーバードライブ量は必ずしも一定ではな
い。図4の方法の場合は、全てのピンのコンタクトチェ
ックが通るまでオーバードライブ量が決まらないため、
最初にウエハと接触したピンには過剰なオーバードライ
ブがかかることになり、これらのピン及びピンが接触す
るパッドに過剰な負荷をかけるという問題があった。
【0006】また、図5の方法の場合は、接触板への圧
力を検出しているが、針先のバラツキのために各ピンか
らの圧力は必ずしも一定でない。このため、すべてのピ
ンが適正値で接触板に接触していなくても、全体での最
適値に達することがあり、この状態でウエハ検査を行っ
てしまうと正常な検査ができないという問題があった。
【0007】本発明の目的は、これらの問題を解決し、
ピンへの過剰なオーバドライブを防止すると共に、各ピ
ンの圧力を適正圧力で接触できるようにした半導体測定
装置およびその測定状態設定方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体測定装置
の構成は、ウエハプローバに配設されたプローブカード
の針先及びそのプローバステージ上に誘導されたウエハ
の側面ヘレーザー光を照射しその反射光を検出する検出
部と、この検出部で照射されたレーザ光を反射する反射
鏡と、これら検出部及び反射鏡を上下及び回転の機構に
よって制御する駆動部と、前記検出部で検出されたデー
タ処理するデータ処理部と、これら各部の制御及び前記
ウエハプローバとデータ交換を行う中央処理部とを有
し、前記検出部が前記プローブカードの針先位置を検出
してその針先の高さばらつき量を検出し、前記検出部が
前記ウエハの側面位置を検出してそのウエハの上面の高
さを検出し、前記ウエハプローバのZ軸オーバードライ
ブ量の最適化を行うようにしたことを特徴とする。
【0009】本発明の半導体装置の測定状態設定方法の
構成は、針の高さばらつきを管理し、最大のオーバード
ライブのかかるピンでは過剰にならないようにし、最小
のオーバードライブのかかるピンでも問題無いコンタク
トが得られるように設定し、これらの設定が不可能であ
る程度の針先のばらつきのある場合は、設定を中止する
ことによって針への負担の発生を防いでいる。
【0010】
【実施例】図1(a),(b)は本発明の一実施例の構
成を示す側面図および平面図,図2,図3は本実施例の
ブロック図およびその処理フロー図である。図2におい
て、検出部1は針9の先端及びウエハ11の上面にレー
ザ照射を行う。データ処理部2は、検出部1のレーザ照
射によって針先とウエハ上面を検出する。モニタ3はデ
ータ処理部2で処理されたイメージを映す。駆動部4
は、中央処理部5からの指示により、検出部1及び反射
鏡10に上下及び回転の駆動を行う。中央部5はデータ
処理部2によって検出されたデータをもとにばらつき量
を計算していき駆動部4を次の針に駆動させる。また、
プローバCPU7に最適なオーバドライブ量を指示す
る。プローバCPU7は、中央処理部5から最適なZア
ップ量の指示を受け、それを元にウエハステージ駆動部
6を駆動させ、最適なZアップが行われる。
【0011】次に、図1(a),(b)を用いて針先の
高さばらつきの測定について説明する。検出部1はウエ
ハ側面の検出のためにレーザー光を発し、同時に反射鏡
10からの反射を検出する。中央処理部5において反射
光が検出された時点での高さをウエハ側面高さとし、中
央処理部5に記憶される。次に駆動部4は、検出部1を
プローブカード8の下面まで上昇させる。検出部1によ
って反射光が検された場合は、そこに針9は存在しない
ものとデータ処理部2で判断する。反射光が検出された
場合は駆動部4はウエハステージ12の回りを回転し反
射光を検出した時点で停止、反射光が検出されない場合
は回転は行わない。反射光を検出しなくなったポイント
を基準位置とする。
【0012】検出部1において発せられるレーザ光は針
9の幅以上の幅を持っており、反射鏡10からの検出に
より針9の先端イメージを捕らえる。駆動部4はここで
下降駆動を行い、反射光の検出されない部分が無くなる
ポイントを検出し、その位置を基準高さとして中央処理
部5に記憶させる。駆動部4は検出部1をプローブカー
ドの下面まで上昇させ、ウエハステージ12の回りを回
転させる。次の針を検出したところで回転を停止し、駆
動部4は検出部1を下降させ、高さを検出して基準高さ
と差を算出し中央処理部5にデータとして送る。駆動部
4がウエハステージ12を一周して基準位置に戻るまで
同様に検出を続け、終了後に検出部1を駆動部4内に収
納する。
【0013】次に図3の自動設定方法のフローチャート
において、まず、ステップS1において、ウエハステー
ジ12上にウエハ11をセットし、次にステップS2に
おいてウエハ11の上面の高さを検出部1のデータをデ
ータ処理部2で処理し設定する。次にステップS3にお
いて、図1(a)、(b)のシーケンスにより針の先端
ばらつきを検出する。検出された針先ばらつきデータを
元に、ステップS4において針先ばらつき量が許容範囲
に入っているかどうか判定を行う。
【0014】この判定は、オーバードライブの最大許容
値と最小許容値を予め設定しておき、その範囲にすべて
の針先が入るかどうかで行う。この判定において許容範
囲をオーバーしてしまう場合は、プローバにアシストス
トップをさせ、許容範囲に収まる場合は、ステップS5
においてオーバードライブの最適値を決定する。この
際、針先ばらつき幅の中間値と許容範囲の中間値が一致
するように設定する。こうして得られた値をプローバC
PU7にフィードバックし、ウエハステージ駆動部6を
駆動することにより最適なオーバードライブをかける事
ができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、針先のば
らつきを検出し、そのばらつきに応じて最も適切なオー
バードライブ量を設定しているので、測定ウエハとプロ
ーブカードの全ての針との間で常に良好なコンタクト状
態を得ることができ、また針のばらつきの大きいものに
ついては、コンタクトを行う前に設定を中止しているの
で、針に過剰な負担をかけることもなく、針の保護を行
う事ができるという効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の針先検出部の側面図および
ウエハステージ平面図。
【図2】本実施例のブロック図。
【図3】本実施例のオーバードライブ量設定のフローチ
ャート。
【図4】従来例のオーバドライブ量を自動設定する場合
のブロック図。
【図5】従来例の他のオーバドライブ量自動設定の場合
のブロック図。
【符号の説明】
1 検出部 2 データ処理部 3 モニタ 4 駆動部 5 中央処理部 6 ウエハステージ駆動部 7 プローバCPU 8 プローブカード 9 針 10 反射鏡 11 ウエハ 12 ウエハステージ 18 試験装置 19 プローバ 20 接触板 21 ステージ 22 荷重センサ 23 ステージ駆動部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハプローバに配設されたプローブカ
    ードの針先及びそのプローバステージ上に誘導されたウ
    エハの側面ヘレーザ光を照射しその反射光を検出する検
    出部と、この検出部で照射されたレーザ光を反射する反
    射鏡と、これら検出部及び反射鏡を上下及び回転の機構
    によって制御する駆動部と、前記検出部で検出されたデ
    ータを処理するデータ処理部と、これら各部の制御及び
    前記ウエハプローバとデータ交換を行う中央処理部とを
    有し、前記検出部が前記プローブカードの針先位置を検
    出してその針先の高さばらつき量を検出し、前記検出部
    が前記ウエハの側面位置を検出してそのウエハの上面の
    高さを検出し、前記ウエハプローバのZ軸オーバードラ
    イブ量の最適化を行うようにしたことを特徴とする半導
    体測定装置。
  2. 【請求項2】 ウエハステージ上に設定されたウエハお
    よびこのウエハの測定を行うプローブカードの針先の高
    さをそれぞれ光学的に検出し、そのプローブカードの針
    先の高さのばらつきを検出し、そのばらつきが所定許容
    範囲を越えた場合にはそのプローバを停止させて設定を
    中止し、その許容範囲内にある場合にはオーバドライブ
    の最適値を決定しこの最適値によりウエハステージの駆
    動を設定することを特徴とする半導体装置の測定状態設
    定方法。
JP5311431A 1993-12-13 1993-12-13 半導体測定装置及びその測定状態設定方法 Pending JPH07161783A (ja)

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970114