JPH07161566A - コイルの巻条線材を接続ピンに接触させるための方法及び装置 - Google Patents
コイルの巻条線材を接続ピンに接触させるための方法及び装置Info
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- JPH07161566A JPH07161566A JP6253700A JP25370094A JPH07161566A JP H07161566 A JPH07161566 A JP H07161566A JP 6253700 A JP6253700 A JP 6253700A JP 25370094 A JP25370094 A JP 25370094A JP H07161566 A JPH07161566 A JP H07161566A
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- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H11/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of electric switches
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 コイルの巻条線材を接続ピンに接触せしめる
ための方法において、巻条端部の巻き付けられた接続ピ
ン(4,5)に先づ所定量のろうを塗着する。ろうは、
例へば比較的低い温度を備えたろう槽(11)に接続ピ
ンの端部を浸することによって、又はろう付けワイヤの
溶出によって、塗着せしめられる。続いてろうを、溶接
バーナ(13)を用い保護ガスの元で軟質ろう温度で溶
解する。 【効果】 これによって溶接作業の高い熱負荷なしで、
フラックスなしのろう付け作業を行うことができる。
ための方法において、巻条端部の巻き付けられた接続ピ
ン(4,5)に先づ所定量のろうを塗着する。ろうは、
例へば比較的低い温度を備えたろう槽(11)に接続ピ
ンの端部を浸することによって、又はろう付けワイヤの
溶出によって、塗着せしめられる。続いてろうを、溶接
バーナ(13)を用い保護ガスの元で軟質ろう温度で溶
解する。 【効果】 これによって溶接作業の高い熱負荷なしで、
フラックスなしのろう付け作業を行うことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コイルの巻条線材を接
続ピンに接触させるための方法であって、多数の巻条を
備えた巻条線材の終端区分を、接続ピンの周りに巻き付
け、かつ非接触の熱供給部によって保護ガス及び軟ろう
を使用し乍ら前記終端区分を接続ピンに結合せしめる形
式のものに関する。更にこの方法を実施するための装置
に関する。
続ピンに接触させるための方法であって、多数の巻条を
備えた巻条線材の終端区分を、接続ピンの周りに巻き付
け、かつ非接触の熱供給部によって保護ガス及び軟ろう
を使用し乍ら前記終端区分を接続ピンに結合せしめる形
式のものに関する。更にこの方法を実施するための装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】例へばリレーコイルのようなコイルの巻
条接続部をろう付け浴に浸すことによって接触せしめよ
うとする形式は、一般によく行われている形式である。
しかしその際確実なろう付けを保証するためには、フラ
ックスを使用することが必要である。しかしこのフラッ
クス及びろう付け浴は有害な蒸気を発生せしめるだけで
なく、フラックスの残留物が、その後の運転中主として
リレー内の隣接する接触面に損傷を与えるようになり、
これによって例へばリレーの故障が発生するおそれがあ
る。更に約350℃の運転温度の通常のろう付け浴は、
その表面が強烈な酸化作用に晒されるため、ろうの大量
減少が発生する。
条接続部をろう付け浴に浸すことによって接触せしめよ
うとする形式は、一般によく行われている形式である。
しかしその際確実なろう付けを保証するためには、フラ
ックスを使用することが必要である。しかしこのフラッ
クス及びろう付け浴は有害な蒸気を発生せしめるだけで
なく、フラックスの残留物が、その後の運転中主として
リレー内の隣接する接触面に損傷を与えるようになり、
これによって例へばリレーの故障が発生するおそれがあ
る。更に約350℃の運転温度の通常のろう付け浴は、
その表面が強烈な酸化作用に晒されるため、ろうの大量
減少が発生する。
【0003】不都合なフラックスを無くすことができる
ようにするため、既に種々の提案がなされており(ドイ
ツ国特許出願第2 063 535号明細書)、該明細
書では巻条端部を、保護ガス下で被覆アーク溶接(WI
G溶接)によって夫々の接続ピンに融合せしめている。
しかし溶接温度が高いため場合によってはコイル部体に
極めて高い負荷が形成される。ドイツ国特許出願第2
301 094号明細書によれば、アーク溶接の際巻き
付けられた線材の未だ溶接されていな区分をろうによっ
て不動に保持するため、予め錫鍍金された接続ピンを使
用することが既に提案されている。しかしこの場合ろう
は明らかに線材の接触のために役立っていない。接触は
依然として、ピン端部における溶接によって相応する高
い温度で行われている。
ようにするため、既に種々の提案がなされており(ドイ
ツ国特許出願第2 063 535号明細書)、該明細
書では巻条端部を、保護ガス下で被覆アーク溶接(WI
G溶接)によって夫々の接続ピンに融合せしめている。
しかし溶接温度が高いため場合によってはコイル部体に
極めて高い負荷が形成される。ドイツ国特許出願第2
301 094号明細書によれば、アーク溶接の際巻き
付けられた線材の未だ溶接されていな区分をろうによっ
て不動に保持するため、予め錫鍍金された接続ピンを使
用することが既に提案されている。しかしこの場合ろう
は明らかに線材の接触のために役立っていない。接触は
依然として、ピン端部における溶接によって相応する高
い温度で行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、巻取
り接続部のための接触方法を改良して、該方法が一方で
はフラックスなしで実現でき、かつ他方では、高い溶接
温度を相応する熱負荷と共に阻止することができるよう
にすることにある。
り接続部のための接触方法を改良して、該方法が一方で
はフラックスなしで実現でき、かつ他方では、高い溶接
温度を相応する熱負荷と共に阻止することができるよう
にすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、巻条線材を
巻き付けた後ろうをフラックスなしで接続ピンに接触せ
しめ、その後熱供給部によってろうをろう付け温度で溶
融せしめることによって、上記課題の方法を解決するこ
とができた。
巻き付けた後ろうをフラックスなしで接続ピンに接触せ
しめ、その後熱供給部によってろうをろう付け温度で溶
融せしめることによって、上記課題の方法を解決するこ
とができた。
【0006】
【発明の効果】つまり本発明の方法にあっては、ろうを
個別に供給し、その後で巻き付けられた巻条線材に亘っ
てろうを溶融する。その際保護ガスによってフラックス
の使用を阻止することができる。溶融は溶接の場合と同
じ様に熱源を介して行われ、その際熱源は、例へば30
0乃至400℃のろう付け温度だけを達成することがで
きるように設計されている。その際例へばレーザを使用
するような種々の溶接方法を考えることができる。しか
し熱の供給は有利には保護ガスを用いたアーク(WIG
アーク)によって行われる。アークの燃焼時間は使用し
た材料の肉厚に依存している。例へば0.6mmの直径
を備えた通常の接続ピンにあっては、約2Aのアーク電
流の場合にほぼ100乃至200msecのアーク燃焼
時間で充分である。短い作用時間と、溶接方法に対し比
較的低い温度とを備えた小さなアーク出力のために、コ
イル部体プラスチックは僅かな負荷を受けるだけであ
り、その際保護カバーは不必要である。更に電極の摩耗
が公知の溶接方法に比較して小さい。
個別に供給し、その後で巻き付けられた巻条線材に亘っ
てろうを溶融する。その際保護ガスによってフラックス
の使用を阻止することができる。溶融は溶接の場合と同
じ様に熱源を介して行われ、その際熱源は、例へば30
0乃至400℃のろう付け温度だけを達成することがで
きるように設計されている。その際例へばレーザを使用
するような種々の溶接方法を考えることができる。しか
し熱の供給は有利には保護ガスを用いたアーク(WIG
アーク)によって行われる。アークの燃焼時間は使用し
た材料の肉厚に依存している。例へば0.6mmの直径
を備えた通常の接続ピンにあっては、約2Aのアーク電
流の場合にほぼ100乃至200msecのアーク燃焼
時間で充分である。短い作用時間と、溶接方法に対し比
較的低い温度とを備えた小さなアーク出力のために、コ
イル部体プラスチックは僅かな負荷を受けるだけであ
り、その際保護カバーは不必要である。更に電極の摩耗
が公知の溶接方法に比較して小さい。
【0007】ろうの供給は巻条線材の巻取り後種々の形
式で行われる。1つの有利な方法にあっては、ピン先端
部を短時間ろう付け浴に浸し、その温度をろうの溶融温
度の僅か上方に位置せしめる。ろう付け浴の温度がこの
ように低い場合には事実上酸化作用が行われない。浸す
ことによって巻条端部は未だろう付けされない。むしろ
接続ピンの端部には、液滴状薄膜の形状を成した必要な
ろう付け量が付着する。この薄膜は次のWIGろう付け
の際には太鼓胴状で、巻き付けられた線条の領域に亘っ
て流出する。
式で行われる。1つの有利な方法にあっては、ピン先端
部を短時間ろう付け浴に浸し、その温度をろうの溶融温
度の僅か上方に位置せしめる。ろう付け浴の温度がこの
ように低い場合には事実上酸化作用が行われない。浸す
ことによって巻条端部は未だろう付けされない。むしろ
接続ピンの端部には、液滴状薄膜の形状を成した必要な
ろう付け量が付着する。この薄膜は次のWIGろう付け
の際には太鼓胴状で、巻き付けられた線条の領域に亘っ
て流出する。
【0008】ろうの供給形式としては、リング形状の夫
々所定のろう量を準備して例へば管状の保管個所から分
離し、かつ接続ピンの自由端部上にこれを載置するとい
う別の可能性も存在している。その後このろうリング
を、保護ガスの元で前に説明したのと同じ様に溶融せし
める。
々所定のろう量を準備して例へば管状の保管個所から分
離し、かつ接続ピンの自由端部上にこれを載置するとい
う別の可能性も存在している。その後このろうリング
を、保護ガスの元で前に説明したのと同じ様に溶融せし
める。
【0009】またろうをワイヤの形状で供給して、ろう
付けワイヤの夫々1つの終端区分と接続ピンとを接触せ
しめ、その後で溶融するという別の可能性も存在してい
る。この場合は、案内管を用いてワイヤを配向し、かつ
夫々1つの所定の長さだけ送られる終端区分を接続ピン
に接触せしめることの可能な、特別な装置を介してワイ
ヤを供給する。その際案内管は延長部を有し、該案内管
は、終端区分を一方の側で支持し、同時に接続ピンとの
接触を支持していて、熱源による溶出を可能にしてい
る。
付けワイヤの夫々1つの終端区分と接続ピンとを接触せ
しめ、その後で溶融するという別の可能性も存在してい
る。この場合は、案内管を用いてワイヤを配向し、かつ
夫々1つの所定の長さだけ送られる終端区分を接続ピン
に接触せしめることの可能な、特別な装置を介してワイ
ヤを供給する。その際案内管は延長部を有し、該案内管
は、終端区分を一方の側で支持し、同時に接続ピンとの
接触を支持していて、熱源による溶出を可能にしてい
る。
【0010】
【実施例】次に本発明を、添付の図面に基く実施例で詳
しく説明することにする。
しく説明することにする。
【0011】図1には、本発明の方法を利用することの
できるリレーコイルが例示的に図示されている。このコ
イルは2つのフランジ2及び3を備えたプラスチックか
ら成るコイル部体1を有し、該フランジ2,3内に夫々
1つの接続ピン4乃至5が固着されている。コイル部体
はフランジ2および3の間で巻条線材6を支えていて、
その巻条開始部7が接続ピン4の上方端部に、またその
巻条終端部8が接続ピン5の上方端部に、夫々巻き付け
られてろう付けされている。
できるリレーコイルが例示的に図示されている。このコ
イルは2つのフランジ2及び3を備えたプラスチックか
ら成るコイル部体1を有し、該フランジ2,3内に夫々
1つの接続ピン4乃至5が固着されている。コイル部体
はフランジ2および3の間で巻条線材6を支えていて、
その巻条開始部7が接続ピン4の上方端部に、またその
巻条終端部8が接続ピン5の上方端部に、夫々巻き付け
られてろう付けされている。
【0012】図2及び図3には、コイルフランジ2に固
着されている接続ピン4の終端区分が2つの側面図で図
示されている。丸い接続ピン4は部分的に偏平なゾーン
9に賦形されており、このためこのゾーン9内には、ピ
ンの周りに僅かの巻条だけが巻き付けられた接続巻条開
始部7が、位置不動に固着されたままになっており、か
つそれ自体によって再度解離され得ないようになってい
る。接続ピン4と巻条開始部7との間の接触の個々の位
相が図4に図示されている。図4のaによれば巻条開始
部が、僅かの巻条で接続ピン4の周りに、特ににゾーン
9の周りに巻き付けられている。図4のbによれば、そ
の後で軟質ろうの所定の量が接続ピン4に接触せしめら
れている。このことはこの例の場合図5のbに基く浸漬
の後に行われるため、接続ピン4の自由端部には供給さ
れたろう10がろう液滴として付着している。
着されている接続ピン4の終端区分が2つの側面図で図
示されている。丸い接続ピン4は部分的に偏平なゾーン
9に賦形されており、このためこのゾーン9内には、ピ
ンの周りに僅かの巻条だけが巻き付けられた接続巻条開
始部7が、位置不動に固着されたままになっており、か
つそれ自体によって再度解離され得ないようになってい
る。接続ピン4と巻条開始部7との間の接触の個々の位
相が図4に図示されている。図4のaによれば巻条開始
部が、僅かの巻条で接続ピン4の周りに、特ににゾーン
9の周りに巻き付けられている。図4のbによれば、そ
の後で軟質ろうの所定の量が接続ピン4に接触せしめら
れている。このことはこの例の場合図5のbに基く浸漬
の後に行われるため、接続ピン4の自由端部には供給さ
れたろう10がろう液滴として付着している。
【0013】軟質ろうをろう付け温度につまり約300
乃至400℃に加熱することによって、溶接装置を用い
て付着したろう液滴を、保護ガスの元で巻き付けられた
巻条開始部7に亘って流出せしめる。そして硬化後は図
4のCに図示された構造形状を形成する。その際巻条開
始部7の絶縁ラックが溶け出すので、巻条線材は接続ピ
ン4に機械的かつ電気的に確実に接続せしめられる。
乃至400℃に加熱することによって、溶接装置を用い
て付着したろう液滴を、保護ガスの元で巻き付けられた
巻条開始部7に亘って流出せしめる。そして硬化後は図
4のCに図示された構造形状を形成する。その際巻条開
始部7の絶縁ラックが溶け出すので、巻条線材は接続ピ
ン4に機械的かつ電気的に確実に接続せしめられる。
【0014】接触方法自体は、図5の3つの位相でその
概略が図示されている。図5のaには、接続ピン4及び
5と巻き付けられた巻条開始部7及び終端部8とを備え
たコイル部体1が再度図示されている。
概略が図示されている。図5のaには、接続ピン4及び
5と巻き付けられた巻条開始部7及び終端部8とを備え
たコイル部体1が再度図示されている。
【0015】図5のbには、必要な軟質ろうを接続ピン
に供給する形式が図示されている。既に説明したよう
に、このためにろう槽11が設けられており、ろう槽1
1内には例へば鉛−錫ろうである軟質ろう12が位置し
ている。このろう12は、ろうの溶融温度を僅かに超え
るような温度に保たれている。このことは、例へば18
4℃の融点を備えたSn−Pbろうが、この例では約1
86℃の温度でろう槽内に保持されていることを意味し
ている。ろうは、この低い温度では表面が酸化されない
ので、フラックスなしのろう付けに対し特に有利であ
る。この処理温度によって耐久的な一定の強度が実現さ
れるので、ろう付け浴内におけるろうの脱落は全く発生
しない。
に供給する形式が図示されている。既に説明したよう
に、このためにろう槽11が設けられており、ろう槽1
1内には例へば鉛−錫ろうである軟質ろう12が位置し
ている。このろう12は、ろうの溶融温度を僅かに超え
るような温度に保たれている。このことは、例へば18
4℃の融点を備えたSn−Pbろうが、この例では約1
86℃の温度でろう槽内に保持されていることを意味し
ている。ろうは、この低い温度では表面が酸化されない
ので、フラックスなしのろう付けに対し特に有利であ
る。この処理温度によって耐久的な一定の強度が実現さ
れるので、ろう付け浴内におけるろうの脱落は全く発生
しない。
【0016】図5のbに基いてコイル部体は、その接続
ピン4及び5の先端部がろう付け浴12内に浸されるの
で、図示のようなろう液滴10が形成される。
ピン4及び5の先端部がろう付け浴12内に浸されるの
で、図示のようなろう液滴10が形成される。
【0017】図5のCに図示されているように、ろう液
滴10が熱源13であるWIG溶接バーナによって溶解
せしめられる。電極14と接続ピン5との間に、電流源
15によって例へば2Aのオーダ又はそれより大きいオ
ーダの溶接電流が流れて、例へば200msecのアー
クが点火せしめられる。同時に保護ガスノズル16介し
て、例へばアルゴンである保護ガスがろう付け個所に吹
き付けられ、それによって、アークの比較的高いろう付
け温度における結合部材の汚染が阻止される。ろう付け
の際ろう液滴10が流出して、図5のCで接続ピン4に
既に完成した形状で図示されているような、太鼓胴17
になる。
滴10が熱源13であるWIG溶接バーナによって溶解
せしめられる。電極14と接続ピン5との間に、電流源
15によって例へば2Aのオーダ又はそれより大きいオ
ーダの溶接電流が流れて、例へば200msecのアー
クが点火せしめられる。同時に保護ガスノズル16介し
て、例へばアルゴンである保護ガスがろう付け個所に吹
き付けられ、それによって、アークの比較的高いろう付
け温度における結合部材の汚染が阻止される。ろう付け
の際ろう液滴10が流出して、図5のCで接続ピン4に
既に完成した形状で図示されているような、太鼓胴17
になる。
【0018】図6乃至図8には本発明のろう付け方法の
別の形式が図示されており、その際ろうはワイヤの形状
で供給されている。この場合も接続ピン4は、前述の実
施例と同じ様に、その巻き付けられた巻条開始部7によ
ってWIG溶接バーナ13及びその電極14に対する正
しい位置にもってこられる。この場合においても、直流
電流源15が溶接電流を供給するために接続され、かつ
保護ガスが保護ガスノズル16を介してろう付け個所に
吹き付けられる。しかし既に説明した実施例とは異なっ
て、ろうはろう付けワイヤ21の形状を成していて、フ
ィンガ状の延長部23を備えた案内管22を介して供給
されている。この延長部23は円形套面セグメントの形
状を有し(図7のb参照)、これによって該延長部23
は、ろう付けワイヤの終端区分21aを一方の側で支え
ることができ、他方で終端区分21aは、接続ピン4に
向って片持式に形成され、かつ熱源に対し上方に向って
片持式に形成されている。案内管22は、詳細には図示
されていない形式で軸線24を中心に旋回可能に支承さ
れており、かつ例へばばね25による側方の力によって
負荷されていて、ろう付けワイヤの終端区分21aを接
続ピン4に押圧している。同じ様に概略だけが図示され
ている送り装置26を介して、ろう付けワイヤ21が案
内管22を貫通して移動せしめられる。
別の形式が図示されており、その際ろうはワイヤの形状
で供給されている。この場合も接続ピン4は、前述の実
施例と同じ様に、その巻き付けられた巻条開始部7によ
ってWIG溶接バーナ13及びその電極14に対する正
しい位置にもってこられる。この場合においても、直流
電流源15が溶接電流を供給するために接続され、かつ
保護ガスが保護ガスノズル16を介してろう付け個所に
吹き付けられる。しかし既に説明した実施例とは異なっ
て、ろうはろう付けワイヤ21の形状を成していて、フ
ィンガ状の延長部23を備えた案内管22を介して供給
されている。この延長部23は円形套面セグメントの形
状を有し(図7のb参照)、これによって該延長部23
は、ろう付けワイヤの終端区分21aを一方の側で支え
ることができ、他方で終端区分21aは、接続ピン4に
向って片持式に形成され、かつ熱源に対し上方に向って
片持式に形成されている。案内管22は、詳細には図示
されていない形式で軸線24を中心に旋回可能に支承さ
れており、かつ例へばばね25による側方の力によって
負荷されていて、ろう付けワイヤの終端区分21aを接
続ピン4に押圧している。同じ様に概略だけが図示され
ている送り装置26を介して、ろう付けワイヤ21が案
内管22を貫通して移動せしめられる。
【0019】ろう付け工程の際ろう付けワイヤ21の夫
々1つの所定の長さが、案内管22を貫き送り装置6を
介して前方に送られ、かつ接続ピン4の自由端部に向い
合って位置するようになり、かつばね25によって接続
ピンに接触せしめられている。その際図示されていてい
ない装置によって、接続ピン4とワイヤ終端区分21a
との間の精密な位置決めが高所において実施される。ま
たWIG溶接バーナ13の電極14が接続ピン4及び案
内管22に対して正しく位置決めされる。その際図6か
ら判るように、電極14はその端部が、接続ピン4の軸
線に対し案内管22の方向に向って若干ずらされてお
り、そのためにアーク18が、この案内管22側の接続
ピンの側部において点火せしめられる。このような形式
でろう付けワイヤが完全に融け出して、終端区分21a
が接続ピン4に付着したままになっており、その位置で
接続ピン4は、前述の場合と同じ様に太鼓胴17(図4
のC)に融合せしめられる。その外のろう付けワイヤ2
1が接続ピンに付着するのを阻止するため、ろう付けワ
イヤ21はアークの燃焼時間中に送り装置によって引き
戻される。例へばアーク燃焼時間は、接続ピン4の肉厚
に依存して約300msecである。この例の場合には
有利な形式で約200msecの燃焼時間の後にろう付
けワイヤが引き戻され、一方アークはなを約100ms
ecの間燃え続ける。
々1つの所定の長さが、案内管22を貫き送り装置6を
介して前方に送られ、かつ接続ピン4の自由端部に向い
合って位置するようになり、かつばね25によって接続
ピンに接触せしめられている。その際図示されていてい
ない装置によって、接続ピン4とワイヤ終端区分21a
との間の精密な位置決めが高所において実施される。ま
たWIG溶接バーナ13の電極14が接続ピン4及び案
内管22に対して正しく位置決めされる。その際図6か
ら判るように、電極14はその端部が、接続ピン4の軸
線に対し案内管22の方向に向って若干ずらされてお
り、そのためにアーク18が、この案内管22側の接続
ピンの側部において点火せしめられる。このような形式
でろう付けワイヤが完全に融け出して、終端区分21a
が接続ピン4に付着したままになっており、その位置で
接続ピン4は、前述の場合と同じ様に太鼓胴17(図4
のC)に融合せしめられる。その外のろう付けワイヤ2
1が接続ピンに付着するのを阻止するため、ろう付けワ
イヤ21はアークの燃焼時間中に送り装置によって引き
戻される。例へばアーク燃焼時間は、接続ピン4の肉厚
に依存して約300msecである。この例の場合には
有利な形式で約200msecの燃焼時間の後にろう付
けワイヤが引き戻され、一方アークはなを約100ms
ecの間燃え続ける。
【0020】図9には、リング31の形状を成した所定
のろう付け量が接続ピン4上に載置された場合の、別の
実施例の概略が図示されている。この場合の融合は、前
述の実施例の場合と同じ様な形式で行われる。
のろう付け量が接続ピン4上に載置された場合の、別の
実施例の概略が図示されている。この場合の融合は、前
述の実施例の場合と同じ様な形式で行われる。
【図1】ろう付けされた巻条端部を備えているリレーコ
イルの図である。
イルの図である。
【図2】接続ピンの側面図である。
【図3】接続ピンの、図2とは別方向からみた側面図で
ある。
ある。
【図4】3つの連続する位相における、接続ピンへの巻
条線材の接触状態の図である。
条線材の接触状態の図である。
【図5】本発明のろう付け方法における種々の位相の概
略図である。
略図である。
【図6】ろう付けワイヤを供給するための案内管を備え
たWIGろう付け装置の概略図である。
たWIGろう付け装置の概略図である。
【図7】図6の線VIIa−VIIaに沿った断面図
(a)と、図6のVIIIb−VIIIbに沿った断面
図(b)である。
(a)と、図6のVIIIb−VIIIbに沿った断面
図(b)である。
【図8】図6のワイヤ供給装置をVIII−VIII方
向からみた概略平面図である。
向からみた概略平面図である。
【図9】リング状の形成で供給されたろうを備えている
接続ピンの図である。
接続ピンの図である。
1 コイル部体 2,3 フランジ 4,5 接続ピン 6 巻条線材 7 巻条開始部 8 巻条終端部 9 ゾーン 10 ろう 11 ろう槽 12 ろう付け浴 13 WIG溶接バーナ 14 電極 15 電流源 16 保護ガスノズル 17 太鼓胴 18 アーク 21 ろう付けワイヤ 21a 終端区分 22 案内管 23 延長部 24 軸線 25 ばね 26 送り装置 31 リング
Claims (10)
- 【請求項1】 コイルの巻条線材(6)を接続ピン
(4,5)に接触させるための方法であって、多数の巻
条を備えた巻条線材の終端区分(7,8)を、接続ピン
の周りに巻き付け、かつ非接触の熱供給部(13)によ
って保護ガス及び軟ろうを使用し乍ら前記終端区分
(7,8)を接続ピン(4,5)に結合せしめる形式の
ものにおいて巻条線材を巻き付けた後ろう(10)をフラ
ックスなしで接続ピン(4,5)に接触せしめ、その後熱
供給部(13)によってろうをろう付け温度で溶融せし
めることを特徴とする、コイルの巻条線材を接続ピンに
接触させるための方法。 - 【請求項2】 熱の供給を保護ガスの元でアーク(WI
Gアーク)によって行うことを特徴とする、請求項1記
載の方法。 - 【請求項3】 アークが各接続ピンの横断面積に基いて
100乃至300msecの燃焼時間を有し、かつ30
0乃至400℃の温度に到達しうるように溶接電流を調
節することを特徴とする、請求項2記載の方法。 - 【請求項4】 熱の供給をレーザ光線によって行うこと
を特徴とする、請求項1記載の方法。 - 【請求項5】 巻条終端部を巻き付ける前に、接続ピン
(4,5)を巻付け領域において非円形の横断面形状に
賦形することを特徴とする、請求項1から4までのいづ
れか1項記載の方法。 - 【請求項6】 温度がろうの融点よりも僅かにしか高く
ないろう付け浴にピン先端部を短時間浸することによっ
てろうの塗着を行い、続いてその際に付着したろうを溶
融せしめること特徴とする、請求項1から5までのいづ
れか1項記載の方法。 - 【請求項7】 予め成形されてリング(31)の形状を
成したろうを接続ピン(4)の自由端部に差し込み、そ
の後で該ろうを溶融せしめることを特徴とする、請求項
1から5までのいづれか1項記載の方法。 - 【請求項8】 ワイヤ(21)の形状をなしたろうを供
給し、ろう付けワイヤの終端区分(21a)と接続ピン
(4)とを接触せしめ、その後でろうを溶融せしめるこ
とを特徴とする、請求項1から5までのいづれか1項記
載の方法。 - 【請求項9】 接続ピンを位置決めするためのコイル受
容部と、ろう付けワイヤ(21)を供給しかつろう付け
ワイヤの終端区分(21a)を接続ピン(4)と接触さ
せて位置決めするための案内管(22)と、接続ピン
(4)及びろう付けワイヤ(21)の接触個所の方向に
配向可能な熱源(13)とを有していることを特徴とす
る、請求項8記載の方法を実施するための装置。 - 【請求項10】 案内管(22)が、ろう付けワイヤ
(21)の終端区分(21a)を片側で支持して、かつ
接続ピン(4)及び熱源(13)に向って開放されてい
る延長部(23)を有していることを特徴とする、請求
項9記載の装置。
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