JPH07160484A - ジョブ処理実行システム - Google Patents

ジョブ処理実行システム

Info

Publication number
JPH07160484A
JPH07160484A JP30302793A JP30302793A JPH07160484A JP H07160484 A JPH07160484 A JP H07160484A JP 30302793 A JP30302793 A JP 30302793A JP 30302793 A JP30302793 A JP 30302793A JP H07160484 A JPH07160484 A JP H07160484A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
job
unit
processing
execution
request
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30302793A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Higuchi
雅弘 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP30302793A priority Critical patent/JPH07160484A/ja
Publication of JPH07160484A publication Critical patent/JPH07160484A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Multi Processors (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】柔軟なジョブの削除・保存管理を行う。 【構成】ジョブ制御部3が、指示された所定期間を計時
して該所定時間の経過時を通知するタイマTMと、ジョ
ブ受付部1が受け付けたジョブ要求に対応するジョブ実
行部4からの最終処理の終了通知を受けた場合、該ジョ
ブ要求内に保存期間が指定されていない場合に該ジョブ
要求のジョブを削除し、該ジョブ要求内に該ジョブの保
存期間が指定されている場合は該保存期間の計時をタイ
マTMに指示するとともに、その後タイマTMから該ジ
ョブの保存期間の経過の通知を受けた場合に該ジョブを
削除するジョブ制御基本部10とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のワークステーシ
ョン等から送られた文書等の変換、転送処理あるいはプ
リント等の出力処理のジョブをネットワークを介して受
け付け、該ジョブの処理または出力を行うジョブ処理実
行システムに関し、特に、受け付けたジョブの柔軟な削
除処理を実現するジョブ処理実行システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワークシステムにおいて
は、ファイルサーバやプリントサーバ等が該ネットワー
クに接続され、ワークステーション(クライアント)か
らファイルとして格納されたドキュメント等をプリンタ
等から出力する場合、一度、ファイルサーバから出力し
たいドキュメントを取り出し、その後この取り出したド
キュメントをプリントサーバに転送して該ドキュメント
をプリンタ等の出力装置から出力していた。また、この
取り出したドキュメント等に対して様々な変換処理が必
要な場合は、この変換処理を行った後、このドキュメン
トをプリンタ等の出力装置に転送して、プリント出力等
を行っていた。
【0003】さて、このようなネットワークシステムに
おいて、プリントサーバ等がプリントジョブを受け付け
てプリント出力を終了すると、プリントサーバは、受け
付けたプリントジョブを削除していた。
【0004】従って、クライアントが再度、同一のプリ
ントジョブを実行させたい場合、その度にプリントジョ
ブをプリントサーバに送出する必要があった。
【0005】一方、特開昭60−59443号公報に
は、資源の競合によって異常終了を生じたジョブを残留
させることにより、当該ジョブの再処理を行う場合の処
理効率を向上することができる資源残留方式が記載され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従
来、複数の端末装置や出力装置が接続されたネットワー
クシステムにおいて、端末であるワークステーション等
から送られたジョブが出力装置により受け付けられ、該
ジョブに対する出力処理が終了すると、出力装置側に一
時保存されていたジョブは、この終了通知と同時に削除
されていた。
【0007】このため、出力時にペーパジャム等の障害
が発生した場合、あるいはジョブ内の指定内容が誤って
いた場合、例えば出力すべきドキュメントの出力部数を
少なく指定しまった場合には、再度端末装置から同一の
ジョブあるいはほぼ同一のジョブを出力装置に送出しな
ければならず、煩雑かつ無駄な操作をユーザに強いると
ともに、ネットワーク上の通信負荷がかかることにより
効率的でないという問題点があった。
【0008】また、端末装置が送出したプリントジョブ
内の内容であるドキュメントを誤操作により削除してし
まった場合、あるいは所定の格納装置に格納されたプリ
ントジョブ内の内容であるドキュメント等が消失してし
まった場合、出力装置側も、該プリントジョブの出力処
理後、該プリントジョブを削除してしまうため、2度と
該ドキュメントを出力することができず、柔軟性にかけ
るという問題点があった。
【0009】なお、特開昭60−59443号公報に記
載された資源残留方式は、異常終了時における再処理を
効率的に行うものであり、正常終了後、すなわちプリン
トジョブに対する正常出力後は従来と同様に該プリント
ジョブを削除するものであり、上記問題点を解決するも
のではない。
【0010】そこで、本発明は、かかる問題点を除去
し、ユーザから処理要求された各種ジョブにジョブの保
存期間を指定することにより、ユーザにとって柔軟なジ
ョブ管理を行うことができるジョブ処理実行システムを
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、ネットワ
ークを介して入力された1または複数のジョブ要求を受
け付けるジョブ受付部と、ジョブの出力処理、変換処理
等の種々のジョブ実行処理を行う1または複数のジョブ
実行部と、前記ジョブ受付部で受け付けたジョブ要求お
よび前記ジョブ実行部に対する処理を制御するジョブ制
御部とを有して前記各部が独立して前記ジョブ要求の実
行処理を行うジョブ処理実行システムにおいて、前記ジ
ョブ制御部は、指示された所定期間を計時して該所定時
間の経過時を通知するタイマと、前記ジョブ実行部から
前記ジョブ要求に対応する最終処理の終了通知を受けた
ことに対応して、該ジョブ要求内に指定されている該ジ
ョブの保存期間の計時を前記タイマに指示する第1の制
御手段と、前記タイマから該ジョブの保存期間の経過の
通知を受けたことに対応して該ジョブを削除する第2の
制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0012】第2の発明は、ネットワークを介して入力
された1または複数のジョブ要求を受け付けるジョブ受
付部と、ジョブの出力処理、変換処理等の種々のジョブ
実行処理を行う1または複数のジョブ実行部と、前記ジ
ョブ受付部で受け付けたジョブ要求および前記ジョブ実
行部に対する処理を制御するジョブ制御部とを有して前
記各部が独立して前記ジョブ要求の実行処理を行うジョ
ブ処理実行システムにおいて、前記ジョブ制御部は、現
在時刻を計時する時計手段と、前記ジョブ実行部からの
終了通知に対応して前記時計手段の現在時刻を参照して
保存期間が経過しているジョブを削除する制御手段とを
具備したことを特徴とする。
【0013】
【作用】第1の発明では、ネットワークを介して入力さ
れた1または複数のジョブ要求を受け付けるジョブ受付
部と、ジョブの出力処理、変換処理等の種々のジョブ実
行処理を行う1または複数のジョブ実行部と、前記ジョ
ブ受付部で受け付けたジョブ要求および前記ジョブ実行
部に対する処理を制御するジョブ制御部とを有して前記
各部が独立して前記ジョブ要求の実行処理を行う際、前
記ジョブ制御部の第1の制御手段が、前記ジョブ実行部
から前記ジョブ要求に対応する最終処理の終了通知を受
けたことに対応して、該ジョブ要求内に指定されている
該ジョブの保存期間の計時をタイマに指示し、第2の制
御手段が、前記タイマから該ジョブの保存期間の経過の
通知を受けたことに対応して該ジョブを削除する。
【0014】第2の発明では、ネットワークを介して入
力された1または複数のジョブ要求を受け付けるジョブ
受付部と、ジョブの出力処理、変換処理等の種々のジョ
ブ実行処理を行う1または複数のジョブ実行部と、前記
ジョブ受付部で受け付けたジョブ要求および前記ジョブ
実行部に対する処理を制御するジョブ制御部とを有して
前記各部が独立して前記ジョブ要求の実行処理を行う
際、前記ジョブ制御部の制御手段が、前記ジョブ実行部
からの終了通知に対応して、時計手段が示す現在時刻を
参照して保存期間が経過しているジョブを削除する。
【0015】従って、ジョブの保存期間が指定されてい
る場合、第1の発明では、保存期間経過時にジョブが削
除され、第2の発明では、保存期間経過以降にジョブが
削除されることになり、これにより柔軟なジョブの保存
管理を行うことができる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
いて説明する。
【0017】図1は、本発明の第1の実施例であるジョ
ブ処理実行システムの構成を示す図である。図1におい
て、ジョブ処理実行システムは、ネットワークNに接続
された複数のジョブ受付部1a〜1c、管理部2、管理
入出力制御部2a、ジョブ制御部3、複数のジョブ実行
部4a〜4c、アカウント・ロギングユーティリティ5
a〜5c、ログファイル6、アカウントファイル7、オ
ブジェクト処理部8、オブジェクトファイル9を有して
いる。なお、ジョブ制御部3、アカウント・ロギングユ
ーティリティ5a〜5c、ログファイル6、アカウント
ファイル7、オブジェクト処理部8、オブジェクトファ
イル9は、まとめてジョブ管理部Mとして、複数のジョ
ブ受付部1a〜1c、複数のジョブ実行部4a〜4c、
および複数のアカウント・ロギングユーティリティ5a
〜5cは、それぞれまとめてジョブ受付部1、ジョブ実
行部4、およびアカウント・ロギングユーティリティ5
として呼称する。
【0018】ジョブ制御部3は、ジョブ制御基本部1
0、イベント処理部10a、ロギング処理部10b、ア
カウント処理部10c、およびオブジェクト管理部10
d、およびタイマ部TMを有している。
【0019】ジョブ受付部1は、ネットワークを介して
入力されたジョブを受け付け、それぞれ正規化を行って
ジョブ制御部3のジョブ制御基本部10に供給する。こ
こで、正規化とは、各種フォーマットで送られてきたジ
ョブを、本システムが定めるジョブのフォーマットに統
一することをいう。なお、図1において、ジョブ受付部
1a〜1cは、3つの構成となっているが、これは複数
の一例であり、複数としたのは、送られてくる種々のジ
ョブフォーマットに対応できるようにするためである。
【0020】管理部2は、システム管理者からの操作な
どを受け付けて、インターフェースである管理入出力制
御部2aを介して、ジョブ制御部3に処理を依頼し、あ
るいはジョブ制御部3で発生したイベントをイベント処
理部10aから受け付ける。また、アカウント(課
金)、やロギング(履歴)処理用のユーティリティ5a
〜5cの制御を行う。なお、図1において、管理部2
は、管理入出力制御部2aとローカルに接続されている
が、ネットワーク例えばネットワークNを介してリモー
トに接続されてもよい。
【0021】このようにして、ジョブ制御部3に対し
て、上述したジョブ受付部1および管理部2からプリン
ト処理等のジョブあるいは管理のための制御依頼が入力
されることになる。
【0022】ジョブ制御部3は、ジョブ受付部1、ある
いは管理入出力制御部2aを介して管理部2から入力さ
れたジョブ等の内容を解析し、ジョブ実行部4に該ジョ
ブ等の処理を実行させる。
【0023】ジョブ実行部4は、ジョブ処理部あるいは
ジョブ出力部のいづれかであり、ジョブ処理部は、文書
フォーマットの変換、イメージ処理、ノティファイ等の
処理を行い、ジョブ出力部は、ジョブの出力すなわち出
力媒体への記録、もしくはリダイレクトを実行する。な
お、ジョブ制御部3からジョブ実行部4に対する実行指
示は、ジョブの内容により、1回とは限らず必要な回数
の実行指示が繰り返される。また、リダイレクトとは、
このジョブ実行処理システム内のジョブ実行部4では処
理できない場合や該当するジョブ実行部4が稼動してい
ない場合に、ネットワークNに接続された他のジョブ実
行処理システムのジョブ実行部にこのジョブを転送する
ことをいう。
【0024】イベント処理部10aは、ジョブ制御部3
で発生したイベントを処理し、管理入出力制御部2aか
ら入力されたイベント制御を受け、管理入出力制御部2
aを介して管理部2にイベント通知を行う。
【0025】ロギング処理部10bは、イベント処理部
10aの処理内容を履歴としてログファイル6に格納す
る。
【0026】アカウント処理部10cは、ジョブに関す
るアカウント情報を、オブジェクト処理部8、オブジェ
クト管理部10dを介してオブジェクトファイル9から
収集して、アカウントファイル7に格納する。
【0027】オブジェクト処理部8は、多種のオブジェ
クトをアトリビュート(属性)とバリュー(値)として
オブジェクトファイル9に格納し、あるいは取り出しを
行う。ジョブ実行部4は、このオブジェクト処理部8に
アクセスして、ジョブ制御部3から依頼されたジョブの
アトリビュートを取り出してそれぞれの処理等の実行を
行う。
【0028】さらに、ジョブ制御部3の詳細な構成につ
いて説明する。図2は、ジョブ制御部3の詳細な構成を
示す図である。図2において、ジョブ制御部3は、ジョ
ブ制御基本部10、イベント処理部10a、ロギング処
理部10b、アカウント処理部10c、オブジェクト管
理部10d、メモリ10eおよびタイマ部TMから構成
される。
【0029】ジョブ制御基本部10は、さらに要求制御
部11a〜11c、ジョブスケジュール部12、ジョブ
実行部制御部13、キュー管理部14から構成される。
そして、ジョブ受付部1、または管理入出力制御部2a
を介した管理部2との間の処理は、要求制御部11a〜
11cが行い、ジョブ実行部4との間の処理は、ジョブ
実行部制御部13が行う。なお、複数の要求制御部11
a〜11cは、まとめて要求制御部11と呼称する。
【0030】ジョブスケジュール部12は、キュー管理
部14を用いて、ジョブ実行部4にそれぞれ対応する専
用のキューを作成とこのキューを管理を行い、要求制御
部11からのジョブ処理要求に対するスケジューリング
とキューイングを行う。また、ジョブスケジュール部1
2は、ジョブ実行部制御部13を介して、ジョブ実行部
4に対してジョブの処理依頼を行う。なお、キューイン
グは、ジョブスケジュール部12の指示によりキュー管
理部14が実行する。
【0031】ここで、ジョブスケジュール部12は、タ
イマ部TMから割り込みがかけられた場合、あるいはイ
ベントが送られた場合に、オブジェクトの属性に保存期
間の指定があると、タイマ部TMが通知した現在の時刻
を獲得し、保存期間を経過していると、オブジェクト管
理部10dに、対応するジョブの削除を依頼する。
【0032】要求制御部11は、ジョブ受付部1、また
は管理入出力制御部2aを介した管理部2からのジョブ
要求を受ける毎に生成されるので、同時に要求を受け付
けることが可能となる。そして、要求制御部11は、ジ
ョブスケジュール部12またはジョブ実行部制御部13
に処理を依頼すると、その処理の依頼が完了するまで待
ち合わせるという、「完了復帰」の処理制御を行う。一
方、ジョブスケジュール部12およびジョブ実行部制御
部13は、関連する他の処理部に処理を依頼するだけ
で、処理の完了を待たずに次の処理の依頼を待ち合わせ
るという、「即時復帰」の処理制御を行う。なお、処理
の完了は、処理の依頼と同じようにして、処理の依頼元
に終了を通知する。
【0033】ジョブ実行部制御部13は、要求制御部1
1またはジョブスケジュール部12からの処理要求を、
ジョブ実行部4に渡す。
【0034】オブジェクト管理部10dは、ジョブ制御
部3内で使用する各種オブジェクトを、メモリ10eま
たはオブジェクト処理部8を使用してオブジェクトファ
イル9に書き込んだり、読み出したりする。この場合、
オブジェクトの一部をメモリ10eに一時格納すること
で、オブジェクト処理の高速化を図っている。このオブ
ジェクトのオブジェクトクラスとしては、ジョブ以外に
ジョブ制御部(サーバ)、ジョブ出力部(プリンタ)、
メディア、フォント、リソース、転送方法などのクラス
があげられる。
【0035】タイマ部TMは、ジョブスケジュール部1
2が指定する時刻にジョブスケジュール部12に割り込
みをかけ、あるいはイベントを送る。この割り込みある
いはイベントを受けたジョブスケジュール部12は、上
述したようにタイマ部TMから現在の時刻を得て、ジョ
ブの削除に関する処理を行う。
【0036】次に、ジョブの処理依頼に対するジョブ制
御部内各部の処理について説明する。 図3は、ジョブ
の処理依頼が発生した場合の処理の流れを説明する図で
ある。 図3において、要求制御部11がジョブの処理
依頼を受け付けると、このジョブオブジェクトをオブジ
ェクト管理部10dを用いて作成し、ジョブスケジュー
ル部12にジョブの処理を依頼する。そして、このジョ
ブの処理依頼を受けたジョブスケジュール部12は、該
当するジョブオブジェクトと関連するジョブ実行部4の
オブジェクトを、オブジェクト管理部10dから取り出
して、ジョブのスケジューリングを行い、キュー管理部
14を用いてこのジョブのキューイングを行う。そし
て、要求制御部11に復帰する。その後、ジョブスケジ
ュール部12は、キュー管理部14からジョブを取り出
し、ジョブ実行部制御部13を介してジョブ実行部4に
このジョブを渡す。そして、ジョブスケジュール部12
は、ジョブ実行部4からジョブ実行部制御部13を介し
て処理完了通知を受けると、このジョブのオブジェクト
の状態を変更し、引き続いて処理を行う必要があるジョ
ブであれば、その処理を行う次のジョブ実行部4にジョ
ブを渡す。
【0037】このジョブ実行部4からの処理完了通知を
ジョブスケジュール部12が受けて、ジョブのオブジェ
クトの状態を変更する際、ジョブのオブジェクトの属性
に保存期間の指定があるか否かも調べる。そして、保存
期間の指定がない場合は、この処理が完了したジョブの
オブジェクトの削除をオブジェクト管理部10dに依頼
し、保存期間の指定があった場合は、この指定された時
刻でジョブスケジュール部12に割り込みをかける依頼
をタイマ部TMに指示する。
【0038】タイマ部TMは、ジョブスケジュール部1
2から割り込みをかける指示を受けると、この指示され
た時刻にジョブスケジュール部12に割り込みをかけ
る。そして、割り込みをかけられたジョブスケジュール
部12は、割り込みをかけられたジョブに関する削除処
理を行う。
【0039】なお、上述したジョブのオブジェクトの状
態の変更は、上述したオブジェクト管理部10dへの通
知の他、イベント処理部10a、アカウント処理部10
cにも通知され、それぞれ処理が実行される。
【0040】次に、さらに具体的な構成を示して、本ジ
ョブ処理実行システムを説明する。図4は、具体的なジ
ョブ処理実行システムの概要構成を示す図である。図4
において、ジョブ受付部31は、ジョブ受付部1に対応
し、OSI(OpenSystem Inteconnection)規格として
標準化が進められているプリントプロトコルであるDP
Aを受け付けることができる。管理入出力制御部32
は、管理部入出力制御部2aに対応し、端末ユーザイン
ターフェース(TTY−UI)であり、管理部2が接続
される。また、プリントサーバ33は、ジョブ管理部M
に対応する。コンバータ34、トランスファ35、プリ
ンタ36、リダイレクタ37は、ジョブ実行部4に対応
し、コンバータ34およびトランスファ35はジョブ処
理部として、プリンタ36およびリダイレクタ37はジ
ョブ出力部として機能する。
【0041】コンバータ34は、プリント標準制御言語
(ESC/P)をページ記述言語であるポストスクリプ
ト(Postscript)に変換するフォーマットコンバータで
ある。また、トランスファ35は、図示しないリモート
のファイルサーバにあるファイルを、OSIで規定され
たファイル転送プロトコル(FTAM)で取り出して転
送させるものである。
【0042】プリンタ36は、ポストスクリプト対応の
プリンタであり、リダイレクタ37は、リモートにある
図示しないプリンタに対してリダイレクトするものであ
り、このプリンタは、ページ記述言語の1つであるイン
タープレス(Interpress)対応のプリンタである。
【0043】次に、要求制御部11のジョブ処理要求に
ついてフローチャートに基づいて説明する。図5は、要
求制御部11のジョブ処理要求手順を示すフローチャー
トである。図5において、ジョブ受付部31がプリント
プロトコルDPAで受信し、正規化されたプリントジョ
ブ依頼は、プリントサーバ33に渡される。プリントサ
ーバ33内の要求制御部11は、このプリントジョブに
付されたプリントジョブアトリビュートの有効性をチェ
ックし(ステップ101)、プリントジョブIDを生成
する(ステップ102)。そして、オブジェクト管理部
10dを用いてジョブオブジェクトの登録を行う(ステ
ップ103)。その後、ジョブスケジュール部12にプ
リントジョブの依頼し(ステップ104)、復帰した時
点でプリントジョブIDを呼び出し元に返し、復帰する
(ステップ105)。
【0044】なお、プリントジョブアトリビュートの一
例を次に示す。すなわち、 ・job-name="sample" ・job-owner="user" ・printer-name="printer-1" ・document-format=document-format-ps ・transfer-method=transfer-method-with-request である。このように、プリントジョブアトリビュートは
テキストで記述される。
【0045】次に、ジョブスケジュール部12のジョブ
処理要求についてフローチャートに基づいて説明する。
図6は、ジョブスケジュール部12のジョブ処理要求手
順を示すフローチャートである。図6において、ジョブ
スケジュール部12は、オブジェクト管理部10dから
処理要求のあったジョブオブジェクト(アトリビュー
ト)を取り出す(ステップ201)。そして、このジョ
ブオブジェクトの要求プリンタ名(printer-name-reque
sted)からプリンタを特定し(ステップ202)、キュ
ー管理部を用いてキューイングを行う(ステップ20
3)。そして、このジョブのドキュメントがリモートに
あり、リトリーブする必要があるか否かを判断する(ス
テップ204)。リトリーブする必要がある場合は、ジ
ョブ実行部制御部13を介してトランスファ34にリト
リーブ処理を依頼する(ステップ205)。なお、ジョ
ブスケジュール部12は、トランスファ34にリトリー
ブ処理を依頼すると、上述したように即時復帰を行う。
【0046】一方、リトリーブする必要がない場合は、
さらにフォーマット変換、すなわちジョブのドキュメン
トフォーマットが指定されたプリンタで解釈できないた
めにフォーマット変換が必要か否かを判断し(ステップ
206)、フォーマット変換が必要である場合、ジョブ
スケジュール部12は、ジョブ実行部制御部13を介し
てコンバータ35にフォーマット変換処理を依頼し(ス
テップ207)、即時復帰を行う。一方、フォーマット
変換が必要でない場合は、ステップ208に移行する。
【0047】そして、ステップ208において、ジョブ
スケジュール部12は、要求制御部11にジョブ処理要
求に対する終了通知を行う。
【0048】さらに、対応するプリンタ36あるいはリ
ダイレクタ37を介したプリンタの処理が可能か否かを
判断する(ステップ209)。この場合の判断は、オブ
ジェクト管理部10dを介してプリンタオブジェクトの
状態を取り出すことにより行う。そして、プリンタの処
理が可能でない場合は、処理を終了する。一方、プリン
タの処理が可能である場合は、処理すべきジョブがキュ
ー管理部14の該プリンタの専用キューに格納されてい
るか否かを判断し(ステップ210)、キューイングさ
れていない場合は、処理を終了し、キューイングされて
いる場合は、ジョブ実行部制御部13を介して該プリン
タに処理を依頼して(ステップ211)、即時復帰を行
い処理を終了する。
【0049】ここで、ジョブスケジュール部12は、そ
れぞれのジョブに対して、依頼した処理の終了通知があ
った場合、例えばステップ205において、トランスフ
ァ34にリトリーブ処理を依頼した場合で、トランスフ
ァ34からのリトリーブ処理の終了通知を受けた場合
は、端子T11からジョブスケジュール部12の該ジョ
ブに対する処理が開始し、ステップ207において、コ
ンバータ35にフォーマット変換処理を依頼した場合
で、フォーマット変換の終了通知を受けた場合は、端子
T12からジョブスケジュール部の該ジョブに対する処
理が開始し、ステップ211において、プリンタ36あ
るいはリダイレクタ37にプリント処理を依頼した場合
で、このプリント処理の終了通知を受けた場合は、端子
T13からジョブスケジュール部の該ジョブに対する処
理が開始する。従って、新規のジョブ処理要求を受けた
場合も、端子T10から該新規のジョブに対する処理が
開始されることになる。
【0050】また、プリンタが処理不可能状態にあった
場合、プリンタが処理可能状態に変わると端子T14か
ら処理を開始する。
【0051】従って、プリント処理の終了通知を受ける
と(T13)、このプリント処理のジョブに保存期間の
指定があるか否かを判断し(ステップ212)、保存期
間の指定がない場合は、このプリンタ処理を行ったプリ
ンタの専用キューの中から該当するジョブを取り外し
(ステップ213)、さらにドキュメント本体の削除を
行い(ステップ214)、次の処理を行うため、ステッ
プ209に移行し、処理を続行する。
【0052】一方、ステップ212において、保存期間
の指定がある場合は、該保存期間の経過時にイベント通
知を行うよう、タイマ部TMに設定の指示を行う(ステ
ップ215)。そして、ステップ209に移行する。
【0053】ここで、ステップ215で設定された保存
期間が経過した場合、タイマ部TMは、該ジョブの保存
期間が経過した旨のイベント通知がなされ(T15)、
ジョブスケジュール部12は、このイベント通知に対応
するジョブがあるか否かを判断し(ステップ216)、
該当するジョブがある場合は、保存期間を経過したか否
かをチェックし(ステップ217)、経過している場合
は、該当するジョブをキューから取り外し(ステップ2
18)、さらにドキュメント本体の削除を行い(ステッ
プ219)、ステップ209に移行する。一方、ステッ
プ216で保存期間が指定されたジョブがない場合、お
よびステップ217のチェックで保存期間が経過してい
ない場合は、ステップ209に移行する。
【0054】このようにして、ジョブ処理要求のなかに
ジョブの保存期間が指定されていない場合、ジョブ処理
の終了によりジョブが削除され、ジョブの保存期間が指
定されている場合は、タイマ部TMに、指定した保存期
間が経過した旨の通知を行わせることによりジョブを削
除するようにしている。
【0055】このため、ユーザが保存期間を指定した場
合には、ジョブ処理の終了とともに、直ちにジョブが削
除されず、ジョブが所定の期間、保存されるので、柔軟
なジョブ管理を行うことができる。もちろん、プリンタ
が処理不可能状態である場合、ジョブスケジュール部1
2は、プリント処理の終了通知を受信しないので、該ジ
ョブが削除されることはない。なお、上述したように、
プリント処理要求の終了通知と、プリント処理の終了通
知とは異なり、プリント処理の終了通知を受信した場合
に、ジョブスケジュール部12がジョブの削除処理を行
う。そして、プリント処理要求の終了通知を受けた場合
には、ジョブスケジュール部12が要求制御部11にジ
ョブの処理要求が終了した旨を通知する。
【0056】次に、第2の実施例について説明する。上
述した第1の実施例においては、ジョブスケジュール部
12が、プリント処理の終了通知を受けた際に、保存期
間の指定がないとジョブを削除し、保存期間の指定があ
ると、タイマ部TMに指定された保存期間のタイマをセ
ットさせ、タイムアウト時に所定の確認処理を行ってジ
ョブを削除するようにしていたが、第2の実施例におい
ては、各種ジョブのプリント処理を行う度に、保存期間
が指定されたジョブがあるいか否かを判断し、保存期間
が指定されたジョブがあると、さらにそのジョブの保存
期間が経過したか否かを判断して保存期間が経過したジ
ョブを削除するようにしている。
【0057】この第2の実施例の構成は、第1の実施例
と同様な構成である。ただし、ジョブスケジュール部1
2およびタイマTMの動作が異なる。従って、第2の実
施例におけるジョブスケジュール部をジョブスケジュー
ル部22、第2の実施例におけるタイマ部をタイマ部T
M2とする。
【0058】以下、この第2の実施例におけるジョブス
ケジュール部22のジョブ処理要求をフローチャートに
基づいて説明する。図7は、第2の実施例におけるジョ
ブスケジュール部22のジョブ処理要求手順を示すフロ
ーチャートである。図7において、ジョブスケジュール
部22は、オブジェクト管理部10dから処理要求のあ
ったジョブオブジェクト(アトリビュート)を取り出す
(ステップ301)。そして、このジョブオブジェクト
の要求プリンタ名(printer-name-requested)からプリ
ンタを特定し(ステップ302)、キュー管理部を用い
てキューイングを行う(ステップ303)。そして、こ
のジョブのドキュメントがリモートにあり、リトリーブ
する必要があるか否かを判断する(ステップ304)。
リトリーブする必要がある場合は、ジョブ実行部制御部
13を介してトランスファ34にリトリーブ処理を依頼
する(ステップ305)。なお、ジョブスケジュール部
22は、トランスファ34にリトリーブ処理を依頼する
と、上述したように即時復帰を行う。
【0059】一方、リトリーブする必要がない場合は、
さらにフォーマット変換、すなわちジョブのドキュメン
トフォーマットが指定されたプリンタで解釈できないた
めにフォーマット変換が必要か否かを判断し(ステップ
306)、フォーマット変換が必要である場合、ジョブ
スケジュール部22は、ジョブ実行部制御部13を介し
てコンバータ35にフォーマット変換処理を依頼し(ス
テップ307)、即時復帰を行う。一方、フォーマット
変換が必要でない場合は、ステップ308に移行する。
【0060】そして、ステップ308において、ジョブ
スケジュール部22は、要求制御部11にジョブ処理要
求に対する終了通知を行う。
【0061】さらに、保存期間が指定されたジョブがあ
るか否かを判断する(ステップ309)。この判断され
るジョブは、現在格納されている全てのジョブを対象と
する。
【0062】ここで、保存期間が指定されているジョブ
が存在する場合、ジョブスケジュール部22は、さらに
タイマ部TM2から現在時刻を獲得し、この獲得した現
在時刻を参照して、指定された保存期間が経過している
か否かを判断する(ステップ313)。そして、保存期
間が経過している場合は、キューから該当するジョブを
取り外し(ステップ314)、ドキュメント本体の削除
を行い(ステップ315)、ステップ310に移行す
る。また、ステップ309で保存期間が指定されたジョ
ブがない場合、ステップ313で保存期間が経過してい
ない場合も、ステップ310に移行する。従って、タイ
マ部TM2はタイマ部TMと異なり、単なる時計と同様
な機能を有するものである。
【0063】ステップ310では、さらに対応するプリ
ンタ36あるいはリダイレクタ37を介したプリンタの
処理が可能か否かを判断する。この場合の判断は、オブ
ジェクト管理部10dを介してプリンタオブジェクトの
状態を取り出すことにより行う。そして、プリンタの処
理が可能でない場合は、処理を終了する。一方、プリン
タの処理が可能である場合は、処理すべきジョブがキュ
ー管理部14の該プリンタの専用キューに格納されてい
るか否かを判断し(ステップ311)、キューイングさ
れていない場合は、処理を終了し、キューイングされて
いる場合は、ジョブ実行部制御部13を介して該プリン
タに処理を依頼して(ステップ312)、即時復帰を行
い処理を終了する。
【0064】ここで、ジョブスケジュール部22は、そ
れぞれのジョブに対して、依頼した処理の終了通知があ
った場合、例えばステップ305において、トランスフ
ァ34にリトリーブ処理を依頼した場合で、トランスフ
ァ34からのリトリーブ処理の終了通知を受けた場合
は、端子T21からジョブスケジュール部22の該ジョ
ブに対する処理が開始し、ステップ307において、コ
ンバータ35にフォーマット変換処理を依頼した場合
で、フォーマット変換の終了通知を受けた場合は、端子
T22からジョブスケジュール部の該ジョブに対する処
理が開始し、ステップ311において、プリンタ36あ
るいはリダイレクタ37にプリント処理を依頼した場合
で、このプリント処理の終了通知を受けた場合は、端子
T23からジョブスケジュール部の該ジョブに対する処
理が開始する。従って、新規のジョブ処理要求を受けた
場合も、端子T20から該新規のジョブに対する処理が
開始されることになる。
【0065】また、プリンタが処理不可能状態にあった
場合、プリンタが処理可能状態に変わると端子T24か
ら処理を開始する。
【0066】従って、プリント処理の終了通知を受ける
と(T23)、このプリント処理のジョブに保存期間の
指定があるか否かを判断し(ステップ316)、保存期
間の指定がない場合は、このプリンタ処理を行ったプリ
ンタの専用キューの中から該当するジョブを取り外し
(ステップ317)、さらにドキュメント本体の削除を
行い(ステップ318)、次の処理を行うため、ステッ
プ309に移行し、処理を続行する。
【0067】一方、ステップ316において、保存期間
の指定がある場合は、そのままステップ309に移行す
る。
【0068】このようにして、ジョブスケジュール部2
2は、プリント処理の終了の都度、該終了したジョブの
なかにジョブの保存期間が指定されていない場合にの
み、ジョブを削除するとともに、各ジョブ処理のプリン
ト処理前に全てのジョブの保存期間が指定の有無を調
べ、指定されている場合はさらに、保存期間が経過して
いるものを削除するようにしている。
【0069】従って、ユーザが保存期間を指定した場合
には、ジョブ処理の終了とともに、直ちにジョブが削除
されず、少なくともジョブが所定の期間以上、保存され
るので、柔軟なジョブ管理を行うことができる。
【0070】なお、上記実施例において、保存期間が指
定されていないものは、ジョブの出力終了通知をもとに
即時に該ジョブを削除するようにしているが、全てのジ
ョブに対し、予め定められた所定の少ない保存期間は該
ジョブを保存するようにしてもよい。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明では、
ネットワークを介して入力された1または複数のジョブ
要求を受け付けるジョブ受付部と、ジョブの出力処理、
変換処理等の種々のジョブ実行処理を行う1または複数
のジョブ実行部と、前記ジョブ受付部で受け付けたジョ
ブ要求および前記ジョブ実行部に対する処理を制御する
ジョブ制御部とを有して前記各部が独立して前記ジョブ
要求の実行処理を行う際、前記ジョブ制御部の第1の制
御手段が、前記ジョブ実行部から前記ジョブ要求に対応
する最終処理の終了通知を受けたことに対応して、該ジ
ョブ要求内に指定されている該ジョブの保存期間の計時
をタイマに指示し、第2の制御手段が、前記タイマから
該ジョブの保存期間の経過の通知を受けたことに対応し
て該ジョブを削除するようにしている。
【0072】また、第2の発明では、ネットワークを介
して入力された1または複数のジョブ要求を受け付ける
ジョブ受付部と、ジョブの出力処理、変換処理等の種々
のジョブ実行処理を行う1または複数のジョブ実行部
と、前記ジョブ受付部で受け付けたジョブ要求および前
記ジョブ実行部に対する処理を制御するジョブ制御部と
を有して前記各部が独立して前記ジョブ要求の実行処理
を行う際、前記ジョブ制御部の制御手段が、前記ジョブ
実行部からの終了通知に対応して、時計手段が示す現在
時刻を参照して保存期間が経過しているジョブを削除す
るようにしている。
【0073】従って、ジョブの保存期間が指定されてい
る場合、第1の発明では、保存期間経過時にジョブが削
除され、第2の発明では、保存期間経過以降にジョブが
削除されることになり、これにより柔軟なジョブの削除
・保存管理を行うことができるという利点を有する。
【0074】特に、ユーザは、保存期間が指定され、該
保存期間内であれば、再度端末装置から同一のジョブあ
るいはほぼ同一のジョブを出力装置に送出することな
く、保存されたジョブを有効に用いることができるとい
う利点を有し、このことからネットワークの効率的な使
用を行うことができるという利点ももたらす。
【0075】また、端末装置が送出したプリントジョブ
内の内容であるドキュメントを誤操作により削除してし
まった場合、あるいは所定の格納装置に格納されたプリ
ントジョブ内の内容であるドキュメント等が消失してし
まった場合でも、保存期間中であれば、該ドキュメント
等が出力装置側に保存されているので、端末装置側の原
因による異常状態にも対応することができるという利点
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例であるジョブ処理実行シ
ステムの構成を示す図。
【図2】ジョブ制御部3の詳細な構成を示す図。
【図3】ジョブの処理依頼が発生した場合の処理の流れ
を説明する図。
【図4】具体的なジョブ処理実行システムの概要構成を
示す図。
【図5】要求制御部11のジョブ処理要求手順を示すフ
ローチャート。
【図6】ジョブスケジュール部12のジョブ処理要求手
順を示すフローチャート。
【図7】ジョブスケジュール部22のジョブ処理要求手
順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1,1a〜1c ジョブ受付部 2 管理部 2a 管
理入力制御部 3 ジョブ制御部 4,4a〜4c ジョブ実行部 5,5a〜5c アカウント・ロギングユーティリティ
6 ログファイル 7 アカウントファイル 8 オブジェクト処理部 9 オブジェクトファイル 10 ジョブ制御基本部 10a イベント処理部 10b ロギング処理部 10c アカウント処理部 10d オブジェクト管理
部 TM タイマ M ジョブ管理部 N ネットワーク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して入力された1また
    は複数のジョブ要求を受け付けるジョブ受付部と、ジョ
    ブの出力処理、変換処理等の種々のジョブ実行処理を行
    う1または複数のジョブ実行部と、前記ジョブ受付部で
    受け付けたジョブ要求および前記ジョブ実行部に対する
    処理を制御するジョブ制御部とを有して前記各部が独立
    して前記ジョブ要求の実行処理を行うジョブ処理実行シ
    ステムにおいて、 前記ジョブ制御部は、 指示された所定期間を計時して該所定時間の経過時を通
    知するタイマと、 前記ジョブ実行部から前記ジョブ要求に対応する最終処
    理の終了通知を受けたことに対応して、該ジョブ要求内
    に指定されている該ジョブの保存期間の計時を前記タイ
    マに指示する第1の制御手段と、 前記タイマから該ジョブの保存期間の経過の通知を受け
    たことに対応して該ジョブを削除する第2の制御手段と
    を具備したことを特徴とするジョブ処理実行システム。
  2. 【請求項2】 ネットワークを介して入力された1また
    は複数のジョブ要求を受け付けるジョブ受付部と、ジョ
    ブの出力処理、変換処理等の種々のジョブ実行処理を行
    う1または複数のジョブ実行部と、前記ジョブ受付部で
    受け付けたジョブ要求および前記ジョブ実行部に対する
    処理を制御するジョブ制御部とを有して前記各部が独立
    して前記ジョブ要求の実行処理を行うジョブ処理実行シ
    ステムにおいて、 前記ジョブ制御部は、 現在時刻を計時する時計手段と、 前記ジョブ実行部からの終了通知に対応して前記時計手
    段の現在時刻を参照して保存期間が経過しているジョブ
    を削除する制御手段とを具備したことを特徴とするジョ
    ブ処理実行システム。
JP30302793A 1993-12-02 1993-12-02 ジョブ処理実行システム Pending JPH07160484A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30302793A JPH07160484A (ja) 1993-12-02 1993-12-02 ジョブ処理実行システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30302793A JPH07160484A (ja) 1993-12-02 1993-12-02 ジョブ処理実行システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07160484A true JPH07160484A (ja) 1995-06-23

Family

ID=17916055

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30302793A Pending JPH07160484A (ja) 1993-12-02 1993-12-02 ジョブ処理実行システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07160484A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009516235A (ja) * 2005-07-13 2009-04-16 マイクロソフト コーポレーション モジュラフィルタのパイプライン内でのスプールファイルとpdlとの間の変換

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009516235A (ja) * 2005-07-13 2009-04-16 マイクロソフト コーポレーション モジュラフィルタのパイプライン内でのスプールファイルとpdlとの間の変換

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6213652B1 (en) Job scheduling system for print processing
EP0999494A2 (en) Methods and apparatus for controlling an input or output device over the internet
EP2239656A2 (en) Device information management system
US20020143915A1 (en) Method and apparatus for managing job queues
JP5415750B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、並びに、情報処理システム
JPH1153130A (ja) 印刷システムおよび印刷システムの状態監視方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
US7359075B2 (en) Connection management system for creating and releasing connections to a print server
JP2002366317A (ja) 印刷システム及び印刷制御装置及び方法
JPH08286895A (ja) ジョブ処理装置
JP3428284B2 (ja) プリンタ制御システム
JPH07160484A (ja) ジョブ処理実行システム
JP2016042338A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP3204034B2 (ja) ジョブ処理システムおよびプリンタの出力方法
JP3508285B2 (ja) プリントジョブスケジューリング装置
JP3144197B2 (ja) 印刷装置
JP2007058417A (ja) プリントシステム
JPH07121324A (ja) ジョブ処理実行システム
JPH07121328A (ja) ジョブ処理システム
JP2000039977A (ja) プリントシステム
JP2003084938A (ja) 印刷制御方法およびシステム
JP2000181640A (ja) 印刷システム
JPH11232060A (ja) 印刷ジョブ管理方式
JP2005333447A (ja) 情報処理装置
JP2006164153A (ja) 接続管理、ユーザ処理
JP2000351258A (ja) 画像処理装置の制御方法および画像処理装置