JPH0716043U - 緩衝器のセンタリング構造 - Google Patents

緩衝器のセンタリング構造

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Publication number
JPH0716043U
JPH0716043U JP4579193U JP4579193U JPH0716043U JP H0716043 U JPH0716043 U JP H0716043U JP 4579193 U JP4579193 U JP 4579193U JP 4579193 U JP4579193 U JP 4579193U JP H0716043 U JPH0716043 U JP H0716043U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
centering member
shock absorber
bottom piece
valve
inner tube
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4579193U
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English (en)
Inventor
秀樹 高崎
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Showa Corp
Original Assignee
Showa Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 緩衝器のセンタリング部材の組付け性を向上
し、加工公差を大きくとることができるようにする。 【構成】 アウタチューブ1底面部に配設するボトムバ
ルブ機構10のボトムピース11にバルブ14,15等
と共にリベット18でセンタリング部材17を共締めし
ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は緩衝器のセンタリング構造に関し、特にボトムピースのセンタリング を行うセンタリング構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の緩衝器として、図4に示すようにインナチューブ102の下端部にボト ムバルブ機構103のボトムピース104の上端部外周面を嵌装したものを、ア ウタチューブ101内底面部に立設保持したもの、また図5に示すようにボトム ピース104の上端部外周面に図6に示すような周囲に突起105aを形成した センタリング部材105を圧入し、このセンタリング部材105の外周面にイン ナチューブ102下端部を嵌装したものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の緩衝器のうち前者にあっては、アウタチューブ内に立設する際 に、図4に示すようにアウタチューブ底面部とボトムピース底面部がずれてしま ってインナチューブが傾き、摺動性が著しく低下することがある。また、後者の 緩衝器にあっては、センタリング部材をボトムピースに圧入するために、圧入バ リが発生したり、圧入不良が生じることがあり、しかも圧入のためにセンタリン グ部材加工時の寸法公差を厳しくしなければならない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく本考案は、予めボトムピースにバルブと共にセンタリン グ部材を共締めした。
【0005】
【作用】
ボトムピースにバルブと共にセンタリング部材を共締めしてるので、ボトムピ ースにバルブを装着する際にセンタリング部材を組み付けることができ、センタ リング部材の圧入工程がなくなって組付けが簡単になり、しかも加工公差を比較 的大きく設定することが可能になる。
【0006】
【実施例】
以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。ここで、図1は本考案 に係るセンタリング構造を適用した緩衝器の半断面図、図2は図1の要部拡大断 面図、図3はセンタリング部材の平面図である。
【0007】 有底筒状のアウタチューブ1内にはダンパシリンダであるインナチューブ2を 立設し、アウタチューブ1上端部のオイルシール3及びロッドガイド4を介して ピストンロッド5をインナチューブ2内に挿通して、このピストンロッド5の下 端部にインナチューブ2内周面に摺接するピストン6を固着し、このピストン6 には減衰力発生用の油路7等を形成して、これらの油路7等を開閉するバルブ8 ,9を装着している。
【0008】 そして、インナチューブ2の下端部にはアウタチューブ1の底面部との間にボ トムバルブ機構10を設けている。このボトムバルブ機構10は、ボトムピース 11に油路12、13を形成して、この油路12を開閉するバルブ14及び油路 13を開閉するバルブ15を装着し、バルブ15の背面にはリリーフバルブ16 を設け、更にリリーフバルブ16の下面側にセンタリング部材17を設けている 。
【0009】 これらのバルブ14,15、リリーフバルブ16とセンタリング部材17とは 、ボトムピース11の下側から中心部に挿通したリベット18とバルブ15の上 側に設けたワッシャ19との間で共締めして固定している。センタリング部材1 7はプレス成形によって形成した金属材料からなり、図3に示すように四方に腕 部17aを形成し、この腕部17aの先端がアウタチューブ1内径に嵌合する。
【0010】 そして、このようにして組み付けたボトムバルブ機構10のボトムピース11 の上端部外周面にインナチューブ2の下端内周面を嵌合し、これをアウタチュー ブ1底面部に配置している。
【0011】 以上のように、ボトムバルブ機構10のボトムピース11にセンタリング部材 17をバルブ14等と共締めしたので、センタリング部材17のボトムピース1 1への組付けが簡単になり、しかもセンタリング部材17の加工公差を比較的大 きく設定することができるようになる。
【0012】
【考案の効果】
以上に説明したように本考案によれば、ボトムピースにバルブと共にセンタリ ング部材を共締めしたので、ボトムピースにバルブを装着する際にセンタリング 部材を組み付けることができて、センタリング部材の圧入工程がなくなり、セン タリング部材の組付けが簡単になり、しかも加工公差を比較的大きく設定するこ とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るセンタリング構造を適用した緩衝
器の半断面図
【図2】図1の要部拡大断面図
【図3】センタリング部材の平面図
【図4】従来の緩衝器の要部断面図
【図5】従来の別の緩衝器の要部断面図
【図6】図5の緩衝器のセンタリング部材の平面図
【符号の説明】
1…アウタチューブ、2…インナチューブ、5…ピスト
ンロッド、6…ピストン、10…ボトムバルブ機構、1
1…ボトムピース、12,13…油路、14,15…バ
ルブ、17…センタリング部材、18…リベット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウタチューブ内にインナチューブを立
    設し、このインナチューブの下端部をボトムピースを介
    して前記アウタチューブの底面部に保持した緩衝器にお
    いて、前記ボトムピースにはバルブと共にセンタリング
    部材が共締めされていることを特徴とする緩衝器のセン
    タリング構造。
JP4579193U 1993-08-24 1993-08-24 緩衝器のセンタリング構造 Withdrawn JPH0716043U (ja)

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JPH0716043U true JPH0716043U (ja) 1995-03-17

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ID=12729107

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JP4579193U Withdrawn JPH0716043U (ja) 1993-08-24 1993-08-24 緩衝器のセンタリング構造

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JP (1) JPH0716043U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50117971U (ja) * 1974-03-13 1975-09-26
JPH11201212A (ja) * 1998-01-16 1999-07-27 Unisia Jecs Corp 液圧緩衝器の減衰バルブ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50117971U (ja) * 1974-03-13 1975-09-26
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Effective date: 19971106