JPH07160357A - 発振周波数可変なクロックジェネレータ - Google Patents

発振周波数可変なクロックジェネレータ

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Publication number
JPH07160357A
JPH07160357A JP5311601A JP31160193A JPH07160357A JP H07160357 A JPH07160357 A JP H07160357A JP 5311601 A JP5311601 A JP 5311601A JP 31160193 A JP31160193 A JP 31160193A JP H07160357 A JPH07160357 A JP H07160357A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
clock generator
pll
frequency
data
Prior art date
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Pending
Application number
JP5311601A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Watanabe
岳史 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP5311601A priority Critical patent/JPH07160357A/ja
Publication of JPH07160357A publication Critical patent/JPH07160357A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンピュータシステムの内部デバイスのモー
ド切替え時など、クロック周波数を変更する際、ハード
ウェアを変更せずに周波数変更を可能とする。 【構成】 クロックジェネレータ内のPLLの定数デー
タを書込んでおき、このFD5からこのデータをFDD
4が読み取る。読み取られたデータはコンピュータの内
部バス7を通してフラッシュメモリ3に書込まれる。書
込まれたデータはPLL定数設定バス12を通してPL
L2に設定される。基準クロック発振器6から基準クロ
ックがクロックジェネレータ1に入力されるとフラッシ
ュメモリ3からは、FD5から送られたPLL2発振周
波数定数がPLL2に送られる。PLL2では、中間周
波数のクロックが生成さる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクロックジェネレータに
関し、特に中央演算処理装置(CPU)等のクロック周
波数を設定するクロックジェネレータに関する。
【0002】
【従来の技術】出力周波数可変なクロックジェネレータ
は、中央演算処理装置(CPU)等のクロック制御装置
などに使われている。このクロックジェネレータは1つ
の基準クロックから何種類かのクロック周波数を出力す
ることができるため、水晶振動子、水晶発振器に替わっ
て使われ始めている。しかし、クロックジェネレータ内
部のPLL(出力周波数を決定する定数)のデータの変
更は、クロックジェネレータを実装している基板のパタ
ンを変更したり、クロックジェネレータ外部にスイッチ
を設けて行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のクロッ
クジェネレータは、出力周波数を変えようとした場合、
コンピュータシステムの電源を切り、コンピュータシス
テムの基板上のスイッチを変更するといった作業が必要
であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の発振周波数可変
なクロックジェネレータは、クロックジェネレータ本体
とPLLの定数データを書込んだFD(フロッピィディ
スク)とこのデータを読込むFDD(フロッピィディス
クドライブ)、クロックジェネレータ内のPLLにこの
データを送るためのフラッシュメモリから構成される。
【0005】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0006】図1は本発明の実施例1を示す図である。
まず、図1の構成を簡単に説明する。
【0007】コンピュータの内部バス7にFDD(フロ
ッピィディスクドライブ)4と、フラッシュメモリ3が
接続されており、クロックジェネレータ1には、フラッ
シュメモリ3がPLL定数設定バス12で接続されてお
り、さらに基準クロックを供給するため基準クロック発
振器6がクロックジェネレータ1に接続されている。
【0008】クロックジェネレータ1内部には、基準ク
ロックをもとに内部の中間周波数を作るPLL2、さら
にその周波数を1/2、1/3にするためのデバイダ
8、デバイダ18で構成されている。クロックジェネレ
ータ1の出力は、クロック出力9、クロック出力10、
クロック出力11の3本である。またPLL2の定数デ
ータを書込んでおくフロッピィディスク5で構成され
る。
【0009】次に、図1を使用して、フラッシュメモリ
3を使ってクロックジェネレータ1の出力周波数を変更
する場合の説明をする。
【0010】まず、フロッピィディスク5に書込む定数
について説明する。
【0011】この定数は中間周波数(PLL2作りたい
周波数:本発明の場合この中間周波数をダイレクトに出
力するためクロック出力9と同じ周波数)と、基準クロ
ック発振器6からクロックジェネレータ1に入力する基
準クロックによって決定される定数である。
【0012】この定数をP、Q(P、Qは整数)とする
と f=fr・(Q/P) f :中間周波数 fr:基準クロック周波数 を満たすQ/Pのうち、必要な中間周波数に最も近くな
るP、Qの組み合わせで決定する。
【0013】このようにしてP、Qが決定し、PLL2
の定数データとなる。なおPLL2の構成については後
述する。
【0014】これらクロックジェネレータ1の出力周波
数(クロック出力9、クロック出力10、クロック出力
11)を決定するPLL2の定数をフロッピィディスク
5に書込んでおく。
【0015】次に、クロックジェネレータ1が出力して
いるクロック出力9、クロック出力10、クロック出力
11を変更する方法について説明する。
【0016】PLL2の定数のデータの書込まれたフロ
ッピィディスク5から、このデータをフロッピィディス
クドライブ4が読み取る。
【0017】フラッシュメモリ3はプログラミングモー
ドになっておりコンピュータの内部バス7からのデータ
をフラッシュメモリ3にプログラミングされるようにな
っているためフロッピィディスクドライブ4によって読
み取られたデータはコンピュータの内部バス7を通して
フラッシュメモリ3に書き込まれる。
【0018】フラッシュメモリ3をデータ出力モードに
切替え、フラッシュメモリ3に書込まれたデータはPL
L定数設定バス12を通してPLL2に設定される。
【0019】次に実際に希望出力クロック発振させる方
法について説明する。
【0020】基準クロック発振器6から基準クロックが
クロックジェネレータ1(PLL2)に入力される。フ
ラッシュメモリ3はデータ出力モードになっておりクロ
ックジェネレータ1(PLL2)に対して出力されるよ
うになっているため、フラッシュメモリ3からは、フロ
ッピィディスク5から送られたPLL2発振周波数定数
がPLL2に送られる。
【0021】PLL2では、前式f=fr・(Q/P)
に基づいて中間周波数のクロックが生成される。クロッ
クジェネレータ1ではその中間周波数そのものがクロッ
ク出力9として出力される。さらにデバイダ8により中
間周波数の1/2のクロック出力10とデバイダ18に
より中間周波数の1/3のクロック出力11が出力さ
れ、出力周波数が計3種類出力される。
【0022】フラッシュメモリ3は不揮発性媒体のた
め、その内部に書かれたPLL定数データはコンピュー
タシステムの電源が切れても保持されており、出力周波
数の切替えが必要な時にのみ前記したようなフロッピィ
ディスク5からの新PLL定数データを読込む必要があ
る。
【0023】次に図2は実施例2を示し、実施例1で説
明したフラッシュメモリ3をクロックジェネレータ1に
内蔵している。
【0024】この実施例2では、フラッシュメモリをク
ロックジェネレータに内蔵することにより、実施例1と
同様な方法で複数のクロック出力が得られる。更に、ク
ロックジェネレータ1の中間周波数を作る為の定数デー
タをクロックジェネレータ製造時から設定しておくこと
によってそのクロックジェネレータ1の製造時の規定値
をセットすることができ、クロックジェネレータ1を使
用する場合、その規定値のクロック出力で変更がいらな
い場合はクロックジェネレータ1の出力周波数を変更す
るときに必要な手順と機構は必要なくクロックジェネレ
ータを使用できるという利点もある。
【0025】次に図3を参照しPLL2の構成及び動作
につき説明する。
【0026】PLL2は、基準クロック(fr)をP分
周するデバイダ21と、中間周波数のクロックを生成す
る電圧制御発振器(VCO)24と、中間周波数クロッ
クをQ分周するデバイダ25と、デバイダ21,25の
出力を位相比較し位相誤差信号を出力する位相比較器2
2と、位相誤差信号を平滑化しVCO発振周波数制御電
圧を出力する低域通過炉波器23とからなる。また、P
LL2は、PLL定数設定バスから供給される値P,Q
を変換して置換し、デバイダ21,25に各々供給する
レジスタ付変換器26,27を備える。
【0027】ここでデバイダ21からは、周波数(fr
/P)の矩形波が、デバイダ25から周波数(f/Q)
の矩形波が位相比較される。位相比較器22,低域炉波
器23,VCO24,デバイダ25からなる閉ループ
は、周波数(fr/P)の矩形波と周波数(f/Q)の
矩形波とを位相周期させるべくVCO24の発振周波数
を制御するので、VCO24は、定常時にはf=fr・
(Q/P)の周波数で発振する。
【0028】このデバイダ21,25はプログラマブル
カウンタで構成することができる。たとえば16進プロ
グラマブルカウンタを用いる場合には、P=2とする場
合にはレジスタ変換器26はこの値と各々1,3に変換
して内蔵するレジスタを介してデバイダに供給すればよ
い。変換器27,デバイダ25についても同様である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明はクロックジ
ェネレータとフラッシュメモリと出力周波数を決定する
データを書込んだ媒体で構成し、そのデータをフラッシ
ュメモリに送り、フラッシュメモリからクロックジェネ
レータ内部のPLLにデータを送ることで、コンピュー
タシステムのきょう体をあけてスイッチの変更をするこ
となく、周波数定数の入ったファイル媒体から目的の定
数データをロードするだけで、クロックジェネレータの
出力周波数を変更できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図3】PLLの回路例を示す図である。
【符号の説明】
1 クロックジェネレータ 2 PLL 3 フラッシュメモリ 4 FDD(フロッピィディスクドライブ) 5 FD(フロッピィディスク) 6 基準クロック発振器 7 コンピュータの内部バス 8,18,21,25 デバイダ 12 PLL定数設定バス 25,26 変換器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータシステムの中で、単一のク
    ロックを入力し、複数の周波数のクロックを発振し出力
    するクロックジェネレータにおいて、クロックジェネレ
    ータ内部で使用する中間クロックの周波数を決定する定
    数データを書込んだファイル媒体と、前記ファイル媒体
    中の定数データを読込みコンピュータ内部バスに転送す
    るファイル装置と、前記定数データをコンピュータ内部
    バスから読み取り保持する不揮発性媒体を有する発振周
    波数可変なクロックジェネレータ。
  2. 【請求項2】 前記不揮発性媒体としてフラッシュメモ
    リを使用することを特徴とする請求項1記載の発振周波
    数可変なクロックジェネレータ。
JP5311601A 1993-12-13 1993-12-13 発振周波数可変なクロックジェネレータ Pending JPH07160357A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5311601A JPH07160357A (ja) 1993-12-13 1993-12-13 発振周波数可変なクロックジェネレータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5311601A JPH07160357A (ja) 1993-12-13 1993-12-13 発振周波数可変なクロックジェネレータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07160357A true JPH07160357A (ja) 1995-06-23

Family

ID=18019217

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5311601A Pending JPH07160357A (ja) 1993-12-13 1993-12-13 発振周波数可変なクロックジェネレータ

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JP (1) JPH07160357A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56140403A (en) * 1980-04-03 1981-11-02 Fuji Electric Co Ltd Control method for operation of plant

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56140403A (en) * 1980-04-03 1981-11-02 Fuji Electric Co Ltd Control method for operation of plant

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19961112